JP7317330B2 - 三次元培養法、三次元培養構造体、および三次元培養構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
細胞と培地とを含む細胞懸濁液を用意する工程と、
高さが10nm以上1mm以下の複数の凸部を有する固体表面を用意する工程と、
前記固体表面上に、前記細胞懸濁液の液滴を付着させる工程と、
前記液滴に作用する重力の方向が前記固体表面に向かう状態で、前記細胞を前記液滴中で培養する工程と
を包含し、
前記固体表面は、硬化性樹脂から形成された合成高分子膜から形成されており、
前記硬化性樹脂は、パーフルオロアルキル基を有するパーフルオロアルキル系オリゴマーおよびパーフルオロアルキル基を有するパーフルオロアルキル系モノマーの少なくともいずれか一方を含む、三次元培養法。
[項目2]
前記硬化性樹脂は、パーフルオロポリエーテル基を有するパーフルオロポリエーテル系オリゴマーを含まない、項目1に記載の三次元培養法。
[項目3]
前記硬化性樹脂は、少なくとも前記パーフルオロアルキル系オリゴマーを含む、項目1または2に記載の三次元培養法。
[項目4]
前記硬化性樹脂は、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーと、前記パーフルオロアルキル系モノマーとを含む、項目1から3のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目5]
前記硬化性樹脂は、少なくとも前記パーフルオロアルキル系モノマーを含み、前記パーフルオロアルキル系モノマー全体に対するフッ素元素の割合は、50質量%以上60質量%以下である、項目1から4のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目6]
前記硬化性樹脂は、フッ素セグメントと非フッ素セグメントとからなるブロックコポリマーをさらに含む、項目1から5のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目7]
前記フッ素セグメントは、パーフルオロアルキル基を有する、項目6に記載の三次元培養法。
[項目8]
前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記ブロックコポリマーを1質量%以上5質量%以下含む、項目6または7に記載の三次元培養法。
[項目9]
前記硬化性樹脂に含まれる前記ブロックコポリマーの合計質量は、前記硬化性樹脂に含まれる前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーの合計質量を1とすると、0.25以上2.0以下である、項目6から8のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目10]
前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを0.5質量%以上10質量%以下含む、項目1から9のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目11]
前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを1質量%以上8質量%以下含む、項目1から10のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目12]
前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを2質量%以上5質量%以下含む、項目1から11のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目13]
前記硬化性樹脂は、光重合開始剤を含む光硬化性樹脂であり、
前記光重合開始剤は、エタノン,1-[9-エチル-6-(2-メチルベンゾイル)-9H-カルバゾール-3-イル]-,1-(O-アセチルオキシム)を含む、項目1から12のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目14]
前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が110°以上である、項目1から13のいずれかに記載の三次元培養法。なお、少なくとも着滴から10秒後において前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が110°以上であればよい。
[項目15]
前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が120°以上である、項目1から14のいずれかに記載の三次元培養法。なお、少なくとも着滴から10秒後において前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が120°以上であればよい。
前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角(少なくとも着滴から10秒後において前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角)は、例えば17°以上であってもよく、または90°以上であってもよい。
[項目16]
前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する滑落角は90°以上である、項目1から15のいずれかに記載の三次元培養法。前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する滑落角は45°以上であってもよい。滑落角は着滴から20秒後の値で評価すればよい。
[項目17]
前記固体表面の法線方向から見たとき、前記複数の凸部の2次元的な大きさは10nm以上500nm以下の範囲内にある、項目1から16のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目18]
前記複数の凸部の高さは、10nm以上500nm以下である、項目1から17のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目19]
前記複数の凸部の隣接間距離は、10nm以上1000nm以下である、項目1から18のいずれかに記載の三次元培養法。前記複数の凸部の隣接間距離は、500nm以下であってもよい。
[項目20]
前記複数の凸部は略円錐形の先端部分を有する、項目1から19のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目21]
前記液滴の高さは1mm以上である、項目1から20のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目22]
前記細胞を前記液滴中で培養している間に、前記液滴に前記培地を付与する工程をさらに包含する、項目1から21のいずれかに記載の三次元培養法。
[項目23]
前記培地を付与する前に、前記液滴から前記培地の一部を吸い取る工程をさらに包含する、項目22に記載の三次元培養法。
項目1から23のいずれかに記載の三次元培養法において、前記液滴の体積は例えば10μL以上50μL以下である。適当な形状の液滴の形成および操作性等の観点から、上記の範囲が好ましい。
項目1から23のいずれかに記載の三次元培養法において、前記液滴に含まれる前記細胞の播種密度は例えば103細胞/mL以上107細胞/mL以下である。
[項目24]
項目1から23のいずれかに記載の三次元培養法に用いられる固体表面を有する、三次元培養構造体。
三次元培養構造体は、容器の一部として提供される。
[項目25]
前記固体表面を有する三次元培養構造体を用意し、項目1から23のいずれかに記載の三次元培養法を用いて培養されたスフェロイドを前記固体表面に有する三次元培養構造体を製造する方法。
項目1から23のいずれかに記載の三次元培養法を用いて培養されたスフェロイドは三次元培養構造体(例えば容器)とともに提供され得る。
(実験例1)
組成の異なる紫外線硬化性樹脂を用いて、図2Aに示したフィルム50Aと同様の構造を有する試料フィルムを作製した。各試料フィルムの合成高分子膜34Aを形成する紫外線硬化性樹脂に使用した原材料を表1に示し、紫外線硬化性樹脂A、BおよびCの組成を表2に示す。樹脂A、BおよびCは、それぞれ、フッ素系の撥水撥油剤(撥水添加剤)を混合した。ここでは、フッ素系の撥水撥油剤として、フッ素含有オリゴマーおよび/またはフッ素含有モノマーを用いた。フッ素含有オリゴマーおよびフッ素含有モノマーは、いずれも反応性を有する。なお、表1には、実験例2で用いた原材料もあわせて示している。
本発明者は、ドロップ培養法によって得られるスフェロイドの組織再現性に寄与する要因の一つとして、細胞の固体表面への接着の程度(強さ)があることを見出した。本発明者の検討によると、細胞種にも依存するが、細胞(細胞の仮足)の固体表面への接着が弱すぎると、得られたスフェロイドの組織再現性が低い傾向が見られた。以下で実験例を示すように(下記実験例2)、本発明者は、固体表面を形成する合成高分子膜が、パーフルオロアルキル基を有するフッ素含有オリゴマー(「Rf系オリゴマー」または「パーフルオロアルキル系オリゴマー」ということがある。)およびパーフルオロアルキル基を有するフッ素含有モノマー(「Rf系モノマー」または「パーフルオロアルキル系モノマー」ということがある。)の少なくとも一方を含み、パーフルオロポリエーテル基を有するフッ素含有オリゴマー(「PFPE系オリゴマー」または「パーフルオロポリエーテル系オリゴマー」ということがある。)を含まない硬化性樹脂から形成されていると、細胞(細胞の仮足)が固体表面に対して適度な強さで接着されることにより、高い組織再現性を有するスフェロイドが得られることを見出した。
細胞に対して適度な接着性を有する固体表面を検討した。実験例1と同様の条件でドロップ培養を行った。以下では、実験例1と異なる点を主に説明する。
・M280
1分子中に含まれるEO単位の数:9、EO単位の割合:76質量%
・M282
1分子中に含まれるEO単位の数:4、EO単位の割合:57質量%
×:仮足は観察されず、かつ、培養容器に振動を与えた状態を観察した際、細胞の移動が見られた。すなわち、振動による培地(液滴)の揺れによって細胞が固体表面から離れて移動した。
△:一部仮足は観察されるが、培養容器に振動を与えた状態を観察した際、細胞の移動が見られた。
〇:仮足は観察されるが、培養容器に振動を与えた状態を観察した際、細胞の移動が見られた。ただし、強制的に振動を与えず、容器を軽く動かしただけでは細胞は移動しなかった。
◎:仮足は観察され、かつ、培養容器に振動を与えた状態を観察した際、細胞の移動が見られなかった。
10Sp 凸部
12C 細胞
14M 培地
16D 液滴
Claims (26)
- 細胞と培地とを含む細胞懸濁液を用意する工程と、
高さが10nm以上1mm以下の複数の凸部を有する固体表面を用意する工程と、
前記固体表面上に、前記細胞懸濁液の液滴を付着させる工程と、
前記液滴に作用する重力の方向が前記固体表面に向かう状態で、前記細胞を前記液滴中で培養する工程と
を包含し、
前記固体表面は、硬化性樹脂から形成された合成高分子膜から形成されており、
前記硬化性樹脂は、パーフルオロアルキル基を有するパーフルオロアルキル系オリゴマーおよびパーフルオロアルキル基を有するパーフルオロアルキル系モノマーの少なくともいずれか一方を含み、
前記硬化性樹脂は、パーフルオロポリエーテル基を有するパーフルオロポリエーテル系オリゴマーを含まない、三次元培養法。 - 前記硬化性樹脂は、少なくとも前記パーフルオロアルキル系オリゴマーを含む、請求項1に記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーと、前記パーフルオロアルキル系モノマーとを含む、請求項1または2に記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーまたは前記パーフルオロアルキル系モノマーのいずれか一方のみを含む、請求項1に記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、少なくとも前記パーフルオロアルキル系モノマーを含み、前記パーフルオロアルキル系モノマー全体に対するフッ素元素の割合は、50質量%以上60質量%以下である、請求項1から4のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、フッ素セグメントと非フッ素セグメントとからなるブロックコポリマーをさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記フッ素セグメントは、パーフルオロアルキル基を有する、請求項6に記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記ブロックコポリマーを1質量%以上5質量%以下含む、請求項6または7に記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂に含まれる前記ブロックコポリマーの合計質量は、前記硬化性樹脂に含まれる前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーの合計質量を1とすると、0.25以上2.0以下である、請求項6から8のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを0.5質量%以上10質量%以下含む、請求項1から9のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを1質量%以上8質量%以下含む、請求項1から10のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、前記硬化性樹脂全体に対して、前記パーフルオロアルキル系オリゴマーおよび/または前記パーフルオロアルキル系モノマーを2質量%以上5質量%以下含む、請求項1から11のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記硬化性樹脂は、光重合開始剤を含む光硬化性樹脂であり、
前記光重合開始剤は、エタノン,1-[9-エチル-6-(2-メチルベンゾイル)-9H-カルバゾール-3-イル]-,1-(O-アセチルオキシム)を含む、請求項1から12のいずれかに記載の三次元培養法。 - 前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が110°以上である、請求項1から13のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する接触角が120°以上である、請求項1から14のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記固体表面の前記細胞懸濁液に対する滑落角は90°以上である、請求項1から15のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記固体表面の法線方向から見たとき、前記複数の凸部の2次元的な大きさは10nm以上500nm以下の範囲内にある、請求項1から16のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記複数の凸部の高さは、10nm以上500nm以下である、請求項1から17のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記複数の凸部の隣接間距離は、10nm以上1000nm以下である、請求項1から18のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記複数の凸部は略円錐形の先端部分を有する、請求項1から19のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記液滴の高さは1mm以上である、請求項1から20のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記細胞を前記液滴中で培養している間に、前記液滴に前記培地を付与する工程をさらに包含する、請求項1から21のいずれかに記載の三次元培養法。
- 前記培地を付与する前に、前記液滴から前記培地の一部を吸い取る工程をさらに包含する、請求項22に記載の三次元培養法。
- 前記細胞を前記液滴中で培養している間、前記細胞は、前記固体表面に接着されている、請求項1から23のいずれかに記載の三次元培養法。
- 請求項1から24のいずれかに記載の三次元培養法に用いられる固体表面を有する、三次元培養構造体。
- 前記固体表面を有する三次元培養構造体を用意し、請求項1から24のいずれかに記載の三次元培養法を用いて培養されたスフェロイドを前記固体表面に有する三次元培養構造体を製造する方法。
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JP2019156879A (ja) | 2018-03-07 | 2019-09-19 | シャープ株式会社 | 合成高分子膜および合成高分子膜を有するプラスチック製品 |
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杉本優子,外,ナノ構造表面を利用した足場材料上でのドロップ培養法の開発,日本再生医療学会総会プログラム抄録,2019年02月22日,Vol.18,p.744 |
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