JP7316499B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機 Download PDF

Info

Publication number
JP7316499B2
JP7316499B2 JP2021122935A JP2021122935A JP7316499B2 JP 7316499 B2 JP7316499 B2 JP 7316499B2 JP 2021122935 A JP2021122935 A JP 2021122935A JP 2021122935 A JP2021122935 A JP 2021122935A JP 7316499 B2 JP7316499 B2 JP 7316499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dishwasher
door
washing
housing
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021122935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021183148A (ja
Inventor
慎 竹内
清恭 新海
圭二 原田
郁也 池添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021122935A priority Critical patent/JP7316499B2/ja
Publication of JP2021183148A publication Critical patent/JP2021183148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7316499B2 publication Critical patent/JP7316499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

本発明は、食器類を洗浄、乾燥するビルトインタイプの食器洗い機に関する。
従来、図8に示す構成を備える食器洗い機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来の食器洗い機の側面縦断面図である。食器洗い機の本体14は、前面が開口されている。本体14の内部には、上面が開口された洗浄槽15が、前方に引き出し可能に設けられる。なお、図8に示す1点鎖線は、洗浄槽15が引き出された状態を示す。
食器洗い機は、洗浄ノズル8と食器かご4とヒータ(図示せず)が、洗浄槽15の内部に設けられる。洗浄ポンプ7と給水弁9は、洗浄槽15の外側に設けられる。給水弁9は、水道に接続され、洗浄水となる水道水を洗浄槽15に導入する。洗浄ポンプ7は、洗浄槽15内に貯められた洗浄水を循環させる。洗浄ノズル8は、洗浄槽15内に回転自在に設けられ、洗浄ポンプ7により圧送される洗浄水を噴射する。食器かご4は、洗浄槽15内に着脱可能に設けられる。食器かご4は、収容された食器3を保持する。食器かご4は、洗浄ノズル8から噴射される洗浄水が、食器3に効率よく当たるように構成される。ヒータ(図示せず)は、洗浄水または乾燥用の空気を加熱する。
洗浄槽15は、外側側面に、スライドレール16を備える。本体14は、内側側面に、スライドレール17を備える。スライドレール16は、スライドレール17に保持されながら摺動する。洗浄槽15は、スライドレール16と、本体14のスライドレール17を介して、本体14に支持される。これにより、洗浄槽15は、本体14からの引き出しと、本体14への押し込みが可能になる。
内蓋21は、本体14内の上部に設けられ、洗浄槽15の上面の開口を塞ぐように配設される。つまり、内蓋21は、洗浄槽15が本体14内に収納されたとき、パッキング22を介して、洗浄槽15の上面の開口を閉塞するように構成される。
洗浄槽15は、前部に、扉23を備える。扉23は、洗浄槽15が本体14内に収容されたとき、本体14の前面の開口を覆う。扉23は、前面上部に、把手部24と操作スイッチを有する。把手部24は、使用者が、手を掛けて洗浄槽15の引き出し、または押し込みの際に、使用される。操作スイッチは、使用者により操作され、食器洗い機の、洗いステップ、すすぎステップおよび乾燥ステップなどの洗浄運転が設定される。
洗浄槽15は、下部に、歯車の歯が一直線状に形成されたラックギア18を備える。このとき、ラックギア18の長さは、洗浄槽15が本体14から引き出されるストロークより長くなるように構成される。本体14には、減速機構を有する駆動モータ19が固定される。駆動モータ19のモータ軸には、ラックギア18と噛み合う歯車20が取り付けられる。駆動モータ19は、正転または逆転可能に構成される。洗浄槽15は、駆動モータ19により、ラックギア18を介して、駆動される。
以上のように、従来の食器洗い機は構成される。
以下に、上記構成を備える食器洗い機の動作について、説明する。
使用者は、まず、洗浄槽15を本体14から引き出して、洗浄槽15内に食器3をセットする。このとき、洗浄槽15の引き出しは、使用者自身が把手部24に手を掛けて引き出すことも、使用者が操作スイッチを操作して駆動モータ19の駆動により洗浄槽15を引き出すことも可能である。
そこで、以下では、駆動モータ19の駆動により、自動で、洗浄槽15が引き出される構成の食器洗い機を例に、説明する。
具体的には、使用者が操作スイッチを操作すると、制御装置(図示せず)は、駆動モータ19を一定の速度で正回転させ、モータ軸に取り付けられた歯車20を、所定の方向に回転させる。このとき、歯車20の回転力は、噛み合ったラックギア18を押し出すように作用する。これにより、洗浄槽15は、スライドレール16とスライドレール17とが摺動しながら、本体14内から前面に出てくる。洗浄槽15が食器3を収容できる位置など、任意に設定された位置まで出てくると、制御装置は、駆動モータ19の駆動を停止させ、洗浄槽15の移動を停止させる。
つぎに、使用者は、洗浄槽15内の食器かご4に食器3を配置するとともに、洗浄槽15内に洗剤を投入する。このとき、引き出されている洗浄槽15の先端が、収容された食器3の重さにより、下がる。
つぎに、使用者が操作スイッチを操作すると、制御装置は、駆動モータ19を逆回転させる。このとき、歯車20の回転力は、噛み合ったラックギア18を引き込むように作用する。これにより、洗浄槽15は、スライドレール16とスライドレール17とが摺動しながら、本体14内に引き込まれ、収容される。洗浄槽15が本体14内に収容されると、制御装置は、内蓋21を駆動する。これにより、洗浄槽15の上面開口が、内蓋21で閉塞される。
つぎに、使用者は、操作スイッチを操作して、洗浄コースを設定し、食器洗い機の洗浄運転を開始する。これにより、制御装置は、洗浄ポンプ7、給水弁9、ヒータ、排水ポンプ(図示せず)などを制御し、食器かご4に収容された食器3を洗浄する。このとき、制御装置は、例えば洗いステップ、すすぎステップ、乾燥ステップの順序で設定された洗浄運転を行うように、上記各要素を制御する。
そして、洗浄運転が終了すると、使用者は、食器3を取り出す。具体的には、使用者は、洗浄運転前と同じように操作スイッチを操作する。これにより、制御装置は、駆動モータ19を回転させ、洗浄槽15を所定の位置まで引き出す。このとき、駆動モータ19のスムーズな回転により、洗浄槽15に収容された食器3は、互いに接触することなく、引き出される。
以上のように、従来の食器洗い機は動作する。
なお、従来の食器洗い機は、扉23の前面下部に、システムキッチンの扉および引き出しなどと、同じ材質からなる同じ意匠の化粧パネルが取り付けられる。この化粧パネルにより、システムキッチンのデザイン性の向上を図っている。
特開2002-345712号公報
しかしながら、食器洗い機の洗浄運転中に、扉体の化粧板やハンドルに使用者などが意図することなく接触する場合がある。この場合、制御部が、使用者の意図しない接触を検知して、洗浄槽が引き出されることは、不都合である。
本発明は、使用者の意図的な動作を、制御部が検知した場合のみ、洗浄槽を引き出される使い勝手のよい食器洗い機を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前面に前面開口部を有する筐体と、前記筐体内に出し入れ可能に設けられ、食器を収容する食器かごと、前記前面開
口部を覆う扉体を含む移動部と、前記移動部を、前後に移動可能な状態で前記筐体に支持する支持機構と、前記移動部を、少なくとも前方向または後方向に移動させる駆動部を有する駆動装置と、前記扉体に加えられた振動を検知するセンサと、前記センサが検知した振動に応じて前記駆動装置を制御する制御部と、前記筐体内に収容される操作部と、を備えたシステムキッチンに組み込まれる食器洗い機において、前記制御部は、前記食器洗い機の洗浄運転中に、前記センサにより所定の複数回数の振動が検知された場合には、前記洗浄運転を停止し、前記駆動装置を駆動し、前記食器洗い機の洗浄運転中に、前記センサにより前記所定の複数回数を超える回数の振動が検知された場合には、前記駆動装置の駆動動作をキャンセルするものである。
本開示における食器洗い機は、使用者の意図的な動作を、制御部が検知した場合に、洗浄槽が引き出される、使い勝手のよい食器洗い機を提供できる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側面縦断面図 同実施の形態における食器洗い機の側面縦断面図 同実施の形態における他の実施例の食器洗い機の斜視図 同実施の形態における食器洗い機の扉体の斜視断面図 同実施の形態における食器洗い機の操作パネルの分解斜視図 同実施の形態における食器洗い機の化粧板の斜視図 図4に示される断面において、他の実施例の要部拡大断面図 従来の食器洗い機の側面縦断面図
第1の発明の食器洗い機は、前面に前面開口部を有する筐体と、前記筐体内に出し入れ可能に設けられ、食器を収容する食器かごと、前記前面開口部を覆う扉体を含む移動部と、前記移動部を、前後に移動可能な状態で前記筐体に支持する支持機構と、前記移動部を、少なくとも前方向または後方向に移動させる駆動部を有する駆動装置と、前記扉体に加えられた振動を検知するセンサと、前記センサが検知した振動に応じて前記駆動装置を制御する制御部と、を備え、前記扉体は、前記移動部の前面に設けられる前面パネル、および前記前面パネルに取り付けられる化粧板を含み、前記センサは、実質的に前記前面パネルに固定されるものである。
この構成により、食器洗い機は、前面を覆う扉体に操作部がない場合でも、食器を収容できる位置まで、駆動装置により、自動で、移動部を引き出すことができる。これにより、食器洗い機の使い勝手が向上する。また、多様化するシステムキッチンのデザインにも容易に適応させることができる。さらに、扉体に加えられた振動を確実にセンサに伝えることができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記化粧板は、正面視で少なくとも左右2個所の固定部で前記前面パネルに固定され、前記センサは、正面視でそれぞれの前記固定部を通る鉛直線の間に位置するように固定されるものである。
この構成により、化粧板の左右に設けられた固定部のいずれからも振動が加速度センサに伝わりやすくなり、加速度センサは、より確実に振動を検知することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、前記固定部は、前記化粧板の裏面に狭窄空間を形成するように固定される係合部と、前記前面パネルが前記狭窄空間に挿入される係止部とで構成され、前記化粧板は、前記係合部が前記係止部を挟み込むようにして固定されるものである。
この構成により、使用者によって化粧板に加えられた振動は、化粧板の固定部において係合部から係止部を通して前面パネルに確実に伝わり、さらに、前面パネルに固定された加速度センサに確実に伝わる。これにより、加速度センサは化粧板に加えられた振動を確実に検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1の食器洗い機について、図1および図2を参照しながら、説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態1における洗浄槽が引き出し式の食器洗い機の側面縦断面図である。図1は、洗浄槽を筐体内に収納した状態を示す。図2は、洗浄槽の上面開口部が筐体内から全開するまで引き出した状態を示す。なお、本実施の形態の食器洗い機は、例えばシステムキッチンKに組み込まれて使用される。
図1に示すように、本実施の形態の食器洗い機は、筐体31、洗浄槽33、扉体40、制御部44、駆動装置51などを含む。筐体31は、前面全体が開口された前面開口部32を有する。洗浄槽33は、筐体31に対して、前後方向に移動自在で、筐体31の前面開口部32から出し入れ可能に設けられる。
なお、本実施の形態において、図中に示すように、前方向は扉体40および洗浄槽33が引き出される方向、後方向は洗浄槽33が収納され扉体40が閉じられる方向として、説明する。また、食器洗い機の設置側を下方、反対側を上方とし、さらに扉体40の正面に向かって右側を右方、左側を左方として、以降では、説明する。
筐体31は、左右の両側側面の内面側に、略水平方向(水平方向を含む)に架設されるスライドレール31aを備える。洗浄槽33は、左右の両側側面の外面側に、略水平方向(水平方向を含む)に架設されるスライドレール34を備える。洗浄槽33は、スライドレール34を介して、筐体31のスライドレール31aに支持され、スライドレール31aに沿って移動する。洗浄槽33は、上面全体が開口された上面開口部35を有する。そして、被洗浄物である食器36などが、上面開口部35を介して、洗浄槽33内に配置される食器かご47に収容される。
筐体31の上部には、内蓋37と、平行リンク機構38、シール部39などが配設される。内蓋37は、洗浄槽33の上面開口部35を閉塞する。平行リンク機構38は、内蓋37を支持する。平行リンク機構38は、例えば左右一対で前後に二組で構成され、内蓋37を上下方向に駆動する。シール部39は、内蓋37の下面外周に設けられる。シール部39は、内蓋37が降下したときに、洗浄槽33の上面開口部35をシールする。また、平行リンク機構38は、洗浄槽33が筐体31から引き出される際に、内蓋37を持ち
上げる。これにより、内蓋37およびシール部39は、洗浄槽33の移動に対して干渉しないように構成される。
洗浄槽33は、前部に、扉体40を備える。扉体40は、洗浄槽33の前面に設けられた前面パネル(本実施の形態では、操作パネル41と称する)、および操作パネル41に取り付けられる化粧板42を含む。化粧板42は、洗浄槽33が筐体31内に収納された時に、筐体31の前面開口部32全体を覆う。化粧板42は、システムキッチンKの引き出しなどの扉である化粧板と、同じ材質、同じ色および同じ意匠で構成される。さらに、化粧板42には、ハンドル43が取り付けられる。ハンドル43は、使用者が洗浄槽33を引き出すときに使用される、手掛け部を構成する。ハンドル43は、システムキッチンKと同じハンドルが取り付けられる。これにより、システムキッチンK全体が統一された意匠で、構成される。
また、システムキッチンKによっては、扉体40の前面にハンドル43を設けず、化粧板42だけで構成される意匠を備えるシステムキッチンKも存在する。この構成の場合、扉体40を含む洗浄槽33は、例えば駆動装置を介して、自動で引き出される。このとき、化粧板42の、例えば上部または側部が手掛け部となり、ハンドルとして機能する。そのため、本実施の形態の食器洗い機は、洗浄槽33の引き出し動作において、手動動作と、自動動作とを区別するものではない。
なお、本実施の形態においては、洗浄槽33およびスライドレール34が、扉体40を前後に移動可能な状態で、筐体31に支持される支持機構として、例示される。
制御部44は、操作パネル41の裏面に配設される。制御部44は、食器洗い機の全ての動作を制御しながら、洗浄運転を実行する。洗浄運転には、洗いステップ、すすぎステップ、および、乾燥ステップなどが含まれる。なお、洗いステップは、洗剤などを用いて、食器36などの汚れを除去するステップである。すすぎステップは、食器36などに付着した洗剤などを除去するステップである。乾燥ステップは、洗浄された食器36などを乾燥させるステップである。
また、制御部44は、複数のプリント基板を含んで構成される。そのうちの1つのプリント基板44a(図4参照)には、加速度センサ45などで例示されるセンサが配設される。加速度センサ45は、プリント基板44aに強固に半田付けされる。これにより、プリント基板44aは加速度センサ45と一体になり、伝わる振動を検知するという機能については、加速度センサ45と実質的に同一とみなすことができる。
加速度センサ45は、食器洗い機の、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向の実質的な加速度の大きさを検知する。なお、食器洗い機において、X軸は前後方向、Y軸は左右方向、Z軸は上下方向が相当する。加速度センサ45は、食器洗い機において発生する、いろいろな加速度の方向と大きさを検知する。具体的には、加速度センサ45は、扉体40および洗浄槽33が前後方向(X軸)に移動する動きによって生じる加速度の方向と大きさを検知する。さらに、加速度センサ45は、扉体40に加えられる振動による加速度の方向と大きさを検知する。そのため、プリント基板44aは、取り付けの向き、および機械的な強度に不具合が発生しないように、操作パネル41に確実に取り付けることが望ましい。これにより、プリント基板44aに搭載される加速度センサ45は、食器洗い機に加えられる加速度を、より確実に精度よく検知できる。
つまり、制御部44は、加速度センサ45が検知した加速度の方向と大きさに関する信号と、扉体40および洗浄槽33の状態(例えば、開閉動作など)に基づいて、食器洗い機の動作を制御する。
なお、上記実質的な加速度とは、加速度センサ45が取り付けられるプリント基板44aが3軸方向に合わせて所定の位置に固定された状態における、取り付け角度誤差、および設置の傾斜角度誤差、程度による変動は、許容されることを意味する。このとき、実質的な加速度には、予め所定の角度をつけて、プリント基板44aを固定する場合における、所定の角度だけ補正される場合も含む。ただし、垂直方向および水平方向の加速度については、重力とのずれを検知することにより補正することができる。
また、制御部44は、重力とZ軸方向の加速度とのずれを検知できる。そのため、食器洗い機の設置時において、後述するように、制御部44を水準器として利用できる。
本実施の形態の食器洗い機は、使用者が扉体40および洗浄槽33などに振動を加えることにより、食器洗い機の操作が可能に構成される。具体的には、振動を加える方法として、以下のような方法がある。
例えば、使用者が、扉体40をノックするように、手でコンコンと叩く、または、扉体40を、指先でタップするように叩いて、振動を加える方法がある。また、扉体40を、使用者が手に持っているもので軽く叩いて、振動を加える方法もある。さらに、使用者の手が濡れている、または何かを持っているために手が使えない場合、扉体40を、使用者が肘または膝などで突いて、振動を加える方法もある。要するに、扉体40などに加えられる所定の振動が、加速度センサ45に伝わり、検知可能な方法であれば、方法は特に限定されない。なお、振動を加える多くの場合、音が発生する方法で扉体40に振動が加えられる。そこで、以降では、扉体40をノックして振動を与えて、食器洗い機を操作する構成を例に、説明する。
また、本実施の形態の食器洗い機は、筐体31の内部に、駆動装置51を備える。駆動装置51は、駆動部を構成する駆動モータ52と、ピニオンギア53およびラックギア54などを含む。なお、駆動装置51は、例えばベルトをプーリーで巻き取る方式、またはベルトコンベア方式、または洗浄槽33に圧接されたローラなどで構成してもよい。また、駆動方向は、前方向だけ、または、後方向だけに駆動する構成としてもよい。この場合、駆動しない方向は、例えば使用者により手動で駆動される。
駆動装置51は、扉体40および洗浄槽33を、少なくとも前方向または後方向に移動させる。具体的には、制御部44は、上記加速度センサ45などで例示されるセンサ、または操作部46などから、所定の信号を受けたときに、駆動装置51の駆動モータ52を駆動する。なお、センサは、扉体40などに加えられる振動などの変化を検知するセンサであれば、加速度センサ45に限られない。例えば、使用者が扉体40などに触れたことを検知する静電センサなどを、センサとして用いてもよい。これにより、力を必要とせずに簡単な動作で容易に動作指示ができる。
以下に、本実施の形態の食器洗い機の基本的な制御動作について、ノック(叩く)による振動を検知する構成を例に、簡単に説明する。
まず、洗浄槽33が筐体31内に収容され、食器洗い機が運転停止状態において、使用者が、扉体40を、例えば正面から、例えば2回叩く。このとき、加速度センサ45は、洗浄槽33の引き出し方向と同じ、前後方向に加えられた振動を検知する。加速度センサ45は、検知した所定の信号を、制御部44に出力する。これにより、制御部44は、使用者によって扉体40が叩かれたと判断する。
そして、制御部44は、駆動装置51の駆動モータ52を駆動するように制御する。こ
れにより、扉体40および洗浄槽33などで構成される移動部が、前方向に移動し、自動的に、筐体31内から引き出される。
なお、移動部は、駆動部で駆動されて移動する部分全体を含むが、食器洗い機の形態により、移動部の構成要素は異なる。詳しくは、本実施の形態においては、主に、洗浄槽33および扉体40が、移動部として例示される。しかし、この構成に限られるものではなく、例えば、図3に示すように、洗浄槽73の洗浄空間75が筐体71内に構成されてもよい。扉体74の内面は、洗浄槽73の前面を構成するが、洗浄空間75自体は移動しない。この構成において、洗浄槽73は移動部に含まれず、主に、扉体74、下食器かご77、上食器かご78、および支持機構80が、移動部として例示される。
また、本実施の形態の食器洗い機は、操作部46が操作パネル41の上部に形成され、洗浄槽33の上面開口部35の前側に配設される。操作部46は、例えば扉体40の化粧板42の裏面から筐体31内側に突出する凸部の上面に配置される。これにより、操作部46は、洗浄槽33が筐体31内に収容された時に、筐体31内に隠蔽されるように収容される。
操作部46は、操作ボタン(図示せず)およびLEDなどの表示部(図示せず)を含む。操作ボタンは、使用者により洗浄運転の各ステップの制御が設定される。表示部は、操作ボタンを介して設定された内容を、LEDで表示する。
また、洗浄槽33の内部には、食器かご47、洗浄ノズル48、ヒータ49などが、さらに配設される。一方、洗浄槽33の外側には、洗浄ポンプ50および乾燥装置(図示せず)などが配設される。洗浄ノズル48は、食器かご47の下方で、洗浄槽33内に回転自在に設けられる。ヒータ49は、例えば洗浄槽33内の底部と洗浄ノズル48との間の空間に配置される。ヒータ49は、洗浄動作の洗いステップ、およびすすぎステップにおいて、洗浄槽33内に溜められた洗浄水を加熱する。また、ヒータ49は、洗浄動作の乾燥ステップにおいて、洗浄槽33内の空気を加熱する。これらは、化粧板42を含む扉体40などとともに洗浄槽33の内外に配設され、洗浄槽33と一体的に前後方向に移動する。
洗浄ポンプ50は、洗浄水を循環させる。具体的には、洗浄ポンプ50は、洗浄槽33内に溜められた洗浄水を吸引し、洗浄ノズル48から食器36に向けて洗浄水を噴射する。
つまり、洗浄槽33を含む移動部は、駆動装置51により前後方向に出し入れ可能に構成される。
以下、本実施の形態における化粧板42の固定、および加速度センサ45が設けられたプリント基板44aの固定について、説明する。
図4は、扉体40の背面を示す斜視断面図であり、図面において手前側を鉛直断面で示すとともに、加速度センサ45の取付構成を透視して破線で示す。図5は、操作パネル41の裏面を示す分解斜視図であり、プリント基板44aが固定される様子を示す。図6は、化粧板42の背面を示す斜視図である。
図4に示すように、扉体40は、前面パネルを構成する操作パネル41に化粧板42が固定される。なお、前面パネルは、操作パネル41の下部に下パネル41a有し、一体的に固定される。図示しないが、化粧板42の下部は、下パネル41aに固定される。
図5に示すように、操作パネル41には、化粧板42が固定される係止部41bが2個所設けられるとともに、加速度センサ45を有するプリント基板44aが固定される制御部固定部41cが3個所設けられる。プリント基板44aは、制御部固定部41cにネジ44bを用いて、2個所の係止部41bの間に強固に固定される。
図6に示すように、化粧板42の裏面には、化粧板42が操作パネル41に固定される係合部となる化粧板取付金具42aが、左右2個所の所定位置にネジ42bを用いて強固に固定される。化粧板取付金具42aは、化粧板42の裏面にL字型に突出し、化粧板42との間に狭窄空間Wを形成する。
そして、図4に示すように、化粧板42は、化粧板取付金具42aの狭窄空間Wに操作パネル41の係止部41bが挟み込まれるように、下方から持ち上げて嵌め込まれ、下パネル41aでネジ止め(図示しない)により固定される。これにより、化粧板42は、外れなくなるとともに、がたつくことも防止され、強固に固定される。操作パネル41の係止部41bおよび化粧板取付金具42aは、化粧板42の左右2個所の固定部として例示される。
このようにして、加速度センサ45が固定されたプリント基板44aは、化粧板42の2個所の固定部の間に固定された状態となる。
以上の構成により、使用者によって化粧板42に加えられたノックによる振動は、化粧板42の固定部において化粧板取付金具42aから係止部41bを通して操作パネル41に確実に伝わり、さらに、制御部固定部41cを通してプリント基板44aに固定された加速度センサ45に確実に伝わる。これにより、加速度センサ45は化粧板42に加えられた振動を確実に検知することができる。そして、制御部44は、使用者の意思に応じて駆動装置51を駆動することができる。
システムキッチンKにおいて食器洗い機の設置される場所、および、使用者に化粧板42をノックされる位置は様々であるため、色々な位置からの振動を検知する必要がある。本実施の形態において、特に、加速度センサ45は、化粧板取付金具42aおよび係止部41bで構成される左右2個所の固定部の近傍の間に設けられたが、少なくとも、2個所の固定部に対して、正面視でそれぞれの固定部を通る2本の鉛直線の間に位置するように固定されればよい。これにより、化粧板42の2個所の固定部のいずれからも振動が加速度センサ45に伝わりやすくなり、加速度センサ45は、より確実に振動を検知することができる。
なお、本実施の形態において、係合部である化粧板取付金具42aが、その狭窄空間Wで係止部41bを挟み込むように構成したが、これに限られない。例えば、図7は、図4に示される断面において、他の実施例の要部拡大断面図である。図7に示すように、操作パネル41は、係止部41dが化粧板42には接触しない位置に形成されている。この構成により、化粧板42が嵌め込まれて化粧板取付金具42aが係止部41dと係合すると、化粧板42と操作パネル41とは、接触面P1、接触面P2および接触面P3において圧接して固定される。
以上の構成において、使用者の動作によるセンサの検知と駆動部の動作について説明する。
以下では、使用者が、扉体40を、2回ノックすることにより駆動モータ52を駆動させて、洗浄槽33を、自動で、移動させる場合を例に詳しく説明する。なお、ノックの検知を2回に設定する理由は、後述する。
この場合、使用者が、扉体40を2回ノックすると、扉体40に、叩かれたことによる振動が発生する。振動は、化粧板42から操作パネル41に伝わり、操作パネル41に固定された制御部44のプリント基板44aに伝わる。そして、プリント基板44aに伝わった振動は、加速度センサ45により、加速度として検知される。
つまり、使用者が扉体40を2回ノックすると、制御部44は、加速度センサ45の出力信号から加速度の方向と大きさを検知する。具体的には、加速度センサ45は、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向のそれぞれの加速度の大きさを検知する。
そして、制御部44は、検知された3軸方向の加速度の大きさに対して、例えばX軸の加速度Xが第1の閾値A以上、かつY軸の加速度Yが第2の閾値B以下、かつZ軸の加速度Zが第3の閾値C以下の場合のみ、駆動モータ52を駆動する。つまり、上記条件に合致した場合のみ、制御部44は、使用者の意思で正面から扉体40がノックされたと判断する。その結果、使用者の意思に基づかない、洗浄槽33の開閉時の誤動作が防止される。
そのため、制御部44は、加速度Xが第1の閾値A未満の場合、扉体40の正面からの振動ではないと、判断する。また、加速度Xが第1の閾値A以上でも、加速度Yが第2の閾値B以上または加速度Zが第3の閾値C以上の場合、扉体40の正面からの振動ではないと判断する。
しかしながら、本実施の形態の食器洗い機は、上述したように、システムキッチンKに組み込まれて使用される。システムキッチンにおいては、通常、調理台などのワークトップを有する。そのため、調理の準備などにおいて、ワークトップを叩く動作が繰り返され、さまざまな加速度を持った振動が、多数、発生する。叩く動作として、例えば、食材を包丁で切る動作や、すりこ木で食材を砕く動作や、肉を柔らかくするために器具を使って叩く動作などがある。また、ワークトップに食品や食器を置く等の家事作業がある。
このとき、上記のように、加速度センサで検出する3軸方向において、加速度の閾値を設定していても、食器洗い機の制御部44は、3回以上の多数の振動でも、扉体40が2回ノックされた加速度の振動として、誤検知する虞がある。そこで、本実施の形態では、2回のノックが連続して検知された場合のみ、制御部44は、食器洗い機の制御を実行する構成が好ましい。つまり、3回以上の連続するノックに相当する振動を検知した場合、制御部44は、食器洗い機の駆動動作をキャンセルする構成が好ましい。
また、化粧板42からの振動を加えた場合はX方向の信号が強く検知される。しかし、システムキッチンKのワークトップを叩いた振動はZ方向の信号が強く現れる。したがって、X方向よりZ方向の振動が強い場合は化粧板42からの振動ではないという制御をすることが好ましい。
これにより、通常の家事作業での誤検知を防ぐことができ、意図しない食器洗い機の誤動作を、より確実に防止できる。
つぎに、制御部44は、検知された加速度により、使用者が洗浄槽33を引き出すための動作(振動)を加えたと判定すると、例えば0.4秒後にブザーを鳴らす。これにより、使用者に、扉体40および洗浄槽33の移動の開始を報知する。
つぎに、制御部44は、判定後、例えば0.6秒後に、駆動モータ52を所定の方向に駆動する。そして、駆動モータ52は、モータ軸に設けられたピニオンギア53を介して
、洗浄槽33の下部に設けられたラックギア54を前方に移動させる。これにより、洗浄槽33のスライドレール34と筐体31のスライドレール31aとが摺動しながら、洗浄槽33が筐体31の前面開口部32から前方向に移動し、引き出される。
なお、本実施の形態では、駆動モータ52が約3.5秒間、駆動されると、洗浄槽33が最も引き出されるように調整している。これにより、洗浄槽33は、上面開口部35が実質的に全開する位置まで、引き出され、停止する。
以降、使用者は、上面開口部35が全開した状態で、上面開口部35から食器36を食器かご47に収容する。そして、使用者は、操作部46を操作して、食器洗い機の洗浄運転を設定し、洗浄運転を実施する。なお、本実施の形態の場合、制御部44は、電源スイッチのオン・オフに関係なく、常時、通電されるように構成されている。これにより、制御部44は、使用者によるノックを、常時、検知可能な状態で、待機している。
このようにして、使用者の動作を含む食器洗いの一連の動作は、完了する。
なお、本実施の形態において、食器洗い機の洗浄運転中に、扉体40の化粧板42やハンドル43に、使用者などが意図することなく接触する場合がある。この場合、制御部44が、使用者の意図しない接触を検知して、洗浄槽33が引き出されることは、不都合である。そこで、食器洗い機の運転中において、制御部44は、例えば停止時と同じ2回程度のノックでは、駆動モータ52を駆動しないように構成すればよい。この場合、加速度センサ45が、例えば3回以上のノックを検知した場合、制御部44は洗浄運転を一時停止して、洗浄槽33を引き出す構成が好ましい。つまり、使用者の意図的な動作を、制御部44が検知した場合のみ、洗浄槽33を引き出すように設定することが好ましい。これにより、制御部44は、使用者が意図しない制御の実行を防止できる。さらに、制御部44は、いわゆるチャイルドロックのような機能を備えてもよい。これらの構成により、食器洗い機の安全性が、さらに向上する。
また、本実施の形態の食器洗い機において、制御部44は、検知された3軸方向の加速度の大きさに対して、例えばX軸の加速度Xが第1の閾値A以上、かつY軸の加速度Yが第2の閾値B以下、かつZ軸の加速度Zが第3の閾値C以下の場合のみ、駆動モータ52を駆動することを記載した。しかしながら、これに限定されるものではない。特に、食器洗い機は、システムキッチンKに組み込まれるが、基本的には、引き出しなどのキャビネットの上面、または床面に設置される。すなわち、食器洗い機が設置される設置面の強度により、加えられた振動の伝達状態が変化する。このため、それぞれの状況に応じて設定されることが好ましい。
特に、キャビネット上面に設置される場合、食器洗い機の脚部だけがシステムキッチンKに接触する。なお、システムキッチンKと食器洗い機の周囲との間に隙間がある。この隙間が、筐体31の側面および上部の前部にスポンジやゴム板などのシール部材により塞がれることがあるが、シール部材は柔軟性があり、振動を伝えるものではない。このため、システムキッチンKに加えられる振動は、上下方向が伝播しやすい。すなわち、設置面の強度の影響を受けやすいのは上下方向である。このような理由により、上下方向に相当するZ軸の設定において、上記の「加速度Zが第3の閾値C以下」、という設定に代えて、「Z軸の加速度Zが第4の閾値D以上」というような設定が好ましいこともある。
また、キャビネット上面に設置された食器洗い機の扉体40以外のシステムキッチンKに加えられた振動を的確に検知するために、剛性のある部材により、システムキッチンKと食器洗い機とを連結することが好ましい。特に、筐体31の前部で、左右および上下方向を強固に連結すれば、左右方向のY軸および上下方向のZ軸の振動を的確に検知できる
。このとき、前後方向は柔軟に連結して、前後方向に相当するX軸はあまり影響を受けないようにすると、なお好ましい。これにより、制御部44は、扉体40に加えられた振動とそれ以外の振動とをより正確に区別し、食器洗い機の動作を制御することができる。
以上のように、本実施の形態の食器洗い機は、洗浄槽33の状態と、使用者によるノックとの組み合わせにより、洗浄槽33の引き出しおよび押し込みなどの制御を割り当てることが可能となる。この場合、制御部44が検知するノックについては、回数だけでなく、強度の検知を組み合わせてもよい。これにより、制御部44が制御する、制御の種類を増やして、さまざまな制御を実現するために有効である。
また、加速度センサ45の検知と制御動作との組み合わせ、および洗浄槽33の停止位置などの設定は、使用者が操作部46などを介して設定できる構成が好ましい。このとき、上記設定状態などを表示部で確認できる構成が、さらに好ましい。具体的には、少なくとも、扉体40に加える振動などに対するセンサの感度を含む、使用者が対応可能な設定に関する閾値の設定、または、駆動モータ52の動作の設定などである。そして、設定された設定値を、使用者が操作部46に設けられた表示部を介して確認できる構成などである。これにより、使用者は、ノックの回数、ノック強度の検知レベルなどを自由に設定できるとともに、その設定内容を容易に確認できる。その結果、食器洗い機の使い勝手が、さらに向上する。
以上で開示したように、本実施の形態の食器洗い器の制御部44は、駆動装置51を制御し、使用者の意思に従って、洗浄槽33を安全に移動させる。そのため、使用者に対して、洗浄槽33を手動で移動させる労力が軽減され、使い勝手が向上する。また、操作部46は、全て筐体31内に隠蔽される。これにより、多様化するシステムキッチンKのデザインに、食器洗い機のデザインを容易に適応させることができる。その結果、システムキッチンKの意匠が統一され、デザイン性が、さらに向上する。
また、使用者によって化粧板42に加えられたノックによる振動は、化粧板42の固定部において化粧板取付金具42aから係止部41bを通して操作パネル41に確実に伝わり、さらに、制御部固定部41cを通してプリント基板44a固定された加速度センサ45に確実に伝わる。これにより、加速度センサ45は化粧板42に加えられた振動を確実に検知することができる。そして、制御部44は、使用者の意思に応じて駆動装置51を駆動することができる。
本発明の食器洗い機は、デザイン性を向上するために操作部またはハンドルのない化粧板が取り付けられても、洗浄槽の引き出しおよび収納が容易で、洗浄運転を実行できる。そのため、システムキッチンに、ビルトインして使用され、意匠の統一性が要望される食器洗い機として有用である。
31 筐体
31a スライドレール
32 前面開口部
33 洗浄槽
34 スライドレール
35 上面開口部
36 食器
37 内蓋
38 平行リンク機構
39 シール部
40 扉体
41 操作パネル
41a 下パネル
41b、41d 係止部
41c 制御部固定部
42 化粧板
42a 化粧板取付金具(係合部)
43 ハンドル
44 制御部
45 加速度センサ(センサ)
46 操作部
47 食器かご
48 洗浄ノズル
49 ヒータ
50 洗浄ポンプ
51 駆動装置
52 駆動モータ
53 ピニオンギア
54 ラックギア
71 筐体
72 前面開口部
73 洗浄槽
74 扉体
74a 上面
75 洗浄空間
76 食器
77 下食器かご
78 上食器かご
79 操作部
80 支持機構
81 支持部材
81a 前端部
82 スライドレール
82a 固定レール
82b,82c 可動レール
83 駆動装置

Claims (3)

  1. 前面に前面開口部を有する筐体と、
    前記筐体内に出し入れ可能に設けられ、食器を収容する食器かごと、
    前記前面開口部を覆う扉体を含む移動部と、
    前記移動部を、前後に移動可能な状態で前記筐体に支持する支持機構と、
    前記移動部を、少なくとも前方向または後方向に移動させる駆動部を有する駆動装置と、前記扉体に加えられた振動を検知するセンサと、
    前記センサが検知した振動に応じて前記駆動装置を制御する制御部と、
    前記筐体内に収容される操作部と、を備えたシステムキッチン組み込まれる食器洗い機において、
    前記制御部は、
    前記食器洗い機の洗浄運転中に、前記センサにより所定の複数回数の振動が検知された場合には、前記洗浄運転を停止し、前記駆動装置を駆動し、
    前記食器洗い機の洗浄運転中に、前記センサにより前記所定の複数回数を超える回数の振動が検知された場合には、前記駆動装置の駆動動作をキャンセルする、食器洗い機。
  2. 前記制御部は、前記センサにより前記所定の複数回数より少ない回数の振動しか検知されなかった場合には、前記駆動装置の駆動動作をしない、請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記センサは、前記扉体をノックするまたは叩く動作による振動を検知する、請求項1または2に記載の食器洗い機。
JP2021122935A 2017-11-28 2021-07-28 食器洗い機 Active JP7316499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021122935A JP7316499B2 (ja) 2017-11-28 2021-07-28 食器洗い機

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227369A JP6931773B2 (ja) 2017-11-28 2017-11-28 食器洗い機
JP2021122935A JP7316499B2 (ja) 2017-11-28 2021-07-28 食器洗い機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227369A Division JP6931773B2 (ja) 2017-11-28 2017-11-28 食器洗い機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021183148A JP2021183148A (ja) 2021-12-02
JP7316499B2 true JP7316499B2 (ja) 2023-07-28

Family

ID=66663923

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227369A Active JP6931773B2 (ja) 2017-11-28 2017-11-28 食器洗い機
JP2021122935A Active JP7316499B2 (ja) 2017-11-28 2021-07-28 食器洗い機

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227369A Active JP6931773B2 (ja) 2017-11-28 2017-11-28 食器洗い機

Country Status (3)

Country Link
JP (2) JP6931773B2 (ja)
CN (1) CN111050622A (ja)
WO (1) WO2019107059A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220060328A (ko) * 2020-11-04 2022-05-11 엘지전자 주식회사 식기 세척기
KR20220072650A (ko) * 2020-11-25 2022-06-02 엘지전자 주식회사 센서 고정 부재 및 센서 고정 부재를 포함하는 식기 세척기

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253825A (ja) 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JP2007252429A (ja) 2006-03-20 2007-10-04 Rinnai Corp 引き出し式食器洗い機
JP2013119752A (ja) 2011-12-08 2013-06-17 Keihin Corp 車両扉開閉装置
US20140109488A1 (en) 2010-09-08 2014-04-24 Miele & Cie. Kg Method for operating a door-opening mechanism of a household appliance
JP2014204774A (ja) 2013-04-11 2014-10-30 パナソニック株式会社 食器洗い機
JP2015146936A (ja) 2014-02-07 2015-08-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
JP2016111704A (ja) 2014-12-09 2016-06-20 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および通信端末

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3095002B2 (ja) * 1998-12-02 2000-10-03 松下電器産業株式会社 食器洗浄機
JP4507748B2 (ja) * 2004-08-05 2010-07-21 パナソニック株式会社 食器洗い機
JP4857252B2 (ja) * 2007-12-07 2012-01-18 株式会社日立製作所 電子機器
JP5358624B2 (ja) * 2011-07-01 2013-12-04 Wpcコーポレーション株式会社 パネル用の固定金具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253825A (ja) 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JP2007252429A (ja) 2006-03-20 2007-10-04 Rinnai Corp 引き出し式食器洗い機
US20140109488A1 (en) 2010-09-08 2014-04-24 Miele & Cie. Kg Method for operating a door-opening mechanism of a household appliance
JP2013119752A (ja) 2011-12-08 2013-06-17 Keihin Corp 車両扉開閉装置
JP2014204774A (ja) 2013-04-11 2014-10-30 パナソニック株式会社 食器洗い機
JP2015146936A (ja) 2014-02-07 2015-08-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
JP2016111704A (ja) 2014-12-09 2016-06-20 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および通信端末

Also Published As

Publication number Publication date
CN111050622A (zh) 2020-04-21
JP6931773B2 (ja) 2021-09-08
WO2019107059A1 (ja) 2019-06-06
JP2019093033A (ja) 2019-06-20
JP2021183148A (ja) 2021-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6948524B2 (ja) 食器洗い機
JP7317465B2 (ja) 食器洗い機
JP7316499B2 (ja) 食器洗い機
JP7422306B2 (ja) 食器洗い機
CN110621210B (zh) 餐具清洗机
JP2023118934A (ja) 食器洗い機
WO2019021597A1 (ja) 食器洗い機
JP7165893B2 (ja) 食器洗い機
JP6920587B2 (ja) 食器洗い機
JP2018094415A (ja) 食器洗い機
JP7422305B2 (ja) 食器洗い機
JP2008237264A (ja) 食器洗浄機
JP4650335B2 (ja) 食器洗い機
JP7499451B2 (ja) 食器洗い機
JP4784616B2 (ja) 食器洗い機
JP2024040392A (ja) 食器洗い機
JP2009207797A5 (ja)
JP2007313175A (ja) 食器洗い機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220729

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221021

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230310

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230310

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230320

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230619

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7316499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151