JP7313404B2 - 円テーブル装置のピッチエラー補正システム - Google Patents
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Description
[式1]C=商{(D+K)/MUL}
[式2]K=余{(D+K)/MUL}
[式3]C=MAX
[式4]C=MIN
[式5]i=i+1
21 円テーブル用数値制御装置、 31 測定部、
32 割出角度測定装置、 33 レーザ、 34 測定部本体、
41 コンピュータ。
Claims (10)
- 回転可能な円テーブルと、
前記円テーブルを回転させる駆動機構と、
所定角度毎のピッチエラー補正値パラメータおよび一つのピッチエラー補正倍率を格納し、前記ピッチエラー補正値パラメータおよび前記ピッチエラー補正倍率に基づき、前記駆動機構に回転角度指令を出力する数値制御を行う数値制御部と、
前記円テーブルを任意の所定角度ずつ正回転あるいは逆回転させて該所定角度毎の割出精度を順次測定して出力する測定部と、
前記所定角度毎の割出精度を解析して、前記所定角度毎のピッチエラー補正値を順次算出するピッチエラー補正値計算を行うピッチエラー補正値算出部と、
前記数値制御部に格納される前記ピッチエラー補正値パラメータを前記算出された一連のピッチエラー補正値に書き換える補正値パラメータ書き換え部と、を備え、
前記ピッチエラー補正値パラメータを書き換えることによって前記割出精度を改善する円テーブル装置の構成システムにおいて、
前記所定角度毎の割出精度を解析して最適な前記一つのピッチエラー補正倍率を算出する補正倍率算出部と、
前記数値制御部に格納されていた前記ピッチエラー補正倍率を前記算出されたピッチエラー補正倍率に書き換える補正倍率書き換え部と、をさらに備え、
前記ピッチエラー補正値算出部は、前記所定角度毎のピッチエラー補正値を順次算出する際に、直前に算出されたピッチエラー補正値がピッチエラー補正値パラメータに書き込むことができる所定の下限値を下回りあるいは所定の上限値を上回る場合、その差分(前記算出されたピッチエラー補正値―前記下限値あるいは前記上限値)に基づいて、異なる次のピッチエラー補正値を算出する方法を選択して繰り越し計算を実行することを特徴とする、円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記所定角度毎に前記ピッチエラー補正値を順次算出する該ピッチエラー補正値の点数を補正点数と定義し、
前記正回転あるいは前記逆回転に係る前記補正点数の全体における前記所定角度毎の割出精度の総和を累積割出精度と定義し、
前記補正倍率算出部は、前記累積割出精度を前記補正点数で除算した値と前記上限値とを比較し、
前記累積割出精度を前記補正点数で除算した商が前記上限値以下であれば1を前記最適なピッチエラー補正倍率とし、
前記累積割出精度を前記補正点数で除算した商が前記上限値よりも大きければ前記累積割出精度を前記補正点数で除算した商に、1を足した値を、前記最適なピッチエラー補正倍率とする、請求項1に記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記補正倍率算出部は、
前記正回転あるいは前記逆回転に係る前記所定角度を1ピッチとして、該1ピッチ間における前記割出精度の差分の絶対値をそれぞれ算出し、これらの絶対値のうち最大絶対値を、前記上限値で除算した商を求めて、
当該商≦1ならば、1を前記最適なピッチエラー補正倍率とし、
当該商>1ならば、当該商を前記最適なピッチエラー補正倍率とする、請求項1に記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記繰り越し計算は、前記ピッチエラー補正倍率を用いて計算される、請求項1~3のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。
- 繰り越される値の初期値は0とする、請求項1~4のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。
- 前記測定部は、正回転で0度から前記所定角度毎に360度まで前記割出精度を順次測定し、
前記ピッチエラー補正値算出部は、0度のピッチエラー補正値を、360度の前記割出精度と当該360度より1つ前の位置(360度-所定角度)の前記割出精度から算出する、請求項1~5のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記円テーブルは、0°より大きく360°未満の範囲で回転角度に制限がある、請求項1~5のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。
- 前記数値制御部はバックラッシュ補正値をさらに格納し、当該バックラッシュ補正値に基づき、前記駆動機構に回転角度指令を出力する数値制御を行い、
前記所定角度毎に前記割出精度を順次測定する前記所定角度毎に設定される点数を測定点数と定義し、
前記円テーブルを0°から360°以下の回転角度上限位置まで正回転させて測定される前記所定角度毎の割出精度を足し合わせることにより正回転時における割出精度の総和を算出し、
前記円テーブルを360°以下の前記回転角度上限位置から0°まで逆回転させて測定される前記所定角度毎の割出精度を足し合わせることにより逆回転時における割出精度の総和を算出し、
前記逆回転時における割出精度の総和から前記正回転時における割出精度の総和を差し引いた差を前記測定点数で除算してバックラッシュ補正値を算出するバックラッシュ補正値計算を行い、前記数値制御部に格納されたバックラッシュ補正値を新しいバックラッシュ補正値に書き換えるバックラッシュ補正値算出部をさらに備える、請求項1~6のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記測定部は、前記数値制御部に格納された前記ピッチエラー補正値パラメータおよび前記バックラッシュ補正値が書き換えられた状態で再度割出精度を順次測定して出力し、
前記ピッチエラー補正値算出部は、再度測定した割出精度と所定の割出精度規格と比較して、
前記割出精度規格以内に収まっている場合は、前記書き換えられたピッチエラー補正値パラメータおよび前記バックラッシュ補正値を正しい値とし、
前記割出精度規格をオーバーしている場合は、前記書き換えられたピッチエラー補正値パラメータおよび前記バックラッシュ補正値を一度クリアし、前記再度割出精度を順次測定した結果から前記ピッチエラー補正値と前記バックラッシュ補正値の再算出および前記ピッチエラー補正値パラメータおよび前記バックラッシュ補正値の書き換えを行い、その後、前記測定部にもう一度割出精度を順次測定させて、もう一度測定した割出精度と前記割出精度規格とを比較し、
前記割出精度規格を複数回連続してオーバーする場合は、前記測定部にこれ以上の再測定を行わせることなく、警告を出力する、請求項8に記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。 - 前記ピッチエラー補正値算出部は、前記所定角度毎に測定された割出精度に基づき、これらの測定点間隔を更に細かく等分した補正点間隔で前記ピッチエラー補正値計算を行う、請求項1~9のいずれかに記載の円テーブル装置のピッチエラー補正システム。
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JP2021116425A JP7313404B2 (ja) | 2021-07-14 | 2021-07-14 | 円テーブル装置のピッチエラー補正システム |
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2021
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