JP7312971B2 - 車両表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両表示装置に関する。
特許文献1には、運転者が車両操作に集中すべき場面では運転者の注意を引き付けないようにすることができる車室内監視装置が開示されている。
車室内監視装置は、乗員の発生音の音量に基づいて、車両の後席の乗員の変化を検出する変化検出手段と、映像を提示する提示手段と、乗員の変化が検出された場合、後席の映像を提示手段に表示させる提示制御手段とを備えている。この提示制御手段は、車両の走行状態が定常走行状態であるか否かを判定する走行状態判定機能と、車両が定常走行状態であると判定された場合には後席の映像を表示させ、車両が非定常走行状態であると判定された場合には、後席の映像の表示を禁止する。
また、特許文献2には、運転中に運転者が操作する場合であっても視線の移動を少なくすることができる表示システムが開示されている。
特許文献2の表示システムは、車内における手による操作を検出するセンサと、センサの検出対象となる手によって操作される部分が含まれた領域の映像を撮像する撮像装置と、撮像装置において撮像した映像を出力する表示制御装置と、映像を表示する表示装置とを備える。
特開2014-223887号公報 特開2019-156134号公報
しかしながら、特許文献1の車室内監視装置及び特許文献2の表示システムでは、車室内において、突然の落下物が発生しても、運転者が不意に脇見運転をしないようにするといった対策は何らなされていない。
そこで、本開示では、脇見運転の発生を抑制することができる車両表示装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る車両表示装置は、車室内をセンシングする第1センサからセンシング結果を取得する車両表示装置であって、落下した物体を検知するための領域である検知領域を決定する領域決定部と、前記第1センサのセンシング結果に基づいて物体が落下したか否かを判定する判定部と、物体が落下したことの判定と前記検知領域とに基づいて、表示内容を決定する制御部と、を備え、前記制御部は、決定した表示内容を表示部に表示させ、前記検知領域を指定するための位置情報テーブルを記憶する記憶部を備え、前記領域決定部は、前記記憶部の前記位置情報テーブルに基づいて前記検知領域を決定し、前記車室内に存在する乗員を検知する第2センサからのセンシング結果を取得し、前記領域決定部は、車両を運転する運転者以外の前記乗員が着座している場所及び前記乗員の周囲の領域を除外した、前記検知領域を決定する
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD-ROM等の記憶媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記憶媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の車両表示装置は、脇見運転の発生を抑制することができる。
図1は、実施の形態に係る車両表示装置を例示したブロック図である。 図2は、車両の車室を俯瞰した様子を例示した模式図である。 図3は、実施の形態に係る車両表示装置の処理動作を例示したフローチャートである。 図4は、実施の形態に係る車両表示装置の処理動作を例示したフローチャートである。 図5は、実施の形態の変形例に係る車両表示装置の処理動作を例示したフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態)
<構成:車両表示装置1>
まず、本実施の形態に係る車両表示装置1の構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る車両表示装置1を例示したブロック図である。図2は、車両2の車室を俯瞰した様子を例示した模式図である。
図1及び図2に示すように、車両表示装置1は、車両2に搭載されている。車両2は、運転席2aと、助手席2bと、後部座席2cと、センターコンソールボックス2dとを有する。運転席2a、助手席2b、後部座席2c、及び、センターコンソールボックス2dは、車両2の車室に配置されている。運転席2a及び助手席2bは、車両2が前進するときの進行方向の前方側において、左右に並んで配置されている。なお、本実施の形態の運転席2aは、車両2が前進するときの進行方向に沿って見た場合に、右側に配置されているがこれには限定されない。本実施の形態の運転席2aは、車両2が前進するときの進行方向に沿って見た場合に、左側に配置されていてもよい。また、運転席2aと助手席2bとの間には、センターコンソールボックス2dが設けられている。また、後部座席2cは、左右方向に沿って延びる長尺のシートであり、車両2が前進するときの進行方向の後方側に、つまり運転席2a、助手席2b及びセンターコンソールボックス2dの後方に配置されている。本実施の形態の車両2には、一列のシートからなる後部座席2cが配置されている。なお、車両2には、一列のシートからなる後部座席2cが複数列、配置されていてもよい。
車両表示装置1は、マイクロフォン10と、撮像部20と、判定部30と、センサ40と、記憶部50と、領域決定部60と、制御部70と、表示部80とを備えている。
マイクロフォン10は、車室内に設けられ、車室内で発生した音を取得(収音)する。マイクロフォン10は、車室内のどこに設けられていてもよいが、例えば、センターコンソールボックス2d、ルーフ、ルームミラー、センタークラスター、ステアリング、メータパネル等に設けられていてもよい。ここで、車室内で発生した音は、物体が落下したときに発生した音、車室内の運転手、乗員等の会話音等である。マイクロフォン10は、車室内をセンシングする第1センサの一例である。
また、マイクロフォン10は、車室内に複数設けられている。つまり、複数のマイクロフォン10は、マイクロフォンアレイを構成している。具体的には、マイクロフォンアレイは、互いに離間して配置された2以上のマイクロフォン10ユニットからなり、車室内で発生した音を逐次取得し、逐次取得した音から電気信号に変換した音信号(センシング結果の一例)を取得する。マイクロフォンアレイは、逐次取得した音信号を判定部30に出力する。
撮像部20は、車室内に設けられ、車室内を撮像することが可能である。撮像部20は、車室内を撮像することで画像データ(センシング結果の一例)を逐次生成し、逐次生成された画像データを判定部30に出力する。なお、撮像部20が逐次生成した画像データは、記憶部50等に現在時刻を示す時刻情報と対応付けて逐次記憶されてもよい。撮像部20は、例えば、レンズ等の光学系及びイメージセンサを有する機器である。また、撮像部20は、レーダ、赤外線センサ等であってもよい。撮像部20は、第2センサの一例であってもよく、車室内をセンシングする第1センサの一例であってもよい。
判定部30は、車室内で発生した音を示す音信号を複数のマイクロフォン10のそれぞれから取得することで、複数のマイクロフォン10が取得した音の方向である音源方向を特定する。例えば、判定部30は、複数の音信号に基づいて、マイクロフォンアレイを構成する複数のマイクロフォン10のそれぞれに到達した音声の時間差つまり位相差を算出することで、音源方向を特定できる。
また、判定部30は、特定した音源方向に基づいて、落下した物体の場所を特定する。落下した物体の場所は、点としての位置ではなく、落下した位置を含めた周囲の領域である。
また、本実施の形態では、判定部30は、撮像部20が撮像した車室内の画像データの変化に基づいて、落下した物体の場所を特定する。つまり、記憶部50等に画像データが時刻情報と対応付けて逐次記憶されるため、判定部30は、記憶部50に記憶されている複数の画像データを比較することで、画像データの変化、つまり、画像データに含まれる物体の位置の変化を認識することができる。これにより、判定部30は、画像データに含まれる物体の位置の変化がある場所を、落下した物体の場所として特定する。なお、車室内の領域は限られた領域であるため、判定部30は、その音源方向の領域を、落下した物体の場所として特定してもよい。
なお、本実施の形態では、判定部30は、撮像部20が撮像した車室内の画像データ及びマイクロフォン10が取得した音を用いて落下した物体の場所を特定しているが、このような画像データを用いずに落下した物体の場所を特定してもよく、マイクロフォン10が取得した音を用いずに落下した物体の場所を特定してもよい。つまり、判定部30は、撮像部20が撮像した車室内の画像データだけ、又は、マイクロフォン10が取得した音の変化を示す音信号だけによって、物体の場所又は方向を特定してもよい。つまり、車両表示装置1は、マイクロフォン10又は撮像部20を備えているだけでもよい。
このように、判定部30は、車室内において音の変化が発生したか否かを判定する、つまり、車室内におけるマイクロフォン10の音信号又は/及び撮像部20の画像データに基づいて物体が落下したか否かを判定し、落下した物体の場所を特定することで、車室内の物体が落下したと判定する。
記憶部50は、領域決定部60等が実行するプログラムを記憶する記憶装置である。また、記憶部50は、検知領域を指定するための位置情報テーブルを記憶する。記憶部50は、例えば、半導体メモリ等によって実現される。
センサ40は、車室内に設けられ、車室内に存在する乗員を検知することが可能である。センサ40は、車室内をセンシングすることで、車室内に存在している乗員とその乗員の位置とを検知し、検知した乗員と乗員の位置とを対応付ける。センサ40は、検知した乗員と乗員の位置とを対応付けた検知情報を逐次生成し、逐次生成した検知情報を領域決定部60に出力する。センサ40は、人感センサであるが、例えばレンズ等の光学系及びイメージセンサを有する撮像装置、レーザレーダ、赤外センサ等であってもよい。センサ40は、第2センサの一例である。
領域決定部60は、落下した物体を検知するための領域である検知領域を決定する。具体的には、領域決定部60は、記憶部50の位置情報テーブルに基づいて検知領域を決定する。例えば、領域決定部60は、車両2を運転する運転者以外の乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を除外した、検知領域を決定する。また、領域決定部60は、センサ40が後部座席2cに着座している乗員を検知した場合、乗員の周囲の領域として、後部座席2cの全体及び後部座席2c周辺の領域を検知領域から除外する。
なお、車両2が一列の運転席2a及び助手席2bと、複数列の後部座席2cとを備えている場合、検知領域は、後部座席2cの列ごとに設定されていてもよい。この場合、領域決定部60は、後部座席2cの列ごとに、検知領域から除外してもよい。このため、後部座席2cの全体及び後部座席2c周辺の領域とは、複数列の後部座席2cが存在する場合、その全ての後部座席2c及び全ての後部座席2c周辺の領域を検知領域から除外することに限定されるわけではない。このため、物体の落下の判定は、後部座席2cの列ごとに、判定されてもよい。
ここで、検知領域は、図2に示すように車室内において、物体の落下が発生する可能性のある領域である。検知領域は、初期値として予め定められており、例えば、足元の床面2y、運転席2a、助手席2b及び後部座席2c等の座席の座面2x1、荷室2e等である。誤判定を抑制するために、検知領域からは、車室内に存在している座席のシートバック2zを除外する。また、検知領域は、上述したように、運転者以外の乗員が着座している場所によって変化することがある。例えば、検知領域は、車室内において、運転者以外の乗員が着座している場所及び当該乗員の周囲の領域を除外した残りの領域とする。他にも、検知領域は、後部座席2cに乗員が着座している場合では、後部座席2c及びその周辺の領域を除外した残りの領域とする。
乗員の存在によって、検知領域から、乗員が着座している場所及び当該乗員の周囲の領域を除外するには、以下の理由がある。まず、センサ40が乗員の動き及び乗員が発した音によって誤判定してしまうおそれがある。次に、乗員が着座している座席側から落下した物体によって音が発生しても、その乗員が何らかの対応をすることができるものであると運転者は考えるため、脇見運転のリスクが高まりにくいからである。
このような理由から、領域決定部60は、車室に存在している乗員の有無によって、検知領域の場所を変化させる。
領域決定部60は、検知領域を決定すると、決定した検知領域を示す情報を制御部70に送信する。
制御部70は、領域決定部60から検知領域を示す情報を取得すると、物体が落下したことの判定と取得した当該情報に示される検知領域とに基づいて、表示内容を決定する。具体的には、制御部70は、物体が落下したと判定した場合、落下した物体の場所及びその周辺の領域を表示内容として決定する。つまり、表示内容は、検知領域内における落下した物体の場所及びその周辺の領域を示す画像データ、当該画像データの表示を複数の表示部80のうちのどの表示部80に表示するかを示す。
制御部70は、表示内容を決定すると、表示内容に応じた表示部80に対して、決定した画像データを出力する。例えば、制御部70は、運転者の視線方向に存在している表示部80に対して表示内容を表示させる。つまり、車両2には複数の表示部80が設けられているため、制御部70は、複数の表示部80のうちの運転者の視線方向に存在している表示部80に対して、決定した表示内容を表示させる。運転者の視線方向は、例えばセンサ40が運転者の目を撮像することが可能な撮像装置を含む場合、センサ40を含めた視線検出手段を用いることで導きだすことができる。
表示部80は、制御部70が決定した表示内容を表示する。表示部80は、車室内に複数設けられている。このため、複数の表示部80のうちの少なくとも一部の表示部80は、制御部70が決定した表示内容に応じて、画像データを表示する。
また、表示部80は、車両2の前方側であり、前方を向いて車両2を運転する場合の運転者の視線方向と交差しない位置に配置される。交差しない位置は、前方を向いて車両2を運転する場合の運転者の視線の外側、つまり視線から外れた位置である。表示部80は、例えば、車両用計器周辺、インスツルメントパネル等に配置される。表示部80は、ナビゲーションシステムのディスプレイ、メータパネル等の映像、画像又は文字を表示することができるモニタである。
<処理動作>
次に、本実施の形態に係る車両表示装置1の処理動作について説明する。
[動作例1]
本動作例では、車両表示装置1における全体の処理動作について、図3を用いて説明する。
図3は、実施の形態に係る車両表示装置1の処理動作を例示したフローチャートである。
図3に示すように、判定部30は、車室内において音の変化が発生したか否かを判定する(S11)。つまり、判定部30は、複数のマイクロフォン10(マイクロフォンアレイ)から逐次取得した音信号に変化が発生しているか否かを判定する。
判定部30が複数のマイクロフォン10(マイクロフォンアレイ)から逐次取得した音信号に変化が発生していると判定した場合(S11でYES)、領域決定部60は、落下した物体を検知するための領域である検知領域を決定する(S12)。
判定部30は、複数のマイクロフォン10(マイクロフォンアレイ)から逐次取得した音信号が示す場所(落下した物体が発した音の場所)が検知領域内で発生しているか否かを判定する(S13)。具体的には、判定部30は、特定した音源方向に基づいて、落下した物体の場所を特定する。このとき、判定部30は、撮像部20から逐次取得した画像データの変化に基づいて、落下した物体の場所を特定する。
判定部30は、画像データの変化に基づいて、落下した物体の場所を特定することで、音信号が示す場所が検知領域で発生していると判定した場合(S13でYES)、検知領域において、落下した物体の場所を含む画像データを制御部70に出力する。
制御部70は、表示部80に表示内容を表示させているか否か、つまり、落下した物体の場所を含む画像データを表示部80に表示させているか否かを判定する(S14)。
制御部70は、表示部80に表示内容を既に表示させていると判定した場合(S14でYES)、判定部30は、新たな物体の落下が発生したか否かを判定する(S14a)。ステップS14aの判定は、ステップS13のように、判定部30は、例えば音信号等に基づいて新たな物体が落下したか否かを判定する。
判定部30は、新たな物体が落下していないと判定した場合(S14aでNO)、表示部80に表示している表示内容の表示を終了させ、車両表示装置1は、ステップS11に処理動作を戻す。
また、判定部30は、新たな物体の落下が発生したと判定した場合(S14aでYES)、落下発生場所が表示内容に含まれているか否かを判定する(S14b)。つまり、判定部30は、表示部80に表示している表示内容に含まれる場所以外の場所で、新たな物体が落下したか否かを判定する。
判定部30は、落下発生場所が表示内容に含まれていると判定した場合(S14bでYES)、例えば、制御部70は、一定期間、表示部80に表示している表示内容を表示させた後、表示部80に表示している表示内容の表示を終了してもよい。そして、車両表示装置1は、ステップS11に処理動作を戻す。
また、判定部30は、落下発生場所が表示内容に含まれていないと判定した場合(S14bでNO)、制御部70は、表示部80に表示している表示内容の表示を終了し(S15)、落下した物体の場所を含む画像データを表示部80に表示する(S16)。このように、判定部30が異なる場所で物体の落下を判定すると、制御部70は、表示部80に表示させている表示内容を上書きし、異なる場所で落下した物体の場所を含む画像データを表示するために、ステップS15の後に、ステップS16を実行する。
そして、車両表示装置1は、ステップS11に処理動作を戻す。なお、制御部70は、ステップS15の後に処理を終了してもよく、ステップS11に処理を戻してもよい。
一方、制御部70は、表示部80に表示内容を表示させていないと判定した場合(S14でNO)、落下した物体の場所を含む画像データを表示部80に表示する(S16)。そして、車両表示装置1は、ステップS11に処理動作を戻す。
また、判定部30が複数のマイクロフォン10(マイクロフォンアレイ)から逐次取得した音信号に変化が発生していないと判定した場合(S11でNO)、又は、音信号が検知領域で発生していない判定した場合(S13でNO)、ステップS17に進む。
制御部70は、表示部80に表示内容を表示させているか否か、つまり、表示領域を含む画像データを表示部80に表示させているか否かを判定する(S17)。
制御部70は、表示部80に表示内容を表示させていないと判定した場合(S17でNO)、車両表示装置1は、図3の処理動作を終了する。
また、制御部70は、表示部80に表示内容を表示させていると判定した場合(S17でYES)、表示内容を表示させてから所定期間が経過したか否かを判定する(S18)。
制御部70は、表示内容を表示させてから所定期間が経過したと判定した場合(S18でYES)、表示部80に表示している表示内容の表示を終了し(S19)、車両表示装置1は、図3の処理動作を終了する。
制御部70は、表示内容を表示させてから所定期間が経過していないと判定した場合(S18でNO)、車両表示装置1は、ステップS11に処理動作を戻す。
[動作例2]
次に、領域決定部60が検知領域を決定する処理動作について説明する。
図4は、実施の形態に係る車両表示装置1の処理動作を例示したフローチャートである。
図4に示すように、領域決定部60は、記憶部50から検知領域の初期値を取得する(S31)。検知領域の初期値は、例えば、足元の床面2y、運転席2a、助手席2b及び後部座席2c等の座席の座面2x1、荷室2e等である。
領域決定部60は、車室内において運転者以外の乗員が存在しているか否かに基づいて検知領域を決定する(S32)。
領域決定部60は、センサ40が車室内において運転者以外の乗員の存在を検知した場合、つまりセンサ40から検知情報を取得した場合(S32でYES)、記憶部50から読み出した位置情報テーブルに基づいて、車両2を運転する運転者以外の乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を除外した、検知領域を決定する(S34)。例えば、領域決定部60は、センサ40が後部座席2cに着座している乗員を検知した場合、乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域として、後部座席2c全体及び後部座席2c周辺の領域を検知領域から除外する。そして、領域決定部60は、図4の処理動作を終了する。
領域決定部60は、センサ40が車室内において運転者以外の乗員の存在を検知しない場合、つまりセンサ40から検知情報を取得していない場合(S32でNO)、記憶部50から読み出した位置情報テーブルに基づいて、検知領域を決定する(S33)。例えば、領域決定部60は、予め定められている検知領域の全てを、検知領域として決定する。そして、領域決定部60は、図4の処理動作を終了する。
<作用効果>
次に、本実施の形態に係る車両表示装置1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る車両表示装置1は、車室内をセンシングする第1センサ(マイクロフォン10)からセンシング結果を取得する車両表示装置1であって、落下した物体を検知するための領域である検知領域を決定する領域決定部60と、第1センサのセンシング結果に基づいて物体が落下したか否かを判定する判定部30と、物体が落下したことの判定と検知領域とに基づいて、表示内容を決定する制御部70とを備える。そして、制御部70は、決定した表示内容を表示部80に表示させる
ここで、一般的に車両事故が発生する要因の1つには、脇見運転がある。脇見運転が発生する要因の1つには、物体の突然の落下がある。例えば、車室内において、突然の落下物が発生(例えば落下物による音が発生)すると、運転者は、不意に発生した落下物が気になって落下物を見てしまうため、脇見運転を行ってしまうことがある。従来の車両表示装置では、このような物体の突然の落下によって、運転者が不意に脇見運転をしないようにするといった対策は何らなされていない。
そこで、本実施の形態によれば、判定部30は、車室内をセンシングした結果によって物体が落下したか否かを判定することができる。例えば、判定部30が物体の落下を判定した場合、表示部80は、検知領域に基づいた表示内容を表示することができる。このため、運転者は、例えば後ろを振り返って物体の落下側を見たりしなくても、表示部80に表示された表示内容を確認することができるため、運転者の視線移動量の増加を抑制することができる。
したがって、この車両表示装置1では、脇見運転の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、第1センサは、車室内の音を取得するマイクロフォン10である。
これによれば、判定部30は、マイクロフォン10が取得した音によって物体が落下したか否かを判定することができる。例えば、判定部30が物体の落下を判定した場合、表示部80は、検知領域に基づいた表示内容を表示することができる。このため、運転者は、例えば後ろを振り返って音の発生した方向を見たりしなくても、表示部80に表示された表示内容を確認することができるため、運転者の視線移動量の増加を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、判定部30は、マイクロフォン10が取得した音の方向である音源方向を特定し、特定した音源方向に基づいて、落下した物体の場所を特定し、特定した場所が、検知領域に含まれる場合、物体が落下したと判定する。
これによれば、物体が落下した音源方向及び物体が落下した場所を特定することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、判定部30は、撮像部20が撮像した車室内の画像データの変化に基づいて、落下した物体の場所を特定し、特定した場所が、検知領域に含まれる場合、物体が落下したと判定する。
これによれば、物体が落下した音源方向及び物体が落下した場所を、精度よく特定することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、制御部70は、物体が落下したと判定した場合、落下した物体の場所及びその周辺の領域を含めた検知領域を表示内容として決定する。
これによれば、表示部80は、落下した物体の場所及びその周辺の領域を表示することができる。このため、運転者は、落下した物体の場所及びその周辺の領域を確認することができるため、音の発生した方向を見ないようになる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1は、検知領域を指定するための位置情報テーブルを記憶する記憶部50を備える。そして、領域決定部60は、記憶部50の位置情報テーブルに基づいて検知領域を決定する。
これによれば、位置情報テーブルによって容易に検知領域を決定することができるようになる。このため、適切な検知領域を決定することができるようになり、運転者に対して、適切な表示内容を表示させることができるようになる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1は、車室内に存在する乗員を検知する第2センサ(センサ40)からのセンシング結果を取得する。そして、領域決定部60は、車両2を運転する運転者以外の乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を除外した、検知領域を決定する。
これによれば、運転者以外の乗員が存在している場所及びその周辺の領域を検知領域から除外することで、物体が落下したか否かの判定の精度を確保することができる。つまり、この車両表示装置1では、誤判定を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、領域決定部60は、第2センサが後部座席2cに着座している乗員を検知した場合、乗員の周囲の領域として、後部座席2cの全体を検知領域から除外する。
これによれば、乗員が着座している座席側から落下した物体によって音が発生しても、運転者はその乗員が何らかの対応をすることができると考えるため、後部座席2cの全体を検知領域から除外することで、物体が落下したか否かの判定の精度を確保することができる。つまり、この車両表示装置1では、誤判定を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、表示部80は、前方を向いて車両2を運転する場合の運転者の視線方向と交差しない位置に配置される。
これによれば、運転者が車両2を運転する際に、進行方向を向いている運転者の視線方向側に表示部80を配置することができる。このため、車室内で突然の落下物による音が発生しても、運転者が前方を向いたまま音の発生場所を確認することができるため、運転者の運転を妨げないように、運転者が車両2を運転する際の視線移動量の増加を抑制することができる。その結果、この車両表示装置1では、脇見運転の発生をより抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両表示装置1において、制御部70は、運転者の視線方向に存在している表示部80に対して表示内容を表示させる。
これによれば、運転者の視線方向が表示装置に向いているときに、物体が落下したことを判定部30が判定した場合、運転者の視線方向の先の表示装置に表示内容を表示させることができる。このため、運転者は、表示部80に表示された表示内容を容易に確認することができるため、運転者の視線移動量の増加をより抑制することができる。
(実施の形態の変形例)
本変形例では、人の特徴を判定する点等で実施の形態の表示制御システムと相違する。本変形例おける他の構成は、特に明記しない場合は、実施の形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
本変形例に係る車両表示装置1の処理動作について説明する。
図5は、実施の形態の変形例に係る車両表示装置1の処理動作を例示したフローチャートである。
センサ40は、車室内に存在する乗員の特徴を検知する(S41)。センサ40は、検知した乗員の特徴を示す情報である乗員情報と、乗員が存在している場所を示す情報である場所情報とを対応付けて判定部30に出力する。乗員の特徴は、例えば、乗員の大きさ、乗員の顔立ち等であり、乗員が大人であるか、子供であるかを判定するための人の特性である。つまり、乗員情報は、検知した乗員の大きさを示す情報、検知した乗員の顔立ちを示す情報等を含む。
センサ40は、例えば、撮像部20を用いて撮影した乗員の画像に基づいて、乗員の大きさを検知してもよい。また、センサ40は、例えば、撮像部20を用いて撮影した乗員の画像に含まれる顔画像によって、乗員の顔立ちを検知してもよい。
判定部30は、センサ40から乗員情報と乗員情報に対応付けられた場所情報とを取得する。判定部30は、乗員情報に基づいて、乗員が大人であるか、子供であるかを判定する。乗員が子供であれば、乗員が何らかの対応をすることができない場合がある。一方で、乗員が大人であれば、乗員が何らかの対応をすることができるとみなせる。
乗員が大人であるか、子供であるかの判定については、例えば次の方法がある。
乗員情報が乗員の大きさを示す情報である場合、判定部30は、乗員の大きさが所定値よりも小さければ、乗員が子供であると判定することができる。また、乗員情報が乗員の顔立ちを示す情報である場合、判定部30は、予め保持している人のデータベースとの照合による顔認識(個人認証)を行うことによって、乗員が子供であると判定することができる。なお、判定部30は、検知した乗員の大きさを示す情報、及び、検知した乗員の顔立ちを示す情報の両方を用いて乗員が大人であるか、子供であるかを判定してもよい。
そこで、判定部30は、乗員情報に基づいて、乗員が対応できるか否かを判定する(S42)。
判定部30は、乗員情報に基づく乗員が大人であれば、乗員が対応できると判定する(S42でYES)。この場合、領域決定部60は、記憶部50から読み出した位置情報テーブルに基づいて、検知領域を決定する。そして、車両表示装置1は、図5の処理動作を終了する。
また、判定部30は、乗員情報に基づく乗員が子供であれば、乗員が対応できないと判定する(S42でNO)。領域決定部60は、記憶部50から読み出した位置情報テーブルに基づいて、車両2を運転する運転者以外の乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を除外せずに、検知領域を決定する(S43)。そして、車両表示装置1は、図5の処理動作を終了する。
なお、ステップS43の場合、乗員が存在していても、表示部80には、表示内容が表示、つまり、落下した物体の場所を含む画像データが表示される。
なお、領域決定部60は、後部座席2cに子供及び大人の乗員が着座している場合は、乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を検知領域から除外するが、助手席2b及び後部座席2cに子供だけの乗員が着座している場合は、乗員が着座している場所及び乗員の周囲の領域を検知領域から除外しなくてもよい。
このような、本変形例に係る車両表示装置1は、車室内に存在する乗員を検知する第2センサからのセンシング結果を取得する。また、第2センサは、乗員の特徴を検知する。そして、制御部70は、乗員の特徴に基づいて表示内容を決定する。
これによれば、例えば乗員の特徴の一例として乗員の大きさが小さければ、乗員は子供であるため、この場合、子供が着座している場所及び乗員の周囲の領域を検知領域から除外しないように検知領域を決定することができる。また、顔認識によって、乗員が子供であることを判定した場合も、子供が着座している場所及び乗員の周囲の領域を検知領域から除外しないように検知領域を決定することができる。このため、運転者は、落下した物体の場所及びその周辺の領域を確認することができる。
(その他の変形例)
以上、本開示に係る車両表示装置について、上記各実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思い付く各種変形を実施の形態に施したものも、本開示の範囲に含まれてもよい。
例えば、上記実施の形態に係る車両表示装置に含まれる各部は典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記憶媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
なお、上記の各実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示は、例えば車両を運転する運転者の脇見運転の発生を抑制できる装置及び車両に利用可能である。
1 車両表示装置
2 車両
10 マイクロフォン(第1センサ)
20 撮像部(第1センサ)
30 判定部
40 センサ(第2センサ)
50 記憶部
60 領域決定部
70 制御部
80 表示部

Claims (9)

  1. 車室内をセンシングする第1センサからセンシング結果を取得する車両表示装置であって、
    落下した物体を検知するための領域である検知領域を決定する領域決定部と、
    前記第1センサのセンシング結果に基づいて物体が落下したか否かを判定する判定部と、
    物体が落下したことの判定と前記検知領域とに基づいて、表示内容を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、決定した表示内容を表示部に表示させ
    前記検知領域を指定するための位置情報テーブルを記憶する記憶部を備え、
    前記領域決定部は、前記記憶部の前記位置情報テーブルに基づいて前記検知領域を決定し、
    前記車室内に存在する乗員を検知する第2センサからのセンシング結果を取得し、
    前記領域決定部は、車両を運転する運転者以外の前記乗員が着座している場所及び前記乗員の周囲の領域を除外した、前記検知領域を決定する
    車両表示装置。
  2. 前記第1センサは、車室内の音を取得するマイクロフォンである
    請求項1に記載の車両表示装置。
  3. 前記判定部は、
    前記マイクロフォンが取得した音の方向である音源方向を特定し、
    特定した前記音源方向に基づいて、落下した前記物体の場所を特定し、
    特定した前記場所が、前記検知領域に含まれる場合、前記物体が落下したと判定する
    請求項2に記載の車両表示装置。
  4. 前記判定部は、
    撮像部が撮像した車室内の画像データの変化に基づいて、落下した前記物体の場所を特定し、
    特定した前記場所が、前記検知領域に含まれる場合、前記物体が落下したと判定する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の車両表示装置。
  5. 前記制御部は、前記物体が落下したと判定した場合、落下した前記物体の場所及びその周辺の領域を含めた前記検知領域を表示内容として決定する
    請求項2又は3に記載の車両表示装置。
  6. 前記車室内に存在する乗員を検知する前記第2センサからのセンシング結果を取得し、
    前記第2センサは、前記乗員の特徴を検知し、
    前記制御部は、前記乗員の特徴に基づいて表示内容を決定する
    請求項1~のいずれか1項に記載の車両表示装置。
  7. 前記領域決定部は、前記第2センサが後部座席に着座している前記乗員を検知した場合、前記乗員の周囲の領域として、前記後部座席の全体を前記検知領域から除外する
    請求項1~5のいずれか1項に記載の車両表示装置。
  8. 前記表示部は、前方を向いて車両を運転する場合の運転者の視線方向と交差しない位置に配置される
    請求項1~のいずれか1項に記載の車両表示装置。
  9. 前記制御部は、運転者の視線方向に存在している前記表示部に対して前記表示内容を表示させる
    請求項1~のいずれか1項に記載の車両表示装置。
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