JP2008221989A - モニタ装置及びプログラム - Google Patents

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周介 青木
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Abstract

【課題】走行中の車両の運転手が、必要な場合に後部座席の適切な範囲の様子を確認することができるモニタ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】二列目座席又は三列目座席に子供が乗っている場合、子供が着座している位置を判定し(S502:Yes)、子供の着座位置付近の映像を運転席の前方に備え付けられたディスプレイに表示する(S506)。二列目座席又は三列目座席に乗っている子供が車両から降りた場合(S502:No)、子供の着座位置付近の映像の表示を停止する(S508)。
【選択図】図7

Description

本発明は、車内の様子を表示するモニタ装置に関する。
運転中、運転手はルームミラー等を見ることにより視線を前方から大きくそらすことなく後部座席の様子を確認することができる。しかし、運転席や助手席の後方はルームミラー等を用いても十分に確認することはできず、後部座席には運転手の死角となっている部分が存在する。
しかしながら、例えば、子供が後部座席に乗っており、子供が泣き出した場合等、運転手は運転中であっても子供の様子を確認したくなる。特に、チャイルドシートは基本的には後部座席に取り付けることとなっており、更に、運転席又は助手席の真後ろの位置にチャイルドシートを固定させる構造を有している車両が多い。このため、チャイルドシートが備え付けられている場所は運転手の死角となっているケースが多く、チャイルドシートに座っている子供の様子を確認するためには、運転手は視線を前方から大きくそらさなければならない。
この問題を解決する為、特許文献1では、カメラにより後部座席を撮影し、運転席付近に備え付けられた表示装置に後部座席の様子を表示するモニタ装置が提案されている。このモニタ装置を用いれば、後部座席に備え付けられたチャイルドシートに子供が着座している場合には、運転手は後部座席に顔を向けることなくその子供の様子を確認することができる。
特開2003−104132号公報
しかし、後部座席に子供が乗っていない場合、運転手は基本的に後部座席の様子を確認する必要は無く、後部座席に子供が乗っていないにも関らず撮影と表示を行うのは無意味である。特に、特許文献1では、後部座席等の様子をナビゲーション装置の表示装置を用いて表示するモニタ装置が提案されている。このような態様で後部座席の撮影と表示を行った場合、後部座席を表示することによりナビゲーション装置の利用が制限されてしまうおそれがあるため、不必要な場合は後部座席の表示を行わないほうが良い。
また、後部座席に子供が乗っている場合であっても、後部座席全てを表示させる必要は無い。例えば、子供が後部座席の右側に着座している場合、後部座席の右側のみの映像を表示させれば運転手にとって十分であり、後部座席全ての映像を表示させてしまうと、子供の映像を表示するために必要以上に広い領域を使用してしまう。したがって、特許文献1に記載されているようにナビゲーション装置の表示装置を用いて後部座席の映像の表示を行うといった場合、ナビゲーション装置の利用を妨げないために、子供の映像を表示するための領域は必要最小限の大きさにすべきである。
上記課題に鑑み、本発明では、走行中の車両の運転手が、必要な場合に後部座席の適切な範囲の様子を確認することができるモニタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のモニタ装置は、車両のいずれかの座席に子供が乗っているか否かを判断する子供着座座席位置特定システムから子供着座座
席位置特定信号を得る子供着座座席位置特定信号取得手段と、前記子供着座座席位置特定信号に基づき、撮像される子供が着座している座席の映像信号を取得する映像信号取得手段と、前記映像信号に基づき、子供が着座している座席位置の映像を、前記車両の運転手が視認できる位置に表示する表示手段とを備える。
尚、後部座席とは、運転席及び助手席の後方に備え付けられている座席のことであり、運転席及び助手席の後方に複数の列の座席を有しているミニバン等の車両の場合は、二列目以降の座席を全て含むものとする。
こうすることにより、子供が着座している座席の映像が表示手段に表示されるため、運転手は、前方から大きく視線をそらすことなく座席に座った子供の様子を視認することができる。また、子供が着座している座席位置の映像が表示手段に表示され、子供が着座していない座席位置の映像は表示手段に表示されないため、子供の様子を表示するための領域を必要最小限の広さにすることができる。従って、運転手は、必要な場合に後部座席の適切な範囲の様子を確認することができ、例えば、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
しかし、後部座席にチャイルドシートが備え付けられている場合、請求項1に記載のモニタ装置では子供の様子を十分に撮影することができない場合がある。なぜならば、チャイルドシートには乳児用、幼児用及び学童用が存在する。幼児用と学童用のチャイルドシートは、幼児又は学童がチャイルドシートに着座した状態で用いられるが、乳児用のチャイルドシートは、乳児をチャイルドシートの中に寝かせた状態で用いられる。このため、運転手が子供の様子を十分に確認することができる映像を撮影するためには、チャイルドシートに着座した幼児等を撮影する場合と、チャイルドシートの中に寝かせた乳児を撮影する場合とでは、カメラを設置する場所を変える必要がある。
従って、一台のカメラで乳児用のチャイルドシートの中に寝かせた乳児と、幼児用又は学童用のチャイルドシートに着座した幼児等を撮影する場合、カメラの位置を大きく変えることが可能な機構を備え付ける必要がある。しかし、そのような機構を備え付けることは、車内の居住空間を狭めることになるのと同時に、美観を損なうことにもなりかねず、望ましくない。
そこで、請求項2に記載のモニタ装置は、車両の後部座席の映像を表示するモニタ装置であって、後部座席に人が乗っているか否かの情報を取得する着座情報取得手段と、複数の撮影手段により異なる位置から撮影された複数の映像信号を取得することが可能な映像信号取得手段と、ユーザによる種々の操作を受け付ける受付手段と、運転手が着座した状態で視認することが可能な位置に設置された表示手段と、種々の制御を行う制御手段とを備える。そして、制御手段は、映像信号取得手段が取得した複数の映像の中から表示手段に表示させる1又は2以上の映像の選択を、受付手段を介して受け付け、着座情報取得手段を介して後部座席に人が乗っているか否かを判定し、後部座席に人が乗っているという条件が成立した場合、受付手段を介して選択された映像を表示手段に表示させる映像表示処理を開始し、上述した条件が成立していない場合、映像表示処理を開始しない。
例えば、モニタ装置は、運転席の背面部から後部座席を撮影する撮影手段と、天井から後部座席を撮影する撮影手段から映像を取得することができると仮定する。このとき、モニタ装置は、後部座席を正面から撮影した映像と、後部座席を天井から撮影した映像の中からユーザに選択された映像を表示することができる。上述した通り、チャイルドシートを使用している子供の様子を確認するためには、乳児用のチャイルドシートであれば上方から後部座席を撮影した映像が、幼年用又は学童用のチャイルドシートであれば正面から
後部座席を撮影した映像が適している。したがって、運転手は、後部座席に備え付けられたチャイルドシートの種別に関らず、チャイルドシートを使用している子供の映像を、前方から大きく視線をそらすことなく十分に確認することができる。
また、後部座席に人が乗った場合のみ後部座席を撮影した映像を表示することとしているため、不必要な場合に後部座席の様子が表示されることが無くなる。したがって、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
しかし、請求項2に記載されているモニタ装置では、大人が後部座席に乗っている場合であっても後部座席の映像を表示手段に表示してしまう。後部座席に乗っている人が大人であれば、運転手は、通常、後部座席の様子を確認する必要は無い。
そこで、請求項3に記載のモニタ装置では、着座情報取得手段が取得する情報には、後部座席に乗っている人の体型又は体重の少なくともいずれか一方に関する情報が含まれており、制御手段は、着座情報取得手段により取得された後部座席に乗っている人の体型又は体重の少なくともいずれか一方に関する情報に基づき後部座席に子供が乗っているか否か判定し、上述した条件に加え、後部座席に乗っている人が子供であるという条件が更に成立した場合、映像表示処理を開始し、これらの条件のうちのいずれかが成立しない場合、映像表示処理を開始しない。
こうすることにより、後部座席に乗っている人が大人である場合には後部座席の様子が表示手段に表示されず、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
また、後部座席に子供が乗っている場合であっても、助手席や後部座席に大人が乗っている場合等、運転手以外の者が子供の面倒を見る場合もあり、子供が後部座席に乗っていても後部座席の映像を表示させないほうが良い場合も想定される。しかし、何らかの異常事態が発生した場合は運転手自身が後部座席の様子を早急に確認できるようにするために、後部座席の映像を表示手段に表示させたほうが良い。
そこで、請求項4に記載のモニタ装置は、車両の進行方向に対する上方、下方、前方、後方、左方又は右方のうちの少なくともいずれかの方向への車両の加速度情報を取得することが可能な加速度情報取得手段を更に有しており、制御手段は、上述した条件の成立に加え、更に加速度情報取得手段により取得された加速度が所定の値以上であると判定した場合に映像表示処理を開始し、上述した条件が成立した場合であっても加速度情報取得手段により取得された加速度が所定の値以上でないと判定した場合は、映像表示処理を開始しない。
ここで、所定の値とは、車に乗っている人に強いストレスを与えてしまう加速度の下限となる値であり、ユーザよりこの値を変更することを可能としても良い。また、加速度の方向毎に固有の値であっても良い。
こうすることにより、子供等が後部座席に乗っている場合であっても通常は後部座席の様子が表示手段に表示されないため、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。そして、運転手が急旋回や急減速等を行ってしまった場合は後部座席の様子が表示手段に表示されるため、運転手は後部座席に乗っている子供等の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、請求項5に記載のモニタ装置は、更に子供の泣き声が発生しているか否かの情報を取得する泣き声情報取得手段を有しており、制御手段は、上述した条件の成立に加え、更に泣き声情報取得手段により子供の泣き声が発生している旨の情報を取得した場合に映像表示処理を開始し、上述した条件が成立した場合であっても泣き声情報取得手段により子供の泣き声を検出していない場合は、映像表示処理を開始しない。
こうすることにより、子供等が後部座席に乗っている場合であっても通常は後部座席の様子が表示手段に表示されないため、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。そして、後部座席に座っている子供が泣き出した場合は後部座席の様子が表示手段に表示されるため、運転手は後部座席に乗っている子供の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、請求項6に記載のモニタ装置は、更に後部座席のシートベルトの張力情報を取得する張力情報取得手段を有しており、制御手段は、上述した条件の成立に加え、更に張力情報取得手段により取得されたシートベルトの張力が所定の値以上であると判定した場合に映像表示処理を開始し、上述した条件が成立した場合であっても張力情報取得手段により取得されたシートベルトの張力が所定の値以上でないと判定した場合は、映像表示処理を開始しない。
ここで、所定の値としては、例えば、シートベルトを装着している人が前のめりになった時にシートベルトにかかる程度の張力を示す値が適している。
こうすることにより、子供等が後部座席に乗っている場合であっても通常は後部座席の様子が表示手段に表示されないため、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。そして、例えば、車両が急停止等した際に後部座席にシートベルトを装着して着座している人が前方に投げ出されそうになり、シートベルトの張力が所定の値以上となった場合等には、後部座席の様子が表示手段に表示される。したがって、運転手は後部座席に乗っている人の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、請求項7に記載のモニタ装置は、更にチャイルドシートが後部座席に結合されているか否かの情報を取得する結合異常情報取得手段を有しており、制御手段は、上述した条件の成立に加え、更に結合異常情報取得手段によりチャイルドシートが後部座席と結合していないことを検出した場合に映像表示処理を開始し、上述した条件が成立した場合であっても結合異常情報取得手段によりチャイルドシートが後部座席に結合していないことを検出していない場合は、映像表示処理を開始しない。
こうすることにより、子供等が後部座席に乗っている場合であっても通常は後部座席の様子が表示手段に表示されないため、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合であっても、他の装置が表示手段に表示を行うことが必要以上に制限されてしまうことが無くなる。そして、車両の走行中等に後部座席に固定されているチャイルドシートが外れた場合は後部座席の様子が表示手段に表示され、運転手はチャイルドシートに着座等している子供の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
しかし、例えば、モニタ装置の表示手段を他の装置と兼用している場合において、後部座席の映像の表示を行うことと、他の装置による表示のみを行うことのどちらが良いかは、ユーザ毎に異なる。具体的には、ナビゲーション装置とモニタ装置が表示手段を兼用している場合、初めて訪れる地域を走行中のユーザであればナビゲーション装置による経路案内のみを表示手段に表示したいと考えると予想することができる。しかし、過去に何回
か訪れたことがある地域を走行中のユーザであれば、経路案内の表示と共に後部座席の表示をさせておきたいと考えるかもしれない。
そこで、請求項8に記載のモニタ装置では、受付手段は、後部座席の映像を表示するか否かの選択をユーザから更に受け付け、制御手段は、上述した条件の成立に加え、更に受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けた場合、映像表示処理を開始し、上述した条件が成立した場合であっても受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けていない場合は、映像表示処理を開始しない。
こうすることにより、ユーザはその時の状況に応じて後部座席の映像の表示を開始させることができ、モニタ装置の利便性が向上する。
また、異常事態が発生した際に後部座席の撮影と表示を行う場合であっても、運転手が子供の顔が見たくなった場合や、運転手自身が何らかの異常に気づいた場合等は、運転手の操作により後部座席の様子を表示させたほうが良い。
そこで、請求項9に記載のモニタ装置では、受付手段は、後部座席の映像を表示するか否かの選択をユーザから更に受け付け、制御手段は、映像表示処理を開始しない場合であっても、上述した条件が成立し、更に受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けた場合には、映像表示処理を開始する。
こうすることにより、車両の急停止等が発生していない場合や子供の泣き声が検出されていない場合等、所定の異常が発生していない場合であっても、運転手の意思に従い後部座席の映像の表示が開始されるため、モニタ装置の利便性を向上させることができる。
また、請求項10に記載に記載されている様に、請求項1から請求項9のいずれかに記載のモニタ装置の制御手段として機能させるためのプログラムを、モニタ装置が内蔵しているコンピュータに実行させるようになっていても良い。
こうすることにより、例えば、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することによりモニタ装置として機能させることができる。又、プログラムはネットワークを用いて流通させることも可能であるため、モニタ装置の機能向上も容易となる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第一実施形態]
[全体の構成]
まず、図1及び図2を用いて、第一実施形態のモニタ装置10が採用された後部座席監視システム1とモニタ装置10について説明する。
図1は、第一実施形態のモニタ装置10が採用された後部座席監視システム1が搭載された車両の車室内の様子を示した説明図である。この車両の後部座席には、乳児用チャイルドシート90が備え付けられている。
モニタ装置10は、車両のダッシュボードの上部に備え付けられており、モニタ装置1
0の表示部11は、運転手が視線を前方から大きくそらすことなく視認することが可能となっている。
また、垂直方向撮影カメラ20は後部座席の上方の天井に備え付けられており、後部座席の上方から後部座席全体を撮影することができる。
また、水平方向撮影カメラ25は運転席の背面部に備え付けられており、後部座席の前方から後部座席全体を撮影することができる。
モニタ装置10と垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25は、図示しない車内LANにより接続されており、モニタ装置10は垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25が撮影した映像を取得することができる。
次に、図2を用いて後部座席監視システム1の構成について説明する。
後部座席監視システム1では、モニタ装置10と、垂直方向撮影カメラ20と、水平方向撮影カメラ25と、子供検出センサ30と、加速度センサ40と、泣き声検出センサ50と、シートベルトテンションセンサ60及びチャイルドシート結合異常検出センサ70が車内LAN80を介して接続されている。
垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25は、モニタ装置10から撮影の開始を指示するコマンドを受信した場合、後部座席の撮影を開始し、車内LAN80を介してモニタ装置10に撮影した映像を送信する。
また、垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25は、モニタ装置10から撮影の停止を指示するコマンドを受信した場合、後部座席の撮影を停止する。
また、子供検出センサ30は、具体的には赤外線センサを用いて後部座席の温度の分布を監視する。そして、赤外線センサが出力する後部座席の温度分布情報に基づき後部座席に乗っている人の体型を推定し、後部座席に子供が乗っているか否か判定し、後部座席に子供が乗っているか否かの情報を、車内LAN80を介してモニタ装置10に定期的に送信する。
また、加速度センサ40は、具体的にはMEMS型の3軸加速度センサ等により構成されており、車両の進行方向に対する上方、下方、前方、後方、左方又は右方への車両の加速度を測定し、測定した加速度を、車内LAN80を介してモニタ装置10に定期的に送信する。
また、泣き声検出センサ50は、具体的にはマイクにより集音された音声を音声信号に変換し、音声信号を解析して子供の泣き声が発生しているか否かを判定し、その判定結果を、車内LAN80を介してモニタ装置10に定期的に送信する。
また、シートベルトテンションセンサ60は、シートベルトの張力を測定し、その測定結果を、車内LAN80を介してモニタ装置10に定期的に送信する。
また、乳児用チャイルドシート90と後部座席のそれぞれが備える専用の機構を結合させることにより乳児用チャイルドシート90を後部座席に固定させる場合がある。チャイルドシート結合異常検出センサ70はこれらの機構の結合状態を監視し、これらの機構が正常に結合しているか否かを、車内LAN80を介してモニタ装置10に定期的に送信する。
次に、モニタ装置10の詳細な構成について説明する。モニタ装置10は、表示部11と、操作部12と、通信部13と、制御部14とを備える。
表示部11は、後部座席の映像等の各種表示を行う部位であり、具体的にはLCD等から構成される。
操作部12は、ユーザの操作を受け付ける部位であり、具体的にはメカニカルなキースイッチ等から構成される。
通信部13は、車内LAN80を介して情報の送受信を行う部位である。
制御部14は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部14はROMに記憶されているプログラムに従い本実施形態のモニタ装置10の各部位を制御する。
[動作の説明]
次に、モニタ装置10の動作について説明する。
(1)表示開始判定処理
モニタ装置10が後部座席の撮影及び表示を行っていない場合に定期的に行う処理(表示開始判定処理)について、図3のフローチャートを用いて説明する。
モニタ装置10は、垂直方向撮影カメラ20と水平方向撮影カメラ25の両方又はいずれか一方により撮影された後部座席の映像を表示部11に表示する。S105では、モニタ装置10の制御部14は、操作部12を介してこれらのカメラのうち撮影を行うカメラの選択を受け付け、S110に処理を移行する。具体的には、操作部12は垂直方向撮影カメラ20に対応する垂直方向撮影ボタンと、水平方向撮影カメラ25に対応する水平方向撮影ボタンを有している。制御部14は、ユーザが押したボタンに対応するカメラの選択を受け付ける。このとき、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25の両方又はいずれか一方の選択を受け付けることができる。
S110では、制御部14は、操作部12を介してユーザから後部座席の映像を表示させる要求を受け付け、S115に処理を移行する。具体的には、操作部12は、後部座席の映像を表示させる要求を受け付ける表示要求受付ボタンを有し、ユーザが表示要求受付ボタンを押すことにより、制御部14は、後部座席の表示を行う要求を受け付ける。
S115では、制御部14は、車内LAN80を介して子供検出センサ30から、後部座席に子供が乗っている旨の情報を受信したか否か判定する。後部座席に子供が乗っている旨の情報を受信していない場合、表示開始判定処理を終了する。後部座席に子供が乗っている旨の情報を受信した場合、S120に処理を移行する。
S120では、制御部14は、車両の加速度に基づく異常等の所定の異常が発生したか否か判定するサブルーチンである異常判定処理を実行する。異常判定処理の終了後、S125に処理を移行する。
S125では、S120にて実行される異常検出処理にてセット又はクリアされる異常検出フラグを参照し、所定の異常が発生しているか否か判定する。所定の異常が発生していないと判定された場合、S130に処理を移行する。所定の異常が発生したと判定された場合、S135に処理を移行する。
S130では、制御部14は、S110にてユーザから後部座席の表示を行う選択を受け付けたか否か判定する。後部座席の表示を行う選択を受け付けた場合、S135に処理を移行する。後部座席の表示を行う選択を受け付けていない場合、表示開始判定処理を終了する。
S135では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20で撮影された映像の表示が選択されているか否か判定する。垂直方向撮影カメラ20で撮影された映像の表示が選択されている場合、S140に処理を移行する。垂直方向撮影カメラ20で撮影された映像の表示が選択されていない場合、S145に処理を移行する。
S140では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S145に処理を移行する。
S145では、制御部14は、水平方向撮影カメラ25で撮影された映像の表示が選択されているか否か判定する。水平方向撮影カメラ25で撮影された映像の表示が選択されている場合、S150に処理を移行する。水平方向撮影カメラ25で撮影された映像の表示が選択されていない場合、S155に処理を移行する。
S150では、制御部14は、水平方向撮影カメラ25に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S155に処理を移行する。
S155では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20又は水平方向撮影カメラ25により撮影され、車内LAN80及び通信部13を介して取得した映像を表示部11に表示させ、表示開始判定処理を終了する。尚、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20で撮影された映像と、水平方向撮影カメラ25で撮影された映像の両方又はいずれか一方を表示部11に表示させることができる。
(2)異常判定処理
次に、表示開始判定処理のS120から呼び出されるサブルーチンである異常判定処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
S205では、制御部14は、加速度センサ40により測定され、車内LAN80及び通信部13を介して受信した車両の加速度が所定の値以上であるか判定する。所定の値とは、車に乗っている人に強いストレスを与える加速度の下限であり、ここでは0.5Gという値を所定の値とする(1.0Gは重力加速度を示す)。車両の進行方向に対する上方、下方、前方、後方、左方又は右方のうち、いずれかの方向への加速度が0.5G以上である場合、S230に処理を移行し、所定の値未満である場合、S210に処理を移行する。
S210では、制御部14は、泣き声検出センサ50から車内LAN80及び通信部13を介して、子供の泣き声が発生している旨の情報を受信した場合、S230に処理を移行する。子供の泣き声が発生していない旨の情報を受信した場合、S215に処理を移行する。
S215では、制御部14は、シートベルトテンションセンサ60から車内LAN80及び通信部13を介して受信したシートベルトの張力が所定の値以上であるか否か判定する。ここで、所定の値とは、シートベルトを装着している人、又はシートベルトにより後部座席に固定されているチャイルドシートを使用している子供が前のめりになってしまう程度の張力を示す値のことである。シートベルトの張力が所定の値以上である場合、S2
30に処理を移行し、シートベルトの張力が所定の値未満である場合、S220に処理を移行する。
S220では、制御部14は、チャイルドシート結合異常検出センサ70から車内LAN80及び通信部13を介して、チャイルドシートが後部座席に正常に結合していない旨の情報を受信した場合、S230に処理を移行する。チャイルドシートが後部座席に正常に結合している旨の情報を受信した場合、S225に処理を移行する。
S225では、制御部14は異常検出フラグをクリアし、異常検出処理を終了し、表示開始判定処理のS120に処理を戻す。
S230では、制御部14は異常検出フラグをセットし、異常検出処理を終了し、表示開始判定処理のS120に処理を戻す。
(3)表示停止判定処理
モニタ装置10が後部座席の撮影及び表示を行っている場合に定期的に行う処理(表示停止判定処理)について、図5のフローチャートを用いて説明する。
S305では、制御部14は、車内LAN80を介して子供検出センサ30から、後部座席に子供が乗っていない旨の情報を受信したか否か判定する。後部座席に子供が乗っていない旨の情報を受信した場合、S325に処理を移行する。後部座席に子供が乗っていない旨の情報を受信していない場合、S310に処理を移行する。
S310では、制御部14は、操作部12を介してユーザから後部座席の映像の表示を停止させる旨の要求を受け付け、S315に処理を移行する。具体的には、操作部12は、後部座席の表示を停止させる要求を受け付ける表示停止要求ボタンを有し、制御部14は、ユーザが表示停止要求ボタンを押すことにより後部座席の表示を停止させる要求を受け付ける。
S315では、制御部14は、操作部12を介してユーザから後部座席の撮影を行うカメラの選択及び選択の解除を受け付け、S320に処理を移行する。具体的には、操作部12は垂直方向撮影カメラ20に対応する垂直方向撮影ボタンと、水平方向撮影カメラ25に対応する水平方向撮影ボタンを有している。撮影を行っていないカメラに対応するボタンをユーザが押した場合、制御部14は、そのカメラの選択を受け付ける。また、撮影を行っているカメラに対応するボタンをユーザが押した場合、制御部14は、そのカメラの選択を解除する。
S320では、制御部14は、S310にて後部座席の映像の表示を停止させる旨の要求を受け付けたか否か判定する。後部座席の映像の表示を停止させる旨の要求を受け付けた場合、S325に処理を移行する。後部座席の映像の表示を停止させる旨の要求を受け付けていない場合、S335に処理を移行する。
S325では、制御部14は、表示部11に後部座席の映像の表示を停止させ、S330に処理を移行する。
S330では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25うち、現在撮影を行っているカメラに対し、通信部13及び車内LAN80を介して後部座席の撮影の停止を指示するコマンドを送信し、表示停止判定処理を終了する。
S335では、制御部14は、S315にて後部座席の撮影を行うカメラの選択及び選
択の解除を受け付けたことにより、撮影を行うカメラが変更されたか否か判定する。撮影を行うカメラが変更された場合、S340に処理を移行する。撮影を行うカメラが変更されていない場合、表示停止判定処理を終了する。
S340では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20による後部座席の撮影が選択されているか否か判定する。垂直方向撮影カメラ20による後部座席の撮影が選択されている場合、S345に処理を移行し、垂直方向撮影カメラ20による後部座席の撮影が選択されていない場合、S350に処理を移行する。
S345では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20による後部座席の撮影が行われていない場合、垂直方向撮影カメラ20に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S355に処理を移行する。
S350では、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20による後部座席の撮影が行われている場合、垂直方向撮影カメラ20に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、S355に処理を移行する。
S355では、制御部14は、水平方向撮影カメラ25による後部座席の撮影が選択されているか否か判定する。水平方向撮影カメラ25による後部座席の撮影が選択されている場合、S360に処理を移行し、水平方向撮影カメラ25による後部座席の撮影が選択されていない場合、S365に処理を移行する。
S360では、制御部14は、水平方向撮影カメラ25による後部座席の撮影が行われていない場合、水平方向撮影カメラ25に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S370に処理を移行する。
S365では、制御部14は、水平方向撮影カメラ25による後部座席の撮影が行われている場合、水平方向撮影カメラ25に対し通信部13及び車内LAN80を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、S370に処理を移行する。
S370では、制御部14は、S315にて新たに選択されたカメラにより撮影された映像を表示部11に表示させ、表示停止判定処理を終了する。尚、制御部14は、垂直方向撮影カメラ20で撮影された映像と、水平方向撮影カメラ25で撮影された映像の両方又はいずれか一方を表示部11に表示させることができる。
[効果]
第一実施形態のモニタ装置10によれば、後部座席に子供が乗っており(S115:Yes)、更に車両の加速度に基づく異常等の所定の異常を検出した場合(S125:Yes)、後部座席の撮影が開始され(S140、S150)、表示部11に後部座席の様子が表示される(S155)。したがって、後部座席に子供が乗っていない場合や、子供が乗っていても特に異常が無い場合は後部座席の映像を表示部11に表示させることが無く、例えば表示部11をナビゲーション装置と兼用している場合、ナビゲーション装置による地図の表示等が必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
また、後部座席に子供が乗っている場合において(S115:Yes)、加速度センサ40により測定された、車両の進行方向に対する上方、下方、前方、後方、左方又は右方のいずれかの方向への加速度が所定の値(0.5G)以上となった場合(S205:Yes)、異常を検出したものとみなして後部座席の映像を表示部11に表示させる(S140、S150)。したがって、運転手が急旋回や急停止等を行ってしまった場合、運転手は後部座席に乗っている子供等の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる
また、後部座席に子供が乗っている場合において(S115:Yes)、制御部14が泣き声検出センサ50から受信した情報に基づき子供が泣いていると判定した場合(S210:Yes)、異常を検出したものとみなして後部座席の映像を表示部11に表示させる(S140、S150)。したがって、後部座席に座っている子供が泣き出した場合、運転手は後部座席に乗っている子供の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、後部座席に子供が乗っている場合において(S115:Yes)、シートベルトテンションセンサ60により測定されたシートベルトの張力が、シートベルトを装着して後部座席に着座している人が投げ出される程度の値となった場合(S215:Yes)、異常を検出したものとみなして後部座席の映像を表示部11に表示させる(S140、S150)。
したがって、後部座席にシートベルトを装着して座っている子供が急停止により前方に投げ出された場合や、乳児用チャイルドシート90がシートベルトにより後部座席に固定されており、急停止により乳児用チャイルドシート90が前方に投げ出された場合等、運転手は後部座席に乗っている子供の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、後部座席に子供が乗っている場合において(S115:Yes)、専用の機構により結合されている乳児用チャイルドシート90と後部座席の結合状態を監視するチャイルドシート結合異常検出センサ70によりこの結合が外れたことを検出した場合(S220:Yes)、異常を検出したものとみなして後部座席の映像を表示部11に表示させる(S140、S150)。したがって、専用の機構により後部座席と結合されている乳児用チャイルドシート90の結合が外れた場合、運転手は後部座席に乗っている子供の様子をすぐに確認し、必要な措置を講ずることができる。
また、異常が検出されていなくてもユーザの操作により後部座席の映像を表示させることもできる(S110、S130:Yes)。したがって、運転手自らが何らかの異常を発見した場合等、後部座席の様子を確認することができ、モニタ装置の利便性を向上させることができる。
また、モニタ装置10の表示部11は、運転手が視線を前方から大きくそらすことなく視認することが可能な位置に備え付けられている。そして、後部座席の上方の天井に備え付けられた垂直方向撮影カメラ20と、運転席の背面部に備え付けられた水平方向撮影カメラ25のうち、ユーザが選択したカメラが撮影した映像を表示部11に表示させることができる(S105、S315)。上述した通り、チャイルドシートを使用している子供の様子を確認する際は、乳児用のチャイルドシートであれば天井から後部座席を撮影した映像が、幼年用又は学童用のチャイルドシートであれば正面から後部座席を撮影した映像が適している。したがって、運転手は、後部座席に備え付けられたチャイルドシートの種別に関らず、チャイルドシートを使用している子供の様子を前方から大きく視線をそらすことなく十分に確認することができる。
[第二実施形態]
[全体の構成]
まず、図6を用いて、第二実施形態のモニタ装置410が採用された座席監視システム400の構成について説明する。尚、第二実施形態において座席監視システム400は、運転席及び助手席の後方に二列目座席と三列目座席を有しているミニバン等の車両に用い
られている。
座席監視システム400では、モニタ装置410と、子供検出装置420と、二列目座席右側カメラ430と、二列目座席左側カメラ440と、三列目座席右側カメラ450と、三列目座席左側カメラ460とが車内LAN470を介して接続されている。
子供検出装置420は、赤外線センサを用いて二列目座席及び三列目座席の温度の分布を監視する。そして、赤外線センサが出力する後部座席の温度分布情報に基づき後部座席に乗っている人の体型を推定し、各着座位置に子供が着座しているか否かを判定し、その判定結果である子供着座情報を、車内LAN470を介してモニタ装置410に定期的に送信する。
二列目座席右側カメラ430は、二列目座席右側の正面に備え付けられており、二列目座席右側を正面から撮影することができる。
二列目座席左側カメラ440は、二列目座席左側の正面に備え付けられており、二列目座席左側を正面から撮影することができる。
三列目座席右側カメラ450は、三列目座席右側の正面に備え付けられており、三列目座席右側を正面から撮影することができる。
三列目座席左側カメラ460は、三列目座席左側の正面に備え付けられており、三列目座席左側を正面から撮影することができる。
二列目座席右側カメラ430と、二列目座席左側カメラ440と、三列目座席右側カメラ450及び三列目座席左側カメラ460は、モニタ装置410から撮影の開始を指示するコマンドを受信した場合、対応する座席位置を正面から撮影し、車内LAN470を介してモニタ装置410に撮影した映像を送信する。
また、二列目座席右側カメラ430と、二列目座席左側カメラ440と、三列目座席右側カメラ450及び三列目座席左側カメラ460は、モニタ装置410から車内LAN470を介して撮影の停止を指示するコマンドを受信した場合は撮影を停止する。
次に、モニタ装置410の詳細な構成について説明する。モニタ装置410は、表示部411と、操作部412と、通信部413と、制御部414とを備える。
表示部411は、後部座席の映像等の各種表示を行う部位であり、具体的にはLCD等から構成される。表示部411は、運転手が視線を前方から大きくそらすことなく視認することが可能な位置に備え付けられている。
操作部412は、ユーザの操作を受け付ける部位であり、具体的にはメカニカルなキースイッチ等から構成される。
通信部413は、車内LAN470を介して情報の送受信を行う部位である。
制御部414は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部414はROMに記憶されているプログラムに従い本実施形態のモニタ装置410の各部位を制御する。
[動作の説明]
次に、モニタ装置410の動作について説明する。
(1)子供撮影処理
モニタ装置410が車内LAN470を介して子供検出装置420から、二列目座席又は三列目座席の各着座位置に子供が着座しているか否かを判定した結果である子供着座情報を受信した際に行われる処理(子供撮影処理)について、図7のフローチャートを用いて説明する。
S502では、制御部414は、上述した子供着座情報に基づき、二列目座席右側に子供が着座しているか否かを判定する。二列目座席右側に子供が着座している場合、S504に処理を移行する。二列目座席右側に子供が着座していない場合、S508に処理を移行する。
S504では、制御部414は、二列目座席右側カメラ430による撮影が行われていない場合に限り、二列目座席右側カメラ430に対し、通信部413及び車内LAN470を介して、二列目座席右側の撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S506に処理を移行する。
S506では、制御部414は、車内LAN470及び通信部413を介して、二列目座席右側カメラ430から受信した映像データに基づき、表示部411に二列目座席右側の映像を表示させ、S512に処理を移行する。
S508では、制御部414は、二列目座席右側の映像が表示部411に表示されている場合、表示部411に二列目座席右側の映像の表示を停止させ、S510に処理を移行する。
S510では、制御部414は、二列目座席右側カメラ430による撮影が行われている場合に限り、二列目座席右側カメラ430に対し、通信部413及び車内LAN470を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、S512に処理を移行する。
S512では、制御部414は、上述した子供着座情報に基づき、二列目座席左側に子供が着座しているか否かを判定する。二列目座席左側に子供が着座している場合、S514に処理を移行する。二列目座席左側に子供が着座していない場合、S518に処理を移行する。
S514では、制御部414は、二列目座席左側カメラ440による撮影が行われていない場合に限り、二列目座席左側カメラ440に対し、通信部413及び車内LAN470を介して、二列目座席左側の撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S516に処理を移行する。
S516では、制御部414は、車内LAN470及び通信部413を介して、二列目座席左側カメラ440から受信した映像データに基づき、表示部411に二列目座席左側の映像を表示させ、S522に処理を移行する。
S518では、制御部414は、二列目座席左側の映像が表示部411に表示されている場合、表示部411に二列目座席左側の映像の表示を停止させ、S520に処理を移行する。
S520では、制御部414は、二列目座席左側カメラ440による撮影が行われている場合に限り、二列目座席左側カメラ440に対し、通信部413及び車内LAN470
を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、S522に処理を移行する。
S522では、制御部414は、上述した子供着座情報に基づき、三列目座席右側に子供が着座しているか否かを判定する。三列目座席右側に子供が着座している場合、S524に処理を移行する。三列目座席右側に子供が着座していない場合、S528に処理を移行する。
S524では、制御部414は、三列目座席右側カメラ450による撮影が行われていない場合に限り、三列目座席右側カメラ450に対し、通信部413及び車内LAN470を介して、三列目座席右側の撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S526に処理を移行する。
S526では、制御部414は、車内LAN470及び通信部413を介して、三列目座席右側カメラ450から受信した映像データに基づき、表示部411に三列目座席右側の映像を表示させ、S532に処理を移行する。
S528では、制御部414は、三列目座席右側の映像が表示部411に表示されている場合、表示部411に三列目座席右側の映像の表示を停止させ、S530に処理を移行する。
S530では、制御部414は、三列目座席右側カメラ450による撮影が行われている場合に限り、三列目座席右側カメラ450に対し、通信部413及び車内LAN470を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、S532に処理を移行する。
S532では、制御部414は、上述した子供着座情報に基づき、三列目座席左側に子供が着座しているか否かを判定する。三列目座席左側に子供が着座している場合、S534に処理を移行する。三列目座席左側に子供が着座していない場合、S538に処理を移行する。
S534では、制御部414は、三列目座席左側カメラ460による撮影が行われていない場合に限り、三列目座席左側カメラ460に対し、通信部413及び車内LAN470を介して、三列目座席左側の撮影の開始を指示するコマンドを送信し、S536に処理を移行する。
S536では、制御部414は、車内LAN470及び通信部413を介して、三列目座席左側カメラ460から受信した映像データに基づき、表示部411に三列目座席左側の映像を表示させ、子供撮影処理を終了する。
S538では、制御部414は、三列目座席左側の映像が表示部411に表示されている場合、表示部411に三列目座席左側の映像の表示を停止させ、S540に処理を移行する。
S540では、制御部414は、三列目座席左側カメラ460による撮影が行われている場合に限り、三列目座席左側カメラ460に対し、通信部413及び車内LAN470を介して撮影の停止を指示するコマンドを送信し、子供撮影処理を終了する。
[効果]
第二実施形態のモニタ装置410によれば、子供が着座していることを検出した場合、その子供が着座している座席の映像の表示が開始される(S502:Yes、S512:Yes、S522:Yes、S532:Yes)。また、子供が座席を離れた場合、その
座席の映像の表示が停止される(S502:No、S512:No、S522:No、S532:No)。したがって、必要な場合のみ子供の様子を表示部411に表示させることができ、例えば表示部411をナビゲーション装置と兼用している場合、ナビゲーション装置による地図の表示等が必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
また、子供の着座位置付近の映像のみが表示されるため、子供の映像を表示する領域が必要以上に拡大してしまうことがない。したがって、例えば表示部411をナビゲーション装置と兼用している場合、ナビゲーション装置による地図の表示等が必要以上に制限されてしまうことが無くなる。
[他の実施形態]
(1)モニタ装置10は、更に車内LAN80及び通信部13を介して後部座席のウインドウの開度を取得するウインドウ開度取得手段を更に有し、後部座席に子供が乗っている場合において、後部座席のウインドウの開度が所定の開度以上となった場合に後部座席の撮影及び表示を開始すると良い。こうすることにより、子供が窓から手を出す等の行為をした場合に、運転手は子供に対し注意をすることができる。
(2)垂直方向撮影カメラ20及び水平方向撮影カメラ25として近赤外線カメラを用いると良い。こうすることにより、夜であっても後部座席の明瞭な映像を表示させることが可能となる。
(3)モニタ装置10及びモニタ装置410は、後部座席、又は二列目座席もしくは三列目座席に人が乗っていない場合において、ユーザの操作により後部座席の撮影及び表示を開始するとよい。こうすることにより、後部座席、又は二列目座席もしくは三列目座席に荷物が載っている場合に運転手は荷物の様子を監視することができる。
[特許請求の範囲との対応]
第一実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
表示部11は表示手段に、操作部12は受付手段に、通信部13は着座情報取得手段と、映像信号取得手段と、加速度情報取得手段と、泣き声情報取得手段と、張力情報取得手段及び結合異常情報取得手段に、制御部14は制御手段に相当する。
第二実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
表示部411は表示手段に、通信部413は子供着座座席位置特定信号取得手段及び映像信号取得手段に、子供検出装置420は子供着座座席位置特定システムに相当する。
モニタ装置10が適用された後部座席監視システム1が搭載された車両の車室内を示す図である。 モニタ装置10の構成を示すブロック図である。 後部座席の映像を表示していない場合に定期的に行われる処理を説明するためのフローチャートである。 異常が発生したか否かを判定する際に行われる処理を説明するためのフローチャートである。 後部座席の映像を表示している場合に定期的に行われる処理を説明するためのフローチャートである。 モニタ装置410の構成を示すブロック図である。 子供検出装置420から子供が着座している座席位置の情報を受信した際の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…後部座席監視システム、10…モニタ装置、11…表示部、12…操作部、13…通信部、14…制御部、20…垂直方向撮影カメラ、25…水平方向撮影カメラ、30…子供検出センサ、40…加速度センサ、50…泣き声検出センサ、60…シートベルトテンションセンサ、70…チャイルドシート結合異常検出センサ、80…車内LAN、90…乳児用チャイルドシート、400…座席監視システム、410…モニタ装置、411…表示部、412…操作部、413…通信部、414…制御部、420…子供検出装置、430…二列目座席右側カメラ、440…二列目座席左側カメラ、450…三列目座席右側カメラ、460…三列目座席左側カメラ、470…車内LAN。

Claims (10)

  1. 車両のいずれかの座席に子供が乗っているか否かを判断する子供着座座席位置特定システムから子供着座座席位置特定信号を得る子供着座座席位置特定信号取得手段と、
    前記子供着座座席位置特定信号に基づき、撮像される子供が着座している座席の映像信号を取得する映像信号取得手段と、
    前記映像信号に基づき、子供が着座している座席位置の映像を、前記車両の運転手が視認できる位置に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするモニタ装置。
  2. 車両の後部座席の映像を表示するモニタ装置であって、
    後部座席に人が乗っているか否かの情報を取得する着座情報取得手段と、
    複数の撮影手段により異なる位置から撮影された複数の映像信号を取得することが可能な映像信号取得手段と、
    ユーザによる種々の操作を受け付ける受付手段と、
    運転手が着座した状態で視認することが可能な位置に設置された表示手段と、
    種々の制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記映像信号取得手段が取得した複数の映像の中から前記表示手段に表示させる1又は2以上の映像の選択を、前記受付手段を介して受け付け、
    前記着座情報取得手段を介して後部座席に人が乗っているか否かを判定し、
    後部座席に人が乗っているという条件が成立した場合、前記受付手段を介して選択された映像を前記表示手段に表示させる映像表示処理を開始し、
    前記条件が成立していない場合、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  3. 請求項2に記載のモニタ装置において、
    前記着座情報取得手段が取得する情報には、後部座席に乗っている人の体型又は体重の少なくともいずれか一方に関する情報が含まれており、
    前記制御手段は、前記着座情報取得手段により取得された後部座席に乗っている人の体型又は体重の少なくともいずれか一方に関する情報に基づき後部座席に子供が乗っているか否か判定し、前記条件に加え、後部座席に乗っている人が子供であるという条件が更に成立した場合、前記映像表示処理を開始し、これらの条件のうちのいずれかが成立しない場合、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のモニタ装置において、
    前記モニタ装置は、車両の進行方向に対する上方、下方、前方、後方、左方又は右方のうちの少なくともいずれかの方向への車両の加速度情報を取得することが可能な加速度情報取得手段を更に有しており、
    前記制御手段は、前記条件の成立に加え、更に前記加速度情報取得手段により取得された加速度が所定の値以上であると判定した場合に前記映像表示処理を開始し、前記条件が成立した場合であっても前記加速度情報取得手段により取得された加速度が所定の値以上でないと判定した場合は、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  5. 請求項2又は請求項3に記載のモニタ装置において、
    前記モニタ装置は、更に子供の泣き声が発生しているか否かの情報を取得する泣き声情報取得手段を有しており、
    前記制御手段は、前記条件の成立に加え、更に前記泣き声情報取得手段により子供の泣き声が発生している旨の情報を取得した場合に前記映像表示処理を開始し、前記条件が成立した場合であっても前記泣き声情報取得手段により子供の泣き声を検出していない場合は、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  6. 請求項2又は請求項3に記載のモニタ装置において、
    前記モニタ装置は、更に後部座席のシートベルトの張力情報を取得する張力情報取得手段を有しており、
    前記制御手段は、前記条件の成立に加え、更に前記張力情報取得手段により取得されたシートベルトの張力が所定の値以上であると判定した場合に前記映像表示処理を開始し、前記条件が成立した場合であっても前記張力情報取得手段により取得されたシートベルトの張力が所定の値以上でないと判定した場合は、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  7. 請求項2又は請求項3に記載のモニタ装置において、
    前記モニタ装置は、更にチャイルドシートが後部座席に結合されているか否かの情報を取得する結合異常情報取得手段を有しており、
    前記制御手段は、前記条件の成立に加え、更に前記結合異常情報取得手段によりチャイルドシートが後部座席と結合していないことを検出した場合に前記映像表示処理を開始し、前記条件が成立した場合であっても前記結合異常情報取得手段によりチャイルドシートが後部座席に結合していないことを検出していない場合は、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  8. 請求項2又は請求項3に記載のモニタ装置において、
    前記受付手段は、後部座席の映像を表示するか否かの選択をユーザから更に受け付け、
    前記制御手段は、前記条件の成立に加え、更に前記受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けた場合、前記映像表示処理を開始し、前記条件が成立した場合であっても前記受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けていない場合は、前記映像表示処理を開始しないこと、
    を特徴とするモニタ装置。
  9. 請求項4から請求項8のいずれかにに記載のモニタ装置において、
    前記受付手段は、後部座席の映像を表示するか否かの選択をユーザから更に受け付け、
    前記制御手段は、前記映像表示処理を開始しない場合であっても、前記条件が成立し、更に前記受付手段を介して後部座席の映像を表示する選択をユーザから受け付けた場合には、前記映像表示処理を開始すること、
    を特徴とするモニタ装置。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項9のいずれかに記載のモニタ装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
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