JP7312102B2 - 打音検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、打音検査装置に係り、特に、ハンマーとこのハンマーで被検査体を打ったときに発生する音を拾うマイクロホンとを備えているものに関する。
従来、支持手段と打撃手段と3本の脚と検出手段と表示手段とを備えた打検機が知られている(特許文献1参照)。
従来の打検機の支持手段は、棒状に形成されており、操作者によって取り扱われるようになっている。打撃手段は、支持手段に支持され検査面を叩くハンマーを備えている。3本の脚のそれぞれは、打撃手段から伸びており、ハンマーによる検査面の打撃を許すようにして検査面に当接するようになっている。
また、従来の打検機の検出手段は、各脚に設けられており、各脚の先端と検査面との当接を検出するようになっている。表示手段は、総ての検出手段が当接を検出したときに検査面の状態の判定が可能であることを表示するようになっている。
実用新案登録第3137559号公報
ところで、従来の打検機(打音検査装置)では、各脚の先端と検査面との当接を検出することができるようになっているので、検査面(打撃対象である被検査体)に打撃力を与える条件を一定に保つことができる。そして、検査面の1点で精度の高い打音判定をすることができるようになっている。すなわち、スポット的に精度の高い検査することができるようになっている。
ところで、打音検査装置を用いて、トンネルの壁等の被検査体の打音判定するときには、トンネルの壁に対して打音検査装置を移動し、トンネルの壁の多点で速やかに打音判定する必要がある。
本発明は、被検査体に対して打音検査装置を移動して、被検査体の多点で速やかに打音判定することができる打音検査装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、筐体と、前記筐体に設けられ、打撃対象である被検査体を打つハンマーと、前記ハンマーで前記被検査体を打ったときに発生する音を拾うマイクロホンと、前記筐体に設けられ、前記被検査体にころがり対偶をなして接する被検査体係合部とを有し、前記筐体と前記被検査体係合部とは、接続部位を介してつながっており、前記接続部位は、前記被検査体係合部の姿勢が前記筐体の姿勢に対して変わるように、前記筐体と前記被検査体係合部とをつないでいる打音検査装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の打音検査装置であって、前記接続部位を設けたことで、常態では、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、一定の姿勢である初期姿勢になっており、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が変化する力を、前記被検査体係合部と前記被検査体係合部とに加えたときに、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、前記初期姿勢とは異なる姿勢になり、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が変化する力を無くして、前記常態に戻したときには、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、前記初期姿勢に戻るように構成されている打音検査装置である。
請求項3に記載の発明は、筒状に形成されており一方の開口部が閉鎖されている筐体と、被検査体を打つ打撃体とこの打撃体を駆動するアクチュエータとを備えて構成されており、前記アクチュエータのフレームが前記筐体に設けられ、前記打撃体が前記アクチュエータのプランジャーに設けられて、前記筐体の内部で前記筐体に設置されているハンマーと、前記筐体に設けられ、前記ハンマーで前記被検査体を打ったときに発生する音を拾うマイクロホンと、環状に形成されているキャスタ支持体と、球体で構成されているボールと、このボールを支持しているボール支持体とを備えて構成されており、前記ボール支持体が前記キャスタ支持体に設けられているボールキャスタと、前記筐体と前記キャスタ支持体とをつないでいる接続部位とを有し、前記ハンマーの打撃体は、前記アクチュエータによって、前記筐体の他方の開口部を通って、前記筐体の内側にある内部位置と、前記筐体の外側にある外部位置との間で、往復移動するようになっており、前記接続部位は、長手方向の一端部が前記筐体に係合し長手方向の他端部が前記キャスタ支持体に係合している棒状体と、弾性変形する方向の一端部が前記筐体に係合し弾性変形する方向の他端部が前記キャスタ支持体に係合している弾性体とを備えて構成されており、前記棒状体の前記一端部が前記筐体に支持されてかつ前記棒状体の他端部が前記キャスタ支持体に支持されていることで、前記キャスタ支持体の前記筐体に対する位置と姿勢とを変えることができるようになっており、前記弾性体は、前記キャスタ支持体の、前記筐体に対する位置と姿勢とが一定のものになるように、前記キャスタ支持体と前記筐体とを付勢しており、前記打撃体が往復移動する方向であって前記内部位置から前記外部位置に向かう方向で、前記内部位置における前記打撃体の先端と、前記筐体の開口部と、前記ボールキャスタのボールの先端と、前記外部位置における前記打撃体の先端とが、この順にならんでいる打音検査装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の打音検査装置であって、細長く形成され、可撓性がある筐体支持体を備え、前記筐体支持体の長手方向の一方の端部が、前記筐体に係合しており、この係合をしていることで、前記筐体支持体に対して前記筐体が回動するように構成されている打音検査装置である。
本発明によれば、被検査体の打音判定するときに、被検査体に対して打音検査装置を移動して、被検査体の多点で速やかに打音判定することができる打音検査装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る打音検査装置の概略構成を示す図であって、(b)は(a)におけるIB矢視図である。 (a)は、図1(a)におけるIIA矢視図であり、(b)は、図1(b)におけるIIB-IIB断面を示す図である。 本発明の実施形態に係る打音検査装置の使用態様を示す図である。 図1(a)に対応する図であって、キャスタを用いて被検査体係合部を構成したものを示す図である。 変形例に係る打音検査装置の概略構成を示す図であって、(b)は(a)におけるVB矢視図であり、(c)は(b)に対応して図であって検査装置の筐体を筐体支持体(ポール)に対して回動した状態を示す図である。 別の変形例に係る打音検査装置の概略構成を示す図であって、(b)は(a)におけるVIB矢視図である。 (a)は、図6(a)におけるVIIA-VIIA断面を示す図であり、(b)は、図6(b)におけるVIIB-VIIB断面を示す図である。
本発明の実施形態に係る打音検査装置1は、図3等で示すように、構造物3のたたき点検に使用されるものであり、図1、図2等で示すように、筐体5とハンマー7とマイクロホン9と被検査体係合部(被検査体係合体)11とを備えて構成されている。
構造物として、高架下状況が悪く機械足場の設置が困難なところに設けられているものや、機械足場のバケットの侵入が困難な狭隘部にけられているものや、トンネルの壁等のコンクリート構造物を掲げることができる。
ハンマー7は、筐体5に設けられており、打撃対象である被検査体(構造物)3を打つようになっている。マイクロホン9は、ハンマー7で被検査体3を打ったときに発生する音(打撃音)を拾うようになっている。なお、マイクロホン9に代えてもしくは加えて、ハンマー7で被検査体3を打ったときに発生する振動を検出する振動検出センサー(加速度センサ)を備えていてもよい。
被検査体係合部11は、筐体5に設けられており、被検査体3にころがり対偶をなして接するようになっている。
また、図3等で示すように、打音検査装置1には、筐体支持体(ポール)13が設けられている。筐体支持体13は、細長い棒状に形成されており、可撓性を備えている。筐体支持体13は、筐体支持体13の長手方向の一方の端部(上端部)が、筐体5に係合している。この係合をしていることで、筐体支持体13に対して筐体5が、軸C1を中心にして回動するようになっている。
打音検査装置1についてさらに詳しく説明する。
ここで、説明の便宜にために、空間における水平な所定の一方向をX方向とし、空間における水平な他の一方向であってX方向に対して直交する方向をY方向とし、X方向とY方向とに対して直交する上下方向をZ方向とする。
また、打音検査装置1の筐体5における所定の一方向をU方向とし、打音検査装置1の筐体5における他の一方向であってU方向に対して直交する方向をV方向とし、打音検査装置1の筐体5におけるさらなる他の一方向であってU方向とV方向とに対して直交する方向をW方向とする。
図1、図2で示すように、筐体5は、軽量化のために、アルミニウムもしくはアルミニウム合金で構成されている。筐体5は、筒状(矩形な筒状)に形成されている筐体本体部15と、閉塞部17とを備えて構成されている。筒状の筐体本体部15の中心軸は、V方向に延びている。閉塞部17は、筐体本体部15の一方の開口部(V方向の一端の開口部)を塞いでいる。
ハンマー7は、ハンマー本体19と、可動体21と、アルミニウムもしくはアルミニウム合金で構成されている打撃体23とを備えて構成されている。ハンマー本体19は、筐体5の内部であってV方向の一端側で、筐体5に一体的に設けられている。可動体21は、筐体5の内部に設けられている。
可動体21は、ハンマー本体19からV方向の他端側に突出しており、ハンマー本体19に設けられているアクチュエータ(たとえばソレノイド)18により、筐体5やハンマー本体19に対してV方向に移動するようになっている。
打撃体23は、可動体21のV方向の他端側で、可動体21に一体的に設けられている。そして、打撃体23は、ソレノイド18によって、V方向で移動(往復運動)するようになっている。なお、打撃体23がV方向で一端側に位置しているとき(もっともへこんだところに位置しているとき;収容位置P1に位置しているとき)には、打撃体23は、筐体5内に位置している。一方、打撃体23がV方向で他端側に位置しているとき(もっとも突出してところに位置しているとき;突出位置P2に位置しているとき)には、打撃体23は、筐体5からV方向他端側に突出している。
マイクロホン9は、たとえば、筐体5内で筐体5に一体的に設けられている。
被検査体係合部11は、ボールキャスタ25とキャスタ支持体27と連結部材29とを備えて構成されている。
ボールキャスタ25は、球体で構成されているボール31と、このボール31を支持しているボール支持体33とを備えて構成されている。ボール支持体33は、キャスタ支持体27に一的に設けられている。ボールキャスタ25では、ボール31が、ボール支持体33に対してボール31の中心点を回転中心にして回転自在になっている。
キャスタ支持体27は、環状(たとえば矩形な環状)に形成されており、環の中心軸がV方向に延びている。V方向で見ると、図1(b)で示すように、筐体本体部15の筒の中心とキャスタ支持体27の環の中心とがお互いに一致しており、キャスタ支持体27の内側に筐体5が位置している。また、V方向で見ると、キャスタ支持体27と筐体5はわずかに離れている。
ボールキャスタ25は、複数設けられている。V方向で見ると、図1(b)で示すように、複数のボールキャスタ25は、矩形な環状に形成されているキャスタ支持体27の4つの角部のそれぞれに設けられている。
U方向やW方向で見ると、図2で示すように、ボールキャスタ25のボール31の先端(V方向他端側の端)37は、筐体5の他方の開口部(V方向他端側の開口部)35よりも、V方向他端側に位置している。また、U方向やW方向で見ると、打撃体23が突出位置P2に位置しているときには、打撃体23の先端39が、ボール31の先端37よりにV方向他端側に突出している。
要するに、U方向やW方向で見て、V方向の他端側から一端側に向かって(図2の左から右に向かって)、突出位置P2に位置している打撃体23の先端39、ボールキャスタ25のボール31の先端37、筐体の開口部35、収容位置P1に位置している打撃体23の先端39が、この順にならんでいる。
連結部材29は、筐体5とキャスタ支持体27とを一体的につないでいる。これによって、連結部材29と筐体5とキャスタ支持体27とが一体化している。
筐体支持体13は、図1、図2等で示すように、筐体支持体本体41と連結体43とを備えて構成されている。筐体支持体本体41は、軽量化のためにたとえば炭素繊維で構成されており、連結体43は、軽量化のためにたとえばアルミニウムもしくはアルミニウム合金で構成されている。
筐体支持体本体41は、図3で示すように、たとえば、複数本の細長い部材43A、43B、43Cで構成されている。複数本の細長い部材43A、43B、43Cをこれらの長手方向で順につなぐことで、1本の棒状の筐体支持体本体41が形成されている。
さらに説明すると、複数本の細長い部材43A、43B、43Cは、図示とは異なるがお互いの径が異なる円筒状(より厳密には、円錐台の筒状)に形成されており、運搬時等には、振出し式の竿のように、径の小さい部材が径の大きい部材の内側に順に入り込むことで、全長が短くなるように構成されている。一方、使用時には、径の小さい部材が径の大きい部材から飛び出ることで、筐体支持体が長くなるようになっている。
なお、複数本の細長い部材43A、43B、43Cが円筒状に形成されており、各細長い部材43A、43B、43Cを1本の紐状部材(図示せず)が貫通している構成であってもよい。そして、運搬時等には、各部材43A、43B、43Cが分離されているが、紐状部材が貫通していることによって、各部材43A、43B、43Cが一定の距離以上離れないようになっていてもよい。一方、使用時には、紐状部材の張力によって、複数本の細長い部材43A、43B、43Cがこれらの長手方向で順につながり、1本の棒状の筐体支持体本体41が形成されるようになっていてもよい。
また、筐体支持体13に細長い部材43A、43B、43をロックするロック機構を設け、使用時において長くなっている状態を強固に維持することができるようにしてもよい。
連結体43は、細長い矩形な第1の平板状部位45と、第1の平板状部位45の長手方向の一方の端から起立している細長い矩形な第2の平板状部位47と、第1の平板状部位45の長手方向の他方の端から起立している細長い矩形な第3の平板状部位49とを備えて「コ」字状に形成されている。
そして、第2の平板状部位47と第3の平板状部位49とからわずかに離れて、第2の平板状部位47と第3の平板状部位49との間に筐体5が入り込むようにして、第2の平板状部位47の先端部と第3の平板状部位49の先端部とが筐体5に係合している。そして、連結体43が筐体5を支持している。
これにより、筐体5は、U方向に延びている軸C1を中心にして、連結体43に対して所定の抵抗をもって回動するようになっている。たとえば、図示しない抵抗付与手段で付与される上記抵抗があることによって、ハンマー7とマイクロホン9と被検査体係合部11が設けられている筐体5が、連結体43に対して、重力程度の力が加わっても回動しないようになっている。一方、筐体支持体本体41を人が持って、ボールキャスタ25のボール31を被検査体3に押し付ける程度の適宜の大きさの力が加わると、ハンマー7とマイクロホン9と被検査体係合部11が設けられている筐体5が、連結体43に対して、回動するようになっている。
なお、抵抗付与手段に代えてもしくは加えて、回動付勢手段を設けてもよい。そして、回動付勢手段によって、重力以外の力が加わっていない状態で、連結体43(筐体支持体13)に対する筐体5の回動角度が図1(a)で示すようになる構成にしてもよい。図1(a)で示す状態では、V方向とY方向とがお互いに一致し、W方向とZ方向とがお互いに一致している。
また、連結体43の第1の平板状部位45は、この長手方向の中間部で筐体支持体本体41に一体的に設けられている。また、筐体支持体本体41は、第2の平板状部位47や第3の平板状部位49とは反対側に延びている。
次に、打音検査装置1に使用態様について説明する。
初期状態では、W方向とZ方向がお互いに一致しており、V方向とY方向とがお互いに一致しており、U方向とX方向とがお互いに一致しており、打撃体23が収容位置P1に位置しており、筐体支持体本体41が筐体5から下側に延びている。
この初期状態で、総てのボールキャスタ25のボール31の先端37が所定の付勢力をもって被検査体(たとえばトンネルの壁)3に当接させると、図3で示すように、筐体支持体本体41が撓むとともに、軸C1を中心にして、連結体43(筐体支持体13)に対して筐体5が回動する。
この状態で、打撃体23を突出位置P2側に移動して被検査体3を打つ(打撃する)とともに、マイクロホン9でこのときの打撃音を拾う。
続いて、打撃体23を収容位置P1に位置させて、ボール31の先端37を被検査体3に当接させたまま、打音検査装置1を移動し、次の打撃をすることを繰り返す。上記移動をするときに、ボール31が、被検査体3に対してころがり対偶をなしている。なお、打音検査装置1の移動を、ボール31を被検査体3から離して行ってもよい。
マイクロホン9で拾われた音は、人によって聞き分けられ、被検査体3の状態が判断されるようになっている。なお、マイクロホン9で拾われた音を打撃音判定装置(図示せず)に送り、打撃音判定装置によって、被検査体3の状態が判断されるようになっていてもよい。
打音検査装置1によれば、被検査体3にころがり対偶をなして接する被検査体係合部11を備えているので、被検査体3(検査面)の複数個所での打音判定をするときに、被検査体3に付勢力を持って被検査体係合部11を接触させた状態で、被検査体3に対して打音検査装置1を抵抗力が小さい状態で容易にしかも速やかに移動することができる。そして、たたき点検において被検査体3の多点で速やかに打音判定することができる。
また、打音検査装置1によれば、可撓性を備えた筐体支持体13(連結体43)の一方の端部が筐体5に係合しており、この係合をしていることで、筐体支持体13に対して筐体5が回動するように構成されているので、打音検査をするときに、打音検査装置1(被検査体係合部11、ボールキャスタ25のボール31)を被検査体3に付勢力をもって接触させることが容易になる。
また、筐体支持体13が細長く形成されているので、図3で示すように、人の手が届かない高所でのたたき点検をするときに足場を組む必要がなく、たたき点検の工数が削減される。
ところで、図4で示すように、ボールキャスタ25に代えて、ロータキャスタ51を使用してもよい。ロータキャスタ51は、背の低い円柱状のローラ53と、ローラを支持しているローラ支持体55とを備えて構成されている。ローラ支持体55は軸C3を中心にしてキャスタ支持体27に対し回動自在になっている。ローラ53は軸C2を中心にしてローラ支持体55に対し回動自在になっている。また、軸C2と軸C3とはお互いが直交している。
次に変形例に係る打音検査装置1aについて図5を参照しつつ説明する。変形例に係る打音検査装置1aは、筐体本体部15が円筒状に形成されており、また、ボールキャスタ25が筐体5(筐体本体部15)の外周で筐体本体部15に直接設けられている点が、図1等で示す打音検査装置1とは異なり、その他の点は、図1等で示す打音検査装置1と同様に構成されている。なお、打音検査装置1aでは、ボールキャスタ25の表示を簡略化している。また、変形例に係る打音検査装置1aは、図1等で示す打音検査装置1と同じように使用される。
次に別の変形例に係る打音検査装置1bについて、図6、図7を参照しつつ説明する。別の変形例に係る打音検査装置1bは、筐体5と被検査体係合部11とが、接続部位57を介してつながっている点が、図1等で示す打音検査装置1とは異なり、その他の点は、図1等で示す打音検査装置1と同様に構成されている。なお、別の変形例に係る打音検査装置1bも、図1等で示す打音検査装置1と同様に使用される。
さらに説明すると、打音検査装置1bでは、上述したように、筐体5と被検査体係合部11とが接続部位57を介してつながっている。接続部位57は、被検査体係合部11の姿勢が筐体5の姿勢に対して変わるように、筐体5と被検査体係合部11とをつないでいる。
接続部位57は、付勢力をもったジンパル機構を構成しているといえる。すなわち、接続部位57を設けたことで、筐体5に対する被検査体係合部11の姿勢が次のようにして変化するようになっている。
常態では、被検査体係合部11の筐体5に対する姿勢が、図6、図7で示すように、一定の姿勢である初期姿勢になるように構成されている。常態とは、打音検査装置1に重力以外の力がなんら加わっていない状態である。
また、被検査体係合部11の筐体5に対する姿勢が変化する力を、被検査体係合部11と被検査体係合部11(ボールキャスタ25)とに加えると、被検査体係合部11の筐体5に対する姿勢が、初期姿勢とは異なる姿勢になるように構成されている。すなわち、図6(b)、図7で示す状態から、ボールキャスタ25を支持しているキャスタ支持体27がわずかに傾くようになっている。
さらに、被検査体係合部11の筐体5に対する姿勢が変化する力を無くして、常態に戻したときには、被検査体係合部11の筐体5に対する姿勢が、初期姿勢に戻るように構成されている。
図6、図7を参照しつつさらに説明すると、打音検査装置1bは、筐体5とハンマー7とマイクロホン9とキャスタ支持体27とボールキャスタ25と接続部位57とを備えて構成されている。
筐体5は、筒状に形成されており一方の開口部が閉鎖されている。ハンマー7は、打撃体23とソレノイド18とを備えて構成されており、筐体5の内部で筐体5に設けられている。打撃体23は被検査体3を打つものである。ソレノイド18は、打撃体23を駆動するものである。ソレノイド18のフレーム69は筐体5に一体的に設けられている。打撃体23は、ソレノイド18のプランジャー(可動体)21に一体的に設けられている。
マイクロホン9は、筐体5の内部であって打撃体23の近傍で筐体5に設けられており、ハンマー7(打撃体23)で被検査体3を打ったときに発生する音(打撃音)を拾うようになっている。
キャスタ支持体27は、矩形な環状に形成されている。ボールキャスタ25は、球体で構成されているボール31と、このボール31を支持しているボール支持体33とを備えて構成されており、ボール支持体33がキャスタ支持体27に一体的に設けられている。接続部位57は、筐体5とキャスタ支持体27とをつないでいる。
ハンマー7の打撃体23は、ソレノイド18によって、筐体5の他方の開口部35を通って、筐体5の内側にある内部位置(収容位置)P1と、筐体5の外側にある外部位置(突出位置)P2との間で、往復移動(往復運動)するようになっている。なお、打撃体23の先端は半球になっている。
筒状の筐体5(筐体本体部15)の中心軸の延伸方向と、打撃体23が往復移動する方向とは、お互いが一致している。また、筒状の筐体5の中心軸と、打撃体23が往復移動するときにおける打撃体23の中心の軌跡とは、お互いが一致している。さらに、常態においては、筒状の筐体本体部15の中心軸と、環状のキャスタ支持体27の中心軸とがお互いに一致している。
接続部位57は、棒状体59と弾性体(たとえば圧縮コイルバネ)61と備えて構成されている。棒状体59は、長手方向の一端部が筐体5に係合し長手方向の他端部がキャスタ支持体27に係合している。なお、常態では、棒状体59の長手方向は、筒状の筐体5の中心軸の延伸方向と一致している。
弾性体61は、弾性変形する方向が、棒状体59の長手方向と一致している。弾性体61は、弾性変形する方向の一端部が筐体5に係合しており、弾性変形する方向の他端部がキャスタ支持体27に係合している。
棒状体59の長手方向の一端部が筐体5に支持されてかつ棒状体59の長手方向の他端部がキャスタ支持体27に支持されていることで、キャスタ支持体27の筐体5に対する位置と姿勢とを変化するように構成されている。
キャスタ支持体27による棒状体59の支持は、棒状体59の、円柱状に形成されている棒状体本体部63が、キャスタ支持体27に設けられている円柱状の貫通孔65に貫通させることでされていることでされている。なお、棒状体本体部63の外径の値は、貫通孔65の内径よりもわずかに小さくなっている。また、筐体5による棒状体59の支持は、キャスタ支持体27による棒状体59の支持と同様にされている。
図6、図7に参照符号67で示すものは、筐体5に一体的に設けられており棒状体59を支持している棒状体支持体である。
なお、棒状体59の長手方向の一端部が筐体5に一体的に設置されておりかつ棒状体59の長手方向の他端部がキャスタ支持体27に支持されているか、もしくは、棒状体29長手方向の一端部が筐体5に支持されておりかつ棒状体59の長手方向の他端部がキャスタ支持体27に一体的に設置されていてもよい。そして、キャスタ支持体27の筐体5に対する位置と姿勢とを変化するように構成されていてもよい。
弾性体61は、コイルの内側を棒状体59が貫通するようにして棒状体59に係合している。そして、弾性体61が、キャスタ支持体27の、筐体5に対する位置と姿勢とが一定のものになるように(初期姿勢になるように)、V方向でキャスタ支持体27と筐体5とを付勢している。さらに説明すると、弾性体61は、V方向でと筐体5からキャスタ支持体27が離れるような付勢力を発揮している。
なお、図6、図7に参照符号71で示すものは、ストッパー部である。ストッパー部71を設けてあることで、弾性体61が伸びようとする力を発揮していても、筐体5に対してキャスタ支持体27(ボールキャスタ25)が、図6(b)、図7で示す状態よりも上側には、移動できないようになっている。
打撃体23が往復移動する方向(V方向)であって内部位置P1から外部位置P2に向かう方向では、内部位置P1における打撃体23の先端(打撃のときに被検査体3に当接する端)39と、筐体5の開口部35と、ボールキャスタ25のボール31の先端(被検査体2に当接する端)37と、外部位置P2における打撃体23の先端39とが、この順にならんでいる。
打撃体23が往復移動する方向であって内部位置P1から外部位置P2に向かう方向で、ボールキャスタ25のボール支持体33は、外部位置P2における打撃体23の先端39よりも内部位置P1側に位置している。
打撃体23が往復移動する方向であって内部位置P1から外部位置P2に向かう方向で、ボールキャスタ25のボール支持体33とキャスタ支持体27は、ボール支持体33や筐体5の開口部35よりも内部位置P1側に位置している。また、上述したならびの順序は、筐体5に対するキャスタ支持体27の姿勢や位置が変化しても維持されるようになっている。
なお、筐体5に対するキャスタ支持体27の位置の変化は、V方向での筐体5に対するキャスタ支持体27の位置の変化であり、筐体5に対するキャスタ支持体27の姿勢の変化は、W方向まわり、U方向まわりので、筐体5に対するキャスタ支持体27の回動角度量である。
打撃体23が往復移動する方向(V方向)で見て、筐体5は、キャスタ支持体27から離れて環状のキャスタ支持体27の内側に位置している。
ボールキャスタ25は、複数設けられている。打撃体23が往復移動する方向で見て、複数のボールキャスタ25は、筐体5を囲むようにして、キャスタ支持体27の環の延伸方向で所定の間隔をあけて配置されている。また、複数のボールキャスタ25のボール31の中心点は、打撃体23が往復移動する方向で見て、環状のキャスタ支持体27の外縁の近傍に位置している。
棒状体59と弾性体61とは、複数設けられており、打撃体23が往復移動する方向で見て、複数の棒状体59と複数の弾性体61とは、複数のボールキャスタ25の内側で筐体5を囲むようにして、キャスタ支持体27の環の肉部の延伸方向で所定の間隔をあけて配置されている。
ここで、打音検査装置1bの動作を説明する。
初期状態では、打音検査装置1と同様にして、W方向とZ方向がお互いに一致しており、V方向とY方向とがお互いに一致しており、U方向とX方向とがお互いに一致しており、打撃体23が収容位置P1に位置しており、筐体支持体本体41が筐体5から下側に延びている。また、初期状態では、図6、図7で示すように、筐体5に対してキャスタ支持体27が傾いておらず、筐体本体部15の中心軸とキャスタ支持体27の中心軸とがお互いに一致している。
この初期状態で、ボール31の先端37が所定の付勢力をもって被検査体3に当接させると、図3で示すように、筐体支持体本体41が撓むとともに、軸C1を中心にして、連結体43(筐体支持体13)に対して筐体5が回動する。また、複数の弾性体61のそれぞれが適宜弾性変形して、筐体5に対するキャスタ支持体27の位置や姿勢が変化し、複数のボール31のそれぞれが適宜の付勢力をもって被検査体3に当接する。
この状態で、打撃体23を突出位置P2側に移動して被検査体3を打つ(打撃する)とともに、マイクロホン9でこのときの打撃音を拾う。
続いて、打撃体23を収容位置P1に位置させて、ボール31の先端37を被検査体3に当接させたまま、打音検査装置1を移動し、次の打撃をすることを繰り返す。
打音検査装置1bによれば、接続部位57がキャスタ支持体27の位置や姿勢が筐体5に対して変わるように筐体5とキャスタ支持体27とをつないでいるので、打音検査をするときに、打音検査装置1bを被検査体3に付勢力をもって接触させることが一層容易になる。
また、打音検査装置1bによれば、キャスタ支持体27の筐体5に対する姿勢や位置が変化する力を筐体5とキャスタ支持体27とに加えたときに、キャスタ支持体27の筐体5に対する姿勢が初期姿勢とは異なる姿勢になるので、打音検査をするときに、被検査体5の表面が湾曲等していても、打音検査装置1bを被検査体5に付勢力をもって接触させることが容易になる。
また、打音検査装置1bによれば、常態に戻したときに、キャスタ支持体27の筐体5に対する姿勢が初期姿勢に戻るように構成されているので、次の打音検査がしやすくなる。
また、打音検査装置1bによれば、打撃体23が往復移動する方向で見て、複数のボールキャスタ25と複数の棒状体59と複数の弾性体61とが、筐体5を囲むようにして、キャスタ支持体27の環の肉部の延伸方向で所定の間隔をあけて配置されているので、打音検査をするときに、被検査体3に対する打音検査装置1bの姿勢が安定し、被検査体3に打撃力を与える条件を一定に保つことができる。そして、被検査体3の多点で精度の高い打音判定をすることができる。
なお、打音検査装置1bでは、接続部位57で接続されていることで、筐体5に対するキャスタ支持体27の位置や姿勢が変化するようになっているが、筐体5とキャスタ支持体27とがお互いに固定されていてもよい。そして、代わりに、ボールキャスタ25の位置が、筐体5に対するキャスタ支持体27の場合と同様にして、変化するようになっていてもよい。この場合、複数のボールキャスタ25のそれぞれが、キャスタ支持体27に対して、独立して位置を変化させることができるようになっているものとする。
1、1a 打音検査装置
3 被検査体(コンクリート構造物)
5 筐体
7 ハンマー
9 マイクロホン
11 被検査体係合部
13 筐体支持体
18 アクチュエータ(ソレノイド)
21 アクチュエータのプランジャー(可動体)
23 打撃体
25 ボールキャスタ
27 キャスタ支持体
31 ボール
33 ボール支持体
35 筐体の開口部
37 ボールの先端
39 打撃体の先端
57 接続部位
59 棒状体
69 フレーム
61 弾性体
P1 内部位置
P2 外部位置

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、打撃対象である被検査体を打つハンマーと、
    前記ハンマーで前記被検査体を打ったときに発生する音を拾うマイクロホンと、
    前記筐体に設けられ、前記被検査体にころがり対偶をなして接する被検査体係合部と、
    を有し、前記筐体と前記被検査体係合部とは、接続部位を介してつながっており、
    前記接続部位は、前記被検査体係合部の姿勢が前記筐体の姿勢に対して変わるように、
    前記筐体と前記被検査体係合部とをつないでいることを特徴とする打音検査装置。
  2. 請求項1に記載の打音検査装置であって、
    前記接続部位を設けたことで、
    常態では、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、一定の姿勢である初期姿勢になっており、
    前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が変化する力を、前記被検査体係合部と前記被検査体係合部とに加えたときに、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、前記初期姿勢とは異なる姿勢になり、
    前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が変化する力を無くして、前記常態に戻したときには、前記被検査体係合部の前記筐体に対する姿勢が、前記初期姿勢に戻るように構成されていることを特徴とする打音検査装置。
  3. 筒状に形成されており一方の開口部が閉鎖されている筐体と、
    被検査体を打つ打撃体とこの打撃体を駆動するアクチュエータとを備えて構成されており、前記アクチュエータのフレームが前記筐体に設けられ、前記打撃体が前記アクチュエータのプランジャーに設けられて、前記筐体の内部で前記筐体に設置されているハンマーと、
    前記筐体に設けられ、前記ハンマーで前記被検査体を打ったときに発生する音を拾うマイクロホンと、
    環状に形成されているキャスタ支持体と、
    球体で構成されているボールと、このボールを支持しているボール支持体とを備えて構成されており、前記ボール支持体が前記キャスタ支持体に設けられているボールキャスタと、
    前記筐体と前記キャスタ支持体とをつないでいる接続部位と、
    を有し、前記ハンマーの打撃体は、前記アクチュエータによって、前記筐体の他方の開口部を通って、前記筐体の内側にある内部位置と、前記筐体の外側にある外部位置との間で、往復移動するようになっており、
    前記接続部位は、長手方向の一端部が前記筐体に係合し長手方向の他端部が前記キャスタ支持体に係合している棒状体と、弾性変形する方向の一端部が前記筐体に係合し弾性変形する方向の他端部が前記キャスタ支持体に係合している弾性体とを備えて構成されており、
    前記棒状体の前記一端部が前記筐体に支持されてかつ前記棒状体の他端部が前記キャスタ支持体に支持されていることで、前記キャスタ支持体の前記筐体に対する位置と姿勢とを変えることができるようになっており、
    前記弾性体は、前記キャスタ支持体の、前記筐体に対する位置と姿勢とが一定のものになるように、前記キャスタ支持体と前記筐体とを付勢しており、
    前記打撃体が往復移動する方向であって前記内部位置から前記外部位置に向かう方向で、前記内部位置における前記打撃体の先端と、前記筐体の開口部と、前記ボールキャスタのボールの先端と、前記外部位置における前記打撃体の先端とが、この順にならんでいることを特徴とする打音検査装置。
  4. 請求項1に記載の打音検査装置であって、
    細長く形成され、可撓性がある筐体支持体を備え、
    前記筐体支持体の長手方向の一方の端部が、前記筐体に係合しており、この係合をしていることで、前記筐体支持体に対して前記筐体が回動するように構成されていることを特徴とする打音検査装置。
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