JP7310568B2 - 放射線撮影システム、動作補助装置及びプログラム - Google Patents

放射線撮影システム、動作補助装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影システム、動作補助装置及びプログラムに関する。
被検者(患者)の特定部位(肺や関節)の特定動作(膨張・収縮、曲げ伸ばし等)を検査する際、被検者の動作を補助する(動作してほしいタイミングで被験者に動作を指示する)ことが従来行われている。
例えば、スパイロメーター等を用いた呼吸機能検査等においては、被検者の傍に補助を行う人がつき、息を吐いている(吸っている)ときの被検者の状態を見ながらタイミングを見計らって動作の切り替えを指示する。
一方、放射線を用いて被検者の動態を撮影する動態撮影においては、装置を用いて動作を補助する技術が提案されている。
例えば特許文献1には、人が知覚できる情報を一定の時間周期で変更し、人に所定の随意運動を時間周期で行うよう誘導する表示手段と、表示手段と連動して人体を経時的に撮像し複数の画像データを取得する撮像手段と、周期の位相情報と複数の画像データとをそれぞれ関連付けて記憶する記憶手段と、複数の画像データの被写体情報から人の随意運動の周期を算出し、算出した周期に基づく位相情報を算出する位相認識手段と、算出された位相情報と記憶された位相情報の整合性が悪いと判断した場合に、画像データに関連付けて記憶される位相情報を算出した位相情報へ変更する変更手段と、を備える放射線撮影装置について記載されている。
特許第3639826号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の動作補助を行う装置は、予め決められたプロトコルに従って動作の指示を行う。このため、一の動作(例えば息を吐く、腕を曲げる等)を被検者に指示してから他の動作(例えば息を吸う、腕を伸ばす等)を指示し、再び一の動作を指示するまでの周期がプロトコル毎に固定されてしまっている。
一方、被検者の中には、年齢や撮影時の体調等によって、指示された周期で呼吸を行うことが困難な者(例えば「4秒吸って4秒吐く」といった指示があっても、4秒間吸い続ける又は吐き続けることができない者)がいる。
また、肺に疾患を有する被検者の中には、呼吸の際に肺を膨張ないし収縮させることのできる範囲が健常者よりも小さくなっていて、呼吸のリズムが限定されてしまっている者もいる。
なお、従来の動作補助を行う装置の中には、動作の周期を変更する機能を備えたものも存在するが、複数の設定候補値の中から選択できる程度であり、必ずしも個々の被験者にぴったりの周期に合わせられるとは限らない。
このような装置を用いて動作を指示しながら動態撮影を行うと、被検者によっては、所望の動作状態が写った動態画像を得られない場合がある。
そうなると、医師が被検者の診断対象部位の機能を正しく評価することができず診断を誤ってしまったり、撮影のやり直しにより被検者に余計な負担をかけてしまったりすることになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、被検者の動作を撮影する動態撮影において、装置が動作を指示する周期やタイミングを、各被検者にそれぞれ合わせることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る放射線撮影システムは、
被検者の動態を撮影して複数のフレームからなる動態画像を得る放射線撮影手段と、
前記放射線撮影手段を用いて撮影を行っている間、前記被検者に対して所定の報知を行う報知手段と、
前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出手段と、
前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定手段と、
前記算出手段が算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時手段と、を備え、
前記報知手段は、前記検査設定手段が設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時手段が計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知の内容を切り替える
また、本発明に係る動作補助装置は、
被検者を撮影して得られた複数のフレームからなる動態画像を取得する取得手段と、
前記被検者の動態を撮影している間、前記被検者に対して行う所定の報知の内容を報知装置へ出力する出力手段と、
前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出手段と、
前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定手段と、
前記算出手段が算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時手段と、を備え、
前記出力手段は、前記検査設定手段が設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時手段が計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知装置へ出力する前記報知の内容を切り替える。
また、本発明に係るプログラムは、
コンピューターに、
被検者を撮影して得られた複数のフレームからなる動態画像を取得する取得処理と、
前記被検者の動態を撮影している間、前記被検者に対して行う所定の報知の内容を報知装置へ出力する出力処理と、
前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出処理と、
前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定処理と、
前記算出処理で算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時処理と、を実行させ、
前記出力処理において、前記検査設定処理で設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時処理で計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知装置へ出力する前記報知の内容を切り替える処理を更に実行させる。
本発明によれば、被検者の動作を撮影する動態撮影において、装置が動作を指示する周期やタイミングを、各被検者にそれぞれ合わせることができる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムを表すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備える動作補助装置(コンソール)を表すブロック図である。 図2の動作補助装置が実行する動作補助処理の流れを示すフローチャートである。 所定部位(横隔膜)の動作に関する物理量(移動距離)の経時変化を示すグラフである。 所定部位(横隔膜)の動作に関する物理量(移動速度)の経時変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
ただし、本発明の技術的範囲は、以下の実施形態や図面に記載されたものに限定されない。
<1.放射線撮影システム>
初めに、本実施形態に係る放射線撮影システム(以下、システム100)の概略構成について説明する。
図1は、システム100を表すブロック図である。
〔1-1.構成〕
システム100は、図1に示すように、放射線発生装置(以下、発生装置1)と、放射線検出器(以下、検出器2)と、コンソール3と、報知装置4と、操作卓5と、を備えている。
これらは、通信ネットワークNを介して互いに通信可能となっている。
なお、システム100は、上位システム200(例えば、放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)や、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等)と接続されていてもよい。
また、システム100は、検出器2を保持するための図示しない撮影台(立位撮影用、臥位撮影用、長尺撮影用等)を備えたものであってもよい。
また、システム100は、撮影室内に据え付けられたものであってもよいし、回診車(発生装置1が移動させることが可能に構成され、検出器2が持ち運び可能に構成されたもの)となっていてもよい。
(1-1-1.放射線発生装置)
発生装置1は、図示しない高電圧生成部、管球等を備えている。
高電圧生成部は、操作卓5から入力される制御信号に基づいて、予め設定された撮影条件(撮影形態(静止画像の撮影、動態画像の撮影)、管電圧や管電流、照射時間(mAs値)、動態画像を撮影する際のフレームレート、最大撮影枚数等)に応じた電圧を管球に印加するようになっている。
管球は、高電圧生成部から電圧が印加されると、印加された電圧に応じた線量の放射線(例えばX線)を生成するようになっている。
なお、発生装置1は、撮影室内に据え付けられたものであってもよいし、コンソール3等と共に回診車と呼ばれる移動可能に構成されたものであってもよい。
このように構成された発生装置1は、例えば操作卓5が操作されたことを契機として、放射線を、設定された撮影条件に応じた態様で発生させる。
例えば設定された撮影形態が静止画像の撮影(以下、静止画撮影)の場合、発生装置1は、所定線量の放射線を所定時間、一回だけ発生させる。
一方、設定された撮影形態が、複数のフレームからなる動態画像の撮影(以下、動態撮影)の場合、発生装置1は、静止画撮影の場合よりも短い所定線量のパルス状放射線を所定周期で所定回数繰り返し発生させる。
なお、動態撮影の場合、発生装置1は、照射指示スイッチが操作されている間、放射線を発生し続けるようになっていてもよい。
(1-1-2.放射線検出器)
検出器2は、図示しない放射線検出部、走査駆動部、読み出し部、画像生成部、通信部等を備えている。
放射線検出部は、受けた放射線の線量に応じた電荷を発生させる放射線算出素子やスイッチ素子を備えた複数の電荷蓄積部が、画像(フレーム)の各画素に対応する二次元状(マトリクス状)に配列されている。
走査駆動部は、各スイッチ素子のオン/オフを制御するようになっている。
読み出し部は、各電荷蓄積部から放出された電荷の量を信号値として読み出すようになっている。
画像生成部は、読み出された複数の信号値から放射線画像の画像データを生成するようになっている。
通信部は、他の装置(発生装置1、コンソール3等)との間で各種信号や各種データの送受信を行うことが可能となっている。
なお、検出器2は、シンチレーター等を内蔵し、照射された放射線をシンチレーターで可視光等の他の波長の光に変換し、変換した光に応じた電荷を発生させるもの(いわゆる間接型)であってもよいし、シンチレーター等を介さずに放射線から直接電荷を発生させるもの(いわゆる直接型)であってもよい。
また、検出器2は、撮影室内に据え付けられたものであってもよいし、持ち運び可能に構成されたものであってもよい。
そして、検出器2は、例えばコンソール3や操作卓5から所定の制御信号を受信したこと、発生装置1から放射線が照射されたこと等を契機として、放射線画像を、設定された撮影条件に応じた態様で生成する。
例えば設定された撮影形態が静止画撮影の場合、検出器2は、撮影動作(電荷の蓄積、放出、信号値の読出し、画像データの生成)を一回行う。
一方、設定された撮影形態が動態撮影の場合、検出器2は、撮影動作を所定周期で所定回数繰り返し行う。すなわち、受けた放射線に応じて複数のフレームからなる動態画像を生成する。
そして、検出器2は、生成した放射線画像の画像データを、通信部を介して有線又は無線でコンソール3や上位システム200へ送信する。
なお、検出器2は、動態撮影を行う際、入力されているタイミング信号がオンになる度にフレームの生成を行うようになっていてもよいし、撮影開始のトリガーとなる信号を一回受信した後は、自ら所定周期で所定回数放射線画像の生成を繰り返すようになっていてもよい。
(1-1-3.コンソール)
本実施形態に係るコンソール3は、動作補助装置をなすもので、PC、携帯端末、又は専用の装置によって構成されている。
なお、動作補助装置は、発生装置1や操作卓5が兼ねていてもよいし、コンソール3から独立して設けられていてもよい。
このコンソール3の詳細については後述する。
(1-1-4.報知装置)
報知装置4は、コンソール3に接続されている。
報知装置4には、例えばスピーカー、表示装置、ランプ、アクチュエーター等が含まれる。
なお、報知装置4は、コンソール3に直接接続されるのではなく、通信ネットワークNを介してコンソール3に接続されていてもよい。
また、報知装置4は、独立した装置ではなく、コンソール3(動作補助装置)の一部になっていてもよい。
(1-1-5.操作卓)
本実施形態に係る操作卓5は、ユーザーが操作可能な照射指示スイッチを有している。
また、操作卓5は、照射指示スイッチの操作態様に応じた制御信号を高電圧生成部に出力するようになっている。
なお、操作卓5は、発生装置1やコンソール3に備えられていてもよい。
〔1-2.動作〕
このように構成されたシステム100は、発生装置1と検出器2が所定距離離間した状態で対向配置され、被検者が発生装置1と検出器2との間に配置され、コンソール3に撮影条件の一つとして動態撮影が設定され、ユーザーによって照射指示スイッチが押下されると、発生装置1及び検出器2が動態撮影を開始する。
動態撮影を行う際、発生装置1は、予め設定された撮影条件に応じた放射線パルスを、被検者及びその背後の検出器2へ繰り返し照射する。
一方、検出器2は、予め設定された撮影条件に応じた態様でフレームの生成を繰り返す。
そして、検出器2は、生成した動態画像をコンソール3へ送信する。
発生装置1及び検出器2は、このようにして被検者の動態を撮影することにより放射線撮影手段をなす。
また、発生装置1及び検出器2が動態撮影を行っている間、報知装置4が被検者に所定の報知を行う。
また、コンソール3は、取得した動態画像に基づいて報知の内容を切り替える。
なお、この所定の報知の詳細については後述する。
<2.動作補助装置の詳細>
次に、上記システム100が備える動作補助装置であるコンソール3の詳細について説明する。図2は、コンソール3を表すブロック図である。
〔2-1.構成〕
コンソール3は、図2に示すように、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、表示部34と、操作部35と、を備えている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。
そして、制御部31のCPUは、記憶部33に記憶されている各種プログラムを読出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、コンソール3各部の動作を集中制御するようになっている。
通信部32は、有線通信モジュール又は無線通信モジュール等で構成され、通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して接続された他の装置(発生装置1や検出器2等)との間で各種信号や各種データを有線又は無線で送受信することが可能となっている。
記憶部33は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成されている。
また、記憶部33は、制御部31が各種処理を実行するためのプログラムやプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
また、本実施形態に係る記憶部33は、放射線画像の画像データを保存することが可能となっている。
なお、コンソール3は、記憶部33から独立して設けられた画像データ記憶部を備えていてもよい。
表示部34は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニターにより構成され、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画像や各種情報等を表示するようになっている。
操作部35は、カーソルキーや、数字入力キー、各種機能キー等を備えたキーボードや、マウス等のポインティングデバイス、表示部34の表面に積層されたタッチパネル等で、ユーザーが操作可能に構成されている。
そして、操作部35は、操作者によってなされた操作に基づく制御信号を制御部31に出力するようになっている。
〔2-2.動作〕
このように構成されたコンソール3の制御部31は、以下のような機能を有している。
例えば、本実施形態に係る制御部31は、上記撮影条件を発生装置1及び検出器2のうちの少なくとも一方へ設定する機能を有している。
なお、本実施形態に係る制御部31は、設定した撮影条件を表示部34に表示させる機能を有していてもよい。
また、制御部31は、照射指示スイッチが操作(例えば、押下)されたことを契機として、発生装置1及び検出器2のうちの少なくとも一方の装置に対して動作の開始を指示する機能を有している。
本実施形態に係る制御部31は、動作の開始を指示する信号を、通信部32を介して、発生装置1と検出器2の両方に送信するようになっている。
また、本実施形態に係る制御部31は、検出器2が生成した放射線画像(静止画像、動態画像)の画像データを、通信部32を介して受信する機能を有している。
なお、本実施形態に係る制御部31は、受信した画像データに基づく放射線画像を表示部34に表示させる機能を有していてもよい。
また、制御部31は、所定条件が成立したこと(撮影オーダー情報を受信したこと、ユーザーによって所定操作がなされたこと等)を契機として、動作補助処理を実行する機能を有している。
<3.動作補助処理の詳細>
次に、上記コンソール3が実行する動作補助処理の詳細について説明する。
図3は動作補助処理の流れを示すフローチャート、図4は横隔膜の移動距離の経時変化を示すグラフ、図5は横隔膜の移動速度の経時変化を示すグラフである。
〔3-1.設定処理〕
図3に示す動作補助処理で、制御部31は、まず、設定処理を実行する(ステップS1)。
この設定処理で、制御部31は、動態撮影においてコンソール3が動作補助を行う上で必要となる各種情報を設定する。
ここで設定する各種情報には、例えば、被検者に対して行う検査の内容、閾値等が含まれる。
検査は、所定部位の動作を調べる検査となっている。
所定部位には、例えば横隔膜、胸郭、肺、肋骨、肘、膝、股関節等が含まれる。
検査の内容として肺野の動きを設定する場合には、制御部31は、呼吸方法(自然呼吸、深呼吸、努力呼吸、息止め等)を更に設定する。
また、検査が所定部位に反復動作を行わせるもの(例えば自然呼吸又は深呼吸の肺の膨張・収縮、横隔膜の上下動、関節の曲げ伸ばし等)である場合、制御部31は、反復回数を更に設定する。
また、検査が、所定部位に維持動作を行わせるもの(同一動作をさせ続けるもの(努力呼吸等)、又は所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるもの(息止め等))である場合、制御部31は、状態維持時間を更に設定する。
なお、検査が、反復動作をしつつ、ある動作を一定期間させ続けるもの(深呼吸等)である場合、制御部31は、反復回数と状態維持時間の両方を設定することになる。
閾値は、報知装置4へ出力する報知の内容を切り替えるタイミング(実際に被検者が動作を切り替えるタイミングに対し、どの程度前もって動作の切り替えを指示するか)を規定するものである。
なお、これらの設定内容は、上位システム200から取得した撮影オーダー情報に基づいて自動で設定するようになっていてもよいし、コンソール3が保持しているプリセットの中からユーザーが選択したものを設定するようになっていてもよい。
また、設定内容のうち数値のもの(閾値や反復回数、状態維持時間等)は、撮影オーダー情報に基づいて自動で設定するようになっていてもよいし、過去に被検者を撮影して得られた過去動態画像に基づいて設定するようになっていてもよいし、ユーザーが入力した任意の数値を設定するようになっていてもよい。
また、制御部31は、これらを設定した後、ユーザーによる設定内容の変更を受け付けるようになっていてもよい。
制御部31は、このステップS1の処理を実行することにより、検査設定手段及び時間設定手段をなす。
〔3-2.待機〕
各種情報を設定した後、制御部31は、動態撮影の開始まで待機する(ステップS2)。
この処理で、制御部31は、例えば、照射指示スイッチが操作された(制御信号を受信した)か否かの判断を、操作された(受信した)と判断するまで繰り返す。
〔3-3.出力処理〕
照射指示スイッチが操作された後、制御部31は、出力処理を実行する(ステップS3)。
この出力処理で、制御部31は、被検者に対して行う所定の報知の内容を報知装置4へ出力する。
これにより、報知装置4が、動態撮影を行っている間、被検者に対して所定の報知を行うことになる。
本実施形態に係る制御部31は、所定の報知として、被検者に指示する動作の内容を報知する。
具体的には、検査の内容が肺野の動きである場合、報知する内容には、例えば、息を吸う旨の指示、息を吐く旨の指示、息を止める旨の指示等が含まれる。
また、検査の内容が関節の動きである場合、報知する内容には、例えば、関節を曲げる旨の指示、関節を伸ばす旨の指示、曲げた(伸ばした)状態を維持する旨の指示等が含まれる。
報知装置4には、上述したように、スピーカー、表示装置、ランプ、アクチュエーター等が含まれる。
報知装置4がスピーカーの場合には、上記動作の内容を音声で報知することになる。
報知装置4が表示装置の場合には、上記動作の内容を絵や文字等で報知することになる。
報知装置4がランプの場合には、上記動作の内容を点灯(消灯)又は光の色等で報知することになる。
報知装置4がアクチュエーターの場合には、上記動作の内容を、物体(報知内容が書かれた板等)を出す(引っ込める)、被検者を押す(引っ張る)等で報知することになる。
〔3-4.取得処理〕
また、照射指示スイッチが操作された後、制御部31は、取得処理を実行する(ステップS4)。
この取得処理で、制御部31は、被検者を撮影して得られた複数のフレームからなる動態画像を取得する。
本実施形態に係る制御部31は、検出器2が生成する一枚以上のフレームを取得する。
なお、制御部31は、この取得処理を、上記出力処理を行った後に実行するようになっていてもよいし、上記出力処理と並行して実行するようになっていてもよい。
また、制御部31は、この取得処理において、過去に被検者を撮影して得られた過去動態画像を取得するようになっていてもよい。その場合、取得処理の実行タイミングは、本実施形態の場合より前でもよい。
制御部31は、このステップS4の処理を実行することにより取得手段をなす。
〔3-5.算出処理〕
動態画像(フレーム)を取得した後、制御部31は、算出処理を実行する(ステップS5)。
この算出処理で、制御部31は、動態画像に基づいて、当該動態画像に写る被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する。
本実施形態に係る制御部31は、物理量として、所定部位の移動距離(位置)、移動速度又は加速度を算出するようになっている。
物理量が移動距離の場合には、例えば取得したフレームにおける所定部位の所定画素(例えば中心や端)の座標と基準となるフレームにおける所定部位の所定画素の座標との差に基づいて算出する。
物理量が移動速度の場合には、例えば算出した移動距離に基づいて(例えば撮影周期(フレームレートの逆数)で除す、微分する等して)算出する。
物理量が加速度の場合には、例えば算出した移動速度に基づいて(例えば微分する等して)算出する。
なお、所定部位が、動作に応じて放射線の透過率が変化する部位(例えば肺)である場合、制御部31は、部位内の画素の信号値の変化に基づいて物理量を算出するようになっていてもよい。
また、所定部位が、動作によって画像上の面積を変化させる部位(例えば肺)である場合、制御部31は、物理量として面積を算出するようになっていてもよい。
また、所定部位が、左右で算出される物理量が異なる部位(例えば横隔膜)である場合、制御部31は、左右いずれか一方(例えば動作が見やすい方、手術を受けた方等)の物理量だけを算出するようになっていてもよいし、左右のバランス(差や比等)を加味して物理量を算出するようになっていてもよい。
制御部31は、このステップS5の処理を実行することにより算出手段をなす。
〔3-6.判断処理〕
物理量を算出した後、制御部31は、判断処理を実行する(ステップS6)。
この判断処理で、制御部31は、算出した物理量が、ステップS1で設定した閾値に達したか否かを判断する。
このステップS6の処理において、物理量が閾値に達していないと判断した場合(ステップS6:No)、制御部31は、上記ステップS4の処理に戻る。
〔3-7.切替処理〕
一方、ステップS6の処理において、物理量が閾値に達したと判断した場合(ステップS6:Yes)、制御部31は、切替処理を実行する(ステップS7)。
この切替処理で、制御部31は、報知装置4へ出力する報知の内容を切り替える。
また、本実施形態に係る制御部31は、設定した検査の内容に基づいて、切り替えの態様を変更する。
(3-7-1.反復動作の場合)
例えば、ステップS1で設定した検査が所定部位に反復動作を行わせるものである場合、制御部31は、算出した物理量が閾値に達したことを契機として、報知装置4へ出力する報知の内容を切り替える。
例えば、検査の内容が肺野の動き(深呼吸)の場合、制御部31は、現在の物理量の符号が息を吸う(吐く)動作を示している場合には、それまで出力していた報知の内容が息を吸う(吐く)旨の指示であるため、息を吐く(吸う)旨の指示に切り替える。
また、検査の内容が関節の動きの場合、現在の物理量の符号が関節を曲げる(伸ばす)動作を示している場合には、それまで出力していた報知の内容が関節を曲げる(伸ばす)旨の指示であるため、関節を伸ばす(曲げる)旨の指示に切り替える。
なお、閾値の設定の仕方によって、報知の内容を切り替えるタイミングが変わってくる。
例えば、物理量が移動距離の場合、閾値(移動速度)が0よりも大きい値に設定されていると、移動速度が0になる(移動距離がピークに達する)前に報知装置4へ出力する報知の内容を切り替えることになる。
一方、閾値が0に設定されていると、移動速度が0(移動距離がちょうどピーク)に達したときに、報知装置4へ出力する報知の内容を切り替えることになる。
報知装置4へ出力する報知の内容を切り替えた後、制御部31は、物理量が閾値に達する前の状態に戻った(移動速度が再び閾値より大きくなった、移動距離が再び閾値より小さくなった)後に、再び上記ステップS4~S7の処理を繰り返す。
なお、制御部31は、撮影初期の動作で被検者の動作の周期を掴んだ後、その周期に従って自動的に(上記ステップS4~S7の処理を繰り返さずに)報知内容の切り替えを行うようになっていてもよい。
制御部31が以上のような処理を実行することにより、動態撮影中の報知装置4は、以下のように報知の内容を切り替えることになる。
例えば、検査が横隔膜に上下動作を行わせるものであって、物理量が移動距離である場合、報知装置4は、例えば図4に示すように、横隔膜の移動距離が極大(最呼気相当)に近づく(閾値に達したと制御部31が判断する)までの間(~t1,t3~t5,t7~t9・・)は、息を吐く旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
一方、報知装置4は、移動距離が極大に近づいた(閾値に達したと制御部31が判断した)タイミング(t1,t5,t9・・)で、それまで報知していた息を吐く旨の指示から息を吸う旨の指示に報知を切り替える。
報知を受けた被検者は、知覚から反応までのタイムラグを経て息を吸うことになる(t2,t6,t10・・)。
また、横隔膜の移動距離が極小(最吸気相当)に近づく(閾値に達したと制御部31が判断する)までの間(t1~t3,t5~t7,t9~)は、息を吸う旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
一方、報知装置4は、移動距離が極小に近づいた(閾値に達したと制御部31が判断した)タイミング(t3,t7・・)で、それまで報知していた息を吸う旨の指示から息を吐く旨の指示に報知を切り替える。
報知を受けた被検者は、知覚から反応までのタイムラグを経て息を吐くことになる(t4,t8・・)。
また、検査が肺野の動きをみる(横隔膜に上下動作を行わせる)ものであって、物理量が移動速度である場合、報知装置4は、例えば図5に示すように、横隔膜の移動速度が0(最呼気相当)に近づく(閾値に達したと制御部31が判断する)まで減少する間(~t11,t13~t15,t17~)は、息を吐く旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
一方、報知装置4は、移動速度が0に近づいた(閾値に達したと制御部31が判断した)タイミング(t11,t15・・)で、それまで報知していた息を吐く旨の指示から息を吸う旨の指示に報知を切り替える。
報知を受けた被検者は、知覚から反応までのタイムラグを経て息を吸うことになる(t12,t16・・)。
また、横隔膜の移動速度が0(最吸気相当)に近づく(閾値に達したと制御部31が判断する)まで増加する間(~t13,~t17・・)は、息を吸う旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
一方、報知装置4は、移動速度が0に近づいた(閾値に達したと制御部31が判断した)タイミング(t13,t17・・)で、それまで報知していた息を吸う旨の指示から息を吐く旨の指示に報知を切り替える。
報知を受けた被検者は、知覚から反応までのタイムラグを経て息を吐くことになる(t14,t18・・)。
制御部31及び報知装置4は、このように、個々の被験者の動作に基づいて報知を切り替えるため、図4に示したような、限界までの動作を素早く行うことのできる被検者に対しては、比較的早い周期で報知の切り替えを行い、図5に示したような、限界まで動作を行うのに時間のかかる被検者に対しては、比較的長い周期で報知の切り替えを行うことになる。
(3-7-2.維持動作の場合)
一方、設定した検査の内容が所定部位に維持動作を行わせるものである場合、制御部31は、まず、算出した物理量が閾値に達したことを契機として計時を開始する。
すなわち、制御部31は、計時手段をなす。
また、制御部31は、検査の内容が、維持動作のうち、同一動作をさせ続けるものであるか、所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものであるかに応じて、切り替えの態様を更に変更するようになっている。
検査の内容が同一動作をさせ続けるものである場合、制御部31は、反復動作の場合と異なり、物理量が閾値に達した後も同一の内容を報知し続ける。
例えば、検査の内容が肺野の動き(努力呼吸)の場合、制御部31は、現在の物理量の符号が息を吸う(吐く)動作を示している(それまで報知していた内容が息を吐く(吸う)旨の指示であった)場合には、更に息を吐く(吸う)旨の指示を継続する。
そして、制御部31は、計時を開始してからステップS1の処理で設定した状態維持時間が経過したことを契機として報知の内容を切り替える。
例えば、検査の内容が肺野の動き(努力呼吸)の場合、制御部31は、それまで報知していた内容が息を吸う(吐く)旨の指示であった場合には、息を吐く(吸う)旨の指示に切り替える。
また、検査の内容が関節の動きの場合、それまで報知していた内容が関節を曲げる(伸ばす)旨の指示であった場合には、関節を伸ばす(曲げる)旨の指示に切り替える。
一方、検査の内容が所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、制御部31は、反復動作の場合と同様に、算出した物理量が閾値に達したことを契機として報知の内容を切り替える。
例えば、検査の内容が肺野の動き(息止め)の場合、制御部31は、現在の物理量の符号が息を吸う(吐く)動作を示している(それまで報知していた内容が息を吸う(吐く)旨の指示であった場合には、息を止める旨の指示に切り替える。
そして、制御部31は、計時を開始してからステップS1の処理で設定した状態維持時間が経過したことを契機として報知の内容を更に切り替える。
例えば、検査の内容が肺野の動き(息止め)の場合、制御部31は、それまで報知していた内容が息を止める旨の指示であった場合には、息を吸う又は吐く旨の指示に切り替える。
なお、検査対象部位の可動範囲には限度があるため、被検者が閾値に達した後も同一動作をし続けていると、物理量がある程度変動する(揺れ動く)ことになる。また、被検者が動作を停止している間も、完全な静止状態を保つことは容易ではなく、物理量がある程度変動する(揺れ動く)ことになる。
このため、制御部31は、計時を行っている間、取得処理(ステップS4)及び算出処理(ステップS5)を繰り返し、物理量が所定範囲に収まっているか否かの判断を繰り返すようになっていてもよい。
そして、物理量が所定範囲内に収まっている間は計時及び報知を継続し、物理量が所定範囲を外れたらエラーを報知するようになっていてもよい。
制御部31が以上のような処理を実行することにより、動態撮影中の報知装置4は、以下のように報知の内容を切り替えることになる。
例えば、検査が肺野の動きをみる(努力呼吸を行わせる)ものであって、物理量が移動速度である場合、報知装置4は、横隔膜の移動速度が0(最呼気相当)に近づく(閾値に達したと制御部31が判断する)まで減少する間は、息を吐く旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
また、報知装置4は、移動速度が0に近づいた(閾値に達したと制御部31が判断した)タイミングになっても、息を吐く旨の指示を報知し続ける(繰り返す)。
報知を受けた被検者は、これ以上息を吐くことが困難な状態ではあるが、息を吐き続ける(移動速度が0に近い状態を維持する)ことになる。
また、移動速度が0に近づいてから状態維持時間が経過したタイミングで、それまで報知していた息を吸う旨の指示から息を吐く旨の指示に報知を切り替える。
報知を受けた被検者は、知覚から反応までのタイムラグを経て息を吐くことになる。
本実施形態に係る制御部31は、以上説明してきたステップS5~S7の処理を実行することにより出力手段をなす。また、制御部31及び報知装置4は報知手段をなす。
なお、本実施形態に係るシステム100は、この動作補助処理をコンソール3が実行するようになっていたが、コンソール3とは別の他の装置(発生装置1や、独立して設けられた動作補助装置等)が行うようになっていてもよい。
また、動作補助処理内の各処理を実行する役割を、システム100が備える各装置に分散させてもよい(検査設定手段、時間設定手段、取得手段、算出手段、計時手段、報知手段等としての機能は、コンソール3以外の他の装置が有していてもよい)。
<4.効果>
以上説明してきた本実施形態に係るコンソール3(動作補助装置)は、報知を切り替える周期やタイミングが予め決められておらず、検出器2から順次取得する撮影中の動態画像、又は過去に撮影した同一被検者の同一検査の動態画像に基づいて、撮影ごとに切り替える周期やタイミングを決定するようになっている。
このため、動作を指示する周期やタイミングを、各被検者にそれぞれ合わせることができる
その結果、動作補助装置が行う動作補助に被検者が動作を合わせられなかったことに起因する誤診や撮影のやり直しを防ぐことができる。
100 放射線撮影システム
1 放射線発生装置
2 放射線検出器
3 コンソール(動作補助装置)
31 制御部
32 通信部
33 記憶部
34 表示部
35 操作部
4 報知装置
5 操作卓
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 被検者の動態を撮影して複数のフレームからなる動態画像を得る放射線撮影手段と、
    前記放射線撮影手段を用いて撮影を行っている間、前記被検者に対して所定の報知を行う報知手段と、
    前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出手段と、
    前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定手段と、
    前記算出手段が算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時手段と、を備え、
    前記報知手段は、前記検査設定手段が設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時手段が計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知の内容を切り替える放射線撮影システム。
  2. 上位システムから取得した撮影オーダー情報又は過去に前記被検者を撮影して得られた過去動態画像に基づいて前記状態維持時間を設定する時間設定手段を備える請求項に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記算出手段は、前記物理量として、前記所定部位の移動距離、移動速度又は加速度を算出する請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
  4. 前記報知手段は、前記所定の報知として、前記被検者に指示する動作の内容を報知する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  5. 被検者を撮影して得られた複数のフレームからなる動態画像を取得する取得手段と、
    前記被検者の動態を撮影している間、前記被検者に対して行う所定の報知の内容を報知装置へ出力する出力手段と、
    前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出手段と、
    前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定手段と、
    前記算出手段が算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記検査設定手段が設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時手段が計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知装置へ出力する前記報知の内容を切り替える動作補助装置。
  6. コンピューターに、
    被検者を撮影して得られた複数のフレームからなる動態画像を取得する取得処理と、
    前記被検者の動態を撮影している間、前記被検者に対して行う所定の報知の内容を報知装置へ出力する出力処理と、
    前記動態画像に基づいて、当該動態画像に写る前記被検者の所定部位の動作に関する物理量を算出する算出処理と、
    前記被検者に対して行う検査の内容を設定する検査設定処理と、
    前記算出処理で算出した物理量が所定の閾値に達したことを契機として計時を開始する計時処理と、を実行させ、
    前記出力処理において、前記検査設定処理で設定した検査が前記所定部位に同一動作をさせ続けるもの、又は前記所定部位の動作を所定状態となった時点で停止させるものである場合、前記計時処理で計時を開始してから所定の状態維持時間が経過したことを契機として前記報知装置へ出力する前記報知の内容を切り替える処理を更に実行させるプログラム。
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