JP7310101B2 - ガス拡散電極の検査方法およびガス拡散電極 - Google Patents
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Description
また、本発明の第二の主要な構成は、前記第1の主要な構成であるガス拡散電極の外観欠点自動検査方法による欠点の種類、および/またはその位置を記録した検査記録を少なくとも有するガス拡散電極である。ここで、前記欠点の種類が、少なくとも突起、異物、毛羽、凹み、クラック、微多孔層の穴、貫通孔、端部欠け、スジのいずれかを含んでいることが望ましい。
また本発明のガス拡散電極に、その検査記録を有していれば、性能に影響する外観欠点の種類、存在位置、サイズ、面積がたやすく特定でき、外観欠点部分を除去することが容易となる。
微多孔層は、セパレータから供給されるガスを触媒へと拡散するための高いガス拡散性、電気化学反応に伴って生成する水を多孔質電極基材へ排出するための高い排水性、発生した電流を取り出すための高い導電性を有することが必要である。このため導電性を有し、好ましくは平均細孔径が0.01~10μmのものが挙げられる。
そして微多孔層の層数は単層でも複数でも構わず、特に限定されないが、プロセスの管理、及びコストの観点から、単層又は二層までが好ましい。以下、まず、微多孔層について共通的な事項を説明する。
本発明の検査対象であるガス拡散電極に用いる微多孔層は、炭素材を含むことが好ましく、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、炭素繊維のチョップドファイバー、グラフェン、黒鉛などの導電性微粒子を含んだ層である。導電性微粒子としては、コストが低く、安全性や製品の品質の安定性の点から、カーボンブラックが好適に用いられる。微多孔層中に含まれるカーボンブラックとしては、不純物が少なく触媒の活性を低下させにくいという点でアセチレンブラックが好適に用いられる。またカーボンブラックの不純物の含有量の目安として灰分が挙げられるが、灰分が0.1質量%以下のカーボンブラックを用いることが好ましい。なお、カーボンブラック中の灰分は少ないほど好ましく、灰分が0質量%のカーボンブラック、つまり、灰分を含まないカーボンブラックが特に好ましい。
また、検査対象であるガス拡散電極に用いる微多孔層に発生する外観欠点の種類には、突起、異物、毛羽、凹み、クラック、微多孔層の穴、貫通孔、端部欠け、スジなどが挙げられる。ここで、各欠点について簡単に説明する。
突起は、微多孔層塗液中に含まれるカーボンブラック等の導電性微粒子が凝集した塊の箇所であり、検査用の光を照射した際に、その陰により周囲よりも黒く見える。
異物は、製造工程に浮遊する塵埃などが付着した箇所であり白色や黒色に見える。
毛羽は、多孔質炭素電極基材の炭素単繊維や複数本の炭素繊維が微多孔層の表面に見えることがあり、または製造工程に浮遊する炭素繊維の毛羽が付着した箇所に見えることがあり、白色や黒色に見える。
凹みは、微多孔層塗液中に含まれる空気が存在していたり、微多孔層塗液が多孔質炭素電極基材に沈みこんだ箇所であり、周囲より黒く見える。
クラックは、微多孔層塗液の乾燥時の収縮により発生する微多孔層の細長い割れの箇所であり周囲より黒く見える。
端部欠けは、製造工程中に接触などによりガス拡散電極の端部が欠けた箇所である。
ここからは図示実施形態に基づいて本発明に係るガス拡散電極1の外観欠点自動検査方法、および検査したガス拡散電極について具体的に説明する。
図1には、ガス拡散電極6の検査方法に好適に用いられる検査装置の側面概略の一例が示されている。ガス拡散電極6は、矢印Aで示すガス拡散電極6の長手方向MDに沿って搬送ロール7に接触した状態で搬送され、搬送ロール7に接触したガス拡散電極6の上方の所定位置には、ガス拡散電極6に対して所定角度でガス拡散電極6の表面へ光を照射するように、照明手段1が配置されている。さらに、照明手段1と同じ側にガス拡散電極6の表面で生じる反射光を受光するように、撮像手段2が配置されている。撮像手段2で撮像された画像は、画像入力手段3へ入力され、さらに、画像解析手段4にて解析および欠点判定が実施される。画像解析手段4にて解析および判定された結果は、画像記録手段5にて保存される。照明手段1が正反射光または散乱光の場合、特に突起、異物、毛羽、凹み、クラック、微多孔層の穴に好適に用いることができる。
特に、ガス拡散電極6の表面に対する照明手段1からの照射の方向と、ガス拡散電極6において当該照射される面であって、搬送ロール7上では曲面となる表面に接する平面と垂直の方向とがなす角度θ1は、0°~60°であることが好ましい。
図2には、ガス拡散電極6の検査方法に好適に用いられる検査装置の別の一例の側面概略が示されている。ガス拡散電極6は、矢印Aで示すガス拡散電極6の長手方向MDに沿って搬送される。搬送ロール10と搬送ロール11の間のガス拡散電極6の上方の所定位置には、ガス拡散電極6の表面に対して垂直の角度からガス拡散電極6の表面へ光を照射するように、照明手段8が配置されている。さらに、照明手段8と反対側にガス拡散電極6の表面で生じる透過光を受光するように、撮像手段9が配置されている。撮像手段9で撮像された画像は、画像入力手段3へ入力され、さらに、画像解析手段4にて解析および欠点判定が実施される。画像解析手段4にて解析および判定された結果は、画像記録手段5にて保存される。この場合、特に微多孔層の穴、貫通孔や端部欠けを検出するために好適に用いられる。
本発明におけるデータ処理手段およびデータ分別手段について説明するにあたり、画像入力、画像解析、画像記憶の流れの例を簡単に説明する。
ガス拡散電極6の長手方向MDに沿って連続した自動検査が行われる。また、本検査方法では、検査対象であるガス拡散電極6の表面における突起、異物、毛羽、凹み、クラック、微多孔層の穴、貫通孔、端部欠け、スジのいずれかの少なくとも1つ以上を検出することができる。
対象が円のとき、円形度は最大で1となり、円から離れれば離れるほど値は小さくなる。このような特徴量を算出し、後述のデータ分別手段での抽出、分別処理に用いる。本発明においてガス拡散電極6に生じる欠点は、それぞれ特徴が異なっているため、各欠点に適した特徴量を1種類、もしくは複数種類組み合わせて適用することにより、欠点の検出精度を向上させることが可能になる。
次に本発明におけるガス拡散電極のレーザマイクロスコープで計測された欠点サイズまたは面積で検出されるように設定された画像解析条件について説明する。
撮像された欠点候補の画像におけるサイズまたは面積は、ガス拡散電極と照明手段および撮像手段との角度、距離によって変化するため、欠点候補の実際のサイズまたは面積と一致しないことがある。まず、あらかじめ欠点候補の実際のサイズまたは面積をレーザマイクロスコープで測定し、その欠点候補を検査装置で検査する。次に、レーザマイクロスコープで測定された実際のサイズまたは面積と検査装置で検出されたサイズまたは面積の関係(直線近似の回帰式等)を見出し、その関係に当てはめることで、撮像画像におけるサイズまたは面積を精度よく算出することが可能となる。ここで挙げられた欠点候補のサイズとしては、外接円(長径)、内接円(短径)が例として挙げられ、各品種、欠点種ごとに目的に応じてそれらサイズの最大値、最小値等が適宜選択される。
ガス拡散電極6が搬送される際に、図2の場合、搬送ロールに接触していない部分においては、ロールの蛇行、幅方向の僅かな張力差等によって、ガス拡散電極6が上下に振動することがある。その振動により、ガス拡散電極6と撮像手段9との間の距離が変動するため、撮像手段9のピントが合わなくなることがある。一方、図1の場合、搬送ロールに接触しているため、ガス拡散電極6が上下に振動することはなく、安定して撮像することが可能である。そのため、安定して撮像する観点からは、ガス拡散電極6における搬送ロールに接触している部分を検査することが好ましい。
それらをガス拡散電極と共に有してあれば、性能に影響する欠点の種類、および/またはその位置が容易に特定できるため、燃料電池の組み立て現場において、欠点部分を排除して組み立てることができ、高性能で高品質のセルの組み立てが容易となる。
次に本発明におけるガス拡散電極6の欠点位置が判別可能なマーキングについて説明する。
インクジェットの場合は、燃料電池性能低下の原因となる金属のコンタミを防止する観点から、有機顔料系のインクを用いることが好ましい。
レーザマーキングの場合は、レーザ照射により分解して発生する有害なガスを回収して処理する機構を有することが好ましい。
O/(C+F)=酸素原子の数比率の値/(炭素原子の数比率の値+フッ素原子の数比率の値)
また、ガス拡散電極におけるマーキング部について、落射光を用いた光学顕微鏡で観察画像を撮像した後、画像処理用ソフトウェアで画像処理をする。光学顕微鏡はM205C(ライカ社製)あるいはその同等品が用いられる。倍率は20倍程度で撮像すると明瞭な画像が得られる。
画像処理は、JtrimやImageJあるいはその同等品のソフトウェアを使用して二値化することで行う。その際、理論的にマーキングされる面積の全てがマーキング処理により変色して、画像処理による二値化で全て塗りつぶされた場合をマーキング部変色面積割合100%とする。具体的には、上記「理論的にマーキングされる面積」は、マーキング装置で設定されるマーキング形状の面積を用いることができる。またマーキング部分を目視で定規を用いて測定したり、光学顕微鏡で拡大して測定して面積を計算することもできる。マーキング部の変色部分は、画像処理ソフトで設定される0~255階調の輝度が0~30階調を黒色に変色したとみなし、二値化で塗りつぶす面積とする。31~255階調は変色していない部分とみなす。マーキング部の変色面積割合は下記の式に従って算出できる。なお、任意に選定したマーキングについて各5回の測定を行い、その平均値を採る。
マーキング部変色面積割合(%)=マーキングによる変色部分において画像処理の二値化により塗りつぶされたところの面積/マーキング部の理論面積×100
本発明のガス拡散電極においては、上記マーキング部変色面積割合が30%以上であることが好ましく、35%以上であることがより好ましく、40%以上であることがさらに好ましい。マーキング部変色面積割合は高いほど検出性が良好になるが、30%以上であれば、マーキング部と非マーキング部の色濃度の差が大きくなり、検出性の良好なマーキング部となる。
本発明のガス拡散電極は、引張強度が2.4N/mm以上であることが好ましく、2.7N/mm以上であることがより好ましく、3.0N/mm以上であることがさらに好ましい。引張強度が2.4N/mm未満の場合、ガス拡散電極の搬送時に破断が生じたりハンドリング性が低下したりすることがある。引張強度は、大きいほどより好ましいが、通常、長尺でロール状のガス拡散電極の場合、7N/mm程度が限界である。
<材 料>
A:多孔質炭素電極基材
東レ(株)製PAN系炭素繊維“トレカ”(登録商標)T300(平均直径:7μm)を短繊維の平均長さ12mmにカットし、水中に分散させて湿式抄紙法により連続的に抄紙した。さらに、バインダーとしてポリビニルアルコールの10質量%水溶液を当該抄紙に塗布して乾燥させ、炭素短繊維の目付が26g/m2の炭素短繊維シートを作製した。ポリビニルアルコールの付着量は、炭素繊維100質量部に対して18質量部であった。
加圧処理をした前駆体繊維シートを、窒素ガス雰囲気に保たれた、最高温度が2400℃の加熱炉に導入し、加熱炉内を連続的に走行させながら焼成する炭化工程に通した後、ロール状に巻き取って多孔質炭素電極基材を得た。得られた多孔質炭素電極基材は、密度0.29g/cm3であった。
B: ストラクチャー指数3.0以上のカーボンブラック1
:DBP吸油量140cc/100g、BET比表面積41m2/g、ストラクチャー指数3.4
ストラクチャー指数3.0以上のカーボンブラック2
:DBP吸油量125cc/100g、41m2/g、ストラクチャー指数3.1
C:ストラクチャー指数3.0未満のカーボンブラック3
DBP吸油量175cc/100g、BET比表面積67m2/g、ストラクチャー指数2.6)
D:撥水性樹脂
“ネオフロン”(登録商標)FEPディスパージョンND-110(FEP樹脂、ダイキン工業(株)製)
E:界面活性剤
“TRITON”(登録商標)X-100(ナカライテスク(株)製)
<多孔質炭素電極基材およびガス拡散電極の厚みの測定>
多孔質炭素電極基材およびガス拡散電極の厚みについては、直径5mmφの測定子のダイヤルゲージを用い、0.15MPaの荷重を加えながら測定を行った。
<微多孔層の厚みの測定>
微多孔層の厚みについては、上記により求めた、0.15MPa加圧時の多孔質炭素繊維基材とガス拡散電極の厚みの差から算出した。
マーキングの理論面積を、マーキング装置で設定されるマーキング形状の面積として、マーキング部の変色面積割合は下記の式に従って算出した。なお、各実施例において、任意に選定した2カ所のマーキングについて各5回の測定を行い、その平均値を採った。
マーキング部変色面積割合(%)=マーキングによる変色部分において画像処理の二値化により塗りつぶされたところの面積/マーキング部の理論面積×100
<ガス拡散電極の作製>
ロール状に巻き取られた厚み136μmの多孔質炭素電極基材を巻き取り式の搬送装置を用いて、搬送しながら、フッ素樹脂濃度を5質量%になるように水に分散した撥水性樹脂ディスパージョンを満たした浸漬槽に浸漬して撥水処理を行い、100℃に設定した乾燥機で乾燥して巻き取り機で巻き取って、撥水処理した多孔質炭素電極基材を得た。撥水性樹脂ディスパージョンとして、FEPディスパージョン ND-110を水でFEPが5質量%濃度になるように薄めたものを用いた。
ストラクチャー指数3.0以上のカーボンブラック1、または、ストラクチャー指数3.0以上のカーボンブラック2 15質量部、FEPディスパージョン(“ネオフロン”(登録商標)ND-110)5質量部、界面活性剤(“TRITON”(登録商標)X-100)15質量部、精製水65 質量部をプラネタリーミキサーで混練し、塗液を調製した。
ストラクチャー指数3.0未満のカーボンブラック3 5質量部、FEPディスパージョン(“ネオフロン”(登録商標)ND-110)2質量部、界面活性剤(“TRITON”(登録商標) X-100)7質量部、精製水 86質量部をプラネタリーミキサーで混練し、塗液を調製した。プラネタリーミキサーでの混練条件を調節し、導電性微粒子の分散度を上げた。
次に、巻き出し機、LEDライン型照明、ラインセンサカメラ、画像解析手段、巻き取り機を備えた搬送検査装置を用意した。
その際に、検出された欠点の近傍にキーエンス社製YVO4レーザマーカー MH-D1500(出力25W)を用いて、出力パーセント30%、印字スピード1000m/sec、周波数140KHzで上記ガス拡散電極の多孔質炭素電極基材面にレーザを照射し、円形のマーキングを形成した。デフォーカスはなく、焦点を合わせた状態で照射した。このようにして、マーキングの形成されたガス拡散電極を得た。
(実施例2)
出力パーセントを40%に変更した以外は実施例1と同様にしてマーキングの形成されたガス拡散電極を得た。
(実施例3)
出力パーセントを20%に変更した以外は実施例1と同様にしてマーキングの形成されたガス拡散電極を得た。
出力パーセントを50%に変更した以外は実施例1と同様にしてマーキングの形成されたガス拡散電極を得た。
(実施例5)
出力パーセントを10%に変更した以外は実施例1と同様にしてマーキングの形成されたガス拡散電極を得た。
(参考例1)
実施例1で得られたマーキングの形成されたガス拡散電極における非マーキング部について、実施例1と同様に評価した。
検出性は以下の基準で目視による評価を行った。
○:濃いマーキングである
△:薄いマーキングである
2 撮像手段
3 画像入力手段
4 画像解析手段
5 画像記録手段
6 ガス拡散電極
7 搬送ロール
8 照明手段
9 撮像手段
10 搬送ロール
11 搬送ロール
31 第1のデータ処理手段
32 第2のデータ処理手段
33 データ分別手段
A ガス拡散電極6の長手方向MD
41 非マーキング部
42 マーキング部
Claims (9)
- 多孔質炭素電極基材の少なくとも片面に微多孔層を有するガス拡散電極を、連続的に搬送させながら前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点を検査するガス拡散電極の検査方法であって、
照明手段を用いて、前記ガス拡散電極表面に光を照射する工程、
前記ガス拡散電極表面からの反射光を受光する撮像手段で撮像する工程、
前記撮像手段によって得られた画像データを処理するデータ処理の工程、
及び、前記データ処理の工程で得られた前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点の少なくとも種類、サイズ、面積及び位置の情報を記録する工程を有し、
前記撮像手段によって得られた画像における前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点のサイズ、面積は、レーザマイクロスコープで計測された前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点のサイズ、面積のそれぞれとの相関に基づいて算出される設定がされた画像解析条件を用いて検出される、ガス拡散電極の検査方法。 - 前記ガス拡散電極表面からの反射光が、散乱光、斜光反射及び正反射光からなる集合から選択される少なくとも一つである、請求項1に記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点の種類が、突起、異物、毛羽、凹み、クラック、微多孔層の穴、貫通孔、端部欠け及びスジのいずれかを含む、請求項1または2に記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記微多孔層が炭素材を含む、請求項1~3のいずれかに記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記ガス拡散電極が搬送ロールに接触した部分における前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点を検査する、請求項1~4のいずれかに記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記ガス拡散電極の検査の前に、前記ガス拡散電極の表面に存在する付着物を除去する、請求項1~5のいずれかに記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記ガス拡散電極の検査の後に、前記ガス拡散電極の表面に存在する外観欠点の位置が判別可能なマーキングを行う、請求項1~6のいずれかに記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記ガス拡散電極の片面あるいは両面に、インクジェットあるいはレーザにより、前記マーキングを行う、請求項7に記載のガス拡散電極の検査方法。
- 前記レーザがYVO4レーザである、請求項8に記載のガス拡散電極の検査方法。
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