JP7309239B1 - 保護カバー及び保護カバーセット - Google Patents

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Abstract

【課題】電子端末の画面を保護する保護シートの内側に埃や水が入ることを抑制すると共に、保護シートの剥れを抑制する保護カバーを提供する。【解決手段】画面を備え、該画面を覆う保護シートが設けられた電子端末の外面を保護する保護カバーであって、画面の外周縁に沿って形成される開口を有すると共に、電子端末の周面を覆うフレーム部を備え、フレーム部は、保護シートに密着する密着面を有し、密着面は、開口に沿うようにフレーム部の内面に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子端末のケーシングを保護する保護カバー及び保護カバーセットに関する。
近年、スマートフォンやスマートウォッチなどの電子端末の普及に伴って、電子端末に装着する保護カバーも多様化している。保護カバーは、落下などによる外部からの衝撃から電子端末を保護したり、電子端末の意匠上の見栄えを良くしたりする。特許文献1には、スマートウォッチの本体をカバーして周囲に弾性保護効果を奏する保護カバーが開示されている。
実用新案登録第3233262号
ところで、スマートフォンやスマートウォッチはタッチパネル(操作画面)を有するため、電子端末の外面(筐体)を保護するだけでなく電子端末のタッチパネルも保護することが好ましい。そこで、タッチパネルを覆う透明な樹脂製またはガラス製の保護シートと外面を覆うフレーム部材とが一体となった保護カバーがあるが、保護カバーの装着状態等によっては保護シートがタッチパネルから浮いてしまう場合がある。保護シートがタッチパネルから浮いてしまうと、指で触れてもタッチパネルが反応せず操作上の不便が生じる。
一方、保護シートとフレーム部材とが別体である場合、フレーム部材を電子端末に装着した時に該フレーム部材の開口の縁(内枠)と、タッチパネルに貼り付けた保護シートの縁との間に隙間が生じると、電子端末の外面の一部が外部に露出してしまう。これでは、電子端末の保護が十分と言えないばかりか、保護シートの端が剥がれたり、その剥れた箇所から埃や水が入ったりする。
また、フレーム部材の開口の大きさよりも保護シートの面積の方が大きい場合、フレーム部材を電子端末に装着した時に、フレーム部材の開口の縁(内枠)と保護シートの縁とが干渉してしまい、装着したときのフィット感が損なわれたり、保護シートが破損したりするおそれがある。
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子端末の画面を保護する保護シートの内側に埃や水が入ることを抑制すると共に、保護シートの剥れを抑制する保護カバーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本開示では、保護カバーの内面に電子端末の画面を保護する保護シートに密着する密着面を保護カバーの開口に沿うように設けた。
具体的には、第1の態様は、画面を備え、該画面を覆う保護シートが設けられた電子端末の外面を保護する保護カバーであって、前記画面の外周縁に沿って形成される開口を有すると共に、前記電子端末の周面を覆うフレーム部を備え、前記フレーム部は、前記保護シートに密着する密着面を有し、前記密着面は、前記開口に沿うように前記フレーム部の内面に設けられる。
第1の態様では、密着面は開口の周囲に亘って設けられているため、保護カバーの外周縁は密着面により押さえられる。このため、保護シートの外周縁が剥がれてしまうことを抑制できると共に、保護シートのずれを抑制できる。また、保護カバーと保護シートとの間には隙間ができにくくなり、保護シートの表面と保護カバーとの間に水滴や塵埃が侵入することを抑制でき、水の浸入による電子端末(1)の故障を防止できる。
第2の態様は、第1の態様において、
前記密着面と前記電子端末との間に隙間を形成する隙間形成部をさらに備え、前記隙間形成部は、前記フレーム部の内面において前記密着面の周囲に沿うように設けられる。
第2の態様では、隙間形成部によって、密着面と電子端末との形成される隙間に保護シートが嵌まる。保護シートはある程度厚みを有するため、このような隙間を設けること保護カバーは、保護シートに密着するだけでなく電子端末にも密着することができる。また、保護シートに厚みがあるためこのような隙間がないと、密着面が保護シートから浮いてしまうおそれがあるが、本開示の保護カバーでは密着面が保護シートから浮いてしまうことを抑制できる。
第3の態様は、第2の態様において、
前記隙間形成部は、前記フレーム部の内面から立ち上がる凸部である。
第3の態様では、凸部を設けるだけで比較的簡便にフレーム部と電子端末との間に隙間を形成できる。
第4の態様は、第3の態様において、
前記凸部は、前記開口の周方向に沿ってそれぞれ設けられる第1凸部と第2凸部とを有し、前記第1凸部は、前記第2凸部よりも前記開口寄りに配置され、前記第1凸部の基部から先端までの長さは、前記第2凸部のそれと同一またはそれよりも短い。
第4の態様では、第1凸部と第2凸部とにより、フレーム部内側の全面に亘って電子端末の外面との間に隙間を形成できる。特に、第1凸部の基端から先端までの長さが第2凸部のそれと同一であると、フレーム部の内面と電子端末の外面とを平行にできる。また、第1凸部の基端から先端までの長さが第2凸部のそれよりも短いと、フレーム部は、開口縁に向かうにつれて電子端末に近づく。このため、フレーム部の密着面が保護シート上面を確実に押さえることができる。
加えて、フレーム部の内面全体と電子端末の外面との間に隙間が形成されるため、電子端末を落としたときなどの外部からの衝撃を緩衝できる。このように、電子端末の外部のみならず内部を保護し、電子端末の故障を防ぐことができる。
第5の態様は、第3または第4の態様において、
前記凸部は、前記開口の周方向に沿って並んで配置される複数の突起である。
第5の態様では、突起を形成するだけで比較的簡便に隙間形成部を設けることができる。
第6の態様は、第1~第5の態様のいずれか1つの前記保護カバーと前記保護シートとを備える前記電子端末用の保護セットである。
以上に説明したように、本開示によれば、保護カバーは、電子端末の画面を保護する保護シート内に埃や水が入ることを抑制できると共に、保護シートの剥れを抑制できる。
図1は、発明の実施形態に係る保護カバーを電子端末に装着した状態を示す斜視図である。 図2は、本保護カバーの外観を示す斜視図である。 図3は、図2におけるIII-III線矢視断面図である。 図4は、図3におけるIV-IV線矢視断面図である。 図5は、図3におけるV-V線矢視断面図である。 図6は、画面に保護シートが取り付けられた状態の図1におけるVI-VI線矢視断面図である。 図7は、画面に保護シートが取り付けられた状態の図1におけるVI-VI線矢視断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。また、以下に説明する各実施形態、その他の例等の各構成は、本発明を実施可能な範囲において、組み合わせたり、一部を置換したりできる。
(1)電子端末
図1及び図6に示すように、保護カバー(10)は、電子端末(1)の外面を保護する。本実施形態の電子端末(1)は、例えばスマートウォッチである。電子端末(1)は、本体部(2)、タッチパネル(3)、ダイヤルボタン(4)、プッシュボタン(5)、音声機能部(図示省略)を有する。以下の説明において、「上」「下」「右」「左」「前」「後」は、それぞれ図1に示す矢印の方向を意味する。
本体部(2)は、概ね扁平な直方体に形成される。本体部(2)の上面(6)は、平坦部(6a)と、平坦部(6a)の縁から本体部(2)の側面(7)に向かって湾曲する湾曲部(6b)とを有する。本体部(2)の側面(7)は外側へ膨出するように形成される。具体的に、本体部(2)の右側面は右方へ膨出する。本体部(2)の左側面は左方へ膨出する。本体部(2)の前側面は前方へ膨出する。本体部(2)の後側面は後方へ膨出する。本体部(2)の下面(8)は下方に向かってやや膨出する。
タッチパネル(3)は、本体部(2)の上面(6)に設けられる。タッチパネル(3)は、本体部(2)の上面の概ね全面に亘って矩形に形成される。タッチパネル(3)は、所定の情報を表示すると共に、ユーザの操作により所定の機能を発揮させる。タッチパネル(3)は、画面の一例である。
ダイヤルボタン(4)及びプッシュボタン(5)は、本体部(2)の右側面に設けられる。ダイヤルボタン(4)及びプッシュボタン(5)は、電子端末の所定の機能を発揮させるボタンである。
音声機能部は、本体部(2)の左側面に設けられる。音声機能部は、スピーカ機能およびマイク機能を有する。
本体部(2)の前側面及び後側面には、腕に装着するベルトを取り付けるための凹溝(9)が形成されている。
(2)保護カバー
図2~図5に示すように、保護カバー(10)はフレーム部(20)と密着面(34)と凸部(30)とを有する。保護カバー(10)は、弾性材料からなる。保護カバー(10)は、電子端末(1)に脱着可能に構成される。具体的に、保護カバー(10)は、本体部(2)に着脱可能に形成される。
(1-1)フレーム部
フレーム部(20)は、上面と下面とが開放された枠状に形成される。フレーム部(20)は、電子端末(1)の外面の少なくとも一部を覆う。具体的に、保護カバー(10)が本体部(2)に装着された状態において、フレーム部(20)は本体部(2)の側面(7)を覆う。フレーム部(20)は、上下方向の断面形状が円弧状に形成される。
フレーム部(20)のうち本体部(2)の右側面を覆う部分には、第1穴(21)と第2穴(22)とが形成される。第1穴(21)は、ダイヤルボタン(4)が挿通される円形の穴である。第2穴(22)は、プッシュボタン(5)が露出するように形成される長穴である。第2穴(22)には、プッシュボタン(5)を覆う概ね長方形のボタンカバー(24)が配置される。ボタンカバー(24)の下辺は、フレーム部(20)に接続されており、ボタンカバー(24)とフレーム部(20)とは一体に形成される。フレーム部(20)のうち本体部(2)の左側面を覆う部分には、第3穴(23)が形成される。第3穴(23)は、音声機能部が露出するように形成された長穴である。
フレーム部(20)のうち本体部(2)の前側面と後側面とを覆う部分は、凹溝(9)が露出するように形成される。具体的に、フレーム部(20)のうち本体部(2)の前側面と後側面とを覆う部分の下端は凹溝の上端付近に一致する。
フレーム部(20)は、タッチパネル(3)の外周縁に沿って形成される開口(25)を有する。開口(25)は概ね矩形に形成される。開口(25)は、本体部(2)の上面全体が露出するように形成される。
(2-2)密着面
密着面(34)は、フレーム部(20)の内面に設けられる。密着面(34)は、保護シート(40)に密着する。具体的に、密着面(34)は、凸部(30)から開口(25)の端部に亘って設けられる。密着面(34)は、フレーム部(20)の内面開口(25)の全周に亘る部分である。
保護カバー(10)が電子端末(1)に装着された状態では、フレーム部(20)のうち、凸部(30)から開口(25)の端部に至るまでの部分は、本体部(2)に向かって付勢されている。そのため、保護シート(40)に接する凸部(30)から開口(25)の端部に至るまでの部分(密着面(34))は、保護シート(40)の表面を押さえる。
(2-3)凸部
凸部(30)は、開口(25)の周方向に沿ってフレーム部(20)内面に形成される。凸部(30)は、隙間形成部(30)の一例である。凸部(30)は、開口(25)の縁と電子端末(1)との間に隙間を形成する。凸部(30)は、フレーム部(20)の内面において、密着面(34)の周囲に沿うように設けられる。凸部(30)は、フレーム部(20)の内面から立ち上がるように形成される。
凸部(30)は、第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)を有する。第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)のそれぞれは、複数の突起を有する。各突起は、同一形状に形成されている。
各突起の基部から先端までの長さも等しい。具体的に、第1凸部(31)の基部から先端までの長さd1と、第2凸部(32)の基部から先端までの長さd2と、第3凸部(33)の基部から先端までの長さd3とはそれぞれ等しい。各突起の基部から先端までの長さ(d1~d3)は、後述の保護シートの厚さと同じである。
第1凸部(31)の複数の突起は、開口(25)の周方向に沿って配置される。具体的に、フレーム部(20)の右側部分及び左側部分の内面には、3つの第1凸部(31)の突起が前後方向に所定の間隔を空けて並んで配置される(図4及び図5参照)。また、フレーム部(20)の前側部分及び後側部分の内面には、2つの第1凸部(31)の突起が左右方向に所定の間隔を空けて並んで配置される(図3参照)。
各第1凸部(31)は、密着面(34)の周囲に沿って配置される。言い換えると、密着面(34)は、第1凸部(31)と開口(25)の端部との間に設けられる。第1凸部(31)の各突起は、開口(25)の縁から距離は同一である。第1凸部(31)の各突起は、フレーム部(20)内面の上下方向の中央よりも上寄りの高さ位置に配置される。
第2凸部(32)の複数の突起は、開口(25)の周方向に沿って配置される。具体的に、フレーム部(20)の右側部分の内面には、1つの第2凸部(32)の突起が配置される(図4参照)。フレーム部(20)の左側部分の内面には、3つの第2凸部(32)の突起が前後方向に所定の間隔を空けて並んで配置される(図5参照)。
また、フレーム部(20)の前側部分及び後側部分の内面には、2つの第2凸部(32)の突起が左右方向に所定の間隔を空けて並んで配置される(図3参照)。第2凸部(32)の各突起は、開口(25)の縁から距離は同一である。第2凸部(32)の各突起は、フレーム部(20)の前側部分及び後側部分において中央の高さ位置に配置され、フレーム部(20)の前側部分及び後側部分において中央よりも下寄りの高さ位置に配置される。
第3凸部(33)の複数の突起は、フレーム部(20)の右側部分及び左側部分のそれぞれに3つずつ前後方向に所定の間隔を空けて配置される(図4及び図5参照))。第3凸部(33)の各突起は、開口(25)の縁から距離は同一である。第3凸部(33)の各突起は、フレーム部(20)の左側部分及び右側部分において中央よりも下寄りの高さ位置に配置される。
(2-4)保護シート
図6に示すように、本実施形態の電子端末(1)では、タッチパネル(3)上に保護シート(40)が設けられる。保護シート(40)は、タッチパネル(3)の全面を覆うように貼られている。具体的に、保護シート(40)は、上面(6)の平坦部(6a)を含め、湾曲部(6b)に亘って貼られている。このように、電子端末(1)の上面の形状に合うように、保護シート(40)の外周縁は湾曲している。
(3)保護カバーの装着状態
次に電子端末(1)に本実施形態の保護カバーを装着した状態について説明する。
図6に示すように、保護カバー(10)を電子端末(1)に装着すると、第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)の各突起の先端が本体部(2)の接する。このことで、フレーム部(20)の内面と本体部(2)の外面との間に隙間が形成される。第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)の各突起は、基端部から先端部までの長さが同一であるため、フレーム部(20)の内面と本体部(2)の外面との隙間は一定に形成される。
図7に示すように、電子端末(1)のタッチパネル(3)の保護シート(40)を設けた状態では、保護シート(40)は、第1凸部(31)により形成される隙間に挟まる。第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)の各突起は、基部から先部までの長さは、保護シート(40)の厚さと同一である。このことで、フレーム部(20)の密着面(34)は保護シート(40)の上面に密着する。
(4)実施形態の効果
(4-1)効果1
本実施形態の保護カバー(10)は、タッチパネル(3)の外周縁に沿って形成される開口(25)を有すると共に、電子端末(1)の周面を覆うフレーム部(20)を備える。フレーム部(20)は、保護シート(40)に密着する密着面(34)を有し、密着面(34)は、開口(25)に沿うようにフレーム部(20)の内面に設けられる。
本実施形態によると、密着面(34)は開口(25)の周囲に亘って設けられているため、保護カバー(10)の表面のうち外周部分は密着面(34)により押さえ付けられる。このため、保護シート(40)の外周縁が剥がれてしまうことを抑制できる。また、保護シート(40)がずれてしまうことを抑制できる。また、保護カバー(10)と保護シート(40)との間には隙間ができにくくなり、保護シート(40)の表面と保護カバー(10)との間に水滴や塵埃が侵入することを抑制でき、水の浸入による電子端末(1)の故障を防止できる。
(4-2)効果2
本実施形態の保護カバー(10)は、密着面(34)と電子端末(1)との間に隙間を形成する凸部(30)を備える、凸部(30)は、フレーム部(20)の内面において密着面(34)の周囲に沿うように設けられる。
本実施形態によると、密着面(34)と電子端末(1)との形成される隙間(S)に保護シート(40)が嵌まる。保護シート(40)はある程度厚みを有するため、このような隙間(S)を設けること保護カバー(10)は、保護シート(40)に密着するだけでなく電子端末(1)にも密着することができる。また、保護シート(40)に厚みがあるため、このような隙間(S)がないと密着面(34)が保護シート(40)から浮いてしまうおそれがあるが、本開示の保護カバー(10)では密着面(34)が保護シート(40)から浮いてしまうことを抑制できる。
(4-3)効果3
本実施形態の保護カバー(10)の凸部(30)は、フレーム部(20)の内面から立ち上がる。これにより、凸部(30)を設けるだけで比較的簡便にフレーム部(20)と電子端末(1)との間に隙間(S)を形成できる。
(4-4)効果4
本実施形態の保護カバー(10)の凸部は、第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)を有する。第1凸部(31)は、第2凸部(32)及び第3凸部(33)よりも開口(25)寄りに配置され、第1凸部、第2凸部及び第3凸部(33)の基端から先端までの高さは同一である。
本実施形態によると、第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)により、フレーム部(20)の内面と本体部(2)の外面との隙間を一定にできる。これにより、フレーム部(20)の開口縁付近において、フレーム部(20)の内面は本体部(2)の外面と平行となるため、フレーム部(20)の開口(25)縁が保護シート(40)から浮いてしまうことを抑制できる。言い換えると、フレーム部(20)の開口(25)縁が保護シート(40)上に確実に密着できる。
加えて、フレーム部の内面全体と電子端末の外面との間に隙間が形成されるため、電子端末を落としたときなどの外部からの衝撃を緩衝できる。このように、電子端末の外部のみならず内部を保護し、電子端末の故障を防ぐことができる。
(4-5)効果5
本実施形態の保護カバー(10)の第1凸部(31)、第2凸部(32)及び第3凸部(33)のそれぞれは、の開口(25)の周方向に沿って並んで配置される複数の突起である。
本実施形態によると、フレーム部(20)内面に突起を設けるだけで、フレーム部(20)と本体部(2)との間に隙間を形成できる。このように、例えば凸部(30)をフレーム部(20)内面の周方向に延びる凸条に形成するよりも、保護カバー(10)1つあたりの材料を少なくすることができるため省コスト化を図ることができる。
(5)実施形態2
実施形態2は、上記実施形態の保護カバー(10)と保護シート(40)とを備えた電子端末(1)用の保護セットである。保護カバー(10)及び保護シート(40)をセットにすることで、保護シート(40)を貼っていない電子端末(1)を所有ユーザにとって、保護カバー(10)と保護シート(40)とを別々に入手する手間を不要にできる。また、別々に入手した保護カバー(10)と保護シート(40)とが互いに適応するか事前に確認する手間を省くことができる。
(6)その他の実施形態
電子端末(1)は、画面(3)を備えたものであればよく、スマートフォンや携帯用ゲーム機などであってもよい。
密着面(34)は、第1凸部(31)から開口(25)の縁に亘るまで設けられている必要はなく、第1凸部(31)から開口(25)の縁までの一部の範囲に設けられていればよい。好ましくは、密着面(34)は、フレーム部(20)の内面のうち開口(25)の縁を含んでいればよい。これにより、フレーム部(20)と保護シート(40)との間に埃や水が入り込むことを抑制できる。
保護カバー(10)は、密着面(34)を有していればよく、隙間形成部(30)を有していなくてもよい。
隙間形成部(30)は、密着面(34)から段差状に形成されていればよく凸形状に限定されない。
第1凸部(31)の基端部から先端部までの長さd1は、第2凸部(32)の基端部から先端部までの長さd2及び第3凸部(33)の基端部から先端部までの長さd3より短くてもよい。この場合、d2はd3よりも短い。これにより、フレーム部(20)は、開口(25)端部に向かって下方に向かって傾斜するため、フレーム部(20)の開口(25)端部は保護シート(40)に密着しやすくできる。
凸部(30)は、第1凸部(31)のみを有していてもよい。この場合、例えば第1凸部(31)はフレーム部(20)側面の中央よりも下寄りの高さ位置に配置される。
凸部(30)は、第1凸部(31)及び第2凸部(32)のみを有していてもよい。この場合、第2凸部(32)は、フレーム部(20)側面の中央よりも下寄りの高さ位置に配置される。
凸部(30)は、突起状に形成されていなくてもよい。例えば、凸部(30)は、フレーム部(20)内面の周方向に延びる突条に形成されていてもよい。
隙間形成部(30)は、フレーム部(20)の開口(25)縁と本体部(2)との間に隙間が形成するものであればよく、凸部(30)に形成されていなくてもよい。
電子端末(1)は、その上面が湾曲部(6b)を有するものでなくてもよい。すなわち、電子端末(1)は、上面(6)が平坦部(6a)のみ有していてもよい。この場合、保護シート(40)は平坦な上面(6)のみを覆う。そのため、保護カバー(10)は、本体部(2)の側面(7)に加え、上面(6)の縁部分を覆うように形成される。第1凸部(31)は、本体部(2)上面の縁の保護カバーに密着する。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態および変形例は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。以上に述べた「第1」、「第2」、…という記載は、これらの記載が付与された語句を区別するために用いられており、その語句の数や順序までも限定するものではない。
本発明は、電子端末の画面を保護する保護シート内に埃や水が入ることを防ぐ保護カバーを提供できるため、産業上の利用可能性が高い。
1 電子端末
3 タッチパネル(画面)
10 保護カバー
20 フレーム部
25 開口
30 隙間形成部(凸部)
31 第1凸部
32 第2凸部
34 密着面
40 保護シート
S 隙間

Claims (6)

  1. 画面を備え、該画面を覆う保護シートが設けられた電子端末の外面を保護する保護カバーであって、
    前記画面の外周縁に沿って形成される開口を有すると共に、前記電子端末の周面を覆うフレーム部を備え、
    前記フレーム部は、前記保護シートに密着する密着面と、前記開口の周方向に沿って配置されると共に該フレーム部と前記電子端末との間に隙間を形成する隙間形成部とを有し、
    前記密着面は、前記開口の全周に亘って前記フレーム部の内面に設けられ、かつ、前記保護カバーが前記電子端末に装着された状態において、前記電子端末側に向かって付勢され、
    前記隙間形成部は、前記フレーム部の内面から立ち上がる凸部であり、前記保護カバーが前記電子端末に装着された状態において、前記密着面と前記電子端末の外面との間で隙間を形成する
    ことを特徴とする保護カバー。
  2. 前記電子端末は、上面、下面、及び側面を有する本体部を備え、
    前記本体部の側面は、外側へ膨出するように形成され、
    前記本体部の上面は、前記画面が設けられる平坦部と、該平坦部から前記本体部の側面に向かって湾曲する湾曲部とを有し、
    前記隙間形成部は、前記本体部の側面に接するように設けられ、
    前記密着面は、前記フレーム部が前記本体部に装着された状態において、前記湾曲部において前記保護シートと密着する
    ことを特徴とする請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記凸部は、第1凸部と第2凸部とを備え、
    前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記開口の周囲に沿って設けられ、
    前記第1凸部は、前記第2凸部よりも前記開口寄りに配置され、
    前記第1凸部の基部から先端までの長さは、前記第2凸部のそれよりも短い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー。
  4. 前記凸部は、前記開口の周方向に沿って並んで配置される複数の突起である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー。
  5. 請求項1または2に記載の前記保護カバーと前記保護シートとを備えること
    を特徴とする前記電子端末に装着する保護カバーセット。
  6. 前記電子端末は、スマートウォッチである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー。
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