JP7308598B2 - オーディオ装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

オーディオ装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ装置に対するメンテナンスの要否を管理する技術に関する。
オーディオ装置の一例であるレコード盤再生装置の音再生部には、レコード盤を回転させるテーブルと、レコード盤から音信号を読み取るレコード針と、が含まれている。そして、レコード針は消耗品であり、従来のレコード盤再生装置では、説明書などに、レコード針を交換する際の目安として使用時間が記載されているに過ぎなかった。このため、ユーザ自身が、使用時間をカウントしてレコード針の交換時期を管理しなければならなかった。
実開昭61-040701号公報
しかし、従来のレコード盤再生装置では、ユーザが使用時間を継続的にカウントして積算していかなければならず、管理が煩わしく、又、正確な積算時間を得ることが難しかった。
なお、従来のレコード盤再生装置(アナログ)には、レコード盤にレコード針が置かれた時間をカウントして積算時間を記憶し、且つ積算時間を本体の表示部に表示する機能を備えたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。しかし、この技術では、ユーザは、レコード盤再生装置の設置場所まで行かなければ、積算時間を確認できない。又、従来のレコード盤再生装置は、アナログ装置であるがゆえに、その設置場所の近くで再生音を聞くことをユーザに強いる。
近年、レコード盤再生装置を好んで使用するユーザが増えつつある一方で、従来のレコード盤再生装置は、ネットワークを通じて遠隔操作や再生音の配信を行う近年の技術(デジタル技術)に即したものにはなっていない。
そこで本発明の目的は、オーディオ装置の音再生部に対するメンテナンスの要否を遠隔で管理する技術を提供することである。
本発明に係るオーディオ装置は、音信号を再生する音再生部と、ネットワークへの接続を可能にするネットワーク通信部と、記憶部と、配信処理部と、を備える。そして、記憶部は、音再生部に対するメンテナンスの要否を判断するための、音再生部の使用に関する更新情報を記憶する。配信処理部は、ネットワーク通信部を介して更新情報を外部に配信する。
本発明によれば、オーディオ装置の音再生部に対するメンテナンスの要否を遠隔で管理できる。
本実施形態に係るレコード盤再生装置及びネットワーク環境を示した概念図である。 レコード盤再生装置の正面図である。 レコード盤再生装置で実行される制御処理の1つである管理処理のうちの記憶処理及び配信処理の流れを示したフローチャートである。 管理処理のうちのリセット処理の流れを示したフローチャートである。 外部端末で実行される制御処理のうちの表示処理の流れを示したフローチャートである。 外部端末で実行される制御処理のうちの出力処理の流れを示したフローチャートである。
本発明をレコード盤再生装置に適用した実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るレコード盤再生装置及びネットワーク環境を示した概念図である。図1に示される様に、本実施形態のレコード盤再生装置1は、ネットワークへの接続が可能であり、ネットワークを通じて外部端末2(PCやスマートフォンなど)と接続することが可能である。以下、具体的に説明する。
[1]レコード盤再生装置
[1-1]レコード盤再生装置の構成
図2は、レコード盤再生装置1の正面図である。図1及び図2に示される様に、レコード盤再生装置1は、音信号を再生する音再生部11と、制御部12と、記憶部13と、検出部14と、入出力部15Aと、ネットワーク通信部15Bと、を備える。
<音再生部11>
音再生部11は、レコード盤再生部であり、レコード盤を回転させるレコード盤回転部111と、レコード盤から音信号を読み取るカートリッジ112と、レコード盤上へのカートリッジ112の移動を可能にするアーム113と、バランスウェイト114と、を含む。
レコード盤回転部111は、レコード盤を載せるテーブル111Aと、当該テーブル111Aを回転させる駆動部111Bと、を含む。テーブル111Aは、レコード盤再生装置1の本体10に回転可能に設けられている。駆動部111Bは、例えばモータであり、自身の回転をテーブル111Aに伝えることにより、テーブル111Aを回転させる。駆動部111Bの回転をテーブル111Aに伝える方式には、駆動部111Bの回転を直接的に伝える方式と、ベルトなどを介して間接的に伝える方式とが存在する。又、駆動部111Bは、制御部12からの指令やスイッチの切替えに応じてテーブル111Aの回転スピードを切り替えることができる。
カートリッジ112は、交換可能なレコード針112Aを含む。レコード針112Aは、カンチレバー(不図示)の先端部に設けられており、レコード盤に刻まれた音溝の内面形状に応じた振動が可能である。そして、カートリッジ112は、レコード針112Aの振動を電気信号に変換して出力する。レコード盤再生装置1は、カートリッジ112から出力された電気信号を、アンプ(不図示)で増幅して入出力部15Aから出力することができる。入出力部15Aから出力された電気信号は、オーディオ用アンプ(不図示)を経由してスピーカで再生される。又、本実施形態のレコード盤再生装置1は、カートリッジ112から出力された電気信号を、デジタル信号に変換してネットワーク通信部15Bから外部へ配信することができる。
アーム113は、先端部を水平方向及び鉛直方向の何れにも移動させることが可能となる様に、本体10に支持されている。又、アーム113の先端部には、ヘッドシェルなどの保持部材を介してカートリッジ112が取り付けられている。そして、アーム113の先端部を移動させることにより、レコード針112Aがレコード盤の盤面に置かれる。
バランスウェイト114は、アーム113の基端部に設けられている。具体的には、バランスウェイト114は、アーム113の支持位置(支点)に対して先端部とは反対側の位置に、位置調整可能に設けられている。そして、バランスウェイト114の位置調整により、レコード盤に対するレコード針112Aの圧力(針圧)が調整される。
<制御部12>
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)で構成されており、レコード盤再生装置1が備える様々な動作部(音再生部11、記憶部13、検出部14、入出力部15A、ネットワーク通信部15Bを含む)を制御する。具体的には、制御部12は、記憶部13に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、プログラムに従って各動作部を制御する処理部として機能する。尚、上記プログラムは、レコード盤再生装置1内の記憶部13に記憶される場合に限らず、外部の記憶媒体(フラッシュメモリなど)に読取り可能な状態で記憶されてもよい。
本実施形態において、プログラムに従って制御部12で実現される処理部には、図1に示される様に、音再生処理部121と管理処理部122とが含まれる。ここで、音再生処理部121は、音再生部11による音信号の再生を制御する。管理処理部122は、音再生部11に対するメンテナンスの要否を遠隔で管理することを可能にする(管理処理)。尚、この管理処理の詳細については後述する。
<記憶部13>
記憶部13は、例えばフラッシュメモリなどで構成されており、各種情報を記憶する。又、記憶部13は、上述したプログラムだけでなく、音再生部11に対するメンテナンスの要否を判断するための、音再生部11の使用に関する更新情報Spを記憶する。本実施形態では、更新情報Spは、レコード針112Aの交換の要否を判断するための、テーブル111Aの回転に関する回転情報であり、具体的にはテーブル111Aの回転積算時間Tpである。ここで、回転積算時間Tpは、検出部14が検出したテーブル111Aの回転時間tを積算したものである。
尚、更新情報Spである回転情報は、テーブル111Aの回転積算数Fpであってもよい。ここで、回転積算数Fpは、検出部14が検出したテーブル111Aの回転数fを積算したものである。又、回転積算時間Tp又は回転積算数Fpは、レコード盤の盤面にレコード針112Aが置かれているときのテーブル111Aの回転時間t又は回転数fを積算したものであってもよい。
本実施形態では、記憶部13は、レコード針112Aの消耗スピードを決めるファクタに関する情報を更に記憶する。ここで、消耗スピードを決めるファクタには、テーブル111Aの回転スピード、針圧(又は、バランスウェイト114の位置)、レコード針112Aの硬さなどが含まれる。そして、これらのファクタに関する情報は、ユーザによって外部端末2で入力され、その後、ネットワークを通じて外部端末2からレコード盤再生装置1に入力される。
尚、上記ファクタに関する情報は、外部端末2から入力される場合に限らず、例えば、レコード盤再生装置1専用のリモートコントローラやレコード盤再生装置1の本体10に設けられた操作部(不図示)などから入力されてもよい。又、記憶部13には、ユーザが入力したものに限らず、切替えスイッチの位置に応じた回転スピードが自動的に記憶されてもよいし、自動検出されたバランスウェイト114の位置又はその位置に対応した針圧が記憶されてもよい。
<検出部14>
検出部14は、更新情報Spを更新するための情報を検出する。本実施形態では、検出部14は、テーブル111Aの回転時間tを検出する。具体的には、検出部14は、駆動部111Bがテーブル111Aを回転させている時間をカウントすることにより、テーブル111Aの回転時間tを検出する。
更新情報Spとして回転積算数Fpが記憶部13に記憶される場合には、検出部14は、回転積算数Fpを更新するための情報としてテーブル111Aの回転数fを検出してもよい。この場合、検出部14は、例えばパルスエンコーダであり、駆動部111Bであるモータの回転数をカウントすることにより、テーブル111Aの回転数fを検出する。そして、モータとテーブル111Aとの回転比率が1でない場合には、検出部14は、回転比率を考慮してテーブル111Aの回転数fを検出してもよい。
尚、検出部14は、レコード盤の盤面にレコード針112Aが置かれた状態を更に検出することにより、盤面にレコード針112Aが置かれているときのテーブル111Aの回転時間t又は回転数fを検出してもよい。又、検出部14は、パルスエンコーダなどの検出専用のハードウェアで構成される場合に限らず、制御部12においてソフトウェアで機能的に構成されてもよい。
<入出力部15A>
入出力部15Aは、レコード盤再生装置1に対する各種信号の入出力を行うためのインタフェースである。本実施形態では、入出力部15Aは、スピーカとの接続に用いられるI/Oや、レコード盤再生装置1専用のリモートコントローラとの通信に用いられるI/Oなどを含む。
<ネットワーク通信部15B>
ネットワーク通信部15Bは、ネットワークへのレコード盤再生装置1の有線又は無線での接続に用いられるインタフェースである。そして、ネットワーク通信部15Bには、スピーカなどの外部機器や、PCやスマートフォンなどの外部端末2が、ネットワークを通じて接続される。一例として、ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)である。尚、ネットワークには、Bluetooth(登録商標)などの近距離通信で接続される環境や、インターネットを介して接続される環境などが含まれてもよい。
この様に、本実施形態のレコード盤再生装置1は、ネットワークへの接続が可能であり、ネットワークを通じて外部機器(スピーカなど)や外部端末2(PCやスマートフォンなど)と接続することが可能である。よって、レコード盤再生装置1は、ネットワークを通じてレコード盤の再生音を配信できる。又、外部端末2を、レコード盤再生装置1のリモートコントローラを兼ねたネットワークコントローラとして機能させることでできる。具体的には、再生音の配信といったソフトウェア的な動作だけでなく、機械的な動作(レコード盤の盤面にレコード針112Aを置く動作を含む)も含めて、ネットワークプレーヤとしてのレコード盤再生装置1の一連の動作を、外部端末2で制御することが可能になる。即ち、アナログ装置に回帰する傾向にある近年においてアナログ装置とデジタル技術とを融合させることが、レコード盤再生装置1で実現される。
[1-2]レコード盤再生装置で実行される制御処理
次に、レコード盤再生装置1で実行される制御処理の1つである管理処理について説明する。以下では、検出部14がテーブル111Aの回転時間tを検出し、記憶部13にテーブル111Aの回転積算時間Tpが更新情報Spとして記憶される場合について説明する。尚、検出部14がテーブル111Aの回転数fを検出し、記憶部13にテーブル111Aの回転積算数Fpが記憶される場合については、以下の説明において「回転時間」及び「回転積算時間」をそれぞれ「回転数」及び「回転積算数」に適宜読み替えることで理解できる。
先ず、制御部12で実現される管理処理部122の構成について説明する。図1に示される様に、管理処理部122は、記憶処理部122Aと、配信処理部122Bと、リセット処理部122Cと、を含む。記憶処理部122Aは、更新情報Spを記憶部13に記憶する(記憶処理)。配信処理部122Bは、ネットワーク通信部15Bを介して更新情報Spを外部に配信する(配信処理)。リセット処理部122Cは、記憶部13に記憶されている更新情報Spをリセットして初期状態に戻す(リセット処理)。
<記憶処理及び配信処理>
図3は、管理処理のうちの記憶処理及び配信処理の流れを示したフローチャートである。管理処理は、レコード盤再生装置1の電源がオンされた場合に開始される。管理処理が開始されると、先ず、制御部12は、更新情報Spである回転積算時間Tpを記憶部13から読み出す(図3のステップS11)。そして、配信処理部122Bが、ステップS11で読み出した回転積算時間Tpを、ネットワーク通信部15Bを介して外部に配信する(図3のステップS12)。
ステップS11の後、記憶処理部122Aが、テーブル111Aが回転しているか否かを判断する(図3のステップS13)。そして、記憶処理部122Aは、「回転している(Yes)」と判断できるまでステップS13を繰り返し実行する。
その後、記憶処理部122Aは、ステップS13にて「回転している(Yes)」と判断した場合、回転中であるテーブル111Aの回転時間tを検出部14から取得する(図3のステップS14)。又、記憶処理部122Aは、レコード針112Aの消耗スピードを決めるファクタに関する情報を記憶部13から読み出す。具体的には、記憶処理部122Aは、テーブル111Aの回転スピード、針圧(又は、バランスウェイト114の位置)、レコード針112Aの硬さの少なくとも何れか1つに関する情報を記憶部13から読み出す。そして、記憶処理部122Aは、検出部14から取得した回転時間tを、記憶部13から読み出した情報を用いて補正することにより、補正後の回転時間tcを算出する(図3のステップS15)。
ステップS15の後、記憶処理部122Aは、ステップS11で読み出した回転積算時間Tpに補正後の回転時間tcを積算することにより、新たな回転積算時間Tpを算出する(Tp=Tp+tc。図3のステップS16)。そして、記憶処理部122Aは、ステップS16で算出した新たな回転積算時間Tpを記憶部13に記憶する(図3のステップS17)。この様にして、記憶処理部122Aは、記憶部13に記憶した回転積算時間Tpを、この回転積算時間Tpに補正後の回転時間tcを積算することで更新する。
ステップS17の後、配信処理部122Bが、ステップS16で算出された新たな回転積算時間Tpを、ネットワーク通信部15Bを介して外部に配信する(図3のステップS18)。その後、制御部12は、レコード盤再生装置1の電源がオフされるまで、ステップS13からの処理を繰り返し実行する。尚、ステップS18の配信は、ステップS17に並行して実行されてもよいし、ステップS17の前に実行されてもよい。
ステップS12及びS18で外部に配信された回転積算時間Tpは、後述する様に、その回転積算時間Tpを取得した外部端末2の表示部に表示される。尚、回転積算時間Tpは、外部に配信されて外部端末2に表示されるだけでなく、レコード盤再生装置1の本体10やレコード盤再生装置1専用のリモートコントローラなどに設けられた表示部(不図示)に表示されてもよい。
上記管理処理によれば、ネットワークを通じて、スマートフォン等の外部端末2に回転積算時間Tp(更新情報Sp)を配信できる。又、配信される回転積算時間Tpは、音再生部11の使用に関する過去の情報ではなく、更新(逐次更新)された新しい情報である。又、レコード盤再生装置1は、ネットワークに接続されていない場合(一時的に切断された場合も含む)でも、回転積算時間Tpを更新して記憶部13に記憶できる。よって、ネットワークに接続されていない期間があったとしても、その影響が回転積算時間Tpに及ぶことがない。
よって、ネットワークを通じてレコード盤再生装置1に外部端末2が接続された場合(再接続やペアリングが行われた場合を含む)に、どの外部端末2に対しても、レコード盤再生装置1に接続された時点での最新の回転積算時間Tpを配信できる。そして、外部端末2の表示部に回転積算時間Tpが表示されることにより、ユーザは、その最新の回転積算時間Tpに基づいて、音再生部11に対するメンテナンス(本実施形態では、レコード針112Aの交換)の要否を判断できる。即ち、ユーザは、ネットワークを通じて、音再生部11に対するメンテナンスの要否を判断するための情報(回転積算時間Tp)を取得し、その情報に基づいてメンテナンスの要否を判断できる。
この様に、本実施形態のレコード盤再生装置1によれば、音再生部11に対するメンテナンスの要否を遠隔で管理できる。
又、本実施形態では、更新情報Spとして、テーブル111Aの回転積算時間Tpが用いられている。ここで、レコード針112Aの消耗度合は、テーブル111Aの回転積算時間Tpに対応し易い。よって、レコード針112Aの交換の目安となる基準値を設けておくことにより、ユーザは、取得した回転積算時間Tpを基準値と比較するといった簡単な方法で交換の要否を判断できる。即ち、ユーザは、レコード針112Aの消耗度合を、回転積算時間Tp(更新情報Sp)から推測できる。
更に、本実施形態では、回転積算時間Tpを更新する際に、消耗スピードを決めるファクタに関する情報が考慮される。このため、レコード針112Aの消耗度合と、テーブル111Aの回転積算時間Tpと、が精度良く対応する。よって、寿命を超えたレコード針112Aを使用し続けることでレコード盤を傷付けてしまうといった不具合や、十分に使用可能なレコード針112Aを無駄に交換してしまうといった不具合を解消できる。
<リセット処理>
図4は、管理処理のうちのリセット処理の流れを示したフローチャートである。管理処理が開始されると、リセット処理では、リセット処理部122Cがリセット信号を受信したか否かを判断する(図4のステップS21)。リセット信号は、後述する様に、ネットワークを通じて外部端末2からレコード盤再生装置1に入力される。尚、リセット信号は、レコード盤再生装置1専用のリモートコントローラから入力されてもよいし、レコード盤再生装置1の本体10に設けられた操作部(不図示)などから入力されてもよい。又、レコード盤再生装置1が、レコード針112Aの交換を自動検知してリセット信号を生成し、そのリセット信号をリセット処理部122Cに入力してもよい。
リセット処理部122Cは、ステップS21にて「受信した(Yes)」と判断できるまで、ステップS21を繰り返し実行する。そして、リセット処理部122Cは、ステップS21にて「受信した(Yes)」と判断した場合、記憶部13に記憶されている回転積算時間Tp(更新情報Sp)をリセットして初期状態に戻す(図4のステップS22)。ここで、初期状態は、例えば0時間である。
その後、リセット処理部122Cは、レコード盤再生装置1の電源がオフされるまで、ステップS21からの処理を繰り返し実行する。尚、ステップS22の後、ステップS21に戻る前に、配信処理部122Bが、リセット後の回転積算時間Tpを、ネットワーク通信部15Bを介して外部に配信してもよい。
上記リセット処理によれば、レコード針112Aの交換時(メンテナンス実行時)に回転積算時間Tp(更新情報Sp)をリセットすることが可能になる。これにより、回転積算時間Tpが、交換後のレコード針112A(メンテナンス後の音再生部11)にだけ対応したものとなる。よって、ユーザは、リセットされた回転積算時間Tpに基づいて、新しいレコード針112Aの交換の要否(音再生部11に対する次のメンテナンスの要否)を正しく判断できる。
[2]外部端末
[2-1]外部端末の構成
外部端末2は、例えばスマートフォンであり、表示部及び操作部の機能を兼ね備えたタッチパネル21と、制御部22と、記憶部23と、ネットワーク通信部24と、を備える。制御部22は、例えばCPUで構成されており、外部端末2が備える様々な動作部(タッチパネル21、記憶部23、ネットワーク通信部24を含む)を制御する。具体的には、制御部22は、記憶部23に記憶されているアプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、アプリケーションプログラムに従って各動作部を制御する処理部として機能する。尚、上記アプリケーションプログラムは、外部端末2内の記憶部23に記憶される場合に限らず、外部の記憶媒体(フラッシュメモリなど)に読取り可能な状態で記憶されてもよい。
本実施形態において、アプリケーションプログラムは、外部端末2を、レコード盤再生装置1のリモートコントローラを兼ねたネットワークコントローラとして機能させるためのプログラムである。そして、アプリケーションプログラムに従って制御部22で実現される処理部には、図1に示される様に、表示処理部221と出力処理部222とが含まれる。ここで、表示処理部221は、タッチパネル21の表示を制御する(表示処理)。出力処理部222は、ネットワーク通信部24から外部への各種信号の出力を制御する(出力処理)。尚、これらの処理の詳細については後述する。
[2-2]外部端末で実行される制御処理
次に、外部端末2で実行される制御処理である表示処理及び出力処理ついて説明する。尚、これらの処理は、アプリケーションプログラムの起動から終了まで間、継続して実行される。
<表示処理>
図5は、表示処理の流れを示したフローチャートである。表示処理が開始されると、表示処理部221が、回転積算時間Tp(更新情報Sp)を受信したか否かを判断する(図5のステップS31)。そして、表示処理部221は、ステップS31にて「受信した(Yes)」と判断できるまで、ステップS31を繰り返し実行する。
その後、表示処理部221は、ステップS31にて「受信した(Yes)」と判断した場合、受信した回転積算時間Tpをタッチパネル21に表示する(図5のステップS32)。又、表示処理部221は、回転積算時間TpをリセットするためのリセットボタンBrを選択可能な状態でタッチパネル21に表示する。
外部端末2のタッチパネル21に回転積算時間Tp(更新情報Sp)が表示されることにより、ユーザは、その回転積算時間Tpに基づいて、レコード針112Aの交換の要否(音再生部11に対するメンテナンスの要否)を判断できる。即ち、ユーザは、ネットワークを通じて、音再生部11に対するメンテナンスの要否を判断するための情報(更新情報Sp)を取得し、その情報に基づいてメンテナンスの要否を判断できる。
尚、回転積算時間Tpが所定時間(レコード針112Aの耐用時間など)に達した場合、タッチパネル21には、レコード針112Aの交換を促す情報が表示されてもよい。具体的には、制御部22が、回転積算時間Tpが所定時間に達したか否かを判断する。そして、制御部22が「達した(Yes)」と判断した場合、表示処理部221が、上記情報をタッチパネル21に表示する。この様な制御によれば、次の様な表示が可能になる。例えば、回転積算時間Tpが、レコード針112Aの耐用時間に達する一定時間前となった場合に、レコード針112Aの交換をユーザに勧めるための情報を、タッチパネル21に表示することができる。又、回転積算時間Tpが、レコード針112Aの耐用時間に達した場合(更には、耐用時間を過ぎた場合)に、レコード針112Aを交換すべきことをユーザに警告するための情報を、タッチパネル21に表示することができる。
この構成において、上記所定時間(レコード針112Aの耐用時間など)は、外部端末2がレコード盤再生装置1から取得したもの(取得後、記憶部23に記憶されたものを含む)であってもよいし、外部端末2においてユーザが入力したものであってもよい。又、上記所定時間は、外部端末2がネットワーク通信部24を介して外部のネットワーク(サーバなどを含む)から取得したものであってもよい。更に、上記所定時間は、外部端末2においてユーザがレコード針112Aの型番を入力することにより、その型番に基づいて外部端末2が外部のネットワーク(サーバなどを含む)から取得したものであってもよい。
<出力処理>
図6は、出力処理の流れを示したフローチャートである。出力処理が開始されると、出力処理部222が、リセットボタンBrが選択されたか否かを判断する(図6のステップS41)。そして、出力処理部222は、ステップS41にて「選択された(Yes)」と判断できるまで、ステップS41を繰り返し実行する。
その後、出力処理部222は、ステップS41にて「選択された(Yes)」と判断した場合、ユーザによるリセットボタンBrの選択操作(リセット操作)を受ける(図6のステップS42)。そして、出力処理部222は、回転積算時間Tp(更新情報Sp)のリセットを指令するリセット信号を生成し、そのリセット信号をネットワーク通信部24から外部へ出力する(図6のステップS43)。
上記リセット信号がレコード盤再生装置1に入力されることにより、上述したリセット処理を通じて、レコード盤再生装置1の記憶部13に記憶されている回転積算時間Tp(更新情報Sp)がリセットされて初期状態に戻る。よって、次にレコード盤再生装置1から回転積算時間Tpが配信されたときに、外部端末2のタッチパネル21に表示される回転積算時間Tpにもリセットが反映される。
[3]変形例
[3-1]第1変形例
上記レコード盤再生装置1において、制御部12(記憶処理部122A)は、管理処理の実行時にステップS15の補正処理を省略してもよい。この場合、ステップS16の算出処理が次の様に変更される。即ち、制御部12は、ステップS11で読み出した回転積算時間Tpに、ステップS14で取得した回転時間tをそのまま積算することにより、新たな回転積算時間Tpを算出する(Tp=Tp+t)。
[3-2]第2変形例
上記レコード盤再生装置1が、ベルトを介して駆動部111Bの回転を間接的にテーブル111Aに伝える方式のものである場合、メンテナンスの要否を判断する対象(交換の要否を判断する対象)を、レコード針112Aに限らず、ベルトなど、音再生部11における消耗品としてもよい。この場合も、ユーザは、更新情報Spである回転積算時間Tp又は回転積算数Fpに基づいて、消耗品の交換の要否を判断できる。
又、上述した管理処理は、レコード盤再生装置1に限らず、音再生部を備える様々なオーディオ装置に適用できる。その様なオーディオ装置として、例えば、カセット再生装置やCD再生装置などを挙げることができる。この場合、更新情報SpとしてカセットやCDの再生時間を用いることができ、ユーザは、その更新情報Spに基づいて、読取りヘッドのクリーニングの要否を判断できる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 レコード盤再生装置
2 外部端末
f 回転数
t 回転時間
10 本体
11 音再生部
12 制御部
13 記憶部
14 検出部
15A 入出力部
15B ネットワーク通信部
21 タッチパネル
22 制御部
23 記憶部
24 ネットワーク通信部
Br リセットボタン
Fp 回転積算数
Sp 更新情報
Tp 回転積算時間
tc 補正後の回転時間
111 レコード盤回転部
111A テーブル
111B 駆動部
112 カートリッジ
112A レコード針
113 アーム
114 バランスウェイト
121 音再生処理部
122 管理処理部
122A 記憶処理部
122B 配信処理部
122C リセット処理部
221 表示処理部
222 出力処理部

Claims (12)

  1. 音信号を再生する音再生部と、
    ネットワークへの接続を可能にするネットワーク通信部と、
    前記音再生部に対するメンテナンスの要否を判断するための、前記音再生部の使用に関する更新情報を記憶する記憶部と、
    前記音再生部の使用中であって当該音再生部の使用に関する前記更新情報が繰り返し更新されているときに、その更新情報が更新されるたびに、前記ネットワーク通信部を介して当該更新情報を外部に配信する配信処理部と、
    を備え、
    前記音再生部は、レコード盤再生部であり、レコード盤を回転させるテーブルと、前記レコード盤から音信号を読み取るレコード針と、を有し、
    前記更新情報は、前記レコード針の交換の要否を判断するための、前記テーブルの回転に関する回転情報である、オーディオ装置。
  2. 前記回転情報は、前記テーブルの回転時間を積算した回転積算時間、又は前記テーブルの回転数を積算した回転積算数である、請求項1に記載のオーディオ装置。
  3. 前記回転情報を前記記憶部に記憶する記憶処理部を更に備え、
    前記記憶処理部は、前記記憶部に記憶した前記回転情報を、この回転情報に前記テーブルの新たな回転時間又は回転数を積算することで更新する、請求項2に記載のオーディオ装置。
  4. 前記記憶処理部は、前記記憶部に記憶した前記回転情報を更新する場合、前記新たな回転時間又は回転数を、前記テーブルの回転スピード、前記レコード盤に対する前記レコード針の圧力、及び前記レコード針の硬さの少なくとも何れか1つに関する情報を用いて補正してから前記回転情報に積算する、請求項3に記載のオーディオ装置。
  5. メンテナンスが実行された場合に、前記記憶部に記憶されている前記更新情報をリセットして初期状態に戻すリセット処理部を更に備える、請求項1~4の何れかに記載のオーディオ装置。
  6. オーディオ装置の音再生部に対するメンテナンスの要否を判断するための、前記音再生部の使用に関する更新情報を記憶部に記憶し、
    前記音再生部の使用中であって当該音再生部の使用に関する前記更新情報が繰り返し更新されているときに、その更新情報が更新されるたびに、ネットワークを通じて当該更新情報を外部に配信し、
    前記音再生部は、レコード盤再生部であり、レコード盤を回転させるテーブルと、前記レコード盤から音信号を読み取るレコード針と、を有し、
    前記更新情報は、前記レコード針の交換の要否を判断するための、前記テーブルの回転に関する回転情報である、オーディオ装置の制御方法。
  7. 前記回転情報は、前記テーブルの回転時間を積算した回転積算時間、又は前記テーブルの回転数を積算した回転積算数である、請求項6に記載のオーディオ装置の制御方法。
  8. 前記更新情報として前記記憶部に記憶した前記回転情報を、この回転情報に前記テーブルの新たな回転時間又は回転数を積算することで更新する、請求項7に記載のオーディオ装置の制御方法。
  9. 前記記憶部に記憶した前記回転情報を更新する場合、前記新たな回転時間又は回転数を、前記テーブルの回転スピード、前記レコード盤に対する前記レコード針の圧力、及び前記レコード針の硬さの少なくとも何れか1つに関する情報を用いて補正してから前記回転情報に積算する、請求項8に記載のオーディオ装置の制御方法。
  10. メンテナンスが実行された場合に、前記記憶部に記憶されている前記更新情報をリセットして初期状態に戻す、請求項6~9の何れかに記載のオーディオ装置の制御方法。
  11. 請求項1~5の何れかに記載のオーディオ装置の音再生部に対するメンテナンスの要否を判断するための、前記音再生部の使用に関する更新情報を、ネットワークを通して外部から受信する機能と、
    受信した前記更新情報を表示部に表示する機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記音再生部は、レコード盤再生部であり、レコード盤を回転させるテーブルと、前記レコード盤から音信号を読み取るレコード針と、を有し、
    前記更新情報は、前記レコード針の交換の要否を判断するための、前記テーブルの回転に関する回転情報である、プログラム。
  12. 前記更新情報をリセットするためのリセット操作を受け付ける機能と、
    前記リセット操作を受け付けた場合に、前記更新情報のリセットを指令するリセット信号を出力する機能と、
    を前記コンピュータに更に実現させる、請求項11に記載のプログラム。
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