JP7308327B1 - フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法 - Google Patents

フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7308327B1
JP7308327B1 JP2022053063A JP2022053063A JP7308327B1 JP 7308327 B1 JP7308327 B1 JP 7308327B1 JP 2022053063 A JP2022053063 A JP 2022053063A JP 2022053063 A JP2022053063 A JP 2022053063A JP 7308327 B1 JP7308327 B1 JP 7308327B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bonding jig
frame structure
bonding
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022053063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023146072A (ja
Inventor
墾 齊藤
裕介 富士谷
迅 玉川
博史 田邊
一平 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawada Robotics Corp
Original Assignee
Kawada Robotics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawada Robotics Corp filed Critical Kawada Robotics Corp
Priority to JP2022053063A priority Critical patent/JP7308327B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7308327B1 publication Critical patent/JP7308327B1/ja
Publication of JP2023146072A publication Critical patent/JP2023146072A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

【課題】フレーム両端に備える関節部間の位置精度が高く、安価に製作・組み立て可能なフレーム構造、それを用いたロボットおよびフレームの製造方法を提供する。【解決手段】長尺のフレーム構造であって、長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部と、該リンク部の一端に接着されて他の部材に取り付けるための第1の端部と、前記リンク部の他端に接着されて別の部材に取り付けるための第2の端部と、を有し、前記第1の端部および前記第2の端部が鋳造および切削のいずれか一方または両方で形成されるものである。そのフレーム構造を有するフレームを係合して製作されたロボットである。長尺のフレームを製造する方法であって、両端の部品を鋳造および切削のいずれかの工程または両方の工程を経て形成し、長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部品の両端に接着するにあたり、前記両端の部品を位置決めして接着する方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、特にロボットに用いて好適なフレームの構造、それを用いたロボットおよびフレームの製造方法に関するものである。
ロボットの多関節アームなどのフレームは、鋳造品の切削加工で製作されてきた。ロボットのフレームは構造上、長手方向が長くなりやすく、鋳造品では素材の寸法精度に限界がある。また、鋳造品では、鋳造時の湯流れなどの制約により、鋳造物の肉厚を薄くすることに限界がある。したがって、軽量化を進めることを難しくしていた。鋳造物を加工する際には、部材を固定し、また、加工面を変えるために、位置を変えて再度固定するなど、被加工物に応力が加わる。そのため、発生する歪みや段取り変更など、加工精度が落ちてしまう場合がある。長手方向両端の部品の位置や角度の誤差が生じる場合もあった。加えて、部材の長手方向寸法が大きいものでは、加工機のサイズも大きくせざるを得ず、温度管理や加工精度の面で管理を難しくしていた。また、加工コストが上昇する問題があった。さらに、両端に接続する他のフレームとの接続面はそれぞれ位置・寸法や幾何公差を管理する必要があり、製作時に製作難度が高くなる問題があった。
そのような問題を解決するため、たとえば、特許文献1~3に開示の技術では、長尺の筒状アームの両端に取付けインターフェース部を備え、アームを中央のパイプ状部材とその両端に接合された部品で構成し、両端に接合される取付けインターフェース部はその部品に接合されている。そうすることで、強度を保持しながら軽量化を図るとともに製造コストをおさえたロボットアームを提供するとしている。
特開2020-015127号公報 特開2020-082311号公報 特開2021-167063号公報
しかしながら、上記特許文献1~3に開示の技術では、樹脂の射出成形やプレス成形で筒状アームの両端に取付けインターフェース部を接合・形成するため、筒状アームの両端に金型を別途備え付ける必要があるなど作業が煩雑になる問題があった。また、インターフェース部を射出成形やプレス成形で形成するため、形成可能なインターフェース部の形状には制限があり、接合・形成後のインターフェース部に追加工を施すには、筒状アームと接合された状態で取り回す必要があるため、加工設備が大型化する問題があった。
それゆえ、本発明では、フレーム両端の関節部間における位置精度が高く、安価に製作・組み立て可能なフレーム構造、それを用いたロボットおよびフレームの製造方法を提供することを目的とする。
発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意開発を進め、長尺のフレームを両端の関節部品と中間のリンク部品とに分割し、接着することで、簡便に長尺フレームが構成できることを見出し、本発明を完成した。
上記課題を有利に解決する本発明のフレーム構造は、長尺のフレーム構造であって、長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部と、該リンク部の一端に接着されて他の部材に取り付けるための第1の端部と、前記リンク部の他端に接着されて別の部材に取り付けるための第2の端部と、を有し、前記第1の端部および前記第2の端部が鋳造および切削のいずれか一方または両方で形成されることを特徴とするものである。
また、本発明にかかるフレーム構造は、
(a)前記第1の端部と前記リンク部との接着および前記第2の端部と前記リンク部との接着は、一方が他方に挿入されていること、
(b)前記第1の端部および前記第2の端部には、接着用治具に位置決め可能に固定するための孔、および、接着用治具に緊密に沿わせるための接触面を持つこと、
(c)前記第1の端部および前記第2の端部と前記リンク部とは同種素材または異種素材であること、
(d)前記フレーム構造は、ロボットのアームの一部を構成するものであって、前記第1の端部および前記第2の端部が関節部であること、
などが好ましい実施態様になるものと考えられる。
上記課題を有利に解決する本発明のロボットは、上記いずれかのフレーム構造を有するフレームを係合して製作されたものである。
上記課題を有利に解決する本発明のフレームの製造方法は、長尺のフレームを製造する方法であって、両端の部品を鋳造および切削のいずれかの工程または両方の工程を経て形成し、長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部品の両端に接着するにあたり、前記両端の部品を位置決めして接着することを特徴とするものである。
また、本発明にかかるフレームの製造方法は、
(e)前記両端の部品を前記リンク部品の両端に接着するにあたり、一方を他方に挿入して接着すること、
(f)前記両端の部品を接着用治具に固定して位置決めすること、
(g)前記接着用治具の備える位置決めピンを用いて、前記両端の部品がそれぞれ持つ孔の相対的位置関係を調整し、前記接着用治具の備える基準面を用いて、前記両端の部品がそれぞれ持つ接触面の平行度関係を調整すること、
(h)前記接着用治具は、前記フレームの前記両端の部品を固定する位置を原器によって規定すること、
(i)前記原器は、高い剛性を持つ金属ブロックとし、前記接着用治具の部品固定位置を調節できるものであること、
(j)前記原器は、前記接着用治具が持つ位置決めピン間の相対位置関係を再現するための原器側孔と、前記接着用治具が持つ基準面間の平行度関係を再現するための原器側基準面を持つこと、
(k)前記接着用治具を複製する際に共通の原器を用いること、
などが好ましい実施態様になるものと考えられる。
本発明のフレーム構造およびフレームの製造方法によれば、長尺のフレーム構造は両端の部品とそれを繋ぐリンク部品とを接着するようにしたので、両端の部品の形状は小型に分割され、各部品の形状を単純化できるようになった。さらに、個々の部品が小さくなったことから鋳造の難易度が下がり、作業負荷が軽減できた。加えて、両端部品がそれぞれ小型化したことで、鋳造にて成形した後に高い精度で追加工を施すことでき、両端部品間の相対的な位置精度や平行度は、接着用治具を用いることで担保できるため、フレームを一体部品として製作する場合と比べて加工難度を下げることができ、加工難度が下がったことから部品のコストダウンを図ることができた。
加えて、異種素材を組みあわせることが可能となり、フレームの軽量化を図ることができた。リンク長さの変更は、単純な筒状部品の長さを変えるだけで対処でき、簡便となった。
接着用治具を原器に固定して製作するにあたり、原器は高い剛性を持つ金属ブロックとして製作されることが好ましく、原器を使用して接着用治具の部品固定位置を調節することで、部品固定位置を高い精度で再現することができるので好ましい。
また、接着用治具を複製する際に共通の原器を用いることで、接着用治具間の部品固定位置の差異を小さくできるため、接着用治具を用いて製作されたフレーム間、ひいては当該フレームを係合して製作されるロボット間における機械的精度誤差を低減することができるので好ましい。
本発明の一実施形態にかかるフレーム構造を示す斜視図である。 上記実施形態のフレームを製造する方法を表す模式分解図である。 上記実施形態にかかるフレームの端部固定の様子を示す切り欠き断面図であって、(a)は第1の端部近傍であり、(b)は第2の端部近傍である。 上記実施形態で用いる接着用治具の製造過程および複製過程を示す模式分解図である。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は本発明の一実施形態にかかるフレーム構造の斜視図である。図2は接着により上記フレームを製造する方法を模式的に示す分解図である。図3は、図2に示すフレームの端部の部品と接着用治具との固定方法を示す切り欠き断面図であって、図3(a)は、第1の端部を表し、図3(b)は、第2の端部を表す。図4は、本実施形態に用いる接着用治具を原器によって製造および複製する様子を示す模式分解図である。
フレーム構造1は、一方の端に第1の関節部品である第1の端部11と、他方の端に第2の関節部品である第2の端部12を有し、両端部11、12をリンク部13の端部に接着してつないでいる。図2の例では、リンク部13は、長尺の横断面均一なパイプである。リンク部13として、円断面以外に矩形や多角形であってもよい、また、中実の柱状や中空の筒状が適用できる。軽量化と位置合わせの容易さから、円筒状のパイプとすることが好ましい。材質としては、金属製や樹脂製、特に炭素繊維強化プラスチックを用いたカーボンパイプ等が適用できる。
両端部11、12は関節部品として、精密鋳造し、切削加工により精度よく製作することが好ましい。鋳造のままであってもよいし、無垢材からの切り出しであってもよい。図2や図3の例では、第1の端部11をリンク部13の一端に挿入し、挿入部を接着するように構成している。また、リンク部13の他端を第2の端部12に挿入し、挿入部を接着するように構成している。リンク部13を各端部11、12に挿入して接着しても、各端部11、12をリンク部13に挿入して接着してもよい。
接着剤の適用については、リンク部13または第1の端部11または第2の端部12の接合部分(接着範囲14)に予め接着剤を塗布した状態で第1の端部11および第2の端部12とリンク部13とを接合しても良い。また、第1の端部11および第2の端部12とリンク部12とはその一方を挿入した後に外部から接着剤を注入するための孔を第1の端部11および第2の端部12に設けてもよい。接合する際に接合面(接着範囲14)となる第1の端部11および第2の端部12の内径側または外径側に接着剤を充填させるための溝と、接合部の隙間から接着材が漏れ出ることを防ぐ密閉部を持たせることが好ましい。第1の端部11および第2の端部12とリンク部13とを接着用治具2に固定したのち、接着剤を充填させても良い。
図2や図3に示すように、両端部11、12の部品には位置決め用の貫通孔16を備えており、接着用治具2の位置決めピン24が挿入できるようになっている。また、第1の端部には、固定用の螺子4が貫通する貫通孔15を複数、図2の例では3個有している。もって、第1の端部11を貫通させた螺子4が接着用治具2の第1の固定部21の螺子穴5に螺合して固定できるようになっている。なお、位置決め用ピンを複数とし、1個の螺子で固定しても、第1の端部の回転が規制される。図2、図3の例では、第2の端部12の位置決め用貫通孔16を貫通する接着用治具2の位置決めピン24の頭部に固定用の螺子穴5を有している。第2の端部12はその位置決めピン24を軸に回転可能に固定される。
本実施形態においては、両端部11、12がそれぞれに持つ貫通孔16の間における相対位置精度と、第1の端部11と第2の端部12がそれぞれに持つ別フレームや別関節部との接触面17の間における平行度を高い精度で得ることを目的としている。上記のように両端部11、12を接着用治具2に固定するにあたり、両端部11、12の接触面17を接着用治具2のフレーム構造の端部との接触面(基準面)26に緊密に沿わせることで達成するものである。
両端部11、12がそれぞれに持つ貫通孔16および接触面17は、当該フレーム構造が別フレームや別関節部と接続される際に基準位置・基準面となるため、貫通孔16の位置精度および接触面17の平行度を高い精度で達成することで、当該フレームを係合して製作されるロボット間における機械的精度誤差を低減することができる。
本実施形態のフレームの製造方法は、長尺のフレームの両端部品である関節部品11、12を精密鋳造し、必要に応じて、切削加工して、寸法精度と他のフレームとの接合精度が所望の値となるように製作する。たとえば、アルミ合金のダイカストなどが好適に用いられる。長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部品13をプレス成形、押出成形、溶接接合などにより製作する。引き抜き加工であってもよい。
つぎに、リンク部品13の両端に製作した関節部品11、12を位置決めして接着する。図2の例では、一方の部品の接着範囲14に接着剤を塗布したうえで、他方の部品に挿入する。ただちに、接着用治具2の固定部21、22の位置決めピン24を各関節部品11、12の位置決め用貫通孔16に挿入する。さらに、螺子4を、固定用貫通孔15を介して、または、位置決めピンの頭部に設けた、螺子穴5に螺入して固定する。ここで、フレーム構造1の両端部11、12に備える別のフレーム等との接触面17と、接着用治具2の固定部21、22に備える基準面26と、を緊密に沿わせることが好ましい。その後接着強度が十分になるまで静置する。接着強度が所定の強度に達したら、螺子4を外し、フレーム構造1を接着用治具2と分離する。
使用する接着剤は、フレームの使用環境によって選択することが好ましい。たとえば、エポキシ樹脂系接着剤、弾性接着剤、有機溶剤系接着剤、水性接着剤などがあげられる。二液混合型エポキシ樹脂など常温で、かつ、溶剤を蒸散する必要のない接着剤が好ましい。
本実施形態にかかるフレームの製造方法は、接着用治具で固定して、養生することにより、作業者やロットごとのばらつきを最小とすることができ、本実施形態のフレーム構造について、所定の寸法精度を高い再現性で製作することができる。また、異種素材の組み合わせにより、熱膨張の影響の少ない組み合わせとすることも可能となる。リンク部13は、長尺の横断面均一な筒状または柱状としているため、長さの変更が容易となる。
図4に本実施形態で用いる接着用治具2の製作および複製過程を模式分解図で示す。原器3には、フレーム構造1の形状寸法の基準となる接着用治具2の位置決め用および固定用の貫通孔が形成されている。原器3は高い剛性を持つ金属ブロックとして製作されることが好ましい。接着用治具2の第1の固定部21および第2の固定部22は、それぞれの位置決めピン24を原器3の位置決め用貫通孔に挿入する。図4の例では、第1の固定部21は、原器3の複数の固定用貫通孔を介して、螺子4を螺子穴5に螺入することにより、原器に固定される。また、第2の固定具22は位置決めピン24を軸に回転可能に原器3に螺子4を位置決めピン24の頭部の螺子穴5に螺合して固定される。本実施形態においては、接着用治具2の第1の固定部21および第2の固定部22がそれぞれ持つ位置決めピン24の間における相対位置精度と、第1の固定部21および第2の固定部22がそれぞれに持つ基準面26の間における平行度を高い精度で得ることを目的としており、上記のように第1の固定部21および第2の固定部22を原器3に固定することで達成するものである。
たとえば、接着用治具2の本体23の接着範囲14に接着剤を塗布し、本体23の螺子穴5を第1の固定部21および第2の固定部22の固定用貫通孔25に合わせる。固定用貫通孔25を介して螺子4を各固定部21、22の螺子穴5に螺合し、各固定部21、22を本体23に固定する。その際、各固定部21、22の持つ位置決めピン24の相対的位置関係を原器3側孔で再現し、各固定部21、22の持つ基準面26を原器3の基準面に緊密に沿わせて平行度関係を再現する。接着強度が所定の強度にとどくまで養生し、螺子4を外して、接着用治具2と原器3を分離する。上記の通り、第1の固定部21および第2の固定部22を原器3に固定して接着用治具2を製作することで、接着用治具2を複製する場合にあっても、先に述べたフレームの製造方法のごとく第1の端部11および第2の端部12との間における貫通孔16の相対位置精度および別フレーム等との接触面17における平行度を高い精度で再現することができる。リンク部13の長さの異なるフレーム構造1とする場合には、第1の固定部21および第2の固定部22は共通として接着用治具本体23のみ変更することで、接着用治具2の本体長さを調節することが好ましい。また、リンク部13の長さに合わせた原器3を製作することが好ましい。接着用治具2を複製する際に共通の原器3を用いることが好ましい。接着用治具2間の部品固定位置の差異を小さくできるため、接着用治具2を用いて製作されたフレーム間、ひいては当該フレームを係合して製作されるロボット間における機械的精度誤差を低減することができる。
かくして、本発明のフレーム構造およびフレームの製造方法は、長尺のフレームの両端を他のフレームなどと組み合わせて構成する機械、特にロボットに適用して、高精度の複製と軽量化を両立でき、産業上有用である。
1 フレーム構造
11 第1の端部(関節部品)
12 第2の端部(関節部品)
13 リンク部
14 接着範囲
15 貫通孔(固定用)
16 貫通孔(位置決め用)
17 (別フレーム等との)接触面
2 接着用治具
21 第1の固定部
22 第2の固定部
23 接着用治具の本体
24 位置決めピン
25 貫通孔(固定用)
26 (フレーム構造の端部との)接触面(基準面)
3 原器
4 螺子
5 螺子穴

Claims (12)

  1. 長尺のフレーム構造であって、
    長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部と、
    該リンク部の一端に接着されて他の部材に取り付けるための第1の端部と、
    前記リンク部の他端に接着されて別の部材に取り付けるための第2の端部と、を有し、
    前記第1の端部および前記第2の端部が鋳造および切削のいずれか一方または両方で形成され
    前記第1の端部および前記第2の端部には、接着用治具に位置決め可能に固定するための孔、および、接着用治具に緊密に沿わせるための接触面を持ち、
    前記接着用治具は、前記第1の端部および前記第2の端部が固定される位置が原器によって規定されている、フレーム構造。
  2. 前記第1の端部と前記リンク部との接着および前記第2の端部と前記リンク部との接着は、一方が他方に挿入されている、請求項1に記載のフレーム構造。
  3. 前記第1の端部および前記第2の端部と前記リンク部とは同種素材または異種素材である、請求項1または2に記載のフレーム構造。
  4. 前記フレーム構造は、ロボットのアームの一部を構成するものであって、前記第1の端部および前記第2の端部が関節部である、請求項1~のいずれか1に記載のフレーム構造。
  5. 前記原器が高い剛性を持つ金属ブロックであって、前記接着用治具が持つ位置決めピン間の相対位置関係を再現するための原器側孔と、前記接着用治具が持つ基準面間の平行度関係を再現するための原器側基準面を持つ、請求項1~3のいずれか1に記載のフレーム構造
  6. 請求項1~5のいずれか1に記載のフレーム構造を有するフレームを係合して製作された、ロボット。
  7. 長尺のフレームを製造する方法であって、両端の部品を鋳造および切削のいずれかの工程または両方の工程を経て形成し、長尺の横断面均一な筒状または柱状のリンク部品の両端に接着するにあたり、前記両端の部品を接着用治具に固定し位置決めして接着し、
    前記接着用治具の備える位置決めピンを用いて、前記両端の部品がそれぞれ持つ孔の相対的位置関係を調整し、
    前記接着用治具は、前記フレームの前記両端の部品を固定する位置を原器によって規定する、フレームの製造方法。
  8. 前記両端の部品を前記リンク部品の両端に接着するにあたり、一方を他方に挿入して接着する、請求項7に記載のフレームの製造方法。
  9. 記接着用治具の備える基準面を用いて、前記両端の部品がそれぞれ持つ接触面の平行度関係を調整する、請求項7または8に記載のフレームの製造方法。
  10. 前記原器は、高い剛性を持つ金属ブロックとし、前記接着用治具の部品固定位置を調節できるものである、請求項7~9のいずれか1に記載のフレームの製造方法。
  11. 前記原器は、前記接着用治具が持つ位置決めピン間の相対位置関係を再現するための原器側孔と、前記接着用治具が持つ基準面間の平行度関係を再現するための原器側基準面を持つ、請求項7~10のいずれか1に記載のフレームの製造方法。
  12. 前記接着用治具を複製する際に共通の原器を用いる、請求項7~11のいずれか1に記載のフレームの製造方法。
JP2022053063A 2022-03-29 2022-03-29 フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法 Active JP7308327B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022053063A JP7308327B1 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022053063A JP7308327B1 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7308327B1 true JP7308327B1 (ja) 2023-07-13
JP2023146072A JP2023146072A (ja) 2023-10-12

Family

ID=87072585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022053063A Active JP7308327B1 (ja) 2022-03-29 2022-03-29 フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7308327B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020015127A (ja) 2018-07-25 2020-01-30 ファナック株式会社 ロボットアームとその製造方法およびロボット
JP2020082311A (ja) 2018-11-29 2020-06-04 ファナック株式会社 ロボットアームの製造装置
WO2022210314A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 ファナック株式会社 アーム状構造体およびロボット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020015127A (ja) 2018-07-25 2020-01-30 ファナック株式会社 ロボットアームとその製造方法およびロボット
JP2020082311A (ja) 2018-11-29 2020-06-04 ファナック株式会社 ロボットアームの製造装置
WO2022210314A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 ファナック株式会社 アーム状構造体およびロボット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023146072A (ja) 2023-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111098507B (zh) 卫星复合材料桁架原位胶接装配的方法
JP2017221949A (ja) 管溶接用装置
AU2015250619B2 (en) Aircraft airframe assembly
JP7308327B1 (ja) フレーム構造、ロボットおよびフレームの製造方法
US6805339B2 (en) Sandwich board for erecting clamping devices for workpieces
KR101866714B1 (ko) 렌즈 어레이 금형 가공용 지그 어셈블리.
CN111673149B (zh) 一种薄壁异型管高精度内圆孔的加工方法
CN109202197A (zh) 一种薄壁密封片多工序线切割定位夹具及方法
JPH10103310A (ja) 直動ガイド付きエアシリンダ用組立部品ユニット、それを用いた直動ガイド付きエアシリンダの製造方法および製造された直動ガイド付きエアシリンダ
JPH10138011A (ja) 切削工作機械のバイトおよび刃部用具、ならびにそれらを使用した刃先位置の調整方法
JP4603420B2 (ja) 成形用金型およびその製造方法
JP2011510821A (ja) ホルダ
CN112692589A (zh) 机床
CN110640492A (zh) 一种套筒类零件装夹装置和方法
CN211277394U (zh) 一种四轴快速切换装置
CN219053587U (zh) 一种偏心球面加工定位装置
JPS60141518A (ja) レンズ成形方法
JP2696783B2 (ja) 部品の加工組立て方法及びこれに用いる芯出し治具
CN217142396U (zh) 一种薄壁圆筒件用钻孔工装
CN113857731B (zh) 一种精密多节点四通路管的定位焊接方法及定位焊接夹具
CN210549219U (zh) 一种用于焊接的工装
CN210189611U (zh) 一种悬挂桥臂组装用工装
JP4825438B2 (ja) 半割り式バフ研磨ロールにおけるバフ取付け構造並びにその成形方法
JP3111565U (ja) 半割り式研磨ロールにおけるコア金具の構造
KR101841890B1 (ko) 렌즈 어레이 금형 가공용 지그 어셈블리 및 이를 이용한 렌즈 어레이 금형의 제조 방법.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7308327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150