JP7307021B2 - 蒸着装置、蒸着方法及び斜方蒸着膜の製造方法 - Google Patents
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Description
基板を円軌道に沿って回転させる回転機構と、
円軌道に沿って回転する基板の蒸着面に向けて、蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源であって、円軌道を平面視した場合において、円軌道の内側で、かつ、円軌道の中心とは異なる位置に配置された蒸着源と、
蒸着源に対して蒸着面を傾斜させた姿勢で基板を保持する基板ホルダであって、蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、基板と共に円軌道に沿って回転する基板ホルダと、
蒸着源から蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクであって、蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置され、かつ、蒸着面との相対位置が固定された状態で、基板と共に回転するマスクとを備えた蒸着装置である。
0°位置及び180°位置に基板がある場合における蒸着物質の蒸着量が、0°位置及び180°位置から90°回転した円軌道上の90°位置及び270°位置に基板がある場合における蒸着量よりも少なくなる態様で、マスクの平面形状及びマスクと基板との相対位置が決定されていることが好ましい。
基板は、蒸着面と円軌道の接線とが平行になる姿勢で、かつ、蒸着面の上端が円軌道の内側に向く姿勢、かつ、蒸着面の下端記円軌道の外側に向く姿勢で配置されていることが好ましい。
基板が回転する円軌道を平面視した場合において、円軌道の内側で、かつ、円軌道の中心とは異なる位置に、蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
蒸着源に対して蒸着面を傾斜させた姿勢で基板を基板ホルダによって保持し、
蒸着源から蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、マスクと蒸着面との相対位置を固定し、
蒸着源に対して蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、基板と、相対位置が固定されたマスクとを円軌道に沿って回転させ、
マスクと共に円軌道に沿って回転する基板の蒸着面に対して、蒸着源から発する蒸気を蒸着させる蒸着方法である。
0°位置及び180°位置に基板がある場合における蒸着物質の蒸着量が、0°位置及び180°位置から90°回転した円軌道上の90°位置及び270°位置に基板がある場合における蒸着量よりも少なくする態様で、マスクの平面形状及びマスクと基板との相対位置が決定されていることが好ましい。
基板が回転する円軌道を平面視した場合において、円軌道の内側で、かつ、円軌道の中心とは異なる位置に、蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
蒸着源に対して蒸着面を傾斜させた姿勢で基板を基板ホルダによって保持し、
蒸着源から蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、マスクと蒸着面との相対位置を固定し、
蒸着源に対して蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、基板と、相対位置が固定されたマスクとを円軌道に沿って回転させ、
マスクと共に円軌道に沿って回転する基板の蒸着面に対して、蒸着源から発する蒸気を蒸着させる斜方蒸着膜の製造方法である。
蒸着装置として、図1に示した蒸着装置と同様の構成の装置を用いた。斜方蒸着膜を成膜する基板として、正方形状の基板を用いた。図16に、基板の一辺の長さを1として、マスクの寸法及び円軌道の寸法及び蒸着源の配置位置を規格化して示す。図16においてマスクは省略している。以下の各例においては、基板設置角度を78°、目標の正面位相差Re(0)=40nmとした。なお、ここで、基板設置角度は、基板の蒸着面が円軌道を含む面となす角度である。蒸着物質としては五酸化タンタルを用いた。
比較例として、マスクを備えない状態で、基板を円軌道に沿って回転させつつ、基板に蒸着して斜方蒸着膜を成膜した。
平面形状が矩形であるマスクを用いた(図9参照)。マスク幅W1とマスク長L1、マスクと基板との距離T、及びマスク傾斜角度θを変化させた実施例1-1~実施例1-6の装置によって斜方蒸着膜を成膜した。表1にそれぞれの寸法を示す。表1においてマスク幅W1、マスク長L1及び距離Tは基板の一辺を1とした場合の値である。
平面形状が二等辺三角形であるマスクを用いた(図10参照)。マスクの底辺長W1とマスク長L1、マスクと基板との距離T、及びマスク傾斜角度θを変化させた実施例2-1~2-4の装置によって斜方蒸着膜を成膜した。表2にそれぞれの寸法を示す。表2においてマスク底辺長W1、マスク長L1及び距離Tは基板の一辺を1とした場合の値である。
平面形状が台形であるマスクを用いた(図11参照)。マスク上辺長W1、底辺長W2、マスク長L1、マスクと基板との距離T、及びマスク傾斜角度θを変化させた実施例3-1~3-4の装置によって斜方蒸着膜を成膜した。表3にそれぞれの寸法を示す。表3においてマスク上辺長W1、底辺長W2、マスク長L1及び距離Tは基板の一辺を1とした場合の値である。
10 基板
10a 蒸着面
10b 蒸着面の上端
10c 蒸着面の下端
11 真空チャンバ
12 基板ホルダ
13 回転軸
14 蒸着源
15 回転機構
16 入射方向
18 固定接続部
20 マスク
20a 一面
22 マスク
24 マスク
30 蒸着膜
30 斜方蒸着膜
100 位相差補償板
101 基板
102 Cプレート
103 第1のOプレート
104 第2のOプレート
Claims (17)
- 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して蒸着膜を成膜するための蒸着装置であって、
前記基板を円軌道に沿って回転させる回転機構と、
前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に向けて、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源であって、前記円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に配置された蒸着源と、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を保持する基板ホルダであって、前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と共に前記円軌道に沿って回転する基板ホルダと、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクであって、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置され、かつ、前記蒸着面との相対位置が固定された状態で、前記基板と共に回転するマスクとを備え、
前記円軌道を平面視したときに前記蒸着源と前記円軌道の中心とを通る直線と交わる前記円軌道上の2点をそれぞれ0°位置及び180°位置とした場合において、
前記0°位置及び前記180°位置に前記基板がある場合における前記蒸着物質の蒸着量が、前記0°位置及び前記180°位置から90°回転した前記円軌道上の90°位置及び270°位置に前記基板がある場合における前記蒸着量よりも少なくなる態様で、前記マスクの平面形状及び前記マスクと前記基板との相対位置が決定されている、蒸着装置。 - 前記0°位置及び前記180°位置に前記基板がある場合における前記蒸着量が最も少なく、前記90°位置、及び前記270°位置に向かって、前記蒸着量が増加する態様で、前記マスクの平面形状及び前記マスクと前記基板との相対位置が決定されている、請求項1に記載の蒸着装置。
- 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して蒸着膜を成膜するための蒸着装置であって、
前記基板を円軌道に沿って回転させる回転機構と、
前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に向けて、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源であって、前記円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に配置された蒸着源と、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を保持する基板ホルダであって、前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と共に前記円軌道に沿って回転する基板ホルダと、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクであって、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置され、かつ、前記蒸着面との相対位置が固定された状態で、前記基板と共に回転するマスクとを備え、
前記マスクは、一面が前記蒸着面と対向する姿勢で配置されており、
前記蒸着源が前記蒸気を発する方向を上方とした場合において、前記円軌道は、前記蒸着源の上方に配置されており、
前記基板は、前記蒸着面と前記円軌道の接線とが平行になる姿勢で、かつ、前記蒸着面の上端が前記円軌道の内側に向く姿勢、かつ、前記蒸着面の下端が前記円軌道の外側に向く姿勢で配置されており、かつ、
前記マスクは、前記一面の下端が上端よりも前記蒸着面に近接する方向に傾斜した姿勢で配置されており、前記マスクの前記一面と前記蒸着面とが平行な場合の傾斜角を0°とした場合において、前記蒸着面に対する前記マスクの前記一面の傾斜角は5°~30°である、蒸着装置。 - 前記マスクは、一面が前記蒸着面と対向する姿勢で配置されている、請求項1又は2に記載の蒸着装置。
- 前記円軌道の接線方向を、前記蒸着面及び前記マスクの幅方向とした場合において、前記マスクの幅は前記蒸着面の幅以下である、請求項3又は4に記載の蒸着装置。
- 前記蒸着源が前記蒸気を発する方向を上方とした場合において、前記円軌道は、前記蒸着源の上方に配置されており、
前記基板は、前記蒸着面と前記円軌道の接線とが平行になる姿勢で、かつ、前記蒸着面の上端が前記円軌道の内側に向く姿勢、かつ、前記蒸着面の下端が前記円軌道の外側に向く姿勢で配置されている、請求項4を引用する請求項5に記載の蒸着装置。 - 前記マスクの前記一面と前記蒸着面とが平行な場合の傾斜角を0°とした場合において、前記蒸着面に対する前記マスクの前記一面の傾斜角は5°~30°である請求項6に記載の蒸着装置。
- 前記マスクの平面形状は線対称形状である、請求項3、6及び7のいずれか1項に記載の蒸着装置。
- 前記円軌道の接線方向を前記蒸着面の幅方向とした場合において、前記マスクの対称軸を前記蒸着面に投影した直線が、前記蒸着面の幅方向の中心線と一致する位置に前記マスクが配置されている、請求項8に記載の蒸着装置。
- 前記マスクの平面形状は多角形である、請求項3、及び請求項7から9のいずれか1項に記載の蒸着装置。
- 前記マスクの平面形状が矩形であり、
前記蒸着面の幅を1とした場合、前記マスクの幅は0.05~1であり、
前記幅の方向と直交する方向の前記マスクの長さは0.5~1であり、
前記蒸着面に対して傾斜して配置される前記マスクの前記一面と前記蒸着面との最大間隔は、0.75~1.5である請求項3、及び請求項7から10のいずれか1項に記載の蒸着装置。 - 前記マスクは板状である、請求項1から11のいずれか1項に記載の蒸着装置。
- 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して蒸着膜を成膜するための蒸着方法であって、
前記基板が回転する円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を基板ホルダによって保持し、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、前記マスクと前記蒸着面との相対位置を固定し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と、前記相対位置が固定された前記マスクとを前記円軌道に沿って回転させ、
前記マスクと共に前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に対して、前記蒸着源から発する前記蒸気を蒸着させる蒸着方法であり、
前記円軌道を平面視したときに前記蒸着源と前記円軌道の前記中心とを通る直線と交わる前記円軌道上の2点をそれぞれ0°位置及び180°位置とした場合において、
前記0°位置及び前記180°位置に前記基板がある場合における前記蒸着物質の蒸着量が、前記0°位置及び前記180°位置から90°回転した前記円軌道上の90°位置及び270°位置に前記基板がある場合における前記蒸着量よりも少なくする態様で、前記マスクの平面形状及び前記マスクと前記基板との相対位置が決定されている、蒸着方法。 - 前記0°位置及び前記180°位置に前記基板がある場合における前記蒸着量が最も少なく、前記90°位置、及び前記270°位置に向かって、徐々に前記蒸着量が増加する態様で、前記マスクの平面形状及び前記マスクと前記基板との相対位置が決定されている、請求項13に記載の蒸着方法。
- 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して斜方蒸着膜を成膜する斜方蒸着膜の製造方法であって、
前記基板が回転する円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を基板ホルダによって保持し、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、前記マスクと前記蒸着面との相対位置を固定し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と、前記相対位置が固定された前記マスクとを前記円軌道に沿って回転させ、
前記マスクと共に前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に対して、前記蒸着源から発する前記蒸気を蒸着させる斜方蒸着膜の製造方法であり、
前記円軌道を平面視したときに前記蒸着源と前記円軌道の前記中心とを通る直線と交わる前記円軌道上の2点をそれぞれ0°位置及び180°位置とした場合において、
前記0°位置及び前記180°位置に前記基板がある場合における前記蒸着物質の蒸着量が、前記0°位置及び前記180°位置から90°回転した前記円軌道上の90°位置及び270°位置に前記基板がある場合における前記蒸着量よりも少なくする態様で、前記マスクの平面形状及び前記マスクと前記基板との相対位置を決定されている、斜方蒸着膜の製造方法。 - 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して蒸着膜を成膜するための蒸着方法であって、
前記基板が回転する円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を基板ホルダによって保持し、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、前記マスクと前記蒸着面との相対位置を固定し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と、前記相対位置が固定された前記マスクとを前記円軌道に沿って回転させ、
前記マスクと共に前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に対して、前記蒸着源から発する前記蒸気を蒸着させる蒸着方法であり、
前記マスクを、一面が前記蒸着面と対向する姿勢で配置し、
前記蒸着源が前記蒸気を発する方向を上方とした場合において、前記円軌道を、前記蒸着源の上方に配置し、
前記基板を、前記蒸着面と前記円軌道の接線とが平行になる姿勢で、かつ、前記蒸着面の上端が前記円軌道の内側に向く姿勢、かつ、前記蒸着面の下端が前記円軌道の外側に向く姿勢で配置し、かつ、
前記マスクを、前記一面の下端が上端よりも前記蒸着面に近接する方向に傾斜した姿勢で配置し、前記マスクの前記一面と前記蒸着面とが平行な場合の傾斜角を0°とした場合において、前記蒸着面に対する前記マスクの前記一面の傾斜角を5°~30°とする、蒸着方法。 - 蒸着物質が蒸着される蒸着面を有する基板を回転させながら、前記基板に対して斜方蒸着膜を成膜する斜方蒸着膜の製造方法であって、
前記基板が回転する円軌道を平面視した場合において、前記円軌道の内側で、かつ、前記円軌道の中心とは異なる位置に、前記蒸着物質が気化した蒸気を発する蒸着源を配置し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢で前記基板を基板ホルダによって保持し、
前記蒸着源から前記蒸着面に向かう蒸気の一部を遮蔽するマスクを、前記蒸着面と対向する位置に間隔を空けて配置し、かつ、前記マスクと前記蒸着面との相対位置を固定し、
前記蒸着源に対して前記蒸着面を傾斜させた姿勢を保ちながら、前記基板と、前記相対位置が固定された前記マスクとを前記円軌道に沿って回転させ、
前記マスクと共に前記円軌道に沿って回転する前記基板の前記蒸着面に対して、前記蒸着源から発する前記蒸気を蒸着させる斜方蒸着膜の製造方法であり、
前記マスクを、一面が前記蒸着面と対向する姿勢で配置し、
前記蒸着源が前記蒸気を発する方向を上方とした場合において、前記円軌道を、前記蒸着源の上方に配置し、
前記基板を、前記蒸着面と前記円軌道の接線とが平行になる姿勢で、かつ、前記蒸着面の上端が前記円軌道の内側に向く姿勢、かつ、前記蒸着面の下端が前記円軌道の外側に向く姿勢で配置し、かつ、
前記マスクを、前記一面の下端が上端よりも前記蒸着面に近接する方向に傾斜した姿勢で配置し、前記マスクの前記一面と前記蒸着面とが平行な場合の傾斜角を0°とした場合において、前記蒸着面に対する前記マスクの前記一面の傾斜角を5°~30°とする、斜方蒸着膜の製造方法。
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JP2020058615A JP7307021B2 (ja) | 2020-03-27 | 2020-03-27 | 蒸着装置、蒸着方法及び斜方蒸着膜の製造方法 |
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WO2019203024A1 (ja) | 2018-04-20 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 透明部材及び透明部材の製造方法 |
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