JP7306105B2 - カバー - Google Patents

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Description

本開示はカバーに関する。
被覆材を有するパイプを覆うカバーが特許文献1に開示されている。カバーは、本体部と、壁部とを備える。本体部は半割れ円筒状の形状を有する。壁部は、本体部の軸方向における端部から内周方向に延びる。壁部はU字状の内周縁を有する。
特許第6350846号公報
カバーによりパイプを被覆したとき、パイプは内周縁の内側を通る。内周縁は被覆材の外周面に食い込む。パイプ及びカバーの施工の状況によっては、内周縁が被覆材に強く押し付けられることがある。この場合、被覆材が損傷するおそれがある。本開示の一局面は、被覆材の損傷を抑制できるカバーを提供することを目的とする。
本開示の一局面は、被覆材を有するパイプを覆うカバーであって、半割れ円筒状の本体部と、前記本体部の軸方向における端部から内周方向に延びる壁部であって、前記被覆材の外周面に食い込むU字状の内周縁を有する壁部と、前記本体部の裏面のうち、前記壁部の側に設けられ、前記本体部の軸方向に沿って延びる少なくとも1つのリブと、を備えるカバーである。
本開示の一局面であるカバーは少なくとも1つのリブを備える。リブは、内周縁とともに、被覆材の外周面に押し当てられる。そのため、リブが存在しない場合に比べて、カバーが被覆材に加える力が分散し、内周縁が被覆材に加える力が小さくなる。その結果、被覆材が損傷し難くなる。
配管システム1の構成を表す斜視図である。 カバー7、11、15、19、23、27、31を取り外した状態にある配管システム1の構成を表す斜視図である。 斜め上方から見たカバー5の構成を表す斜視図である。 カバー5の構成を表す側面図である。 斜め下方から見たカバー5の構成を表す斜視図である。 本体部101の軸方向に平行であり、施工面39に直交する断面でのカバー5及びパイプ3の構成を表す断面図である。 カバー5の構成を表す底面図である。 図4におけるVIII-VIII断面での断面図である。 カバー11の構成を表す平面図である。 斜め上方から見たカバー11の構成を表す斜視図である。 カバー11の構成を表す正面図である。 カバー11の構成を表す側面図である。 カバー11の構成を表す底面図である。 斜め下方から見たカバー11の構成を表す斜視図である。 カバー19の構成を表す平面図である。 斜め上方から見たカバー19の構成を表す斜視図である。 カバー19の構成を表す正面図である。 カバー19の構成を表す側面図である。 カバー19の構成を表す底面図である。 斜め下方から見たカバー19の構成を表す斜視図である。 カバー7の構成を表す平面図である。 斜め上方から見たカバー7の構成を表す斜視図である。 カバー7の構成を表す正面図である。 カバー7の構成を表す側面図である。 カバー7の構成を表す底面図である。 斜め下方から見たカバー7の構成を表す斜視図である。 斜め上方であって、端部511の側から見たカバー31の構成を表す斜視図である。 カバー31の構成を表す平面図である。 斜め上方であって、端部513の側から見たカバー31の構成を表す斜視図である。 端部511の側から見たカバー31の構成を表す説明図である。 カバー31の構成を表す側面図である。 端部513の側から見たカバー31の構成を表す説明図である。 斜め下方であって、端部511の側から見たカバー31の構成を表す斜視図である。 カバー31の構成を表す底面図である。 斜め下方であって、端部513の側から見たカバー31の構成を表す斜視図である。 別形態のカバー11及びカバー9の構成を表す斜視図である。 別形態のカバー11及びカバー9の構成を表す側面図である。 斜め上方から見た別形態のカバー11の構成を表す斜視図である。 別形態のカバー11の構成を表す底面図である。 斜め下方から見た別形態のカバー11の構成を表す斜視図である。
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
1.配管システム1の構成
配管システム1の構成を、図1、図2に基づき説明する。配管システム1は、パイプ3と、パイプ3を覆うカバー5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31と、洗濯機用コンセント33と、水栓35と、を備える。パイプ3は、施工面37、39、41に沿って配置されている。施工面37、39は入隅を構成する。施工面39、41は出隅を構成する。カバー5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31と、洗濯機用コンセント33とは樹脂から成る。
カバー9、13、17、21、25、29は、それぞれ、半割れ円筒状の本体部と、本体部における側方の端部から外側に向けて延出されたフランジとを備える基本形態を有する。カバー9、17、25、29は、直線状に延びる形態を有する。カバー13は、T字状に分岐した形態を有する。カバー21は、L字状に屈曲した形態を有する。カバー21は、施工面39と施工面41とから成る出隅に配置されている。
カバー9、13、17、21、25、29の本体部は、パイプ3を外側から覆う。パイプ3は、カバー9、13、17、21、25、29の本体部と、いずれかの施工面とによって挟まれる。カバー9、13、17、21、25、29のフランジは、いずれかの施工面に取り付けられる。
カバー5、7、11、15、19、23、27、31の構成は後述する。洗濯機用コンセント33は直方体の箱状の基本形態を有する。洗濯機用コンセント33は、水栓35と、その水栓35に接続したパイプ3の一部とを収容する。洗濯機用コンセント33は、その側壁の一つに、U字形状の開口部43を備える。水栓35に接続したパイプ3は、開口部43から引き出されている。
2.カバー5について
(2-1)カバー5の構成
カバー5の構成を、図3~図8に基づき説明する。カバー5は、本体部101と、壁部103と、フランジ105と、リブ107、109と、を備える。
図3に示すように、本体部101は、半割れ円筒状の形態を有する。図3~図5に示すように、本体部101の高さは、本体部101の軸方向における一方の端部111から、反対側の端部113にゆくにつれて増している。端部111の近傍では、本体部101の高さの変化は緩やかになっている。本体部101における側面側の端部115と、端部113とが接続する接続部117の形状は円弧状である。
図3、図4、図6に示すように、壁部103は、端部111から、本体部101の内周方向に延びる。壁部103の内周縁119の形状はU字状である。図3に示すように、壁部103のうち、U字の出口に該当する出口部121では、内周縁119の幅が狭まっている。
図4に示すように、側面視において、壁部103は傾斜している。傾斜の方向は、壁部103上で高さが増すほど、端部113に近づく方向である。
図3、図4、図5に示すように、フランジ105は、端部115、端部113、及び接続部117から、本体部101の外側方向に延びている。フランジ105のうち、端部115に接続する部分を第1部105Aとする。フランジ105のうち、端部113に接続する部分を第2部105Bとする。第1部105Aは2部105Bに対し直交する。フランジ105のうち、第1部105Aと第2部105Bとを接続する部分を第3部105Cとする。第3部105Cは、接続部117に沿って延び、曲面形状を有する。
フランジ105は、延出部105Dを備える。延出部105Dは、第3部105Cにおける外側の端部から、第3部105Cに直交する方向に延びる板状の部材である。側面視において、図4に示すように、延出部105Dは、第3部105Cと接続する曲線の辺123と、第1部105Aを外挿した直線上にある辺125と、第2部105Bを外挿した直線上にある辺127とを備える部材である。延出部105Dの板厚は、辺125と辺127とから成る頂点129に近づくほど、薄くなる。図3に示すように、フランジ105には、ビス打ち目安用の凹部130が複数形成されている。ビス打ち目安用の凹部130の代わりに、フランジ105を貫通するビス孔を複数形成してもよい。
図6、図7、図8に示すように、リブ107、109は、本体部101の裏面に設けられている。リブ107、109の位置は、本体部101の軸方向において、壁部103の側である。リブ107、109は壁部103に接続している。リブ107、109は、それぞれ、本体部101の軸方向に沿って延びている。
リブ107、109の位置は、本体部101の周方向において、第1部105Aが接する施工面と対向する位置である。リブ107、109は、本体部101の周方向に沿って、所定の間隔をおいて設けられている。リブ107、109の高さは、壁部103の側では、壁部103の高さと等しい。リブ107、109の高さは、端部113の側では、端部113に近づくほど、低くなっている。
(2-2)カバー5の使用方法
図6に示すように、カバー5は、施工面37と施工面39とから成る入隅に取り付けられる。第1部105A及び辺125は施工面39に当接する。第2部105B及び辺127は施工面37に当接する。ビス孔130を通したビスを施工面37と施工面39とに打ち込むことで、カバー5を固定することができる。
施工面37に孔131が形成されている。孔131からパイプ3が引き出されている。孔131から引き出されたパイプ3は、端部113の側からカバー5の内部に入り、端部111の側から、内周縁119の内側を通り、カバー5の外部に引き出される。パイプ3は、その外周側に被覆材133を備える。
孔131を通るパイプ3の位置は、内周縁119の内側を通るパイプ3の位置より高い。そのため、カバー5の内部にあるパイプ3は、施工面39の方向に曲げられている。カバー5の内部にあるパイプ3には、施工面39から離れる方向への復元力が生じている。そのため、パイプ3は、内周縁119のうち、施工面39に対向する部分(以下では対向部119Aとする)と、リブ107、109とに押し当てられる。対向部119Aは、被覆材133の外周面に食い込む。
(2-3)カバー5が奏する効果
(i)カバー5はリブ107、109を備える。リブ107、109は、対向部119Aとともに、被覆材133の外周面に押し当てられる。そのため、リブ107、109が存在しない場合に比べて、カバー5が被覆材133に加える力が分散し、対向部119Aが被覆材133に加える力が小さくなる。その結果、被覆材133が破れ難くなる。
(ii)複数のリブ107、109が、本体部101の周方向に沿って、所定間隔をおいて設けられている。そのため、カバー5が被覆材133に加える力が一層分散し、被覆材133が一層破れ難くなる。
(2-4)変形例
リブの枚数は2以外であってもよい。例えば、リブの枚数は、1、3、4、5・・・であってもよい。本体部101の高さは、軸方向において一定であってもよい。
3.カバー11、15、27について
(3-1)カバー11の構成
カバー11、15、27は同様の構成を有する。以下では、図9~図14に基づき、カバー11の構成を説明する。カバー11は、本体部201と、フランジ203、205と、を備える。本体部201は、半割れ円筒状の形態を有する。本体部201の高さは、本体部201の軸方向における一方の端部211から、反対側の端部213まで、一定である。本体部201は、端部213側の角に薄肉部215を備えている。薄肉部215は、本体部201の裏面を一段掘り下げた形状を有する。薄肉部215の板厚は、本体部201の他の部分の板厚より小さい。本体部201における角の板厚方向から見て、薄肉部215の形状は直角三角形状である。
フランジ203は、本体部201における一方の側面側の端部から、外側に延びている。フランジ205は、本体部201における前記一方とは反対の側面側の端部から、外側に延びている。本体部201の軸方向において、フランジ203、205の長さは、本体部201の長さより小さい。本体部201の軸方向において、フランジ203、205の位置は、本体部201の中央である。
フランジ203、205は、その底面のうち、外側の部分に、立設部207を備える。立設部207は、カバー11を取り付ける施工面に向かって延びている。
フランジ203、205は、本体部201の軸方向における一方の端部に、薄肉部209を備える。薄肉部209は、フランジ203、205の底面を一段掘り下げた形状を有する。薄肉部209の板厚は、フランジ203、205の他の部分の板厚より小さい。薄肉部209は、立設部207の内側にも形成されている。フランジ203、205の板厚方向から見て、薄肉部209の形状は矩形である。フランジ203、205には、ビス打ち目安用の凹部230が形成されている。ビス打ち目安用の凹部230は複数形成されていてもよい。ビス打ち目安用の凹部230の代わりに、フランジ203、205を貫通するビス孔を形成してもよい。
(3-2)カバー11の施工方法
図1、図2に示すように、カバー11は、施工面39上であって、カバー9とカバー13との間の部分に取り付けられる。カバー11は、カバー9とカバー13との間にあるパイプ3を被覆する。
本体部201のうち、カバー9側の一部は、カバー9の本体部に上から重なる。フランジ203、205のうち、カバー9側の一部は、カバー9のフランジに上から重なる。本体部201のうち、カバー13側の一部は、カバー13の本体部に上から重なる。フランジ203、205のうち、カバー13側の一部は、カバー13のフランジに上から重なる。立設部207は、カバー9、13のフランジの端面に外側から当接する。カバー11は、カバー9、13の本体部及びフランジを延長するアタッチメントとして機能する。本体部201は、カバー9、13の本体部を施工面39に沿って延長する本体延長部として機能する。フランジ203、205は、カバー9、13のフランジを施工面39に沿って延長するフランジ延長部として機能する。
ビス孔230を通したビスを施工面39に打ち込むことで、カバー11を固定することができる。薄肉部209、215が隣接するカバー等とぶつかり、カバー11の設置が妨げられる場合は、薄肉部209、215の一部又は全部を切り取ることができる。薄肉部209,215の板厚は薄いため、薄肉部209、215を切り取ることは容易である。
4.カバー19、23について
(4-1)カバー19の構成
カバー19、23は同様の構成を有する。以下では、図15~図20に基づき、カバー19の構成を説明する。カバー19は、本体部301と、フランジ303、305と、を備える。本体部301は、半割れ円筒状の形態を有する。本体部301の高さは、基本的には、本体部301の軸方向における一方の端部311から、反対側の端部313にゆくにつれて増している。ただし、端部311の近傍では、本体部301の高さは一定である。
フランジ303は、本体部301における一方の側面側の端部から、外側に延びている。フランジ305は、本体部301における前記一方とは反対の側面側の端部から、外側に延びている。本体部301の軸方向において、フランジ303、305の長さは、本体部301の長さより小さい。本体部301の軸方向において、フランジ303、305の位置は、端部311の側に偏った位置である。
フランジ303、305は、その外側の底面に、立設部307を備える。立設部307は、カバー19を取り付ける施工面に向かって延びている。フランジ303、305には、ビス打ち目安用の凹部330が形成されている。ビス打ち目安用の凹部330は複数形成されていてもよい。ビス打ち目安用の凹部330の代わりに、フランジ303、305を貫通するビス孔を形成してもよい。
(4-2)カバー19の施工方法
図1、図2に示すように、カバー19は、施工面39上であって、カバー17とカバー21との間の部分に取り付けられる。カバー21の高さは、カバー17の高さより大きい。カバー19は、端部311がカバー17の側に位置し、端部313がカバー21の側に位置するように取り付けられる。
カバー19は、カバー17とカバー21との間にあるパイプ3を被覆する。本体部301のうち、端部311の側の一部は、カバー17の本体部に上から重なる。本体部301のうち、端部313の側の一部は、カバー19の本体部に上から重なる。フランジ303、305のうち、端部311の側の一部は、カバー17のフランジに上から重なる。カバー19は、カバー17、21の本体部及びフランジを延長するアタッチメントとして機能する。本体部301は、カバー17、19の本体部を施工面39に沿って延長する本体延長部として機能する。フランジ303、305は、カバー17、21のフランジを施工面39に沿って延長するフランジ延長部として機能する。
カバー21の高さと、カバー17の高さとが異なる場合でも、カバー19は、それらの両方に隙間なく重なることができる。ビス孔330を通したビスを施工面39に打ち込むことで、カバー19を固定することができる。
5.カバー7について
(5-1)カバー7の構成
カバー7の構成を、図21~図26に基づき説明する。カバー7は、本体部401と、壁部403と、フランジ403、405と、を備える。
本体部401は、半割れ円筒状の形態を有する。本体部401の高さは、本体部401の軸方向における一方の端部411から、反対側の端部413まで、一定である。
壁部403は、端部411から、本体部401の内周方向に延びる。壁部403の内周縁419の形状はU字状である。図24に示すように、側面視において、壁部403は傾斜している。傾斜の方向は、壁部403上で高さが増すほど、端部413に近づく方向である。
フランジ403は、本体部401における一方の側面側の端部から、外側に延びている。フランジ405は、本体部401における前記一方とは反対の側面側の端部から、外側に延びている。本体部401の軸方向において、フランジ403、405の長さは、本体部401の長さと同じである。
フランジ403、405は、それぞれ、それらの底面のうち、外側の部分、及び端部411の側の部分に、立設部407を備える。立設部407は、カバー7を取り付ける施工面に向かって延びている。フランジ403、405の厚み方向から見て、立設部407の形状はL字状である。立設部407は、壁部403の底面に、面一となるように連続している。フランジ403、405には、ビス打ち目安用の凹部430が形成されている。ビス打ち目安用の凹部430は複数形成されていてもよい。ビス打ち目安用の凹部430の代わりに、フランジ403、405を貫通するビス孔を形成してもよい。
(5-2)カバー7の使用方法
図1、図2に示すように、カバー7は、施工面39上であって、カバー9と隣接する部分に取り付けられる。カバー7は、端部413がカバー9の側に位置するように取り付けられる。カバー7は、カバー9とカバー5との間にあるパイプ3のうち、カバー9の側にある部分を被覆する。パイプ3は内周縁419に押し当てられる。
本体部401のうち、端部413の側の一部は、カバー9の本体部に上から重なる。フランジ403、405のうち、端部413の側の一部は、カバー9のフランジに上から重なる。立設部407は、カバー9のフランジの端面に外側から当接する。カバー7は、カバー9の本体部及びフランジを延長するアタッチメントとして機能する。本体部401は、カバー9の本体部を施工面39に沿って延長する本体延長部として機能する。フランジ403、405は、カバー9のフランジを施工面39に沿って延長するフランジ延長部として機能する。ビス孔430を通したビスを施工面39に打ち込むことで、カバー7を固定することができる。
6.カバー31について
(6-1)カバー31の構成
カバー31の構成を、図27~図35に基づき説明する。カバー31は、本体部501と、フランジ503、505と、を備える。
本体部501は、半割れ円筒状の基本形態を有する。本体部501は、その軸方向における一方の端部511の側に位置する第1部506と、反対側の端部513の側に位置する第2部508と、それらの間に位置する周壁部510と、を備える。
第1部506及び第2部508は、それぞれ、半割れ円筒状の形態を有する。第2部508の直径は、第1部506の直径より大きい。第1部506の高さは、軸方向における位置によらず一定である。第2部508の高さは、端部513に近づくほど低くなっている。周壁部510は、第1部506及び第2部508の外周方向に突出している。
フランジ503は、第1部506における一方の側面側の端部から、外側に延びている。フランジ505は、第1部506における前記一方とは反対の側面側の端部から、外側に延びている。第1部506の軸方向において、フランジ503、505の長さは、第1部506の長さより小さい。第1部506の軸方向において、フランジ503、505の位置は、周壁部510寄りの位置である。
フランジ503、505は、それぞれ、それらの底面のうち、外側の部分、及び周壁部510の側の部分に、立設部507を備える。立設部507は、カバー31を取り付ける施工面に向かって延びている。フランジ503、505の厚み方向から見て、立設部507の形状はL字状である。フランジ503、505には、ビス打ち目安用の凹部530が形成されている。ビス打ち目安用の凹部530は複数形成されていてもよい。ビス打ち目安用の凹部530の代わりに、フランジ503、505を貫通するビス孔を形成してもよい。
(6-2)カバー31の使用方法
図1、図2に示すように、カバー31は、施工面39上であって、カバー29と、洗濯機用コンセント33との間に取り付けられる。カバー31は、端部511がカバー29の側に位置し、端部513が洗濯機用コンセント33の側に位置するように取り付けられる。
第1部506のうち、端部511の側の一部は、カバー29の本体部に上から重なる。フランジ503、505のうち、端部511の側の一部は、カバー29のフランジに上から重なる。立設部507は、カバー29のフランジにおける端面に外側から当接する。
第2部508は、開口部43に差し込まれる。周壁部510は、洗濯機用コンセント33の側面のうち、開口部43の周囲の部分に外側から当接する。カバー31は、カバー29の本体部及びフランジを延長するアタッチメントとして機能する。第1部506は、カバー29の本体部を施工面39に沿って延長する本体延長部として機能する。フランジ503、505は、カバー29のフランジを施工面39に沿って延長するフランジ延長部として機能する。カバー29の径と、開口部43の径とが異なる場合でも、カバー31を用いれば、カバー29と洗濯機用コンセント33との間のパイプ3を被覆できる。
洗濯機用コンセント33に対し、カバー31に代えて、他のアタッチメントを使用してもよい。他のアタッチメントは、例えば、カバー29の形状、大きさ等に応じて適宜選択することができる。また、カバー29を使用しない場合、パイプ3の種類、形状、大きさ等に応じて、他のアタッチメントを適宜選択することができる。他のアタッチメントとして、例えば、株式会社オンダ製作所が発行する「総合カタログ2017-2018VOL37」の第130頁に記載されているアタッチメント等が挙げられる。
7.他の実施形態
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)カバー5、7、11、15、19、23、27、31の形態は、他の形態であってもよい。例えば、図36、図37に示すように、カバー11のフランジ203、205において、立設部207は、端部213の側では形成されていなくてもよい。この場合、カバー9のフランジ9Bが、フランジ203、205よりも外側に延びていても、フランジ203、205のうち、立設部207が形成されていない部分を、フランジ9Bに上から重ねることができる。また、フランジ203、205の全体にわたって立設部207が設けられている場合に比べて、本体部201と、カバー9の本体部9Aとが重なる部分を広くすることができる。
(2)図38、図39、図40に示すように、薄肉部215は、端部211側の角と端部213側の角との両方に備えられていてもよい。さらに、薄肉部215のうち、本体部201の軸方向における端部が、本体部201の裏面側に曲折されていてもよい。曲折された端部の端面は、本体部201の裏面と面一に形成されている。この場合、薄肉部215を切り取らずにカバー11を設置しても、薄肉部215とカバー9の本体部9Aとの隙間が外側から見えないため、見栄えがよい。なお、本体部201の裏面のうち、側面中央には、製造に利用するための複数(本実施形態においては3本)の突条217が、本体部201の軸方向に延設されている。また、フランジ203、205は、薄肉部209の代わりに、その裏面のうち、本体部201の軸方向における両端部からそれぞれ所定の間隔を置いて、切断目安用の溝219を備えている。切断目安用の溝219は、立設部207の内側にも形成されている。
(3)カバー7、11、15、19、23、27、31は、以下のアタッチメントに対応する。アタッチメントは、カバーに用いられる。そのカバーは、本体部と、フランジ部とを備える。カバーの本体部は、壁面に沿って設けられる管を、前記壁面との間に挟んで外側から覆う。カバーのフランジ部は、カバーの本体部の両側縁部からそれぞれ外側に向けて延出され、前記壁面に取り付けられる。
アタッチメントは、本体延長部と、フランジ延長部とを備える。本体延長部は、カバーの本体部を前記壁面に沿って延長する。フランジ延長部は、カバーのフランジ部を前記壁面に沿って延長する。
(4)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5)上述したカバーの他、当該カバーを構成要素とするシステム、カバーを延長するアタッチメント、配管システム等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[付記]
前記実施形態から把握できる技術的思想について記載すると、配管を覆うカバーであって、半割れ円筒状の本体部の角に薄肉部を備え、前記薄肉部のうち、前記本体部の軸方向における端部が、前記本体部の裏面側に曲折されているカバー。
1…配管システム、3…パイプ、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31…カバー、9A…本体部、9B…フランジ、33…洗濯機用コンセント、35…水栓、37、39、41…施工面、43…開口部、101…本体部、103…壁部、105…フランジ、105A…第1部、105B…第2部、105C…第3部、105D…延出部、107、109…リブ、111、113、115…端部、117…接続部、119…内周縁、119A…対向部、121…出口部、123、125、127…辺、129…頂点、130…ビス打ち目安用の凹部、131…孔、133…被覆材、201…本体部、203、205…フランジ、207…立設部、209…薄肉部、211、213…端部、230…ビス打ち目安用の凹部、301…本体部、303、305…フランジ、307…立設部、311、313…端部、330…ビス打ち目安用の凹部、401…本体部、403…壁部、403、405…フランジ、407…立設部、411、413…端部、419…内周縁、430…ビス打ち目安用の凹部、501…本体部、503、505…フランジ、506…第1部、507…立設部、508…第2部、510…周壁部、511、513…端部、530…ビス打ち目安用の凹部

Claims (2)

  1. 被覆材を有するパイプを覆うカバーであって、
    半割れ円筒状の本体部と、
    前記本体部の軸方向における端部から内周方向に延びる壁部であって、前記被覆材の外周面に食い込むU字状の内周縁を有する壁部と、
    前記本体部の裏面のうち、前記壁部の側に設けられ、前記本体部の軸方向に沿って延びる少なくとも1つのリブと、
    を備え、
    前記リブの高さは、前記壁部とは反対側では、前記壁部から離れるほど、低くなっているカバー。
  2. 請求項1に記載のカバーであって、
    前記リブの高さは、前記壁部の側では、前記壁部の高さと等しいカバー。
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