JP7306052B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、複数の拠点間を接続して遠隔での協業作業を実現する遠隔会議システムが知られている。従来の遠隔会議システムには、関連するテーマで会議又は遠隔会議を行っている拠点システムを表示したグラフィカルユーザインターフェース画面を作成して、要求のあった拠点システムに表示させることで、各拠点又は拠点間でどのようなテーマの会議が行われているかを把握できるようにしているものがあった(例えば特許文献1参照)。
近年のクラウドコンピューティングの普及により、ユーザは例えばスケジュールサービスやメールサービスなどの外部サービスを利用できるようになった。したがって、例えば電子黒板装置(インタラクティブホワイトボード:IWB)を使用する会議の参加者であるユーザは、自分が使用可能な外部サービスが持つ情報を、電子黒板装置を使用する会議で利用できれば便利である。なお、特許文献1は自分が使用可能な外部サービスが持つ情報を、電子黒板装置を使用する会議で利用するものではない。
本発明の実施の形態は、使用する予定の設定の手間を削減できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために本願請求項1は、ユーザの予定に関する予定情報を管理するスケジュールサービスを少なくとも含む外部サービスと、ネットワークを介して接続され、書込表示機能を有する情報処理装置であって、1以上のユーザを識別する識別情報に基づいて、前記1以上のユーザを認証する認証手段と、会議の参加者を設定する際に、前記認証手段で認証された前記1以上のユーザのうちの1のユーザと前記外部サービスへの接続情報とが対応付けられた外部サービス設定情報を用いて、前記スケジュールサービスから前記1のユーザの予定情報を取得し、取得した記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証手段により認証された前記1以上のユーザと、を比較した結果に基づいて特定される1以上の過去の予定を、ユーザに提案する予定設定手段と、提案した1以上の過去の予定のうち、1の過去の予定がユーザにより選択された場合、選択された1の過去の予定に係る予定参加者を、前記会議の参加者として設定する参加者管理手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、使用する予定の設定の手間を削減できる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 アカウント情報の一例の構成図である。 スケジュール予定情報の一例の構成図である。 ユーザ情報一覧の一例の構成図である。 外部サービス設定情報の一例の構成図である。 参加者管理情報一覧の一例の構成図である。 一実施形態に係る電子黒板装置の外観図である。 一実施形態に係る電子黒板装置に用いられる情報の概念図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理概要を示した一例の説明図である。 電子黒板装置を使った会議の流れの一例のフローチャートである。 電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。 主催者又は参加者を認証・設定する処理の一例のフローチャートである。 スケジュールを取得・提案する処理の一例のフローチャートである。 スケジュール提案の処理の一例のフローチャートである。 提案スケジュール抽出の処理の一例のフローチャートである。 提案した会議予定の予定出席者を参加者管理情報一覧に追加する処理の一例のフローチャートである。 提案過去スケジュールを検索する処理の一例のフローチャートである。 過去スケジュール提案の処理の一例のフローチャートである。 提案過去スケジュール抽出の処理の一例のフローチャートである。 スケジュール予定情報の一例の構成図である。 一括配布する処理の一例のフローチャートである。 送信先追加処理の一例のフローチャートである。 全送信実行処理の一例のフローチャートである。 電子黒板装置が表示していた内容の画像データを添付ファイルとして保存するスケジュール予定情報の一例の構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では会議で使用される電子黒板装置の例を説明するが、会議に限定するものでなく、セミナーや講義など、複数のユーザが電子黒板装置の画面を見る様々な状況に適用できる。また、複数の電子黒板装置間で通信を行い、画面や音声の共有を行うことで開催される遠隔会議等であれば、複数のユーザが1つの電子黒板装置の画面を見ていない状況にも適用できる。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、一つ以上の外部サービス群システム12と、電子黒板装置14とが、インターネットやLANなどのネットワーク16を介して通信可能に接続されている。ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14とは電子黒板システムを構成する。ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14とは、電子黒板システム外部の外部サービス群システム12と連携して動作し、電子黒板装置14に関連した機能を提供する。なお、電子黒板装置14は複数台であってもよい。
外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、例えばユーザサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス(カレンダーサービス)等から構成されるOffice365(登録商標)等の統合サービスを指す。外部サービス群は、ユーザサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス等のサービスを同一のユーザアカウントで利用できる形で提供される。外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、グループウェアとも呼ばれるものであり、同じ外部サービス群に属する各サービスが同じ認証情報(IDとパスワードの組み合わせ、アクセストークン等)で利用できるものである。これらの外部サービス群は、ユーザ毎に異なるものであってもよく、一つもしくは複数あってもよい。外部サービス群システム12は一台以上のコンピュータにより実現される。
ユーザ情報サーバ装置10は、後述するユーザ情報一覧、外部サービス設定情報などを保存し、外部サービス群システム12又は電子黒板装置14から利用される。ユーザ情報サーバ装置10は複数台の電子黒板装置14で共用してもよく、同一ネットワークセグメント上になくてもよい。また、ユーザ情報サーバ装置10は電子黒板装置14に内蔵されていてもよい。ユーザ情報サーバ装置10は一台以上のコンピュータにより実現される。
電子黒板装置14は複数のユーザが参加する会議で使用される。電子黒板装置14は例えば電子ペンや手により描画された画像を表示する。また、電子黒板装置14はUSBメモリ、ケーブルを介して接続されるPC、又は、外部サービス群システム12などから読み出した電子ファイルの画像を表示することもできる。
電子黒板装置14は、書込表示機能により表示している画像の画像データを会議の参加者に対して一括配布する機能を有する。電子黒板装置14が画像データを配布する配布先には、後述するように、利用のための設定がユーザごとに必要な外部サービス群システム12が含まれる。電子黒板装置14は一例であり、遠隔会議システム、ディスプレイ、プロジェクタ等、表示されたデータの保存、配布(送信)の機能を持つ装置であれば、どのような装置であってもよい。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。例えばユーザ情報サーバ装置10又は外部サービス群システム12の機能の少なくとも一部は電子黒板装置14に備えるようにしてもよい。情報処理システム1はユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12又は電子黒板装置14の機能の少なくとも一部を、ユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12及び電子黒板装置14以外の他の情報処理装置で実現する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1のユーザ情報サーバ装置10及び外部サービス群システム12は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータ500の一例のハードウェア構成図である。
図2に示されているように、コンピュータ500はCPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、プログラムに従ってコンピュータ500全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク9を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
《電子黒板装置》
図3は本実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示すように、電子黒板装置14は、CPU601、ROM202、RAM603、SSD(Solid State Drive)604、ネットワークI/F605、及び外部機器接続I/F606を備えている。
これらのうち、CPU601は、プログラムに従って電子黒板装置14全体の動作を制御する。ROM602はCPU601やIPL等のCPU601の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。SSD604は、電子黒板装置14用のプログラム等の各種データを記憶する。
ネットワークI/F605は、ネットワーク16との通信を制御する。外部機器接続I/F606は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USBメモリ630、外付け機器(マイク640、スピーカ650、カメラ660)である。
また、電子黒板装置14は、キャプチャデバイス611、GPU612、ディスプレイコントローラ613、接触センサ614、センサコントローラ615、電子ペンコントローラ616、ICカードリーダ617、近距離通信回路619、及び近距離通信回路619のアンテナ619a、電源スイッチ622及び選択スイッチ類623を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス611は、外付けのPC670のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)612は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ613は、GPU612からの出力画像をディスプレイ680等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。
接触センサ614はディスプレイ680上に電子ペン690やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ615は接触センサ614の処理を制御する。接触センサ614は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ680の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ680に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ680の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。
接触センサ614は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ615に出力し、センサコントローラ615が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ616は、電子ペン690と通信することで、ディスプレイ680へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。
ICカードリーダ617はICカード700に埋め込まれたRFタグからICカード700に固有の識別情報を無線通信で読み取る。ICカードリーダ617は電子黒板装置14に内蔵されていても、電子黒板装置14に外付けされていてもよい。なお、ICカード700はスマートフォンなどのスマートデバイスが内蔵するものでもよい。また、電子黒板装置14はユーザを識別可能な識別情報を取得できるのであればICカードリーダ617以外を利用してもよく、生体認証装置(指紋、掌紋、虹彩、顔など)やバーコード読み取り装置等を利用してもよい。
また、近距離通信回路619はNFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ622は、電子黒板装置14の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類623は、例えば、ディスプレイ680の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、電子黒板装置14はバスライン610を備えている。バスライン610は、図3に示されているCPU601等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ614は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ616が、電子ペン690のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン690のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
<機能構成>
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図4に示す機能構成により実現される。図4は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図4の機能構成は、本実施形態の説明に不要な構成について適宜省略している。
図4の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14とを有する構成である。図4では外部サービス群システム12の一例として、外部サービス群システムA「office.example.com」を示している。
外部サービス群システム12はユーザに提供する外部サービス群としてユーザサービス30、スケジュールサービス32、及びメールサービス34を例示している。外部サービス群システム12のユーザサービス30は例えば図5に示すようなアカウント情報を保存している。図5はアカウント情報の一例の構成図である。図5に示すように外部サービス群システム12のユーザサービス30は、アカウント情報として、ユーザID、名前、及びメールアドレスを保存する。
スケジュールサービス32は例えば図6に示すようなスケジュール予定情報を保存している。図6はスケジュール予定情報の一例の構成図である。スケジュールサービス32は図6のスケジュール予定情報により、ユーザの行動予定や会議予定を管理する。
図6に示すようにスケジュールサービス32は、スケジュール予定情報として、予定ID、予定名、予定種別、所有者ユーザ、開始時刻と期間、予定出席者及び添付ファイルを保存する。予定IDは予定の識別情報の一例である。予定名は予定の名称である。予定種別は、予定をユーザの行動予定とユーザの会議予定とで区別する情報の一例である。所有者ユーザは、その予定のスケジュール予定情報を所有するユーザを識別する情報の一例である。
開始時刻と期間は、予定が開始される日時と、予定が開始されてから終了されるまでの期間とを表す情報の一例であって、開始予定時刻及び終了予定時刻を表している。予定出席者は、予定へ出席(参加)する予定のユーザを表す情報の一例であって、予定参加者の一例である。添付ファイルは、予定に添付された(予定と対応付けられた)ファイルを示す情報の一例である。
メールサービス34は外部サービス群システム12におけるユーザごとのメールアドレスを管理し、ユーザにメール機能を提供する。メールサービス34は、外部サービス群システム12におけるユーザのメールアドレスを宛先とする電子メールを保管する。
ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20及びユーザ情報部22を有する構成である。ユーザ情報部22は例えば図7に示すユーザ情報一覧を保存している。図7はユーザ情報一覧の一例の構成図である。図7に示すようにユーザ情報一覧は、ユーザID、名前、メールアドレス、外部サービス設定ID及び識別情報を保存する。
メールアドレスは図5のメールアドレスと異なり、例えばイントラネットワークで利用するメールアドレスである。外部サービス設定IDは、後述の外部サービス設定情報を識別する情報である。識別情報は例えばICカード700に固有の識別情報である。図7のユーザ情報一覧によれば、ユーザのICカード700から読み取った識別情報からユーザのユーザID及び外部サービス設定IDを特定できる。
外部サービス設定情報部20は例えば図8に示すような外部サービス設定情報を保存している。図8は外部サービス設定情報の一例の構成図である。図8に示す外部サービス設定情報は、外部サービス群システム12を利用するためのユーザ毎に異なる設定情報である。外部サービス設定情報は、外部サービス設定ID、ユーザID、アドレス情報、外部サービスのユーザID及び外部サービスの認証トークンを保存する。
アドレス情報、及び、外部サービスのユーザIDは、外部サービス群システム12への接続情報の一例である。外部サービスの認証トークンは外部サービス群システム12の認証情報の一例である。
電子黒板装置14は、会議予定設定部40、一括配布部42、参加者管理部44、書込表示部46及びICカード検出部48を有する構成である。ICカード検出部48は検出したユーザのICカード700から識別情報を読み取る。参加者管理部44は会議の参加者を例えば図9のような参加者管理情報一覧で管理する。
図9は、参加者管理情報一覧の一例の構成図である。図9の参加者管理情報一覧は、電子黒板装置14を使用した会議の参加者として認識されたユーザのユーザIDと、そのユーザIDの参加者が主催者であるか否かを示す情報と、を保存する。図9ではユーザID「user001」「user002」「user003」の参加者が個人認証済みの例を示している。
例えば参加者管理部44はICカード検出部48が読み取った識別情報を利用して図7のユーザ情報一覧からユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報のユーザIDを参加者のユーザIDとして図9の参加者管理情報一覧に保存する。
書込表示部46はユーザの電子黒板装置14への書き込みを受け付け、その書き込みの内容を表示する。参加者管理部44は、会議の参加者に、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを一括配布するための図7のユーザ情報一覧及び図8の外部サービス設定情報をユーザ情報サーバ装置10から取得して一括配布部42に提供する。
会議予定設定部40は会議予定を設定するユーザインタフェースを持ち、スケジュールサービス32と通信して図6のスケジュール予定情報を取得し、主催者の会議予定を表示して選択させることで、ユーザに会議予定を設定させることができる。また、会議予定設定部40はスケジュール予定情報に複数あるユーザの会議予定に基づき、選択した会議予定をユーザに提案する。
例えば会議予定設定部40は、主催者の当日の会議予定から「開始時刻と期間」が現在時刻に近い会議予定を提案する。現在時刻に近い会議予定が無ければ、会議予定設定部40は図6のスケジュール予定情報に含まれる過去の会議予定の予定出席者と図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者とを比較し、比較結果の一例である一致率が高い会議予定を後述するような提案過去スケジュールとして提案する。
一致率が高い会議予定が複数あった場合、会議予定設定部40は、その全てを提案過去スケジュールとして提案する。なお、一致率が高い会議予定が複数あった場合、会議予定設定部40は、提案する提案過去スケジュールの上限数を決めておいてもよい。会議予定設定部40は当日に近い過去の会議予定を優先して選択することで、提案する提案過去スケジュールの数を上限数まで絞り込むようにしてもよい。また、会議予定設定部40は提案する提案過去スケジュールの期間(例えば当日から1ヶ月以内など)を決めておいてもよい。
また、会議予定設定部40は提案過去スケジュールをユーザが選択して会議を行った場合に、行った会議のスケジュール予定情報を、ユーザが選択した提案過去スケジュールを利用して、図6に追加登録する。なお、行った会議のスケジュール予定情報を、ユーザが選択した提案過去スケジュールを利用して、図6に追加登録するタイミングは、後述の一括配布のタイミングであってもよいし、会議終了のタイミングであってもよい。行った会議のスケジュール予定情報は、スケジュールサービス32の他、ユーザ情報サーバ装置10や、その他のサーバ装置に追加するようにしてもよい。
一致率は例えば以下の式(1)により算出する。なお、式(1)の予定外の参加者数は予定出席者に含まれていないが、参加者管理情報一覧に追加された参加者の数である。
(一致率)=(一致する参加者数÷予定出席者×100%)-(予定外の参加者数÷予定出席者数×10%)…式(1)
例えば会議予定設定部40は、主催者の当日(例えば11月12日)の会議予定が図6のスケジュール予定情報に無いため、例えば図6のスケジュール予定情報に含まれる予定ID「sch-1」及び「sch-2」の会議予定の予定出席者と図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者との一致率を式(1)により算出する。
図6の予定ID「sch-1」の会議予定は予定出席者が「user001」「user002」「user003」である。図9の参加者管理情報一覧は、参加者が「user001」「user002」「user003」である。したがって、一致する参加者数が「3」となり、予定出席者が「3」となり、予定外の参加者数が「0」となり、一致率は約「100%」となる。
図6の予定ID「sch-2」の会議予定は予定出席者が「user001」「user002」「user003」である。図9の参加者管理情報一覧は、参加者が「user001」「user002」「user003」である。したがって、一致する参加者数が「3」となり、予定出席者が「3」となり、予定外の参加者数が「0」となり、一致率は「100%」となる。
したがって、図6に示したスケジュール予定情報及び図9に示した参加者管理情報一覧の場合、会議予定設定部40は一致率が高い予定ID「sch-1」「sch-2」の会議予定を提案する。
一括配布部42は図6のスケジュール予定情報、図7のユーザ情報一覧及び図8の外部サービス設定情報に従って、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを会議の参加者へ一括配布する。
例えば一括配布部42は、参加者のユーザアカウントで利用できるメールサービス34のメールアドレスを宛先とする電子メールに添付して、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを送信する。
なお、図4の構成は一例であって、他の構成でも良い。例えば、電子黒板装置14の各部は2つの装置から構成されても良く、電子黒板装置14のICカード検出部48と書込表示部46以外の各部をサーバ装置で実現するような構成でも良い。また、装置構成を変えず、電子黒板装置14のICカード検出部48と書込表示部46以外の各部をユーザ情報サーバ装置10が有する構成としても良いし、ユーザ情報サーバ装置10のユーザ情報部22と外部サービス設定情報部20とのそれぞれを異なる装置が有する構成としても良い。
<電子黒板装置の機能概要>
図10は、一実施形態に係る電子黒板装置の外観図である。図10に示すように、電子黒板装置14は、ディスプレイ680、カメラ660、およびICカードリーダ617を備える。また、ディスプレイ680には、操作パネル900が表示されている。一実施形態に係る電子黒板装置14は、少なくとも下記の機能1~機能5を有する。
《機能1:電子黒板機能》
電子黒板装置14は、電子ペン690や指により、電子ホワイトボードへの書き込みが可能である。電子黒板装置14は、電子ホワイトボードに書き込み込まれた内容の画像の画像データを、メール送信したり、外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージに格納したりすることが可能である。なお、電子黒板装置14は、会議用資料等のファイルの表示や、ファイルの編集を行うこともできる。
《機能2:認証機能》
電子黒板装置14は、ICカードリーダ617、カメラ660、生体認証装置等を用いて認証情報等を取得し、認証情報等に基づいてユーザ認証を行うことができる。電子黒板装置14は、ユーザ認証を自装置が行ってもよく、ユーザ認証を外部装置に行わせてもよい。ICカードリーダ617は、ICカード700から例えばICカード700に固有の識別情報などの認証情報を取得し、図7のユーザ情報一覧を参照して認証情報の一致を判定することにより、ユーザ認証を行うことができる。カメラ660により撮影された顔画像から特徴量を抽出し、ユーザ情報一覧に登録しておいた特徴量との一致を判定することにより、ユーザ認証を行うこともできる。
《機能3:外部サービス連携機能》
電子黒板装置14は、外部サービス群システム12との連携が可能である。例えば、電子黒板装置14は、上記認証機能によってユーザ認証されたユーザの外部サービス設定情報を用いて外部サービスからユーザのスケジュール予定情報を取得し、会議予定の予定出席者のメールアドレス宛に、会議中の板書やファイル等の情報をメールで送信することができる。また、例えば、電子黒板装置14は、ユーザ認証されたユーザの外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージにアクセスし、ファイルを取得したり、他の機器とファイルを共有したり、他の機器へファイルを転送したりすることができる。
《機能4:遠隔共有機能》
電子黒板装置14は、離れた場所に設置された複数の情報処理装置(他の電子黒板装置14、PC等)との間で、電子黒板装置14に表示されている画面の共有、共同編集(遠隔での電子黒板機能の実行)、カメラ660によって撮像された会議の参加者等の画像や映像の共有、マイク640の音声の共有等が可能である。画面の共有とは、離れた場所に設置された複数の情報処理装置の間で、それぞれの情報処理装置で同じ内容を表示し、その内容を遠隔会議で議論するために用いること等を意味する。画面の共同編集とは、同じ画面に複数の情報処理装置から書き込みを行ったり、ファイル編集したりする事等を意味する。
《機能5:その他機能》
電子黒板装置14は、ブラウザやメールアプリ等、一般的なPCやスマートデバイス上で動作するアプリケーションと同様のアプリケーションを備えていてもよい。
なお、上記各機能は、電子黒板装置14のハードウェアとソフトウェアとが協働することにより実現される。ソフトウェアは、電子黒板装置14および外部装置の複数のソフトウェアが協働して動作するものも含む。
<電子黒板装置に用いられる情報>
図11は、一実施形態に係る電子黒板装置に用いられる情報の概念図である。本実施形態の電子黒板装置14において用いられる情報は、以下のとおりである。
《会議前・準備段階》
図11に示すように、電子黒板装置14による会議前・準備段階において用意され、電子黒板装置14に入力される情報として会議予定情報及び添付ファイル(会議資料)が挙げられる。会議予定情報は、事前に登録した会議予定の情報である。例えば会議予定情報は予定名、開始時刻と期間、予定出席者等を含む。
《会議中》
また、電子黒板装置14において会議中に入力される情報として、参加者情報の例としての認証情報、及び会議中の情報がさらに挙げられる。認証情報は、例えば、ICカード700の識別情報、手入力された参加者のID情報、参加者の顔画像、生体情報、参加者のユーザIDを二次元コード化したQRコード(登録商標)画像等が挙げられる。
会議中の情報は、会議中に電子黒板装置14に対して入力された情報である。会議中の情報としては、例えば、各種会議情報、板書画面のキャプチャ画像、遠隔共有画面、会議中に共有したファイル、議事録、メモ、音声等が挙げられる。
《会議後》
電子黒板装置14において会議中に作成、更新及び蓄積された情報は、例えば以下のように活用される。電子黒板装置14は、会議後に共有する情報(例えば共有画面や会議資料のファイル)の送信先として、参加者のメールアドレスを選択して送信することで、会議中に作成、更新及び蓄積された情報を活用できる。
<処理>
図12は、第1の実施形態に係る情報処理システムの処理概要を示した一例の説明図である。ステップS200において、会議の参加者は、電子黒板装置14に対して個人認証を行う。個人認証は、ICカード認証やID/パスワード認証のような、参加者が自発的に行う認証方法でも良いし、顔認証のような、参加者がその場にいるだけで認証される認証方法でもよい。
ステップS202に進み、電子黒板装置14は個人認証されたユーザを会議の参加者として参加者管理情報一覧に追加する。ステップS204に進み、電子黒板装置14は最初に個人認証したユーザ(例えば主催者)のスケジュール予定情報をスケジュールサービス32から取得する。スケジュール予定情報には、会議予定の開始時刻と期間、及び、予定出席者が情報として含まれている。
ステップS206に進み、電子黒板装置14は、まず、開始時刻と期間が現在時刻に近い会議予定を判別する。その結果、該当する会議予定が無い場合は、スケジュール予定情報に含まれる過去の会議予定の予定出席者と、参加者管理情報一覧に追加された参加者とを比較し、一致率が高い会議予定を例えば図12の提案過去スケジュール選択画面1200に示すように提案過去スケジュールとして推奨表示する。
ステップS208に進み、例えば推奨表示した会議予定が主催者により開始する会議として設定されると、電子黒板装置14は設定された会議予定の予定出席者を会議の参加者として参加者管理情報一覧に追加する。そして、ステップS210に進み、電子黒板装置14は、表示している内容(板書内容)の画像データを会議の参加者に一括配布(一括送信)する。
図12に示すように、本実施形態に掛かる情報処理システム1によれば、開始時刻と期間が現在時刻に近い会議予定が無くても、出席者の一致率が高い過去の会議予定を提案過去スケジュールとして提案できる。
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば以下に示す手順で電子黒板装置14を用いた会議を行う。ここでは、基本的な利用例として、電子黒板装置14を用いて会議を行い、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを会議の参加者に一括配布する場合を説明する。
図13は、電子黒板装置を使った会議の流れの一例のフローチャートである。ステップS220において、電子黒板装置14は起動し、例えばICカード700によるログインを待ち受ける。会議を行う主催者は、自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。
ICカード検出部48がICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS222に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、そのユーザを主催者として認証・設定する。ステップS222の認証・設定は、ID/パスワード認証や顔認証であってもよい。
会議の主催者はユーザからユーザインタフェースを介して、いずれのユーザかを主催者とする指定を受け付けたことに応じて、指定を受け付けたユーザを主催者として設定したり、スケジュールサービス32から取得したスケジュール予定情報に含まれる情報に基づいていずれかのユーザを主催者として設定したりしても良いが、本実施形態では会議の最初に認証を行ったユーザを会議の主催者として設定している。
ステップS226において主催者以外のユーザも自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。ICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS228に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、会議の参加者として認証・設定する。
操作パネル1000のスケジュール選択ボタン1006が押下されると、電子黒板装置14はステップS230に進む。電子黒板装置14は主催者のスケジュール予定情報をスケジュールサービス32から取得する。スケジュール予定情報には、会議予定の会議時刻と期間、及び、予定出席者が情報として含まれている。
電子黒板装置14は開始時刻と期間が現在時刻に近い会議予定を判別する。該当する会議予定がある場合、電子黒板装置14は、その会議予定を図14の予定詳細画面1040のように提案する。電子黒板装置14は例えば図14に示すような操作パネル1000をUIとして表示する。
図14は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。図14の操作パネル1000は参加者一覧1002と一括配布ボタン1004とスケジュール選択ボタン1006とが表示されている。参加者一覧1002に表示されているユーザは、会議の参加者として管理されており、電子黒板装置14が表示している内容の画像データの配布対象となる。図14の操作パネル1000は予定ID「sch-2」の会議予定が設定された後の画面イメージである。
また、2つ以上の該当する会議予定がある場合、電子黒板装置14は例えば式(1)により算出された一致率が高い会議予定を例えば図14の予定詳細画面1040のように提案する。電子黒板装置14は予定詳細画面1040を表示することで、主催者に会議予定を選択させる。主催者は予定詳細画面1040の設定・読込ボタン1042の押下により会議予定を、開始する会議として設定できる。
開始時刻と期間が現在時刻に近い会議予定が無ければ、電子黒板装置14はステップS232に進み、図6のスケジュール予定情報に含まれる過去の会議予定の予定出席者と図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者とを比較し、一致率が高い会議予定を提案過去スケジュールとして検索する。ステップS234に進み、電子黒板装置14は検索した提案過去スケジュール情報を図14の提案過去スケジュール選択画面1200のように表示する。
また、電子黒板装置14は図14の提案過去スケジュール選択画面1200を表示することで、主催者に提案過去スケジュールを会議予定として選択させる。主催者は提案過去スケジュール選択画面1200の設定・読込ボタン1202の押下により、提案過去スケジュールのスケジュール予定情報を、開始する会議のスケジュール予定情報の少なくとも一部として利用できる。この際、電子黒板装置14は、開始する会議として設定された会議予定の予定出席者のうち、図9の参加者管理情報一覧に追加されていない参加者を追加し、当該参加者が参加者一覧1002に追加された図14の操作パネル1000を表示する。また、選択された提案過去スケジュールのスケジュール予定情報に含まれる予定名や開始時刻等を図14の操作パネルに反映させても良い。
ステップS236において、会議実施中の電子黒板装置14はユーザの電子黒板装置14への書き込み等の操作を受け付け、表示の内容を更新する。ステップS236において一括配布ボタン1004の押下を検出すると、電子黒板装置14はステップS238において提案過去スケジュールが利用されたか否かを判定する。
提案過去スケジュールが利用されたと判定すると、電子黒板装置14はステップS240に進み、利用された提案過去スケジュールのスケジュール予定情報の内容、実際の会議時刻と期間、及び実際の会議の参加者で、図6のスケジュール予定情報に新しい会議予定として追加する。提案過去スケジュールが利用されていないと判定すると、電子黒板装置14はステップS240をスキップする。
ステップS242に進み、電子黒板装置14は、図14に示すような配布画面1020を表示し、送信ボタン1022の押下を受け付けることにより、電子黒板装置14が表示している内容の画像データの会議の参加者への一括配布を実行する。
ステップS222では、例えば図15に示す手順で主催者を認証・設定する。図15は主催者又は参加者を認証・設定する処理の一例のフローチャートである。図15は電子黒板装置14のICカード検出部48がICカード700を検出し、ICカード700から識別情報を読み取った後の処理を示している。
ステップS240に進み、参加者管理部44はICカード検出部48がICカード700から読み取った識別情報を取得する。ステップS242に進み、参加者管理部44は図7に示したユーザ情報一覧を参照し、ステップS240で取得した識別情報のユーザを図7に示したユーザ情報一覧から特定する。ステップS244に進み、参加者管理部44は特定したユーザを主催者として管理し、参加者一覧1002に追加する。
例えば図7のユーザ情報一覧に示した「Mary Smith」のICカード700を検出したICカード検出部48は、ICカード700から識別情報「ICCARD-123」を読み取る。ステップS240において、参加者管理部44はICカード検出部48から識別情報「ICCARD-123」を取得する。ステップS242に進み、参加者管理部44は取得した識別情報「ICCARD-123」に基づき、ユーザ情報サーバ装置10の外部サービス設定情報部20とユーザ情報部22とに問い合わせる。
ユーザ情報部22は、問い合わせのあった識別情報「ICCARD-123」による検索を行い、ユーザID「user001」のユーザ情報を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。また、外部サービス設定情報部20は特定されたユーザID「user001」による検索を行い、図8に示した外部サービス設定情報「connect1a」を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。
ステップS244において参加者管理部44はユーザID「user001」のユーザを主催者として管理し、参加者一覧1002に追加できると共に、ユーザID「user001」のユーザ情報と外部サービス設定ID「connect1a」の外部サービス設定情報とを管理できる。これにより、会議の主催者「Mary Smith」が参加者管理部44に登録され、図9で示す参加者管理情報一覧と、図7で示すユーザID「user001」のユーザ情報と、図8で示す外部サービス設定ID「connect1a」の外部サービス設定情報と、が取得される。
図13のステップS230では、例えば図16に示す手順で、スケジュールを取得・提案する。図16はスケジュールを取得・提案する処理の一例のフローチャートである。
ステップS40において、電子黒板装置14の会議予定設定部40は認証で取得した主催者のユーザIDに基づいて、スケジュールサービス32から主催者の当日のスケジュール予定情報に含まれる会議予定を取得する。
主催者の当日の会議予定の取得にあたっては、電子黒板装置14の会議予定設定部40が認証で取得した主催者のユーザIDに基づいてユーザ情報サーバ装置10から主催者の外部サービス設定情報を取得し、取得した主催者の外部サービス設定情報に基づいてスケジュールサービスA32に、外部サービス設定情報によって識別されるユーザの当日の会議予定情報を要求することで取得する。また、電子黒板装置14の会議予定設定部40は外部サービス設定情報を取得せず、単に主催者のユーザIDを指定してユーザ情報サーバ装置10に会議予定情報の取得を要求することで、ユーザ情報サーバ装置10が取得した主催者のユーザIDに基づいて外部サービス設定情報を特定し、特定した外部サービス設定情報に基づいてユーザ情報サーバ装置10がスケジュールサービスA32に会議予定情報の要求及び会議予定情報の取得を行い、取得した会議予定情報を電子黒板装置14に返しても良い。つまり、電子黒板装置14とスケジュールサービスA32は直接情報のやり取りを行わず、電子黒板装置14は他のサーバ等を介してスケジュールサービスA32から会議予定情報の取得を行っても良い。
ステップS42において、会議予定設定部40はステップS40で取得した会議予定があるか否かを判定する。会議予定がなければ会議予定設定部40はステップS44の処理をスキップする。会議予定があれば会議予定設定部40は、例えば図17に示すようなステップS44のスケジュール提案の処理を行う。
図17はスケジュール提案の処理の一例のフローチャートである。ステップS50において会議予定設定部40は、ステップS40で取得した主催者の当日の会議予定から、開始する会議として提案するための提案スケジュールを図18に示すように抽出する。
図18は提案スケジュール抽出の処理の一例のフローチャートである。ステップS60において、会議予定設定部40は、ステップS40で取得した主催者の当日の会議予定から「開始時刻と期間」が現在時刻から近い会議予定を抽出する。ステップS60で抽出する会議予定が複数存在し得るため、会議予定設定部40は抽出した会議予定から開始時刻が最も遅い会議予定をステップS62で抽出する。
ステップS64において会議予定設定部40はステップS62で抽出した会議予定があるか否かを判定する。ステップS62で抽出した会議予定があれば、会議予定設定部40はステップS66に進み、2つ以上の会議予定があるか判定する。2つ以上の会議予定があれば、会議予定設定部40はステップS68に進み、例えば式(1)により一致率を算出する。
ステップS69において、会議予定設定部40はステップS62で抽出した会議予定が1つであれば、その会議予定を提案スケジュールに設定する。ステップS62で抽出した会議予定が2つ以上あれば、会議予定設定部40はステップS68で算出した一致率が一番高い会議予定を提案スケジュールに設定する。なお、ステップS68で算出した一致率が一番高い会議予定が複数の場合は提案スケジュール無しとしてもよい。
図17のステップS52に戻り、会議予定設定部40はステップS50で抽出した提案スケジュールがあれば、ステップS54に進み、図14に示すような予定詳細画面1040を表示することで、会議予定を提案する。設定・読込ボタン1042が押下されると、ステップS56に進み、会議予定設定部40は提案した会議予定の予定出席者を図9の参加者管理情報一覧に追加する。
ステップS58に進み、会議予定設定部40は提案した会議予定の添付ファイルをスケジュールサービス32から取得し、書込表示部46に表示させると共に、添付ファイルのファイル名(配布ファイル名)を一括配布部42に通知する。
図17のステップS56では、提案した会議予定の予定出席者を会議予定設定部40が参加者管理部44に通知し、例えば図19に示す手順で、会議の参加者として図9の参加者管理情報一覧に追加させる。図19は、提案した会議予定の予定出席者を参加者管理情報一覧に追加する処理の一例のフローチャートである。
ステップS70において参加者管理部44は現在の参加者(主催者)の外部サービス設定情報を外部サービス設定情報部20に照会する。ステップS72に進み、参加者管理部44は主催者のスケジュール予定情報に含まれる予定出席者から、主催者のユーザIDと一致するものを除外する。
ステップS74~S78の処理はステップS72で主催者のユーザIDが除外された予定出席者一覧に含まれる全ての予定出席者に対して行われる。ステップS74に進み、参加者管理部44は予定出席者の外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報部22に問い合わせる。
外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報があればステップS78に進み、参加者管理部44は、予定出席者のユーザIDを図9の参加者管理情報一覧に追加する。外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報がなければ、参加者管理部44はステップS78の処理をスキップする。
例えば2018年11月12日15時05分に会議室に入り、電子黒板装置14を起動したものとする。ステップS40において、電子黒板装置14はユーザ情報サーバ装置10から返されたユーザID「user001」の主催者「Mary Smith」の外部サービス設定情報「connect1a」を用いて、スケジュールサービス32から主催者の当日の会議予定のスケジュール予定情報の取得を試みる。
図6のスケジュール予定情報の例では、主催者の当日「2018年11月12日」の会議予定が無い。このため、電子黒板装置14はステップS44のスケジュール提案の処理をスキップする。
図13のステップS232では、例えば図20に示した手順で、提案過去スケジュールを検索する。図20は、提案過去スケジュールを検索する処理の一例のフローチャートである。
ステップS80において、電子黒板装置14の会議予定設定部40はユーザ情報サーバ装置10から返された主催者の外部サービス設定情報を用いて、スケジュールサービス32から主催者の過去のスケジュール予定情報に含まれる会議予定を取得する。
ステップS82において、会議予定設定部40はステップS80で取得した会議予定があるか否かを判定する。取得した会議予定がなければ会議予定設定部40はステップS84の処理をスキップする。取得した会議予定があれば会議予定設定部40は、例えば図21に示すようなステップS84の過去スケジュール提案の処理を行う。
図21は過去スケジュール提案の処理の一例のフローチャートである。ステップS90において会議予定設定部40は、ステップS80で取得した主催者の過去のスケジュール予定情報に含まれる会議予定から、提案過去スケジュールとして提案する過去の会議予定を図22に示すように抽出する。
図22は提案過去スケジュール抽出の処理の一例のフローチャートである。ステップS100において、会議予定設定部40は、ステップS80で取得した主催者の過去の会議予定の予定出席者と図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者との一致率を上記した式(1)により算出する。ステップS102において、会議予定設定部40はステップS100で算出した一致率が一番高い会議予定を提案過去スケジュールに設定する。
図6のスケジュール予定情報と図9の参加者管理情報一覧との例では、上記したように一致率が高い予定ID「sch-1」の会議予定と予定ID「sch-2」の会議予定とを提案過去スケジュールとして提案する。
図21のステップS92に戻り、会議予定設定部40はステップS90で抽出した提案過去スケジュールがあれば、ステップS94に進み、図14の提案過去スケジュール選択画面1200を表示することで、提案過去スケジュールを選択させる。設定・読込ボタン1202が押下されると、ステップS96に進み、会議予定設定部40は主催者に選択された提案過去スケジュールの予定出席者を図9の参加者管理情報一覧に追加する。
ステップS98に進み、会議予定設定部40は提案した過去の会議予定の添付ファイルをスケジュールサービス32から取得し、書込表示部46に表示させると共に、添付ファイルのファイル名(配布ファイル名)を一括配布部42に通知する。
図21のステップS96では、主催者に選択された過去の会議予定の予定出席者を会議予定設定部40が参加者管理部44に通知し、例えば図19に示す手順で、会議の参加者として図9の参加者管理情報一覧に追加させる。
例えば主催者が提案過去スケジュール選択画面1200の予定名「広告検討」の会議予定を選択して設定・読込ボタン1202を押下すると、会議予定設定部40は、参加者管理部44に外部サービス設定ID「connect1a」の外部サービス設定情報と図9の予定ID「sch-1」の予定出席者の外部サービスのユーザIDのリスト「office1、office2、office3」とを提供する。
参加者管理部44は、提供された予定出席者の外部サービスのユーザIDのリスト「office1、office2、office3」のユーザIDを特定するため、ユーザ情報サーバ装置10に問い合わせを行う。ユーザ情報サーバ装置10の外部サービス設定情報部20とユーザ情報部22は、電子黒板装置14の参加者管理部44からの問い合わせに対し、外部サービスのユーザIDとして「office1、office2、office3」を持つ外部サービス設定ID「connect1a、connect2a、connect3a」の外部サービス設定情報と、外部サービスのユーザID「office1、office2、office3」に対応するユーザID「user001、user002、user003」を返す。
そして、参加者管理部44は、ユーザ情報サーバ装置10から返されたユーザID「user001、user002、user003」を図9のように参加者管理情報一覧に追加できる。したがって、電子黒板装置14はICカード認証により、まだ会議に参加していなかった参加者も参加状態とすることができる。
なお、ステップS80で取得した主催者の過去の会議予定の予定出席者と図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者との比較処理は、電子黒板装置14で行ってもよいし、サーバ(ユーザ情報サーバ装置10等)で行ってもよい。図20~22の処理では予め電子黒板装置14がステップS80でスケジュール予定情報を取得した上で、電子黒板装置14内で提案する予定情報の絞り込みを行っている。
サーバで行われる場合、予め電子黒板装置14ではスケジュール予定情報を取得せず、電子黒板装置14が検出した参加者の情報をサーバに送信し、サーバ内で送信された参加者の情報に基づいてスケジュール予定情報の絞り込みを行い、電子黒板装置14に絞り込んだスケジュール予定情報を送ることによって実現できる。
図13のステップS240では、利用した提案過去スケジュールに基づき、例えば図6のスケジュール予定情報に、提案過去スケジュールを利用して行った会議のスケジュール予定情報が例えば図23に示すように追加される。図23はスケジュール予定情報の一例の構成図である。
図23のスケジュール予定情報では主催者「Mary Smith」のユーザ情報及び外部サービス設定情報を取得し、予定ID「sch-3」のスケジュール予定情報が追加されている。項目「開始時刻と期間」には、実際の会議開催(例えば主催者が設定・読込ボタン1202を押下した時刻(開始時刻)と、その開始時刻から一括配布ボタン1004が押下された時刻(終了時刻)までの期間とを登録する。
例えば図23の予定ID「sch-3」のスケジュール予定情報では、開始時刻の「2018/11/12 15:05」と、終了時間「16:45」と、が登録されている例を示している。また、項目「予定出席者」には図9の参加者管理情報一覧に追加された参加者を登録する。
このような手順により、本実施形態では主催者のスケジュールサービス32に登録されている過去のスケジュール予定情報を、電子黒板装置14の会議予定として設定・読込することができるため、ICカード700の無い参加者の会議への参加と、一括配布の送信先としての追加とが容易となる。
図13のステップS242では、例えば図24に示す手順で、電子黒板装置14が表示している内容の画像データの会議の参加者への一括配布を実行する。図24は一括配布する処理の一例のフローチャートである。一括配布ボタン1004の押下を検出すると、一括配布部42はステップS110~S114において、参加者管理部44から取得した参加者管理情報一覧で管理されている全ての参加者について、ステップS112の送信先追加処理を行う。
全ての参加者について、ステップS112の送信先追加処理を終了すると、一括配布部42はステップS116に進み、配布画面1020を表示する。送信ボタン1022が押下されると、一括配布部42はステップS118に進み、ステップS112の送信先追加処理の結果に従って、参加者と対応付いた送信先に、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを配布する全送信実行処理を行う。
図24のステップS112では、例えば図25に示す手順で送信先追加処理を行う。図25は送信先追加処理の一例のフローチャートである。図25に示す送信先追加処理は参加者管理情報一覧に含まれる、すべての参加者について行われる。
ステップS120において、一括配布部42は参加者管理情報一覧に含まれる参加者を指定して参加者管理部44に外部サービス設定情報を要求する。参加者管理部44は、指定された参加者の外部サービス設定情報を外部サービス設定情報部20から取得する。参加者管理部44は、一括配布部42から参加者を指定して要求された外部サービス設定情報を一括配布部42に提供する。
ステップS122において、一括配布部42は、指定された参加者の外部サービス設定情報の外部サービスの認証トークンを使用し、指定された参加者のアカウント情報をユーザサービス30から取得する。そして、一括配布部42はステップS124において、取得したアカウント情報のメールアドレスを、指定された参加者の送信先として追加する。
ステップS126に進み、一括配布部42はスケジュールサービス32のスケジュール予定情報への保存設定が有効であれば、現在の会議予定のスケジュール予定情報を送信先として追加する。これにより、本実施形態ではスケジュールサービス32のスケジュール予定情報を介した、会議による成果物の配布が容易となる。
具体的に、ここでは参加者のユーザID「user001、user002、user003」と、外部サービスのユーザID「office1、office2、office3」と、外部サービスの認証トークン「eyJhbGc11、eyJhbGc12、eyJhbGc13」と、アドレス情報「office.example.com」とを使用して、ユーザサービス30に接続する。
そして、電子黒板装置14は外部サービスのユーザID「office1、office2、office3」のアカウント情報をユーザサービス30に問い合わせ、メールアドレス「office1@suite.example.com、office2@suite.example.com、office3@suite.example.com」を送信先に追加する。
図24のステップS118では、例えば図26に示す手順で全送信実行処理を行う。図26は全送信実行処理の一例のフローチャートである。図26の全送信実行処理では図25の送信先追加処理の結果に従って、参加者と対応付いた送信先に、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを配布する。
一括配布部42は図25の送信先追加処理の結果として配布画面1020の送信先に含まれている全てのメールアドレスに対してステップS130~S134の処理を繰り返すことで、電子黒板装置14が表示している内容の画像データの宛先(To)にメールアドレスを追加する。ステップS136に進み、一括配布部42は配布画面1020の送信先に含まれている全てのメールアドレスが宛先として追加された電子メールで、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを送信する。
ステップS138に進み、一括配布部42は図25の送信先追加処理の結果として配布画面1020の送信先に含まれているスケジュール予定情報(添付ファイル保存先)に対してステップS138~S142の処理を繰り返す。
ステップS140に進み、一括配布部42は添付ファイル保存先に対応する外部サービス設定情報の認証トークンでスケジュールサービス32に接続する。ステップS142に進み、一括配布部42は接続したスケジュールサービス32の添付ファイル保存先に、電子黒板装置14が表示している内容の画像データを図27のように保存する。
図27は、電子黒板装置が表示していた内容の画像データを添付ファイルとして保存するスケジュール予定情報の一例の構成図である。図27は予定ID「sch-3」の会議予定に、電子黒板装置14が表示していた内容の画像データを添付ファイル(追加情報の一例)として保存する例を示している。
予定ID「sch-3」の会議予定への添付ファイル保存の際には、その会議予定の主催者のユーザID「office1」に対応する外部サービス設定ID「connect1a」の外部サービス設定情報が利用される。
その外部サービス設定情報に含まれる外部サービスの認証トークンを使用し、一括配布部42はスケジュールサービス32に接続して、会議予定の添付ファイルとして追加保存する。その結果、図27のスケジュール予定情報「sch-3」では、添付ファイルとして「発売日検討_20181112.pdf」が追加保存されている。
このように、図26に示す全送信実行処理では、参加者ごとに異なる外部サービス群システム12のメールアドレスへの送信を一括して行うことができる。また、会議予定ごとに異なるスケジュール予定情報の添付ファイルとしての保存を行うことができる。
以上、第1の実施形態によれば、会議の主催者の過去の会議予定から開始する会議を提案することができ、主催者が開始する会議として設定した過去の会議予定のスケジュール予定情報の予定出席者を会議の参加者として追加できる。したがって、電子黒板装置14を使った会議に参加した参加者全員に一括して会議資料を配布するに際して、第1の実施形態では会議の参加者全員に一括して会議資料を配布するために必要な設定の手間を軽減できる。
このように、主催者の当日の会議予定から「開始時刻と期間」が現在時刻に近い会議予定があれば、その会議予定を提案できると共に、現在時刻に近い会議予定が無ければ過去の会議予定から一致度の高い会議予定を選択して、提案過去スケジュールとして主催者に提案できる。さらに、提案過去スケジュールを利用した会議が行われた場合は、その提案過去スケジュールを利用し、その会議の情報をスケジュール予定情報に追加できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、ユーザ情報サーバ装置10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワーク16や共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、電子黒板装置14は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、ユーザ情報サーバ装置10および電子黒板装置14は開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、電子黒板装置14によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、電子黒板装置14によって実行することができる。また、ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
なお、会議予定設定部40は特許請求の範囲に記載した予定設定手段の一例である。参加者管理部44は参加者管理手段の一例である。また、一括配布部42は配布手段の一例である。ICカード検出部48は検出手段の一例である。
1 情報処理システム
10 ユーザ情報サーバ装置
12 外部サービス群システム
14 電子黒板装置
16 ネットワーク
20 外部サービス設定情報部
22 ユーザ情報部
30 ユーザサービス
32 スケジュールサービス
34 メールサービス
40 会議予定設定部
42 一括配布部
44 参加者管理部
46 書込表示部
48 ICカード検出部
617 ICカードリーダ
660 カメラ
700 ICカード
1000 操作パネル
1002 参加者一覧
1004 一括配布ボタン
1020 配布画面
1022 送信ボタン
1040 予定詳細画面
1042 設定・読込ボタン
1200 提案過去スケジュール選択画面
1202 設定・読込ボタン
特開2006-5590号公報

Claims (14)

  1. ユーザの予定に関する予定情報を管理するスケジュールサービスを少なくとも含む外部サービスと、ネットワークを介して接続され、書込表示機能を有する情報処理装置であって、
    1以上のユーザを識別する識別情報に基づいて、前記1以上のユーザを認証する認証手段と、
    会議の参加者を設定する際に、前記認証手段で認証された前記1以上のユーザのうちの1のユーザと前記外部サービスへの接続情報とが対応付けられた外部サービス設定情報を用いて、前記スケジュールサービスから前記1のユーザの予定情報を取得し、取得した記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証手段により認証された前記1以上のユーザと、を比較した結果に基づいて特定される1以上の過去の予定を、ユーザに提案する予定設定手段と、
    提案した1以上の過去の予定のうち、1の過去の予定がユーザにより選択された場合、選択された1の過去の予定に係る予定参加者を、前記会議の参加者として設定する参加者管理手段と、
    を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記予定設定手段は、前記予定情報に含まれる予定の開始時刻と、現在時刻とを比較した結果に基づいて特定される予定をユーザに提案し、当該特定される予定がない場合に、前記1以上の過去の予定を提案すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記予定設定手段は、選択された前記1の過去の予定を、前記ユーザの予定情報に追加すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記書込表示機能により表示された画像データを、設定された前記会議の参加者に配布する配布手段、
    を更に有する請求項1乃至3何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記予定設定手段は、前記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証手段により認証された前記1以上のユーザと、を比較し、その比較結果により一致率が一番高かった過去の予定を、ユーザに提案すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  6. 前記予定設定手段は、選択された前記1の過去の予定の内容、実際に行われた予定の時刻と期間、及び実際の予定の参加者を、前記ユーザの予定情報に、新たな予定として追加すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記配布手段は、前記の過去の予定に登録されていた予定参加者を含む前記会議の参加者に、前記書込表示機能により表示された画像データを配布すること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記配布手段は、前記書込表示機能により表示された画像データを、前記ユーザの予定情報の追加情報として保存させるように、前記スケジュールサービスに配布すること
    を特徴とする請求項又は記載の情報処理装置。
  9. 前記認証手段は、前記ユーザが所持する記録媒体から読み出した識別情報、又は撮影された前記ユーザの顔画像による認証に基づき、前記ユーザを認証すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  10. 前記予定設定手段は、前記認証手段により最初に認証された前記ユーザの予定情報を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、電子黒板であること
    を特徴とする請求項1乃至10何れか一項記載の情報処理装置。
  12. ユーザの予定に関する予定情報を管理するスケジュールサービスを少なくとも含む外部サービスと、ネットワークを介して接続され、書込表示機能を有する情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    1以上のユーザを識別する識別情報に基づいて、前記1以上のユーザを認証する認証手段と、
    会議の参加者を設定する際に、前記認証手段で認証された前記1以上のユーザのうちの1のユーザと前記外部サービスへの接続情報とが対応付けられた外部サービス設定情報を用いて、前記スケジュールサービスから前記1のユーザの予定情報を取得し、取得した記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証手段により認証された前記1以上のユーザと、を比較した結果に基づいて特定される1以上の過去の予定を、ユーザに提案する予定設定手段と、
    提案した1以上の過去の予定のうち、1の過去の予定がユーザにより選択された場合、選択された1の過去の予定に係る予定参加者を、前記会議の参加者として設定する参加者管理手段と、
    を有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  13. ユーザの予定に関する予定情報を管理するスケジュールサービスを少なくとも含む外部サービスと、ネットワークを介して接続され、書込表示機能を有する情報処理装置実行る情報処理方法であって、
    1以上のユーザを識別する識別情報に基づいて、前記1以上のユーザを認証する認証ステップと、
    会議の参加者を設定する際に、前記認証ステップで認証された前記1以上のユーザのうちの1のユーザと前記外部サービスへの接続情報とが対応付けられた外部サービス設定情報を用いて、前記スケジュールサービスから前記1のユーザの予定情報を取得し、取得した記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証ステップにより認証された前記1以上のユーザと、を比較した結果に基づいて特定される1以上の過去の予定を、ユーザに提案する予定設定ステップと、
    提案した1以上の過去の予定のうち、1の過去の予定がユーザにより選択された場合、選択された1の過去の予定に係る予定参加者を、前記会議の参加者として設定する参加者管理ステップと、
    を有すること
    を特徴とする情報処理方法。
  14. ユーザの予定に関する予定情報を管理するスケジュールサービスを少なくとも含む外部サービスと、ネットワークを介して接続され、書込表示機能を有する情報処理装置を、
    1以上のユーザを識別する識別情報に基づいて、前記1以上のユーザを認証する認証手段、
    会議の参加者を設定する際に、前記認証手段で認証された前記1以上のユーザのうちの1のユーザと前記外部サービスへの接続情報とが対応付けられた外部サービス設定情報を用いて、前記スケジュールサービスから前記1のユーザの予定情報を取得し、取得した記予定情報に含まれる過去の予定の予定参加者認証手段により認証された前記1以上のユーザと、を比較した結果に基づいて特定される1以上の過去の予定を、ユーザに提案する予定設定手段、
    提案した1以上の過去の予定のうち、1の過去の予定がユーザにより選択された場合、選択された1の過去の予定に係る予定参加者を、前記会議の参加者として設定する参加者管理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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