JP7305195B2 - 生体組織を治療するための磁気装置 - Google Patents
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Description
重要な治療標的は上皮組織である。
上皮組織表面は外部有害因子に対する機械的障壁を構成し、それらは身体の防御の重要な構成要素に属するが、それらの機能の多くの詳細は未知のままである。
例えば、角膜上皮は有害物質だけでなく、水およびイオンなどの分極物質の前房への浸透を遮断し、角膜バリアの障害は、疼痛、慢性症状、損傷、または視力喪失さえももたらす。
米国特許出願公開第2002/0035358号は、電磁パルスを用いて角膜潰瘍を治療する方法を記載している。
WO 2014/181327には、目を治療するための磁気装置が記載されている。
米国特許第8,246,529号には、神経障害を治療するための方法および磁気装置が記載されている。
この装置は、強磁性粉末から作られた磁性コアを含む。
公開されたシステムのいくつかは、比較的弱い磁場を使用することを目的としている。例えば、米国特許出願公開第2010/0130945号はnT~μT強度の磁場を使用しており、より強い磁場を使用することによる問題、またはそのような問題を克服することには関連しない。
さらに、熱損失は、低エネルギー効率および装置部品の過熱という二重の問題を構成する。
このような過熱は、装置の寿命を低下させるか、または高価なおよび/または大きな熱放散手段を必要とすることがある。
言うまでもなく、上述の問題はすべて相互接続されており、より強い磁場に対してより顕著になる。
さらなる実施形態では、強磁性反射プレートがコイルを回路に電気的に接続するリード/ワイヤのための溝を含む。
さらなる実施形態では、コアおよびプレートが反応性焼結鉄から作製される。
さらなる実施形態では、距離は10mm以下である。
さらなる実施形態では、スペーサが10mm以下の厚さを有する絶縁層を含む。
さらなる実施形態では、スペーサが2mm以下の厚さを有する絶縁層を含む。
さらなる実施形態では、周波数は1,000T/sまでである T/s。
プレートは円形であってもよい。
プレートは、コアと共に1つの中実ブロックを形成するものであってもよい。
これらの磁気パルスは、300ボルト/メートルまでの振幅を有する電気パルスを組織内に誘導する。
コアおよびプレートは、kHz周波数で低い電力損失を示す材料から作られる。
いくつかの実施形態では、前記材料が反応性焼結鉄を含む。
いくつかの実施形態では、ヒートシンクが強磁性プレートに隣接する平坦部分を含み、円形電流を防止するように成形された少なくとも1つの溝など、プレートの平面内に円形電流(渦電流)を防止するように構成される。
コアおよび反射プレートは装置の集束機構を構成し、生体組織内への所望の方向への磁場エネルギーの高出力送達を可能にする。
いくつかの実施形態では、強磁性プレートおよび前記平坦部分が熱伝導界面、例えば円形界面で接続された2つの平坦な円筒の形状を有する。
コイルに対する組織の所定の距離および方向、ならびに磁気信号の強度および形状は、所望の治療に従って、ユーザによって決定される。
所定距離は、20mm以下、例えば10mm以下であることが好ましい。
いくつかの実施形態では、器具がいくつかの運動の自由度を装置に提供し、処置される組織に対して所望の距離および角度から広範囲の強度で磁場を方向付けることを可能にする、1組の関節、軸、およびレバーを含む。
いくつかの実施形態では、装置が治療される組織から磁場エネルギーを放射するコイルまでの距離を画定するスペーサを含む。
スペーサは、2mm以下など、10mm以下の厚さを有することができる。
スペーサはまた、装置と治療される人間の被験者との距離を規定してもよく、距離はいくつかの用途では5mm以下、いくつかの用途では4mm以下、いくつかの用途では3mm以下、いくつかの用途では2mm以下、いくつかの用途では1mm以下であってもよい。
一実施形態では、組織は人間の眼の一部である。
本発明の一実施形態では装置が治療される眼の位置をコイルから所定の距離に固定するための器具を含み、この器具は人間の顎および/または額のための静止場所を含む。
装置は、ゴーグルまたは眼鏡、または他の適切な着用可能な装置の形状を有するものとしても良い。
この方法は、5Tまでの振幅、50~2000μsの長さ、200パルス/sまでの周波数、および少なくとも200 T/s、好ましくは少なくとも1000 T/sの変化率を有するパルスで、所望の強度の磁場を生成することを含む。
さらに、いくつかの実施形態では、該方法が以下のステップおよび関連する構成要素のうちの1つ以上によって実行されてもよい:i)コイル内に位置する非導電性強磁性コアを位置決めすること、ii)強磁性プレート(反射器として作用する)を、その前側が治療される組織に向けられる刺激コイルの後側に近接して動作させること; iii)ファンおよびヒートシンクを含む冷却手段を動作させること、およびiv)刺激コイルを囲み、開口部を有する空気流シェルを動作させ、空気がコイルおよびシンクの周りまたはそれらを通って流れることを可能にし、それらを冷却し、組織とコイルとの間の接点を防止すること。
前記シンクは好ましくは強磁性プレートに隣接する熱伝導性の平坦な部分を含み、この部分は平坦な部分内の円形電流(渦電流)を防止するように形成された少なくとも1つの溝、例えば1つ以上の半径方向の溝を備え、ここで、プレートおよび平坦な部分の両方は好ましくは平坦な円筒として形成される。
好ましい実施形態では、装置が眼の治療、例えばドライアイを含む状態に使用される。
記載された実施形態に対する様々な修正は当業者には明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は、他の実施形態に適用されてもよい。
したがって、本発明は、示され、説明された特定の実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
他の例では周知の方法、手順、および構成要素は本発明を曖昧にしないように詳細には説明されていない。
コイル14を有する装置は、眼表面を治療するために有利に使用することができる。
例えばドライアイ症候群の場合に角膜上皮を治療するための、本発明による反復磁気刺激による上皮の治療のための非侵襲性磁気刺激装置は、1つ以上の刺激コイル14を駆動する磁気刺激器16を含む。
磁気刺激器16は、2つの出力コネクタおよび適切な制御ロジックなどを介して、2つ以上のコイルを断続的に稼働するようにしても良い。
図1をさらに参照することができるように、装置11は1つ以上のコイルアプリケータ13を含んでもよいが、アプリケータ13は各々、刺激コイル14及びその駆動用ワイヤ23、ファン18、ヒートシンク17を含む冷暖房メカニズム、及び上記部材をユーザの接触から封じ込め、絶縁するエアフローシェル19、を含んでもよい。
絶縁材は、使用者が刺激コイル21の前面を、治療を必要とする器官の一部である組織などの治療される組織12に、1cm未満など、近接させることを可能にする。
これらの神経を刺激するために、電極による直接的な電気刺激は、眼の周りの様々な位置に多数の電極を必要とするので、最適ではない。
その代わりに、磁気的に誘導された電場はいかなる接触も必要とせずに、これらの神経を同時に刺激することができる。
このような電場は効果的であるために、標的神経において、例えば100ボルト/メートルのピーク強度を有するべきである。
強度は、神経形態および電場と神経方向との間の配列のような因子に非常に依存する。
リング101の直径および幅は異なる患者の大きさに適合するように、異なる神経グループまたはサブグループを標的とするように、および刺痛感覚などの起こり得る副作用を低減するように、変更され得る。
例えば、コイルサイズは、鼻の内側の神経の活性化を含むように最適化されてもされなくてもよい。
他の例では、サイズが副作用を最小限に抑えるために、眼の眼窩の周りのより少ないまたはより多い神経を活性化することを可能にし得る。
このような設計はまた、眼の周りの誘導電場113~115(角膜116、網膜117)による例示的なコイル巻線111および処置された組織112の断面を示す図11に見られるように、角膜または網膜などの眼組織の高強度電場への曝露を防止する。
電場の強度はコイルからの距離と共に減衰し、例えば、電場は、高い強度を有する。
図11に示すように、装置はコイルに近いほど磁場が強くなるように、コイルに近い様々な位置に電場を向けることができる。
この減衰はコイルからの距離が増大することにつれて連続的であるが、図示の例で分かるように、位置113は強い磁界を有し、位置114は弱い磁界を有し、位置115はこれら3つの例示的な位置のうち最も弱い磁界を有する。
典型的な磁気刺激装置出力磁場パルスは、時間の関数として例示的な二相性正弦波形状である磁場パルス121を示す図12に見られるように、二相性正弦波形状である。
余弦波形状の例示的な誘導電場122も示されている。
図12のパルスの持続時間は、0.0003秒または300マイクロ秒123である。
正弦波パルスの持続時間(または周期)は、Lがコイルのインダクタンスであり、Cがエネルギー蓄積キャパシタのキャパシタンスである場合、約T=2π*√(L*C)である。
誘導された電場は、磁場の時間微分に比例し、したがって、誘導された電場は、同じ周波数またはパルス持続時間を有する余弦波形状を有するパルス122を有する。
例えば、C=175μF(マイクロファラッド)およびL=13μH(マイクロヘンリ)の場合、結果として生じるパルス持続時間または周期は、約300マイクロ秒123である。
同様のパルス持続時間はC*Lが約2.3*10^-9に保たれるならば、CおよびLの異なる選択を使用して得ることができる。
したがって、例えば、C=200μFの場合、Lは11.5μHでなければならない。
この場合のパルスの周波数は、約3.3キロヘルツである。
図12は、特定の強度値のない概念図である。
平均コイル巻線直径約40mm、コイル巻線直径範囲30~50mm、パルス持続時間300マイクロ秒、およびコイル面から例えば15mmの場合100 V/mの電場ピーク値。
例えば、図13に示すオプションは、約13mmの最小巻線直径131及び約23mmの最大巻線直径132を有する銅導体130の22巻線を有するコイルの断面を示す。
133は、いくつかの実施形態における、組織134に近い位置に配置されたコイルの前面側を示す。コイル面から15mmにおいて上記の電場要件を得るためには、初期キャパシタ電圧Vc0は約1000ボルトであることが必要であり、単一パルスに対する時間平均オーム損失は、約110キロワットである。
しかしながら、これらの選択肢の両方は、エネルギー効率において次善のものである。
このような反射器は図3Aに概略的に示されており、一実施形態(図3A)によれば、本発明の装置のためのコアと1つのブロック内にある円形強磁性プレート30を示し、および/またはヒートシンクを取り付けるための一実施形態(図3B)によれば、本発明の装置内のコイルリードのための穴/パス34を有する円形強磁性プレート30を示す。
図からわかるように、円形強磁性プレート30は前側にコア32を含み、磁場がコイルの中心を(コアを通って)より通過するように磁場を集束させる。
コア32はまた、コイル巻線の正確な位置に対する刺激コイルの生成の感度を低下させる。
コア32および反射プレート33は、コイルのインダクタンスを増大させ、それによって、同数の巻線および巻線の幾何学的形状に対してパルスの持続時間を増大させる。
上述したのと同じ要件のために、円形強磁性プレート30およびコア32を前面に有するコイルは約700ボルトの初期キャパシタ電圧Vc0で駆動することができ、その結果、約50キロワットの単一パルスに対する時間平均オーム損失が得られる。
パルス当たりのオーム損失の減少は、脳刺激において典型的に使用されるよりも高いパルスレート、例えば20パルス/秒よりも高いパルスレートで組織を刺激する場合に非常に重要である。
本発明による装置は、エネルギ効率を増大させまた冷却要件を減少させる強磁性コア及び強磁性反射器を備えた電磁コイルを使用している。
本発明で使用される強磁性コアに使用される強磁性材料は、好ましくは反応性焼結鉄であり、例えば、相互に電気的に絶縁された磁性顆粒、例えば、固体(非粉末)の状態のPermedyn(登録商標)である。
反応性焼結鉄は低い導電率および狭いヒステリシスループを有し、したがって、50kHzまでの周波数において低い渦電流および低いヒステリシス損失を提供する。
例えば、パルスが完全な単一正弦波周期形状および300マイクロ秒の持続時間を有する場合、その周波数は3.33 KHzである。
パルスは完全な正弦波とは異なっていてもよく、磁場の変化率は異なる周波数範囲を含んでいてもよい。
本発明による装置のコアに適した材料は、200~400W/kg、例えば、0.5~1.0Tおよび2~6kHzで、150~750W/kgの電力損失を示すことができる。
いくつかの用途では、本発明者らがコアおよび反射器で発生した全熱が巻線の電流によって発生した熱の約1%であることを観察した。
巻線は典型的には低い電気抵抗を維持し、オームエネルギー損失を低減するために、かなり大きな断面(数平方mm)のワイヤで作られる。
最適なワイヤおよび電流密度を得るためには、正方形の断面がしばしば好ましい。
あるいは、それらはシート(例えば、0.5mmの厚さ)の形態、または丸い断面の形態であり得る。
コイル巻線は、シートおよび正方形断面のワイヤなど、直列のいくつかのタイプの巻線の組合せを含むことができる。
巻線は電磁パルスによるコイル巻線への機械的歪み/衝撃を吸収し、熱伝導を改善するために、熱伝導性エポキシ封入体57または同様の材料で成形することができる。
エポキシ封入体は、130℃までの動作温度に耐えることができる。図5を参照すると分かるように、いくつかの例では、コア51および反射プレート52はヒートシンク54を取り付けるためのねじ山53(図5A)と、コイルリード(ワイヤ)がコイル43の前側に突出しないように、コイルリード(ワイヤ)の通過を可能にするための反射プレート52内の穴/パス/溝45とを有することができる(図3および図4参照)。
その領域へのワイヤのいかなる突出も、刺激コイル面(前面43)と治療される器官44との間のより大きな距離をもたらすので、これは重要である。
図4Bは銅線42がコイルの前側(治療された組織44とコイル40との間の領域40)から突出している様子を示しており、これは反射プレートにワイヤパス/ホール45を有している図4A及び図4Cに示す実施形態では回避されている。
この場合、反射プレート52とヒートシンク54との間の界面は、良好な熱伝達を提供するために熱ペースト56を含むことができる。
ヒートシンク54はまた、図5Bに示されるように、ヒートシンク突起59と、反射プレート52内のスロット内に、および/または反射プレートの周囲に挿入される雄突起58とを備えてもよく、図5Bはコイル巻線、強磁性コア、および反射プレート、ならびにヒートシンクを含むアセンブリの断面を示し、コイルとヒートシンクとの間の界面は、巻線により近くに達する。
反射プレートおよびヒートシンクのさらなる例を図5Cに見ることができる。
熱伝導性ヒートシンクは通常アルミや銅などの高電導性の金属から構成されるので、いくつかの実施形態に係るコイルに接する強磁性プレートに取り付けられるヒートシンク61の平らな円形部分と、渦電流62の方向を示す図6Aの矢印62に示されるように、基本的に渦電流を誘導する。
これは、ヒートシンク内に熱を発生させることになる。
これを防止するために、いくつかの実施形態によれば、ヒートシンクベースに望ましくない渦電流効果を低減する薄い溝63を切り込むことができる。
種々の形状及び方向の溝を用いることができるが、その例がヒートシンク61の平らな円形部分を示す図6Bに示され、いくつかの実施形態によれば、ここで溝63は、渦電流62を減少させる。
いくつかの実施形態では、(図7に概略的に示されるように)コイルアプリケータ面に空気クリアランス75を含む空気冷却システムが採用されて、コイルエポキシ封入体70上の空気の流れを容易にし、ファネル73の形状のトンネルがヒートシンク72の内側フィン内の空気流を強制し、空気流は主に刺激コイルの面に垂直である。
ヒートシンクフィン82は、それらの表面積を最大にし、空気流の乱流を低減するために、スパイク形状又は好ましくはプレート形状を有することができる。
ファン83は、冷却空気クリアランス85を使用して空気を押すか、または好ましくは空気を引く。
この配置は標的器官に近接して配置されるコイルアプリケータの部分のサイズを最小限に抑えるために、または冷却ファン95を含む市販の冷却モジュール(ファン付きヒートシンク)を組み込むために使用され得る。
そのような状態は効率的な冷却なしに装置を過熱し、さらに、エネルギー入力は、治療領域外の磁場を減少させることによってエネルギー効率を増加させる装置の集束機構(コアおよび反射プレートによって構成される)なしには高すぎる。
この装置は、目の用途の場合、患者の標的器官の位置を固定するための器具(15)、例えば、眼の位置を固定するための顎および額当てを含み得る。
装置は、患者の治療される器官に対するコイルアプリケータの位置および向きを制御するために使用される器具を含んでもよい。
この器具は器官に近接して刺激コイルを正確に位置決めすることを可能にし、その結果、コイルの面と標的器官との間の正味距離は1cm未満であり、いくつかの場合には、1mm程度の小さい最小絶縁層がスペーサとして働く。
この器具は一組のジョイント、軸、及びレバーを含むことができ、これらのジョイント、軸、及びレバーは、幾つかの自由度の位置制御を提供する。
コイルアプリケータは標的器官に近接または隣接して、ユーザ/オペレータ/患者によって手持ち式にすることができ、またはゴムリングなどのスペーサを使用することができる。
眼科用装置の場合、例えば双眼鏡に使用されるようなアイカップが含まれてもよい。
コイルアプリケータは、好ましくは処置される器官に隣接して、例えば眼窩内に配置することを可能にするサイズおよび形状を有する。
コイルアプリケータは眼の視野および眼窩の中心における正確な位置決めを容易にするために、その前面に刺激コイルの中心に対応する視覚マークを含み得る。
一実施形態では、装置が眼科処置(例えば、細隙灯生体顕微鏡検査)にしばしば使用されるような電動テーブルを含む。
電動テーブルは、装置の位置の高さ調節を可能にして、患者および検査者の両方に対して患者を快適に着座させることができる。
眼科用テーブル及び顎当ての高さを調節した後、コイルアプリケータを治療すべき患者の眼の近くに配置する。
眼に隣接するコイルアプリケータの配置は患者の身体サイズに応じて眼科用テーブルの高さを設定し、快適な着座位置にあご当て高さを設定し、眼に対するコイルアプリケータの位置および向きを調整することによって達成される。
図16はいくつかの実施形態による、人間の患者が人間工学的インターフェース163に対して器具に向かって傾いているときに、人間の患者の目の近くに刺激コイル162を有するテーブルトップ器具161の概念的な例を示す。
図から分かるように、コイルアプリケータは、刺激コイル162に対して正しい位置に眼または眼窩を正しく位置決めするように患者を案内する人間工学的インターフェース163を有するテーブルトップ上に配置することができる。
これは、眼窩周囲の骨の形状、および鼻梁の形状など、眼窩周囲の典型的な顔の特徴に適合するように成形された、発泡ゴムまたはシリコーンなどの患者の頭部重量および特徴を吸収することができる材料を使用して行うことができる。
図17 Aは、テーブルトップ173に対する高さ171および傾斜172が固定されているか、または制御可能である器具の側面投影図を示す。
図17Bは2つの目のための2つのコイルアプリケータを示し、角度174は、固定されるか、または制御可能であり得る。
図17Cは、単一コイルアプリケータおよび眼/眼窩を器具の前方に配置するために頭部を回転させる被験者を示す。
この器具は、高さおよび傾斜(図17A)および/または回転(図17B)の制御を含み得る。
器具は患者の顔に接触したときにコイルが患者の軌道に対して正確な位置及び向きに強制されるように、コイルがハーネスされる何らかのサスペンション機構を有することができる。
別の構成では、人間工学的使い捨てインターフェースが眼球の周りの患者の顔面構造のインプリントを作成するなど、個人化された様式で各患者に適合させることができ、その結果、眼窩および鼻梁の周りの骨などの患者の顔面特徴に対する正確な位置決めが達成される。
このような人間工学的な使い捨てインターフェースは放射線治療マスクと同様の方法で作製され得、目の近傍の末梢神経組織の電磁刺激の意図のために、整列および反復される再整列を提供および/または強化することが意図されるコイルアプリケータに取り付け可能であり得る形態を生成する。
図から分かるように、人間の患者の顔181には、人間工学的な患者固有インターフェース182を設けることができ、このインターフェース182はいくつかの実施形態によれば、雄型スナップコネクタ183などの4つのコネクタを有する。
また、雌スナップコネクタ185のような4つの整合コネクタを有するコイルアプリケータ184も示されている。
さらなる例では、彫り込みが「なめらかな表面のシリコーン」で形成されていても良いし、または他の適切な方法で作製されてもよい。
いくつかの場合において、着用可能な装置は適切な位置に維持するためのカスタマイズ、例えば、最適化されたフィットを形成するための可撓性材料を有する可能性がある。
この研究は介入研究であり、この処置は、眼に対する反復磁気刺激(RMS)処置を使用した。
この研究は、ドライアイを治療するためのRMSの安全性を試験した。
患者は、片眼で、本発明のいくつかの実施形態による装置であるEpiTech角膜磁気刺激装置を用いて1回の治療を受けるように求められた。
変化を、3ヶ月の研究期間にわたってモニターした。
この研究には、中等度から重度のドライアイ症候群を有する18~80歳の男性および女性が含まれ、推定参加者は30人の患者であった。
データは、国際医学雑誌編集者委員会およびWHOの国際臨床試験登録プラットフォーム(ICTRP)の要件に従って処理した。
最初の5例(5)のうち、3例(3)はシェーグレン症候群、1例(1)はマイボーム腺機能不全、1例(1)はシェーグレン症候群に関連しない房水欠乏であった。
図14に見られるように、処置眼における角膜染色の減少は、処置後1週間以内に未処置眼よりも有意に大きく、8週間で最も顕著に現れた。
また、未処置の眼は染色のいくらかの非有意な減少を示し、これは、対側の眼に対するいくらかの処置効果が存在し得ることを示唆する。
1つの眼に対する処置後1、4、8および12週目の追跡時の5人の患者についての平均変化および標準誤差を示し、さらに、角膜染色が0~15のスケールでのNEI/産業スコアリングに従って等級付けされたことを示す。
したがって、本発明は添付の特許請求の範囲による以外に、いかなる方法によっても限定されることを意図しないことが理解される。
本発明を包括的または開示される正確な形態に限定することを意図するものではない。
上記の教示に照らして、多くの修飾、変形、置換、変更、および均等物が可能であることを、当業者は理解すべきである。
したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲内に入るそのようなすべての修正および変更を包含することが意図されることを理解されたい。
Claims (17)
- 生体組織を磁場で治療するための装置であって、
各々が面と、治療される組織に面するコイルアプリケータ内に収容される刺激コイルであってコアと巻線とを含む刺激コイルと、を有する1つ以上のコイルアプリケータと、
前記刺激コイルに隣接する強磁性反射プレートであって、前記刺激コイルの後側および前側を、前記前側が組織に向けられ、前記後側が組織から離れるように向けられるように画定する平面を有する強磁性反射プレートと、
前記刺激コイルを冷却するように構成された冷却機構と、
前記刺激コイルを駆動するように構成される発生器とを備え、
前記装置は、1つ以上の前記コイルアプリケータの面から1cm以下の距離で少なくとも0.1Tから3Tの範囲の磁場を提供するように構成され、
前記冷却機構は、ヒートシンクおよび冷却ファンを備え、
前記ヒートシンクは、前記強磁性反射プレートに隣接する平坦な熱伝導部分を含み、前記熱伝導部分は、渦電流を低減するように構成された溝を含む、装置。 - 前記コアは前記刺激コイル内に配置された強磁性コアであり、前記強磁性反射プレートは、前記刺激コイルおよび前記コアに隣接する、請求項1に記載の装置。
- 前記強磁性反射プレートは、前記刺激コイルを回路と電気的に接続するリード/ワイヤのための溝を備える、請求項1に記載の装置。
- 開口部を有する空気流シェルをさらに含み、前記空気流シェルは前記刺激コイルを囲み、空気が前記刺激コイルの周りを流れることを可能にし、前記組織と前記刺激コイルとの間の接触を防止するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記発生器は、約3Tまでの振幅、50から2000μsの長さ、200パルス/sまでの周波数、および少なくとも1000 T/sの変化率を有する磁気パルスを生成するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記コアおよび前記強磁性反射プレートは、前記刺激コイル内に生成された磁場を前記治療された組織に向けて反射する強磁性体を形成するように構成され、それによって、エネルギー損失および冷却要件を最小限に抑える、請求項1に記載の装置。
- 前記コア及び前記強磁性反射プレートは、反応性焼結鉄で作られている、請求項1に記載の装置。
- 前記強磁性反射プレートと前記平坦な熱伝導部とは、熱伝導界面で接続された2つの平坦な部材の形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記刺激コイルからの距離および前記刺激コイルに対する方向で前記組織の位置を固定するように構成された器具をさらに備える、請求項1に記載の装置。
- 前記距離が10mm以下である、請求項9に記載の装置。
- 眼鏡の形態の形状を有する、請求項1に記載の装置。
- 前記器具は、1組の関節、軸、およびレバーを備え、それによって、前記装置に複数の運動自由度を提供する、請求項9に記載の装置。
- 前記刺激コイルと前記治療される組織との間の距離を画定する1つ以上のスペーサをさらに備える、請求項1に記載の装置。
- 前記1つ以上のスペーサが、10mm以下の厚さを有する絶縁層を含む、請求項13に記載の装置。
- 前記厚さが、2mm以下である、請求項14に記載の装置。
- 前記器具が、ヒトのあご及び/又は額のための静止場所を備える、請求項9に記載の装置。
- 前記コイルアプリケータの面から1cm以下の距離において0.1Tから5Tの範囲の磁場を提供する、請求項1記載の装置。
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