JP7305022B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、プッシュスイッチに関する。
従来より、長手方向及び短手方向を有する樹脂製の筐体の底壁にインサート成型により埋め込まれる固定接点部材と、筐体の収容部に設けられる可動接点部材とを含むスイッチがある。固定接点部材は、長手方向の端部に設けられる端子を有し、端子の短手方向の両側には、長手方向における中央側に向けて上側に折り曲げられた折り曲げ部が設けられている。折り曲げ部は、筐体の壁部にインサート成型により埋め込まれている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-061747号公報
ところで従来のスイッチは、折り曲げ部が端子の両端の角に存在しないため、筐体に想定以上の力が加わった際に、端子強度が足りなくなるおそれがあり、更なる強度アップが求められていた。
そこで、より剛性の高いプッシュスイッチを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のプッシュスイッチは、底壁と側壁とを有し、平面視で第1軸方向及び第2軸方向に延在する筐体と、可動接点部材と接触する固定接点部材であって、前記筐体の底壁にインサート成型により埋め込まれる固定接点部材とを含むプッシュスイッチにおいて、前記固定接点部材は、前記筐体の前記第1軸方向における第1端部から外側に露出される第1端子と、前記第1端子の前記第2軸方向における両端が上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる一対の第1延在部とを有する。
より剛性の高いプッシュスイッチを提供することができる。
実施の形態1のプッシュスイッチ100を示す斜視図である。 プッシュスイッチ100の分解図である。 筐体110にインサート成型により埋め込まれた金属プレート120A、120Bを透過的に示す図である。 金属プレート120A、120Bを示す図である。 押圧部材140の裏面側を示す図である。 図1におけるA1-A1矢視断面を示す図である。 図1におけるB1-B1矢視断面を示す図である。 プッシュスイッチ100のFS特性を示す図である。 実施の形態2のプッシュスイッチ200を示す斜視図である。 プッシュスイッチ200の分解図である。 押圧部材240の裏面側を示す図である。 金属プレート220A、220B、220Cの構造を示す図である。 図9におけるA-A矢視断面を示す図である。 図9におけるA-A矢視断面を示す図である。 図9におけるA-A矢視断面を示す図である。 図9におけるB-B矢視断面を示す図である。 図9におけるB-B矢視断面を示す図である。 図9におけるB-B矢視断面を示す図である。 プッシュスイッチ200のFS特性を示す図である。
以下、本発明のプッシュスイッチを適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1のプッシュスイッチ100を示す斜視図である。図2は、プッシュスイッチ100の分解図である。以下では、XYZ座標系を定義して説明する。また、以下では、説明の便宜上、-Z方向側を下側又は下、+Z方向側を上側又は上と称すが、普遍的な上下関係を表すものではない。
プッシュスイッチ100は、筐体110、金属プレート120A、120B、メタルコンタクト130A、リーフスプリング130B、押圧部材140、及びインシュレータ150を含む。
以下では、金属プレート120A、120Bについては、図1及び図2に加えて図3及び図4を用いて説明する。図3は、筐体110にインサート成型により埋め込まれた金属プレート120A、120Bを透過的に示す図である。図4は、金属プレート120A、120Bを示す図である。また、押圧部材140については、図2に加えて図5を用いて説明する。図5は、押圧部材140の裏面側を示す図である。また、断面構造については、図1におけるA1-A1矢視断面を示す図6及び図7を用いて説明する。A1-A1矢視断面は、プッシュスイッチ100のY方向の中央でXZ平面に沿った切断面で得る断面である。また、プッシュスイッチ100は、一例として、X方向の長さがY方向の長さよりも長い形状を有する。このため、筐体110、押圧部材140、及びインシュレータ150も一例として、X方向の長さがY方向の長さよりも長い形状を有する。
以下では、プッシュスイッチ100、筐体110、押圧部材140、及びインシュレータ150については、X方向が長手方向であり、Y方向が短手方向である。X方向は第1軸方向の一例であり、Y方向は第2軸方向の一例である。また、筐体110の-X方向の端部は、第1軸方向における第1端部の一例であり、筐体110の+X方向の端部は、第1軸方向における第2端部の一例である。
プッシュスイッチ100は、オフ(非導通状態)の時には、メタルコンタクト130Aは金属プレート120B(周辺固定接点121B)には接触しているが、金属プレート120A(中央固定接点121A)には接触していない。すなわち、金属プレート120Aと金属プレート120Bとは電気的に接続されていない状態である。また、プッシュスイッチ100は、インシュレータ150を下方向に押圧することによって、押圧部材140およびリーフスプリング130Bを介してメタルコンタクト130Aを押圧し、メタルコンタクト130Aが反転動作を行い金属プレート120Aに接触して、金属プレート120Aと金属プレート120Bとはメタルコンタクト130Aを介して電気的に接続され、オン(導通状態)になるスイッチである。メタルコンタクト130Aを金属プレート120Aに接触させるためにインシュレータ150を押すストロークは、非常に短く、0.05mmである。また、メタルコンタクト130Aを反転動作させるのに必要な操作荷重は、一例として3.3Nである。この操作荷重は、誤ってインシュレータ150に接触した程度では、プッシュスイッチ100をオンにすることが困難な程度の荷重である。すなわち、誤操作を抑制できる荷重である。
筐体110は、樹脂製であり、金属プレート120A、120Bを保持する。筐体110と金属プレート120A、120Bは、インサート成型によって一体的に作製される。換言すれば、金属プレート120A、120Bは、インサート成型により筐体110に埋め込まれる。筐体110は、開口部111と、開口部111に連通する収納部112とを有する。開口部111は、+Z方向側の面に形成されている。また、筐体110は、底壁113と側壁114とを有する。底壁113は、筐体110の底にある板状の部分であり、側壁114は、底壁113の四方で上側に向かって延在している側壁である。底壁113と側壁114に囲まれた空間が収納部112である。
また、筐体110は、X方向の両端に凹部115A、115Bを有する。凹部115Aは、第1凹部の一例であり、+X方向に凹んでいる。凹部115Bは、第2凹部の一例であり、-X方向に凹んでいる。凹部115A、115BがX方向に凹む長さは等しく、Y方向における長さも等しい。また、凹部115A、115BのY方向における位置も等しい。
また、以下では、筐体110の底壁113と側壁114のうち平面視で四隅に位置する部分を角部116A、116Bと称す。角部116Aは、筐体110の-X方向側のY方向両側にある。角部116Aのうちの-X方向側の部分は、凹部115Aよりも-X方向側に突出している。角部116Bは、筐体110の+X方向側のY方向両側にある。角部116Bのうちの+X方向側の部分は、凹部115Bよりも+X方向側に突出している。
収納部112は、開口部から下側に向かって形成されており、-X方向側の収納部112Aと、+X方向側の収納部112Bとを有する。収納部112Bは、収納部112Aよりも深く、底壁113は収納部112A及び収納部112Bの間で段差を形成している。
収納部112Bの底部には金属プレート120Aの中央固定接点121Aと、金属プレート120Bの周辺固定接点121Bとが配置され、収納部112Bに表出している。収納部112Bには、中央固定接点121Aと周辺固定接点121Bの上側に、メタルコンタクト130Aとリーフスプリング130Bがこの順に重ねて配置され(図6参照)、その上に押圧部材140が収納部112A及び112Bにわたって収納される。
底壁113は、筐体110の底の部分であり、平面視で矩形状の板状の部分である。底壁113は、収納部112Aと収納部112Bとの間の段差を有する。底壁113は、金属プレート120A、120Bを保持し、金属プレート120Aの中央固定接点121Aと、金属プレート120Bの周辺固定接点121Bとの上面を表出させている。
側壁114は、底壁113の四辺に沿って設けられており、底壁113のうちの収納部112よりも外側の部分の上から上方向に延在している。側壁114の四隅の底壁113との境界部分には、金属プレート120A、120Bの延在部125A、125Bが埋め込まれている。
金属プレート120Aは、中央固定接点121Aと、端子122Aと、延在部125Aとを有する。金属プレート120Aは、一例として銅製である。中央固定接点121Aは、インシュレータ150が下方向に押圧されていない状態(図6参照)では、メタルコンタクト130Aには接触しておらず、インシュレータ150が下方向に押圧された状態(図7参照)では、メタルコンタクト130Aに接触する。端子122Aは、筐体110の凹部115A内で-X方向側に突出している。
延在部125Aは、一対の第1延在部の一例であり、Y方向に延在する端子122AのY方向の両側が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。延在部125Aは、筐体110の角部116Aの厚さ方向における下側に埋め込まれている。延在部125Aは、角部116Aにおける底壁113と側壁114とにわたって設けられている。
金属プレート120Bは、周辺固定接点121Bと、端子122Bと、延在部125Bとを有する。金属プレート120Bは、一例として銅製である。周辺固定接点121Bは、インシュレータ150が下方向に押圧されていない状態(図6参照)において、メタルコンタクト130Aの+X方向側の端部に接触しており、インシュレータ150が下方向に押圧された状態(図7参照)においてもメタルコンタクト130Aに接触する。端子122Bは、凹部115A内で筐体110の+X方向側に突出している。
延在部125Bは、一対の第2延在部の一例であり、Y方向に延在する端子122BのY方向の両側が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。延在部125Bは、筐体110の角部116Bの厚さ方向における下側に埋め込まれている。延在部125Bは、角部116Bにおける底壁113と側壁114とにわたって設けられている。
延在部125A、125Bは、筐体110の角部116A、116Bを補強することで、プッシュスイッチ100全体の剛性を向上させるために設けられている。延在部125Aと端子122Aとは、筐体110のY方向の略全体にわたって設けられており、Y方向に延在する端子122AのY方向の両端を上側に折り曲げた形状を有する。同様に、延在部125Bと端子122Bとは、筐体110のY方向の略全体にわたって設けられており、Y方向に延在する端子122BのY方向の両端を上側に折り曲げた形状を有する。このため、延在部125A、125Bは、平面視で筐体110の四隅に位置し、角部116Bの厚さ方向における下側に位置する。
このように、Y方向に延在する端子122A、122BのY方向の両端を上側に折り曲げた形状をそれぞれ有する延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに埋め込めば、筐体110が上側から応力を受けても、金属製の延在部125A、125Bが存在することにより、筐体110の剛性を飛躍的に向上させることができる。特に、筐体110の角部116A、116Bの剛性を飛躍的に向上させることができる。また、これにより、プッシュスイッチ100の長手方向に対してねじられる際の曲げ剛性を飛躍的に向上させることができる。
このような補強は、従来のスイッチのように、Y方向に延在する端子122AのY方向の両端から+X方向側に延在する延在部と、Y方向に延在する端子122BのY方向の両端から-X方向側に延在する延在部とを有する構成では、筐体110の角部116A、116Bに延在部が存在しないため、実現し得ない構成である。従来のスイッチは、強度がそれほど要求されない用途に適しているが、より高い強度が求められる環境下での用途が想定される場合は、筐体110の角部116A、116Bに延在部125A、125Bを埋め込んだ構成が有効的である。
また、従来のスイッチのように、Y方向に延在する端子122AのY方向の両端から+X方向側に延在する延在部と、Y方向に延在する端子122BのY方向の両端から-X方向側に延在する延在部とを有する構成では、延在部が収納部112側に折り曲げられるため、収納部112の容積が小さくなる可能性がある。
これに対して、実施の形態のプッシュスイッチ100は、延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに埋め込んだため、延在部125A、125Bは、角部116A、116Bの底壁113及び側壁114の内部に存在する。すなわち、延在部125A、125Bを設けても収納部112のサイズには影響を及ぼさない。
特に、梃子の原理を利用した押圧部材140を含む場合に、収納部112のX方向の長さが長ければ、梃子の原理における支点と作用点の長さと、支点と力点との長さとの比を大きくすることができる。このような観点からも、Y方向に延在する端子122A、122BのY方向の両端を上側に折り曲げた形状をそれぞれ有する延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに設けることは有用である。
また、筐体110の凹部115A、115Bの凹んだ空間の内部に端子122A、122Bを収めたので、プッシュスイッチ100のX方向の長さを短くすることができる。
なお、ここでは、延在部125A、125Bが筐体110の角部116A、116Bにおいて、底壁113と側壁114とにわたってそれぞれ設けられている形態について説明する。しかしながら、延在部125A、125Bは、それぞれ、角部116A、116Bにおいて、底壁113及び側壁114のいずれか一方に設けられていてもよい。例えば、底壁113がある程度厚い場合には、延在部125A、125Bが底壁113のみに設けられていてもよい。また、例えば、底壁113が比較的薄いような場合に、延在部125A、125Bが角部116A、116Bにおいて、側壁114のみに設けられていてもよい。すなわち、延在部125A、125Bは、角部116A、116Bにおいて、底壁113及び/又は側壁114に設けられていればよい。
メタルコンタクト130Aは、金属部材で実現される金属ばねであり、中央部に上側にドーム状に突出し反転動作可能なドーム部131Aを有する(図2、4参照)。メタルコンタクト130Aは、可動接点部材の一例である。メタルコンタクト130Aは、一例として、ステンレス製である。
ドーム部131Aは、上側から押圧されるとドーム部131Aが反転動作して、下側に凸になる(図7参照)。この状態で、メタルコンタクト130Aは、中央固定接点121Aに接触し、中央固定接点121Aと周辺固定接点121Bを導通させる。メタルコンタクト130Aは、下面に銀めっきが施されている。下面は、電流が流れる中央固定接点121A及び周辺固定接点121Bと接触するからである。また、ドーム部131Aが反転動作することで、操作者に操作感触を与えることができる。
メタルコンタクト130Aは、平面視で円形に成型された板金をパンチング処理でドーム部131Aを作製してから、+Y方向側と-Y方向側とをX軸に沿って切除することによって作製される。このため、メタルコンタクト130Aは、+Y方向側と-Y方向側とをX軸に沿った切除部132Aを有する。切除部132Aは、プッシュスイッチ100をY軸方向に小型化するために形成されている。
リーフスプリング130Bは、メタルコンタクト130Aから銀めっきを取り除いた構成を有する。このため、リーフスプリング130Bは、ドーム部131Bと切除部132Bを有する。
押圧部材140は、収納部112の収納部112A及び112Bの内部にわたって収納される(図6参照)。押圧部材140は、第1押圧部材の一例である。押圧部材140は、平板状の金属部材であり(図2、3、4参照)、本体部141、支点部142(第1支点部の一例)、作用点部143(第1作用点部の一例)、及び、力点部144(第1力点部の一例)を有する。押圧部材140は、梃子の様な動作が可能な部材であり、支点部142、作用点部143、及び力点部144は、それぞれ、梃子の支点、作用点、及び力点として機能する。押圧部材140は、一例として板金加工で作製される。押圧部材140は、一例としてステンレス製である。
押圧部材140は、梃子の原理を利用するため、撓みが少なく、ある程度の高い剛性を有することが必要である。このため、押圧部材140は、金属で構成され、Y軸方向にある程度広い幅を有するとともに、Z軸方向の厚さもある程度厚くされている。
本体部141は、作用点部143の下側への変位を得やすくするために、力点部144に対して、支点部142及び作用点部143が下側に湾曲するように反った形状を有する。
支点部142は、-X方向側に設けられ、収納部112Aの底面に接する。支点部142は、十分なY軸方向の幅を有する。これは、押圧部材140が動くときに支点部142がY軸方向において傾きにくくすることで、リーフスプリング130B及びメタルコンタクト130Aに効率的に力を伝達できるようにするためである。なお、ここでは、支点部142は、押圧部材140のY軸方向の幅の全体に設けられているが、何本かに分割されていてもよい。
また、支点部142は、-Z方向側に突出している。このように支点部142を-Z方向側に突出させることにより、押圧部材140を収納部112の底面から+Z方向側に離すことができ、押圧部材140を動かし易くなる。
作用点部143は、+X方向側に設けられ、メタルコンタクト130Aを押圧する凸部143A(第1凸部の一例)を有する。凸部143Aは、図5に示すように、平面視で円形で、下面が平坦であり、円錐台状の形状を有する。
凸部143Aは、リーフスプリング130Bの上面に接触するように配置されており、押圧部材140が梃子の原理で動作して作用点部143が下方向に押圧されると、リーフスプリング130B及びメタルコンタクト130Aを下側に押圧する。リーフスプリング130B及びメタルコンタクト130Aが反転動作すると、メタルコンタクト130Aは、中央固定接点121Aに接触する。
力点部144は、支点部142と作用点部143との間に設けられ、凸部144Aを有する。凸部144Aは、半球体状に突出している。インシュレータ150が押圧されていない状態では、凸部144Aとインシュレータ150は接触しておらず、間には空隙があるが、インシュレータ150が下側に押圧されると、凸部144Aに接触し、凸部144Aが下側に押圧される。これは、梃子の原理を利用した押圧部材140の力点に力が加えられた状態である。
インシュレータ150は、樹脂シートからなり筐体110の上面に接着され、開口部111を覆っている。インシュレータ150は、平面視における中央に位置する突出部151を有する(図1、2、4参照)。突出部151は、樹脂シートを加熱加工することによって形成される。また、インシュレータ150は、平面視での筐体110の形状に合わせて、凹部115A、115Bに対応した切り欠き部155A、155Bを有する。
筐体110の収納部112に、金属プレート120A、120B、メタルコンタクト130A、リーフスプリング130B、及び押圧部材140が収納されて、インシュレータ150が筐体110に接着される。インシュレータ150が筐体110に接着されることで、金属プレート120A、120B、メタルコンタクト130A、リーフスプリング130B、押圧部材140は、収納部112内にガタつかないように保持される。
突出部151は、平面視で力点部144と重なる位置に配置され、力点部144に接触するように撓み変形可能であり(図7参照)、図6に示すように撓み変形していない状態では、力点部144とは離間している。
図8は、プッシュスイッチ100のFS(Force-Stroke)特性を示す図である。横軸がインシュレータ150を下方に押し込むストローク(S)であり、縦軸がインシュレータ150を下方に押し込む際に必要な力(F)である。力(F)は操作荷重である。
図8に示すように、ストロークがゼロの位置からインシュレータ150を押し込むと、S1までは操作荷重は緩やかに立ち上がり、非常に小さな値になる。これは、インシュレータ150の突出部151を押し込むために必要な操作荷重が非常に小さいことを表している。
S1は、0.1mmである。プッシュスイッチ100は、インシュレータ150の上にさらにボタン等を取り付けることを想定している。ボタンとは、例えば車室内の押しボタン型スイッチや、電子機器等の押しボタンスイッチ等の実際に押圧操作される部品である。
例えば、携帯機器のように振動が加わりやすい製品において、インシュレータ150とボタンとの間に隙間があると、製品に振動が加わるとボタンにも振動が伝わり異音が発生する恐れがある。そのため、未操作時にはボタンを他部品に押し付けることで異音の発生を抑えることがある。その様な製品に用いられる場合には、ボタンと他部品との間に隙間が生じないように、ボタンで予めインシュレータ150を少し押圧した状態(プリテンションが掛かった状態)で取り付けられることがある。この様な場合には、インシュレータ150がS1以下のストロークだけ押された状態にされる。このため、押しボタンスイッチを操作する際には、ストロークがS1から始まる場合もある。
ストロークがS1に到達すると、インシュレータ150が力点部144の凸部144Aに接触し、ストロークがS1を越えると、押圧部材140がメタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを押圧し、ストロークがS2に到達した時点で操作荷重はF3(極大値)になり、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bが反転する。この時に急激に操作荷重が低下し始めることで、利用者の指先にはクリック感が提供される。さらにインシュレータ150を押し続けると、ストロークがS3に達したところで操作荷重はF2に低下する。このときに、メタルコンタクト130Aは中央固定接点121Aに接触し、プッシュスイッチ100はオン状態に切り替わる。
プッシュスイッチ100は、梃子の原理を利用するために、図6及び図7に示すように、一例として、支点部142と作用点部143との間が2mm、作用点部143と力点部144との間が1mmに設定されている。
このため、プッシュスイッチ100をオンにするためにインシュレータ150を押圧するストロークは、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを単独で押圧して反転させるために必要なストロークの1/2になる。単独でとは、押圧部材140を用いずに、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを直接押圧することを意味する。
また、プッシュスイッチ100をオンにするためにインシュレータ150を押圧するのに必要な操作荷重は、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを単独で押圧して反転させるために必要な操作荷重の2倍になる。
ここで、メタルコンタクト130Aを単独で押圧して反転させるために必要なストロークは、0.1mmである。これは、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを重ねた状態でも同一である。
メタルコンタクト130Aは、プッシュスイッチ100がオフの状態では、中央固定接点121Aに接続されておらず、絶縁状態を保っている。この状態での中央固定接点121Aとメタルコンタクト130Aの間隔は、0.1mmである。0.1mmあれば、メタルコンタクト130Aと中央固定接点121Aとの絶縁状態を保持できることが分かっている。メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bが反転して0.1mm下方に動くと、メタルコンタクト130Aが中央固定接点121Aに接触する。
これに対して、プッシュスイッチ100をオンにするためにインシュレータ150を押圧するストロークは、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを単独で押圧して反転させるために必要なストロークの1/2になるため、0.05mmである。
すなわち、プッシュスイッチ100は、梃子の原理を利用することにより、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bのストロークを0.1mmだけ確保しつつ、オンするのに必要なストロークを短縮することができる。
ここで、このような梃子の原理を利用せずに、メタルコンタクト130Aを単独で押圧して反転させるために必要なストロークを0.05mmにすると、プッシュスイッチ100がオフの状態での中央固定接点121Aとメタルコンタクト130Aの間隔は、0.05mmになり、耐電圧及び絶縁抵抗が小さくなるため、絶縁状態を保持するのが困難になるおそれがある。
また、メタルコンタクト130Aのストロークを0.05mmにすると、インシュレータ150のプリテンションを掛けた状態の設定が困難になるおそれがある。
また、プッシュスイッチ100をオンにするためにインシュレータ150を押圧するのに必要な操作荷重は、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを単独で押圧して反転させるために必要な操作荷重の2倍になるため、プッシュスイッチ100を操作する際のクリック感を2倍にすることができる。
以上のように、Y方向に延在する端子122A、122BのY方向の両端を上側に折り曲げた形状をそれぞれ有する延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに埋め込んだので、筐体110の剛性を飛躍的に向上させることができる。特に、筐体110の角部116A、116Bの剛性を飛躍的に向上させることができる。また、これにより、プッシュスイッチ100の長手方向に対してねじられる際の曲げ剛性を飛躍的に向上させることができる。
したがって、より剛性の高いプッシュスイッチ200を提供することができる。
また、Y方向に延在する端子122A、122BのY方向の両端を上側に折り曲げた形状をそれぞれ有する延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに設けたので、収納部112のX方向の長さを確保することができる。このため、押圧部材140における支点部142と作用点部143の長さと、支点部142と力点144との長さとの比を大きく取ることが可能になる。
また、筐体110の凹部115A、115Bの凹んだ空間の内部に端子122A、122Bを収めたので、プッシュスイッチ100のX方向の長さを短くすることができ、プッシュスイッチ100の長手方向における小形化を図ることができる。このため、コンパクトなプッシュスイッチ100で、梃子の原理を利用した押圧部材140を有効的に活用することができる。
また、実施の形態1によれば、ショートストローク化と、電気的な安定性とを両立したプッシュスイッチを提供することができる。また、操作時のクリック感を増大させることができるので、操作感の向上を図ることができる。
また延在部125A、125Bを筐体110の角部116A、116Bに設けた構成により、押圧部材140における支点部142と作用点部143の長さと、支点部142と力点144との長さとの比を大きく取ることが可能になるため、操作時のクリック感をより増大させることができ、操作感の一層の向上を図ることができる。
また、梃子の原理を利用することにより、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bは操作荷重が小さいものを使用してもプッシュスイッチとして必要な操作荷重に対応しやすくなる。一般的に操作荷重が重いメタルコンタクト130Aよりも、操作荷重が軽いメタルコンタクト130Aよりも動作寿命が長い傾向にある。すなわち、プッシュスイッチ100の動作寿命を長くすることができる。
また、本実施形態においては、所定の操作荷重を確保するために、メタルコンタクト130Aにリーフスプリング130Bを重ねることで対応しているが、求められる操作荷重が軽くてもよい場合には、枚数を少なくする(リーフスプリング130Bを省く)ことも可能となる。
また、押圧部材140は金属板金をプレス加工することで作製できるので、支点部142、作用点部143、力点部144等の各部を容易に形成することができる。
なお、以上では、プッシュスイッチ100が梃子の原理を利用した押圧部材140を含む形態について説明したが、押圧部材140は、梃子の原理を利用しない構成であってもよい。すなわち、押圧部材140の代わりに、梃子の原理を利用せずに、インシュレータ150の押圧荷重をリーフスプリング130Bに直接的に伝達する押圧部材を用いてもよい。
また、以上では、支点部142と作用点部143との間を2mm、作用点部143と力点部144との間を1mmに設定する形態について説明したが、これらの距離を調整することにより、インシュレータ150のストロークと押圧荷重を自在に設定することができる。
また、以上では、プッシュスイッチ100がメタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを含む形態について説明したが、メタルコンタクト130Aのみを含む構成であってもよい。
また、以上では、押圧部材140が凸部143A及び凸部144Aを含む形態について説明したが、押圧部材140は、凸部143A及び/又は凸部144Aを含まなくてもよい。
<実施の形態2>
図9は、実施の形態2のプッシュスイッチ200を示す斜視図である。図10は、プッシュスイッチ200の分解図である。実施の形態2では、実施の形態1と同様のXYZ座標系を用いる。X方向は第1軸方向の一例であり、Y方向は第2軸方向の一例である。-Y方向は、第2軸方向における一端側であり、+Y方向は、第2軸方向における他端側である。
プッシュスイッチ200は、筐体210、金属プレート220A、220B、220C、メタルコンタクト130A、リーフスプリング130B、押圧部材240、及びインシュレータ150を含む。
以下では、押圧部材240については、図10に加えて図11を用いて説明し、金属プレート220A、220B、220Cについては、図10に加えて図12を用いて説明する。図11は、押圧部材240の裏面側を示す図であり、図12は、金属プレート220A、220B、220Cの構造を示す図である。図12では筐体210を透過的に示す。また、断面構造については、図9におけるA2-A2矢視断面を示す図13A~図13Cと、B2-B2矢視断面を示す図14A~図14Cとを用いて説明する。A2-A2矢視断面は、プッシュスイッチ200のY方向の中央でXZ平面に沿った切断面で得る断面である。B2-B2矢視断面は、プッシュスイッチ200のY方向の中央よりも-Y側にオフセットした位置でXZ平面に沿って切断して得る断面である。
実施の形態2のプッシュスイッチ200は、実施の形態1のプッシュスイッチ100の押圧部材140に、ばね接点245を追加した押圧部材240を含むとともに、金属プレート120A、120Bの代わりに金属プレート220A、220B、220Cを含む構成を有する。このため、実施の形態1のプッシュスイッチ100と同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
筐体210は、樹脂製であり、金属プレート220A、220B、220Cを保持する。筐体210の-X方向の端部は、第1軸方向における第1端部の一例であり、筐体210の+X方向の端部は、第1軸方向における第2端部の一例である。
筐体210と金属プレート220A、220B、220Cは、インサート成型によって一体的に作製される。換言すれば、金属プレート220A、220B、220Cは、インサート成型により筐体210に埋め込まれる。筐体210は、開口部111と、開口部111に連通する収納部212と、底壁213と、側壁214と、凹部215A、215Bとを有する。開口部111は、+Z方向側の面に形成されている。
底壁213は、筐体210の底にある板状の部分であり、側壁214は、底壁213の四方で上側に向かって延在している側壁である。底壁213と側壁214に囲まれた空間が収納部212である。底壁213は、収納部212Aと収納部212Bとの間の段差を有する。
凹部215Aは、筐体210の-X方向側の端部で+X方向に凹んでおり、凹部215Bは、筐体210の+X方向側の端部で-X方向に凹んでいる。凹部215A、215BがX方向に凹む長さは等しく、Y方向における長さも等しい。また、凹部215A、215BのY方向における位置も等しい。
また、以下では、筐体210の底壁213と側壁214のうち平面視で四隅に位置する部分を角部216A、216Bと称す。角部216Aは、筐体110の-X方向側のY方向の両側にある。角部216Aのうちの-X方向側の部分は、凹部215Aよりも-X方向側に突出している。角部216Bは、筐体210の+X方向側のY方向の両側にある。角部216Bのうちの+X方向側の部分は、凹部215Bよりも+X方向側に突出している。
収納部212は、開口部から下側に向かって形成されており、-X方向側の収納部212Aと、+X方向側の収納部212Bとを有する。収納部212Bは、収納部212Aよりも深く、底壁213は収納部212A及び収納部212Bの間で段差を形成している。
収納部212Bの底部には金属プレート220Aの中央固定接点221Aと、金属プレート220Bの周辺固定接点221Bと、プリセンス端子223Bとが配置され、収納部212Bに表出している。収納部212Bには、中央固定接点221Aと周辺固定接点221Bの上側に、メタルコンタクト130Aとリーフスプリング130Bがこの順に重ねて配置され(図13A参照)、その上に押圧部材240が収納部212A及び212Bにわたって収納される。また、押圧部材240のばね接点245は、プリセンス端子223Bの上に位置している。
底壁213は、筐体210の底の部分であり、平面視で矩形状の板状の部分である。底壁213は、金属プレート220A、220B、230Cを保持し、収納部212Aと収納部212Bとの間の段差を有する。底壁213は、収納部212Bの部分で、金属プレート220Aの中央固定接点221Aと、金属プレート220Bの周辺固定接点221Bと、プリセンス端子223Bとの上面を表出させている。
側壁214は、底壁213の四辺に沿って設けられており、底壁213のうちの収納部212よりも外側の部分の上から上方向に延在している。側壁214の四隅の底壁213との境界部分には、金属プレート220A、220B、220Cの延在部225A、225B、225Cが埋め込まれている。
金属プレート220Aは、中央固定接点221Aと、端子222Aと、延在部225A(図12参照)とを有する。端子222Aは、第1端子の一例である。金属プレート220Aは、実施の形態1の金属プレート120Aと比べると、金属プレート220Cが追加されたことによって平面的な形状が異なるが、機能的には実施の形態1の金属プレート120Aと同様であり、中央固定接点221Aと、端子222Aと、延在部225Aとは、実施の形態1の中央固定接点121Aと、端子122Aと、延在部125Aとにそれぞれ対応する。
延在部225Aは、第1延在部の一例であり、端子222Aの+Y方向の端部が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。換言すれば、延在部225Aは、端子222Aの+Y方向の端部に連通して+Y方向に延在する部分が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。延在部225Aは、筐体210の+Y方向側の角部216Aの厚さ方向における下側に埋め込まれている。延在部225Aは、+Y方向側の角部216Aにおける底壁213と側壁214とにわたって設けられている。
金属プレート220Bは、周辺固定接点221Bと、2つの端子222Bと、プリセンス端子223Bと、延在部225B(図12参照)とを有する。2つの端子222Bのうち、+Y方向側の端子222Bは、第3端子の一例であり、-Y方向側の端子222Bは、第4端子の一例である。また、2つの延在部225Bのうち、+Y方向側の延在部225Bは、第3延在部の一例であり、-Y方向側の延在部225Bは、第4延在部の一例である。
金属プレート220Bは、実施の形態1の金属プレート120Bの形状を変更し、端子222Bを2個に増やすとともに、2個のプリセンス端子223Bを追加した構成を有する。このため、周辺固定接点221Bと、端子222Bと、延在部225Bとは、機能的には、それぞれ、実施の形態1の周辺固定接点121Bと、端子122Bと、延在部125Bとに相当する。
2個の端子222Bは、周辺固定接点221Bの+Y方向側の端部と-Y方向側の端部とから、それぞれ、+X方向側に伸延するように延在している。また、2個のプリセンス端子223Bは、周辺固定接点221Bの+Y方向側の端部と-Y方向側の端部とから、それぞれ、-X方向側に伸延するように延在している。このため、金属プレート220Bは、平面視でH型の形状を有する。
2つの延在部225Bのうちの+Y方向側の延在部225Bは、端子222Bの+Y方向の端部が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。換言すれば、2つの延在部225Bのうちの+Y方向側の延在部225Bは、端子222Aの+Y方向の端部に連通して+Y方向に延在する部分が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。+Y方向側の延在部225Bは、筐体210の+Y方向側の角部216Bの厚さ方向における下側に埋め込まれている。+Y方向側の延在部225Bは、+Y方向側の角部216Bにおける底壁213と側壁214とにわたって設けられている。
2つの延在部225Bのうちの-Y方向側の延在部225Bは、端子222Bの-Y方向の端部が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。換言すれば、2つの延在部225Bのうちの-Y方向側の延在部225Bは、端子222Aの-Y方向の端部に連通して-Y方向に延在する部分が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。-Y方向側の延在部225Bは、筐体210の-Y方向側の角部216Bの厚さ方向における下側に埋め込まれている。-Y方向側の延在部225Bは、-Y方向側の角部216Bにおける底壁213と側壁214とにわたって設けられている。
金属プレート220Cは、端子221Cと、端子222Cと、延在部225C(図12参照)とを有する。端子222Cは、第2端子の一例である。金属プレート220Cは、一例として銅製である。端子221Cは、収納部212Aの底面に露出し、収納部212Aの内部で押圧部材240の支点部142の下面に接触している。端子222Cは、筐体210の-X方向側から突出している。端子221Cは、端子222Cよりも+Z方向側に位置する。
延在部225Cは、第2延在部の一例であり、端子222Cの-Y方向の端部が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。換言すれば、延在部225Cは、端子222Cの-Y方向の端部に連通して-Y方向に延在する部分が上側に向けて折り曲げられて斜め上方に延在している部分である。延在部225Cは、筐体210の-Y方向側の角部216Aの厚さ方向における下側に埋め込まれている。延在部225Cは、-Y方向側の角部216Aにおける底壁213と側壁214とにわたって設けられている。
押圧部材240は、収納部212の収納部212A及び212Bの内部にわたって収納される(図13A参照)。押圧部材240は、第1押圧部材の一例である。本体部241、支点部142、作用点部143、力点部144、及びばね接点245を有する。押圧部材240は、梃子の様な動作が可能な部材である。押圧部材240は、一例として板金加工で作製される。
本体部241は、実施の形態1の押圧部材140の本体部141と同様であるが、X軸方向における中央部の+Y方向側と-Y方向側とに、ばね接点245が設けられている。また、本体部241は、作用点部143の下側への変位を得やすくするために、力点部144に対して、支点部142及び作用点部143が上側に湾曲するように反った形状を有する。
ばね接点245は、本体部241のX軸方向における中央部の+Y方向側と-Y方向側とから、+X方向側かつ-Z方向側に(斜め下方向に)延在している。ばね接点245は、Z軸方向に変位可能であり、Z軸方向の変位に対して復元力を発揮する。ばね接点245は、第1弾性片部の一例である。
以上のようなプッシュスイッチ200において、延在部225A、225B、225Cは、実施の形態1のプッシュスイッチ100と同様に、筐体210の角部216A、216Bを補強することで、プッシュスイッチ200全体の剛性を向上させるために設けられている。
筐体210が上側から応力を受けても、金属製の延在部225A、225B、225Cが存在することにより、筐体210の剛性を飛躍的に向上させることができる。特に、筐体210の角部216A、216Bの剛性を飛躍的に向上させることができる。また、これにより、プッシュスイッチ200の長手方向に対してねじられる際の曲げ剛性を飛躍的に向上させることができる。
プッシュスイッチ200は、延在部225A、225B、225Cを筐体210の角部216A、216Bに埋め込んだため、延在部225A、225B、225Cは、角部216A、216Bの底壁213及び側壁214の内部に存在する。すなわち、延在部225A、225B、225Cを設けても収納部212のサイズには影響を及ぼさない。
特に、梃子の原理を利用した押圧部材240を含む場合に、収納部212のX方向の長さが長ければ、梃子の原理における支点と作用点の長さと、支点と力点との長さとの比を大きくすることができる。このような観点からも、延在部225A、225B、225Cを筐体210の角部216A、216Bに設けることは有用である。
また、筐体210の凹部215A、215Bの凹んだ空間の内部に端子222A、222B、222Cを収めたので、プッシュスイッチ200のX方向の長さを短くすることができる。
なお、ここでは、延在部225A、225B、225Cが筐体210の角部216A、216Bにおいて、底壁213と側壁214とにわたってそれぞれ設けられている形態について説明する。しかしながら、延在部225A、225B、225Cは、それぞれ、角部216A、216Bにおいて、底壁213及び側壁214のいずれか一方に設けられていてもよい。例えば、底壁213がある程度厚い場合には、延在部225A、225B、225Cが底壁213のみに設けられていてもよい。また、例えば、底壁213が比較的薄いような場合に、延在部225A、225B、225Cが角部216A、216Bにおいて、側壁214のみに設けられていてもよい。すなわち、延在部225A、225B、225Cは、角部216A、216Bにおいて、底壁213及び/又は側壁214に設けられていればよい。
ここで、図13A~図13C及び図14A~図14Cを用いてプッシュスイッチ200の動作について説明する。図13A及び図14Aは、インシュレータ150が押圧されていない状態であり、プッシュスイッチ200がオフの状態である。
図13B及び図14Bは、インシュレータ150が少し押されて、ばね接点245の先端が金属プレート220Bのプリセンス端子223Bに接続され、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bは反転しておらず、メタルコンタクト130Aは、金属プレート220Aの中央固定接点221Aに接触していない状態である。
押圧部材240の支点部142は、金属プレート220Cの端子221Cに接触しているため、この状態では、押圧部材240によって金属プレート220Bのプリセンス端子223Bと、金属プレート220Cの端子221Cとが接続された状態である。すなわち、端子222Bと端子222Cとが導通することになる。
このように、メタルコンタクト130Aが金属プレート220Aの中央固定接点221Aに接触する前に、ばね接点245の先端が金属プレート220Bのプリセンス端子223Bに接続されることにより、インシュレータ150が少し押されているが、メタルコンタクト130Aが中央固定接点221Aに接触していない状態を検出することができる。
このような構成により、プッシュスイッチ200の端子222A、222B、及び222Cに接続された電子機器では、インシュレータ150が少し押されて端子222Bと端子222Cとが導通しているが、端子222Aと端子222Cとが接続されていない状態(メタルコンタクト130Aが中央固定接点221Aに接触する前の状態)を検出(プリセンス)できるようになっている。
図13C及び図14Cは、インシュレータ150がさらに押し込まれて、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bが反転し、メタルコンタクト130Aが金属プレート220Aの中央固定接点221Aに接触した状態である。この状態では、ばね接点245の先端は、金属プレート220Bのプリセンス端子223Bに接続された状態に保持される。この状態では、端子222Aと端子222Cとが導通することになる。
従って、プッシュスイッチ200は、図13B及び図14Bに示すように、インシュレータ150が少し押されて端子222Bと端子222Cとが導通した状態と、インシュレータ150がさらに押し込まれて、端子222Aと端子222Cとが導通した状態との2段階の状態を実現することができる。
図15は、プッシュスイッチ200のFS(Force-Stroke)特性を示す図である。ストロークがゼロの位置からS21までの区間は、実施の形態1のプッシュスイッチ100におけるストロークがゼロの位置からS1までの区間(図8参照)と同一である。すなわち、ストロークS1とS21は等しく、操作荷重F21とF1は等しい。
ストロークがS21を越えてS22に達すると、ばね接点245がプリセンス端子223Bに接触し、端子222Bと端子222Cとが導通する。このときの操作荷重はF23である。
インシュレータ150がさらに押し込まれると、押圧部材240がメタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bを押圧し、ストロークがS23に到達した時点で操作荷重はF24(極大値)になり、メタルコンタクト130A及びリーフスプリング130Bが反転する。この時に急激に操作荷重が低下し始めることで、利用者の指先にはクリック感が提供される。さらにインシュレータ150を押し続けると、ストロークがS24に達したところで操作荷重はF22に低下する。このときに、メタルコンタクト130Aは中央固定接点221Aに接触し、プッシュスイッチ100はオン状態に切り替わる。
なお、ばね接点245の変位量を調整することにより、ストロークS22を調整可能であり、ばね接点245の弾性力を調整することにより、操作荷重F23を調整可能である。
以上のように、端子222A、122B、222Cに設けた延在部225A、225B、225Cを筐体210の角部216A、216Bに埋め込んだので、筐体210の剛性を飛躍的に向上させることができる。特に、筐体210の角部216A、216Bの剛性を飛躍的に向上させることができる。また、これにより、プッシュスイッチ200の長手方向に対してねじられる際の曲げ剛性を飛躍的に向上させることができる。
したがって、より剛性の高いプッシュスイッチ200を提供することができる。
また、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、ショートストローク化と、電気的な安定性とを両立したプッシュスイッチ200を提供することができる。また、操作時のクリック感を増大させることができるので、操作感の向上を図ることができる。
また、ばね接点245を用いることにより、2段階の接続状態を実現したプッシュスイッチ200を提供することができる。また、実施の形態2のプッシュスイッチ200は、実施の形態1のプッシュスイッチ100と同様に上記以外の効果も奏し、同様の変形が可能である。
なお、以上では、プッシュスイッチ200が梃子の原理を利用した押圧部材240を含む形態について説明したが、押圧部材240は、梃子の原理を利用しない構成であってもよい。すなわち、押圧部材240の代わりに、梃子の原理を利用せずに、インシュレータ150の押圧荷重をリーフスプリング130Bに直接的に伝達する押圧部材を用いてもよい。
また、ばね接点245は、少なくとも1個あればよく、3個以上設けてもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態のプッシュスイッチについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、本国際出願は、2020年2月17日に出願した日本国特許出願2020-024567号に基づく優先権を主張するものであり、その全内容は本国際出願にここでの参照により援用されるものとする。
100、200 プッシュスイッチ
110、210 筐体
112、212 収納部
120A、120B、220A、220B、220C 金属プレート
121A、221A 中央固定接点
121B、221B 周辺固定接点
125A、125B、225A、225B、225C 延在部
130A メタルコンタクト
130B リーフスプリング
131A、131B ドーム部
140、240 押圧部材
142 支点部
143 作用点部
143A 凸部
144 力点部
144A 凸部
150 インシュレータ
245 ばね接点

Claims (15)

  1. 底壁と側壁とを有し、平面視で第1軸方向及び第2軸方向に延在する筐体と、
    可動接点部材と接触する固定接点部材であって、前記筐体の底壁にインサート成型により埋め込まれる固定接点部材と
    を含むプッシュスイッチにおいて、
    前記固定接点部材は、
    前記筐体の前記第1軸方向における第1端部から外側に露出される第1端子と、
    前記第1端子の前記第2軸方向における両端が上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる一対の第1延在部と
    を有する、プッシュスイッチ。
  2. 前記一対の第1延在部は、それぞれ、前記筐体の前記第1端部の前記第2軸方向における両側の角部において、前記側壁及び/又は前記底壁にインサート成型により埋め込まれている、請求項1記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記筐体は、前記第1端部の前記第2軸方向における前記両側の角部の間から前記第1軸方向に凹んだ第1凹部を有し、
    前記第1端子は、前記第1端部の前記第1凹部から外側に露出される、請求項2記載のプッシュスイッチ。
  4. 前記固定接点部材は、
    前記筐体の前記第1軸方向における第2端部から外側に露出される第2端子と、
    前記第2端子の前記第2軸方向における両端が上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる一対の第2延在部と
    をさらに有する、請求項1乃至3のいずれか一項記載のプッシュスイッチ。
  5. 前記一対の第2延在部は、それぞれ、前記筐体の前記第2端部の前記第2軸方向における両側の角部において、前記側壁及び/又は前記底壁にインサート成型により埋め込まれている、請求項4記載のプッシュスイッチ。
  6. 前記筐体は、前記第2端部の前記第2軸方向における前記両側の角部の間から前記第1軸方向に凹んだ第2凹部を有し、
    前記第2端子は、前記第2端部の前記第2凹部から外側に露出される、請求項5記載のプッシュスイッチ。
  7. 底壁と側壁とを有するとともに、平面視で第1軸方向と第2軸方向とを有する筐体と、
    可動接点部材と接触する固定接点部材であって、前記筐体の底壁にインサート成型により埋め込まれる固定接点部材と
    を含むプッシュスイッチにおいて、
    前記固定接点部材は、
    前記筐体の前記第1軸方向における第1端部から外側に露出され、前記第2軸方向における一端側に設けられる第1端子と、
    前記筐体の前記第1軸方向における前記第1端部から外側に露出され、前記第2軸方向における他端側に設けられる第2端子と、
    前記第1端子の前記第2軸方向における前記一端側から上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる第1延在部と、
    前記第2端子の前記第2軸方向における前記他端側から上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる第2延在部と
    を有する、プッシュスイッチ。
  8. 前記第1延在部及び前記第2延在部は、それぞれ、前記筐体の前記第1端部の前記第2軸方向における両側の角部において、前記側壁及び/又は前記底壁にインサート成型により埋め込まれている、請求項7記載のプッシュスイッチ。
  9. 前記筐体は、前記第1端部の前記第2軸方向における前記両側の角部の間から前記第1軸方向に凹んだ第1凹部を有し、
    前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部の前記第1凹部から外側に露出される、請求項8記載のプッシュスイッチ。
  10. 前記固定接点部材は、
    前記筐体の前記第1軸方向における第2端部から外側に露出され、前記第2軸方向における一端側に設けられる第3端子と、
    前記筐体の前記第1軸方向における前記第2端部から外側に露出され、前記第2軸方向における他端側に設けられる第4端子と、
    前記第3端子の前記第2軸方向における前記一端側から上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる第3延在部と、
    前記第4端子の前記第2軸方向における前記他端側から上側に向かって折り曲げられて延在し、前記筐体の側壁及び/又は底壁にインサート成型により埋め込まれる第4延在部と
    をさらに有する、請求項7乃至9のいずれか一項記載のプッシュスイッチ。
  11. 前記第3延在部及び前記第4延在部は、それぞれ、前記筐体の前記第2端部の前記第2軸方向における両側の角部において、前記側壁及び/又は前記底壁にインサート成型により埋め込まれている、請求項10記載のプッシュスイッチ。
  12. 前記筐体は、前記第2端部の前記第2軸方向における前記両側の角部の間から前記第1軸方向に凹んだ第2凹部を有し、
    前記第3端子及び前記第4端子は、前記第2端部の前記第2凹部から外側に露出される、請求項11記載のプッシュスイッチ。
  13. 前記第1軸方向は、長手方向であり、前記第2軸方向は、短手方向である、請求項1乃至12のいずれか一項記載のプッシュスイッチ。
  14. 前記筐体の前記底壁と前記側壁とに囲まれる収納部に設けられる可動接点部材と、
    前記収納部に設けられ、前記可動接点部材を前記底壁側に押圧する押圧部材と
    をさらに含む、請求項1乃至13のいずれか一項記載のプッシュスイッチ。
  15. 前記筐体は、前記側壁の上部で開口する開口部を有し、
    前記可動接点部材は、前記収納部の内部で前記固定接点部材よりも前記開口部側に配置され、前記開口部側にドーム状に突出し、反転動作可能なドーム部を有し、
    前記押圧部材は、前記収納部の内部で前記可動接点部材よりも前記開口部側に配置され、一端側に設けられ前記筐体に接する第1支点部、他端側に設けられ前記可動接点部材を押圧する第1作用点部、及び、前記第1支点部と前記第1作用点部との間に設けられる第1力点部とを有し、
    前記開口部を介して前記第1力点部が押圧されると、前記第1作用点部の第1凸部が前記可動接点部材のドーム部を押圧して反転させて、前記可動接点部材が前記固定接点部材に接触する、請求項14記載のプッシュスイッチ。
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