JP7304703B2 - おにぎり製造器 - Google Patents

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Description

本発明は、下型と上型との間にご飯を挟み込んでおにぎりを作るおにぎり製造器に関する。
従来、おにぎり製造器が種々提案されている。このうち、作業者が自身の手でおにぎりを製造するためのおにぎり製造器としては、例えば、特許文献1のようなものが提案されている。
このものは、[要約]の[課題]に、「飯粒の形が保たれて飯粒と飯粒との間に適度に空気が抱き込まれた手で握ったのと同様な美味しいおにぎりを簡便に製造することが可能であると共に、衛生的で、しかも熱いご飯で手を火傷することなく、屋外での使用にも適したおにぎり製造器を提供する。」と記載されている。
また、[解決手段]には、「上下に開口する中空部5を有する容器1と、この容器1に着脱可能であると共に装着された状態で前記中空部5の下面開口を閉塞する底板2と、前記中空部5に入れられたご飯をこの中空部5の上面開口側から押し込む蓋3と、前記容器1から延出された柄4とを備える。容器1には複数の中空部5が設けられていても良い。」と記載されている。
特開2008-061647号公報
しかしながら、上述の従来技術に係るおにぎり製造器は、飯粒と飯粒との間に適度に空気が抱き込まれた手で握ったのと同様な美味しいおにぎりを簡便に製造することはできるものの、可動部分を有し、部品点数が多くて構造が複雑であり、また、おにぎりを大量に効率よく作るのには適さないという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、可動部分がなく、部品点数が少なくて構造が簡単であり、また、おにぎりを大量に効率よく作るのに好適なおにぎり製造器を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、おにぎり製造器において、下型と上型とを備え、前記下型に前記上型を被せて、両者間にご飯を挟み込んでおにぎりを作るおにぎり製造器において、前記下型は、底面と前記底面から上昇する下の側面とを有し、前記上型は、天面と前記天面から下降する上の側面とを有し、前記下型と前記上型との間にご飯を挟み込んだ際の、前記上型とご飯との接触面積は、前記下型とご飯との接触面積よりも大きく、前記上型は、前記天面の外面の中心に取っ手を有する、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、下型と上型とを備え、下型に上型を被せて、両者間にご飯を挟み込んでおにぎりを作るおにぎり製造器において、下型は、底面と底面から上昇する下の側面とを有し、上型は、天面と天面から下降する上の側面とを有し、下型と上型との間にご飯を挟み込んだ際の、上型とご飯との接触面積は、下型とご飯との接触面積よりも大きく、下型を平面状に複数並べて下型パネルを形成した、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係るおにぎり製造器において、上の側面の下端縁によって形成される面で、下型と上型との境界となる面を合わせ面としたときに、天面から合わせ面までの距離は、底面から合わせ面までの距離よりも大きい、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に係るおにぎり製造器において、底面と天面との間の上下方向の中心を通る面を中心面としたときに、合わせ面は、中心面よりも下方に位置するとともに、中心面において、上の側面は、下の側面の内側に上方から嵌まり込んでいる、ことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項3又は4に係るおにぎり製造機において、下の側面は、上側に位置する部分程、外側に向かって拡開し、上の側面は、下端縁近傍がほぼ垂直に形成されて下の側面に上方から嵌まり込んでいる、ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項2に係るおにぎり製造器において、下型パネルの、隣接する複数の下型の境界に、平らな部分を設けた、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、おにぎり製造器は、可動部分がなく、部品点数も下型と上型のみと少なくて構造が簡単であり、また、おにぎりを大量に効率よく作るのに好適である。
また、おにぎり製造器は、下型と上型との間にご飯を挟み込んだ際の、上型とご飯との接触面積が、下型とご飯との接触面積よりも大きいので、下型と上型との間にご飯を挟み込んだ後に、上型を持ち上げると、ご飯は上型にくっ付いて持ち上がりやすい。その後、ご飯を、上型を持った手と反対の手で受け取り、おにぎりを仕上げることができる。
さらに、おにぎり製造器は、上型が、天面の外面の中心に取っ手を有するので、作業者は、ご飯に触れることなく、その取っ手を握って上型を簡単に動かすことができる。
請求項2の発明によれば、おにぎり製造器は、可動部分がなく、部品点数も下型と上型のみと少なくて構造が簡単であり、また、おにぎりを大量に効率よく作るのに好適である。
また、おにぎり製造器は、下型と上型との間にご飯を挟み込んだ際の、上型とご飯との接触面積が、下型とご飯との接触面積よりも大きいので、下型と上型との間にご飯を挟み込んだ後に、上型を持ち上げると、ご飯は上型にくっ付いて持ち上がりやすい。その後、ご飯を、上型を持った手と反対の手で受け取り、おにぎりを仕上げることができる。
さらにおにぎり製造器は、下型を平面状に複数並べて下型パネルを形成しているので、大量のおにぎりを効率よく作ることができる。
請求項3の発明によれば、おにぎり製造器は、天面から合わせ面までの距離が、底面から合わせ面までの距離よりも大きいので、上型とご飯との接触面積を、下型とご飯との接触面積よりも大きくすることができる。
請求項4の発明によれば、おにぎり製造器は、合わせ面が、中心面よりも下方に位置するとともに、中心面において、上の側面が、下の側面の内側に上方から嵌まり込んでいるので、上型に入るご飯の体積を下型に入るご飯の体積よりも多くすることができる。このため、下型と上型との間にご飯を挟み込み、その後、上型を持ち上げると、ご飯は、下型に対応したおにぎりの下半部が、上型に対応したおにぎりの上半部よりも軽くなり、なおかつ、上の側面が下の側面の内側に上方から嵌まり込んでいるので、下型から剥がれやすく、上型に付いて持ち上がる。
請求項5の発明によれば、おにぎり製造器は、下の側面は、上側に位置する部分程、外側に向かって拡開し、上の側面は、下端縁近傍がほぼ垂直に形成されて下の側面に上方から嵌まり込んでいるので、下の側面に嵌まり込んだ上の側面の位置を安定させることができる。つまり、上型が位置ずれしにくい。
請求項6の発明によれば、おにぎり製造器は、下型パネルの、隣接する複数の下型の境界に、平らな部分を設けたので、隣接する下型のご飯をはっきりと分けることができ、余分なご飯粒を潰すことなく、おにぎりをきれいに成形することができる。
(A)は下型10を10個並べて構成した下型パネルPを示す平面図、(B)は同じく正面図、(C)は同じく左側面図、(D)は(A)中のA詳細図、(E)は(D)中のB-B断面図である。 下型10を10個備えた下型パネルPの斜視図である。 (A)は上型20の平面図、(B)同じくは正面図、(C)は同じく左側面図、(D)は(B)中のA詳細図である。 上型20の斜視図である。 下型10に上型20を被せた状態の、中心Cを含み1つの下の側面12aに対向する断面図である。
以下、本発明を適用した実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同一又は類似の構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1~図5を参照して本発明を適用した実施形態1に係るおにぎり製造器1について説明する。
ここで、図1(A)は、下型10を10個並べて構成した下型パネルPを示す平面図であり、(B)は同じく正面図であり、(C)は同じく左側面図であり、(D)は(A)中のA詳細図であり、(E)は(D)中のB-B断面図である。
また、図2は、下型10を10個備えた下型パネルPの斜視図である。
また、図3(A)は上型20の平面図であり、(B)は同じく正面図であり、(C)は同じく左側面図であり、(D)は(B)中のA詳細図である。
また、図4は、上型20の斜視図である。
また、図5は、下型10に上型20を被せた状態の、中心Cを含み1つの下の側面12aに対向する断面図である。なお、この断面図は、図1(D)中のB-B断面図及びこれを上方に延長した断面図と一致している。
以下では、三角形のおにぎりを作る場合を例に説明するが、本発明のおにぎり製造器1は、三角形以外の形のおにぎり、例えば、丸形、ハート形のおにぎりや、より立体感の強い球形の団子等を作るのに適用することができる。
本実施形態のおにぎり製造器1は、三角形のおにぎりを作るべく、下型10と上型20とを備えている。
下型10は、図1、図5に示すように、比較的薄い板状に形成されていて、底部11と底部11から上昇する3つの下の側部12とを有している。底部11及び3つの下の側部12の内面には、それぞれ底面11a及び3つの下の側面12aが形成されている。
底面11aは、ほぼ平坦な三角形に形成され、三角形の3つの辺からは、それぞれ下の側面12aが立ち上がっている。下の側面12aは、上側に位置する部分程、外側に向かって拡開している。さらに、下の側面12aは、底面11aからカーブの向きが変わる変曲点Dまでは、外側に向かって凸状に湾曲し、また、変曲点Dから上の部分は、外側に向かって凹状に湾曲している。なお、後述する合わせ面Hは、変曲点D近傍に形成されている。
下型10は、材質としては、例えば、PP(ポリプロピレン)や熱可塑性ポリウレタンを使用することができる。
また、下型10は、図2に示すように、10個を平面状に並べて配設することにより、1つの下型パネルPを構成している。下型パネルPは、隣接する複数の下型10の境界に、平らな部分30を設けたので、隣接する下型10のご飯をはっきりと分けることができ、余分なご飯粒を潰すことなく、おにぎりをきれいに成形することができる。
上型20は、図3、図5に示すように、比較的薄い板状に形成された天部21と3つの上の側部22と棒状に形成された取っ手23とを有している。天部21及び3つの上の側部22の内面には、それぞれ天面21a及び3つの上の側面22aが形成されている。
天面21aは、ほぼ平坦な三角形に形成され、三角形の3つの辺からは、それぞれ上の側面22aが垂れ下がって(下降して)いる。上の側面22aは、外側に向かって凸状に湾曲した部分を介して、天面21aに接続されている。
上の側部22の下端縁22bは、上述の変曲点Dの少し上に位置するように設定され、下の側面12aに嵌りこんでいる。つまり、上の側部22の下端縁22bによって構成される面を合わせ面Hとすると、合わせ面Hは、変曲点Dの少し上に形成されている。上の側部22は、上の側面22aにおける下端縁22b近傍がほぼ垂直に形成されて下の側面12aに上方から嵌まり込んでいる。
さらに、図3(D)に示すように、下の側部22の外面のうち、下端縁22bにつづく部分には、角度θの傾斜面22cが形成されている。図5に示すように、下型10に対して上型20を嵌めたときに、上型20は、この傾斜面22cが、下型10の下の側面12aにきっちりと当たるため、合わせ面Hが傾いたりすることなく安定して水平に保たれる。
取っ手23は、図3~図5に示すように、天部21(天面21aの外面)の中心Cに立設されている。取っ手23は、ほぼ円筒状に形成されていて、上端には大径の握り部23aが設けられている。
上型20は、材質としては、例えば、PP(ポリプロピレン)や熱可塑性ポリウレタンを使用することができる。
ここで、図5を参照して、上述の下型10及び上型20の深さa,bについて考える。
下型10の底面11aから合わせ面Hまでの距離を深さa、また、上型20の天面21aから同じく合わせ面Hまでの距離を深さbとすると、本実施形態では、b>aとしている。例えば、b=15mmに設定し、a=13.5mmに設定した。
深さa,bをこのように設定することにより、下型10と上型20との間にご飯を詰めた際に、上型20の方が下型10よりも、ご飯との接触面積(接触長さ)を大きく取れるので、その後、下型10に対して上型20を引き上げた際に、ご飯が上型20にくっ付いて持ち上がりやすくすることができる。
また、図5に示すように、底面11aと天面21aとの間の上下方向の中心を通る面を中心面M(一点鎖線)としたときに、合わせ面Hは、中心面Mよりも下方に位置するとともに、中心面Mにおいて、上の側面22aは、下の側面12aの内側に上方から嵌まり込んでいる。
このとき、底面11aから中心面Mまでの距離mは、天面21aから中心面Mまでの距離mと等しくなる。なお、上述したように、b=15mm、a=13.5mmの場合は、m=(15mm+13.5mm)÷2=14.25mmとなる。
以上より、
b>m(a<m)
となる。
なお、本実施形態においては、中心面Mにおいては、上の側面22aと下の側面12aとは、重なるようになっている。すなわち、中心面Mにおいて、上の側面22aを下の側面12aによって挟み込んで、下型10に対して上型20を被せた際の合わせ面Hが不要に移動してしまうことを防止している。
つづいて、以上の構成のおにぎり製造器1の使用方法について説明する。
1 下型パネルPを調理台の上に水平に置く。
2 下型パネルPの各下型10に塩を振って、各下型10にご飯を盛る。この際、後に上型20で押すことを考えて、ご飯は、山盛りに盛る。
なお、おにぎりに具材を入れる場合には、各下型10にご飯を盛った後、そのご飯の中心に具材を置き、さらに、具材が隠れるくらいにご飯を被せる。
3 上型20に塩を振り、ご飯を上型20で押す。この際、下型10からはみ出たご飯を上型20で集めるようにし、その後、取っ手23を握って、上型20を軽く押す。
なお、おにぎりに振り掛けや胡麻を付ける場合には、下型10及び上型20に塩を振るのと同じタイミングで行う。
4 その後、上型20を持ち上げる。このとき、ご飯も上型20にくっ付いた状態で持ち上げられる。
5 上型20を持った手と反対の手で、ご飯を受け取り、上型20を軽く振る。
6 反対の手に、ご飯が落ちる。
7 落ちたご飯をおにぎりに仕上げる。
ここで、おにぎり製造器1の作用、効果について整理する。
・おにぎり製造器1は、可動部分がなく、部品点数も下型10と上型20のみと少なくて構造が簡単であり、おにぎりを大量に効率よく作るのに好適である。
・おにぎり製造器1は、下型10と上型20との間にご飯を挟み込んだ際の、上型20とご飯との接触面積が、下型10とご飯との接触面積よりも大きいので、下型10と上型20との間にご飯を挟み込んだ後に、上型20を持ち上げると、ご飯は上型20にくっ付いて持ち上がりやすい。その後、ご飯を、上型20を持った手と反対の手で受け取り、おにぎりを仕上げることができる。
・おにぎり製造器1は、合わせ面Hが、中心面Mよりも下方に位置するとともに、中心面Mにおいて、上の側面22aが、下の側面12aの内側に上方から嵌まり込んでいるので、上型20に入るご飯の体積を下型10に入るご飯の体積よりも多くすることができる。このため、下型10と上型20との間にご飯を挟み込み、その後、上型を持ち上げると、ご飯は、下型10に対応したおにぎりの下半部が、上型20に対応したおにぎりの上半部よりも軽くなり、なおかつ、上の側面22aが下の側面12aの内側に上方から嵌まり込んでいるので、下型10から剥がれやすく、上型20に付いて持ち上がる。
なお、仮にこの逆、すなわち、合わせ面Hが、中心面Mよりも上方にある場合(上型20が下型10よりも浅い場合)には、おにぎりの下半部が上半部よりも分量が多くなって重くなるので、上形20を持ち上げた際に、上型20からご飯が剥がれて、上型20についてこないで下型10に残ってしまう。
おにぎり製造器1は、上述のように、上型20の深さbを下型10の深さaよりも大きくとったばかりでなく、合わせ面Hにおいて、上型20と下型10とが重なり合う、すなわち上型20が下型10に入り込むことで、下型10と上型20との間にご飯を挟み込み、その後、上型20を持ち上げた際に、ご飯が上型20について持ち上がるようにすることが可能となる。
・おにぎり製造器1は、下の側面12aは、上側に位置する部分程、外側に向かって拡開し、上の側面22aは、下端縁22b近傍がほぼ垂直に形成されて下の側面12aに上方から嵌まり込んでいるので、下の側面12aに嵌まり込んだ上の側面22aの位置を安定させることができる。つまり、下型10に上型20を被せた際に、下型10に対して上型20が位置ずれしにくい。なお、合わせ面Hの位置を安定させるためには、下型10及び上型20を適宜な柔軟性のある質感の素材にするとよい。
また、下型10と上型20との間にご飯を挟み込んだ後に、下型10に対して上型20を持ち上げると、ご飯は、拡開している下の側面12aから抜けやすく、また、下端縁22b近傍が垂直な上の側面22aにくっ付いて持ち上がりやすい。その後、上の側面22aにくっ付いたご飯を、上の側面22aから離す際には、上の側面22aの下端縁22b近傍が垂直に近いので、取っ手23を握って軽く振る等により、ご飯を簡単に上の側面22aから剥がすことができる。
・おにぎり製造器1は、上型20が、天面21aの外面の中心に取っ手23を有するので、作業者は、ご飯に触れることなく、その取っ手23を握って上型20を簡単に動かすことができる。
・おにぎり製造器1は、下型10を平面状に複数(上述では10個)並べて下型パネルPを形成しているので、大量のおにぎりを効率よく作ることができる。
・おにぎり製造器1は、下型パネルPの、隣接する複数の下型10の境界に、平らな部分30を設けたので、隣接する下型10のご飯をはっきりと分けることができ、余分なご飯粒を潰すことなく、おにぎりをきれいに成形することができる。
さらに、以下のような作用、効果がある。
・おにぎり製造器1は、下型10を複数(上述の例では10個)備えた下型パネルPを、台上で反転させたり移動させたりすることなく、台上に置いたままで、作業できるため、複数個分(10個分)のおにぎりを作る用意を、まとめて両手でできるので、大量に効率よくおにぎりを作ることができる。
・おにぎり製造器1は、上述のように、大量に効率よくおにぎりを作ることができるため、業務用(飲食店や学校)に適しており、また、災害時に炊き出しなどで活用することができる。
・おにぎり製造器1は、構造が簡単で、使用方法も単純なため、専門的な技術のない者(おにぎりを握ったことがない者、外国人)でも簡単に使用することができる。
以上、説明したおにぎり製造器1は、特徴はそのままで、適宜形状を変えることで、お寿司や巻き寿司(恵方巻や海苔巻き、手毬寿司)などにも応用可能である。
1 おにぎり製造器
10 下型
11 底部
11a 底面
12 下の側部
12a 下の側面
20 上型
21 天部
21a 天面
22 上の側部
22a 上の側面
22b 下端縁
23 取っ手
a 下型の底面から合わせ面までの距離(深さ)
b 上型の天面から合わせ面までの距離(深さ)
C 中心
H 合わせ面
M 中心面
P 下型パネル

Claims (6)

  1. 下型と上型とを備え、前記下型に前記上型を被せて、両者間にご飯を挟み込んでおにぎりを作るおにぎり製造器において、
    前記下型は、底面と前記底面から上昇する下の側面とを有し、
    前記上型は、天面と前記天面から下降する上の側面とを有し、
    前記下型と前記上型との間にご飯を挟み込んだ際の、前記上型とご飯との接触面積は、前記下型とご飯との接触面積よりも大きく、
    前記上型は、前記天面の外面の中心に取っ手を有する、
    ことを特徴とするおにぎり製造器。
  2. 下型と上型とを備え、前記下型に前記上型を被せて、両者間にご飯を挟み込んでおにぎりを作るおにぎり製造器において、
    前記下型は、底面と前記底面から上昇する下の側面とを有し、
    前記上型は、天面と前記天面から下降する上の側面とを有し、
    前記下型と前記上型との間にご飯を挟み込んだ際の、前記上型とご飯との接触面積は、前記下型とご飯との接触面積よりも大きく、
    前記下型を平面状に複数並べて下型パネルを形成した、
    ことを特徴とするおにぎり製造器。
  3. 前記上の側面の下端縁によって形成される面で、前記下型と前記上型との境界となる面を合わせ面としたときに、前記天面から前記合わせ面までの距離は、前記底面から前記合わせ面までの距離よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のおにぎり製造器。
  4. 前記底面と前記天面との間の上下方向の中心を通る面を中心面としたときに、前記合わせ面は、前記中心面よりも下方に位置するとともに、前記中心面において、前記上の側面は、前記下の側面の内側に上方から嵌まり込んでいる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のおにぎり製造器。
  5. 前記下の側面は、上側に位置する部分程、外側に向かって拡開し、
    前記上の側面は、下端縁近傍がほぼ垂直に形成されて前記下の側面に上方から嵌まり込んでいる、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のおにぎり製造器。
  6. 前記下型パネルの、隣接する複数の前記下型の境界に、平らな部分を設けた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のおにぎり製造器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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