JP3071317U

JP3071317U - お好みたこやき製造器

Info

Publication number: JP3071317U
Application number: JP2000001957U
Authority: JP
Inventors: 敬太郎小松
Original assignee: 敬太郎小松
Priority date: 2000-02-25
Filing date: 2000-02-25
Publication date: 2000-08-29
Anticipated expiration: 2006-02-25

Abstract

(57)【要約】【課題】日本人の代表的ファーストフードであるお好
みやきとたこやきのどちらをも食べたいという欲望をか
なえる考案で、簡単な作業で誰でも形の整った美しい形
のお好みたこやきを、すべてこの１台で製造することが
可能であり、しかも、外観的にも優れたお好みたこやき
製造器を提供する。【解決手段】鉄板（１）の周囲に枠（２）を設けお好
みやきの上にたこやきをくっつけた（合体させた）もの
（新製品お好みたこやきという）を製造することができ
る鉄板を装着し、鉄板（３）の周囲に枠（４）を設け、
お好みたこやきが外へ落ちることを防止し、かつ、鉄板
（１）で焼いたときにまだ焼けていない上の部分を焼く
鉄板を装着したお好みたこやき製造器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、鉄板の周囲に枠を設け、お好みやきの上にたこやきをくっつけた（合体せさた）もの（新製品お好みたこやきという）を製造する、お好みたこやき製造器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、お好みやきはお好みやきのみを焼く鉄板があり、たこやきはたこやきのみを焼く鉄板があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（１）お好みやき用の鉄板ではお好みやきしか焼けず、たこやき用の鉄板ではたこやきだけしか焼くことができなかった。また、外観的にもただの１枚の鉄板にすぎず、見た目も良いとはいえず、機能的な装置とは言い難かった。（２）たこやきを焼く時に大量に焼こうとすると、たこやき１個１個を焼いている途中で、錐などの道具を使用し丁寧にひっくり返して球状の形に焼きあげるが球状に焼きあげようとするために、焼きあげるのにかなりの時間と人の熟練を要し腱鞘炎になることが多かった。（３）たこやきを焼きあげた後時間が経つと、いくら見事な球状に焼きあげていても中に空間ができるために自然に形が潰れてしまい、美観が損なわれ食欲が半減してしまっていた。まして、通常市販されているようなパックに詰めて持ち運ぼうものなら、たこやきどうしがくっついて形状も悲惨なものとなっていた。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

鉄板（１）の周囲に枠（２）を設け、お好みやきの上にたこやきをくっつけた（合体させた）もの（新製品お好みたこやきという）を製造する鉄板を装着し、鉄板（３）の周囲に枠（４）を設け、お好みたこやきが外へ落ちることを防止し、かつ、鉄板（１）で焼いたときにまだ焼けていない上の部分を焼く鉄板を装着する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

実施の形態について図面を参照して説明する。両側にあるハンドル５，６は人の手で直接持つため、木製である。それ以外はすべて鉄製である。ハンドル５は鉄板３と、ハンドル６は鉄板１と連結固定されている。点線は移動前の残像を、点線の円弧は矢印の側に移動させたことを表わす。鉄板１、鉄板３の下の基台７の中にはガスコンロがあり鉄板を熱するようになっている。

【０００６】図５から図７までは使用の手順を示した図である。まず、鉄板１の凹部８にたこやきの材料を入れて焼き、次に、お好みやきの材料を枠２いっぱいに入れる。焼けたら、鉄板３をハンドル５を持って、鉄板１の側に回転させてのせる。（図５）

【０００７】ハンドル５とハンドル６を手でつかみ、いっしょに回転させる。（図６）

【０００８】ハンドル６を持って、鉄板１を反対の方向（一番最初の状態に戻す）に回転させる。そうすると、鉄板３の上に焼きあがったお好みたこやき９が現れる。（図７）

【０００９】

【考案の効果】

（１）日本人の代表的ファーストフードである、お好みやきとたこやきのどちらをも食べたいという欲望をかなえる考案で、しかも、たこやき１個とお好みやき１枚を１セットとして、お好みたこやき９が一度に多数できる。（２）お好みたこやき製造器は、製品完成までの工程を１台で仕上げることができ、機能的かつコンパクトであり１台の器械装置として外観的にも優れている。（３）お好みたこやき製造器で製造することによって、一度に大量の製品ができ、初めて使用する人でも簡単にお好みたこやき９を製造することができ、熟練も時間も要しない。また、商品として販売する場合にも、職業病的腱鞘炎になることもない。（４）この製造器で焼きあげたたこやき部分は、半球となり中が空洞とならないために形が崩れることもなく美しい形状を保つことができ、食欲もそそがれる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の平面図

【図３】本考案の正面図

【図４】本考案の左側面図

【図５】本考案の使用方法の手順を示す左側面図

【図６】本考案の使用方法の手順を示す左側面図

【図７】本考案の使用方法の手順を示す左側面図

【図８】本考案のお好みたこやき完成図（切断後）

【符号の説明】

１、３………鉄板２、４………枠５、６………ハンドル７………基台８………凹部９………お好みたこやき

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】たこやき製造用の鉄板（１）の周囲にお
好みやきとたこやきを合体させた製品を製造する枠
（２）を設けたことを特徴とするお好みたこやき製造
器。