JP7301182B1 - 電子機器及びパネル体 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体部材に対してディスプレイパネルを安定して支持することができる電子機器及びパネル体を提供する。【解決手段】電子機器は、立壁を有する筐体部材と、前記筐体部材に支持されたディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネルの縁部と前記立壁との間に配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに取り付けられたブラケットと、前記ディスプレイパネルと前記立壁とに跨るように設けられ、前記縁部、前記支持面、及び前記立壁にそれぞれ固定されたベゼル部材と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ディスプレイパネルを備える電子機器及びパネル体に関する。
ノート型PCのような電子機器は、液晶等のディスプレイパネルを備えている(例えば特許文献1参照)。
特許第6715973号公報
近年、ディスプレイパネルとして、液晶パネルに代えて、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)パネルが用いられる場合がある。有機ELパネルは、液晶パネルよりも軽量且つ薄型である。このため、有機ELパネルは、液晶パネルの場合と同様に表示面をカバーガラスで覆った取付構造としてしまうと、ガラスの重量により軽量性が損なわれる。
そこで、有機ELパネルは、カバーガラスに代えて、パネルの縁部と筐体部材との間に跨るベゼル部材を用いて筐体部材に取り付けることが考えられる。ところが、有機ELパネルは、表示面の外周にある非アクティブ領域が液晶パネルよりも狭い。このため、有機ELパネルは、ベゼル部材の粘着面積の確保が難しく、ベゼル部材を強固に固定することが難しい。
他方、上記のような電子機器は、同一機種で液晶モデルと有機ELモデルとをラインナップするような場合も想定される。この場合は、厚みのある液晶パネル用の筐体部材で薄い有機ELパネルを安定して支持できる必要がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、筐体部材に対してディスプレイパネルを安定して支持することができる電子機器及びパネル体を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る電子機器は、立壁を有する筐体部材と、前記筐体部材に支持されたディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネルの縁部と前記立壁との間に配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに取り付けられたブラケットと、前記ディスプレイパネルと前記立壁とに跨るように設けられ、前記縁部、前記支持面、及び前記立壁にそれぞれ固定されたベゼル部材と、を備える。
本発明の第2態様に係るパネル体は、電子機器に搭載されるパネル体であって、表示面を有するディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネルの縁部に沿って延在すると共に前記表示面と並んで配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに固定されたブラケットと、を備える。
本発明の上記態様によれば、筐体部材に対してディスプレイパネルを安定して支持することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な平面図である。 図2は、第1筐体の模式的な正面図である。 図3は、パネル体の模式的な正面図である。 図4は、図2中のIV-IV線に沿う模式的な断面図である。 図5は、ベゼル部材をパネル体に取り付ける動作を示す側面断面図である。
以下、本発明に係る電子機器及びディスプレイパネルについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な平面図である。図1に示すように、本実施形態の電子機器10は、クラムシェル型のノート型PCである。電子機器10は、第1筐体12と第2筐体14とをヒンジ16によって相対的に回動可能に連結した構成である。第1筐体12は、パネル体18を搭載している。第2筐体14は、キーボード20を搭載している。本発明を適用可能な電子機器は、ノート型PC以外、例えば単体のディスプレイ装置、タブレット型PC、スマートフォン、又は携帯用ゲーム機等でもよい。
第2筐体14は、扁平な箱体である。第2筐体14の内部には、CPU等を搭載したマザーボード、バッテリ装置、メモリ、アンテナ装置等の各種電子部品が収容されている。第2筐体14の上面には、キーボード20及びタッチパッド21が設けられている。
以下、第1筐体12及びこれに搭載された各要素について、第1筐体12を第2筐体14から90度開いた状態でパネル体18を視認するユーザから見た方向を基準とし、左右方向をそれぞれX1,X2方向、上下方向をそれぞれY1,Y2方向、奥行方向をそれぞれZ1,Z2方向と呼んで説明する。X1,X2方向をまとめてX方向と呼ぶこともあり、Y1,Y2方向及びZ1,Z2方向についても同様に呼ぶことがある。
第1筐体12は、第2筐体14よりも薄い扁平な箱体であり、第2筐体14と隣接して設けられている。パネル体18は、ディスプレイパネル22を有する。ディスプレイパネル22は、表示面22aが第1筐体12のZ1側表面である正面12aを臨んでいる。
第1筐体12は、筐体部材24と、ベゼル部材26とで構成されている。筐体部材24は、第1筐体12のZ2側表面である背面12bを形成する。ベゼル部材26は、正面12aの周縁部を形成する。第1筐体12の外周の側面12cは、立壁27によって形成されている。立壁27は、筐体部材24の四周縁部から起立している。
ヒンジ16は、第1筐体12と第2筐体14の隣接縁部同士を連結している。つまりヒンジ16は、第1筐体12のY2側縁部を形成する側面12cと、第2筐体14のX2側縁部である側面14aとを連結している。第1筐体12のY2側縁部について、以下では隣接縁部12cと呼ぶこともある。
次に、第1筐体12のより詳細な構成を説明する。
図2は、第1筐体12の模式的な正面図である。図3は、パネル体18の模式的な正面図である。図4は、図2中のIV-IV線に沿う模式的な断面図である。図2では、原則としてベゼル部材26を想像線である2点鎖線で図示し、丸印で囲んだ部分拡大図でのみ一部を実線で図示している。図3では、ブラケット34の構成を明示するため、ディスプレイパネル22に対するブラケット34を誇張して大きく図示している。
先ず、筐体部材24の構成を説明する。
図2に示すように、筐体部材24は、中央部を含む大部分を形成する矩形状のカバープレート28と、カバープレート28の外周縁部に沿って起立した立壁27とを有する。
本実施形態のカバープレート28は、強化繊維として炭素繊維を用いた炭素繊維強化樹脂板(CFRP板)で構成されている。カバープレート28は、樹脂板、又はアルミニウムやチタン等の金属板で構成されてもよい。
カバープレート28の外周縁部には、射出成形された樹脂材が接合されている。立壁27は、この樹脂材で構成されている。立壁27を形成する樹脂材としては、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等を例示でき、これらの樹脂にガラス繊維等の強化繊維を含有させた繊維強化樹脂(例えば、GFRP)を用いてもよい。炭素繊維強化樹脂板で形成されたカバープレート28は、軽く且つ高強度であるが、機械加工や形状加工の施工性に問題がある。そこで筐体部材24は、カバープレート28の周囲に樹脂材を接合し、この部分に立壁27やねじ穴30を形成している。
図2及び図4に示すように、立壁27は、第1筐体12の中央側を臨む部分の上面に固定面27aを有する。固定面27aは、ベゼル部材26を固定する台座である。立壁27は、カバープレート28の略全周を囲むように枠状に形成されている。立壁27は、隣接縁部12cを形成する部分の一部が左右一対の切欠形状部32で分断されている。切欠形状部32は、立壁27からカバープレート28まで入り込む湾形状を有し、ヒンジ16の構成部品が配置される。ねじ穴30は、ヒンジ16を固定するためのものである。ねじ穴30は、左右の切欠形状部32の側部にそれぞれ形成されている。
次に、パネル体18の構成を説明する。
図2~図4に示すように、パネル体18は、ディスプレイパネル22と、ブラケット34とを有する。
図4に示すように、本実施形態のディスプレイパネル22は、有機ELパネル36と、有機ELパネル36の表面に積層されたフィルム37とを有する。フィルム37は、例えばアンチグレア機能、アンチリフレクト機能、及びアンチフィンガープリント機能を有する機能性フィルムの下に、偏光フィルムを積層した構成である。ディスプレイパネル22は、タッチパネル式であるが、タッチパネル式でなくてもよい。
ブラケット34は、例えばSUS製の金属板である。本実施形態のブラケット34は、側面視でクランク形状を有する。ブラケット34は、ディスプレイパネル22に固定され、ディスプレイパネル22の外周4辺のうちの3辺の縁部22bに沿って延在している。3本のブラケット34は、その全長が多少異なるが、基本的な構成は同一であるため、以下では特に区別することなく説明する。
図3及び図4に示すように、ブラケット34は、第1プレート部34aと、第2プレート部34bと、第3プレート部34cとを有する。
第1プレート部34aは、XY平面に沿って配置されるプレートである。第1プレート部34aは、ディスプレイパネル22の背面22cに固定される。第2プレート部34bは、第1プレート部34aからZ1方向に屈曲され、XZ平面又はYZ平面に沿って配置されるプレートである。第2プレート部34bは、ディスプレイパネル22の外周端面22dに固定される。プレート部34a,34bは、例えば両面粘着テープで形成された粘着材38を用いて面22c,22dに固定される。
第3プレート部34cは、第2プレート部34bからX1方向、X2方向、又はY1方向に屈曲され、XY平面に沿って配置されるプレートである。つまり第3プレート部34cは、第1プレート部34aと平行し、且つ段違いに配置される。第3プレート部34cは、Z1側を向いた表面が支持面34c1となる。支持面34c1は、ディスプレイパネル22の縁部22bと立壁27との間に配置され、ディスプレイパネル22の表示面22aと同一のXY平面上に並んで配置される。これにより支持面34c1は、ベゼル部材26を支持する台座となる。第3プレート部34cの先端は、筐体部材24に支持されてもよい。
図4に示すように、本実施形態のパネル体18は、ディスプレイパネル22の最表面に配置されたフィルム37が有機ELパネル36の表示面22aよりも外側に延出され、支持面34c1を覆っている。このため、支持面34c1は、フィルム37を挟んでベゼル部材26を支持する態様となる。フィルム37は、支持面34c1まで延出していなくてもよく、この場合は、支持面34c1がフィルム37の表面と同一のXY平面上に並んで配置されるとよい。
このように、本実施形態のパネル体18において、ディスプレイパネル22の表示面22aは、原則として有機ELパネル36の表面を示し、支持面34c1は有機ELパネル36の表面と面一に配置される。しかしながら、例えばフィルム37が有機ELパネル36の外周端面22dから突出しない構成とした場合には、ディスプレイパネル22の表示面22aはフィルム37の表面を示す意味で捉えてもよい。この場合は、支持面34c1がフィルム37の表面と面一に配置されることが好ましい。いずれにしても、支持面34c1は、ディスプレイパネル22と同一平面上でベゼル部材26を支持できる位置に配置されることが好ましい。
図2及び図3に示すように、ブラケット34は、ディスプレイパネル22の外周4辺のうち、隣接縁部12cに沿って配置される縁部22eには取り付けられていない。図3に示すように、ディスプレイパネル22は、フレキシブルプリント基板(FPC)等の配線40が縁部22eを通して第2筐体14まで配策される。そこで、ブラケット34は、配線40との干渉を避ける等の目的により、縁部22eには設けていない。
次に、ベゼル部材26の取付構造を説明する。
図5は、ベゼル部材26をパネル体18に取り付ける動作を示す側面断面図である。
ベゼル部材26は、例えば樹脂等の薄板を枠状に成形した部材である。図2及び図4に示すように、ベゼル部材26は、ディスプレイパネル22の縁部22b,22eと立壁27との間に跨るように設けられ、ディスプレイパネル22の周囲を囲んでいる。
図4及び図5に示すように、ベゼル部材26は、ブラケット34の支持面34c1を跨いだ状態で配置される。ベゼル部材26は、縁部22b,22eの表面、支持面34c1、及び固定面27aに対して粘着材42を用いて貼り付けられる。粘着材42は、例えば両面粘着テープである。これによりベゼル部材26は、ディスプレイパネル22の縁部22b,22eを筐体部材24に対して支持し、さらに縁部22b,22eと立壁27との間の隙間を覆い隠す。
ところで、図5に示すように、有機ELパネル36は、従来の液晶パネルと比べて、表示面22aでの表示領域であるアクティブ領域R1が広く、非表示領域である外周の非アクティブ領域R2が狭いという特徴がある。そして、ベゼル部材26は、アクティブ領域R1を覆わないように、非アクティブ領域R2に対して取り付ける必要がる。なお、非アクティブ領域R2の幅は、例えば有機ELパネルは1.6mmであり、液晶パネルは2.5mmである。
このため、有機ELパネル36を用いた本実施形態のディスプレイパネル22は、ベゼル部材26の貼着面積の確保が難しいという問題がある。具体的には、図4及び図5に示すように、ベゼル部材26の貼着面は、幅W1に亘る狭い領域を確保できるだけである。幅W1は、例えば0.27mmである。一方、従来の液晶パネルでは、ベゼル部材26の貼着面の幅W1は、例えば1.75mm程度確保できていた。
このように、本実施形態のベゼル部材26は、ディスプレイパネル22に対する貼着面積が小さいため、ベゼル部材26がディスプレイパネル22から剥がれ易いという問題がる。
ここで、本実施形態の電子機器10は、有機ELパネル36を用いたモデルと、液晶パネルを用いたモデルとに同一の筐体部材24を使用し、コスト削減を図ることも想定している。このため、図4に示すように、筐体部材24は、有機ELパネル36よりも厚い液晶パネルを収容可能なZ方向の厚みを有する。従って、有機ELパネル36を用いたディスプレイパネル22は、筐体部材24の内面24aから大きく浮いた取付構造とせざるを得ない。その結果、当該電子機器10は、ディスプレイパネル22の縁部22bがZ2方向に沈み込み易く、ベゼル部材26が一層剥がれ易いという問題もある。なお、図4中の参照符号44は、ディスプレイパネル22と内面24aとの間に介在させたスポンジである。スポンジ44は省略してもよい。
そこで、上記したように、本実施形態のパネル体18は、ディスプレイパネル22の縁部22bにブラケット34を固定している。ブラケット34は、表示面22aの側部に隣接する支持面34c1を有し、ベゼル部材26の粘着材42の貼着面積を拡張する。具体的には、図4及び図5に示す支持面34c1の幅W2は、幅W1と同等以上であり、例えば1mm程度確保することもできる。このため、電子機器10は、幅W1の端から幅W2の端までの合計幅により、ベゼル部材26の貼着面積を従来の液晶パネルの場合と同程度まで拡大できる。
その結果、パネル体18は、粘着材42の貼着面積の確保が難しい有機ELパネル36を用いながらも、ベゼル部材26の貼着面積を十分に確保でき、ベゼル部材26のディスプレイパネル22から剥がれや浮き上がりを抑制できる。しかもベゼル部材26がパネル体18に強固に固定されることで、ベゼル部材26がブリッジとして機能し、ディスプレイパネル22の沈み込み自体も抑制される。この際、ブラケット34は、ディスプレイパネル22に固定されているため、表示面22aに対する平面度を確保し易いという利点もある。以上により、本実施形態の電子機器10では、筐体部材24に対してディスプレイパネル22を安定して支持することができる。
また、パネル体18は、縁部22bにブラケット34が固定されたことで、有機ELパネル36が補強され、有機ELパネルの課題であるモジュールの薄さに起因した撓み変形も抑制できる。
パネル体18において、ブラケット34は、クランク形状の金属板で構成されている。このため、ブラケット34は、薄い金属板で形成しながらも高い強度が得られる。さらにブラケット34は、クランク形状により、ディスプレイパネル22の縁部22bに対してほとんど隙間なく、安定して固定できる。この際、ブラケット34は、ディスプレイパネル22の背面22cのみならず、外周端面22dにも固定されることで、一層強固にディスプレイパネル22に固定でき、ベゼル部材26の支持強度も向上する。
ブラケット34は、縁部22eにも設けてもよい。しかしながら、上記したように、縁部22eは配線40があり、ブラケット34の取り付けが難しい。また縁部22eは、ディスプレイパネル22の表示面22aの下辺に相当する部分である。このため、縁部22eにブラケット34を設けなくても、非アクティブ領域R2を他の縁部22bよりも太く確保し易く、ベゼル部材26の固定強度の問題は他の縁部22bに比べて小さい。なお、ブラケット34の設置位置は適宜変更可能であり、例えばY方向に沿う左右2辺のみに設けてもよい。また、ブラケット34は、必ずしも縁部22bの略全長に亘って延在する構成でなくてもよい。例えばブラケット34は、短尺なピース部品で構成し、複数個を各縁部22bに適宜並べてもよい。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
ディスプレイパネル22は、有機ELパネル36以外でもよく、例えば液晶パネルでもよい。
上記では、筐体部材24は、液晶パネルを用いたディスプレイパネルにも対応可能な厚みのある構造を例示した。しかしながら、筐体部材24は、例えば有機ELパネル36を用いたディスプレイパネル22の専用の薄型構造であってもよい。この場合にも、ディスプレイパネル22の沈み込みは抑制できるが、依然としてベゼル部材26の剥がれの問題はあるため、ブラケット34は有効に利用できる。
上記では、ブラケットの支持面は、ディスプレイパネルの表示面と同一平面上にあると説明した。ここで、同一平面とは、僅かな段差や位置ずれがあることを妨げるものではない。
10 電子機器
12 第1筐体
14 第2筐体
16 ヒンジ
18 パネル体
22 ディスプレイパネル
24 筐体部材
26 ベゼル部材
27 立壁
34 ブラケット
34a 第1プレート部
34b 第2プレート部
34c 第3プレート部
34c1 支持面

Claims (11)

  1. 電子機器であって、
    立壁を有する筐体部材と、
    前記筐体部材に支持されたディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルの縁部と前記立壁との間に配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに取り付けられたブラケットと、
    前記ディスプレイパネルと前記立壁とに跨るように設けられ、前記縁部、前記支持面、及び前記立壁にそれぞれ固定されたベゼル部材と、
    を備え
    前記支持面は、前記ディスプレイパネルの表示面と同一平面上に並んで配置されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 電子機器であって、
    立壁を有する筐体部材と、
    前記筐体部材に支持されたディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルの縁部と前記立壁との間に配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに取り付けられたブラケットと、
    前記ディスプレイパネルと前記立壁とに跨るように設けられ、前記縁部、前記支持面、及び前記立壁にそれぞれ固定されたベゼル部材と、
    を備え
    前記ブラケットは、前記ディスプレイパネルの縁部に沿って延在している
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記支持面は、前記ディスプレイパネルの表示面と同一平面上に並んで配置されている
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2又は3に記載の電子機器であって、
    前記ブラケットは、側面視でクランク形状を有する金属板で形成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記ブラケットは、
    前記ディスプレイパネルの背面に固定された第1プレート部と、
    前記第1プレート部から屈曲し、前記ディスプレイパネルの外周端面に沿って配置された第2プレート部と、
    前記第2プレート部から屈曲し、その表面が前記支持面となる第3プレート部と、
    を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記第2プレート部は、前記外周端面に固定されている
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項~6のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    矩形状の外形を有し、前記筐体部材が背面を形成する第1筐体と、
    矩形状の外形を有し、前記第1筐体と隣接して設けられた第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体の隣接縁部同士を相対的に回動可能に連結するヒンジと、
    をさらに備え、
    前記ディスプレイパネルは、前記第1筐体の外形に沿った矩形状の外形を有し、
    前記ブラケットは、前記ディスプレイパネルの縁部のうち、前記隣接縁部に沿って延在する辺以外の3辺にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記ディスプレイパネルは、有機ELパネルである
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 電子機器に搭載されるパネル体であって、
    表示面を有するディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルの縁部に沿って延在すると共に前記表示面と並んで配置された支持面を有し、前記ディスプレイパネルに固定されたブラケットと、
    を備えることを特徴とするパネル体。
  10. 請求項9に記載のパネル体であって、
    前記ブラケットは、
    前記ディスプレイパネルの背面に固定された第1プレート部と、
    前記第1プレート部から屈曲し、前記ディスプレイパネルの外周端面に沿って配置されると共に該外周端面に固定された第2プレート部と、
    前記第2プレート部から屈曲し、その表面が前記支持面となる第3プレート部と、
    を有する
    ことを特徴とするパネル体。
  11. 請求項9又は10に記載のパネル体であって、
    前記ディスプレイパネルは、矩形状の外形を有し、
    前記ブラケットは、前記ディスプレイパネルの縁部を形成する4辺のうちの3辺に対してそれぞれ設けられている
    ことを特徴とするパネル体。
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