JP7297921B2 - 無認可動作を伴う新無線(nr)のための2ステップrach - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年3月27日に出願された米国特許仮出願第62/824,891号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態は、一般に、無線通信の分野に関連し得る。
実施形態は、無認可動作を伴う(例えば、無認可スペクトルを使用して)新無線(NR)のための2ステップ・ランダム・アクセス・チャネル(RACH)内でユーザ機器(UE)を動作させる方法を対象とする。本方法は、UEによってNRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgA(例えば、メッセージA)を生成することであって、MsgAがRACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成することと、UEによってRACH手順中にNRネットワークの無認可スペクトルを介してMsgAを基地局(gNB)に送信することとを少なくとも含み得る。
本方法は、RACH手順中に、MsgAに無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成されるPRACH機会及び関連PUSCH機会を更に含み得る。
本方法は、UEによって、PRACH機会及び関連PUSCH機会を別々に構成することに基づいて生成することと、UEによって、関連PUSCH機会がPRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てることとを更に含み得る。
本方法は、UEによって、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入することに基づいて生成することを更に含み得る。
本方法は、UEによって、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、PRACH機会のプリアンブルのコピーを挿入することを更に含み得る。
本方法は、UEによって、ビットマップを定義することを更に含むことができ、ビットマップ内の各ビットは、対応するPRACH機会がRACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用される。
本方法は、UEによって、周波数オフセットに基づいてPUSCH機会を構成することを更に含むことができ、周波数オフセットは、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく。
実施形態は、命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を対象とすることができ、命令は、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成させることであって、MsgAがRACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成させることと、RACH手順中にNRネットワークの無認可スペクトルを介してMsgAを基地局(gNB)に送信させることとを少なくとも含む動作をUEに実行させる。
動作は、RACH手順中に、MsgAに無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成されるPRACH機会及び関連PUSCH機会を更に含み得る。
動作は、PRACH機会及び関連PUSCH機会を別々に構成することと、関連PUSCH機会がPRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てることとを更に含み得る。
動作は、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入することを更に含み得る。
動作は、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、PRACH機会のプリアンブルのコピーを挿入することを更に含み得る。
動作は、ビットマップを定義することを更に含むことができ、ビットマップ内の各ビットは、対応するPRACH機会がRACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用される。
動作は、周波数オフセットに基づいてPUSCH機会を構成することを更に含むことができ、周波数オフセットは、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく。
実施形態は、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成するように構成されたプロセッサ回路を少なくとも含むユーザ機器(UE)を対象とし、MsgAは、RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する。UEは、RACH手順中にMsgAをNRネットワークの無認可スペクトルを介して送信するように構成された、プロセッサ回路に連結された無線フロントエンド回路を更に含むことができ、PRACH機会及び関連PUSCH機会は、RACH手順中にMsgAに無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される。
プロセッサ回路は、PRACH機会及び関連PUSCH機会を別々に構成することと、関連PUSCH機会がPRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てるように更に構成され得る。
プロセッサ回路は、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入するように更に構成され得る。
プロセッサ回路は、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、PRACH機会のプリアンブルのコピーを挿入するように更に構成され得る。
プロセッサ回路は、ビットマップを定義するように更に構成され得、ビットマップ内の各ビットは、対応するPRACH機会がRACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用される。
プロセッサ回路は、周波数オフセットに基づいてPUSCH機会を構成するように更に構成され得、周波数オフセットは、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく。
いくつかの実施形態による、2ステップRACH手順を示す図である。 いくつかの実施形態による、NRーUに対するPRACHエンハンスメントの異なる選択肢を示す図である。 いくつかの実施形態による、PRACH及びMsgA PUSCHの連続的な送信の一実施例を示す図である。 いくつかの実施形態による、PRACH機会のサブセットを無効にする一実施例を示す図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークのシステムのアーキテクチャを示す図である。 いくつかの実施形態による、第1のコアネットワークを含むシステムのアーキテクチャを示す図である。 いくつかの実施形態による、第2のコアネットワークを含むシステムのアーキテクチャを示す図である。 様々な実施形態による、インフラストラクチャ機器の一実施例を示す図である。 様々な実施形態による、コンピュータプラットフォームの例示的な構成要素を示す図である。 様々な実施形態によるベースバンド回路及び無線周波数回路の例示的な構成要素を示す図である。 様々な実施形態による、様々なプロトコルスタックに使用され得る様々なプロトコル機能の図である。 様々な実施形態による、コアネットワークの構成要素を示す図である。 いくつかの例示的な実施形態による、ネットワーク機能仮想化(NFV)をサポートするシステムの構成要素を示すブロック図である。 いくつかの例示的な実施形態による、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書で説明する方法論のうちのいずれか1つ以上を実行し得る構成要素を示すブロック図である。 本明細書で説明する様々な実施形態を実施するための例示的な手順を示す図である。
実施形態の特徴及び利点は、以下に述べる詳細な説明を図面と併せて読むことによってより明らかになり、図面では、全体を通して、同様の参照符号は対応する要素を特定する。図面において、同様の参照番号は、一般に、同一の、機能的に類似の、かつ/又は構造的に類似の要素を示す。要素が最初に現れる図面は、対応する参照番号における最も左の桁(複数可)によって示される。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。同じ参照番号が、同じ又は類似の要素を識別するために、異なる図面において使用される場合がある。以下の記載において、限定するためにではなく説明の目的上、様々な実施形態の様々な態様の完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技法などの具体的な詳細を説明する。しかし、様々な実施形態の様々な態様が、これらの具体的な詳細から逸脱した他の実施例において実施され得ることは、本開示の利益を有する技術分野の当業者には明らかであろう。場合によっては、様々な実施形態の説明を不必要な詳細によって不明瞭にしないように、周知のデバイス、回路、及び方法の説明は省略される。本開示の目的のために、「A又はB」は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
モバイル通信は、初期の音声システムから、今日の高度に洗練された統合通信プラットフォームへと大幅に進化している。次世代の無線通信システム、5G、又は新無線(NR)は、様々なユーザ及びアプリケーションによっていつでもどこでも、情報へのアクセス及びデータの共有を提供する。NRは、統一されたネットワーク/システムであることが期待されており、大幅に相異なり、時には競合する性能次元とサービスに適合することを目標としている。このような多様な多次元要件は、異なるサービス及びアプリケーションによって駆動される。概して、NRは、追加の可能性を秘めた新規の無線アクセス技術(RAT)を伴う3GPP LTEアドバンストに基づいて進化し、良好で簡単でシームレスな無線接続ソリューションによって人々の生活を豊かにする。NRは、あらゆるものが無線によって接続されることを可能にし、高速で豊富なコンテンツ及びサービスを配信する。
NRでは、4ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順が定義された。アクセスレイテンシを低減するために、RACH手順を簡略して、高速アクセス及び低レイテンシのアップリンク送信を実現し得る。特に、4ステップRACH手順は、2ステップに低減され得、ここでは、ユーザ機器(UE)は、低レイテンシPRACH送信のための従来のRACH手順において、Msg.1及びMsg.3を結合し得る。図1は、2ステップRACH手順100を示す。具体的には、第1のステップ102において、MsgA(例えば、メッセージA)は、時分割多重方式(TDM)で多重化されたPRACHプリアンブル及びペイロードを搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)から構成される。例えば、ペイロードは、4ステップRACHのMsg.3のコンテンツを含んでもよい。第2のステップ104において、MsgBは、4ステップRACHのMsg.2及びMsg.4のコンテンツを含んでもよい。
なお、2ステップRACH手順100は、無認可動作を伴う(例えば、無認可スペクトルを使用して)NRに適用可能である。2ステップRACH手順100の利点の1つは、メッセージの数が低減されたことによるリッスン・ビフォア・トーク(LBT)の影響が少ないことに起因し、これは、レイテンシを低減し、ランダムアクセスが成功する可能性を高めることに役立ち得る。
占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たすためには、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)及びPUSCHのリソース割当て及び送信を、無認可動作を伴うNRシステムに対して再設計する必要がある。具体的には、非インタレース又はインタレースされたPRACH送信及びインタレースされたPUSCH送信を、無認可動作を伴うNRに対してサポートし得る。無認可動作を伴うNRに対するPRACH及びPUSCHの送信のために、インタレースベースの構造が適用される場合、MsgA PUSCHのリソース割当て及び構成に関する特定の機構を強化する必要がある。
本明細書では、無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHの適用に詳細な設計を提供する。具体的には、本発明者らは、(1)無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHのMsgAの時間領域リソース割当て、及び(2)無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHのためのMsgAの周波数領域リソース割当てを提案する。
本開示では、本発明者らは、2ステップRACH手順100におけるMsgA PUSCHの詳細な構成を開示する。
無認可動作を伴うNRについて、規制による最小占有チャネル帯域幅要件を満たすために、NR Rel-15 PRACHフォーマットを強化するために、いくつかの選択肢を特定した。図2は、PRACHエンハンスメントの様々な選択肢を示す。具体的には、以下の選択肢が考慮される。
選択肢1:均一な物理リソースブロック(PRB)レベルのインタレースマッピング。
この選択肢では、202によって例示されるように、特定のPRACH機会のためのPRACHシーケンスが、PRBベースのブロックインタレース構造における1つ以上のインタレースのPRBの全部にマッピングされる。
選択肢2:不均一なPRBレベルのインタレースマッピング。
この手法では、204によって例示されるように、特定のPRACH機会のためのPRACHシーケンスが、PUSCH/PUCCHのために使用される同じPRBベースのブロックインタレース構造における1つ以上のインタレースのPRBのうちの一部又は全部にマッピングされる。
選択肢3:均一REレベル・インタレース・マッピング
この手法では、特定のPRACH機会のためのPRACHシーケンスが、使用される全てのRE間で等しい間隔を有する周波数領域における「櫛形」マッピングからなる。
選択肢4:非インタレースマッピング
この手法では、206によって例示されるように、特定のPRACH機会のためのPRACHシーケンスが、NR Rel-15と同じ又は類似のいくつかの連続したPRBにマッピングされる。最小占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たすために、PRACHシーケンスは連続したPRBのセットにマッピングされ、PRACHシーケンスマッピングは周波数領域にわたって繰り返される。
無認可動作を伴うNRにおけるPUSCH送信について、PRBベースのブロックインタレース設計は、少なくとも15kHz及び30kHzのサブキャリア間隔(SCS)、及び潜在的に60kHzのSCSに対して有益であると特定されている。
無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHに関するMsgAの時間領域リソース割当て
無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHに関するMsgAの時間領域リソース割当てについて、2ステップRACHのためのリッスン・ビフォア・トーク(LBT)試行回数を低減するために、PRACHと関連MsgA PUSCHとの間のギャップは0又は小さい(例えば、16μs未満)ことが予想される。この場合、UEは、2ステップRACH手順の第1のステップにおけるMsgAの送信のために、1つのLBTを実行するだけでよい。
無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHに関するMsgAの時間領域リソース割当ての実施形態を以下のように提供する。
本開示の一実施形態では、PUSCH機会がPRACH機会から別々に構成される場合、時間領域リソース割当てにおける予約状態の1つを使用して、MsgA PUSCH機会が関連PRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示し得る。例えば、全てのゼロ状態又は全ての1状態は、2ステップRACHにおけるPRACH及びMsgA PUSCHの連続送信を示し得る。
本開示の別の実施形態では、PUSCH機会がシンボル又はスロット境界と整合するように構成又は指定される場合、PRACH機会とPUSCH機会との間に依然としてギャップが存在する可能性がある。この問題に対処するために、MsgA PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を適用して、PRACH機会とMsgA PUSCH機会との間のギャップを埋め得る。
図3は、PRACH及びMsgA PUSCHの連続送信の一実施例を示す。この実施例では、ギャップは、302に示すように、MsgA PUSCH送信のCP拡張を適用することによって置き換えられる。
別の選択肢では、ギャップは、例えば、PRACHプリアンブルの最初の部分又は最後の部分のようなPRACHプリアンブルのコピーによって置き換えられてもよい。
本開示の別の実施形態では、短いシーケンスを有するPRACHフォーマットについて、複数のPRACH機会をスロット内で定義し得る。例えば、PRACHフォーマットA1について、6つの時間領域PRACHをスロット内で構成し得る。
連続するPRACH及びMsgA PUSCH送信が、2ステップRACHのために定義され、MsgA PUSCHの送信により、時間領域PRACH機会のいくつかがブロックされ得ると予想される場合、スロットにおいて、1つ以上の時間領域PRACH機会を無効にすることが望ましい場合がある。
1つの選択肢では、ビットマップを定義してもよく、ビットマップ内の各ビットを使用して、対応するPRACH機会が2ステップRACH間に有効にされるか又は無効にされるかを示し得る。特に、ビット「0」を使用して、PRACH機会が無効にされることを示してもよく、ビット「1」を使用して、PRACH機会が有効にされることを示す。なお、ビットマップは、NR最小システム情報(MSI)、NR残存最小システム情報(RMSI)、NR他システム情報(OSI)、又はUE固有無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成されてもよい。
図4は、PRACH機会のサブセットを無効にする一実施例を示す図である。この実施例では、ビットマップは、402に示すように、PRACH機会#1が無効にされることを示し得る。UEは、2ステップRACHに関するPRACH機会#0及び#2を使用することができる。
他の選択肢では、複数の時間領域PRACH機会がスロットに構成されている場合、第1のPRACH機会のみがPRACH送信のために使用され、残りの時間領域リソースは、対応するMsgA PUSCH送信のために使用され得る。PRACH構成には、第1のPRACH機会のみを使用するか、全てのPRACH機会を使用するかを示す1ビットのインジケーションがあり得る。なお、インジケーションビットは、NR最小システム情報(MSI)、NR残存最小システム情報(RMSI)、NR他システム情報(OSI)、又はUE固有無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成されてもよい。
本開示の別の実施形態では、長いシーケンスを有するPRACHフォーマットについて、UEの観点から、実際に送信されたPRACHとPUSCHとの間のギャップは、短いシーケンスを有するPRACHフォーマットよりも大きくてもよい。以下の選択肢は、PUSCHの時間領域リソース割当てに適用されてもよい。
選択肢1:長いシーケンスを有するPRACHは、少なくとも無認可帯域の2ステップRACHでは許可されない。
選択肢2:PRACHとPUSCHとの間のギャップが、PUSCHのために追加のLBTを必要とするギャップよりも小さくなるように、UEは、PRACH及びPUSCHに異なるタイミングアドバンスを適用しなければならない。
無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHに関するMsgAの周波数領域リソース割当て
上述したように、無認可動作を伴うNRのためのPUSCH送信に、インタレース構造が採用される。したがって、無認可動作を伴うNRに関するMsgA PUSCH機会の周波数領域リソース割当ての強化が必要とされる。
無認可動作を伴うNRのための2ステップRACHに関するMsgA PUSCH機会の周波数領域リソース割当ての実施形態は、以下のように提供される。
本開示の一実施形態では、MsgA PUSCH機会の構成について、無認可動作を伴うNRのためにインタレース構造が採用される。特に、1つ以上のインタレースが、無認可動作を伴うNRのMsgA PUSCH機会に割り当てられる。なお、離散フーリエ変換直交波周波数分割多重(DFT-s-OFDM)波形がMsgA PUSCHの送信に適用される場合、MsgA PUSCHに割り当てるPRBの数は、2i・3j・5kに因数分解可能である必要があり、ここで、i、j、kは非負の整数である。
本開示の別の実施形態では、MsgA PUSCH機会の構成について、関連PRACH機会に対するインタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスの観点からの周波数オフセットは、無認可動作を伴うNRのために構成され得る。
なお、インタレースインデックスの構成は、PRACHの不均一インタレース構造に適している場合があり、インタレース構造は、無認可動作を伴うNRにおいてPRACHとPUSCHとの間で整合される。しかしながら、いくつかのPRBは、PUSCHに使用されるいくつかのインタレースに関するPRACH不均一インタレースに使用されるので、それらが同じインタレースにあるにもかかわらず、それらのPRBはPUSCHのために使用されないことになる。この場合、未使用のPRBの周りのPRBパンクチャリング又はレートマッチングが、PUSCHに使用され得る。なお、インタレースインデックスの構成は、PRACHの均一インタレース構造に適用可能であってもよい。
更に、周波数オフセット、例えば、PRBインデックス又はインタレースインデックスは、MsgA PUSCH又はPRACHプリアンブルの送信のためにニューメロロジに従って決定されてもよい。例えば、それは、PRACHの最小サブキャリア間隔及び関連MsgA PUSCH機会に基づいて決定されてもよい。
本開示の一実施形態では、OCB要件がチャネル占有時間(COT)内での時間的送信のための規制によって義務付けられていない場合、MsgA PRACH送信は、NR-PRACHと同様の局所周波数マッピングに基づいてもよく、その一方で、後続のMsgA PUSCH送信は、OCB要件を満たすインタレースベース構造に基づいてもよい。また、OCB要件がCOT内での時間的送信の規制によって義務付けられていない場合、MsgA PRACHとMsgA PUSCH送信の両方が局所的周波数マッピングに基づくことも可能である。或いは、MsgA PRACH送信は、OCB要件(インタレース(PRBベース若しくはトーンベース)又は非インタレース周波数ドメイン構造のいずれかに基づく)を満たすように分散送信されてもよく、その一方で、後続のMsgA PUSCH送信は、NR-PUSCHと同様の連続周波数割当てに基づいてもよい。
本開示の別の実施形態では、複数の周波数領域リソースが、複数の構成済み帯域幅部分でMsgA送信のために構成されてもよく、UEは、LBTの結果に基づいて、構成済み帯域幅部分のうちの1つを初期アクティブ帯域幅部分として選択し、対応する周波数領域リソースでMsgAを送信してもよい。ここで、周波数領域リソース構成を、周波数領域のLBTサブバンド、例えば20MHzと整合し得る。
MsgA PUSCHのスクランブリング動作
無認可動作を伴うNRについて、LBTの結果に応じて、UEは、PRACH及び関連MsgA PUSCHを直ちに送信する必要があり得る。MsgA PUSCH送信のスクランブルシーケンスの初期化のために、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)が含まれる場合、UEは、MsgA PUSCH送信のための十分な処理時間を有していない場合がある。
本開示の一実施形態では、2ステップRACHにおけるMsgA PUSCHのスクランブルシーケンス生成器の初期化は、関連PRACH機会インデックス、又は関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックス、又はそれらの組合わせを含み得る。
更なる拡張として、関連PRACH機会の周波数領域インデックス、又は関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックス、又はそれらの組合わせのみを含み得る。
一実施例では、スクランブルシーケンス生成器は、以下の式(1)で初期化されるものとする。
init=(IRO・25+Ipreamble)・215+nID (1)
式(1)において、nID={0、1、・・・、1023}は、構成されている場合には、上位層パラメータdataScramblingIdentityPUSCHに等しく、RNTIは、C-RNTI、MCS-C-RNTI又はCS-RNTIに等しく、送信は、共通のサーチスペース内のDCIフォーマット0_0を使用してスケジューリングされず、
Figure 0007297921000001
それ以外の場合、IROは、関連PRACH機会インデックス、又は関連PRACH機会の周波数領域インデックスであり、Ipreamble={0、1、・・・、63}は、関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックスである。
復調基準信号(DMRS)の疑似ランダムシーケンスは、上位層構成済みID若しくはセルID、関連PRACH機会インデックス若しくは関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックス、又はこれらの組合わせに基づいて初期化され得る。
本開示の別の実施形態では、次世代NodeB(gNB)がUE側からのトリガを認識しない場合、2ステップRACH動作のために
Figure 0007297921000002
としてnIDを指定することがより望ましい場合がある。更に、それは、競合ベースの2ステップRACH、又は競合フリーの2ステップRACHに依存し得る。
例えば、競合フリーの2ステップRACHの場合、nIDは、構成されている場合、上位層パラメータdataScramblingIdentityPUSCHに等しい。更に、この場合、UEは、対応するMsgA PUSCH送信のためにC-RNTIを使用し得る。この場合、以下の式(2)によって示されるように、
init=nRNTI・215+nID (2)
式(2)において、
Figure 0007297921000003
はC-RNTIと等しい。
別の実施例では、競合ベースの2ステップRACH送信のために、以下に示す式(3)を使用することができる。
init=(IRO・25+Ipreamble)・215+nID (3)
式(3)において、
Figure 0007297921000004
である。
復調基準信号(DMRS)の疑似ランダムシーケンスは、上位層構成済みID若しくはセルID、及び上位層構成済みスクランブルID、又はPRACH機会に関連付けられたスクランブルIDに基づいて初期化され得る。
システム及び実装
図5は、様々な実施形態による、ネットワークのシステム500の例示的なアーキテクチャを示す。以下の説明は、3GPP技術仕様によって提供される、LTEシステム規格、及び5G又はNRシステム規格と併せて動作する例示的なシステム500に関して提供される。しかしながら、例示的な実施形態は、この点に関して限定されず、説明される実施形態は、将来の3GPPシステム(例えば、第6世代(6G))システム、IEEE802.16プロトコル(例えば、WMAN、WiMAXなど)などの、本明細書に記載の原理から恩恵を受ける他のネットワークに適用することができる。
図5に示すように、システム500は、UE501a及びUE501b(集合的に「1つ以上のUE501」又は「UE501」と呼ぶ)を含む。この実施例では、UE501は、スマートフォン(例えば、1つ以上セルラネットワークに接続可能なハンドヘルド・タッチスクリーン・モバイル・コンピューティング・デバイス)として示しているが、家庭用電子機器、セルラ電話、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブル・コンピュータ・デバイス、携帯情報端末(PDA)、ページャ、無線ハンドセット、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載インフォテインメント(IVI)、車載エンターテインメント(ICE)デバイス、インストルメントクラスタ(IC)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)デバイス、車載診断(OBD)デバイス、ダッシュトップモバイル機器(DME)、モバイルデータ端末(MDT)、電子エンジン管理システム(EEMS)、電子/エンジン制御ユニット(ECU)、電子/エンジン制御モジュール(ECM)、組込みシステム、マイクロコントローラ、制御モジュール、エンジン管理システム(EMS)、ネットワーク化又は「スマート」電化製品、MTCデバイス、M2M、IoTデバイス、などの任意のモバイル又は非モバイル・コンピューティング・デバイスを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、UE501のいずれかは、IoT UEであってもよく、それは、短命UE接続を利用する低電力IoTアプリケーション用に設計されたネットワークアクセス層を備え得る。IoT UEは、PLMN、ProSe又はD2D通信、センサネットワーク、又はIoTネットワークを介して、MTCサーバ又はデバイスとデータを交換するためのM2M又はMTCなどの技術を利用することができる。M2Mデータ交換又はMTCデータ交換は、機械起動のデータの交換であってもよい。IoTネットワークは、相互に接続するIoT UEをいい、それは、短命接続による、(インターネットインフラストラクチャ内の)一意に識別可能な埋込み型コンピューティング・デバイスを含み得る。IoT UEは、IoTネットワークの接続を容易にするために、バックグラウンドアプリケーション(例えば、キープアライブメッセージ、ステータス更新など)を実行してもよい。
UE501は、例えば、通信可能な連結によってRAN510に接続されるように構成され得る。実施形態では、RAN510は、NG RAN若しくは5G RAN、E-UTRAN、又はUTRAN若しくはGERANなどのレガシーRANであってもよい。本明細書で使用するとき、用語「NG RAN」などは、NR又は5Gシステム500で動作するRAN510を指し、用語「E-UTRAN」などは、LTE又は4Gシステム500で動作するRAN510を指している場合がある。UE501は、それぞれ接続(又はチャネル)503及び接続504を利用し、それらは各々、物理通信インタフェース又は層(以下で更に詳細に説明する)を備える。
この実施例では、接続503及び504は、通信可能接続を可能にするためのエアインタフェースとして示しており、GSMプロトコル、CDMAネットワークプロトコル、PTTプロトコル、POCプロトコル、UMTSプロトコル、3GPP LTEプロトコル、5Gプロトコル、NRプロトコル、及び/又は本明細書で説明する他の通信プロトコルのいずれかなどのセルラ通信プロトコルと一致し得る。実施形態では、UE501は、ProSeインタフェース505を介して通信データを直接交換し得る。ProSeインタフェース505は、代替的にSLインタフェース505と称され、限定しないがPSCCH、PSSCH、PSDCH、及びPSBCHを含む1つ以上の論理チャネルを備えてもよい。
UE501bは、接続507を介してAP506(「WLANノード506」「WLAN506」「WLAN端末506」、「WT506」などとも呼び)にアクセスするように構成されていることを示している。接続507は、任意のIEEE802.11プロトコルと合致する接続などのローカルワイヤレス接続を備え得、ここで、AP506は、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)ルータを備えるであろう。この実施例では、AP506は、ワイヤレスシステムのコアネットワークに接続せずに、インターネットに接続されることを示している(以下で更に詳細に説明する)。様々な実施形態では、UE501b、RAN510及びAP506は、LWA動作及び/又はLWIP動作を利用するように構成されてもよい。LWA動作は、LTE及びWLANの無線リソースを利用するために、RANノード511a~511bによって構成されているRRC_CONNECTEDにあるUE501bを必要とし得る。LWIP動作は、接続507を介して送信されるパケット(例えば、IPパケット)を認証し暗号化するために、IPsecプロトコルトンネルを介してWLAN無線リソース(例えば、接続507)を使用するUE501bを必要とし得る。IPsecトンネリングは、元のIPパケットの全体をカプセル化し、新しいパケットヘッダを追加することを含んでもよく、それによってIPパケットのオリジナルヘッダを保護する。
RAN510は、接続503及び504を可能にする1つ以上のANノード又はRANノード511a及び511b(集合的に「1つ以上のRANノード511」又は「RANノード511」と呼ぶ)を含み得る。本明細書で使用するとき、用語「アクセスノード」、「アクセスポイント」などは、ネットワークと1人以上のユーザとの間のデータ及び/又は音声接続のための無線ベースバンド機能を提供する機器について述べてもよい。これらのアクセスノードは、BS、gNB、RANノード、eNB、NodeBs、RSUs、TRxP又はTRPなどと称される場合があり、地理的エリア(例えば、セル)内にカバレッジを提供する地上局(例えば、地上アクセスポイント)又はサテライト局を含むことができる。本明細書で使用するとき、用語「NG RANノード」などは、NR又は5Gシステム500(例えば、gNB)で動作するRANノード511を指してもよく、用語「E-UTRANノード」などは、LTE又は4Gシステム500(例えば、eNB)で動作するRANノード511を指してもよい。様々な実施形態によれば、RANノード511は、マクロセルと比較して、小さいカバレッジエリア、小さいユーザ容量、又は高い帯域幅を有するフェムトセル、ピコセル、又は他の同様のセルを提供するために、マクロセル基地局、及び/又は低電力(LP)基地局などの1つ以上の専用物理デバイスとして実装され得る。
いくつかの実施形態では、RANノード511の全て又は一部は、仮想ネットワークの一部としてサーバコンピュータ上で実行される1つ以上のソフトウェアエンティティとして実装されてもよく、これは、CRAN及び/又は仮想ベースバンド・ユニット・プール(vBBUP)と呼ばれ得る。これらの実施形態では、CRAN又はvBBUPは、PDCP分割などのRAN機能分割であって、RRC及びPDCP層がCRAN/vBBUPによって動作され、他のL2プロトコルエンティティは個々のRANノード511によって動作される、RAN機能分割、MAC/PHY分割であって、RRC、PDCP、RLC、及びMAC層がCRAN/vBBUPによって動作され、PHY層は個々のRANノード511によって動作される、MAC/PHY分割、又は「下位PHY」分割であって、RRC、PDCP、RLC、MAC層、及びPHY層の上部がCRAN/vBBUPによって動作され、PHY層の下部は個々のRANノード511によって動作される、「下位PHY」分割を実装し得る。この仮想化されたフレームワークにより、RANノード511の解放されたプロセッサコアは、他の仮想化されたアプリケーションを実行し得る。いくつかの実装形態では、個々のRANノード511は、個々のF1インタフェース(図5に示さず)を介してgNB-CUに接続された個々のgNB-DUを表し得る。これらの実装形態では、gNB-DUは、1つ以上のリモート無線ヘッド又はRFEM(例えば、図8を参照)を含み、gNB-CUは、RAN510(図示せず)に配置されたサーバによって、又はCRAN/vBBUPと同様の方法でのサーバプールによって動作され得る。追加的又は代替的に、1つ以上のRANノード511は、次世代eNB(ng-eNB)であってもよく、次世代eNBは、UE501に向けてE-UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル端末を提供し、NGインタフェース(後述)を介して5GC(例えば、図7のCN720)に接続されるRANノードである。
V2Xシナリオでは、1つ以上のRANノード511は、RSUであり得る、又はRSUとして機能し得る。用語「路側機(Road Side Unit)」又は「RSU」は、V2X通信に使用される任意の交通インフラストラクチャエンティティを指し得る。RSUは、適切なRANノード又は静止した(又は比較的静止した)UEにおいて又はそれによって実装されてもよく、UEにおいて又はそれによって実装されるRSUは「UEタイプRSU」と呼ばれてもよく、eNBにおいて又はそれによって実装されるRSUは「eNBタイプRSU」と呼ばれてもよく、gNBにおいて又はそれによって実装されるRSUは「gNBタイプRSU」などと呼ばれてもよい。一実施例では、RSUは、通過車両UE501(vUE501)に接続性サポートを提供する路側に位置する無線周波数回路に連結された計算デバイスである。RSUはまた、交差点マップ形状、交通統計、媒体、並びに持続中の車両及び歩行者の交通を検知及び制御するためのアプリケーション/ソフトウェアを記憶するための内部データ記憶回路を含むことができる。RSUは、5.9GHz Direct Short Range Communication(DSRC)帯域で動作して、衝突回避、トラフィック警告などの高速イベントに必要な非常に低レイテンシである通信を提供することができる。追加的又は代替的に、RSUは、前述の低レイテンシである通信、並びに他のセルラ通信サービスを提供するために、セルラV2X帯域で動作することができる。追加的又は代替的に、RSUは、Wi-Fiホットスポット(2.4GHz帯域)として動作することができ、かつ/又は1つ以上のセルラネットワークへの接続性を提供して、アップリンク及びダウンリンク通信を提供することができる。コンピューティング・デバイス及びRSUの無線周波数回路の一部又は全ては、屋外設置に適した耐候性エンクロージャにパッケージ化することができ、トラフィック信号コントローラ及び/又はバックホールネットワークに有線接続(例えば、イーサネット)を提供するためのネットワークインタフェースコントローラを含むことができる。
RANノード511のいずれかは、エアインタフェースプロトコルを終了し、UE501の第1の接点とし得る。いくつかの実施形態では、RANノード511のいずれも、RAN510のための様々な論理機能を果たすことができ、限定しないが、無線ベアラ管理、アップリンクとダウンリンク動的無線リソース管理及びデータ・パケット・スケジューリング、並びにモビリティ管理などの無線ネットワークコントローラ(RNC)を含む。
実施形態では、UE501は、様々な通信技術に従ったマルチキャリア通信チャネルを介して、OFDM通信信号を使用して、互いに又はRANノード511のいずれかと通信するように構成され得、この様々な通信技術は、限定しないが(例えば、ダウンリンク通信用の)OFDMA通信技術、又は(例えば、アップリンク及びProSe又はサイドリンク通信用の)SC-FDMA通信技術であるが、実施形態の範囲は、この点において限定されない。OFDM信号は、複数の直交サブキャリアを含むことができる。
いくつかの実施形態では、ダウンリンクリソースグリッドは、RANノード511のいずれかからUE501へのダウンリンク送信のために使用され、アップリンク送信は同様の技術を利用し得る。グリッドは、リソースグリッド又は時間周波数リソースグリッドと呼ばれる時間周波数グリッドとすることができ、それは、各スロット内のダウンリンクの物理的リソースである。このような時間周波数平面表現は、OFDMシステムの一般的な方法であり、それにより無線リソースの割当てが直感的なものとなる。リソースグリッドの各列及び各行は、それぞれ、1つのOFDMシンボル及び1つのOFDMサブキャリアに対応する。時間ドメイン内のリソースグリッドの持続時間は、無線フレーム内の1つのスロットに対応する。リソースグリッドの最小時間周波数単位は、リソースエレメントと表記する。各リソースグリッドは、多数のリソースブロックを含み、それは、リソースエレメントへの特定の物理チャネルのマッピングを表す。各リソースブロックは、リソースエレメントの集合を含み、周波数ドメインにおいて、これは、現在割り当てられ得るリソースの最小量を表すことができる。このようなリソースブロックを用いて伝達されるいくつかの異なる物理ダウンリンクチャネルが存在する。
様々な実施形態によれば、UE501及びRANノード511は、認可媒体(「認可スペクトル」及び/又は「認可帯域」とも呼ぶ)及び無認可共有媒体(「無認可スペクトル」及び/又は「無認可帯域」とも呼ぶ)を介して、データ(例えば、送信及び受信)データを通信する。認可スペクトルは、約400MHz~約3.8GHzの周波数範囲で動作するチャネルを含んでもよく、無認可スペクトルは5GHz帯域を含んでもよい。
無認可スペクトルで動作するために、UE501及びRANノード511は、LAA、eLAA、及び/又はfeLAA機構を使用して動作し得る。これらの実装形態では、無認可スペクトルにおいて送信する前に、無認可スペクトル内の1つ以上のチャネルが利用不可能であるか、又は別の方法で占有されているかを決定するために、UE501及びRANノード511は、1つ以上の既知の媒体検知動作及び/又はキャリア検知動作を実行してもよい。媒体/キャリア検知動作は、listen-before-talk(LBT)プロトコルに従って実行することができる。
LBTは、機器(例えば、UE501、RANノード511など)が媒体(例えば、チャネル又はキャリア周波数)を検知し、媒体がアイドル状態であると検知したとき(又は、媒体内の特定のチャネルが占有されていないと検知したとき)に送信する機構である。媒体検知動作は、チャネルが占有されているか又は空いているかを判断するために、少なくともEDを利用してチャネル上の他の信号の有無を判断するCCAを含んでもよい。このLBT機構は、無認可スペクトルにおいて、セルラ/LAAネットワークが現在の占有しているシステムと共存し、かつ他のLAAネットワークと共存することを可能にする。EDは、ある期間にわたって意図された送信帯域にわたってRFエネルギーを検知することと、検知されたRFエネルギーを所定の閾値又は設定された閾値と比較することとを含んでもよい。
典型的には、5GHz帯域における現在占有しているシステムは、IEEE802.11技術に基づくWLANである。WLANは、CSMA/CAと呼ばれる、コンテンションベースのチャネルアクセス機構を採用する。ここで、WLANノード(例えば、UE501、AP506などの移動局(MS))が送信することを意図する場合、WLANノードは、送信前にCCAを最初に実行し得る。更に、2つ以上のWLANノードが同時にチャネルをアイドル状態として検知し送信する状況において、衝突を回避するためにバックオフ機構が使用される。バックオフ機構は、CWS内でランダムに抽出されるカウンタであってもよく、これは、衝突の発生時に指数関数的に増加され、送信が成功したときに最小値にリセットされる。LAA用に設計されたLBT機構は、WLANのCSMA/CAと幾分類似している。いくつかの実装形態では、PDSCH又はPUSCH送信をそれぞれ含むDL又はUL送信バーストのためのLBT手順は、X ECCAスロットとY ECCAスロットとの間の長さが可変であるLAA競合ウィンドウを有することができ、X及びYは、LAAのためのCWSの最小値及び最大値である。一例では、LAA送信のための最小CWSは、9マイクロ秒(μs)であってもよいが、CWS及びMCOTのサイズ(例えば、送信バースト)は、政府規制上の要件に基づいてもよい。
LAA機構は、LTEアドバンストシステムのCA技術に基づいて構築されている。CAでは、各集約されたキャリアはCCと呼ばれる。CCは、1.4、3、5、10、15、又は20MHzの帯域幅を有することができ、最大5つのCCを集約することができ、従って、集約された最大帯域幅は100MHzである。FDDシステムでは、集約されたキャリアの数は、DLとULとで異なることがあり、UL CCの数は、DLコンポーネントキャリアの数以下である。場合によっては、個々のCCは、他のCCとは異なる帯域幅を有することができる。TDDシステムでは、CCの数及び各CCの帯域幅は、通常、DL及びULに対して同じである。
CAはまた、個々のCCを提供する個々のサービングセルを含む。例えば、異なる周波数帯域におけるCCは、異なる経路喪失を経験するので、サービングセルのカバレッジは異なり得る。プライマリサービスセル又はPCellは、UL及びDLの両方にPCCを提供することができ、RRC及びNAS関連のアクティビティを処理することができる。他のサービングセルはSCellと呼ばれ、各SCellはULとDLの両方に個別のSCCを提供し得る。SCCは、必要に応じて追加及び除去され得る一方で、PCCを変更するには、UE501が、ハンドオーバを受けることが必要である。LAA、eLAA、及びfeLAAでは、SCellの一部又は全部は、無認可スペクトル(「LAA SCell」と呼ばれる)で動作することができ、LAA SCellは、認可スペクトルで動作するPCellによって支援される。UEが2つ以上のLAA SCellで構成される場合、UEは、同じサブフレーム内の異なるPUSCH開始位置を示す、構成されたLAA SCell上でULグラントを受信することができる。
PDSCHは、ユーザデータ及び上位層シグナリングをUE501に搬送する。PDCCHは、とりわけ、PDSCHチャネルに関連するトランスポートフォーマット及びリソース割当てに関する情報を搬送する。また、それは、アップリンク共有チャネルに関する、送信フォーマット、リソース割当て、及びHARQ情報について、UE501に通知し得る。典型的には、ダウンリンクスケジューリング(制御及び共有チャネル・リソース・ブロックをセル内のUE501bに割り当てる)は、UE501のいずれかからフィードバックされるチャネル品質情報に基づいて、RANノード511のいずれかで実行され得る。ダウンリンクリソース割当て情報は、UE501の各々に対して使用される(例えば、割り当てられた)PDCCHで送信され得る。
PDCCHは、CCEを使用して制御情報を伝達する。リソースエレメントにマッピングされる前に、PDCCH複素数値シンボルは最初に、4つ組(quadruplets)に編成されてもよく、その後、レートマッチングのためのサブブロックインターリーバを用いて入れ替えられてもよい。各PDCCHを、これらのCCEのうちの1つ以上を用いて送信してもよく、各CCEは、REGとして知られる4つの物理リソースエレメントの9つのセットに対応することができる。4つの四位相偏移変調(QPSK)シンボルを各REGにマッピングしてもよい。PDCCHは、DCIのサイズ及びチャネル状態に応じて、1つ以上のCCEを用いて送信することができる。異なる数のCCE(例えば、アグリゲーションレベル、L=1、2、4、又は8)を有するLTEに定義される4つ以上の異なるPDCCHフォーマットが存在し得る。
いくつかの実施形態は、上記の概念の拡張である制御チャネル情報のためのリソース割当てのための概念を使用することができる。例えば、いくつかの実施形態は、制御情報送信のためにPDSCHリソースを使用するEPDCCHを利用することができる。EPDCCHを、1つ以上のECCEを用いて送信してもよい。上記と同様に、各ECCEは、EREGとして知られる4つの物理リソースエレメントからなる9つのセットに対応し得る。ECCEは、一部の状況では、他の数のEREGを有してもよい。
RANノード511は、インタフェース512を介して互いに通信するように構成され得る。システム500がLTEシステム(例えば、CN520が図6のEPC620である場合)である実施形態では、インタフェース512は、X2インタフェース512であり得る。X2インタフェースは、EPC520に接続する2つ以上のRANノード511(例えば、2つ以上のeNBなど)間、及び/又はEPC520に接続する2つのeNB間に定義されてもよい。いくつかの実装形態では、X2インタフェースは、X2ユーザプレーンインタフェース(X2-U)及びX2制御プレーンインタフェース(X2-C)を含むことができる。X2-Uは、X2インタフェースを介して転送されるユーザデータパケットのためのフロー制御機構を提供し得、eNB間のユーザデータの配信に関する情報を通信するために使用され得る。例えば、X2-Uは、MeNBからSeNBへ転送されるユーザデータのための特定のシーケンス番号情報と、ユーザデータのために、SeNBからUE501へのPDCP PDUのシーケンス配信の成功に関する情報と、UE501に配信されなかったPDCP PDUの情報と、UEユーザデータに送信するためのSeNBにおける現在の最小所望バッファサイズに関する情報などを提供し得る。X2-Cは、ソースeNBからターゲットeNBへのコンテキスト転送、ユーザプレーントランスポート制御等を含む、LTE内アクセスモビリティ機能と、負荷管理機能と、セル間干渉調整機能とを提供し得る。
システム500が5G又はNRシステム(例えば、CN520が図7の5GC720である場合)である実施形態では、インタフェース512は、Xnインタフェース512であり得る。Xnインタフェースは、5GC520に接続する2つ以上のRANノード511(例えば、2つ以上のgNBなど)間、5GC520に接続するRANノード511(例えば、gNB)とeNBとの間、及び/又は5GC520に接続する2つのeNB間に定義される。いくつかの実装形態では、Xnインタフェースは、Xnユーザプレーン(Xn-U)インタフェース及びXn制御プレーン(Xn-C)インタフェースを含むことができる。Xn-Uは、ユーザプレーンPDUの非保証配信を提供し、データ転送及びフロー制御機能をサポート/提供することができる。Xn-Cは、管理及びエラー処理機能、Xn-Cインタフェースを管理する機能、1つ以上のRANノード511間の接続モードのためのUEモビリティを管理する機能を含む接続モード(例えば、CM-CONNECTED)のUE501のためのモビリティサポートを提供し得る。モビリティサポートは、古い(ソース)サービングRANノード511から新しい(ターゲット)サービングRANノード511へのコンテキスト転送、及び古い(ソース)サービングRANノード511と新しい(ターゲット)サービングRANノード511との間のユーザプレーントンネルの制御を含み得る。ユーザプレーンPDUを搬送するために、Xn-Uのプロトコルスタックは、インターネットプロトコル(IP)トランスポート層上に構築されたトランスポートネットワーク層と、UDP層及び/又はIP層の上のGTP-U層とを含むことができる。Xn-Cプロトコルスタックは、アプリケーション層シグナリングプロトコル(Xnアプリケーションプロトコル(Xn-AP)と呼ばれる)と、SCTP上に構築されたトランスポートネットワーク層とを含むことができる。SCTPは、IP層の上にあってもよく、アプリケーション層メッセージの保証された配信を提供してもよい。トランスポートIP層では、シグナリングPDUを配信するためにポイントツーポイント送信が使用される。他の実装形態では、Xn-Uプロトコルスタック及び/又はXn-Cプロトコルスタックは、本明細書に示し説明したユーザプレーン及び/又は制御プレーンプロトコルスタックと同じ又は同様であってもよい。
RAN510は、コアネットワーク、本実施形態ではコアネットワーク(CN)520に通信可能に連結されるように示している。CN520は、RAN510を介してCN520に接続されている顧客/加入者(例えば、UE501のユーザ)に様々なデータ及び電気通信サービスを提供するように構成された複数のネットワーク要素522を備え得る。CN520の構成要素は、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取って実行するための構成要素を含む、1つの物理ノード又は別個の物理ノードに実装されてもよい。いくつかの実施形態では、NFVを利用して、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体(以下で更に詳細に説明する)に記憶された実行可能命令を介して、上述のネットワークノード機能のいずれか又は全てを仮想化することができる。CN520の論理インスタンス化は、ネットワークスライスと呼ばれ、CN520の一部の論理インスタンス化は、ネットワークサブスライスと呼ばれ得る。NFVアーキテクチャ及びインフラストラクチャは、業界標準のサーバハードウェア、記憶ハードウェア、又はスイッチの組合わせを含む物理リソース上で、1つ以上のネットワーク機能を仮想化するために使用されてもよく、或いは専用ハードウェアによって実行されてもよい。言い換えれば、NFVシステムを使用して、1つ以上のEPC構成要素/機能の仮想の又は再構成可能な実装を実行することができる。
一般に、アプリケーションサーバ530は、コアネットワーク(例えば、UMTS PSドメイン、LTE PSデータサービスなど)でIPベアラリソースを使用するアプリケーションを提供する要素であってもよい。アプリケーションサーバ530はまた、EPC520を介してUE501のために1つ以上の通信サービス(例えば、VoIPセッション、PTTセッション、グループ通信セッション、ソーシャル・ネットワーキング・サービスなど)をサポートするように構成され得る。
実施形態では、CN520は、5GC(「5GC520」などと呼ぶ)であってもよく、RAN510は、NGインタフェース513を介してCN520に接続されてもよい。実施形態では、NGインタフェース513は、RANノード511とUPFとの間でトラフィックデータを搬送するNGユーザプレーン(NG-U)インタフェース514と、RANノード511とAMFとの間のシグナリングインタフェースであるS1制御プレーン(NG-C)インタフェース515との2つの部分に分割され得る。CN520が5GC520である実施形態は、図7に関して詳細に説明する。
実施形態では、CN520は、5GCN(「5GC520」などと呼ぶ)であってもよく、他の実施形態では、CN520はEPCであってもよい。CN520がEPC(「EPC520」などと呼ぶ)である場合、RAN510は、S1インタフェース513を介してCN520と接続され得る。実施形態では、S1インタフェース513は、RANノード511とS-GWとの間でトラフィックデータを搬送するS1ユーザプレーン(S1-U)インタフェース514と、RANノード511とMMEとの間のシグナリングインタフェースであるS1-MMEインタフェース515との2つの部分に分割され得る。
図6は、様々な実施形態による、第1のCN620を含むシステム600の例示的なアーキテクチャを示す。この実施例では、システム600は、CN620が図5のCN520に対応するEPC620であるLTE規格を実装し得る。更に、UE601は、図5のUE501と同じか又は同様であってもよく、E-UTRAN610は、図5のRAN510と同じか又は同様であってもよく、前述したRANノード511を含み得るRANであってもよい。CN620は、MME621、S-GW622、P-GW623、HSS624、及びSGSN625を備え得る。
MME621は、レガシーSGSNの制御プレーンと機能が類似していてもよく、UE601の現在位置を追跡するためにMM機能を実施し得る。MME621は、ゲートウェイ選択及びトラッキングエリアリスト管理などのアクセスのモビリティ態様を管理するために、様々なMM手順を実行し得る。MM(E-UTRANシステムでは「EPS MM」又は「EMM」とも呼ぶ)は、UE601の現在位置に関する知識を維持し、ユーザアイデンティティの機密性を提供し、かつ/又はユーザ/加入者に他の同様のサービスを実行するために使用される全ての適用可能な手順、方法、データストレージなどを指し得る。各UE601及びMME621は、MM又はEMMサブ層を含み得、アタッチ手順が正常に完了したときに、UE601及びMME621においてMMコンテキストが確立され得る。MMコンテキストは、UE601のMM関連情報を記憶するデータ構造又はデータベースオブジェクトであってもよい。MME621は、S6a参照点を介してHSS624と連結されてもよく、S3参照点を介してSGSN625と連結されてもよく、S11参照点を介してS-GW622と連結されてもよい。
SGSN625は、個々のUE601の位置を追跡し、セキュリティ機能を実行することによって、UE601にサービス提供するノードであってもよい。更に、SGSN625は、2G/3GとE-UTRAN 3GPPアクセスネットワークとの間のモビリティのためのEPC間ノードシグナリングと、MME621によって指定されたPDN及びS-GW選択と、MME621によって指定されたUE601の時間帯機能の処理と、E-UTRAN 3GPPアクセスネットワークへのハンドオーバのためのMME選択とを実行し得る。MME621とSGSN625との間のS3参照点は、アイドル状態及び/又はアクティブ状態における3GPP間アクセス・ネットワーク・モビリティのためのユーザ及びベアラ情報交換を可能にする。
HSS624は、ネットワークユーザのデータベースを備えてもよく、ネットワークエンティティの通信セッションの取扱いをサポートする加入関連情報を含む。EPC620は、モバイル加入者の数、機器の容量、ネットワークの組織などに応じて、1つ以上のHSS624を備え得る。例えば、HSS624は、ルーティング/ローミング、認証、認可、命名/アドレス指定解決、位置依存関係などのサポートを提供し得る。HSS624とMME621との間のS6a参照点は、HSS624とMME621との間のEPC620へのユーザアクセスを認証/認可するための加入及び認証データの転送を可能にする。
S-GW622は、RAN610に対するS1インタフェース513(図6における「S1-U」)を終了させ、RAN610とEPC620との間でデータパケットをルーティングし得る。加えて、S-GW622は、RANノード間ハンドオーバのためのローカルモビリティアンカーポイントであってもよく、また、3GPP間モビリティのためのアンカーを提供してもよい。他の責任として、合法的傍受、課金、及び一部のポリシー施行を含んでもよい。S-GW622とMME621との間のS11参照点は、MME621とS-GW622との間に制御プレーンを提供し得る。S-GW622は、S5参照点を介してP-GW623と連結され得る。
P-GW623は、PDN630に対するSGiインタフェースを終了し得る。P-GW623は、IPインタフェース525(例えば、図5を参照)を介して、EPC620と、アプリケーションサーバ530を含むネットワーク(代替的に「AF」と呼ぶ)などの外部ネットワークとの間でデータパケットをルーティングしてもよい。実施形態では、P-GW623は、IP通信インタフェース525(例えば、図5を参照)を介して、アプリケーションサーバ(図5のアプリケーションサーバ530又は図6のPDN630)に通信可能に連結され得る。P-GW623とS-GW622との間のS5参照点は、P-GW623とS-GW622との間のユーザ・プレーン・トンネリング及びトンネル管理を提供し得る。S5参照点はまた、UE601のモビリティに起因して、かつS-GW622が必要とするPDN接続性のために非並置のP-GW623に接続する必要がある場合に、S-GW622の再配置のために使用され得る。P-GW623は、ポリシー施行及び課金データ収集のためのノード(例えば、PCEF(図示せず))を更に含み得る。加えて、P-GW623とパケット・データ・ネットワーク(PDN)630との間のSGi参照点は、例えば、IMSサービスを提供するために、オペレータ外部公衆、プライベートPDN、又はオペレータ内パケット・データ・ネットワークであってもよい。P-GW623は、Gx参照点を介してPCRF626と連結され得る。
PCRF626は、EPC620のポリシー及び課金制御要素である。非ローミングシナリオでは、UE601のIP接続性アクセスネットワーク(IP-CAN)セッションに関連付けられたホーム地上公共移動通信ネットワーク(HPLMN)内に、単一のPCRF626が存在し得る。トラフィックのローカルブレークアウトを伴うローミングシナリオでは、UE601のIP-CANセッションに関連付けられた2つのPCRF、すなわち、HPLMN内のホームPCRF(H-PCRF)、及び訪問先地上公共移動通信ネットワーク(VPLMN)内の訪問先PCRF(V-PCRF)が存在し得る。PCRF626は、P-GW623を介してアプリケーションサーバ630に通信可能に連結されてもよい。アプリケーションサーバ630は、PCRF626に信号を送って、新しいサービスフローを指示し、適切なQoS及び課金パラメータを選択し得る。PCRF626は、この規則を、適切なTFT及びQCIを有するPCEF(図示せず)にプロビジョニングし得、これによりアプリケーションサーバ630が指定したQoS及び課金を開始する。PCRF626とP-GW623との間のGx参照点は、PCRF626からP-GW623のPCEFへのQoSポリシー及び課金ルールの転送を可能にする。Rx参照点は、PDN630(又は「AF630」)とPCRF626との間に存在し得る。
図7は、様々な実施形態による第2のCN720を含むシステム700のアーキテクチャを示す。システム700は、前述したUE501及びUE601と同じ又は類似であり得るUE701と、前述したRAN510及びRAN610と同じか又は同様であり、前述したRANノード511を含み得る(R)AN710と、例えば、オペレータサービス、インターネットアクセス、又はサード・パーティ・サービスであってもよいDN703と、5GC720とを含むように示している。5GC720は、AUSF722と、AMF721と、SMF724と、NEF723と、PCF726と、NRF725と、UDM727と、AF728と、UPF702と、NSSF729とを含み得る。
UPF702は、RAT内及びRAT間モビリティのためのアンカーポイント、DN703に相互接続する外部PDUセッションポイント、及びマルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイントとして機能し得る。UPF702はまた、パケットルーティング及び転送を実行し、パケット検査を実行し、ポリシールールのユーザプレーン部を施行し、パケットを合法的に傍受し(UPコレクション)、トラフィック使用レポートを実行し、ユーザプレーンに対するQoS処理を実行し(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DLレート施行)、アップリンクトラフィック検証を実行し(例えば、SDFからQoSへのフローマッピング)、アップリンク及びダウンリンクにおけるトランスポート・レベル・パケット・マーキングを実施し、ダウンリンク・パケット・バッファ及びダウンリンクデータ通知トリガを実行し得る。UPF702は、データネットワークへのルーティング・トラフィック・フローをサポートするためのアップリンク分類子を含み得る。DN703は、様々なネットワーク・オペレータ・サービス、インターネットアクセス、又はサード・パーティ・サービスを表し得る。DN703は、前述したアプリケーションサーバ530を含んでもよく、又はこれと同様であってもよい。UPF702は、SMF724とUPF702との間のN4参照点を介してSMF724と相互作用し得る。
AUSF722は、UE701の認証のためのデータを記憶し、認証関連機能を処理し得る。AUSF722は、様々なアクセスタイプのための一般的な認証フレームワークを容易にし得る。AUSF722は、AMF721とAUSF722との間のN12参照点を介してAMF721と通信し、UDM727とAUSF722との間のN13参照点を介してUDM727と通信し得る。加えて、AUSF722は、Nausfサービスベースのインタフェースを示し得る。
AMF721は、(例えば、UE701などを登録する)登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、及びAMF関連イベントの合法的傍受、並びにアクセス認証及び認可に関与し得る。AMF721は、AMF721とSMF724との間のN11参照点の終端点であり得る。AMF721は、UE701とSMF724との間のSMメッセージのトランスポートを提供し、SMメッセージをルーティングするための透過型プロキシとして機能し得る。AMF721はまた、UE701とSMSF(図7に示さず)との間のSMSメッセージのためのトランスポートを提供し得る。AMF721は、AUSF722及びUE701との相互作用と、UE701の認証プロセスの結果として確立された中間鍵の受信とを含み得るSEAFとして機能し得る。USIMベースの認証が使用される場合、AMF721は、AUSF722からセキュリティマテリアルを取得し得る。AMF721はまた、アクセスネットワーク固有の鍵を導出するために使用するSEAからの鍵を受信するSCM機能を含み得る。更に、AMF721は、RAN CPインタフェースの終端点であってもよく、(R)AN710とAMF721との間のN2参照点を含むか又はN2参照点であってもよく、AMF721は、NAS(N1)シグナリングの終端点であってもよく、NAS暗号化及び完全性保護を実行し得る。
AMF721はまた、N3IWFインタフェースを介したUE701とのNASシグナリングをサポートし得る。N3IWFを使用して、信頼できないエンティティへのアクセスを提供することができる。N3IWFは、制御プレーンの(R)AN710とAMF721との間のN2インタフェースの終端点であってもよく、ユーザプレーンの(R)AN710とUPF702との間のN3参照点の終端点であってもよい。したがって、AMF721は、PDUセッション及びQoSのためにSMF724及びAMF721からのN2シグナリングを処理し、IPsec及びN3トンネリングのためにパケットをカプセル化/カプセル化解除し、アップリンクでN3ユーザ・プレーン・パケットをマーキングし、N2を介して受信されたそのようなマーキングに関連するQoS要件を考慮してN3パケットマーキングに対応するQoSを実施し得る。N3IWFはまた、UE701とAMF721との間のN1参照点を介してUE701とAMF721との間のアップリンク及びダウンリンク制御プレーンNASシグナリングを中継し、UE701とUPF702との間のアップリンク及びダウンリンク・ユーザプレーン・パケットを中継し得る。N3IWFはまた、UE701とのIPsecトンネル確立のためのメカニズムを提供する。AMF721は、Namfサービスベースのインタフェースを示し、2つのAMF721間のN14参照点、及びAMF721と5G-EIR(図7に示さず)との間のN17参照点の終端点であってよい。
UE701は、ネットワークサービスを受信するためにAMF721に登録する必要があり得る。RMは、UE701をネットワーク(例えば、AMF721)に登録又は登録解除し、ネットワーク(例えば、AMF721)内のUEコンテキストを確立するために使用される。UE701は、RM-REGISTERED状態又はRM-DEREGISTERED状態で動作し得る。RM-DEREGISTERED状態では、UE701はネットワークに登録されず、AMF721内のUEコンテキストは、UE701がAMF721によって到達されないように、UE701に対する有効な位置又はルーティング情報を保持しない。RM-REGISTERED状態では、UE701はネットワークに登録され、AMF721内のUEコンテキストは、UE701がAMF721によって到達可能であるように、UE701に対する有効な位置又はルーティング情報を保持し得る。RM-REGISTERED状態では、とりわけ、UE701は、モビリティ登録更新手順を実行し、(例えば、UE701が依然としてアクティブであることをネットワークに通知するために)周期的更新タイマの満了によってトリガされる周期的登録更新手順を実行し、UE能力情報を更新するか、又はネットワークとプロトコルパラメータを再ネゴシエートする登録更新手順を実行し得る。
AMF721は、UE701に対する1つ以上のRMコンテキストを記憶し得、各RMコンテキストは、ネットワークへの特定のアクセスに関連付けられる。RMコンテキストは、とりわけ、アクセスタイプごとの登録状態及び定期更新タイマを示すか又は記憶するデータ構造、データベースオブジェクトなどであってもよい。AMF721はまた、前述した(E)MMコンテキストと同じ又は同様であり得る5GC MMコンテキストを記憶し得る。様々な実施形態では、AMF721は、関連MMコンテキスト又はRMコンテキストにUE701のCEモードB制限パラメータを記憶し得る。AMF721はまた、必要に応じて、UEコンテキスト(及び/又はMM/RMコンテキスト)に既に記憶されているUEの使用設定パラメータから値を導出し得る。
CMを使用して、N1インタフェースを介してUE701とAMF721との間のシグナリング接続を確立及び解放し得る。シグナリング接続は、UE701とCN720との間のNASシグナリング交換を可能にするために使用され、UEとAN(例えば、非3GPPアクセスのためのRRC接続又はUE-N3IWF接続)との間のシグナリング接続と、AN(例えば、RAN710)とAMF721との間のUE701のためのN2接続との両方を備える。UE701は、CM-IDLEモード又はCM-CONNECTEDモードの2つのCM状態のいずれかで動作し得る。UE701がCM-IDLE状態/モードで動作しているとき、UE701は、N1インタフェースを介したAMF721とのNASシグナリング接続を確立されていなくてもよく、UE701のための(R)AN710シグナリング接続(例えば、N2及び/又はN3接続)があってもよい。UE701がCM-CONNECTED状態/モードで動作しているとき、UE701は、N1インタフェースを介してAMF721と確立されたNASシグナリング接続を有していてもよく、UE701のための(R)AN710シグナリング接続(例えば、N2及び/又はN3接続)があってもよい。(R)AN710とAMF721との間のN2接続の確立により、UE701は、CM-IDLEモードからCM-CONNECTEDモードに遷移し得、UE701は、(R)AN710とAMF721との間のN2シグナリングが解放されたときに、CM-CONNECTEDモードからCM-IDLEモードに遷移し得る。
SMF724は、SM(例えば、UPFとANノードとの間のトンネル維持を含む、セッションの確立、変更、及び解放)、UE IPアドレス割当て及び管理(任意選択的な認可を含む)、UP機能の選択及び制御、適切な宛先にトラフィックをルーティングするために、UPFでトラフィックステアリングを構成すること、ポリシー制御機能に向かうインタフェースの終了、ポリシー施行及びQoSの一部の制御、(SMイベント及びLIシステムへのインタフェースの)合法的傍受、NASメッセージのSM部分の終了、ダウンリンクデータ通知、N2上でAMFを介してANに送信されるAN固有SM情報を開始すること、及びセッションのSSCモードの判定に関与し、実行し得る。SMは、PDUセッションの管理を指し、PDUセッション又は「セッション」は、UE701と、データネットワーク名(DNN)によって識別されるデータネットワーク(DN)703との間のPDUの交換を提供又は可能にするPDU接続性サービスを指し得る。PDUセッションは、UE701要求時に確立され、UE701及び5GC720要求時に変更され、UE701とSMF724との間のN1参照点を介して交換されたNAS SMシグナリングを使用してUE701及び5GC720要求時に解放され得る。5GC720は、アプリケーションサーバからの要求に応じて、UE701における特定のアプリケーションをトリガし得る。トリガメッセージの受信に応答して、UE701は、トリガメッセージ(又はトリガメッセージの関連部分/情報)をUE701内の1つ以上の識別されたアプリケーションに渡し得る。UE701内の識別されたアプリケーション(複数可)は、特定のDNNへのPDUセッションを確立し得る。SMF724は、UE701要求がUE701に関連付けられたユーザサブスクリプション情報に準拠しているか否かをチェックし得る。この点に関して、SMF724は、SMF724レベル加入データに対する更新通知をUDM727から取得すること、及び/又は受信することを要求し得る。
SMF724は、以下のローミング機能を含み得る:QoS SLA(VPLMN)を適用するためのローカル施行の処理、課金データの収集及び課金インタフェース(VPLMN)、(VPLMN内でのSMイベント及びLIシステムへのインタフェースの)合法的傍受、及び、外部DNによるPDUセッションの認可/認証のためのシグナリングの伝送のための外部DNとの相互作用のためのサポート。2つのSMF724間のN16参照点は、システム700に含まれてもよく、これは、ローミングシナリオにおける訪問先ネットワーク内の別のSMF724とホームネットワーク内のSMF724との間であってもよい。加えて、SMF724は、Nsmfサービスベースのインタフェースを示し得る。
NEF723は、サードパーティ、内部開示/再開示、アプリケーション機能(例えば、AF728)、エッジコンピューティング又はフォッグ・コンピューティング・システムなどのための3GPPネットワーク機能によって提供されるサービス及び能力を安全に開示するための手段を提供し得る。そのような実施形態では、NEF723は、AFを認証、認可、及び/又は調整し得る。NEF723はまた、AF728と交換された情報、及び内部ネットワーク機能と交換された情報を変換し得る。例えば、NEF723は、AFサービス識別子と内部5GC情報との間で変換し得る。NEF723はまた、他のネットワーク機能の開示した能力に基づいて、他のネットワーク機能(NF)から情報を受信し得る。この情報は、構造化されたデータとしてNEF723に、又は標準化されたインタフェースを使用してデータストレージNFに記憶され得る。次いで、記憶された情報は、NEF723によって他のNF及びAFに再開示され、かつ/又は分析などの他の目的に使用され得る。更に、NEF723は、Nnefサービスベースのインタフェースを示し得る。
NRF725は、サービス発見機能をサポートし、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、発見されたNFインスタンスの情報をNFインスタンスに提供し得る。NRF725はまた、利用可能なNFインスタンス及びそれらのサポートされたサービスの情報を維持する。本明細書で使用するとき、用語「インスタンス化する」、「インスタンス化」などは、インスタンスの作成を指すことができ、「インスタンス」は、例えば、プログラムコードの実行中に発生し得るオブジェクトの具体的な発生を指すことができる。加えて、NRF725は、Nnrfサービスベースのインタフェースを示し得る。
PCF726は、ポリシールールを制御プレーン機能(複数可)に提供して、それらを施行し、また、統合ポリシーフレームワークをサポートして、ネットワーク挙動を統制し得る。PCF726はまた、UDM727のUDRにおけるポリシー決定に関連する加入情報にアクセスするために、FEを実装し得る。PCF726は、PCF726とAMF721との間のN15参照点を介してAMF721と通信し、ローミングシナリオの場合、訪問先ネットワーク内のPCF726、及びAMF721を含み得る。PCF726は、PCF726とAF728との間のN5参照点を介してAF728と通信し、PCF726とSMF724との間のN7参照点を介してSMF724と通信し得る。システム700及び/又はCN720はまた、(ホームネットワーク内の)PCF726と訪問先ネットワーク内のPCF726との間にN24参照点を含み得る。更に、PCF726は、Npcfサービスベースのインタフェースを示し得る。
UDM727は、加入関連情報を処理して、通信セッションのネットワークエンティティの処理をサポートし、UE701の加入データを記憶し得る。例えば、加入データは、UDM727とAMFの間のN8参照点を介してUDM727とAMF721の間で通信され得る。UDM727は、アプリケーションFE及びUDRの2つの部分を含み得る(FE及びUDRは図7に示さず)。UDRは、UDM727及びPCF726の加入データ及びポリシーデータ、並びに/又はNEF723の開示及びアプリケーションデータ(アプリケーション検出のためのPFD、複数のUE701のためのアプリケーション要求情報を含む)のための構造化データを記憶し得る。Nudrサービスベースのインタフェースは、UDM727、PCF726、及びNEF723が、記憶されたデータの特定のセットにアクセスし、更に、UDRにおける関連データ変更の通知を読み取り、更新(例えば、追加、修正)し、削除し、かつサブスクライブを実施し得るように、UDR221によって提示され得る。UDMは、クレデンシャル、位置管理、加入管理などの処理を担当するUDM FEを含んでもよい。いくつかの異なるフロントエンドが、異なるトランザクションにおいて同じユーザにサービスを提供することができる。UDM-FEは、UDRに記憶されたサブスクリプション情報にアクセスし、認証クレデンシャル処理、ユーザ識別処理、アクセス許可、登録/モビリティ管理、及びサブスクリプション管理を実行する。UDRは、UDM727とSMF724との間のN10参照点を介してSMF724と相互作用し得る。UDM727はまた、SMS管理をサポートし得、SMS-FEは、前述したものと同様のアプリケーションロジックを実装する。加えて、UDM727は、Nudmサービスベースのインタフェースを示し得る。
AF728は、トラフィックルーティングにアプリケーションの影響を与え、NCEへのアクセスを提供し、ポリシー制御のためにポリシーフレームワークと相互作用し得る。NCEは、エッジコンピューティング実装に使用し得る、NEF723を介して5GC720及びAF728が互いに情報を提供し得る機構であってもよい。そのような実装形態では、ネットワークオペレータ及びサード・パーティ・サービスは、UE701のアタッチの接続ポイントの近くでホストされて、エンドツーエンドレイテンシ及びトランスポートネットワーク上の負荷の低減を通じて効率的なサービス配信を達成し得る。エッジコンピューティング実装形態では、5GCは、UE701に近接したUPF702を選択し、N6インタフェースを介してUPF702からDN703へのトラフィックステアリングを実行し得る。これは、UE加入データ、UE位置、及びAF728によって提供される情報に基づいてもよい。このようにして、AF728は、UPF(再)選択及びトラフィックルーティングに影響を及ぼし得る。オペレータの配備に基づいて、AF728が信頼されたエンティティであると見なされたとき、ネットワークオペレータは、AF728が、関連するNFと直接相互作用することを許可し得る。更に、AF728は、Nafサービスベースのインタフェースを示し得る。
NSSF729は、UE701にサービスを提供するネットワーク・スライス・インスタンスのセットを選択し得る。NSSF729はまた、必要に応じて、許可されたNSSAI、及びサブスクライブされたS-NSSAIへのマッピングを決定し得る。NSSF729はまた、好適な構成に基づいて、場合によってはNRF725を照会することによって、UE701にサービス提供するために使用されるAMFセットを、又は候補AMF(複数可)721のリストを決定し得る。UE701に対するネットワーク・スライス・インスタンスのセットの選択は、AMF721の変化につながり得るNSSF729と相互作用することによってUE701が登録されるAMF721によってトリガされ得る。NSSF729は、AMF721とNSSF729との間のN22参照点を介してAMF721と相互作用し、N31参照点(図7に示さず)を介して訪問先ネットワーク内の別のNSSF729と通信し得る。更に、NSSF729は、Nnssfサービスベースのインタフェースを示し得る。
前述したように、CN720は、SMS加入チェック及び検証に関与して、UE701との間、SMS-GMSC/IWMSC/SMSルータなどの他のエンティティとの間のSMメッセージを中継し得るSMSFを含み得る。SMSはまた、UE701がSMS転送に利用可能であることを通知する手順のために、AMF721及びUDM727と相互作用し得る(例えば、UE到達不能フラグを設定し、UE701がSMSのために利用可能である場合にUDM727に通知する)。
CN120はまた、データ・ストレージ・システム/アーキテクチャ、5G-EIR、SEPPなど、図7に示していない他の要素を含み得る。データ・ストレージ・システムは、SDSF、UDSFなどを含むことができる。任意のNFは、任意のNFとUDSFとの間のN18参照点(図7に示さず)を介して、非構造化データをUDSF(例えば、UEコンテキスト)に記憶し、UDSFから取り出し得る。個々のNFは、各非構造化データを記憶するためにUDSFを共有することができ、又は個々のNFがそれぞれ、独自のUDSFを個々のNFにおいて又はその近くに有することができる。更に、UDSFは、Nudsfサービスベースのインタフェース(図7に示さず)を示し得る。5G-EIRは、特定の機器/エンティティがネットワークのブラックリストに記載されているかどうかを判定するためにPEIのステータスをチェックするNFであってもよく、SEPPは、PLMN間制御プレーンインタフェース上でトポロジ隠蔽、メッセージフィルタリング、及びポリシングを実行する非透過プロキシであってもよい。
更に、NF内のNFサービス間には、より多くの参照点及び/又はサービスベースのインタフェースが存在してもよい。しかしながら、これらのインタフェース及び参照点は、明確化のために図7から省略されている。一実施例では、CN720は、CN720とCN620との間のインターワーキングを可能にするために、MME(例えば、MME621)とAMF721との間のCN間インタフェースであるNxインタフェースを含み得る。他の例示的なインタフェース/参照点は、5G-EIRによって提示されるN5g-EIRサービスベースのインタフェースと、訪問先ネットワーク内のNRFとホームネットワーク内のNRFとの間のN27参照点と、訪問先ネットワーク内のNSSFとホームネットワーク内のNSSFとの間のN31参照点とを含むことができる。
図8は、様々な実施形態による、インフラストラクチャ機器800の一実施例を示す。インフラストラクチャ機器800(又は「システム800」)は、基地局、無線ヘッド、RANノード511などのRANノード、及び/又は前述して示したAP506、アプリケーションサーバ530、並びに/又は本明細書で説明する任意の他の要素/デバイスとして実装され得る。他の実施例では、システム800は、UEにおいて、又はUEによって実装され得る。
システム800は、アプリケーション回路805と、ベースバンド回路810と、1つ以上の無線フロント・エンド・モジュール(RFEM)815と、メモリ回路820と、電力管理集積回路(PMIC)825と、電力T回路830と、ネットワークコントローラ回路835と、ネットワーク・インタフェース・コネクタ840と、衛星測位回路845と、ユーザインタフェース850とを含む。いくつかの実施形態では、デバイス800は、例えば、メモリ/ストレージ、ディスプレイ、カメラ、センサ、又は入力/出力(I/O)インタフェースなどの追加の要素を含み得る。他の実施形態では、以下で説明する構成要素を2つ以上のデバイスに含み得る。例えば、当該回路は、CRAN、vBBU、又は他の同様の実装のために2つ以上のデバイスに別々に含まれてもよい。
アプリケーション回路805は、限定しないが、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)、キャッシュメモリ、並びに低ドロップアウト電圧レギュレータ(LDO)、割込みコントローラ、SPI、I2C、又はユニバーサル・プログラマブル・シリアル・インタフェース・モジュールなどのシリアルインタフェース、リアルタイムクロック(RTC)、インタバル及びウォッチドッグタイマを含むタイマカウンタ、汎用入出力(I/O又はIO)、セキュアデジタル(SD)マルチメディアカード(MMC)などのメモリ・カード・コントローラ、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)インタフェース、モバイル・インダストリー・プロセッサ・インタフェース(MIPI)インタフェース、及びJoint Test Access Group(JTAG)テスト・アクセス・ポートなどの回路の1つ以上を含む。アプリケーション回路805のプロセッサ(又はコア)は、メモリ/記憶要素に連結されてもよいし、メモリ/記憶要素を含んでもよく、様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムをシステム800上で実行し得るために、メモリ/ストレージに記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの実装形態では、メモリ/記憶要素はオンチップメモリ回路であってもよく、これは、DRAM、SRAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、ソリッドステートメモリ、及び/又は本明細書で説明されるような任意の他のタイプのメモリデバイス技術などの任意の適切な揮発性及び/又は不揮発性メモリを含んでもよい。
アプリケーション回路805のプロセッサ(複数可)は、例えば、1つ以上のプロセッサコア(CPU)、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のグラフィック処理ユニット(GPU)、1つ以上の縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、1つ以上のAcorn RISCマシン(ARM)プロセッサ、1つ以上の複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、1つ以上のFPGA、1つ以上のPLD、1つ以上のASIC、1つ以上のマイクロプロセッサ若しくはコントローラ、或いはこれらの任意の好適な組合わせを含み得る。いくつかの実施形態では、アプリケーション回路805は、本明細書の様々な実施形態に従って動作する専用プロセッサ/コントローラを備えてもよく、又は専用プロセッサ/コントローラであってもよい。例として、アプリケーション回路805のプロセッサ(複数可)は、1つ以上のIntel Pentium(登録商標)、Core(登録商標)、又はXeon(登録商標)プロセッサ、Advanced Micro Devices(AMD)Ryzen(登録商標)プロセッサ、Accelerated Processing Unit(APU)、又はEpyc(登録商標)プロセッサ、ARM Cortex-AファミリプロセッサなどのARM Holdings、Ltdによって提供されるARMベースのプロセッサ、及び、Cavium(商標)Inc.によって提供されるThunderX2(登録商標)、MIPS Warrior P-クラスプロセッサなどのMIPS Technologies,Inc.から提供されるMIPSベースの設計のプロセッサなどを含み得る。いくつかの実施形態では、システム800は、アプリケーション回路805を利用しなくてもよく、代わりに、例えば、EPC又は5GCから受信したIPデータを処理するための専用プロセッサ/コントローラを含んでもよい。
いくつかの実装形態では、アプリケーション回路805は、マイクロプロセッサ、プログラマブル処理デバイスなどであり得る、1つ以上のハードウェアアクセラレータを含んでもよい。1つ以上のハードウェアアクセラレータは、例えば、コンピュータビジョン(CV)及び/又はディープラーニング(DL)アクセラレータを含むことができる。例として、プログラマブル処理デバイスは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの1つ以上のフィールド・プログラマブル・デバイス(FPD)、複合PLD(CPLD)、高容量PLD(HCPLD)などのプログラマブルロジックデバイス(PLD)、構造化ASICなどのASIC、プログラマブルSoC(PSoC)、などの回路を含み得る。そのような実装形態では、アプリケーション回路805の回路は、論理ブロック又は論理ファブリック、及び本明細書で説明する様々な実施形態の手順、方法、機能などの様々な機能を実行するようにプログラムされ得る他の相互接続されたリソースを備え得る。そのような実施形態では、アプリケーション回路805の回路は、ルックアップテーブル(LUT)などにおける論理ブロック、論理ファブリック、データなどを記憶するために使用されるメモリセル(例えば、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、スタティックメモリ(例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、アンチヒューズなど))を含み得る。
ベースバンド回路810は、例えば、1つ以上の集積回路を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージ集積回路、又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップモジュールとして実装されてもよい。ベースバンド回路810の様々なハードウェア電子要素を、図10に関して以下に説明する。
ユーザインタフェース回路850は、システム800とのユーザ相互作用を可能にするように設計された1つ以上のユーザインタフェース、又はシステム800との周辺構成要素相互作用を可能にするように設計された周辺構成要素インタフェースを含み得る。ユーザインタフェースは、1つ以上の物理又は仮想ボタン(例えば、リセットボタン)、1つ以上のインジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、物理キーボード又はキーパッド、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、スピーカ又は他のオーディオ放出デバイス、マイクロフォン、プリンタ、スキャナ、ヘッドセット、ディスプレイスクリーン又はディスプレイデバイスなどを含むことができるが、これらに限定されない。周辺構成要素インタフェースは、不揮発性メモリポート、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポート、オーディオジャック、電源インタフェースなどを含むことができるが、これらに限定されない。
無線フロント・エンド・モジュール(RFEM)815は、ミリメートル波(ミリ波)RFEM及び1つ以上のサブミリ波無線周波数集積回路(RFIC)を備え得る。いくつかの実装形態では、1つ以上のサブミリ波RFICは、ミリ波RFEMから物理的に分離されてもよい。RFICは、1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイ(例えば、以下の図10のアンテナアレイ1011を参照)への接続を含み得、RFEMは、複数のアンテナに接続され得る。代替実装形態では、ミリ波及びサブミリ波無線機能の両方は、ミリ波アンテナ及びサブミリ波の両方を組み込んだ同じ物理RFEM815内に実装されてもよい。
メモリ回路820は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)及び/又は同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)を含む揮発性メモリ、並びに(一般にフラッシュメモリと呼ばれる)高速電気的消去可能メモリ、相変化ランダム・アクセス・メモリ(PRAM)、磁気抵抗ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)などを含む不揮発性メモリ(NVM)の1つ以上を含み得、Intel(登録商標)及びMicron(登録商標)の三次元(3D)クロスポイント(XPOINT)メモリを組み込み得る。メモリ回路820は、はんだ付けパッケージ集積回路、ソケット式メモリモジュール、及びプラグイン・メモリ・カードの1つ以上として実装され得る。
PMIC825は、電圧レギュレータ、サージ保護器、電力アラーム検出回路、及びバッテリ又はコンデンサなどの1つ以上のバックアップ電源を含み得る。電力アラーム検出回路は、ブラウンアウト(不足電圧)及びサージ(過電圧)状態のうちの1つ以上を検出してもよい。電力T回路830は、単一のケーブルを使用してインフラストラクチャ機器800に電力供給及びデータ接続性の両方を提供するネットワークケーブルから引き出される電力を提供し得る。
ネットワークコントローラ回路835は、イーサネット、イーサネットオーバーGREトンネル、イーサネット・オーバー・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)、又は何らかの他の適切なプロトコルなどの標準的なネットワーク・インタフェース・プロトコルを使用してネットワークへの接続性を提供し得る。ネットワーク接続は、電気によるものであり得る物理接続(一般に「銅配線」と呼ばれる)、光、又は無線を使用して、ネットワーク・インタフェース・コネクタ840を介してインフラストラクチャ機器800に、又はそこから提供され得る。ネットワークコントローラ回路835は、前述のプロトコルの1つ以上を使用して通信するための1つ以上の専用プロセッサ及び/又はFPGAを含み得る。いくつかの実装形態では、ネットワークコントローラ回路835は、同じ又は異なるプロトコルを使用して他のネットワークへの接続を提供する複数のコントローラを含んでもよい。
測位回路845は、全球測位衛星システム(GNSS)の測位ネットワークによって送信/ブロードキャストされた信号を受信及び復号するための回路を含み得る。航法衛星コンスタレーション(又はGNSS)の例には、米国の全地球測位システム(GPS)、ロシアの全地球航法システム(GLONASS)、欧州連合のガリレオシステム、中国の北斗航法衛星システム、地域航法システム又はGNSS補強システム(例えば、Indian Constellation(NAVIC)によるナビゲーション、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、フランスのDoppler Orbitography and Radio positioning Integrated by Satellite(DORIS)など)などが含まれる。測位回路845は、航法衛星コンスタレーションノードなどの測位ネットワークの構成要素と通信するための様々なハードウェア要素(例えば、OTA通信を容易にする、スイッチ、フィルタ、増幅器、アンテナ要素などのハードウェアデバイスを含む)を備える。いくつかの実施形態では、測位回路845は、マスタ・タイミング・クロックを使用してGNSS支援なしで位置追跡/推定を実行するMicro-Technology for Positioning,Navigation,and Timing(Micro-PNT)ICを含み得る。測位回路845はまた、測位ネットワークのノード及び構成要素と通信するために、ベースバンド回路810及び/又はRFEM815の一部であってもよく、又はそれらと相互作用してもよい。測位回路845はまた、位置データ及び/又は時間データをアプリケーション回路805に提供し得、アプリケーション回路は、データを使用して、動作を様々なインフラストラクチャ(例えば、RANノード511など)などと同期させ得る。
図8に示す構成要素は、業界標準アーキテクチャ(ISA)、拡張ISA(EISA)、周辺構成要素相互接続(PCI)、拡張周辺構成要素相互接続(PCIx)、PCIエクスプレス(PCIe)、又は多数の他の技術など多数のバス及び/又は相互接続(IX)技術を含み得るインタフェース回路を使用して互いに通信し得る。バス/IXは、例えば、SoCベースのシステムで使用される独自のバスであってもよい。他のバス/IXシステム、とりわけ、I2Cインタフェース、SPIインタフェース、ポイントツーポイントインタフェース、及び電力バスなどが含まれてもよい。
図9は、様々な実施形態による、プラットフォーム900(又は「デバイス900」)の一例を示す。実施形態では、コンピュータプラットフォーム900は、UE501、601、701、アプリケーションサーバ530、及び/又は本明細書で説明する任意の他の要素/デバイスとしての使用に好適であり得る。プラットフォーム900は、実施例に示される構成要素の任意の組合わせを含み得る。プラットフォーム900の構成要素は、コンピュータプラットフォーム900に適合した集積回路(IC)、集積回路の一部、個別の電子デバイス、又は他のモジュール、論理、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、若しくはそれらの組合わせとして、或いは大きなシステムのシャーシ内にその他の方法で組み込まれる構成要素として実装され得る。図9のブロック図は、コンピュータプラットフォーム900の構成要素のハイレベル図を示すことを意図している。しかしながら、示されている構成要素のいくつかは省略されてもよく、追加の構成要素が存在してもよく、示されている構成要素の異なる配置が他の実装形態で発生してもよい。
アプリケーション回路905は、限定しないが、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)、キャッシュメモリ、並びにLDO、割込みコントローラ、SPI、I2C、又はユニバーサル・プログラマブル・シリアル・インタフェース・モジュール、RTC、インタバル及びウォッチドッグタイマを含むタイマカウンタ、汎用I/O、SDMMCなどのメモリ・カード・コントローラ、USBインタフェース、MIPIインタフェースなどのシリアルインタフェース、及びJTAGテスト・アクセス・ポートなどの回路の1つ以上を含む。アプリケーション回路905のプロセッサ(又はコア)は、メモリ/記憶要素に連結されてもよいし、メモリ/記憶要素を含んでもよく、様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムをシステム900上で実行することを可能にするために、メモリ/ストレージに記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの実装形態では、メモリ/記憶要素はオンチップメモリ回路であってもよく、これは、DRAM、SRAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、ソリッドステートメモリ、及び/又は本明細書で説明されるような任意の他のタイプのメモリデバイス技術などの任意の適切な揮発性及び/又は不揮発性メモリを含んでもよい。
アプリケーション回路805のプロセッサ(複数可)は、例えば、1つ以上のプロセッサコア、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のGPU、1つ以上のRISCプロセッサ、1つ以上のARMプロセッサ、1つ以上のCISCプロセッサ、1つ以上のDSP、1つ以上のFPGA、1つ以上のPLD、1つ以上のASIC、1つ以上のマイクロプロセッサ若しくはコントローラ、マルチスレッドプロセッサ、超低電圧プロセッサ、埋込みプロセッサ、いくつかの他の既知の処理要素、又はこれらの任意の好適な組合わせを含み得る。いくつかの実施形態では、アプリケーション回路805は、本明細書の様々な実施形態に従って動作する専用プロセッサ/コントローラを備えてもよく、又は専用プロセッサ/コントローラであってもよい。
例として、アプリケーション回路905のプロセッサ(複数可)は、Quark(商標)、Atom(商標)、i3、i5、i7、若しくはMCUクラスのプロセッサなどのIntel(登録商標)Architecture Core(商標)ベースのプロセッサ、又はカリフォルニア州サンタクララのIntel(登録商標)Corporationから入手可能な別のそのようなプロセッサを含み得る。アプリケーション回路905のプロセッサはまた、Advanced Micro Devices(AMD)Ryzen(登録商標)プロセッサ又はAccelerated Processing Units(APU)、Apple(登録商標)Inc.製のA5-A9プロセッサ、Qualcomm(登録商標)Technologies,Inc.のSnapdragon(商標)プロセッサ、Texas Instruments,Inc.(登録商標)Open Multimedia Applications Platform(OMAP)(商標)プロセッサ、MIPS Warrior M-クラス、Warrior I-クラス及びWarrior P-クラスプロセッサなどのMIPS Technologies,Inc.からのMIPSベースの設計のプロセッサ、ARM Cortex-A、Cortex-R及びプロセッサのCortex-MファミリなどのARM Holdings,Ltd.から認可されたARMベースの設計のプロセッサ、などのうちのの1つ以上であってもよい。いくつかの実装形態では、アプリケーション回路905は、アプリケーション回路905及び他の構成要素が単一の集積回路に、又はIntel(登録商標)Corporation製のEdison(商標)若しくはGalileo(商標)SoCボードなどの単一のパッケージに形成されるシステムオンチップ(SoC)の一部であってもよい。
追加的又は代替的に、アプリケーション回路905は、限定しないが、FPGAなどの1つ以上のフィールド・プログラマブル・デバイス(FPD)などの回路を含み得る。複合PLD(CPLD)、高容量PLD(HCPLD)などのプログラマブルロジックデバイス(PLD)、構造化ASICなどのASIC、プログラマブルSoC(PSoC)、などの回路を含み得る。そのような実施形態では、アプリケーション回路905の回路は、論理ブロック又は論理ファブリック、及び本明細書で説明する様々な実施形態の手順、方法、機能などの様々な機能を実行するようにプログラムされ得る他の相互接続されたリソースを備え得る。そのような実施形態では、アプリケーション回路905の回路は、ルックアップテーブル(LUT)などに論理ブロック、論理ファブリック、データなどを記憶するために使用されるメモリセル(例えば、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、スタティックメモリ(例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、アンチヒューズなど))を含み得る。
ベースバンド回路910は、例えば、1つ以上の集積回路を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージ集積回路、又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップモジュールとして実装され得る。ベースバンド回路910の様々なハードウェア電子要素を、図10に関して以下に説明する。
RFEM915は、ミリメートル波(ミリ波)RFEM及び1つ以上のサブミリ波無線周波数集積回路(RFIC)を備え得る。いくつかの実装形態では、1つ以上のサブミリ波RFICは、ミリ波RFEMから物理的に分離されてもよい。RFICは、1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイ(例えば、以下の図10のアンテナアレイ1011を参照)への接続を含み得、RFEMは、複数のアンテナに接続され得る。代替実装形態では、ミリ波及びサブミリ波無線機能の両方は、ミリ波アンテナ及びサブミリ波の両方を組み込んだ同じ物理RFEM915内に実装されてもよい。
メモリ回路920は、所与の量のシステムメモリを提供するために使用される任意の数及び種類のメモリデバイスを含み得る。例として、メモリ回路920は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)及び/又は同期ダイナミックRAM(SDRAM)を含む揮発性メモリ、並びに高速電気的消去可能メモリ(一般にフラッシュメモリと呼ばれる)、相変化ランダム・アクセス・メモリ(PRAM)、磁気抵抗ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)などを含む不揮発性メモリ(NVM)の1つ以上を含み得る。メモリ回路920は、Joint Electron Devices Engineering Council(JEDEC)の低電力ダブルデータレート(LPDDR)ベースの設計、例えばLPDDR2、LPDDR3、LPDDR4などに従って開発され得る。メモリ回路920は、はんだ付きパッケージ集積回路、シングル・ダイ・パッケージ(SDP)、デュアル・ダイ・パッケージ(DDP)若しくはクワッド・ダイ・パッケージ(Q17P)、ソケット式メモリモジュール、マイクロDIMM若しくはミニDIMMを含むデュアル・インライン・メモリ・モジュール(DIMM)、及び/又はボール・グリッド・アレイ(BGA)を介してマザーボード上にはんだ付けされるものの1つ以上として実装され得る。低電力実装形態では、メモリ回路920は、アプリケーション回路905に関連付けられたオンダイメモリ又はレジスタであってもよい。データ、アプリケーション、オペレーティングシステムなどの情報の永続的な記憶を提供するために、メモリ回路920は、1つ以上の大容量ストレージデバイスを含んでもよく、大容量ストレージデバイスには、とりわけ、ソリッド・ステート・ディスク・ドライブ(SSDD)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、マイクロHDD、抵抗変化メモリ、相変化メモリ、ホログラフィックメモリ、又は化学メモリが含まれ得る。例えば、コンピュータプラットフォーム900は、Intel(登録商標)及びMicron(登録商標)製の3次元(3D)クロスポイント(XPOINT)メモリを組み込んでもよい。
取外し可能メモリ回路923は、ポータブル・データ・ストレージ・デバイスをプラットフォーム900と連結するために使用されるデバイス、回路、筐体/ハウジング、ポート又はレセプタクルなどを含み得る。これらのポータブル・データ・ストレージ・デバイスは、大量記憶目的のために使用することができ、例えば、フラッシュメモリカード(例えば、セキュアデジタル(SD)カード、microSDカード、xD画像カードなど)、及びUSBフラッシュドライブ、光ディスク、外部HDDなどを含んでもよい。
プラットフォーム900はまた、外部デバイスをプラットフォーム900と接続するために使用されるインタフェース回路(図示せず)を含み得る。インタフェース回路を介してプラットフォーム900に接続された外部デバイスは、センサ回路921及び電気機械構成要素(EMC)922、並びに取外し可能メモリ回路923に連結された取外し可能メモリデバイスを含む。
センサ回路921は、デバイス、モジュール、又はサブシステムを含み、それらのデバイスなどの目的は、環境内でイベント又は変化を検出し、検出したイベントに関する情報(センサデータ)を、他のデバイス、モジュール、サブシステムなどに送信することである。このようなセンサの例は、とりわけ加速度計、ジャイロスコープ、及び/又は磁力計を備える慣性測定ユニット(IMU)を含む。3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ、及び/又は磁力計を備える微小電気機械システム(MEMS)又はナノ電気機械システム(NEMS)、レベルセンサ、フローセンサ、温度センサ(例えば、サーミスタ)、圧力センサ、気圧センサ、重力計、高度計、画像キャプチャデバイス(例えば、カメラ又はレンズレス開口)、光検出測距(LiDAR)センサ、近接センサ(例えば、赤外線検出器など)、深度センサ、周囲光センサ、超音波トランシーバ、マイクロフォン又は他の同様の音声キャプチャデバイス、などを含む。
EMC922は、デバイス、モジュール、又はサブシステムを含み、それらデバイスなどの目的は、プラットフォーム900がその状態、位置、及び/若しくは方向を変更すること、又は機構若しくは(サブ)システムを移動若しくは制御することを可能にすることである。更に、EMC922は、EMC922の現在の状態を示すために、プラットフォーム900の他の構成要素にメッセージ/信号を生成及び送信するように構成され得る。EMC922の実施例には、1つ以上の電源スイッチ、電気機械式リレー(EMR)及び/又はソリッド・ステート・リレー(SSR)を含むリレー、アクチュエータ(例えば、バルブアクチュエータなど)、可聴音生成器、視覚的警告デバイス、モータ(例えば、DCモータ、ステッパモータなど)、車輪、スラスタ、プロペラ、クロー、クランプ、フック、並びに/或いは他の同様の電気機械構成要素を含む。実施形態では、プラットフォーム900は、1つ以上のキャプチャされたイベント、並びに/或いはサービスプロバイダ及び/又は様々なクライアントから受信した命令又は制御信号に基づいて、1つ以上のEMC922を動作させるように構成される。
いくつかの実装形態では、インタフェース回路は、プラットフォーム900を測位回路945と接続してもよい。測位回路945は、GNSSの測位ネットワークによって送信され/ブロードキャストされた信号を受信及び復号する回路を含む。航法衛星コンスタレーション(又はGNSS)の例には、米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州連合のガリレオシステム、中国の北斗航法衛星システム、地域航法システム又はGNSS補強システム(例えば、NAVIC、日本のQZSS、フランスのDORISなど)などが含まれる。測位回路945は、航法衛星コンスタレーションノードなどの測位ネットワークの構成要素と通信するための様々なハードウェア要素(例えば、OTA通信を容易にする、スイッチ、フィルタ、増幅器、アンテナ要素などのハードウェアデバイスを含む)を備える。いくつかの実施形態では、測位回路945は、マスタ・タイミング・クロックを使用して、GNSS支援なしで位置追跡/推定を実行するMicro-PNT ICを含んでもよい。測位回路945はまた、測位ネットワークのノード及び構成要素と通信するために、ベースバンド回路810及び/又はRFEM915の一部であってもよく、又はそれらと相互作用してもよい。測位回路945はまた、位置データ及び/又は時間データをアプリケーション回路905に提供し得、アプリケーション回路は、データを使用して、ターンバイターン・ナビゲーション・アプリケーションなどのために、様々なインフラストラクチャ(例えば、無線基地局)と動作を同期させ得る。
いくつかの実装形態では、インタフェース回路は、プラットフォーム900を近距離通信(NFC)回路940と接続し得る。NFC回路940は、無線周波数識別(RFID)規格に基づいて非接触の短距離通信を提供するように構成され、磁場誘導は、NFC回路940とプラットフォーム900の外部のNFC対応デバイス(例えば、「NFCタッチポイント」)との間の通信を可能にするために使用される。NFC回路940は、アンテナ要素と連結されたNFCコントローラと、NFCコントローラと連結されたプロセッサとを備える。NFCコントローラは、NFCコントローラのファームウェア及びNFCスタックを実行することによって、NFC機能をNFC回路940に提供するチップ/ICであってもよい。NFCスタックは、NFCコントローラを制御するためにプロセッサによって実行されてもよく、NFCコントローラファームウェアは、近距離RF信号を放射するようにアンテナ要素を制御するためにNFCコントローラによって実行されてもよい。RF信号は、パッシブNFCタグ(例えば、ステッカー又はリストバンドに埋め込まれたマイクロチップ)に電力を供給して、記憶されたデータをNFC回路940に送信し得る、又は、プラットフォーム900に近接したNFC回路940と別のアクティブNFCデバイス(例えば、スマートフォン又はNFC対応POS端末)との間のデータ転送を開始し得る。
ドライバ回路946は、プラットフォーム900に埋め込まれた、プラットフォーム900に取り付けられた、又は他の方法でプラットフォーム900と通信可能に連結された特定のデバイスを制御するように動作するソフトウェア及びハードウェア要素を含み得る。ドライバ回路946は、プラットフォーム900の他の構成要素が、プラットフォーム900内に存在するか、又はそれに接続され得る様々な入力/出力(I/O)デバイスと相互作用し得る、又はそれらを制御し得る個々のドライバを含み得る。例えば、ドライバ回路946は、ディスプレイデバイスへのアクセスを制御及び許可するディスプレイドライバと、プラットフォーム900のタッチスクリーンインタフェースへのアクセスを制御及び許可するタッチスクリーンドライバと、センサ回路921のセンサ読み取り値を取得してセンサ回路921へのアクセスを制御及び許可するセンサドライバと、EMC922のアクチュエータ位置を取得してかつ/又はEMC922へのアクセスを制御及び許可するEMCドライバと、埋込み型画像キャプチャデバイスへのアクセスを制御及び許可するカメラドライバと、1つ以上のオーディオデバイスへのアクセスを制御及び許可するオーディオドライバとを含み得る。
電力管理集積回路(PMIC)925(「電力管理回路925」とも呼ぶ)は、プラットフォーム900の様々な構成要素に供給される電力を管理し得る。特に、ベースバンド回路910に関して、PMIC925は、電源選択、電圧スケーリング、バッテリ充電、又はDC-DC変換を制御し得る。プラットフォーム900がバッテリ930によって給電可能である場合、例えば、デバイスがUE501、601、701に含まれている場合、PMIC925が含まれている場合が多い。
いくつかの実施形態では、PMIC925は、プラットフォーム900の様々な省電力機構を制御しても、又は別の方法でその一部であってもよい。例えば、プラットフォーム900がRRC_Connected状態にあって、トラフィックを間もなく受信することが予期されるため、RANノードに依然として接続されている場合、任意の非アクティブ期間後、プラットフォームは、不連続受信モード(DRX)として知られる状態に入り得る。この状態の間は、プラットフォーム900は、電力を短い間隔で停止し得るので、節電し得る。長期間データトラフィック活動がない場合、プラットフォーム900は、RRC_Idle状態に遷移してもよく、プラットフォームは、ネットワークを切断し、チャネル品質フィードバック、ハンドオーバなどの動作を実行しない。プラットフォーム900は、極めて低電力の状態になり、ページングを実行し、ここで再び周期的に再び起動し、ネットワークをリッスンし、そして再びパワーダウンする。プラットフォーム900は、この状態ではデータを受信し得ず、データを受信するために、RRC_Connected状態に復帰しなければならない。更なる省電力モードでは、デバイスはページング間隔(数秒から数時間に及ぶ)より長期間、ネットワークから利用できなくなることを許容され得る。この間、デバイスは、ネットワークに全く到達できず、完全に電力が落とされ得る。この間に送信された全てのデータに大幅な遅延が生じるが、遅延は許容できるものと見なされる。
バッテリ930は、プラットフォーム900に電力を供給してもよいが、いくつかの実施例では、プラットフォーム900は、固定位置に配備されて取り付けられてもよく、送電網に連結された電源を有してもよい。バッテリ930は、リチウムイオンバッテリ、空気亜鉛バッテリ、アルミニウム空気バッテリ、リチウム空気バッテリなどの金属空気バッテリなどであってもよい。V2X用途などのいくつかの実装形態では、バッテリ930は、通常の鉛酸自動車バッテリであってもよい。
いくつかの実装形態では、バッテリ930は、バッテリ管理システム(Battery Management System、BMS)又はバッテリ監視集積回路を含むか、又はそれらに連結された「スマートバッテリ」であってもよい。BMSは、プラットフォーム900に含まれて、バッテリ930の充電状態(SoCh)を追跡し得る。BMSは、バッテリ930の他のパラメータを監視し、バッテリ930の健康状態(SoH)及び機能状態(SoF)などの故障予測を提供するために使用され得る。BMSは、バッテリ930の情報を、アプリケーション回路905又はプラットフォーム900の他の構成要素に通信し得る。BMSはまた、アプリケーション回路905がバッテリ930の電圧、又はバッテリ930からの電流を直接監視し得るアナログ-デジタル(ADC)変換器を含み得る。バッテリパラメータは、送信周波数、ネットワーク動作、検知周波数など、プラットフォーム900が実行し得る動作を決定するために使用され得る。
電力ブロック、又は電気グリッドに連結された他の電源は、バッテリ930を充電するためにBMSと連結され得る。いくつかの実施例では、電力ブロック930は、無線電力受信機と置き換えられて、例えば、コンピュータプラットフォーム900内のループアンテナを介して無線で電力を取得してもよい。これらの実施例では、無線バッテリ充電回路がBMSに含まれてもよい。選択される特定の充電回路は、バッテリ930のサイズ、例えば必要とされる電流に依存し得る。充電は、とりわけ、Airfuel Allianceによって公布されたAirfuel標準、Wireless Power Consortiumによって公布されたQi無線充電標準、又はAlliance for Wireless Powerによって公布されたRezence充電標準を使用して実行することができる。
ユーザインタフェース回路950は、プラットフォーム900内に存在するか、又はプラットフォーム900に接続される様々な入出力(I/O)デバイスを含み、プラットフォーム900とのユーザ相互作用を可能にするように設計された1つ以上のユーザインタフェース、及び/又はプラットフォーム900との周辺構成要素相互作用を可能にするように設計された周辺構成要素インタフェースを含む。ユーザインタフェース回路950は、入力デバイス回路及び出力デバイス回路を含む。入力デバイス回路は、とりわけ、1つ以上の物理的又は仮想的ボタン(例えば、リセットボタン)、物理キーボード、キーパッド、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、マイクロフォン、スキャナ、ヘッドセットなどを含む入力を受け付けるための任意の物理的又は仮想的手段を含む。出力デバイス回路は、センサ読み取り値、アクチュエータ位置、又は他の同様の情報などの情報を表示するか、又は他の方法で情報を伝達するための任意の物理的又は仮想的な手段を含む。出力デバイス回路は、とりわけ、1つ以上の単純な視覚出力/インジケータ(例えば2値の状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、及び複数文字の視覚出力、或いはディスプレイデバイス又はタッチスクリーン(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、LEDディスプレイ、量子ドットディスプレイ、プロジェクタなど)複雑な出力含む、オーディオ又は視覚ディスプレイの任意の数及び/又はそれらの組合わせを含み得、ここで、複雑な出力は、プラットフォーム900の動作から生成又は作成される、文字、グラフィック、マルチメディアオブジェクトなどの出力を有する。出力デバイス回路はまた、スピーカ又は他のオーディオ放出デバイス、プリンタ、及び/又は同様のものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、センサ回路921は、入力デバイス回路(例えば、画像キャプチャデバイス、モーション・キャプチャ・デバイスなど)として使用されてもよく、1つ以上のEMCが、出力デバイス回路(例えば、触覚フィードバックを提供するためのアクチュエータなど)として使用されてもよい。別の実施例では、アンテナ要素及び処理デバイスと結合されたNFCコントローラを備えるNFC回路が、電子タグを読み取り、かつ/又は別のNFC対応デバイスと接続するために含まれてもよい。周辺構成要素インタフェースとしては、不揮発性メモリポート、USBポート、オーディオジャック、電源インタフェースなどが挙げられるが、これらに限定されない。
図示していないが、プラットフォーム900の構成要素は、好適なバス又は相互接続(IX)技術を使用して互いに通信し得、これは、ISA、EISA、PCI、PCIx、PCIe、時間トリガプロトコル(TTP)システム、FlexRayシステムを含む多数の技術、又は多数の他の技術を含み得る。バス/IXは、例えば、SoCベースのシステムで使用される独自のバス/IXであってもよい。とりわけ、I2Cインタフェース、SPIインタフェース、ポイントツーポイントインタフェース、及び電力バスなどの他のバス/IXシステムが含まれてもよい。
図10は、様々な実施形態に従った、ベースバンド回路1010及び無線フロント・エンド・モジュール(RFEM)1015の構成要素を示す。ベースバンド回路1010は、図8及び図9のベースバンド回路810及び910にそれぞれ対応する。RFEM1015は、図8及び図9のRFEM815及び915にそれぞれ対応する。図示のように、RFEM1015は、少なくとも示すように、共に連結された無線周波数(RF)回路1006、フロント・エンド・モジュール(FEM)回路1008、アンテナアレイ1011を含み得る。
ベースバンド回路1010は、RF回路1006を介して1つ以上の無線ネットワークと通信し得る様々な無線/ネットワークプロトコル及び無線制御機能を実行するように構成された回路及び/又は制御論理を含む。無線制御機能は、限定しないが、信号変調/復調、符号化/復号化、無線周波数シフトなどを含み得る。いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1010の変調/復調回路は、高速フーリエ変換(FFT)、プリコーディング、又はコンスタレーションマッピング/デマッピング機能性を含み得る。いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1010の符号化/復号化回路は、畳込み、テールバイティング畳込み、ターボ、ビタビ、又は低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ/デコーダ機能を含み得る。変調/復調及びエンコーダ/デコーダ機能の実施形態は、これらの実施例に限定されず、他の実施形態では他の好適な機能を含んでもよい。ベースバンド回路1010は、RF回路1006の受信信号経路から受信したベースバンド信号を処理し、RF回路1006の送信信号経路のためのベースバンド信号を生成するように構成される。ベースバンド回路1010は、ベースバンド信号の生成及び処理のために、及びRF回路1006の動作を制御するために、アプリケーション回路805/905(図8及び図9を参照)とインタフェースをとるように構成される。ベースバンド回路1010は、様々な無線制御機能を処理し得る。
ベースバンド回路1010の前述の回路及び/又は制御論理は、1つ以上のシングル又はマルチコアプロセッサを含み得る。例えば、1つ以上のプロセッサは、3Gベースバンドプロセッサ1004A、4G/LTEベースバンドプロセッサ1004B、5G/NRベースバンドプロセッサ1004C、又は他の既存世代、開発中の世代、若しくは将来開発される世代(例えば、第6世代(6G)など)の他のいくつかのベースバンドプロセッサ(複数可)1004Dを含んでもよい。他の実施形態では、ベースバンドプロセッサ1004A~1004Dの機能の一部又は全部は、メモリ1004Gに記憶されたモジュールに含まれ、中央処理装置(CPU)1004Eを介して実行されてもよい。他の実施形態では、ベースバンドプロセッサ1004A~1004Dの機能の一部又は全部は、それぞれのメモリセルに記憶された適切なビットストリーム又は論理ブロックを搭載したハードウェアアクセラレータ(例えば、FPGA、ASICなど)として提供されてもよい。様々な実施形態では、メモリ1004Gは、CPU1004E(又は他のベースバンドプロセッサ)によって実行されると、CPU1004E(又は他のベースバンドプロセッサ)に、ベースバンド回路1010のリソースを管理させ、タスクをスケジュールさせるなどするリアルタイムOS(RTOS)のプログラムコードを記憶してもよい。RTOSの実施例は、Enea(登録商標)によって提供されるOperating System Embedded(OSE)(商標)、Mentor Graphics(登録商標)によって提供されるNucleus RTOS(商標)、Mentor Graphics(登録商標)によって提供されるVersatile Real-Time Executive(VRTX)、Express Logic(登録商標)によって提供されるThreadX(商標)、FreeRTOS、Qualcomm(登録商標)によって提供されるREX OS、Open Kernel(OK)Labs(登録商標)によって提供されるOKL4、又は本明細書で説明するようなものを含んでもよい。更に、ベースバンド回路1010は、1つ以上のオーディオデジタル信号プロセッサ(複数可)(DSP)1004Fを含んでもよい。オーディオDSP(複数可)1004Fは、圧縮/展開及びエコー除去のための要素を含み、他の実施形態では、他の好適な処理要素を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1004A~1004Eの各々は、メモリ1004Gとの間でデータを送受信するためのそれぞれのメモリインタフェースを含む。ベースバンド回路1010は、ベースバンド回路1010の外部のメモリとの間でデータを送受信するためのインタフェースなどの他の回路/デバイスに通信可能に連結する1つ以上のインタフェースと、図8~図10のアプリケーション回路805/905との間でデータを送受信するためのアプリケーション回路インタフェースと、図10のRF回路1006との間でデータを送受信するためのRF回路インタフェースと、1つ以上の無線ハードウェア要素(例えば、近距離無線通信(NFC)構成要素、Bluetooth(登録商標)/Bluetooth(登録商標)低エネルギー構成要素、Wi-Fi(登録商標)構成要素など)との間でデータを送受信するための無線ハードウェア接続インタフェースと、PMIC925との間で電力又は制御信号を送受信するための電力管理インタフェースとを更に含み得る。
代替の実施形態(上述の実施形態と組合わされてもよい)では、ベースバンド回路1010は、相互接続サブシステムを介して互いに連結された、及びCPUサブシステム、オーディオサブシステム、及びインタフェースサブシステムに連結された1つ以上のデジタルベースバンドシステムを備える。デジタルベースバンドサブシステムはまた、別の相互接続サブシステムを介してデジタルベースバンドインタフェース及び混合信号ベースバンドサブシステムに結合されてもよい。相互接続サブシステムのそれぞれは、バスシステム、ポイントツーポイント接続、ネットワークオンチップ(NOC)構造、及び/又は本明細書で論じられるものなどのいくつかの他の好適なバス若しくは相互接続技術を含んでもよい。オーディオサブシステムは、DSP回路、バッファメモリ、プログラムメモリ、音声処理アクセラレータ回路、アナログ-デジタル及びデジタル-アナログ変換回路などのデータ変換回路、増幅器及びフィルタのうちの1つ以上を含むアナログ回路、及び/又は他の同様の構成要素を含み得る。本開示の一態様では、ベースバンド回路1010は、デジタルベースバンド回路及び/又は無線周波数回路(例えば、無線フロント・エンド・モジュール1015)に制御機能を提供するために、制御回路(図示せず)の1つ以上のインスタンスを有するプロトコル処理回路を含んでもよい。
図10に示していないが、いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1010は、1つ以上の無線通信プロトコル(例えば、「マルチプロトコル・ベースバンド・プロセッサ」又は「プロトコル処理回路」)を動作させるための個々の処理デバイス(複数可)と、PHY層機能を実装するための個々の処理デバイス(複数可)とを含む。これらの実施形態では、PHY層機能は、前述の無線制御機能を含む。これらの実施形態では、プロトコル処理回路は、1つ以上の無線通信プロトコルの様々なプロトコル層/エンティティを動作又は実装させる。第1の実施例では、プロトコル処理回路は、ベースバンド回路1010及び/又はRF回路1006がミリ波通信回路又はいくつかの他の好適なセルラ通信回路の一部であるときに、LTEプロトコルエンティティ及び/又は5G/NRプロトコルエンティティを動作させ得る。第1の実施例では、プロトコル処理回路は、MAC、RLC、PDCP、SDAP、RRC、及びNAS機能を動作させる。第2の実施例では、プロトコル処理回路は、ベースバンド回路1010及び/又はRF回路1006がWi-Fi通信システムの一部であるときに、1つ以上のIEEEベースのプロトコルを動作させ得る。第2の実施例では、プロトコル処理回路は、Wi-Fi MAC及び論理リンク制御(LLC)機能を動作させる。プロトコル処理回路は、プログラムコード及びプロトコル機能を動作させるためのデータを記憶するための1つ以上のメモリ構造(例えば1004G)と、プログラムコードを実行し、データを使用して様々な動作を実行する1つ以上の処理コアとを含み得る。ベースバンド回路1010はまた、2つ以上の無線プロトコルに関する無線通信をサポートし得る。
本明細書で説明するベースバンド回路1010の様々なハードウェア要素は、例えば、1つ以上の集積回路(IC)を含むはんだ付け基板、主回路基板にはんだ付けされた単一のパッケージIC、又は2つ以上のICを含むマルチチップモジュールとして実装されてもよい。一実施例では、ベースバンド回路1010の構成要素は、単一のチップ、又はチップセット内で好適に組合わされてもよいし、同じ回路基板上に配置されてもよい。別の実施例では、ベースバンド回路1010及びRF回路1006を構成する構成要素の一部又は全部は、例えば、システムオンチップSoC又はシステムインパッケージ(SiP)として共に実装されてもよい。別の実施例では、ベースバンド回路1010を構成する構成要素の一部又は全部は、RF回路1006(又はRF回路1006の複数のインスタンス)と通信可能に連結された別個のSoCとして実装されてもよい。更に別の実施例では、ベースバンド回路1010及びアプリケーション回路805/905を構成する構成要素の一部又は全部は、同じ回路基板(例えば、「マルチチップパッケージ」)に取り付けられた個々のSoCとして共に実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1010は、1つ以上の無線技術と互換性のある通信を提供し得る。例えば、いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1010は、E-UTRAN、又はWLAN、WPANなどの他のWMANとの通信をサポートし得る。ベースバンド回路1010が2つ以上の無線プロトコルの無線通信をサポートするように構成される実施形態は、マルチモードベースバンド回路と称される場合がある。
RF回路1006は、非固体媒体を通した変調電磁放射線を使用して無線ネットワークと通信し得る。様々な実施形態では、RF回路1006は、無線ネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器などを含み得る。RF回路1006は、FEM回路1008から受信したRF信号をダウンコンバートし、ベースバンド信号をベースバンド回路1010に提供するための回路を含み得る受信信号経路を含み得る。RF回路1006はまた、ベースバンド回路1010によって提供されるベースバンド信号をアップコンバートし、送信のためにRF出力信号をFEM回路1008に提供するための回路を含み得る送信信号経路も含み得る。
いくつかの実施形態では、RF回路1006の受信信号経路は、ミキサ回路1006A、増幅器回路1006B、及びフィルタ回路1006Cを含み得る。いくつかの実施形態では、RF回路1006の送信信号経路は、フィルタ回路1006C及びミキサ回路1006Aを含み得る。RF回路1006はまた、受信信号経路及び送信信号経路のミキサ回路1006Aによって使用される周波数を合成するための合成器回路1006Dを含み得る。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006Aは、合成器回路1006Dによって提供される合成周波数に基づいて、FEM回路1008から受信したRF信号をダウンコンバートするように構成されてもよい。増幅器回路1006Bは、ダウンコンバートされた信号を増幅するように構成することができ、フィルタ回路1006Cは、ダウンコンバートされた信号から不要な信号を除去して出力ベースバンド信号を生成するように構成されたローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィルタ(BPF)であってもよい。出力ベースバンド信号は、更に処理するためにベースバンド回路1010に提供されてもよい。いくつかの実施形態では、出力ベースバンド信号は、ゼロ周波数ベースバンド信号であってもよいが、これは必須ではない。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006Aは、受動ミキサを含んでもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態では、送信信号経路のミキサ回路1006Aは、合成器回路1006Dによって提供される合成周波数に基づいて入力ベースバンド信号をアップコンバートして、FEM回路1008のためのRF出力信号を生成するように構成されてもよい。ベースバンド信号は、ベースバンド回路1010によって提供されてもよく、フィルタ回路1006Cによってフィルタリングされてもよい。
いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006A及び送信信号経路のミキサ回路1006Aは、2つ以上のミキサを含んでもよく、直交ダウンコンバージョン及びアップコンバージョンのためにそれぞれ配置されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006A及び送信信号経路のミキサ回路1006Aは、2つ以上のミキサを含んでもよく、画像除去(例えば、ハートレー(Hartley)画像除去)のために配置されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006A及び送信信号経路のミキサ回路1006Aは、それぞれ直接ダウンコンバージョン及び直接アップコンバージョンのために構成されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1006A及び送信信号経路のミキサ回路1006Aは、スーパーヘテロダイン動作のために構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号はアナログベースバンド信号であってもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。いくつかの代替実施形態では、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号は、デジタルベースバンド信号であってもよい。これらの代替実施形態では、RF回路1006は、アナログ-デジタル変換器(ADC)及びデジタル-アナログ変換器(DAC)回路を含んでもよく、ベースバンド回路1010は、RF回路1006と通信するためのデジタルベースバンドインタフェースを含んでもよい。
いくつかのデュアルモード実施形態では、各スペクトルの信号を処理するために別個の無線IC回路が提供されてもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態では、合成器回路1006Dは、フラクショナルN合成器又はフラクショナルN/N+1合成器でであってもよいが、他の種類の周波数合成器が好適である場合があるので、本実施形態の範囲は、これに限定されない。例えば、合成器回路1006Dは、デルタ-シグマ合成器、周波数乗算器、又は周波数ディバイダを有する位相ロックループを備える合成器であってもよい。
合成器回路1006Dは、周波数入力及びディバイダ制御入力に基づいて、RF回路1006のミキサ回路1006Aによって使用される出力周波数を合成するように構成され得る。いくつかの実施形態では、合成器回路1006Dは、フラクショナルN/N+1合成器であってもよい。
いくつかの実施形態では、周波数入力は、電圧制御型発振器(VCO)によって提供されてもよいが、それは必須ではない。ディバイダ制御入力は、所望の出力周波数に依存して、ベースバンド回路1010又はアプリケーション回路805/905のいずれかによって提供され得る。いくつかの実施形態では、ディバイダ制御入力(例えば、N)は、アプリケーション回路805/905によって示されるチャネルに基づいてルックアップテーブルから決定され得る。
RF回路1006の合成器回路1006Dは、ディバイダ、遅延ロックループ(DLL)、マルチプレクサ、及び位相アキュムレータを含み得る。いくつかの実施形態では、ディバイダは、デュアルモジュラスディバイダ(dual modulus divider、DMD)であってもよく、位相アキュムレータは、デジタル位相アキュムレータ(digital phase accumulator、DPA)であってもよい。いくつかの実施形態では、DMDは、入力信号を(例えば、実行に基づいて)N又はN+1のいずれかに分割して、フラクショナル分割比を提供するように構成されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、DLLは、カスケード式同調可能な遅延素子、位相検出器、チャージポンプ、及びD型フリップフロップのセットを含み得る。これらの実施形態では、遅延素子は、VCO周期を、Ndの等しい位相のパケットに分割するように構成することができ、ここでNdは遅延線内の遅延素子の数である。このようにして、DLLは、遅延線を通した合計遅延が1つのVCOサイクルであることを保証することに寄与すべく、負のフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態では、合成器回路1006Dは、出力周波数としてキャリア周波数を生成するように構成されてもよく、他の実施形態では、出力周波数は、キャリア周波数の倍数(例えば、キャリア周波数の2倍、キャリア周波数の4倍)であってもよく、直交生成器及びディバイダ回路と併せて使用して、互いに対して複数の異なる位相を有するキャリア周波数で複数の信号を生成してもよい。いくつかの実施形態では、出力周波数はLO周波数(fLO)であってもよい。いくつかの実施形態では、RF回路1006は、IQ/極性変換器を含んでもよい。
FEM回路1008は、アンテナアレイ1011から受信したRF信号上で動作し、受信信号を増幅し、更なる処理のために受信信号の増幅バージョンをRF回路1006に提供するように構成された回路を含み得る受信信号経路を含み得る。FEM回路1008はまた、アンテナアレイ1011の1つ以上のアンテナ要素により送信されるために、RF回路1006によって提供される送信のための信号を増幅するように構成された回路を含み得る送信信号経路を含み得る。様々な実施形態では、送信又は受信信号経路を介した増幅は、RF回路1006のみにおいて、FEM回路1008のみにおいて、又はRF回路1006及びFEM回路1008の両方において実施されてもよい。
いくつかの実施形態では、FEM回路1008は、送信モードと受信モード動作との間で切り替えるためのTX/RXスイッチを含み得る。FEM回路1008は、受信信号経路及び送信信号経路を含み得る。FEM回路1008の受信信号経路は、受信したRF信号を増幅し、増幅した受信したRF信号を出力として(例えば、RF回路1006に)提供するためのLNAを含み得る。FEM回路1008の送信信号経路は、(例えば、RF回路1006によって提供される)入力RF信号を増幅するための電力増幅器(PA)と、アンテナアレイ1011の1つ以上のアンテナ要素によって、後続する送信のためにRF信号を生成する1つ以上のフィルタとを含み得る。
アンテナアレイ1011は、1つ以上のアンテナ要素を備え、アンテナ要素の各々は、電気信号を、空気中を進むための電波に変換し、受信した電波を電気信号に変換するように構成される。例えば、ベースバンド回路1010によって提供されるデジタルベースバンド信号は、1つ以上のアンテナ要素(図示せず)を含むアンテナアレイ1011のアンテナ要素を介して増幅され送信されるアナログRF信号(例えば、変調波形)に変換される。アンテナ要素は、無指向性、指向性、又はこれらの組合わせであってもよい。アンテナ要素は、既知のようにかつ/又は本明細書で説明されているように、多数の配列で形成されてもよい。アンテナアレイ1011は、1つ以上のプリント回路基板の表面上に作製されるマイクロストリップアンテナ又はプリントアンテナを備え得る。アンテナアレイ1011は、様々な形状の金属箔(例えば、パッチアンテナ)のパッチとして形成されてもよく、金属送信線などを使用してRF回路1006及び/又はFEM回路1008と連結されてもよい。
アプリケーション回路805/905のプロセッサ及びベースバンド回路1010のプロセッサを使用して、プロトコルスタックの1つ以上のインスタンスの要素を実行し得る。例えば、ベースバンド回路1010のプロセッサを単独で又は組合わせて使用して、層3、層2、又は層1の機能を実行してもよく、その一方で、アプリケーション回路805/905のプロセッサは、これらの層から受信したデータ(例えば、パケットデータ)を利用してもよく、更に層4の機能(例えば、TCP層及びUDP層)を実行してもよい。本明細書で言及するように、層3は、以下に更に詳細に記載するRRC層を含んでもよい。本明細書で言及するように、層2は、以下に更に詳細に記載するMAC層、RLC層及びPDCP層を含んでもよい。本明細書で言及するように、層1は、以下に更に詳細に記載する、UE/RANノードのPHY層を含み得る。
図11は、様々な実施形態による、無線通信デバイスに実装され得る様々なプロトコル機能を示す。特に、図11は、様々なプロトコル層/エンティティ間の相互接続を示す配置1100を含む。図11の以下の説明は、5G/NRシステム規格及びLTEシステム規格と連携して動作する様々なプロトコル層/エンティティについて提供されるが、図11の態様の一部又は全部は、他の無線通信ネットワークシステムなどにも適用可能であり得る。
配置1100のプロトコル層は、図示されていない他の上位層機能に加えて、PHY1110、MAC1120、RLC1130、PDCP1140、SDAP1147、RRC1155、及びNAS層1157のうちの1つ以上を含み得る。プロトコル層は、2つ以上のプロトコル層の間の通信を提供し得る1つ以上のサービスアクセスポイント(例えば、図11のアイテム1159、1156、1150、1149、1145、1135、1125及び1115)を含み得る。
PHY1110は、1つ以上の他の通信デバイスとの間で送受信され得る物理層信号1105を送受信し得る。物理層信号1105は、本明細書で説明するような、1つ以上の物理チャネルを備え得る。PHY1110は、リンク適応又は適応変調及び符号化(AMC:adaptation or adaptive modulation and coding)、電力制御、(例えば、初期同期及びハンドオーバ目的のための)セル探索、及びRRC1155などの上位層によって使用される他の測定を更に実行し得る。PHY1110は、また、トランスポートチャネル上のエラー検出、トランスポートチャネルの前方エラー訂正(FEC)符号化/復号化、物理チャネルの変調/復調、インターリーブ、レートマッチング、物理チャネルへのマッピング、及びMIMOアンテナ処理を更に実行し得る。実施形態では、PHY1110のインスタンスは、1つ以上のPHY-SAP1115を介してMAC1120のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスにインジケーションを提供してもよい。いくつかの実施形態によれば、PHY-SAP1115を介して通信される要求及びインジケーションは、1つ以上のトランスポートチャネルを備えてもよい。
MAC1120のインスタンス(複数可)は、1つ以上のMAC-SAP1125を介してRLC1130のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスにインジケーションを提供し得る。MAC-SAP1125を介して通信されるこれらの要求及びインジケーションは、1つ以上の論理チャネルを備え得る。MAC1120は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間をマッピングすること、1つ以上の論理チャネルからトランスポートチャネルを介してPHY1110に配信されるTBにMAC SDUの多重化すること、トランスポートチャネルを介してPHY1110から配信されるTBから1つ以上の論理チャネルへのMAC SDUを逆多重化すること、MAC SDUをTBに多重化すること、HARQによる誤り訂正を報告する情報をスケジューリングすること、及び論理チャネル優先順位付けを実行し得る。
RLC1130のインスタンスは、1つ以上の無線リンク制御サービスアクセスポイント(RLC-SAP)1135を介してPDCP1140のインスタンスからの要求を処理し、インスタンスにインジケーションを提供し得る。RLC-SAP1135を介して通信されるこれらの要求及びインジケーションは、1つ以上のRLCチャネルを備え得る。RLC1130は、透過モード(TM)、非肯定応答モード(UM)、及び肯定応答モード(AM)を含む、複数の動作モードで動作し得る。RLC1130は、上位層プロトコルデータユニット(PDU)の転送、AMデータ転送のための自動再送要求(ARQ)によるエラー訂正、並びにUM及びAMデータ転送のためのRLC SDUの連結、分割、及び再組み立てを実行し得る。RLC1130はまた、AMデータ転送のためのRLCデータPDUの再分割を実行し、UM及びAMデータ転送のためのRLCデータPDUの並べ替え、UM及びAMデータ転送のための複製データを検出し、UM及びAMデータ転送のためのRLC SDUを廃棄し、AMデータ転送のためのプロトコルエラーを検出し、RLC再確立を実行し得る。
PDCP1140のインスタンス(複数可)は、1つ以上のパケットデータ統合プロトコルサービスアクセスポイント(PDCP-SAP)1145を介してRRC1155のインスタンス(複数可)及び/又はSDAP1147のインスタンス(複数可)からの要求を処理し、それらにインジケーションを提供し得る。PDCP-SAP1145を介して通信されるこれらの要求及びインジケーションは、1つ以上の無線ベアラを備え得る。PDCP1140は、IPデータのヘッダ圧縮及び展開を実行し、PDCPシーケンス番号(SN)を維持し、下位層の再確立における上位層PDUのインシーケンス配信を実行し、RLC AM上にマッピングされた無線ベアラのための下位層の再確立における下位層SDUの複製を除去し、制御プレーンデータの暗号化及び複合化を実施し、制御プレーンデータの完全性保護及び完全性検証を実行し、データのタイマベースの廃棄を制御し、セキュリティ動作(例えば、暗号化、複合化、完全性保護、完全性検証など)を実行し得る。
SDAP1147のインスタンス(複数可)は、1つ以上のSDAP-SAP1149を介して、1つ以上の上位層プロトコルエンティティからの要求を処理し、エンティティにインジケーションを提供し得る。SDAP-SAP1149を介して通信されるこれらの要求及びインジケーションは、1つ以上のQoSフローを備え得る。SDAP1147は、QoSフローをDRBにマッピングし、その逆も可能であり、更にDLパケット及びULパケット内のQFIをマーキングし得る。単一のSDAPエンティティ1147は、個々のPDUセッションのために構成され得る。UL方向において、NG-RAN510は、反射型マッピング又は明示的マッピングの2つの異なる方法で、QoSフローのDRBへのマッピングを制御し得る。反射型マッピングのために、UE501のSDAP1147は、各DRBに対するDLパケットのQFIを監視し、UL方向に流れるパケットに対して同じマッピングを適用し得る。DRBについて、UE501のSDAP1147は、QoSフローID(複数可)に対応するQoSフロー(複数可)及びそのDRBに関するDLパケット内で観測されたPDUセッションに属するULパケットをマッピングし得る。反射型マッピングを有効にするために、NG-RAN710は、Uuインタフェース上のDLパケットをQoSフローIDでマーキングし得る。明示的なマッピングは、RRC1155が明示的なQoSフローを用いてSDAP1147をDRBへのマッピング規則に構成することを含んでもよく、これはSDAP1147が記憶し、SDAP1147が追従してもよい。実施形態では、SDAP1147は、NR実装形態でのみ使用されてもよく、LTE実装形態では使用されなくてもよい。
RRC1155は、1つ以上の管理サービスアクセスポイント(M-SAP)を介して、PHY1110、MAC1120、RLC1130、PDCP1140、及びSDAP1147の1つ以上のインスタンスを含み得る、1つ以上のプロトコル層の態様を構成し得る。実施形態では、RRC1155のインスタンスは、1つ以上のRRC-SAP1156を介して、1つ以上のNASエンティティ1157からの要求を処理し、そのエンティティにインジケーションを提供し得る。RRC1155の主なサービス及び機能としては、(例えば、NASに関連するMIB又はSIBに含まれる)システム情報のブロードキャスト、アクセス層(AS)に関するシステム情報のブロードキャスト、UE501とRAN510との間のRRC接続のページング、確立、維持及び解放(例えば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続変更、RRC接続解放)、ポイントツーポイント無線ベアラの確立、構成、維持及び解放、鍵管理を含むセキュリティ機能、RAT間モビリティ、並びにUE測定報告のための測定構成を含み得る。MIB及びSIBは、それぞれ個々のデータフィールド又はデータ構造を含むことができる1つ以上のIEを含んでもよい。
NAS1157は、UE501とAMF721との間の制御プレーンの最上位層を形成し得る。NAS1157は、UE501とLTEシステムのP-GWとの間のIP接続性を確立し、かつ維持するために、UE501のモビリティ及びセッション管理手順をサポートし得る。
様々な実施形態によれば、配置1100の1つ以上のプロトコルエンティティは、上述のデバイス間の制御プレーン又はユーザプレーン通信プロトコルスタックに使用される、UE501、RANノード511、NR実装形態のAMF721又はLTE実装形態のMME621、NR実装形態のUPF702又はLTE実装形態のS-GW622及びP-GW623などで実装されてもよい。そのような実施形態では、UE501、gNB511、AMF721などのうちの1つ以上に実装され得る1つ以上のプロトコルエンティティは、そのような通信を実行するために、それぞれの下位層プロトコルエンティティのサービスを使用する別のデバイス内又はその別のデバイス上に実装され得るそれぞれのピア・プロトコル・エンティティと通信してもよい。いくつかの実施形態では、gNB511のgNB-CUは、1つ以上のgNB-DUの動作を制御するgNBのRRC1155、SDAP1147、及びPDCP1140をホストしてもよく、gNB511のgNB-DUは、gNB511のRLC1130、MAC1120、及びPHY1110をそれぞれホストしてもよい。
第1の実施例では、制御プレーンプロトコルスタックは、最上位層から最下位層の順に、NAS1157、RRC1155、PDCP1140、RLC1130、MAC1120、及びPHY1110を備えてもよい。この実施例では、上位層1160は、IP層1161、SCTP1162、及びアプリケーション層シグナリングプロトコル(AP)1163を含むNAS1157の上に構築されてもよい。
NR実装形態では、AP1163は、NG-RANノード511とAMF721との間に定義されるNGインタフェース513に対するNGアプリケーションプロトコル層(NGAP若しくはNG-AP)1163であってもよく、又はAP1163は、2つ以上のRANノード511の間に定義されるXnインタフェース512に対するXnアプリケーションプロトコル層(XnAP若しくはXn-AP)1163であってもよい。
NG-AP1163は、NGインタフェース513の機能をサポートし、エレメンタリープロシージャ(EP)を備え得る。NG-AP EPは、NG-RANノード511とAMF721との間の相互作用の単位であり得る。NG-AP1163サービスは、UE関連サービス(例えば、UE501に関連付けられたサービス)、及び非UE関連サービス(例えば、NG-RANノード511とAMF721との間のNGインタフェースインスタンス全体に関連するサービス)の2つのグループを備え得る。これらのサービスは、限定しないが、ページング要求を特定のページングエリアに関わるNG-RANノード511に送信するためのページング機能、AMF721がAMF721及びNG-RANノード511内にUEコンテキストを確立、修正、及び/又は解放し得るためのUEコンテキスト管理機能、NG-RAN内のモビリティをサポートするシステム内HO及び、EPSシステムとの間のモビリティをサポートするシステム間HOのためのECM-CONNECTEDモードにあるUE501のためのモビリティ機能、UE501とAMF721との間でNASメッセージをトランスポート又は再ルーティングするためのNASシグナリングトランスポート機能、AMF721とUE501との間の関連性を判定するためのNASノード選択機能、NGインタフェースを設定し、NGインタフェースを介してエラーを監視するためのNGインタフェース管理機能(複数可)、NGインタフェースを介して警告メッセージを転送し、又は進行中の警告メッセージのブロードキャストをキャンセルする手段を提供するための警告メッセージ送信機能、CN520を介して2つのRANノード511間でRAN構成情報(例えば、SON情報、性能測定(PM)データなど)を要求し転送する、構成転送機能などの機能を含み得る。
XnAP1163は、Xnインタフェース512の機能をサポートし、XnAP基本モビリティ手順及びXnAPグローバル手順を備え得る。XnAP基本モビリティ手順は、ハンドオーバ準備及びキャンセル手順、SNステータス転送手順、UEコンテキスト検索及びUEコンテキスト解放手順、RANページング手順、デュアルコネクティビティ関連手順など、NG RAN511(又はE-UTRAN610)内でUEモビリティを処理するために使用される手順を備え得る。XnAPグローバル手順は、Xnインタフェースセットアップ手順及びリセット手順、NG-RAN更新手順、セル活性化手順など、特定のUE501に関連しない手順を備え得る。
LTE実装形態では、AP1163は、E-UTRANノード511とMMEとの間に定義されるS1インタフェース513に対するS1アプリケーションプロトコル層(S1-AP)1163であってもよく、又はAP1163は、2つ以上のE-UTRANノード511間に定義されるX2インタフェース512に対するX2アプリケーションプロトコル層(X2AP又はX2-AP)1163であってもよい。
S1アプリケーションプロトコル層(S1-AP)1163は、S1インタフェースの機能をサポートし、前述のNG-APと同様に、S1-APは、S1-AP EPを備え得る。S1-AP EPは、E-UTRANノード511とLTE CN520内のMME621との間の相互作用の単位であり得る。S1-AP1163サービスは、UE関連サービス及び非UE関連サービスの2つのグループを備え得る。これらのサービスは、E-UTRAN無線アクセスベアラ(E-UTRAN Radio Access Bearer、E-RAB)管理、UE能力インジケーション、モビリティ、NASシグナリング伝送、RAN情報管理(RAN Information Management、RIM)、及び構成転送を含むが、これらに限定されない機能を実行する。
X2AP1163は、X2インタフェース512の機能をサポートし、X2AP基本モビリティ手順及びX2APグローバル手順を備え得る。X2AP基本モビリティ手順は、ハンドオーバ準備及びキャンセル手順、SNステータス転送手順、UEコンテキスト検索及びUEコンテキスト解放手順、RANページング手順、デュアルコネクティビティ関連手順など、E-UTRAN520内でUEモビリティを処理するために使用される手順を備え得る。X2APグローバル手順は、X2インタフェースセットアップ及びリセット手順、負荷インジケーション手順、エラーインジケーション手順、セルアクティブ化手順など、特定のUE501に関連しない手順を備え得る。
SCTP層(或いはSCTP/IP層と呼ぶ)1162は、アプリケーション層メッセージ(例えば、NR実装形態におけるNGAP若しくはXnAPメッセージ、又はLTE実装形態におけるS1-AP若しくはX2APメッセージ)の保証された配信を提供し得る。SCTP1162は、IP1161によってサポートされるIPプロトコルに部分的に基づいて、RANノード511とAMF721/MME621との間のシグナリングメッセージの信頼できる配信を保証し得る。インターネットプロトコル層(IP)1161を使用して、パケットアドレス指定及びルーティング機能を実行し得る。いくつかの実装形態では、IP層1161は、PDUを配信及び伝達するためにポイントツーポイント送信を使用し得る。これに関して、RANノード511は、情報を交換するためにMME/AMFとのL2及びL1層通信リンク(例えば、有線又は無線)を備え得る。
第2の実施例では、ユーザ・プレーン・プロトコル・スタックは、最上位層から最下位層の順に、SDAP1147、PDCP1140、RLC1130、MAC1120、及びPHY1110を備え得る。ユーザ・プレーン・プロトコル・スタックは、NR実装形態におけるUE501とRANノード511とUPF702との間の通信、又はLTE実装形態におけるS-GW622とP-GW623との間の通信のために使用され得る。この実施例では、上位層1151は、SDAP1147の上に構築されてもよく、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)及びIPセキュリティ層(UDP/IP)1152、ユーザプレーン層(GTP-U)のための汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル1153、並びにユーザプレーンPDU層(UP PDU)1163を含んでもよい。
トランスポートネットワーク層1154(「トランスポート層」とも呼ぶ)は、IPトランスポート上に構築されてもよく、GTP-U1153は、(UDP層及びIP層を含む)UDP/IP層1152の上に、ユーザプレーンPDU(UP-PDU)を搬送するために使用されてもよい。IP層(「インターネット層」とも呼ばれる)は、パケットアドレス指定及びルーティング機能を実行するために使用されてもよい。IP層は、例えば、IPv4、IPv6、又はPPPフォーマットのうちのいずれかにおいて、IPアドレスをユーザデータパケットに割り当てることができる。
GTP-U1153は、GPRSコアネットワーク内で、及び無線アクセスネットワークとコアネットワークとの間で、ユーザデータを搬送するために使用され得る。伝送されるユーザデータは、例えば、IPv4、IPv6、又はPPPフォーマットのうちのいずれかのパケットであってもよい。UDP/IP1152は、データ完全性のチェックサム、ソース及び宛先で異なる機能に対処するためのポート番号、並びに選択されたデータフロー上の暗号化及び認証を提供し得る。RANノード511及びS-GW622は、L1層(例えば、PHY1110)、L2層(例えば、MAC1120、RLC1130、PDCP1140、及び/又はSDAP1147)、UDP/IP層1152、及びGTP-U1153を備えるプロトコルスタックを介してユーザ・プレーン・データを交換するために、S1-Uインタフェースを利用し得る。S-GW622及びP-GW623は、S5/S8aインタフェースを利用して、L1層、L2層、UDP層/IP層1152、及びGTP-U1153を備えるプロトコルスタックを介してユーザ・プレーン・データを交換し得る。前述したように、NASプロトコルは、UE501とP-GW623との間のIP接続を確立及び維持するために、UE501のモビリティ及びセッション管理手順をサポートし得る。
更に、図11に示していないが、AP1163及び/又はトランスポートネットワーク層1154の上にアプリケーション層が存在してもよい。アプリケーション層は、UE501、RANノード511、又は他のネットワーク要素のユーザが、例えば、アプリケーション回路805又はアプリケーション回路905によってそれぞれ実行されるソフトウェアアプリケーションと相互作用する層であってもよい。アプリケーション層はまた、ベースバンド回路1010などのUE501又はRANノード511の通信システムと対話するために、ソフトウェアアプリケーションの1つ以上のインタフェースを提供し得る。いくつかの実装形態では、IP層及び/又はアプリケーション層は、開放型システム間相互接続(OSI)モデル(例えば、OSI層7-アプリケーション層、OSI層6-プレゼンテーション層、及びOSI層5-セッション層)の層5~7又はその一部と同じ又は類似の機能を提供することができる。
図12は、様々な実施形態によるコアネットワークの構成要素を示す。CN620の構成要素は、マシン可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的マシン可読記憶媒体)から命令を読み取って実行するための構成要素を含む、単一の物理ノード又は別個の物理ノードに実装されてもよい。実施形態では、CN720の構成要素は、CN620の構成要素に関して本明細書で説明するのと同じ又は同様の方法で実装されてもよい。いくつかの実施形態では、NFVを利用して、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体(以下で更に詳細に説明する)に格納された実行可能命令を介して、上述のネットワークノード機能のいずれか又は全てを仮想化する。CN620の論理インスタンス化は、ネットワークスライス1201と呼ぶことがあり、CN620の個々の論理インスタンス化は、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性を提供し得る。CN620の一部分の論理インスタンス化は、ネットワークサブスライス1202と呼ぶことがある(例えば、ネットワークサブスライス1202は、P-GW623及びPCRF626を含むように示している)。
本明細書で使用するとき、用語「インスタンス化する」、「インスタンス化」などは、インスタンスの作成を指すことができ、「インスタンス」は、例えば、プログラムコードの実行中に発生し得るオブジェクトの具体的な発生を指すことができる。ネットワークインスタンスは、異なるIPドメイン又は重複しているIPアドレスの場合にトラフィック検出及びルーティングに使用され得るドメインを識別する情報を指し得る。ネットワーク・スライス・インスタンスは、ネットワーク機能(NF)インスタンス及びネットワークスライスを展開するために必要なリソース(例えば、計算、ストレージ、及びネットワーキングリソース)のセットを指すことができる。
5Gシステム(例えば、図7を参照)に関して、ネットワークスライスは常にRAN部分とCN部分とを備える。ネットワークスライシングのサポートは、異なるスライスに対するトラフィックが異なるPDUセッションによって扱われるという原理に依存する。ネットワークは、スケジューリングによって、また異なるL1/L2構成を提供することによって、異なるネットワークスライスを実現することができる。UE701は、NASによって提供されている場合に、適切なRRCメッセージにおけるネットワークスライス選択のための支援情報を提供する。ネットワークは多数のスライスをサポートすることができるが、UEは8スライスを同時にサポートする必要はない。
ネットワークスライスは、CN720制御プレーン及びユーザプレーンNF、サービングPLMN内のNG-RAN710、及びサービングPLMN内のN3IWF機能を含み得る。個々のネットワークスライスは、異なるS-NSSAIを有してもよく、及び/又は異なるSSTを有してもよい。NSSAIは、1つ以上のS-NSSAIを含み、各ネットワークスライスは、S-NSSAIによって一意に識別される。ネットワークスライスは、サポートされる機能及びネットワーク機能の最適化について異なり得、及び/又は複数のネットワーク・スライス・インスタンスは、UE701の異なるグループ(例えば、企業ユーザ)を別すれば、同じサービス/機能を配信し得る。例えば、個々のネットワークスライスは、異なるコミットされたサービスを配信してもよく、及び/又は特定の顧客又は企業専用であってもよい。この実施例では、各ネットワークスライスは、同じSSTを有するが異なるスライス微分子を有した、異なるNSSAIを有し得る。更に、単一のUEは、5G ANを介して同時に1つ以上のネットワーク・スライス・インスタンスでサービスされ、8つの異なるS-NSSAIに関連付けられ得る。更に、個々のUE701にサービス提供するAMF721インスタンスは、そのUEにサービス提供するネットワーク・スライス・インスタンスの各々に属し得る。
NG-RAN710におけるネットワークスライシングは、RANスライス認識を含む。RANスライス認識は、事前構成された異なるネットワークスライスに関するトラフィックの微分された処理を含む。NG-RAN710におけるスライス認識は、PDUセッションリソース情報を含む全てのシグナリングにおいて、PDUセッションに対応するS-NSSAIを示すことによって、PDUセッションレベルで導入される。NG-RAN機能(例えば、各スライスを備えるネットワーク機能のセット)に関して、NG-RAN710がスライス有効化をどのようにサポートするかは実装形態に依存する。NG-RAN710は、UE701又は5GC720によって提供される支援情報を使用してネットワークスライスのRAN部分を選択し、これは、PLMN内の事前構成されたネットワークスライスのうちの1つ以上を明確に識別する。NG-RAN710はまた、SLAに従ってスライス間のリソース管理及びポリシー施行をサポートする。単一のNG-RANノードは、複数のスライスをサポートし、NG-RAN710はまた、各サポートされたスライスに対して、実施されているSLAの適切なRRMポリシーを適用し得る。NG-RAN710はまた、スライス内でQoSの差別化をサポートし得る。
NG-RAN710はまた、利用可能であれば、初期アタッチ中にAMF721を選択するためにUE支援情報を使用し得る。NG-RAN710は、初期NASをAMF721にルーティングするために支援情報を使用する。NG-RAN710が支援情報を使用してAMF721を選択できない場合、又はUE701がそのような情報を提供しない場合、NG-RAN710は、AMF721のプールの中にあり得るデフォルトAMF721にNASシグナリングを送信する。後続のアクセスのために、UE701は、5GC720によってUE701に割り当てられた一時的IDを提供し、一時的IDが有効である限り、NG-RAN710は、NASメッセージを適切なAMF721にルーティングすることができる。NG-RAN710は、一時的IDに関連付けられたAMF721を認識し、それに到達し得る。そうでなければ、初期アタッチのための方法が当てはまる。
NG-RAN710は、スライス間のリソース分離をサポートする。NG-RAN710リソース分離は、1つのスライスが別のスライスのためのサービス・レベル・アグリーメントを破る場合に、共有リソースの不足を回避すべき、RRMポリシー及び保護機構によって達成され得る。いくつかの実装形態では、NG-RAN710リソースを特定のスライスに完全に専用にすることが可能である。NG-RAN710がどのようにリソース分離をサポートするかは実装形態に依存する。
いくつかのスライスは、ネットワークの一部でのみ利用可能であってもよい。その近隣のセルでサポートされるスライスのNG-RAN710における認識は、接続モードにおける周波数間モビリティに有益であり得る。スライス可用性は、UEの登録エリア内で変化しないようにできる。NG-RAN710及び5GC720は、所与のエリアで利用可能であっても、そうでなくてもよいスライスに対するサービス要求を処理する役割を果たす。スライスへのアクセスの許可又は拒否は、スライスのサポート、リソースの可用性、NG-RAN710によって要求されたサービスのサポートなどの要因に依存し得る。
UE701は、複数のネットワークスライスに同時に関連付けられ得る。UE701が複数のスライスに同時に関連付けられる場合、ただ1つのシグナリング接続が維持され、周波数内セル再選択のために、UE701は最良のセルへのキャンプオンを試みる。周波数間セル再選択のために、専用の優先度は、UE701がキャンプオンしている周波数を制御するために使用され得る。5GC720は、UE701がネットワークスライスにアクセスする権利を有することを確認するためのものである。初期コンテキストセットアップ要求メッセージを受信する前に、NG-RAN710は、UE701がアクセスを要求している特定のスライスの認識に基づいて、いくつかの暫定/ローカルポリシーを適用することを許可され得る。初期コンテキストセットアップ中に、NG-RAN710は、リソースが要求されているスライスについて通知される。
NFVアーキテクチャ及びインフラストラクチャは、1つ以上のNFを仮想化するために使用されてもよく、代替的に専有ハードウェアによって実行されて、業界標準のサーバハードウェア、記憶ハードウェア、又はスイッチの組合わせを含む物理リソース上に仮想化されてもよい。言い換えれば、NFVシステムを使用して、1つ以上のEPC構成要素/機能の仮想の又は再構成可能な実装を実行することができる。
図13は、いくつかの例示的な実施形態による、NFVをサポートするシステム1300の構成要素を示すブロック図である。システム1300は、VIM1302、NFVI1304、VNFM1306、VNF1308、EM1310、NFVO1312、及びNM1314を含むものとして示されている。
VIM1302は、NFVI1304のリソースを管理する。NFVI1304は、システム1300を実行するために使用される物理リソース又は仮想リソース及びアプリケーション(ハイパーバイザを含む)を含むことができる。VIM1302は、NFVI1304による仮想リソースのライフサイクル(例えば、1つ以上の物理リソースに関連付けられたVMの生成、維持、及び解体)を管理し、VMインスタンスを追跡し、VMインスタンス及び関連する物理リソースの性能、障害、及びセキュリティを追跡し、VMインスタンス及び関連する物理リソースを他の管理システムに露出することができる。
VNFM1306は、VNF1308を管理することができる。VNF1308を使用して、EPC構成要素/機能を実行することができる。VNFM1306は、VNF1308のライフサイクルを管理し、VNF1308の仮想態様の性能、障害、及びセキュリティを追跡してもよい。EM1310は、VNF1308の機能的態様の性能、障害、及びセキュリティを追跡することができる。VNFM1306及びEM1310からの追跡データは、例えば、VIM1302又はNFVI1304によって使用される性能測定PMデータを含んでもよい。VNFM1306及びEM1310の両方は、システム1300のVNFの量をスケールアップ/ダウンすることができる。
NFVO1312は、要求されたサービスを提供するために(例えば、EPC機能、構成要素、又はスライスを実行するために)、NFVI1304のリソースを調整、認可、解放、及び予約することができる。NM1314は、ネットワークの管理の責任を有するエンドユーザ機能のパッケージを提供することができ、これは、VNF、非仮想化ネットワーク機能、又はその両方を有するネットワーク要素を含んでもよい(VNFの管理は、EM1310を介して行われてもよい)。
図14は、いくつかの例示的実施形態による構成要素を示すブロック図であり、構成要素は、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、かつ本明細書で説明する方法論の1つ以上を実行し得る。具体的には、図14は、1つ以上のプロセッサ(又はプロセッサコア)1410、1つ以上のメモリ/ストレージデバイス1420、及び1つ以上の通信リソース1430を含むハードウェアリソース1400の図式表現を示し、それらの各々は、バス1440を介して通信可能に連結され得る。ノード仮想化(例えば、NFV)が利用される実施形態について、ハイパーバイザ1402は、ハードウェアリソース1400を利用するための1つ以上のネットワークスライス/サブスライスの実行環境を提供するために実行され得る。
プロセッサ1410は、例えば、プロセッサ1412及びプロセッサ1414を含んでもよい。プロセッサ(複数可)1410は、例えば、中央処理装置(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィック処理ユニット(GPU)、ベースバンドプロセッサなどのDSP、ASIC、FPGA、高周波集積回路(RFIC)、(本明細書で説明したものを含む)別のプロセッサ、又はこれらの任意の好適な組合わせであってもよい。
メモリ/ストレージデバイス1420は、メインメモリ、ディスクストレージ、又はそれらの任意の好適な組合わせを含んでもよい。メモリ/ストレージデバイス1420としては、限定しないが、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッド・ステート・ストレージなどの任意の種類の揮発性又は不揮発性メモリを含んでもよい。
通信リソース1430は、ネットワーク1408を介して1つ以上の周辺デバイス1404、或いは1つ以上のデータベース1406と通信するため、相互接続又はネットワーク・インタフェース・コンポーネント又は他の好適なデバイスを含み得る。例えば、通信リソース1430は、(例えば、USBを介した連結のための)有線通信構成要素、セルラ通信構成要素、NFC構成要素、Bluetooth(登録商標)(又は、Bluetooth(登録商標)ローエナジー)構成要素、Wi-Fi(登録商標)構成要素、及び他の通信構成要素を含んでもよい。
命令1450は、プロセッサ1410の少なくともいずれかに、本明細書で説明する方法論のうちの任意の1つ以上を実行させるためのソフトウェア、プログラム、アプリケーション、アプレット、アプリ、又は他の実行可能コードを備え得る。命令1450は、完全に又は部分的に、プロセッサ1410内(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内)、メモリ/ストレージデバイス1420内、又はそれらの任意の好適な組合わせ内のうちの少なくとも1つに存在し得る。更に、命令1450の任意の部分は、周辺デバイス1404又はデータベース1406の任意の組合わせからハードウェアリソース1400に転送され得る。したがって、プロセッサ1410のメモリ、メモリ/ストレージデバイス1420、周辺デバイス1404、及びデータベース1406は、コンピュータ可読媒体及び機械可読媒体の例である。
1つ以上の実施形態については、前述の図のうちの1つ以上に記載されている構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の例示的なセクションに記載されているような1つ以上の動作、技術、プロセス、及び/又は方法を実行するように構成され得る。例えば、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成されてもよい。別の例として、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したようなUE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられた回路は、例示的なセクションにおいて以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成され得る。
手順例
いくつかの実施形態では、図5~図14、又は本明細書のいくつかの他の図の電子デバイス、ネットワーク、システム、チップ若しくは構成要素、又はその一部若しくは実装は、本明細書に記載の1つ以上のプロセス、技術、若しくは方法、又はその一部を実行するように構成され得る。そのようなプロセスの1つを、図15に示す。例えば、プロセス1500は、1502に示すように、NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成することであって、MsgAがRACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成することと、1504に示すように、RACH手順中にNRネットワークの無認可スペクトルを介してMsgAを基地局(gNB)に送信することとを含み得る。
実施形態では、PRACH機会及び関連PUSCH機会は、RACH手順中に、MsgAに無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される。
実施形態では、生成することは、UEによって、PRACH機会及び関連PUSCH機会を別々に構成すること、
UEによって、関連PUSCH機会がPRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てることとを更に含む。
実施形態では、生成することは、UEによって、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入することを更に含む。
実施形態では、プロセス1500は、UEによって、PRACH機会と関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、MsgA PRACHのプリアンブルのコピーを挿入することを更に含む。
実施形態では、プロセスは、UEによって、ビットマップを定義することを更に含み、ビットマップ内の各ビットは、対応するPRACH機会がRACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用される。
実施形態では、プロセスは、UEによって、周波数オフセットに基づいてPUSCH機会を構成することを更に含み、周波数オフセットは、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく。
プロセス1500におけるステップ及び/又はプロセスは、アプリケーション回路805若しくは905、ベースバンド回路810若しくは910、及び/又はプロセッサ1410に含まれるものを含む、本明細書で説明するプロセッサ、プロセッサ回路、及び/又は回路のうちの1つ以上によって少なくとも部分的に実行され得る。
1つ以上の実施形態については、前述の図のうちの1つ以上に記載されている構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の例示的なセクションに記載されているような1つ以上の動作、技術、プロセス、及び/又は方法を実行するように構成され得る。例えば、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成されてもよい。別の例として、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したようなUE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられた回路は、例示的なセクションにおいて以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成され得る。
上述したように、本技術の態様は、例えば、機能を改善又は強化するために、様々なソースから入手可能なデータを収集及び使用することを含み得る。本開示は、いくつかの例において、この収集されたデータが、特定の人を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを考察する。そのような個人情報データは、人口統計データ、位置ベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、住所、ユーザの健康又はフィットネスレベル(例えば、バイタルサイン測定、服薬情報、運動情報)に関するデータ若しくは記録、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を含み得る。本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後にのみ実施されるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる個人情報データの特定のタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、米国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act;HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、ユーザが、例えばサービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択し得るように、本技術は構成されてもよい。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを想到する。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無許可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションを含めて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅し得るものであるが、本開示はまた、様々な実施形態を、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに実施することも可能であることを想到する。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部分が欠如することにより、実施不可能となるものではない。
実施例
実施例1は、第5世代(5G)又は新無線(NR)システムに対する無線通信の方法を含み得、方法は、2ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順の第1のステップにおいて、MsgA物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会及び関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会の構成をgNodeB(gNB)からUEによって受信する又は受信させ、UEによって、その構成に従って、MsgA PRACH及び関連PUSCHを送信する又は送信させる。
実施例2は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、PUSCH機会が、PRACH機会から別々に構成される場合、時間領域リソース割当てにおいて予約状態のうちの1つは、MsgA PUSCH機会が関連PRACHプリアンブルの直後に続くことを示すために使用され得る。
実施例3は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、MsgA PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張が、PRACHとMsgA PUSCH機会との間のギャップを埋めるために挿入され得る。
実施例4は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、ギャップがPRACHプリアンブルのコピー、例えば、PRACHプリアンブルの最初の部分又は最後の部分によって置き換えられ得る。
実施例5は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、ビットマップが定義され得、ビットマップ内の各ビットは、対応するPRACH機会が2ステップRACH間に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用され得る。
実施例6は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、複数の時間領域PRACH機会が、スロットにおいて構成され、第1のPRACH機会のみが、PRACH送信のために使用され、残りの時間領域リソースが、対応するMsgA PUSCH送信のために使用され得、前記PRACH構成内の1ビットインジケーションを使用して、前記第1のPRACH機会のみを使用するか、又は全てのPRACH機会を使用するかを指示し得る。
実施例7は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、PRACHとPUSCHとの間のギャップが、PUSCHのために追加のリッスン・ビフォア・トーク(LBT)を必要とするギャップよりも小さくなるように、UEは、PRACHとPUSCHに異なるタイミングアドバンスを適用しなければならない。
実施例8は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、1つ以上のインタレースが、無認可動作を伴うNRのMsgA PUSCH機会に割り当てられる。
実施例9は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、MsgA PUSCH機会の構成について、関連PRACH機会に対するインタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスの観点からの周波数オフセットが、無認可動作を伴うNRのために構成され得る。
実施例10は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、周波数オフセット、例えば、PRBインデックス又はインタレースインデックスは、MsgA PUSCH又はPRACHプリアンブルの送信のためにニューメロロジに従って決定され得る。
実施例11は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、占有チャネル帯域幅(OCB)要件が、チャネル占有時間(COT)内での時間的送信のための規制によって義務付けられていない場合、MsgA PRACH送信は、NR-PRACHと同様の局所周波数マッピングに基づいてもよく、その一方で、後続のMsgA PUSCH送信は、OCB要件を満たすインタレースベース構造に基づいてもよい。
実施例12は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、複数の周波数領域リソースが、複数の構成済み帯域幅部分でMsgA送信のために構成され得、UEは、LBTの結果に基づいて、構成済み帯域幅部分のうちの1つを初期アクティブ帯域幅部分として選択し、対応する周波数領域リソースでMsgAを送信し得る。
実施例13は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、2ステップRACHにおけるMsgA PUSCHのスクランブルシーケンス生成器の初期化は、関連PRACH機会インデックス、又は関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックス、又はそれらの組合わせを含み得る。
実施例14は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、gNBがUE側からのトリガを認識しない場合、2ステップRACH動作のために
Figure 0007297921000005
として
Figure 0007297921000006
を指定することが望ましい場合がある。
実施例15は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含み得、復調基準信号(DMRS)の疑似ランダムシーケンスが、上位層構成済みID若しくはセルID、関連PRACH機会インデックス若しくは関連PRACH機会のPRACHプリアンブルインデックス、又はそれらの組合わせに基づいて初期化され得る。
実施例16は、方法を含み得、方法は、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会及び関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会の構成を含むメッセージをgNodeB(gNB)から受信する又は受信させることと、その構成に従って、PRACH及び関連PUSCHを送信する又は送信させることを含み、ここで、PUSCHは、PRACHの直後に送信される。
実施例17は、実施例16又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、メッセージが、2ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順の第1のメッセージである。
実施例18は、実施例16又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、2ステップRACH手順が、第1のメッセージに応答して、gNBから第2のメッセージを受信することを更に含む。
実施例19は、実施例18又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、第1のメッセージは、メッセージA(MsgA)であり、第2のメッセージは、メッセージB(MsgB)である。
実施例20は、実施例19又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、MsgBは、4ステップRACH手順に従って定義されるMsg2及びMsg4を含む。
実施例21は、実施例16~20又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成は、PUSCHがPRACHプリアンブルの直後に送信されるべきであることを示すインジケータを含む。
実施例22は、実施例16~21又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PRACHプリアンブルが、PRACH機会で送信され、方法は、普通ならPUSCHと衝突するであろう1つ以上の追加のPRACH機会を無効にすることを更に含む。
実施例23は、実施例22又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成が、無効にされる1つ以上の追加のPRACH機会のインジケーションを含む。
実施例24は、実施例23の方法を含み得、インジケーションはビットマップを含み、ビットマップの個々のビットは、それぞれのPRACH機会が無効にされるべきか否かを示すためにそれぞれのPRACH機会に対応する。
実施例25は、実施例16~24又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、方法の全部又は選択された態様は、UE又はその一部によって実行される。
実施例26は、方法を含み得、方法は、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会及び関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会の構成を含むメッセージをgNodeB(gNB)から受信する又は受信させることと、その構成に従って、PRACH機会でPRACHを、及びPUSCH機会で関連PUSCHを送信する又は送信させることを含み、ここで、PUSCHとPRACHとの間には時間的なギャップがあり、更に方法は、ギャップ全体において送信する又は送信させることを含む。
実施例27は、実施例26又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PUSCHのサイクリックプレフィクスの拡張が、ギャップ内で送信される。
実施例28は、実施例25~27又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、メッセージが、2ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順の第1のメッセージである。
実施例29は、実施例28又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、2ステップRACH手順は、第1のメッセージに応答して、gNBから第2のメッセージを受信することを更に含む。
実施例30は、実施例29又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、第1のメッセージは、メッセージA(MsgA)であり、第2のメッセージは、メッセージB(MsgB)である。
実施例31は、実施例30又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、MsgBは、4ステップRACH手順に従って定義されたMsg2及びMsg4を含む。
実施例32は、実施例26~31又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成は、PUSCHがPRACHプリアンブルの直後に送信されるべきであることを示すインジケータを含む。
実施例33は、実施例26~32又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PRACHプリアンブルが、PRACH機会で送信され、方法は、普通ならPUSCHと衝突するであろう1つ以上の追加のPRACHを無効にすることを更に含む。
実施例34は、実施例33又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成が、無効にされる1つ以上の追加のPRACH機会のインジケーションを含む。
実施例35は、実施例34の方法を含み得、インジケーションがビットマップを含み、ビットマップの個々のビットは、それぞれのPRACH機会が無効にされるべきか否かを示すためにそれぞれのPRACH機会に対応する。
実施例36は、実施例26~35又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、方法の全部又は選択された態様は、UE又はその一部によって実行される。
実施例37は、方法を含み得、方法は、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会及び関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会の構成を含むメッセージをUEに送信する又は送信させることと、構成に従って、PRACH及び関連PUSCHを受信する又は受信させることを含み、ここで、PUSCHは、PRACHの直後に受信される。
実施例38は、実施例37又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、メッセージが2ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順の第1のメッセージである。
実施例39は、実施例38又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、2ステップRACH手順は、第1のメッセージに応答して、第2のメッセージをUEに送信することを更に含む。
実施例40は、実施例39又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、第1のメッセージは、メッセージA(MsgA)であり、第2のメッセージは、メッセージB(MsgB)である。
実施例41は、実施例40又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、MsgBは、4ステップRACH手順に従って定義されたMsg2及びMsg4を含む。
実施例42は、実施例37~41又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成は、PUSCHがPRACHプリアンブルの直後に送信されるべきであることを示すインジケータを含む。
実施例43は、実施例37~42又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PRACHプリアンブルが、PRACH機会で送信され、方法は、普通ならPUSCHと衝突するであろう1つ以上の追加のPRACHを無効にすることを更に含む。
実施例44は、実施例43又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成が、無効にされる1つ以上の追加のPRACH機会のインジケーションを含む。
実施例45は、実施例44又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、インジケーションはビットマップを含み、ビットマップの個々のビットは、それぞれのPRACH機会が無効にされるべきか否かを示すためにそれぞれのPRACH機会に対応する。
実施例46は、実施例37~45又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、方法の全部又は選択された態様は、gNB又はその一部によって実行される。
実施例47は、方法を含み得、方法は、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会及び関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会の構成を含むメッセージをUEに送信する又は送信させることと、構成に従って、PRACH及び関連PUSCHを受信する又は受信させることを含み、ここで、PUSCHは、PRACHの直後に受信され、更に方法は、ギャップ全体においてUEからの送信を受信する又は受信させることを含む。
実施例48は、実施例47又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PUSCHのサイクリックプレフィクスの拡張がギャップ内で受信される。
実施例49は、実施例48又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、メッセージが、2ステップ・ランダム・アクセス(RACH)手順の第1のメッセージである。
実施例50は、実施例49又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、2ステップRACH手順は、第1のメッセージに応答して、第2のメッセージをUEに送信することを更に含む。
実施例51は、実施例50又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、第1のメッセージは、メッセージA(MsgA)であり、第2のメッセージは、メッセージB(MsgB)である。
実施例52は、実施例51又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、MsgBは、4ステップRACH手順に従って定義されたMsg2及びMsg4を含む。
実施例53は、実施例47~52又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成は、PUSCHがPRACHプリアンブルの直後に送信されるべきであることを示すインジケータを含む。
実施例54は、実施例47~53又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、PRACHプリアンブルが、PRACH機会で送信され、方法は、普通ならPUSCHと衝突するであろう1つ以上の追加のPRACH機会を無効にすることを更に含む。
実施例55は、実施例54又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、構成が、無効にされる1つ以上の追加のPRACH機会のインジケーションを含む。
実施例56は、実施例55又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、インジケーションはビットマップを含み、ビットマップの個々のビットは、それぞれのPRACH機会が無効にされるべきか否かを示すためにそれぞれのPRACH機会に対応する。
実施例57は、実施例47~55又は本明細書における別の実施例の方法を含み得、方法の全部又は選択された態様は、gNB又はその一部によって実行される。
実施例Z01は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する方法、又は本明細書で説明するいずれかの他の方法若しくはプロセスのうちの1つ以上の要素を実行する手段を含む装置を含み得る。
実施例Z02は、命令を備える1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得、電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって命令が実行されると、命令は電子デバイスに、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれ実施例に関連する方法、又は本明細書で説明するいずれかの他の方法若しくはプロセスのちの1つ以上の要素を実行させる。
実施例Z03は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する方法、又は本明細書で説明するいずれかの他の方法若しくはプロセスのうちの1つ以上の要素を実行するロジック、モジュール、又は回路を備える装置を含み得る。
実施例Z04は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はそれら実施例の部分若しくは一部である、方法、技術、又はプロセスを含み得る。
実施例Z05は、1つ以上のプロセッサと、命令を備える1つ以上のコンピュータ可読媒体とを備える装置を含み得、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はそれら実施例の部分である、方法、技術、又はプロセスを実行させる。
実施例Z06は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はその部分若しくは一部である信号を含み得る。
実施例Z07は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はその部分若しくは一部である、或いは本開示に記載した他のものである、データグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータユニット(PDU)、又はメッセージを含み得る。
実施例Z08は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はその部分若しくは一部である、或いは本開示に記載した他のものである、データを用いて符号化された信号を含み得る。
実施例Z09は、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はその部分若しくは一部である、或いは本開示に記載した他のものである、データグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータユニット(PDU)、又はメッセージを用いて符号化された信号を含み得る。
実施例Z10は、コンピュータ可読命令を搬送する電磁信号を含み得、コンピュータ可読命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はその部分である、方法、技術、又はプロセスを実行させる。
実施例Z11は、命令を備えるコンピュータプログラムを含み得、命令は、処理要素によってプログラムが実行されると、処理要素に、実施例1~57のいずれかに記載した、若しくはそれら実施例に関連する、又はそれら実施例の部分である、方法、技術、又はプロセスを実行させる。
実施例Z12は、本明細書に示されて記載された無線ネットワークにおける信号を含むことができる。
実施例Z13は、本明細書に示されて記載された無線ネットワークにおいて通信する方法を含むことができる。
実施例Z14は、本明細書に示されて記載された無線通信を提供するシステムを含むことができる。
実施例Z15は、本明細書に示されて記載された無線通信を提供するデバイスを含むことができる。
上記の実施例のいずれも、特に明記しない限り、任意の他の実施例(又は実施例の組合わせ)と組合わせることができる。1つ以上の実装形態の前述の説明は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものではなく、又は、実施形態の範囲を開示される正確な形態に限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の教示を踏まえて可能であり、又は様々な実施形態の実践から習得することができる。
略語
本文書の目的のために、以下の略語を本明細書で説明する実施例及び実施形態に適用することができるが、限定することを意味するものではない。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
4G 第4世代
5G 第5世代
5GC 5Gコアネットワーク
ACK 肯定応答
AF アプリケーション機能
AM 確認モード
AMBR アグリゲート最大ビットレート
AMF アクセス及びモビリティ管理機能
AN アクセスネットワーク
ANR 自動近隣関係
AP アプリケーションプロトコル、アンテナポート、アクセスポイント
API アプリケーションプログラミングインタフェース
APN アクセスポイント名
ARP 割当て及び保持優先度
ARQ 自動再送要求
AS アクセス層
ASN.1 抽象構文表記1
AUSF 認証サーバ機能
AWGN 付加白色ガウスノイズ
BCH ブロードキャストチャネル
BER ビット誤り率
BFD ビーム故障検出
BLER ブロック誤り率
BPSK 2値位相シフトキーイング
BRAS ブロードバンドリモートアクセスサーバ
BSS 業務支援システム
BS 基地局
BSR バッファ状態レポート
BW 帯域幅
BWP 帯域幅部分
C-RNTI セル無線ネットワーク臨時アイデンティティ
CA キャリアアグリゲーション、認証局
CAPEX 設備構築費
CBRA 競合ベースのランダムアクセス
CC コンポーネントキャリア、国コード、暗号チェックサム
CCA クリアチャネルアセスメント
CCE 制御チャネル要素
CCCH 共通制御チャネル
CE カバレッジエンハンスメント
CDM コンテンツ配信ネットワーク
CDMA 符号分割多元アクセス
CFRA コンテンションフリーランダムアクセス
CG セルグループ
CI セルアイデンティティ
CID セルID(例えば、位置決め方法)
CIM 共通情報モデル
CIR キャリア対干渉比
CK 暗号鍵
CM 接続管理、条件付き必須
CMAS 商用モバイル警告サービス
CMD コマンド
CMS クラウド管理システム
CO 条件付きオプション
CoMP 協調マルチポイント
CORESET 制御リソースセット
COTS いつでも買える市販品
CP 制御プレーン、サイクリックプレフィクス、接続ポイント
CPD 接続点記述子
CPE 顧客宅内機器
CPICH 共通パイロットチャネル
CQI チャネル品質インジケータ
CPU CSI処理部、中央処理部
C/R コマンド/応答フィールドビット
CRAN クラウド無線アクセスネットワーク、クラウドRAN
CRB 共通リソースブロック
CRC 巡回冗長検査
CRI チャネル状態情報リソースインジケータ、CSI-RSリソースインジケータ
C-RNTI セルRNTI
CS 回路切換
CSAR クラウドサービスアーカイブ
CSI チャネル状態情報
CSI-IM CSI干渉測定値
CSI-RS CSI基準信号
CSI-RSRP CSI基準信号受信電力
CSI-RSRQ CSI基準信号受信品質
CSI SINR CSI信号対干渉及びノイズ比
CSMA キャリアセンス多元アクセス
CSMA/CA 衝突回避を伴うCSMA
CSS 共通探索空間、セル固有探索空間
CTS 送信クリア
CW コードワード
CWS 競合ウィンドウサイズ
D2D デバイス間
DC デュアルコネクティビティ、直流
DCI ダウンリンク制御情報
DF 展開Flavour
DL ダウンリンク
DMTF 分散管理タスクフォース
DPDK データプレーン開発キット
DM-RS、DMRS 復調基準信号
DN データネットワーク
DRB データ無線ベアラ
DRS 発見基準信号
DRX 不連続受信
DSL ドメイン固有言語デジタル加入者回線
DSLAM DSLアクセスマルチプレクサ
DwPTS ダウンリンクパイロット時間スロット
E-LAN イーサネットローカルエリアネットワーク
E2E エンドツーエンド
ECCA 拡張クリアチャネル評価、拡張CCA
ECCE 拡張制御チャネル要素、拡張CCE
ED エネルギー検出
EDGE GSM進化のための拡張データ(GSMエボリューション)
EGMF Exposure Governance Management Function
EGPRS 拡張GPRS
EIR 機器アイデンティティレジスタ
eLAA 拡張免許アシストアクセス、拡張LAA
EM 要素マネージャ
eMBB 拡張モバイルブロードバンド
EMS 要素管理システム
eNB 進化型ノードB、E-UTRANノードB
EN-DC E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
EPC 進化型パケットコア
EPDCCH 拡張PDCCH、拡張物理ダウンリンク制御チャネル
EPRE リソース要素ごとのエネルギー
EPS 進化型パケットシステム
EREG 拡張REG、強化されたリソース要素グループ
ETSI 欧州電気通信標準化機構
ETWS 地震・津波警報システム
eUICC 埋込みUICC、埋込みユニバーサル集積回路カード
E-UTRA 進化型UTRA
E-UTRAN 進化型UTRAN
EV2X 拡張V2X
F1AP F1アプリケーションプロトコル
F1-C F1制御プレーンインタフェース
F1-U F1ユーザプレーンインタフェース
FACCH 高速付随制御チャネル
FACCH/F 高速付随制御チャネル/フルレート
FACCH/H 高速付随制御チャネル/ハーフレート
FACH 順方向アクセスチャネル
FAUSCH 高速アップリンクシグナリングチャネル
FB 機能ブロック
FBI フィードバック情報
FCC 連邦通信委員会
FCCH 周波数補正チャネル
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重化
FDMA 符号分割多元アクセス
FE フロントエンド
FEC 順方向誤り訂正
FFS 更なる研究
FFT 高速フーリエ変換
feLAA further enhancedライセンス支援アクセス、further enhanced LAA
FN フレーム番号
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
FR 周波数範囲
G-RNTI GERAN無線ネットワーク一時アイデンティティ
GERAN GSM EDGE RAN、GSM EDGE無線アクセスネットワーク
GGSN ゲートウェイGPRSサポートノード
GLONASS GLObal’naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema(英語訳:全地球航法衛星システム)
gNB 次世代ノードB
gNB-CU gNB-集中ユニット、次世代NodeB集中ユニット
gNB-DU gNB-分散ユニット、次世代NodeB分散ユニット
GNSS 全球測位衛星システム
GPRS 汎用パケット無線サービス
GSM モバイル通信用グローバルシステム、グループスペシャルモバイル
GTP GPRSトンネリングプロトコル
GTP-U ユーザプレーン用GPRSトンネリングプロトコル
GTS スリープ要求信号(WUS関連)
GUMMEI グローバルに一意のMME識別子
GUTI グローバルに一意の一時UEアイデンティティ
HARQ ハイブリッドARQ、ハイブリッド自動再送要求
HANDO、HO ハンドオーバ
HFN ハイパーフレーム番号
HHO ハードハンドオーバ
HLR ホームロケーションレジスタ
HN ホームネットワーク
HO ハンドオーバ
HPLMN ホーム地上公共移動通信ネットワーク
HSDPA 高速ダウンリンクパケットアクセス
HSN ホッピングシーケンス番号
HSPA 高速パケットアクセス
HSS ホーム加入者サーバ
HSUPA 高速アップリンクパケットアクセス
HTTP ハイパーテキスト転送プロトコル
HTTPS ハイパーテキスト転送プロトコルセキュア(httpsはSSL上のhttp/1.1、すなわちポート443である)
I-Block 情報ブロック
ICCID 集積カード識別子
ICIC セル間干渉調整
ID アイデンティティ、識別子
IDFT 逆離散フーリエ変換
IE 情報要素
IBE 帯域内放射
IEEE 米国電気電子学会
IEI 情報要素識別子
IEIDL 情報要素識別子データ長
IETF インターネット技術タスクフォース
IF インフラストラクチャ
IM 干渉測定、相互変調、IPマルチメディア
IMC IMS認証情報
IMEI 国際モバイル機器アイデンティティ
IMGI 国際移動体グループアイデンティティ
IMPI IPマルチメディアプライベートアイデンティティ
IMPU IPマルチメディアパブリックアイデンティティ
IMS IPマルチメディアサブシステム
IMSI 国際移動電話加入者識別番号
IoT モノのインターネット
IP インターネットプロトコル
Ipsec IPセキュリティ、インターネットプロトコルセキュリティ
IP-CAN IP接続アクセスネットワーク
IP-M IPマルチキャスト
IPv4 インターネットプロトコルバージョン4
IPv6 インターネットプロトコルバージョン6
IR 赤外線
IS 同期している
IRP 統合参照点
ISDN 統合サービスデジタルネットワーク
ISIM IMサービスアイデンティティモジュール
ISO 国際標準化機構
ISP インターネットサービスプロバイダ
IWF 相互作用関数
I-WLAN 相互接続WLAN
K 畳込符号の制約長、USIM個別キー
kB キロバイト(1000バイト)
kbps キロビット/秒
Kc 暗号鍵
Ki 個別加入者認証鍵
KPI 主要能力評価指標
KQI 主要品質インジケータ
KSI キーセット識別子
ksps キロシンボル/秒
KVM カーネル仮想マシン
L1 層1(物理層)
L1-RSRP 層1基準信号受信電力
L2 層2(データリンク層)
L3 層3(ネットワーク層)
LAA 免許支援アクセス
LAN ローカルエリアネットワーク
LBT リッスン・ビフォア・トーク
LCM ライフサイクル管理
LCR 低チップレート
LCS 場所サービス
LCID 論理チャネルID
LI 層インジケータ
LLC 論理リンク制御、低層互換性
LPLMN ローカルPLMN
LPP LTE位置決めプロトコル
LSB 最下位ビット
LTE ロングタームエボリューション
LWA LTE-WLANアグリゲーション
LWIP IPsecチャネルとのLTE/WLAN無線レベル統合
LTE ロングタームエボリューション
M2M マシンツーマシン
MAC 媒体アクセス制御(プロトコル層コンテキスト)
MAC メッセージ認証コード(セキュリティ/暗号コンテキスト)
MAC-A 認証及び鍵一致に使用されるMAC(TSG T WG3コンテキスト)
MAC-I シグナリングメッセージのデータ完全性に使用されるMAC(TSG T WG3コンテキスト)
MANO 管理及びオーケストレーション
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスシングル周波数ネットワーク
MCC モバイルカントリコード
MCG マスタセルグループ
MCOT 最大チャネル占有時間
MCS 変調及び符号化スキーム
MDAF 管理データ分析機能
MDAS 管理データ分析サービス
MDT 駆動試験の最小化
ME モバイル機器
MeNB マスタeNB
MER メッセージ誤り率
MGL 測定ギャップ長
MGRP 測定ギャップ反復期間
MIB マスタ情報ブロック、管理情報ベース
MIMO 多重入力多重出力
MLC モバイルロケーションセンタ
MM モビリティ管理
MME モビリティ管理エンティティ
MN マスタノード
MO 測定オブジェクト、モバイル発信
MPBCH MTC物理ブロードキャストチャネル
MPDCCH MTC物理ダウンリンク制御チャネル
MPDSCH MTC物理ダウンリンク共有チャネル
MPRACH MTC物理ランダム・アクセス・チャネル
MPUSCH MTC物理アップリンク共有チャネル
MPLS マルチプロトコルラベルスイッチング
MS 移動局
MSB 最上位ビット
MSC モバイル切換センタ
MSI 最小システム情報、MCHスケジューリング情報
MSID 移動局識別子
MSIN 移動局識別番号
MSISDN 移動体加入者ISDN番号
MT モバイル終端、モバイルターミネーション
MTC マシン型通信
mMTC 大規模MTC、大規模マシン型通信
MU-MIMO マルチユーザMIMO
MWUS MTCウェイクアップ信号、MTC WUS
NACK 否定応答
NAI ネットワークアクセス識別子
NAS 非アクセス層
NCT ネットワーク接続トポロジ
NEC ネットワーク能力開示
NE-DC NR-E-UTRAデュアルコネクティビティ
NEF ネットワーク開示機能
NF ネットワーク機能
NFP ネットワーク転送経路
NFPD ネットワーク転送経路記述子
NFV ネットワーク機能仮想化
NFVI NFVインフラストラクチャ
NFVO NFVオーケストレータ
NG 次世代
NGEN-DC NG-RAN E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
NM ネットワークマネージャ
NMS ネットワーク管理システム
N-PoP ネットワークポイントオブプレゼンス
NMIB、N-MIB 狭帯域MIB
NPBCH 狭帯域物理ブロードキャストチャネル
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NPDSCH 狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル
NPRACH 狭帯域物理ランダム・アクセス・チャネル
NPUSCH 狭帯域物理アップリンク共有チャネル
NPSS 狭帯域プライマリ同期信号
NSSS 狭帯域セカンダリ同期信号
NR 新無線、近隣関係
NRF NFリポジトリ機能
NRS 狭帯域基準信号
NS ネットワークサービス
NSA 非スタンドアロン動作モード
NSD ネットワークサービス記述子
NSR ネットワークサービスレコード
NSSAI ネットワークスライス選択支援情報
S-NNSAI シングルNSSAI
NSSF ネットワークスライス選択機能
NW ネットワーク
NWUS 狭帯域ウェイクアップ信号、狭帯域WUS
NZP 非ゼロ電力
O&M 運用及び保守
ODU2 光チャネルデータユニット-タイプ2
OFDM 直交周波数分割多重化
OFDMA 直交周波数分割多元アクセス
OOB 帯域外
OOS 同期外れ
OPEX 運転費
OSI その他システム情報
OSS オペレーションサポートシステム
OTA over-the-air
PAPR ピーク対平均電力比
PAR ピーク対平均比
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PC 電力制御、パーソナルコンピュータ
PCC プライマリコンポーネントキャリア、プライマリCC
PCell プライマリセル
PCI 物理セルID、物理セルアイデンティティ
PCEF ポリシー及び課金実施機能
PCF ポリシー制御機能
PCRF ポリシー制御及び課金ルール機能
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル、パケットデータ収斂プロトコル層
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDN パケット・データ・ネットワーク、パブリックデータネットワーク
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PDU プロトコルデータユニット
PEI 永久機器識別子
PFD パケットフロー記述
P-GW PDNゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PHY 物理層
PLMN 公衆陸上移動網
PIN 個人識別番号
PM 性能測定
PMI プリコーディング行列インジケータ
PNF 物理ネットワーク機能
PNFD 物理ネットワーク機能記述子
PNFR 物理ネットワーク機能記録
POC セルラを介するPTT
PP、PTP ポイントツーポイント
PPP ポイントツーポイントプロトコル
PRACH 物理RACH
PRB 物理リソースブロック
PRG 物理リソースブロックグループ
ProSe 近接サービス、近接ベースのサービス
PRS 位置決め基準信号
PRR パケット受信無線機
PS パケットサービス
PSBCH 物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PSDCH 物理サイドリンクダウンリンクチャネル
PSCCH 物理サイドリンク制御チャネル
PSSCH 物理サイドリンク共有チャネル
PSCell プライマリSCell
PSS プライマリ同期信号
PSTN 公衆交換電話網
PT-RS 位相追跡基準信号
PTT プッシュツートーク
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
QAM 直交振幅変調
QCI 識別子のQoSクラス
QCL 準コロケーション
QFI QoSフローID、QoSフロー識別子
QoS サービス品質
QPSK 直交(四値)位相シフトキーイング
QZSS 準天頂衛星システム
RA-RNTI ランダムアクセスRNTI
RAB 無線アクセスベアラ、ランダムアクセスバースト
RACH ランダム・アクセス・チャネル
RADIUS ユーザサービスにおけるリモート認証ダイヤル
RAN 無線アクセスネットワーク
RAND 乱数(認証に使用)
RAR ランダムアクセス応答
RAT 無線アクセス技術
RAU ルーティングエリア更新
RB リソースブロック、無線ベアラ
RBG リソースブロックグループ
REG リソース要素グループ
Rel 解放
REQ 要求
RF 無線周波数
RI ランクインジケータ
RIV リソースインジケータ値
RL 無線リンク
RLC 無線リンク制御、無線リンク制御層
RLC AM RLC確認モード
RLC UM RLC非確認モード
RLF 無線リンク障害
RLM 無線リンクモニタリング
RLM-RS RLMのための基準信号
RM 登録管理
RMC 基準測定チャネル
RMSI 残存MSI、残存最小システム情報
RN 中継ノード
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNL 無線ネットワーク層
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
ROHC ロバストヘッダ圧縮
RRC 無線リソース制御、無線リソース制御層
RRM 無線リソース管理
RS 基準信号
RSRP 基準信号受信電力
RSRQ 基準信号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSU 路側機
RSTD 基準信号時間差
RTP リアルタイムプロトコル
RTS 送信要求
RTT 往復時間
Rx 受信、受信機
S1AP S1アプリケーションプロトコル
S1-MME 制御プレーン用S1
S1-U ユーザプレーン用S1
S-GW サービングゲートウェイ
S-RNTI SRNC無線ネットワーク臨時アイデンティティ
S-TMSI SAE一時移動局識別子
SA スタンドアロン動作モード
SAE システムアーキテクチャ発展
SAP サービスアクセスポイント
SAPD サービスアクセスポイント記述子
SAPI サービスアクセスポイント識別子
SCC セカンダリコンポーネントキャリア、セカンダリCC
SCell セカンダリセル
SC-FDMA シングルキャリア周波数分割多元アクセス
SCG セカンダリセルグループ
SCM セキュリティコンテキスト管理
SCS サブキャリア間隔
SCTP ストリーム制御伝送プロトコル
SDAP サービスデータ適応プロトコル、サービスデータ適応プロトコル層
SDL 補助ダウンリンク
SDNF 構造化データストレージネットワーク機能
SDP セッション記述プロトコル
SDSF 構造化データ記憶機能
SDU サービスデータユニット
SEAF セキュリティアンカー機能
SeNB セカンダリeNB
SEPP セキュリティエッジ保護プロキシ
SFI スロットフォーマット表示
SFTD 空間周波数時間ダイバーシティ、SFN及びフレームタイミング差
SFN システムフレーム番号
SgNB セカンダリgNB
SGSN サービングGPRSサポートノード
S-GW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SI-RNTI システム情報RNTI
SIB システム情報ブロック
SIM 加入者識別モジュール
SIP セッション開始プロトコル
SiP システムインパッケージ
SL サイドリンク
SLA サービス・レベル・アグリーメント
SM セッション管理
SMF セッション管理機能
SMS ショートメッセージサービス
SMSF SMS機能
SMTC SSBベースの測定タイミング構成
SN セカンダリノード、シーケンス番号
SoC システムオンチップ
SON 自己組織ネットワーク
SpCell 特殊セル
SP-CSI-RNTI 準永続的CSI RNTI
SPS 反永続的スケジューリング
SQN シーケンス番号
SR スケジューリング要求
SRB シグナリング無線ベアラ
SRS サウンディング基準信号
SS 同期信号
SSB 同期信号ブロック、SS/PBCHブロック
SSBRI SS/PBCHブロックリソースインジケータ、同期信号ブロックリソースインジケータ
SSC セッション及びサービス連続性
SS-RSRP 同期信号ベースの基準信号受信電力
SS-RSRQ 同期信号ベースの基準信号受信品質
SS-SINR 同期信号ベースの信号対ノイズ及び干渉比
SSS セカンダリ同期信号
SSSG 探索空間セットグループ
SSSIF 探索空間セットインジケータ
SST スライス/サービスタイプ
SU-MIMO シングルユーザMIMO
SUL 補助アップリンク
TA タイミングアドバンス、トラッキングエリア
TAC 追跡エリアコード
TAG タイミングアドバンスグループ
TAU 追跡エリア更新
TB トランスポートブロック
TBS トランスポートブロックサイズ
TBD To Be Defined
TCI 送信構成インジケータ
TCP 伝送通信プロトコル
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
TDMA 時分割多元アクセス
TE 端末機器
TEID トンネルエンドポイント識別子
TFT トラフィックフローテンプレート
TMSI 一時モバイル加入者アイデンティティ
TNL トランスポートネットワーク層
TPC 送信電力制御
TPMI 送信プリコーディング行列インジケータ
TR 技術報告書
TRP、TRxP 送受信点
TRS 追跡基準信号
TRx トランシーバ
TS 技術仕様書、技術規格
TTI 送信時間間隔
Tx 送信、送信機
U-RNTI UTRAN無線ネットワーク臨時アイデンティティ
UART ユニバーサル非同期受信機及び送信機
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ機器
UDM 統合データ管理
UDP ユーザ・データグラム・プロトコル
UDSF 非構造化データストレージネットワーク機能
UICC ユニバーサル集積回路カード
UL アップリンク
UM 非肯定応答モード
UML 統一モデル言語
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
UP ユーザプレーン
UPF ユーザプレーン機能
URI ユニフォームリソース識別子
URL ユニフォームリソースロケータ
URLLC 超高信頼・超低遅延
USB ユニバーサル・シリアル・バス
USIM ユニバーサル加入者アイデンティティモジュール
USS UE 固有探索空間
UTRA UMTS端末無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
UwPTS アップリンクパイロットタイムスロット
V2I ビークルツーインフラストラクチャ
V2P ビークルツー歩行者
V2V ビークルツービークル
V2X ビークルツーエブリシング
VIM 仮想化インフラストラクチャマネージャ
VL 仮想リンク、
VLAN 仮想LAN、仮想ローカルエリアネットワーク
VM 仮想マシン
VNF 仮想化ネットワーク機能
VNFFG VNF転送グラフ
VNFFGD VNF転送グラフ記述子
VNFM VNFマネージャ
VoIP ボイスオーバーIP、ボイスオーバーインターネットプロトコル
VPLMN 訪問先地上公共移動通信ネットワーク
VPN 仮想プライベートネットワーク
VRB 仮想リソースブロック
WiMAX ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
WMAN 無線メトロポリタンエリアネットワーク
WPAN 無線パーソナルエリアネットワーク
X2-C X2-制御プレーン
X2-U X2-ユーザプレーン
XML 拡張可能なマークアップ言語
XRES 予想ユーザ応答
XOR 排他的論理和
ZC Zadoff-Chu
ZP ゼロ電力
専門用語
本文書の目的のために、以下の略語を本明細書で説明する実施例及び実施形態に適用することができるが、限定することを意味するものではない。
本明細書で使用するとき、「回路」という用語は、電子回路、論理回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・デバイス(FPD)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、複合PLD(CPLD)、高容量PLD(HCPLD)、構造化ASIC、又はプログラマブルSoC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)などの、説明した機能を提供するように構成されたハードウェア構成要素を指すか、その一部であるか、又は含む。いくつかの実施形態では、回路は、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行して、記載された機能の少なくとも一部を提供することができる。「回路」という用語はまた、1つ以上のハードウェア要素(又は、電気システム若しくは電子システムにおいて使用される回路の組合わせ)と、使用されるプログラムコードを組合わせて、そのプログラムコードの機能を実行することを指すことができる。これらの実施形態では、ハードウェア要素とプログラムコードとの組合わせは、特定のタイプの回路と称されてもよい。
本明細書で使用するとき、「プロセッサ回路」という用語は、一連の算術演算若しくは論理演算、又はデジタルデータの記録、記憶、及び/又は転送を順次自動的に実行することができる回路を指すか、その一部であるか、又は含む。「プロセッサ回路」という用語は、1つ以上のアプリケーションプロセッサ、1つ以上のベースバンドプロセッサ、物理的な中央処理装置(CPU)、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、トリプルコアプロセッサ、クアドコアプロセッサ、及び/又はプログラムコード、ソフトウェアモジュール、及び/又は機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行又はその他動作させることができる任意の他のデバイスを指すことができる。「アプリケーション回路」及び/又は「ベースバンド回路」という用語は、「プロセッサ回路」と同義であると考えられ、「プロセッサ回路」と呼ばれることがある。
本明細書で使用するとき、「インタフェース回路」という用語は、2つ以上の構成要素又はデバイス間の情報の交換を可能にする回路を指すか、その一部であるか、又は含む。用語「インタフェース回路」は、1つ以上のハードウェアインタフェース、例えば、バス、I/Oインタフェース、周辺構成要素インタフェース、ネットワークインタフェースカード、及び/又は同様のものを指すことがある。
本明細書で使用される「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、無線通信機能を有するデバイスを指し、通信ネットワーク内のネットワークリソースのリモートユーザを表すことができる。「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、モバイルステーション、モバイルユーザ、加入者、ユーザ、リモートステーション、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信機、無線機器、再構成可能無線機器、再構成可能モバイルデバイスなどと同義であると考えられてもよく、それらと呼ばれてもよい。更に、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、任意のタイプの無線/有線デバイス又は無線通信インタフェースを含む任意のコンピューティング・デバイスを含んでもよい。
本明細書で使用される「ネットワーク要素」という用語は、有線又は無線通信ネットワークサービスを提供するために使用される物理的又は仮想化された機器及び/又はインフラストラクチャを指す。「ネットワーク要素」という用語は、ネットワーク化されたコンピュータ、ネットワーク化されたハードウェア、ネットワーク機器、ネットワークノード、ルータ、スイッチ、ハブ、ブリッジ、無線ネットワークコントローラ、RANデバイス、RANノード、ゲートウェイ、サーバ、仮想化されたVNF、NFVIなどと同義であると考えられてもよく、かつ/又はそれらと呼ばれてもよい。
本明細書で使用するとき、用語「コンピュータシステム」は、任意のタイプの相互接続された電子デバイス、コンピュータデバイス、又はそれらの構成要素を指す。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合されたコンピュータの様々な構成要素を指すことができる。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合され、コンピューティングリソース及び/又はネットワーキングリソースを共有するように構成された複数のコンピュータデバイス及び/又は複数のコンピューティングシステムを指すことができる。
本明細書で使用するとき、「機器」、「コンピュータ機器」などの用語は、特定のコンピューティングリソースを提供するように特に設計されたプログラムコード(例えば、ソフトウェア又はファームウェア)を有するコンピュータデバイス又はコンピュータシステムを指す。「仮想機器」は、コンピュータ機器を仮想化又はエミュレートする、又は特定のコンピューティングリソースを提供するように専用化された、ハイパーバイザを備えたデバイスによって実装される仮想マシンイメージである。
本明細書で使用するとき、「リソース」という用語は、物理的な又は仮想デバイス、コンピューティング環境内の物理的な又は仮想コンポーネント、及び/又は特定のデバイス内の物理的な又は仮想コンポーネント、例えば、コンピュータデバイス、機械的デバイス、メモリ空間、プロセッサ/CPU時間、プロセッサ/CPU使用量、プロセッサ及びアクセラレータ負荷、ハードウェア時間又は使用量、電力、入出力動作、ポート又はネットワークソケット、チャネル/リンク割当て、スループット、メモリ使用量、ストレージ、ネットワーク、データベース及びアプリケーション、ワークロードユニットなどを指す。「ハードウェアリソース」は、物理的ハードウェア要素によって提供される計算リソース、記憶リソース、及び/又はネットワークリソースを指すことができる。「仮想化リソース」は、仮想化インフラストラクチャによってアプリケーション、デバイス、システムなどに提供される、計算リソース、ストレージリソース、及び/又はネットワークリソースを指すことができる。「ネットワークリソース」又は「通信リソース」という用語は、通信ネットワークを介してコンピュータデバイス/システムによってアクセス可能なリソースを指すことができる。「システムリソース」という用語は、サービスを提供するための任意の種類の共有エンティティを指すことができ、コンピューティングリソース及び/又はネットワークリソースを含むことができる。システムリソースは、そのようなシステムリソースが単一のホスト以上のホスト上に存在し、明確に識別可能であるサーバを介してアクセス可能である、コヒーレント機能、ネットワークデータオブジェクト又はサービスのセットと考えることができる。
本明細書で使用するとき、用語「チャネル」は、データ又はデータストリームを通信するために使用される有形又は非有形のいずれかの伝送媒体を指す。「チャネル」という用語は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「伝送チャネル」、「データ伝送チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「高周波キャリア」、及び/又はデータが通信される経路又は媒体を示す任意の他の同様の用語と同義及び/又は同等であり得る。更に、本明細書で使用するとき、用語「リンク」は、情報を送受信する目的で、RATを介した2つのデバイス間の接続を指す。
本明細書で使用するとき、「インスタンス化する」、「インスタンス化」などの用語は、インスタンスの作成を指す。「インスタンス」はまた、例えばプログラムコードの実行中に発生し得るオブジェクトの具体的な発生を指す。
「結合された(coupled)」、「通信可能に結合された(communicatively coupled)」という用語は、その派生語と共に、本明細書で使用される。用語「結合された」は、2つ以上の要素が互いに直接物理的又は電気的に接触していることを意味することができ、2つ以上の要素が互いに間接的に接触し、それでも互いに連携若しくは相互作用することを意味することができ、かつ/又は、互いに結合されていると言われる要素の間に1つ以上の他の要素が結合又は接続されていることを意味することができる。用語「直接結合された」は、2つ以上の要素が互いに直接接触していることを意味し得る。「通信可能に結合された」という用語は、2つ以上の要素が、有線又は他の相互接続を介する手段、無線通信チャネル又はインクを介する手段、などを含む通信手段によって互いに接触することができることを意味することができる。
「情報要素」という用語は、1つ以上のフィールドを含む構造要素を指す。「フィールド」という用語は、情報要素、又はコンテンツを含むデータ要素の個々のコンテンツを指す。
「SMTC」という用語は、SSB-MeasurementTimingConfigurationによって構成されたSSBベースの測定タイミング構成を指す。
「SSB」という用語は、SS/PBCHブロックを指す。
「プライマリセル」という用語は、プライマリ周波数で動作するMCGセルを指し、UEは、初期接続確立手順を実行するか、又は接続再確立手順を開始する。
「プライマリSCGセル」とは、DC動作用の同期手順を用いて再構成を行う際に、UEがランダムアクセスを行うSCGセルを指す。
「セカンダリセル」という用語は、CAで構成されたUEのためのスペシャルセルの上に追加の無線リソースを提供するセルを指す。
「セカンダリセルグループ」という用語は、DCで構成されたUEのためのPSCell及び0個以上のセカンダリセルを含むサービングセルのサブセットを指す。
「サービングセル」という用語は、CA/DCで構成されていないRRC_CONNECTEDにおけるUEのためのプライマリセルを指し、プライマリセルから構成されるサービングセルは1つのみである。
「サービングセル」という用語は、スペシャルセルと、CA/で構成されたRRC_CONNECTEDにおけるUE用の全てのセカンダリセルとを含むセルのセットを指す。
「スペシャルセル」という用語は、DC動作のためのMCGのPCell又はSCGのPSCellを指す。そうでない場合、「スペシャルセル」という用語はPセルを指す。

Claims (17)

  1. 新無線(NR)ネットワーク内でユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    前記UEによって、前記NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成することであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成することと、
    前記UEによって前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)に送信することとを、
    を含み、
    前記生成することが、前記UEによって、前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入することを更に含む、方法。
  2. 新無線(NR)ネットワーク内でユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    前記UEによって、前記NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成することであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成することと、
    前記UEによって前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)に送信することと、
    前記UEによって、前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記MsgA PRACHのプリアンブルのコピーを挿入することと、
    を含む、方法。
  3. 新無線(NR)ネットワーク内でユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    前記UEによって、前記NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成することであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成することと、
    前記UEによって前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)に送信することと、
    前記UEによって、ビットマップを定義することであって、対応するPRACH機会が前記RACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために、前記ビットマップ内の各ビットが使用される、定義することと、
    を含む、方法。
  4. 前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会が、前記RACH手順中に、前記MsgAに前記無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される、請求項1~3の何れかに記載の方法。
  5. 前記生成することが、
    前記UEによって、前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会とを別々に構成することと、
    前記UEによって、前記関連PUSCH機会が前記PRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てることとを更に含む、請求項1~3の何れかに記載の方法。
  6. 前記UEによって、周波数オフセットに基づいて前記関連PUSCH機会を構成することであって、前記周波数オフセットが、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく、構成することを更に含む、請求項1~3の何れかに記載の方法。
  7. 命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令がユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
    新無線(NRネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成させることであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成させること、
    前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)に送信させることと、
    前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入させることと、
    を含む動作を実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  8. 命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令がユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
    新無線(NR)ネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成させることであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成させること、
    前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)宛に送信させることと、
    前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記PRACH機会のプリアンブルのコピーを挿入させることと、
    を含む動作を実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  9. 命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令がユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
    新無線(NR)ネットワークに関連付けられたランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成させることであって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、生成させること、
    前記RACH手順中に前記NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを基地局(gNB)宛に送信させることと、
    ビットマップを定義させることであって、対応するPRACH機会が前記RACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために、前記ビットマップ内の各ビットが使用される、定義させることと、
    を含む動作を実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  10. 前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会が、前記RACH手順中に、前記MsgAに前記無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される、請求項7~9の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  11. 前記動作が、
    前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会を別々に構成させることと、
    前記関連PUSCH機会が、前記PRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てさせることとを更に含む、請求項7~9の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  12. 前記動作が、周波数オフセットに基づいて前記関連PUSCH機会を構成させることであって、前記周波数オフセットが、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく、構成させることを更に含む、請求項7~9の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  13. ランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成するように構成されるプロセッサ回路であって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、プロセッサ回路と、
    前記プロセッサ回路に連結され、前記RACH手順中に新無線(NRネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを送信するように構成された、無線フロントエンド回路であって、前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会が、前記RACH手順中に、前記MsgAに前記無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される、無線フロントエンド回路と、
    を備え
    前記プロセッサ回路が、前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記関連PUSCHのサイクリックプレフィクス(CP)の拡張を挿入するように更に構成される、ユーザ機器(UE)。
  14. ランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成するように構成されるプロセッサ回路であって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、プロセッサ回路と、
    前記プロセッサ回路に連結され、前記RACH手順中に新無線(NR)ネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを送信するように構成された、無線フロントエンド回路であって、前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会が、前記RACH手順中に、前記MsgAに前記無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される、無線フロントエンド回路と、
    を備え、
    前記プロセッサ回路が、前記PRACH機会と前記関連PUSCH機会との間のギャップを埋めるために、前記PRACH機会のプリアンブルのコピーを挿入するように更に構成される、ユーザ機器(UE)。
  15. ランダム・アクセス・チャネル(RACH)手順のMsgAを生成するように構成されるプロセッサ回路であって、前記MsgAが前記RACH手順中に送信のための物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)機会と、関連物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)機会とを有する、プロセッサ回路と、
    前記プロセッサ回路に連結され、前記RACH手順中に新無線(NR)ネットワークの無認可スペクトルを介して前記MsgAを送信するように構成された、無線フロントエンド回路であって、前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会が、前記RACH手順中に、前記MsgAに前記無認可スペクトルの占有チャネル帯域幅(OCB)要件を満たさせるように構成される、無線フロントエンド回路と、
    を備え、
    前記プロセッサ回路が、ビットマップを定義するように更に構成され、前記ビットマップ内の各ビットが、対応するPRACH機会が前記RACH手順中に有効にされるか又は無効にされるかを示すために使用される、ユーザ機器(UE)。
  16. 前記プロセッサ回路が、
    前記PRACH機会及び前記関連PUSCH機会を別々に構成し、
    前記関連PUSCH機会が前記PRACH機会のプリアンブルの直後に続くことを示すために、時間領域リソース割当てにおいて予約状態を割り当てるように更に構成される、請求項13~15の何れかに記載のUE。
  17. 前記プロセッサ回路が、周波数オフセットに基づいて前記関連PUSCH機会を構成するように更に構成され、前記周波数オフセットが、インタレースインデックス又は物理リソースブロック(PRB)インデックスに基づく、請求項13~15の何れかに記載のUE。
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