JP7296213B2 - 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、一実施形態に係る情報処理システムについて説明するためのブロック図である。
図2は、ルール情報の一例について説明するための図である。
図3は、決済情報の一例について説明するための図である。
図4は、ポイント情報の一例について説明するための図である。
記憶部11は、種々の情報を記憶することが可能である。
記憶部11は、ポイントを生成するためのルール情報を記憶する。記憶部11は、複数のルール情報を記憶することが可能である。ポイントは、例えば、店舗において商品を購入した場合及び店舗においてサービスの提供を受けた場合等に生成される。なお、航空会社はマイルサービスを提供する。本実施形態のポイントには、そのマイルサービスの「マイル」も含むことが可能である。ポイントを生成するためのルール情報は、一例として、会計が100円毎に1ポイント、又は、1回のサービスを受ける毎に1ポイント等のルールを規定する。すなわち、ルール情報は、決済情報に基づいてポイント情報を生成するためのルールを規定する。ルール情報は、図2に具体的な一例を示すように、事業者Gは会計金額が100円につき1ポイントを付ける、事業者Hは会計金額が200円につき1ポイントを付ける、事業者Jは会計金額が300円につき1ポイントを付ける等のルールを規定する。このルール情報は、例えば、店舗を運営する事業者、又は、会計時に利用されるクレジットカード若しくは電子マネー等を運営する事業者(金融機関)等によって予め設定される。又は、ルール情報は、事業者又は金融機関等がポイントの運営を委託しているポイント提供事業者によって予め設定される。すなわち、ルール情報は、異なる複数の金融機関若しくは事業者毎に予め設定される。又は、ルール情報は、異なる複数の金融機関若しくは事業者それぞれが提携するポイント提供事業者によって予め設定される。
ユーザは、例えば、店舗において商品を購入し又はサービスの提供を受けた場合、会計時にクレジットカード又は電子マネー等を利用するときがある。この場合、ユーザがクレジットカード又は電子マネー等を利用することに基づいて、店舗(店舗端末20)において決済情報が生成される。決済情報には、ユーザを特定するためのユーザ情報が含まれる。店舗端末20は、決済情報が生成されると、決済情報をサーバ10に送信する。決済情報は、例えば、店舗又はインターネットにおいてクレジットカード又は電子マネー等を利用して商品の会計をした場合に発生する情報である。
また、処理部13は、後述するように、ポイント情報を利用して商品等の精算を行う場合、ポイント情報に含まれるポイントから使用ポイントを減算する等の処理を行い、処理後のポイント情報を記憶部11に記憶する。
上述したように、処理部13は、事業者等毎の決済情報に応じて事業者等毎のポイント情報を生成する。図4にポイント情報の一例を示すように、ユーザAは、事業者Gのポイントとして215ポイント、及び、事業者Hのポイントとして420ポイントを有する。ユーザBは、事業者Jのポイントとして355ポイントを有する。処理部13は、図4に例示するようなポイント情報を生成する。
識別部21は、ユーザ情報を識別する。識別部21は、例えば、バーコードリーダ及びICカードリーダ等を備える。識別部21は、例えば、ユーザのポイントカードに記載されたバーコードを読み取ることにより、ユーザを識別するためのユーザ情報を取得する。又は、識別部21は、例えば、ユーザが所有するクレジットカード又は電子マネー等で決済が行われることにより、ユーザ情報を取得する。これにより、識別部21は、ユーザ情報に基づいてユーザを識別することが可能になる。
この場合、識別部21は、決済情報を識別すると共に、その決済情報に含まれるユーザ情報を識別する。読出部22は、例えば、決済情報及びユーザ情報のうち少なくともユーザ情報に基づいて、記憶部11からポイント情報を読み出す。提示部24は、読み出したポイント情報を、例えば、ネットワークを介してユーザが所有する携帯端末等に送信する。提示部24は、例えば、送信先がユーザ情報に含まれていることにより、又は、ユーザ情報と送信先とを対応付けた情報を記憶部に記憶しておくことにより、ポイント情報をユーザの携帯端末等に送信することが可能になる。精算部23は、例えば、ユーザからポイントを利用して精算を行う旨の指示を受け付けた場合、ポイント情報に基づいて精算を行う。
図5は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
すなわち、情報処理方法では、ステップST11の処理が常に実行されることはなく、記憶部11にルール情報を記憶する場合に実行される。
ステップST19の後、処理は終了する。
上述したように、識別部21、読出部22、精算部23及び提示部24は、店舗端末20に配される例に限らず、サーバ10に配されてもよい。
この場合、情報処理方法は、ステップST14~ステップST18の代わりに、次のような処理を行う。
まず、サーバ10の取得部12は、店舗端末20等から決済情報を取得する。
次に、変形例としてのサーバ10の識別部21は、決済情報を識別すると共に、その決済情報に含まれるユーザ情報を識別する。
次に、変形例としてのサーバ10の読出部22は、例えば、決済情報及びユーザ情報のうち少なくともユーザ情報に基づいて、記憶部11からポイント情報を読み出す。
次に、変形例としてのサーバ10の提示部24は、読み出したポイント情報を、例えば、ネットワークを介してユーザが所有する携帯端末等に送信する。
次に、変形例としてのサーバ10の精算部23は、例えば、ユーザからポイントを利用して精算を行う旨の指示を受け付けた場合、ポイント情報に基づいて精算を行う。
このような変形例であっても、情報処理方法は、ポイントを利用した決済を行うことができる。
図6は、情報処理方法の変形例について説明するためのシーケンス図である。
ステップST102において、事業者等は、情報端末等を利用して、ステップST101で作成したルール情報をサーバ10に送信する。
ステップST103において、サーバ10は、ステップST102で送信されたルール情報を取得すると、そのルール情報を記憶部11に記憶する。
ステップST105において、店舗端末20は、ステップST104でユーザが商品を購入しようとすると、一例としてクレジットカード又は電子マネー等を読み取って、決済情報を生成する。
ステップST106において、店舗端末20は、ステップST105で生成された決済情報をサーバ10に送信する。
ステップST107において、サーバ10の取得部12は、ステップST106で送信された決済情報を取得する。サーバ10の処理部13は、決済情報に基づいてポイント情報を生成し、そのポイント情報を記憶部11に記憶する。
ステップST109において、店舗端末20は、ステップST108でユーザが商品を購入しようとすると、一例としてクレジットカード又は電子マネー等を読み取って、決済情報を生成する。
ステップST110において、店舗端末20は、ステップST109で生成された決済情報をサーバ10に送信する。
ステップST112において、変形例としてのサーバ10の提示部24は、読み出したポイント情報を、例えば、ユーザが所有する携帯端末等に提示する。
ステップST113において、ユーザの携帯端末等は、ステップST112でポイント情報を提示されると、精算時にポイントを使用するか否かをサーバ10に送信する。
ステップST115において、変形例としてのサーバ10の精算部23は、ステップST114でポイント情報に基づいて精算が行われた場合、記憶部11に記憶されるユーザのポイント情報を書き換える。すなわち、精算部23は、記憶部11に記憶されるポイント情報から精算に利用されたポイント数を減算して、減算後のポイント情報を記憶部11に記憶する。
ステップST116において、通知部14は、ステップST114でポイント情報に基づいて精算が行われた場合、精算に利用されたポイント数及び精算後の残ポイント数等のポイント情報を店舗端末20に送信する。
ステップST117において、通知部14は、ステップST114でポイント情報に基づいて精算が行われた場合、精算に利用されたポイント数及び精算後の残ポイント数等のポイント情報をユーザの携帯端末等に送信する。
情報処理システム1は、決済情報に基づいてポイント情報を生成するためのルールを規定するルール情報を複数記憶する記憶部11と、ユーザ情報を含む決済情報を取得する取得部12と、記憶部11に記憶される複数のルール情報の中から取得部12で取得した決済情報に応じた1つのルール情報を選択し、選択したルール情報と決済情報とに基づいてポイント情報を生成し、生成したポイント情報をユーザ情報に対応付けて記憶部11に記憶する処理部13と、ユーザ情報を識別する識別部21と、識別部21で識別されたユーザ情報に基づいて対応するポイント情報を記憶部11から読み出す読出部22と、読出部22で読み出されたポイント情報に基づいて精算を行う精算部23と、を備える。
情報処理システム1は、サーバ10の記憶部11に複数のルール情報を記憶し、複数のルール情報の中から決済情報に応じた1のルール情報を選択して、選択したルール情報に基づいてポイント情報を生成することができる。これにより、情報処理システム1は、複数の事業者等で提供するポイント制度を1つの本システム1に統合することができる。
また、情報処理システム1は、ユーザは従来と同様に決済を申し込む(従来と同様に会計を行う)だけなので、ユーザが手続に煩雑と感じることなく事業者等のポイント制度を利用することができる。
情報処理システム1は、事業者等から決済情報を取得することにより、その決済情報に基づいてポイント生成することができる。このため、事業者等それぞれは、ポイントを提供するシステムを自ら構築しなくとも、この情報処理システム1の提供者にポイント提供事業の依頼をすることにより、自身でもポイントを提供することができる。
情報処理システム1は、決済情報に基づいて生成するルール情報を選択することができる。これにより、情報処理システム1は、事業者等の個別の状況に応じたポイント情報を生成し、生成したポイント情報に基づいて精算を行うことができる。
情報処理システム1は、決済が行われた後にポイント情報を生成するため、決済からポイント情報までに時間がかかる。これにより、情報処理システム1は、例えば、商品の購入後(決済後)すぐに商品を返品し、ポイントだけ取得するような不正利用を防ぐことができる。
これにより、情報処理システム1は、事業者等の毎にポイント情報を生成し、生成したポイント情報に基づいて精算を行うことができる。
また、ルール情報は、複数の事業者等が共同で決定することができる。これにより、情報処理システム1は、複数の事業者等がポイントに関して提携している場合でも、複数の事業者等の状況に応じてポイントを提供することができる。
情報処理システム1は、ユーザがクレジットカードを利用して商品の購入などをする場合、クレジットカードの利用の有無にかかわらず店舗が発行したポイントカードを利用する場合、福利厚生施設の利用を申請する場合のいずれの場合でも、ポイント情報を生成することができる。
情報処理システム1は、通知部14によってポイントが利用されたことを事業者等に通知するので、この通知を受けた事業者等は、ポイントに利用状況を把握することができ、自身の事業に利用することができる。
情報処理システム1は、店舗等においてポイントが利用された場合に、サーバ10の記憶部11に記憶されるポイント情報を最新の状態に更新することができる。
情報処理システム1は、提示部24によってユーザに自身のポイント情報を提示するので、ユーザに所有するポイント数を把握させることができる。
情報処理方法は、事業者等から決済情報を取得することにより、その決済情報に基づいてポイント生成することができる。このため、事業者等それぞれは、ポイントを提供するシステムを自ら構築しなくとも、この情報処理システム1の提供者にポイント提供事業の依頼をすることにより、自身でもポイントを提供することができる。
情報処理プログラムは、事業者等から決済情報を取得することにより、その決済情報に基づいてポイント生成することができる。このため、事業者等それぞれは、ポイントを提供するシステムを自ら構築しなくとも、この情報処理システム1の提供者にポイント提供事業の依頼をすることにより、自身でもポイントを提供することができる。
すなわち、上記の実施形態では、事業者等毎にルール情報が設定される例について説明したが、異なる複数の事業者が提携する場合には、その提携関係においてルール情報が設定されてもよい。
この場合、ステップST15の処理において、提携関係にある他の事業者等のポイントを利用するか否かを判断してもよい。そして、ステップST16の処理において読出部22は他の事業者等のポイント情報を読み出し、ステップST17の処理において提示部24が他の事業者等のポイント情報を提示してもよい。
10 サーバ
11 記憶部
12 取得部
13 処理部
14 通知部
20 店舗端末
21 識別部
22 読出部
23 精算部
24 提示部
Claims (7)
- 決済情報に基づいてポイント情報を事業者毎に生成するためのルールを規定するルール情報を複数記憶する記憶部と、
ユーザ情報を含む決済情報を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶される複数のルール情報の中から前記取得部で取得した決済情報に応じた1つのルール情報を選択し、選択したルール情報と決済情報とに基づいてポイント情報を生成し、生成したポイント情報を前記事業者毎にユーザ情報に対応付けて前記記憶部に記憶する処理部と、
ユーザ情報を識別する識別部と、
前記事業者を識別する事業者情報を取得し、当該事業者情報と、前記識別部で識別されたユーザ情報とに基づいて、前記事業者及びユーザに対応するポイント情報を前記記憶部から読み出す読出部と、
前記読出部によってポイント情報が読み出された場合、前記識別部によって識別されたユーザ情報又は記憶部に記憶されるユーザ情報に対応する送信先の端末に対して、当該ユーザ情報に対応するユーザに対してポイント情報を送信する提示部と、
前記端末からポイントを利用して精算を行う旨の指示を受け付けた場合、前記読出部で読み出されたポイント情報に基づいて精算を行う精算部と、
を備える情報処理システム。 - 前記記憶部は、前記事業者毎のルールを規定するルール情報として、異なる複数の金融機関若しくは事業者毎に、又は、異なる複数の金融機関若しくは事業者それぞれが提携するポイント提供事業者によって予め設定されたルール情報を記憶し、
前記取得部は、決済情報として、異なる複数の金融機関又は事業者それぞれに配される情報装置から、通信ネットワークを介して複数の決済情報を取得し、
前記処理部は、前記取得部によって決済情報が取得されると、決済情報に対応する金融機関、事業者又はポイント提供事業者が設定したルール情報を前記記憶部から選択し、選択したルール情報に基づいて、取得した決済情報に応じたポイント情報を生成する
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記取得部は、クレジットカードの決済に用いられる決済情報、ポイントカードを利用する場合に用いられる決済情報、及び、福利厚生施設を利用する場合に用いられる決済情報のうち少なくとも1つを取得する
請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 前記精算部によって、ポイント情報に基づいて精算が行われた場合、ユーザ、金融機関、事業者及びポイント提供事業者のうち少なくとも1つに対して、ポイント情報に基づいて精算が行われたことを示す通知を行う通知部をさらに備える
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記取得部は、前記精算部においてポイント情報に基づいて精算が行われた場合の決済情報を取得し、
前記処理部は、取得部で取得された決済情報に基づいて、前記記憶部に記憶されるポイント情報から決済に利用されたポイントを減算して、減算後のポイント情報を前記記憶部に記憶する
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - コンピュータが、
決済情報に基づいてポイント情報を事業者毎に生成するためのルールを規定するルール情報を記憶部に複数記憶する記憶ステップと、
ユーザ情報を含む決済情報を取得する取得ステップと、
前記記憶ステップで記憶された複数のルール情報の中から前記取得ステップで取得した決済情報に応じた1つのルール情報を選択し、選択したルール情報と決済情報とに基づいてポイント情報を生成し、生成したポイント情報を前記事業者毎にユーザ情報に対応付けて前記記憶部に記憶する処理ステップと、
ユーザ情報を識別する識別ステップと、
前記事業者を識別する事業者情報を取得し、当該事業者情報と、前記識別ステップで識別されたユーザ情報とに基づいて、前記事業者及びユーザに対応するポイント情報を前記記憶部から読み出す読出ステップと、
前記読出ステップによってポイント情報が読み出された場合、前記識別ステップによって識別されたユーザ情報又は記憶部に記憶されるユーザ情報に対応する送信先の端末に対して、当該ユーザ情報に対応するユーザに対してポイント情報を送信する提示ステップと、
前記端末からポイントを利用して精算を行う旨の指示を受け付けた場合、前記読出ステップで読み出されたポイント情報に基づいて精算を行う精算ステップと、
を実行する情報処理方法。 - コンピュータに、
決済情報に基づいてポイント情報を事業者毎に生成するためのルールを規定するルール情報を記憶部に複数記憶する記憶機能と、
ユーザ情報を含む決済情報を取得する取得機能と、
前記記憶機能で前記記憶部に記憶された複数のルール情報の中から前記取得機能で取得した決済情報に応じた1つのルール情報を選択し、選択したルール情報と決済情報とに基づいてポイント情報を生成し、生成したポイント情報を前記事業者毎にユーザ情報に対応付けて前記記憶部に記憶する処理機能と、
ユーザ情報を識別する識別機能と、
前記事業者を識別する事業者情報を取得し、当該事業者情報と、前記識別機能で識別されたユーザ情報とに基づいて、前記事業者及びユーザに対応するポイント情報を前記記憶部から読み出す読出機能と、
前記読出機能によってポイント情報が読み出された場合、前記識別機能によって識別されたユーザ情報又は記憶部に記憶されるユーザ情報に対応する送信先の端末に対して、当該ユーザ情報に対応するユーザに対してポイント情報を送信する提示機能と、
前記端末からポイントを利用して精算を行う旨の指示を受け付けた場合、前記読出機能で読み出されたポイント情報に基づいて精算を行う精算機能と、
を実現させる情報処理プログラム。
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