JP7295660B2 - 連結式使い捨て着用物品 - Google Patents
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<第1の態様>
前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有している、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。
本連結式使い捨て着用物品では、ミシン目を切り離すことによりウイング部分の少なくとも一部が上下二段に分割し、ウエスト側の第1連結テープを有する上段部分を斜め下向きに引っ張りつつ連結することによりウエスト周りをしっかりと締め付けるとともに、脚周り側の第2連結テープを有する下段部分を斜め上向きに引っ張りつつ連結することにより脚周りをしっかりと締め付けることができる。特に、従来は分割されないウイング部分が二段に分割されて、それぞれウエスト周り及び脚周りに合わせて独立的にフィットさせることができるため、従来のものよりも、しっかりフィットした装着状態が得られるものである。
前記波状部分は曲線状であり、前記波状部分の頂部及び底部がタイ部であり、それ以外がカット部である、
第1の態様の連結式使い捨て着用物品。
ミシン目がこのような波状部分を有すると、装着作業の際にカット部が大きく開き、視認しやすくなる。また、波状部分にはタイ部が少なくなるため、波状部分の切離しが容易となる。
なお、カット部とは切れ目であり、タイ部とは隣接するカット部の間の非カット部である。
前記波状部分の頂部及び底部にカット部が形成されている、
第1の態様の連結式使い捨て着用物品。
波状部分のミシン目を切り離すとき、切離しは波状部分に沿って進行するのに対し、タイ部に加わる力の方向は波状部分の接線方向であり、波状部分の位置によって変化する。ここで、例えば切離しの進行方向とタイ部に加わる力の方向とが同一(例えば直線状のミシン目)の場合、タイ部を順に切り離すときにタイ部以外の部分に力が加わることがない。つまり、ミシン目の延びる方向以外に逸れて裂けてしまう事態が発生しにくい。これに対して、例えば波状部分の頂部及び底部にタイ部を有すると、頂部又は底部のタイ部の切離し時に加わる力の方向が、切離しの進行方向から大きくずれるため、頂部又は底部のタイ部を切り離した勢いでミシン目の進行方向から逸れた部分に力が加わり、ミシン目以外の部分が裂けてしまうおそれがある。
したがって、本態様のように、切離しの進行方向とタイ部に加わる力の方向とのずれが少なくなり、ミシン目以外の部分が裂けるおそれが少ないものとなる。
前記ミシン目の少なくとも両端部を除く部分の全体が前記波状部分であり、前記ミシン目の幅方向外方の始端部は、幅方向に沿って直線状に延びる直線部分である、
第1~3のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
このようにミシン目の大部分を波状部分とすることによりミシン目の視認性が向上するとともに、ミシン目の始端部を直線状部分とすることにより、ミシン目の切離しの開始が容易となる。
前記ミシン目の全体が、山部又は谷部を複数有する波状部分となっており、幅方向外方から内方に向かうにつれて段階的に、波高及び波長が大きくなっている、
第1~3のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
このような波状部分を有すると、ミシン目の始端部では波高及び波長が相対的に小さいため、ミシン目の切離しの開始が容易となるとともに、ミシン目の終端側では波高及び波長が相対的に大きいためミシン目の視認性が向上する。
頂部の上側及び底部の下側の少なくとも一方に隣接する位置に、厚み方向に重なる構成部材の加圧溶着部が形成されている、
第1~5のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
波状部分のミシン目を切り離す際には、波状部分の頂部及び底部において、少なからず切離しの進行方向とタイ部に加わる力の方向とがずれるため、直線状のミシン目と比較して、ミシン目の延びる方向以外に逸れて裂けてしまう事態が発生しやすい。よって、本態様のように、頂部の上側及び底部の下側の少なくとも一方に隣接する位置に、厚み方向に重なる構成部材の加圧溶着部、つまり引き裂きに対する強度の高い縦裂け防止部を設けるのは好ましい。
前記連結テープの幅方向の寸法は、前記背側部分における前記連結テープを除く部分の幅方向の寸法の1/7~1/2倍である、
第1~6のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
本連結式使い捨て着用物品では、サイドフラップにミシン目を形成するため、連結テープの幅方向の寸法を短く抑えることができる。よって、本連結式使い捨て着用物品では、上下二段の連結テープによりしっかりフィットした装着状態が得られるものでありながら、連結テープの硬さが装着感に与える影響を小さくすることができる。
(吸収体)
吸収体56は、排泄液を吸収し、保持する部分であり、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100~300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30~120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1~16dtex、好ましくは1~10dtex、さらに好ましくは1~5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5~75個、好ましくは10~50個、さらに好ましくは15~50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いることができる。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用できる。高吸収性ポリマー粒子の粒径は特に限定されないが、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)、及びこのふるい分けでふるい下に落下する粒子について180μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)を行ったときに、500μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下で、180μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
高吸収性ポリマー粒子の抜け出しを防止するため、あるいは吸収体56の形状維持性を高めるために、吸収体56は包装シート58で包んでなる吸収要素50として内蔵させることができる。包装シート58としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5~40g/m2、特に10~30g/m2のものが望ましい。
トップシート30は液透過性を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。
トップシート30を透過した液の逆戻りを防止するために、トップシート30の裏側に中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11は、特に限定されるものではないが、透湿性を有するものが好ましい。液不透過性シート11としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを好適に用いることができる。また、液不透過性シート11としては、不織布を基材として防水性を高めたものも用いることができる。
外装不織布12は液不透過性シート11の裏側全体を覆い、製品外面を布のような外観とするものである。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その構成繊維の繊度が1.0~3.5dtex、目付けが10~50g/m2、かつ厚みが1mm以下の不織布であると好ましい。
トップシート30上を伝わって横方向に移動する排泄物を阻止し、いわゆる横漏れを防止するために、表面の幅方向WDの両側には、装着者の肌側に立ち上がる起き上がりギャザー60が設けられていると好ましい。もちろん、起き上がりギャザー60は省略することもできる。
図示例の連結式使い捨て着用物品は、吸収体56の前側及び後側にそれぞれ延出する、吸収体56を有しない一対のエンドフラップEFと、吸収体56の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延出する、吸収体56を有しない一対のサイドフラップSFとを有している。サイドフラップSFは、図示例のように、吸収体56を有する部分から連続する素材(外装不織布12等)からなるものであっても、他の素材を取り付けて形成してもよい。
各サイドフラップSFには、糸ゴム等の細長状弾性部材からなるサイド弾性部材64が前後方向LDに沿って伸長された状態で固定されており、これにより各サイドフラップSFの脚周り部分が平面ギャザーとして構成されている。サイド弾性部材64は、図示例のように、ギャザーシート62の接合部分のうち接合始端近傍の幅方向外側において、ギャザーシート62と液不透過性シート11との間に設けるほか、サイドフラップSFにおける液不透過性シート11と外装不織布12との間に設けることもできる。サイド弾性部材64は、図示例のように各側で複数本設ける他、各側に1本のみ設けることもできる。
本連結式使い捨て着用物品では、背側部分Bは股間部Mよりも幅方向WD外側に延び出たウイング部分WPを有している。同様に、腹側部分Fも股間部Mよりも幅方向WD外側に延び出たウイング部分WPを有している。これらウイング部分WPは、それ以外の部分と別の部材により形成することもできる。しかし、図示例のようにサイドフラップSFを有する構造において、サイドフラップSFの側部における前後方向LD中間を切断することにより、股間部Mの側縁からウイング部分の下縁71までの凹状縁70が形成され、その結果としてウイング部分WPが形成されていると、製造が容易であるため好ましい。
図1、図2及び図6に示すように、背側部分Bにおけるウイング部分WPには、腹側部分Fの外面に対して着脱可能に連結される連結テープ80A,80Bがそれぞれ設けられている。おむつ10の装着に際しては、連結テープ80A,80Bを腰の両側から腹側部分Fの外面に回して、連結テープ80A,80Bの連結部83を腹側部分F外面の適所に連結する。
腹側部分Fにおける連結テープ80A,80Bの連結箇所には、ターゲット部20が設けられている。ターゲット部20は、図示例のように、連結を容易にするためのシート材を腹側部分Fの外面に貼り付けることにより設けることができる。
特徴的には、図7に拡大して示すように、ウイング部分WPにおけるウエスト側(後側)の側部に設けられた第1連結テープ80Aと、ウイング部分WPにおける脚周り側(前側)の側部に設けられた第2連結テープ80Bとを備えている。そして、サイドフラップSFは、ウイング部分WPの側縁における、第1連結テープ80Aと第2連結テープ80Bの間から、幅方向WD内方に向かって続くミシン目90を有しており、かつこのミシン目90は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分93を有している。
波状部分93のミシン目90を切り離す際には、波状部分93の頂部及び底部において、少なからず切離しの進行方向とタイ部92に加わる力の方向とがずれるため、直線状のミシン目90と比較して、ミシン目90の延びる方向以外に逸れて裂けてしまう事態が発生しやすい。よって、図11に示すように、頂部の上側及び底部の下側の少なくとも一方に隣接する位置に、厚み方向に重なる構成部材の加圧溶着部97、つまり引き裂きに対する強度の高い縦裂け防止部を設けるのは好ましい。加圧溶着部97は、幅方向WDに沿って間欠的に設ける他、連続的に設けてもよい。このような溶着部97は、サイドフラップSFにおける適所に、加熱エンボス加工又は超音波溶着加工を施すことにより形成することができる。溶着部97の形状は、図示形態のような前後方向LDに沿う長辺を有する長方形とするほか、他の多角形や、円形、又は楕円形等、適宜の形状とすることができる。溶着部97の寸法は適宜定めることができるが、例えば前後方向LDの寸法は5~20mm程度とすることができ、幅方向WDの寸法は5~20mm程度とすることができる。
サイドフラップSFにミシン目90を設けると、ミシン目90を内方端まで引き裂いたときに、ミシン目90の内方端よりもさらに内方の部分までサイドフラップSFを引き裂いてしまう「横裂け(引き裂き過ぎ)」が発生するおそれがある。そこで、このような横裂けを防止するための横裂け防止部を、ミシン目の内方端の内方側に隣接する部位に設けるのは好ましい。以下に各種の横裂け防止部について説明するが、これらの横裂け防止部は、適宜組み合わせて適用することができる。
上記説明における不織布としては、部位や目的に応じて公知の不織布を適宜使用することができる。不織布の構成繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維(単成分繊維の他、芯鞘等の複合繊維も含む)の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布の柔軟性を高めるために、構成繊維を捲縮繊維とするのは好ましい。また、不織布の構成繊維は、親水性繊維(親水化剤により親水性となったものを含む)であっても、疎水性繊維若しくは撥水性繊維(撥水剤により撥水性となった撥水性繊維を含む)であってもよい。また、不織布は一般に繊維の長さや、シート形成方法、繊維結合方法、積層構造により、短繊維不織布、長繊維不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド(エアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(スパンボンド層間にメルトブローン層を挟んだSMS不織布、SMMS不織布等)等に分類されるが、これらのどの不織布も用いることができる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
Claims (7)
- 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
前記波状部分の頂部及び底部以外の部分にカット部が形成されている、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
前記波状部分は曲線状であり、前記波状部分の頂部及び底部がタイ部であり、それ以外がカット部である、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
前記波状部分の頂部及び底部にカット部が形成されている、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
前記ミシン目の少なくとも両端部を除く部分の全体が前記波状部分であり、前記ミシン目の幅方向外方の始端部は、幅方向に沿って直線状に延びる直線部分である、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
前記ミシン目の全体が、山部又は谷部を複数有する波状部分となっており、幅方向外方から内方に向かうにつれて段階的に、波高及び波長が大きくなっている、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央を含む股間部と、前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、前後方向中央より後側に延びる背側部分とを有し、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記背側部分は、前記吸収体の側方に延び出たサイドフラップを有し、
前記背側部分のサイドフラップは、前記股間部よりも幅方向外側に延び出たウイング部分を有し、
前記背側部分のウイング部分に取り付けられた、前記腹側部分と着脱可能に連結される連結テープを有し、
前記連結テープは、前記ウイング部分に固定された基端部と、前記基端部から延び出た本体部と、前記本体部に設けられた、前記腹側部分に対する連結部とを有している、
連結式使い捨て着用物品において、
前記連結テープとして、前記ウイング部分におけるウエスト側の側部に設けられた第1連結テープと、前記ウイング部分における脚周り側の側部に設けられた第2連結テープとを有し、
前記サイドフラップは、前記ウイング部分の側縁における、前記第1連結テープと前記第2連結テープの間から、幅方向内方に向かって延びるミシン目を有し、
前記ミシン目は、少なくとも1つの山部又は谷部を含むように波状に延びた波状部分を有し、
頂部の上側及び底部の下側の少なくとも一方に隣接する位置に、厚み方向に重なる構成部材の加圧溶着部が形成されている、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前記連結テープの幅方向の寸法は、前記背側部分における前記連結テープを除く部分の幅方向の寸法の1/7~1/2倍である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の連結式使い捨て着用物品。
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