JP7293588B2 - 積層造形装置及び積層造形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ビームを照射することによって固化可能である粉末材料を用いて、3次元の積層造形物を造形する積層造形装置及び積層造形方法に関するものである。
電子ビームの照射により溶融凝固可能な金属粒体などからなる粉末材料により形成される粉末床を真空チャンバ内で積層しながら、各層の粉末床を選択的に固化させることにより3次元の積層造形物を造形する積層造形装置が知られている。
電子ビームを使用した積層造形装置では、電子ビームの照射により粉末材料が負に帯電するため、個々の粉末材料同士がクーロン力により互いに反発し合い粉末材料が飛散するおそれがある。
特許文献1に記載の3次元物体を作るための方法及び装置では、粉末材料の飛散を防止するために、装置の真空チャンバ内に飛散防止ガスを導入し、電子ビームの照射点近傍で飛散防止ガスを正に帯電させることで粉末材料を電気的に中性化させる技術について記載されている。
また、特許文献2に記載の3次元積層造形装置では、造形領域の上方に金属製のカバーを設け、金属性のカバーにプラス電圧を印加、又は金属性のカバーをGND電位とすることで、電子の発生量が大きい2次電子を金属性のカバーでトラップし、粉末材料の飛散を防止する技術について記載されている。
特表2010-526694号公報 国際公開第2016/059644号公報
しかしながら、真空チャンバ内に導入される飛散防止ガスは容易に拡散するため、特許文献1に記載の3次元物体を作るための方法及び装置では、粉末材料の飛散を防止するための飛散防止ガスを真空チャンバ内全体に導入することになり、特に大型の積層造形物を造形する場合のように真空チャンバが大型化すると、必要な飛散防止ガス量も増大して生産コストが増大する。
特許文献2に記載の3次元積層造形装置において、飛散防止ガスを導入する構成とした場合であっても、真空チャンバ内全体に飛散防止ガスを導入する必要があるため、飛散防止ガスの供給量を抑制することはできず、生産コストが増大する。また、特許文献2に記載の3次元積層造形装置は、金属性のカバーに電圧を印加する装置が必要であるため、装置のコストが増大する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、生産コストの増加を抑制できる積層造形装置及び積層造形方法を得るものである。
本発明の積層造形装置は、真空チャンバと、真空チャンバ内に設けられ、積層造形物を造形するための造形領域の底面を形成する垂直方向に高さを調節可能な作業テーブルを有する作業土台と、積層造形物の原料となる粉末材料を貯留し、造形領域に粉末材料を供給する粉末供給部と、造形領域に、粉末材料を固化させる電子ビームを照射する電子銃と、真空チャンバ内に設けられ、電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材と、通過領域の側面がシールド部材によって覆われた空間であるガス供給空間内に、電子ビームの照射によって陽イオン化するガスを供給するガス供給口がシールド部材の高さ方向又は周方向に複数設けられたガス供給部と、を備える。
本発明の積層造形方法は、積層造形物を造形するための造形領域に、積層造形物の原料となる粉末材料を供給するステップと、造形領域に、粉末材料を固化させる電子ビームを照射するステップと、電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材によって、通過領域の側面が覆われた空間であるガス供給空間内に、電子ビームの照射によって陽イオン化するガスをシールド部材の高さ方向又は周方向に複数設けられたガス供給口より供給するステップと、を備える。

本発明の積層造形装置によれば、ガス供給部が供給する飛散防止ガスの供給量を低減するため、生産コストの増加を抑制できる。
本発明の積層造形方法によれば、ガス供給部が供給する飛散防止ガスの供給量を低減するため、生産コストの増加を抑制できる。


本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置のシールド部材の形状を例示した図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る積層造形装置を示す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本願が開示する積層造形装置に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は一例であり、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における積層造形装置100を示す概略図である。図1に示すように、積層造形装置100は、真空チャンバ1と、真空チャンバ1の上方に設置された電子銃室3内に収納され、電子ビームEBを照射する電子銃2と、真空チャンバ1内に設置され、積層造形物Mが造形される領域である造形領域Rを有する作業土台4と、積層造形物Mの材料となる粉末材料5を造形領域Rへと供給する粉末供給部6と、真空チャンバ1内の電子ビームEBが通過する領域である通過領域S1の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材7と、通過領域S1の側面がシールド部材7によって覆われた空間であるガス供給空間G内に不活性ガスを供給するガス供給部8と、を有する。
また、作業土台4は、真空チャンバ1を高さ方向に仕切り、水平方向に延在するベース部4aを有する。
真空チャンバ1は、図示しない真空装置により排気され真空チャンバ1内は真空に維持される。
電子銃2は、作業土台4のベース部4aと対向しており、予め決められた走査範囲に対して電子ビームEBを照射する。電子銃室3の床部3aには電子銃室3と真空チャンバ1とを連通する開口部3bが設けられており、電子銃2から照射される電子ビームEBは開口部3bを介して真空チャンバ1内に照射される。開口部3bは、図示しないシャッターによって開閉可能となっており、電子ビームEBが照射される時以外はシャッターによって閉じられる。つまり、真空チャンバ1と電子銃室3は、電子ビームEBが照射される時以外は遮断され、真空チャンバ1内の真空度を維持することが可能である。
なお、電子銃2は、電子銃室3内に収納された状態で電子銃室3と共に真空チャンバ1内に設置してもよい。
電子ビームEBは、電磁力によって偏向させることで照射箇所を操作可能である。また、電子ビームEBは、電子銃2からベース部4aまでの間で所定の広がり角度をもって広がる。つまり、電子ビームEBの広がりはベース部4a側ほど大きい。一般的に電子ビームEBは、円錐状に広がる。実施の形態1では、電子ビームEBの照射先が走査範囲内を移動する際に電子ビームの経路が動く領域を電子ビームEBの通過領域とし、真空チャンバ1内の通過領域を通過領域S1、電子銃室3内の通過領域を通過領域S2とする。
開口部3bの開口面積は、床部3aの高さにおける通過領域S2の水平断面積以上である。したがって、電子ビームEBは、通過領域S2内のどの経路を通っても、開口部3bを介して真空チャンバ1内に進入する。
作業土台4は、ベース部4aに開口部4bが設けられ、開口部4bの下方に昇降機構42によって垂直方向に高さを調節可能な作業テーブル41と、作業テーブル41上に配置された造形プレート43を有する。作業土台4には、積層造形物Mの原料である粉末材料5が供給される造形領域Rが形成される。造形領域Rは、作業テーブル41とベース部4aの開口部4bとの間の空間である。作業テーブル41は、昇降機構42によって高さを調整可能である。造形領域Rの底面は、作業テーブル41により形成され、作業テーブル41を昇降させることによって造形領域Rの深さが調整される。昇降機構42は、例えば、ラックアンドピニオン又はボールねじ等である。作業テーブル41上には、粉末材料5が周囲に敷き詰められた状態で造形プレート43が配置され、造形プレート43上に積層造形物Mが造形される。造形プレート43は、図示しないGND線によってGND電位である作業テーブル41に接地される。造形プレート43は、例えば、金属製のプレートである。
粉末材料5は、固化して積層造形物Mを構成する粉末状の材料であり、電子銃2から電子ビームEBが照射されることで溶融凝固又は焼結して固化する。粉末材料5は、例えば、コバルトクロムモリブデン合金又はチタン合金等の金属粒体の粉末材料であるが、金属粒体の粉末材料に限られるものではなく電子ビームEBの照射により溶融凝固又は焼結可能なものであればよい。
ベース部4a上には、粉末供給部6が設置される。粉末供給部6は、粉末材料5が収納された粉末ボックス61と、粉末ボックス61から供給された粉末材料5を造形領域Rの上に敷き詰める粉末床形成機構62とを有する。粉末ボックス61は、例えば、直方体の箱体等であり、粉末床形成機構62は、例えば、リコータ等である。粉末床形成機構62は、造形領域Rの上部を移動しながら、造形領域R内に予め決められた量の粉末材料5を供給し、作業テーブル41の上に粉末材料5を敷き詰める。
なお、粉末ボックス61は、粉末床形成機構62へと粉末材料5を供給できればよく、必ずしもベース部4a上に設ける必要はない。
図2は、シールド部材7の形状を例示した図である。図2(a)は、シールド部材7の上方斜視図、図2(b)は、シールド部材7の下方斜視図である。シールド部材7は、図示しない支持機構によって真空チャンバ内に取り付けられる。シールド部材7は、通過領域S1の側面の少なくとも一部を覆う形状であり、例えば、図2(a)、(b)にそれぞれ示すように、円柱形状、円錐形状又は四角錐形状である。ここで、図2に示す照射領域Lは、造形領域Rにおいて電子ビームEBが照射される領域である。
図2に示すように、シールド部材7は、内部に、飛散防止ガスが供給される空間であるガス供給空間Gを形成する。ガス供給空間Gは、通過領域S1の側面がシールド部材7によって覆われた空間である。図1に示すように、ベース部4aから任意の高さhの地点の水平面におけるガス供給空間Gの水平断面積は、高さhの地点の通過領域S1の水平断面積よりも大きい。
なお、飛散防止ガスとは、電子ビームEBの照射によって陽イオン化するガスである。
また、図2に示すように、シールド部材7には、電子ビームEBがガス供給空間Gを通過して造形領域Rに到達するように、電子銃2側の開口部7a及び造形領域R側の開口部7bが設けられる。開口部7a、7bのそれぞれの開口面積は、開口部7a、7bのそれぞれ水平面における通過領域S1のそれぞれの水平断面積よりも大きい。開口部7a、7bの形状は、例えば、略円形状又は矩形状である。
シールド部材7の形状は、電子ビームEBが通過する真空チャンバ1内の領域である通過領域S1の側面の少なくとも一部を覆う形状であれば図2に示す形状に限られるものではない。また、シールド部材7の開口部7a、7bの形状は、図2に示す形状に限られるものではない。
シールド部材7は、例えば、アルミニウム又はSUS(Steel Use Stainless)等の金属材料によって形成される。
ガス供給部8は、ガス供給空間G内に一定の流量で飛散防止ガスを供給する。ガス供給部8は、真空チャンバ1の外部に設けられた飛散防止ガスを減圧する真空ポンプ81と、真空チャンバ1の外部に設けられた飛散防止ガスを保持する容器82と、真空チャンバ1の側壁に設けられたガス導入部83と、ベース部4a上に設けられたガス噴出部84と、を有する。
なお、ガス供給部8がガス供給空間G内に飛散防止ガスを供給する一定の流量は、真空チャンバ1を真空に維持する真空装置が排気する流量と比較し、著しく小さいため、真空チャンバ1の真空度の維持に影響を与えるものではない。
真空ポンプ81は、配管801を介して容器82と接続されており、容器82内に保持された飛散防止ガスを減圧する。ガス導入部83は、配管802を介して容器82と接続され、配管803を介してガス噴出部84と接続される。ガス導入部83は、容器82内に保持される飛散防止ガスをガス噴出部84へと導入する。ガス噴出部84は、配管804を介してシールド部材7と接続され、シールド部材7と配管804との接続部であるガス供給口8aから、シールド部材7内のガス供給空間Gに飛散防止ガスを供給する。
なお、ガス供給口8aは、ガス供給空間G内に効率よく飛散防止ガスを供給できるように、シールド部材7の高さ方向に複数設けられた構成、又はガス供給空間G内に均一に飛散防止ガスを供給できるように、シールド部材7の周方向に複数設けられた構成としてもよい。
ガス供給空間Gは、通過領域S1の側面がシールド部材7によって覆われた空間であるため、電子ビームEBが通過領域S1内のどのような経路を通過しても、電子ビームEBが飛散防止ガスを照射することとなり、電子ビームEBの照射によって飛散防止ガスが陽イオン化される。
なお、飛散防止ガスは、電子ビームEBの照射によって陽イオン化されるものであれば特に限られるものではないが、粉末材料5の酸化を防ぐ観点から、アルゴン又はヘリウム等の不活性ガスを用いることが望ましい。
飛散防止ガスは、分子流としてガス供給空間Gへと供給されることが望ましい。飛散防止ガスを分子流としてガス供給空間Gに供給することで、粘性流の場合のような散乱が防止され、効率よくガス供給空間G内に飛散防止ガスを供給できる。
実施の形態1において、配管804及びガス供給口8aの内径を内径Dとすると、飛散防止ガスの流れが粘性流であるか分子流であるかを示す指数であるクヌーセン数Kは、飛散防止ガスの平均自由行程λ及び配管804及びガス供給口8aの内径Dを用いてK=λ/Dで表される。クヌーセン数Kの設定は、平均自由行程λ及び配管804及びガス供給口8aの内径Dを調整することで行う。平均自由行程λは、飛散防止ガスの圧力を調整することで調整可能である。また、クヌーセン数Kの調整のために配管804及びガス供給口8aの内径Dの大きさを調整する場合、配管804の本数を増減させてクヌーセン数Kを調整してもよい。ここで、平均自由行程とは、気体分子運動論において、分子又は電子等の粒子が、散乱源による散乱で妨害されること無く進むことのできる距離の平均値のことを指す。
なお、平均自由行程λ、並びに、配管804及びガス供給口8aの内径Dは、例えば、クヌーセン数Kが0.3より大きくなるように設定される。
ガス供給部8によってガス供給空間Gへ供給された飛散防止ガスは、電子ビームEBに照射され、造形領域R内の粉末材料5の上部のガス供給空間G内で陽イオン化するため、負に帯電した造形領域R内の粉末材料5を効率よく電気的に中性化できる。
積層造形装置100は、ガス供給空間G内に飛散防止ガスを供給するため、真空チャンバ1全体に飛散防止ガスを供給する必要がなく、ガス供給部8が供給する飛散防止ガスの量を低減できる。積層造形装置100は、飛散防止ガスの供給量を低減するため、生産コストの増加を抑制できる。
また、積層造形装置100は、真空チャンバ1全体に飛散防止ガスを供給する必要がないため、真空チャンバ1内のガス分子の増加が抑制され、真空チャンバ1の真空度の低下を抑制できる。積層造形装置100は、真空チャンバ1内の真空度の低下を抑えることができるため、精度よく積層造形物Mを造形できる。
また、積層造形装置100は、飛散防止ガスの供給量を低減するため、飛散防止ガスのガス分子と電子ビームEBの衝突による電子ビームEBのエネルギーの低下を抑制できる。積層造形装置100は、電子ビームEBのエネルギーの低下を抑制し、電子ビームEBへのエネルギー投入量を低減するため、生産コストの増加を抑制できる。
次に、造形領域Rの上部にシールド部材7を設けることによる、造形領域R内の粉末材料5又は造形プレート43の温度低下の抑制について説明する。
一般的に、電子ビームの照射により溶融凝固又は焼結可能な粉末材料5は、粉末材料5の温度が高いほど電気抵抗が低下する。つまり、粉末材料5は、温度が高いほど電荷が導通し、電子ビームの照射による帯電が抑制され、粉末材料5同士がクーロン力により反発して飛散することを防止できる。
したがって、粉末材料5の飛散を防止するために、ビーム出力、ビームフォーカス又はビーム走査速度等のビームパラメータを調整し、粉末材料5を溶融凝固させる電子ビームEBよりも出力を抑制した予熱用の電子ビームPBを粉末材料5へ照射することで粉末材料5の温度を上昇させ、粉末材料5の帯電を抑制することが望ましい。
粉末材料5の帯電を抑制するためには、粉末材料5の温度を数百度まで予熱する必要があるが、粉末材料5の予熱後に粉末材料5表面から輻射熱が放出され、粉末材料5表面の温度が低下する。粉末材料5表面の温度が低下し、粉末材料5の電気抵抗が十分に低下していない状態で、粉末材料5に粉末材料5を溶融凝固させる電子ビームEBを照射すると、粉末材料5がチャージアップを引き起こし飛散する。また、粉末材料5の温度を低下させないように熱を供給すると、生産コストが増加する。
一方、実施の形態1に係る積層造形装置100は、造形領域Rの上部に通過領域S1の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材7が設けられる。シールド部材7は、図2に示すように、電子銃2側の開口部7aの開口面積が、造形領域R側の開口部7bの開口面積よりも小さい面積である場合に、造形領域Rから放出される輻射熱を造形領域Rへと反射し、造形領域R内の粉末材料5の温度低下を抑制する。具体的には、シールド部材7は、造形領域R側から電子銃2側に向かってガス供給空間Gの水平断面積が縮小するテーパー形状である場合、造形領域Rから放出される輻射熱を造形領域Rへと反射し、造形領域R内の粉末材料5の温度低下を抑制する。
なお、粉末材料5へと電子ビームEBを照射する前に造形プレート43を予熱する場合は、造形プレート43から放出される輻射熱を造形プレート43へと反射し、造形プレート43の温度低下を抑制する。
シールド部材7の造形領域Rと対向する面は、造形領域Rにおいて電子ビームEBが照射される領域である照射領域Lよりも大きいことが望ましい。つまり、シールド部材7の造形領域Rと対向する面の面積は、ベース部4aの高さにおける通過領域S1の水平断面積よりも大きいことが望ましい。シールド部材7は、シールド部材7の造形領域Rと対向する面を、照射領域Lよりも大きくすることによって、造形領域Rから放出される輻射熱を効率よく造形領域Rへと反射できる。
造形領域Rから放出される輻射熱は、シールド部材7によって造形領域Rへと反射されるため、造形領域R内の粉末材料5又は造形プレート43の温度低下が抑制される。したがって、実施の形態1に係る積層造形装置100は、造形領域Rの上部に設けられたシールド部材7によって、粉末材料5又は造形プレート43の温度低下を抑制するため、予熱用の電子ビームPB及び電子ビームEBへのエネルギー投入量を低減することができ、生産コストの増加を抑制できる。
次に、シールド部材7による造形領域R内の粉末材料5又は造形プレート43の温度低下の抑制ついて説明する。シールド部材7を設け、予熱用の電子ビームPBを造形プレート43に照射した場合の造形プレート43の温度変化と、シールド部材7を設けずに、予熱用の電子ビームPBを造形プレート43に照射した場合の造形プレート43の温度変化をそれぞれ計測し、比較した。
なお、シールド部材7の造形領域Rと対向する面は、照射領域Lよりも大きく、操作領域S1を2割程度覆う形状である。
造形プレート43に、予めビームパラメータを調整した予熱用の電子ビームPBを照射し、造形プレート43の温度が850℃に達するまでの時間を測定した。なお、造形プレート43にシース型熱電対を取り付け、シース型熱電対の温度を計測し、シース型熱電対の温度を造形プレート43の温度とした。
シールド部材7を設けない場合は、造形プレート43の温度が850℃に達するまでの時間は、1200秒であり、昇温速度は0.69℃/秒であった。シールド部材7を設けた場合は、造形プレート43の温度が850℃に達するまでの時間は、640秒であり、昇温速度は1.21℃/秒であった。
したがって、積層造形装置100は、シールド部材7を設けることによって、造形領域Rから放出される輻射熱を造形領域Rへと反射し、造形領域R内の粉末材料5又は造形プレート43の温度低下を抑制できることが確認できた。
次に、図3から図9を用いて、積層造形装置100の動作について説明する。図3から図9は、実施の形態1に係る積層造形装置100を用いた積層造形方法の説明図である。ただし、図3から図9では、視認性を考慮し図1では示した構成要素を一部省略する。
真空装置は、真空チャンバ1内を真空引きして真空チャンバ1内の真空度を安定させる。次に、図3に示すように、造形プレート43の上面がベース部4aの上面と同じ高さとなるように作業テーブル41の高さを調整する。
次に、図4に示すように、電子銃2は、造形プレート43に対して予熱用の電子ビームPBを照射することで、造形プレート43を加熱する。
なお、予熱用の電子ビームPBは、ビーム出力、ビームフォーカス及びビーム走査速度等のビームパラメータを調整し、粉末材料5を溶融凝固させる電子ビームEBよりも出力を抑制したものである。
次に、図5に示すように、造形プレート43の上面からベース部4aの上面までの高さが粉末床44aの1層分になるように作業テーブル41を下げる。次に、図6に示すように、粉末供給部6は、作業テーブル41上の造形領域Rに粉末材料5を敷き詰め、1層目の粉末床44aを形成する。1層目の粉末床44aは、加熱された造形プレート43からの熱伝導により予熱され温度が昇温する。粉末材料5は、温度の上昇によって電気抵抗が低下するため電荷が導通し、電子ビームEBの照射による帯電が抑制され、粉末材料5同士がクーロン力により反発して飛散することを防止できる。
次に、図7に示すように、ガス供給部8は、容器82に保持されている飛散防止ガスをガス導入部83へ送り、ガス噴出部84を通して飛散防止ガスをガス供給空間Gへと供給する。また、電子銃2は、予め設定した照射パターンに従って電子ビームEBを1層目の粉末床44aに照射し、1層目の粉末床44aの粉末材料5を選択的に固化させ、1層目の積層造形物Maを得る。ガス供給部8によって供給された飛散防止ガスが電子ビームEBに照射され、陽イオン化する。陽イオンは、電子ビームEBの照射により負に帯電した1層目の粉末床44aの粉末材料5を電気的に中和する。1層目の積層造形物Maの造形が完了したら電子ビームEBの照射を停止する。
次に、図8に示すように、1層目の粉末床44aの上面からベース部4aの上面までの高さが2層目の粉末床44bの厚さになるように作業テーブル41を下げる。次に、粉末供給部6は、1層目の場合と同様にして1層目の粉末床44aの上に2層目の粉末床44bを形成する。2層目の粉末床44bの温度は、電子ビームEBにより固化された1層目の積層造形物Maからの熱伝導により昇温する。
2層目の粉末床44bが、1層目の積層造形物Maからの熱伝導により加熱される際、2層目の粉末床44bから放出される輻射熱をシールド部材7が2層目の粉末床44bへと反射する。シールド部材7が2層目の粉末床44bから放出される輻射熱を2層目の粉末床44bへと反射するため、2層目の粉末床44bの温度低下を防止し、2層目の粉末床44bを効率よく加熱することができる。したがって、2層目の粉末床44bの電気抵抗が低下し、2層目の粉末床44bを形成する粉末材料が電子ビームEBの照射により負に帯電してクーロン力により反発し、粉末材料5が飛散することが抑制される。
次に、図9に示すように、電子銃2は、予め設定した照射パターンに従って電子ビームEBを2層目の粉末床44bに照射し、2層目の粉末床44bの粉末材料を選択的に固化させ、2層目の積層造形物Mbを得る。
なお、2層目の粉末床44bに対して電子ビームEBを照射する前に、予熱用の電子ビームPBを照射して2層目の粉末床44bを予熱してもよい。
3層目以降も2層目の場合と同様に、粉末床を積層しながら各層の粉末床を選択的に固化させる工程を繰り返すことにより、作業土台4の上に積層造形物Mを造形する。
実施の形態1に係る積層造形装置は、真空チャンバと、真空チャンバ内に設けられ、積層造形物を造形するための造形領域の底面を形成する垂直方向に高さを調節可能な作業テーブルを有する作業土台と、積層造形物の原料となる粉末材料を貯留し、造形領域に粉末材料を供給する粉末供給部と、造形領域に、粉末材料を固化させる電子ビームを照射する電子銃と、真空チャンバ内に設けられ、電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材と、通過領域の側面がシールド部材によって覆われた空間であるガス供給空間内に、電子ビームの照射によって陽イオン化するガスを供給するガス供給部と、を備える。
以上の構成によって実施の形態1に係る積層造形装置100は、電子ビームの照射により負に帯電した個々の粉末材料同士がクーロン力により互いに反発し合い粉末材料が飛散することを防止しつつ、生産コストの増加を抑制できる。
また、実施の形態1に係る積層造形装置のシールド部材は、電子ビームがガス供給空間を通過して造形領域へと到達するための電子銃側の開口部及び造形領域側の開口部を有し、電子銃側の開口部の開口面積は、造形領域側の開口部の開口面積よりも小さい面積であること特徴とする。
また、実施の形態1に係る積層造形装置のシールド部材は、造形領域側から電子銃側に向かってガス供給空間の水平断面積が縮小するテーパー形状であること特徴とする。
また、実施の形態1に係る積層造形装置のシールド部材の造形領域と対向する面は、造形領域において電子ビームが照射される領域である照射領域よりも大きいことを特徴とする。
以上の構成によって実施の形態1に係る積層造形装置100は、造形領域Rから放出される輻射熱を造形領域Rへと反射するため、予熱に要するエネルギー投入量を低減することができ、生産コストの増加を抑制できる。
また、実施の形態1に係る積層造形装置のガス供給部は、ガスを、ガスの分子流として供給することを特徴とする。
以上の構成によって実施の形態1に係る積層造形装置100は、ガスの供給量を低減できるため、生産コストの増加を抑制できる。
実施の形態1に係る積層造形方法は、積層造形物を造形するための造形領域に、積層造物の原料となる粉末材料を供給するステップと、造形領域に、粉末材料を固化させる電子ビームを照射するステップと、電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材によって、通過領域の側面が覆われた空間であるガス供給空間内に、電子ビームの照射によって陽イオン化するガスを供給するステップと、を備える。
以上の構成によって実施の形態1に係る積層造形方法によれば、生産コストの増加を抑制できる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る積層造形装置200の構成について説明する。なお、実施の形態1と同一または対応する構成については、その説明を省略し、構成の異なる部分のみを説明する。
図10は、実施の形態2に係る積層造形装置200の構成を例示する図である。図10に示すように、積層造形装置200のシールド部材7は、シールド部材7の電子銃2側の端部が、真空チャンバ1の電子銃2側の面と接合している。
シールド部材7の電子銃2側の端部が、真空チャンバ1の電子銃2側の面と接合されることによって、ガス供給空間G内に供給された飛散防止ガスが、シールド部材7の電子銃2側の開口部7aから漏出することを防止できる。また、シールド部材7の電子銃2側の端部が、真空チャンバ1の電子銃2側の面と接合されることによって、造形領域Rから放出される輻射熱が、シールド部材7の電子銃2側の開口部7aから漏出することを防止できる。
実施の形態2に係る積層造形装置のシールド部材の電子側の端部は、真空チャンバの電子銃側の面と接合されることを特徴とする。
以上の構成によって実施の形態2に係る積層造形装置200は、電子ビームの照射により負に帯電した個々の粉末材料同士がクーロン力により互いに反発し合い粉末材料が飛散することを防止しつつ、生産コストの増加を抑制できる。
また、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態や構成を適宜組み合わせたり、構成を一部変形、省略したりすることが可能である。
100,200 積層造形装置、
1 真空チャンバ、2 電子銃、3 電子銃室、4 作業土台、5 粉末材料、
6 粉末供給部、7 シールド部材、8 ガス供給部、
3a 床部、3b 開口部、4a ベース部、8a ガス供給口、
41 作業テーブル、42 昇降機構、43 造形プレート、44a,44b 粉末床、
61 粉末ボックス、62 粉末床形成機構、
81 真空ポンプ、82 容器、83 ガス導入部、84 ガス噴出部、
801,802,803,804 配管、
EB,PB 電子ビーム、G ガス供給空間、L 照射領域、M 積層造形物、
R 造形領域、S1,S2 通過領域。

Claims (7)

  1. 真空チャンバと、
    前記真空チャンバ内に設けられ、積層造形物を造形するための造形領域の底面を形成する垂直方向に高さを調節可能な作業テーブルを有する作業土台と、
    前記積層造形物の原料となる粉末材料を貯留し、前記造形領域に前記粉末材料を供給する粉末供給部と、
    前記造形領域に、前記粉末材料を固化させる電子ビームを照射する電子銃と、
    前記真空チャンバ内に設けられ、前記電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材と、
    前記通過領域の側面が前記シールド部材によって覆われた空間であるガス供給空間内に、前記電子ビームの照射によって陽イオン化するガスを供給するガス供給口が前記シールド部材の高さ方向又は周方向に複数設けられたガス供給部と、
    を備える積層造形装置。
  2. 前記シールド部材は、前記電子ビームが前記ガス供給空間を通過して前記造形領域へと到達するための前記電子銃側の開口部及び前記造形領域側の開口部を有し、前記電子銃側の開口部の開口面積は、前記造形領域側の開口部の開口面積よりも小さい面積であること特徴とする請求項1に記載の積層造形装置。
  3. 前記シールド部材は、前記造形領域側から前記電子銃側に向かって前記ガス供給空間の水平断面積が縮小するテーパー形状であること特徴とする請求項2に記載の積層造形装置。
  4. 前記シールド部材の前記造形領域と対向する面は、前記造形領域において前記電子ビームが照射される領域である照射領域よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の積層造形装置。
  5. 前記シールド部材の前記電子銃側の端部は、前記真空チャンバの前記電子銃側の面と接合されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の積層造形装置。
  6. 前記ガス供給部は、前記ガスを、前記ガスの分子流として供給することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の積層造形装置。
  7. 積層造形物を造形するための造形領域に、積層造形物の原料となる粉末材料を供給するステップと、
    前記造形領域に、前記粉末材料を固化させる電子ビームを照射するステップと、
    前記電子ビームが通過する領域である通過領域の側面の少なくとも一部を覆うシールド部材によって、前記通過領域の側面が覆われた空間であるガス供給空間内に、前記電子ビームの照射によって陽イオン化するガスを前記シールド部材の高さ方向又は周方向に複数設けられたガス供給口より供給するステップと、
    を備える積層造形方法。
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