JP7291943B2 - 経緯台及び望遠鏡システム - Google Patents

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本発明は、望遠鏡に用いられる経緯台及びこの経緯台を備える望遠鏡システムに関する。
従来、天体望遠鏡等を支持し、天体望遠鏡等の向きを調整する機構として、経緯台が最も簡便なものとして用いられている。経緯台は、水平軸と、それに直交した垂直軸の2軸で構成された架台であり、構造が簡単で加工しやすく安価に製造でき、動作もわかりやすく、初心者向けの小口径望遠鏡に多用されている。
経緯台は、水平軸をハンドルによって微動させることによって望遠鏡の水平方向の向きを調整することができ、また、水平軸に直行した垂直軸をハンドルによって微動させることによって望遠鏡の高度を調整することができる。経緯台の代表例としては、フォーク式や片手持ちフォーク式と呼ばれるアームによって望遠鏡の高度を可変に軸支するものが知られている。
フォーク式の経緯台は、略U字形状のアームを有しており、この略U字状のアームの両先端で挟み込むように望遠鏡を支持する構造である。フォーク式の経緯台は、2本のアームで望遠鏡を支持するため重量の大きな大口径望遠鏡にも耐えうる反面、構造が大型化し、重量も増大するため、気軽に移動して観測を行う初心者には不向きである(特許文献1を参照)。
他方、片手持ちフォーク式の経緯台は、略L字形状のアームを有しており、この略L字状のアームの先端で望遠鏡を片持ちで支持する構造である。片手持ちフォーク式の経緯台は、フォーク式の経緯台よりも構造が簡素で小口径望遠鏡に適しており、持ち運びの便利さから初心者に適しているといえる。
また、経緯台の多くは、望遠鏡が地平に対して垂直となったとき、すなわち望遠鏡が天頂方向を向いているときに、三脚等の固定架台と望遠鏡が接触しないように、三脚等の固定架台と接続するアーム下部からアーム上部に向けて傾斜した構造となっている。すなわち、経緯台と三脚等との固定部分から、望遠鏡の軸支点をずらすことによって望遠鏡と三脚等との干渉を避け、天頂方向の観察対象を望遠鏡によってとらえることができる工夫がなされている。
特開2015-180948号公報
しかし、上述したような経緯台は、アーム部分の形状の制約から、望遠鏡と三脚等の支持装置とが干渉する可能性が高く、望遠鏡の可動範囲が狭まるデメリットが生じ、特に、望遠鏡が直上の天頂方向に向く場合を想定し、望遠鏡の干渉を避けるためにシステムの重心位置からずれた位置で望遠鏡を保持するような特殊形状のアームとする必要があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アーム部分の位置決めを細かく行うことができ、簡単で使いやすく、初心者にも扱いやすい経緯台及び望遠鏡システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る経緯台は、外部の支持装置と接続するベース部と、前記ベース部上に一端が接続され、水平方向に張り出して延在し、前記ベース部に対して水平方向に回動する板状の第1のアーム部材と、前記第1のアーム部材の端部から第1のアーム部材の延在方向に対して垂直方向に延在する板状の第2のアーム部材と、前記第2のアーム部材に設けられ、外部の望遠鏡本体が接続される望遠鏡接続部と、を備え、前記第2のアーム部材が前記第1のアーム部材の延在方向に対して少なくとも直交する平面内で回動可能に連結され、らせん状のネジ溝を有し、前記第2のアーム部材の一端に形成された開口部を挿通して前記第2のアーム部材を前記第1のアーム部材に対して回動可能に支持する支軸と、前記開口部を挿通した前記支軸と螺合するナット部と、前記第1のアーム部材に対して前記第2のアーム部材を連結する連結部を有し、前記第2のアーム部材及び前記連結部は、一方に複数の溝部が設けられ、他方に前記溝部に対応する複数の爪部を有し、前記溝部及び前記爪部は、前記第2のアーム部材の回動中心の周囲に放射状に設けられ、前記支軸と前記ナット部とが螺合することにより、前記溝部と前記爪部とが係合し、前記第2のアーム部材が回動しないように固定されるものである。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係る望遠鏡システムは、望遠鏡本体と、望遠鏡本体を所望の向きに可変可能な経緯台と、経緯台に接続され、望遠鏡本体及び経緯台を支持する支持装置を備え、経緯台が、外部の支持装置と接続するベース部と、前記ベース部上に一端が接続され、水平方向に張り出して延在し、前記ベース部に対して水平方向に回動する板状の第1のアーム部材と、前記第1のアーム部材の端部から第1のアーム部材の延在方向に対して垂直方向に延在する板状の第2のアーム部材と、前記第2のアーム部材に設けられ、外部の望遠鏡本体が接続される望遠鏡接続部と、を備え、前記第2のアーム部材が前記第1のアーム部材の延在方向に対して少なくとも直交する平面内で回動可能に連結され、らせん状のネジ溝を有し、前記第2のアーム部材の一端に形成された開口部を挿通して前記第2のアーム部材を前記第1のアーム部材に対して回動可能に支持する支軸と、前記開口部を挿通した前記支軸と螺合するナット部と、前記第1のアーム部材に対して前記第2のアーム部材を連結する連結部を有し、前記第2のアーム部材及び前記連結部は、一方に複数の溝部が設けられ、他方に前記溝部に対応する複数の爪部を有し、前記溝部及び前記爪部は、前記第2のアーム部材の回動中心の周囲に放射状に設けられ、前記支軸と前記ナット部とが螺合することにより、前記溝部と前記爪部とが係合し、前記第2のアーム部材が回動しないように固定されるものである。
このような態様によると、第2のアーム部材を垂直方向に回動させることで望遠鏡本体の可動範囲を広げることができる。
本発明によると、アーム部分の位置決めを細かく行うことができ、望遠鏡本体の可動範囲を広げて観測の自由度を向上させることができるので、経緯台の使い勝手を向上することが可能となる。
図1は、望遠鏡システムを説明する正面図である。 図2は、経緯台を説明する斜視図である。 図3は、経緯台を説明する他の斜視図である。 図4は、経緯台の構造を説明する分解斜視図である。 図5は、第1の微動機構及び第2の微動機構を裏面側から見た平面図である。 図6は、第1の微動機構及び第2の微動機構を微動軸側から見た平面図である。 図7は、第1の微動機構及び第2の微動機構を側面から見た平面図である。 図8は、第1の微動機構及び第2の微動機構を表面から見た平面図である。 図9は、第1の微動機構及び第2の微動機構の断面図であり、図9(A)は図8のAA線における断面図であり、図9(B)は図8のBB線における断面図である。 図10は、第1のアーム部材及び第2のアーム部材を説明する斜視図であり、図10(A)は裏面側から見た斜視図であり、図10(B)は表面側から見た斜視図である。 図11は、第1のアーム部材及び第2のアーム部材を表面側から見た平面図である。 図12は、第1のアーム部材及び第2のアーム部材を長手方向の側面から見た平面図である。 図13は、第1のアーム部材及び第2のアーム部材を裏面側から見た平面図である。 図14は、図13のAA線における断面図である。 図15は、連結部を説明する斜視図である。 図16は、第3のカバー部材及び第4のカバー部材を説明する斜視図である。 図17は、経緯台の動作を説明する斜視図である。 図18は、経緯台の動作を説明する他の斜視図である。 図19は、経緯台の動作を説明する更に他の斜視図である。 図20は、経緯台の変形例を説明する正面図である。
以下、本発明が適用された経緯台について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがある。具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[望遠鏡システムについて]
まず、望遠鏡システムについて、図1を用いて簡単に説明する。望遠鏡システム1は、図1に示すように、後述する2つのアーム部材を稼働させることが可能とされた片手持ちフォーク型の経緯台10と、この経緯台10に保持される望遠鏡本体20と、経緯台10を支持する支持装置30とを備える。
望遠鏡システム1は、例えば三脚等で構成される支持装置30上に経緯台10を搭載し、経緯台10に望遠鏡本体20を搭載することによって組み上げられて用いられる。
なお、望遠鏡本体20及び支持装置30は、汎用的なものであるため詳細な説明については割愛するが、望遠鏡システム1及び経緯台10の技術的特徴を説明するうえで必要な部位について以下で簡単に説明する。
[望遠鏡本体について]
望遠鏡本体20は、対物光学系を有しており、例えば、対物レンズを用いた屈折式や、凹面反射鏡を用いた反射式カタディオプトリック式等の各種の光学系がその用途によって選択することができる。望遠鏡本体20は、支持装置30上に搭載された経緯台10を操作することによって天体を追尾可能に支持されて用いられる。
例えば、望遠鏡本体20は、図1に示すように、屈折式の対物レンズ21と、対物レンズ21を保持する鏡筒22、鏡筒を保持する鏡筒バンド23と、鏡筒バンド23に接続され経緯台20の後述する鏡筒取り付け凹部に係合する凸部24とを有する。なお、図1に示していないが、望遠鏡本体20は、ガイドスコープ、接眼レンズ等を有するようにしてもよいことは言うまでもない。
望遠鏡本体20は、対物レンズを用いた屈折式の場合に、接眼レンズが対物レンズ21と光軸を共有し、鏡筒22の前方(図1中において紙面手前方向)に取り付けられた対物レンズ21と直線状に並ぶように鏡筒22の後方(図1中において紙面奥方向)に取り付けられる。また、望遠鏡本体20は、対物レンズ21を用いた屈折式とすると、反射式の望遠鏡のように光路を反射によって折り返す必要がないため、光路全長を確保するだけの鏡筒22の全長が長くなる傾向がある。
[支持装置について]
支持装置30は、図1に示すように、例えば、三脚を用いることができる。支持装置30は、伸縮可能な脚部31を中央部32と接続して折り畳み可能とした三脚機構から構成されている。三脚は、脚部31をアルミ等の軽量金属によって構成することで、強度を確保しつつ運搬性に優れる利点を有している。なお、支持装置30としては、三脚に限定するものではなく、設置安定性を重視したピラー脚であってもよく、地面にそのまま設置するようなベースプレートで代用することを妨げるものではない。
[経緯台について]
経緯台10は、図2及び図3に示すように、支持装置30と接続するベース部100と、 ベース部100上に設けられ水平方向に回動可能な第1の微動機構101と、第1の微動機構101に対して一端が接続され、第1の微動機構から水平方向に延在するとともに、第1の微動機構101の操作によってベース部100に対して水平方向に回動する第1のアーム部材102と、第1のアーム部材102の他端から第1のアーム部材102に対して垂直方向に延在する第2のアーム部材103と、第1のアーム部材102の他端と第2のアーム部材103の一端を連結し、第1のアーム部材102に対して第2のアーム部材103を垂直方向及び水平方向に回動可能に支持する連結部104と、望遠鏡本体20が接続される望遠鏡接続部106と、第2のアーム部材103の他端に接続されるとともに望遠鏡接続部106と接続され、垂直方向に回動可能な第2の微動機構105とを備えている。
また、経緯台10は、第1の微動機構101と第1のアーム部材102との接続部分を覆う第1のカバー部材151と、第2の微動機構105と第2のアーム部材103との接続部分を覆う第2のカバー部材152と、第1のアーム部材102と連結部104の接続部分を覆う第3のカバー部材153と、第2のアーム部材103と連結部104の接続部分を覆う第4のカバー部材154とを備えている。
[経緯台の詳細構造について]
次に、経緯台10の各構成と詳細構造について、図4に示す分解斜視図を用いて説明を行う。
まず、ベース部100は、経緯台10全体を支持装置30に備え付けるためのベースとなる部品であり、略円筒形状を有しており、図1に示すように支持装置30の中央部32の下方からネジ100a等によって支持装置30上にねじ止め固定される。
次に、第1の微動機構101は、図5乃至図9に示すように、微動軸201と、裏面101a側に第1の凸部203と、表面101b側に第2の凸部204とを有しており、略円筒形状とされている。第1の微動機構101は、第1の凸部203がベース部100と固定され、第2の凸部204が第1のアーム部材102と固定され、第1の凸部203と第2の凸部204とは互いに回転軸を共有して相対回転可能に構成されている。
第1の微動機構101は、図示しない微動ハンドル等によって微動軸201を回転させることで、第1の凸部203と接続された部位と、第2の凸部204に接続された部位とが相対回転し、ベース部100に対して第1のアーム部材102を水平方向に回転動作する。
なお、第1の微動機構101は、微動軸201に図示しないウォームギアが設けられ、このウォームギアと噛み合うウォームホイールを回転させることで、第1の凸部203と接続された部位と、第2の凸部204に接続された部位とが相対回転させるように構成される。なお、微動軸201には、面取り部201aが設けられており、この部位を用いてねじ止め等で微動ハンドル等が取り付けられる。
次に、第1のアーム部材102は、図10乃至図14に示すように、第1の微動機構101上に接続され、水平方向に延在する略平面状のアーム部材である。第1のアーム部材102は、裏面102a側から見た場合に、図10(A)に示すように、一端に開口部110、他端に開口部111が設けられている。第1のアーム部材102は、表面102b側から見た場合にも同様に、図10(B)に示すように、一端に開口部110、他端に開口部111が設けられている。
第1のアーム部材102は、例えば、軽量かつ強度の高い部材として、例えばアルミニウム等の金属材料により形成することができる。第1のアーム部材102は、アルミニウム材料を用いたダイカスト成形等の手法により簡易に量産することができるが、図10(A)に示すように、裏面102aにおいて軽量化を目的として、アーム構造の中途部分が肉抜きされ、リブ112により強度を保つような構造とされている。
第1のアーム部材102は、図4に示すように、アーム構造の中途部分においてリブ112を覆うカバープレート113を有している。第1のアーム部材102は、リブ112をカバープレート113を用いて覆い隠すことで、裏面102aにおける凹凸を少なくし、ユーザの取り扱いを容易にするとともに肉抜きされた構造であってもスタイリッシュな外観を保つことができる。
第1のアーム部材102は、一端において表面102b側から開口部110に第1の微動機構101の第2の凸部204が挿入されて第1の微動機構101と接続され、他端において裏面102a側から開口部111に後述する連結部104の第1の支軸301が挿入されて連結部104と接続される。
また、第1のアーム部材102は、裏面102a側において、開口部111の周辺に放射状の複数の溝部114を有している。この溝部114は、後述する連結部104の第1の爪部303に対応する形状で設けられており、第1の爪部303と係合することにより第1のアーム部材102と連結部104とが第1の支軸301を中心に回動しないように固定することができる。
次に、連結部104は、図4及び図15に示すように、第1のアーム部材102と、第2のアーム部材103とを連結する部材である。連結部104は、第1の面104aの中央から垂直に立設する第1の支軸301と、第1の面104aに直交する第2の面104bの中央から垂直に立設する第2の支軸302を有している。従って、第1の支軸301と第2の支軸302は、互いに直交する軸であるといえる。
また、連結部104は、第1の支軸301を中心として第1の面104a上に放射状の第1の爪部303を有しており、第2の支軸302を中心として第2の面104b上に放射状の第2の爪部304を有している。
第1の支軸301及び第2の支軸302は、らせん状のネジ溝を有する棒状部材により構成されている。第1の支軸301は、第1のアーム部材102の開口部111に挿入され、ねじ止めにより固定される。また、第2の支軸302は、後述する第2のアーム部材103の開口部121に挿入され、ねじ止めにより固定される。
なお、ねじ止めは、図16に示すナット部153a及びナット部154aが埋め込まれた第3のカバー部材153及び第4のカバー部材154を回転させて、ナット部153a及びナット部154aを第1の支軸301及び第2の支軸302に締め付けることにより実現することが可能である。カバー部材153及び第4のカバー部材154は、円形の外周溝153b及び外周溝154bが設けられており、後述する回転動作のために、手で緩めたり締め付けたりしやすいように構成されている。
次に、第2のアーム部材103は、図10乃至図14に示すように、連結部104に接続され、垂直方向に延在する略平面状のアーム部材である。第2のアーム部材103は、裏面103a側から見た場合に、図10(A)に示すように、一端に開口部121、他端に開口部120が設けられている。第2のアーム部材103は、表面103b側から見た場合にも同様に、図10(B)に示すように、一端に開口部121、他端に開口部120が設けられている。
第2のアーム部材103は、例えば、軽量かつ強度の高い部材として、例えばアルミニウム等の金属材料により形成することができる。第2のアーム部材103は、アルミニウム材料を用いたダイカスト成形等の手法により簡易に量産することができるが、図10(A)に示すように、裏面103aにおいて軽量化を目的として、アーム構造の中途部分が肉抜きされ、リブ122により強度を保つような構造とされている。
第2のアーム部材103は、図4に示すように、アーム構造の中途部分においてリブ122を覆うカバープレート123を有している。第2のアーム部材103は、リブ122をカバープレート123を用いて覆い隠すことで、裏面103aにおける凹凸を少なくし、ユーザの取り扱いを容易にするとともに肉抜きされた構造であってもスタイリッシュな外観を保つことができる。
第2のアーム部材103は、一端において裏面103a側から開口部121に連結部104の第2の支軸302が挿入され連結部104と接続され、他端において表面103b側から開口部120に第2の微動機構105の第1の凸部223が挿入されて第2の微動機構105と接続される。
また、第2のアーム部材103は、裏面103a側において、開口部121の外周に放射状の複数の溝部124を有している。この溝部124は、第2の爪部304に対応する形状で設けられており、第2の爪部304と係合することにより第2のアーム部材103と連結部104とが第2の支軸302を中心に回動しないように固定することができる。
ここで、第2のアーム部材103は、図11乃至図14に示すように、第1のアーム部材102と同一の部材とすることで、部品種類の低減による部品管理コスト軽減並びに製造コスト軽減効果を期待することができるため好ましい。
次に、第2の微動機構105は、図5乃至図9に示すように、微動軸221と裏面105a側に第1の凸部223と、表面105b側に第2の凸部224とを有しており、略円筒形状とされている。第2の微動機構105は、第1の凸部223が第2のアーム部材103と固定され、第2の凸部224が望遠鏡接続部106と固定され、第1の凸部223と第2の凸部224とは互いに回転軸を共有して相対回転可能に構成されている。
第2の微動機構105は、図示しない微動ハンドル等によって微動軸221を回転させることで、第1の凸部223と接続された部位と、第2の凸部224に接続された部位とが相対回転し、第2のアーム部材103に対して望遠鏡接続部106を水平方向に回転動作する。すなわち、第2の微動機構105は、望遠鏡システム1全体から見ると、望遠鏡接続部106を垂直方向に回転動作するものである。
なお、第2の微動機構105は、微動軸221に図示しないウォームギアが設けられ、このウォームギアと噛み合うウォームホイールを回転させることで、第1の凸部223と接続された部位と、第2の凸部224に接続された部位とが相対回転させるように構成される。なお、微動軸221には、面取り部221aが設けられており、この部位を用いてねじ止め等で微動ハンドル等が取り付けられる。
ここで、第2の微動機構105は、図5乃至図9に示すように、第1の微動機構101と同一の構成とすることが、部品種類の低減による部品管理コスト軽減並びに製造コスト軽減効果を期待することができるため好ましい。
なお、第1の微動機構101及び第2の微動機構105は、微動軸201及び微動軸221に図示しない微動ハンドルが取り付けられることとしたが、ハンドルの手動操作による軸回転以外にもモータドライブ装置を取り付けた軸回転をするようにしてもよいことは言うまでもない。
次に、望遠鏡接続部106は、望遠鏡固定ネジ160及び望遠鏡固定ネジ161と溝部106aとを有しており、溝部106aに望遠鏡本体20の凸部24が嵌め合わされ、望遠鏡固定ネジ160及び161をねじ込むことで、凸部24を溝部106a内に押し付け固定することができる。これにより、経緯台10は、望遠鏡本体20を安定保持することが可能となる。
以上のように構成された、望遠鏡システム1は、経緯台10の第1のアーム部材102及び第2のアーム部材103を接続部104を用いてそれぞれ水平後方、垂直方向に自在に回動させることができる。
ここで、連結部104において第1の爪部303及び第2の爪部304は、それぞれ少なくとも一つずつが必要であるが、複数設けることが好ましい。第1の爪部303及び第2の爪部304は、第1のアーム部材102の溝部114及び第2のアーム部材103の溝部124と係合するため、複数設けることにより連結部104と第1のアーム部材102及び第2のアーム部材103の接続をより強固にすることできるためである。
図15に示すように、第1の爪部303及び第2の爪部304は、第1の支軸301及び第2の支軸302を中心にそれぞれ放射状に延びるように等間隔で複数並べるようにしている。図15において、第1の爪部303及び第2の爪部304は、第1の支軸301及び第2の支軸302を中心に円周を8等分して設けている。
また、第1のアーム部材102及び第2のアーム部材103における溝部114及び溝部124について、その数は第1の爪部303及び第2の爪部304よりも多いことが好ましい。溝部114及び溝部124を設ける数に比例して位置決め箇所が増え、第1のアーム部材102及び第2のアーム部材103の位置決めを細かく行うことができる。
図10に示すように、溝部114及び溝部124は、開口部111及び開口部121を中心にそれぞれ放射状に延びるように等間隔で複数並べるようにしている。図10において、溝部114及び溝部124は、開口部111及び開口部121を中心に円周を24等分して設けており、図15に示す第1の爪部303及び第2の爪部304の数の3倍の数としている。
[経緯台の変形動作について]
次に、経緯台10の動作について第1のアーム部材102及び第2のアーム部材103の回転動作をもとに詳細に説明する。
まず、経緯台10は、通常使用状態において、例えば図2に示すような状態が想定される。従って、図2に示す状態から、経緯台10の動作について説明する。
まず、図2における経緯台10は、図1に示す望遠鏡システム1の構成に示すように、望遠鏡本体20が支持装置30の重心位置となるように、支持装置30の中央部32直上であって、ベース部100の直上に位置するような形態で用いられる。この形態が望遠鏡システム1の重心を安定化させるために最も好ましく、ある程度の重量を有する望遠鏡本体20を安定支持するためにも好ましい。
第1のステップとして、図2に示す状態から、第3のカバー部材153を回転させてナット部153aを緩め、連結部104と第1のアーム部材102の接続面にわずかな隙間を生じさせる。ここで生じさせる隙間は、連結部104の第1の爪部303の高さ以上とする。連結部104を回転させようとしたときに、連結部104の第1の爪部303が第1のアーム部材102の溝部114から外れて、第1のアーム部材102の裏面102aに乗り上げても連結部104を回動可能とするためである。
そして、連結部104と第1のアーム部材102の接続面に隙間が生じ、連結部104が水平方向に回動可能となった状態で、左方向に90度回転させることにより、図17に示すような形状に変形する。変形後には、第3のカバー部材153を締め付けることで、連結部104の第1の爪部303と、第1のアーム部材102の溝部114が係合して固定され、水平方向の回転動作を抑止する。
第2のステップとして、図17に示す状態から、第4のカバー部材154を回転させてナット部154aを緩め、連結部104と第2のアーム部材103の接続面にわずかな隙間を生じさせる。ここで生じさせる隙間は、連結部104の第2の爪部304の高さ以上とする。連結部104を回転させようとしたときに、連結部104の第2の爪部304が第2のアーム部材103の溝部124から外れて、第2のアーム部材103の裏面103aに乗り上げても連結部104を回動可能とするためである。
そして、連結部104と第2のアーム部材103の接続面に隙間が生じ、第2のアーム部材103が垂直方向に回動可能となった状態で、第2のアーム部材103を左方向に回動可能な範囲で最大限の角度だけ回転させることにより、図18に示すような形状に変形する。変形後には、第4のカバー部材154を締め付けることで、連結部104の第2の爪部304と、第2のアーム部材103の溝部124が係合して固定され、垂直方向の回転動作を抑止する。
なお、当該ステップにおける第2のアーム部材103の回転角度については、第2のアーム部材103の他端に接続された第2の微動機構105及び望遠鏡接続部106が、第1のアーム部材102、第1の微動機構101及び第1のカバー部材151等と接触しない範囲とするが、90度にできる限り近づけることが好ましい。
第3のステップとして、図18に示す状態から、第2の微動機構105の微動軸221を回転させて望遠鏡接続部106を回転させ、図19に示すように、望遠鏡固定ネジ160及び望遠鏡固定ネジ161が突出しないような位置まで移動させる。具体的には、望遠鏡固定ネジ160及び望遠鏡固定ネジ161が連結部104側に向く位置まで望遠鏡接続部106を回転させることが好ましい。連結部104側は、第1のアーム102上においてデットスペースがあるため、この空間に望遠鏡固定ネジ160及び望遠鏡固定ネジ161を収納することが経緯台10の収納体積軽減効果が最大化される。
以上のように構成された経緯台10は、第1のアーム部材102に対して第2アーム部材103が2軸回転可能な構成としたため、従来では得られない折り畳み構造とすることができ、従来の経緯台に比べ大幅に収納体積を低減することが可能となった。経緯台10は、収納体積が低減するため、移動する際の持ち運びや取り扱いが容易になる。
また、上述の経緯台10は、分解を必要としない機構としたため再度組み立てる必要もなく、手間がかからずに初心者でも簡単に取り扱うことが可能となる。
また、以上のように構成された経緯台10は、第1のアーム部材102に対して第2アーム部材103が2軸回転可能な構成としたため、搭載する望遠鏡本体20が経緯台10や支持装置30に干渉しない位置で保持することが可能となり、望遠鏡本体20の可動範囲を広げることができ、観測の自由度を向上させることができる。
特に、望遠鏡本体20が直上の天頂方向に向く場合、望遠鏡本体20の干渉を避けるためにシステムの重心位置からずれた位置に第2のアーム103を垂直方向に回動させることで、第2のアーム103を斜めに傾斜させることができるので、特殊形状のアームを用意する必要はなくなる。
[変形例]
なお、経緯台10は、図20に示すように、第2のアーム部材103の他端であって、第2のアーム部材103と連結部104とが当接する側の反対側に第2の微動機構105を装着することも可能である。
この場合には、第2の微動機構105は、第1の凸部223が第2のアーム部材103の開口部120に表面103b側から挿入し、ねじ止め固定をすることとなるが、構成部品に変更はない。
経緯台10は、上述のようなアレンジによって、望遠鏡本体20を経緯台10及び支持装置30に対してより干渉しにくい位置で保持することが可能となり、望遠鏡本体20の可動範囲を広げることが可能となる。
ただし、このような変形例を適用する場合には、重量が軽い望遠鏡本体20を選ぶ必要がある。これは、上述でも述べたように望遠鏡本体20を望遠鏡システム1全体の重心位置から離れた位置で保持することとなるためバランスを欠く恐れがあるからである。従って、経緯台10及び支持装置30に比べ、十分に軽い望遠鏡本体20を用いることが好ましいといえる。
以上、本発明について実施例及び変形例をもとに説明した。本発明は上述した実施例及び変形例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例及び変形例は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな付加が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 望遠鏡システム、10 経緯台、20 望遠鏡本体、21 対物レンズ、22 鏡筒、23 鏡筒バンド、24 凸部、30 支持装置、31 脚部、32 中央部、100 ベース部、100a ネジ、101 第1の微動機構、101a 裏面、101b 表面、102 第1のアーム部材、101a 裏面、102b 表面、103 第2のアーム部材、103a 裏面、103b 表面、104 連結部、104a 第1の面、104b 第2の面、105 第2の微動機構、105a 裏面、105b 表面、106 望遠鏡接続部、106a 溝部、110 開口部、111 開口部、112 リブ、113 カバープレート、114 溝部、120 開口部、121 開口部、122 リブ、123 カバープレート、124 溝部、151 第1のカバー部材、152 第2のカバー部材、153 第3のカバー部材、153a ナット部、153b 外周溝、154 第4のカバー部材、154a ナット部、154b 外周溝、160 望遠鏡固定ネジ、161 望遠鏡固定ネジ、201 微動軸、201a 面取り部、203 第1の凸部、204 第2の凸部、221 微動軸、221a 面取り部、223 第1の凸部、224 第2の凸部、301 第1の支軸、302 第2の支軸、303 第1の爪部、304 第2の爪部

Claims (8)

  1. 外部の支持装置と接続するベース部と、
    前記ベース部上に一端が接続され、水平方向に張り出して延在し、前記ベース部に対して水平方向に回動する板状の第1のアーム部材と、
    前記第1のアーム部材の端部から第1のアーム部材の延在方向に対して垂直方向に延在する板状の第2のアーム部材と、
    前記第2のアーム部材に設けられ、外部の望遠鏡本体が接続される望遠鏡接続部と、
    を備え、
    前記第2のアーム部材が前記第1のアーム部材の延在方向に対して少なくとも直交する平面内で回動可能に連結され、
    らせん状のネジ溝を有し、前記第2のアーム部材の一端に形成された開口部を挿通して前記第2のアーム部材を前記第1のアーム部材に対して回動可能に支持する支軸と、
    前記開口部を挿通した前記支軸と螺合するナット部と
    前記第1のアーム部材に対して前記第2のアーム部材を連結する連結部を有し、
    前記第2のアーム部材及び前記連結部は、一方に複数の溝部が設けられ、他方に前記溝部に対応する複数の爪部を有し、前記溝部及び前記爪部は、前記第2のアーム部材の回動中心の周囲に放射状に設けられ、
    前記支軸と前記ナット部とが螺合することにより、前記溝部と前記爪部とが係合し、前記第2のアーム部材が回動しないように固定される、
    経緯台。
  2. 前記ナット部は、前記第2のアーム部材と隣接され、前記開口部を挿通した前記支軸が前記ナット部と螺合する請求項に記載の経緯台。
  3. 前記支軸と前記ナット部は、前記第2のアーム部材の前記開口部が設けられた凹部内で螺合される請求項1又は2に記載の経緯台。
  4. 前記支軸と前記ナット部は、前記第2のアーム部材の前記開口部が設けられた凹部の内外にわたって螺合される請求項1乃至のいずれか1項に記載の経緯台。
  5. 前記第2のアーム部材は、前記望遠鏡接続部が前記支軸よりも鉛直方向上側に回動された状態で前記望遠鏡本体が接続される請求項1乃至のいずれか1項に記載の経緯台
  6. 前記爪部及び前記溝部は、前記第2のアーム部材の回動方向にわたって放射状に等間隔で設けられている請求項1乃至のいずれか1項に記載の経緯台。
  7. 前記ベース部上に設けられ、前記第1のアーム部材を前記ベース部に対して水平方向に回動する第1の微動機構と、
    前記第2のアーム部材の他端に設けられるとともに前記望遠鏡接続部と接続され、垂直方向に回動可能な第2の微動機構とを有する請求項1乃至のいずれか1項に記載の経緯台。
  8. 望遠鏡本体と、
    前記望遠鏡本体を所望の向きに可変可能な経緯台と、
    前記経緯台に接続され、前記望遠鏡本体及び前記経緯台を支持する支持装置を備え、
    前記経緯台が請求項1乃至請求項の何れか1項に記載されたものである望遠鏡システム。
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