JPH0684450U - スタンド支持具 - Google Patents
スタンド支持具Info
- Publication number
- JPH0684450U JPH0684450U JP3052393U JP3052393U JPH0684450U JP H0684450 U JPH0684450 U JP H0684450U JP 3052393 U JP3052393 U JP 3052393U JP 3052393 U JP3052393 U JP 3052393U JP H0684450 U JPH0684450 U JP H0684450U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- fastening
- medium
- stand
- monopod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、従来超望遠レンズ使用の写真撮影
に際しては大型三脚の使用が必須条件であったが、この
様な場合にも軽量の一脚スタンドを使用し撮影現場にあ
る手摺、ベンチ、立木等を媒体にもたせ掛ける形で安定
した設置体勢を得んが為、その色々な形状の媒体に対応
当接し得る構造のスタンド支持具を考案、これを併用す
る事に依りその支持具を介して媒体に当接固着、大型三
脚並みの安定せる設置効果を得る事を目的としたもので
ある。 【構成】 中央に締結部(1)を配し、その両側より扇
状に伸張せしめた支持部(3)を形成し、刻支持部の両
先端に上部を折曲せしめた係止部(4)を形成せる受部
(2)を構成し、もたせ掛ける媒体との当接箇所に滑り
止め材(5)及び滑り止めを兼ねた緩衝材(6)を貼着
せしめた構造とす。
に際しては大型三脚の使用が必須条件であったが、この
様な場合にも軽量の一脚スタンドを使用し撮影現場にあ
る手摺、ベンチ、立木等を媒体にもたせ掛ける形で安定
した設置体勢を得んが為、その色々な形状の媒体に対応
当接し得る構造のスタンド支持具を考案、これを併用す
る事に依りその支持具を介して媒体に当接固着、大型三
脚並みの安定せる設置効果を得る事を目的としたもので
ある。 【構成】 中央に締結部(1)を配し、その両側より扇
状に伸張せしめた支持部(3)を形成し、刻支持部の両
先端に上部を折曲せしめた係止部(4)を形成せる受部
(2)を構成し、もたせ掛ける媒体との当接箇所に滑り
止め材(5)及び滑り止めを兼ねた緩衝材(6)を貼着
せしめた構造とす。
Description
【0001】
この考案は写真撮影や望遠鏡観察時に使用する一脚スタンドの支持具に関する ものである。
【0002】
一脚スタンド用の支持具としては、図11に示す様な一脚上端部近傍に折畳み 式の短脚2本を設けたものや、図12に示す様な一脚上端部近傍に折畳み式で肩 に当接して支持する肩当て脚を設けたものが提案されている。
【0003】
図11に示す折畳み短脚付きのものはローアングルでの三脚としても使え、又 一脚スタンドを伸張しその補助として2本の短脚を壁面等に当接させて安定を得 んとする方法の2通りの効果が考えられる。 又、図12に示す肩当て脚を設けたものは一脚スタンド側を手で保持しながら 肩当て部を肩に当接して安定を図る構造のものである。
【0004】 前者は補助脚の使用可能範囲が限定された2、3の方法程度のものであり、後 者は肩当ての安定精度としては中望遠レンズ止りの使用可能範囲のものである。 当考案では、より広範囲な外部条件に対応し得る支持具の形状及び使用方法を 追求する事に依り超望遠レンズの使用をも可能とする安定した設置精度を確保す る事を解決の課題としたものである。
【0005】
当考案では、その時々の撮影現場に於て当支持具を介して地面・斜面に限らず 、立木・木の枝・手摺・ベンチ・机・階段の手摺、等を媒体にもたせ掛ける姿勢 で一脚スタンドを設置する方法を取り、そのスタンドの立脚場所の色々のもたせ 掛け媒体に対応当接可能の形状を持った支持具と使用方法を追求する事に依り、 従来の技術で果たせなかった広い範囲での対応性と高度の安定性を得る手段とす 。
【0006】 刻支持具の形状としては図1に示す如く、中央に締結部(1)を配し、その両 側より扇状に伸張せしめた支持部(3)を形成し、刻支持部の両先端には上部を 折曲した係止部(4)を備えた受部(2)を構成する形状とし、左右両係止部の 内側端面はハの字型に開く様な角度にカットした形状とす。 刻支持部(3)の扇状の両内側面には滑り止め(5)を貼着し、受部(2)に は折曲した内側2面及び両受部の内側端面にも滑り止めを兼ねた緩衝材(6)を 貼着す。 (イ)もたせ掛け媒体との当接に関して説明すると、 1)手摺、ベンチの様な水平方向に角又は丸棒状を持った媒体に対しては係止 部(4)を乗せ掛ける様な形で受部(2)全体を当接する。この場合媒体が角の 有るものであれば2面接触となり、又媒体が丸棒状の場合には上下平行の2線接 触となり滑り止め緩衝材(6)に依ってしっかりと当接固定される。
【0007】 2)もたせ掛け媒体が階段の手摺、木の枝等の如く斜めのものの場合には、当 支持具の締結角度を媒体の角度に合わせて設定締結する事に依り、媒体角度に添 わせて受部(2)を当接固着可能とする。 3)立木、電柱の如く円柱状のものを媒体に求めた場合には扇状に伸張して居 る支持部(3)の内側股部及び受部(2)の内寄り端面を媒体にまたがせる様な 形で当接固着させる。滑り止め(5)が役に立つわけである 4)塀、壁面等の直立する平面の媒体に対しては受部(2)の係止部(4)の 先端を当接もたせ掛けの形を取る。この場合滑り止め緩衝材(6)を支持具側係 止部先端に貼着させておいても良し、又当接の際ゴムシートを間にはさんでもよ い。
【0008】 5)適当なもたせ掛け媒体が無い場合には図10の如く一脚側と支持具との間 に連接パイプ等の間材を連接する事に依り、地上又は斜面に一脚スタンド先端と 当支持具の受部の両先端とで三脚の形で設置使用する。 6)動く物を追撮りする場合にはカメラとレンズを激しく動かすので、当支持 具と媒体とをより強固に固着させる為に、ゴムベルトや締付具等を併用して取付 設置するのがベターである。野球場などでの長時間据付撮影の場合も上記の様な 配慮に依る取付設置をすれば安心である。
【0009】 7)一脚スタンド側と当支持具とを少し離した取付けを要する場合には、間に 座金とか延長ポールの様な間材を連接する事に依り解決し得る。 (ロ)当支持具の使用時には一脚スタンド側の軸芯が傾いた状態にあるので、一 脚スタンド上部に取付けのカメラ又は望遠鏡との間に連接する雲台との組合せに つき説明すると、 1)自由雲台を使用する場合は、一脚スタンドの軸芯が傾いた状態のままでも 上部のカメラは水平を保ち得るので、そのまま使用可能である。
【0010】 ただし、座付きリングを備えた望遠系レンズ使用の場合は、縦撮り、横撮りの 変換が上記座付きリングのリング部分でレンズ鏡筒が回転可能であるので何ら支 障は無いが、短焦点レンズ使用でカメラ本体部で締結する場合には、傾いた状態 にある自由雲台の側部切削開口溝を利用しての縦撮り操作を要するので、軸芯の 傾きの影響で縦撮り操作に制限を受ける場合がある。
【0011】 2)普通の雲台を利用する場合には、一脚の傾いた軸芯を復原させ雲台取付面 を水平にさせる必要が有るので、角度調節台又は固定角度台を併用する事を原則 とする。 3)上記角度調節台等を併用して雲台の取付面が水平状態にされた場合には、 雲台の種類やカメラの取付方法の違いによる縦撮り時の操作に制限を受ける事は 無くなる。 (ハ)当考案の支持具の締結部(1)の形状及び締結方式は大別して、締結部の 中央に貫通孔を設け締結用ボルトにて一脚スタンド側の取付座に締結する方式と 、ワンタッチ式の挿入締結方式を掲げる。
【0012】 1)貫通孔を設けてのボルト締結の場合 先ず、図1と図2の組合せの如く、段付締結ボルトの段の部分の径と締結部の 貫通孔の内径とが篏合関係にあり、ガタの少ない締結を可能としている。 次に、図3は締結する相手側とが雄雌の平目ローレット状の山型歯嵌合にて、 この噛み合せ挿入状態で頭部が大きめの締結ボルトにて軽く締結する事で事足り る締結方法を取って居り、当考案の支持具自体を傾けて取付ける必要の場合には 、ボルトをゆるめ山形歯の噛み合わせ位置を変えて締結し直す事を可能にしてい る。
【0013】 2)ワンタッチ式挿入締結方式 図4は当支持具の締結部(1)を締結相手側の溝部に雄雌嵌合状態で挿入固着 する構造にて、挿入完了時の固定方法はスプリングとボールを締結相手側溝部の 中央近傍に仕込んだ構造をとり、支持具の締結部中央には上記ボールがスプリン グの圧力ではまり込む凹部を設けた組合せとするか、又は締結部中央でボルト締 めの形としても良い。 以上の説明の様な支持具の構造と使い方に依って、安定した設置体勢が得られ 超望遠レンズでの撮影も可能とするものである。
【0014】
当支持具は一脚スタンド側に直接又は角度調節台を介在して締結部で螺着し、 当支持具の2ヶ所の受部とスタンド一脚とを合せ特殊な三脚の形で設置使用する もので、支持具側の受部はあくまでももたせ掛け媒体側に添わせる形で当接固着 し、スタンド一脚側は安定し得る適度の角度に傾け脚を伸張接地させる。この接 地点を傾斜軸芯に対し左右に少し移動させる事に依り、脚側上部の軸芯の左右の 倒れを修正し得る。又上記傾斜方向の前後の軸芯の倒れは、当支持具と締結する 角度調節台に依りこの倒れ角を復原し軸芯を垂直にたて直す事に依り、スタンド 一脚側の上部雲台取付面を水平にする事が出来る。図4の如くあらかじめもたせ 掛け角度を想定した傾斜角を上部連接面にもった固定角度連接台の使用も可能で ある。
【0015】 これで三次元的に安定した設置と水平な雲台取付面が得られるものである。 ただし実際の撮影時では、常にもたせ掛け側に力が加わる様な人意的な力の配 慮を要する。特に望遠レンズ使用で急激な撮影角度の変化動作をする場合には、 もたせ掛け媒体に当支持具をより強固に固着させる為にゴムベルトや締付具等を 使用して固着させるのが好ましい。
【0016】 野球場等での長時間据付けと、一脚側通路を通る人に引っ掛けられるおそれの ある場合等にも上記の様なゴムベルト等での固着方法をすれば安心である。 もたせ掛け方法については[課題を解決する手段]の項で述べた如く、もたせ 掛け媒体が横方向にあるものには受部を当接させ、又媒体が円柱状の場合には支 持部の股部にはさむ様な当接方法にて設置使用する。
【0017】 又、媒体が垂直平面の場合は受部の係止部両先端を当接する形でもたせ掛け設 置する。この当接面にゴムシートでもはさめば尚安定する。
【0018】
本考案の実施例を図面に依り説明すると、 1)図1は本考案の斜視図で、スタンド一脚側に直接又は角度調節台を介在し て螺着される締結部(1)は中央部に図2の(9a)段付螺着ボルトの挿入用嵌 合貫通孔(7a)を有し刻締結部の両側に扇状に伸張せしめた支持部(3)を配 し、刻支持部の両内側面には滑り止め材(5)を貼着させ、刻支持部の両先端に は上部を折曲した係止部(4)が形成された受部(2)を構成し、左右両係止部 の内側端面はハの字型に開く様な角度にカットした形状とす。刻受部の折曲した 内側2面及び両係止部の内側端面に滑り止めを兼ねた緩衝材(6)を貼着せしめ た構造としている。
【0019】 尚、締結部(1)の接合面にはパッキン(8)を貼着し適度の締結強度を得る 構造としている。 2)図3は本考案の斜視図で締結部の貫通孔(7b)が平目ローレット状の山 型歯嵌合形状をして居り、取付相手側には同型の雄形の座と中心に締結ボルト用 の雌ねぢ孔を設けた形状の取付部を備えたものとの嵌合締結式を現す。尚相手側 の長孔付きのアングル形状の取付具は長孔部を通して一脚側の雄ねぢと雲台側の 雌ねぢを締結するタイプで、必要に応じて長孔部をスライドさせる事に依り当支 持具の位置を一脚側より離したり近よせたりし得るものである。
【0020】 3)図4は本考案のワンタッチ式締結方式を現す斜視図で、締結部(1)には 締付ボルトの当り座凹部(7c)を形成し、一脚スタンド側の取付台には本考案 の支持具の締結部(1)が挟み込まれる割目溝を構成し、溝の奥まで締結部を挿 入した所で締付ボルトを締めて固定する構造を現して居る。 4)図5は本考案の支持具を角度調節台を介在してスタンド一脚側に固着し手 摺等の媒体にもたせかけた角度での部分的な側面図である。
【0021】
当考案の支持具を使用する事に依り、又一脚スタンド側との間に連接締結させ る連結ポール等の間材の併用、はた又図3のローレット状嵌合締結とスライド式 取付台、図4のワンタッチ挿入締結、及び図5の角度調節台との併用にて、非常 に広範囲の媒体を選んで設置可能とし、安定した設置体勢を得る事が出来る。
【0022】 従来の技術に見る図11や図12と比較してもはるかに高度な安定精度の分野 に踏み込んだ効果を得るものであり、従来超望遠レンズでの撮影には大型三脚使 用が必須であったが、当支持具取付けの軽い一脚スタンドを携行する事で上記望 遠レンズでの撮影を可能にした。
【図1】本考案のスタンド支持具の斜視図
【図2】一脚スタンド側に支持具を締結する段付ボルト
の斜視図
の斜視図
【図3】締結部(1)の締結構造の実施例を示す斜視図
【図4】本考案支持具の締結部(1)の締結構造の実施
例を示す斜視図
例を示す斜視図
【図5】本考案の支持具を角度調節台を介して一脚スタ
ンド側に締結してもたせ掛け設置した角度での側面図
ンド側に締結してもたせ掛け設置した角度での側面図
【図6】本考案の使用例を示す斜視図
【図7】壁面を媒体に設置した使用例を示す側面図
【図8】立木を媒体に設置した使用例を示す側面図
【図9】木の枝を媒体として設置した使用例を示す斜視
図
図
【図10】間材を併用し地面に設置した使用例を示す側
面図
面図
【図11】従来の技術の項で説明の折畳み短脚付き製品
の斜視図
の斜視図
【図12】従来の技術の項で説明の折畳み式肩当て付き
製品の斜視図
製品の斜視図
1. 締結部 2. 受部 3. 支持部 4. 係止部 5. 滑り止め材 6. 緩衝材 7a.締結用貫通孔 7b.締結用ローレット状山型歯貫通孔 7c.締結ボルト当り用凹部 8. パッキン 9a.段付き締結用ボルト 9b.締結用ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 中央部に締結部(1)を設け、刻締結部
の両側より両内側面に滑り止め(5)を貼着せしめた扇
状の支持部(3)を伸張せしめ、刻支持部の両先端に上
部を折曲せしめた係止部(4)を備えた受部(2)を構
成し、刻受部の折曲した内側各面に滑り止めを兼ねた緩
衝材(6)を貼着せしめた構造を特徴とするスタンド支
持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052393U JPH0684450U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スタンド支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052393U JPH0684450U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スタンド支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684450U true JPH0684450U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12306178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3052393U Pending JPH0684450U (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スタンド支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684450U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019191615A (ja) * | 2019-08-07 | 2019-10-31 | 株式会社ビクセン | 経緯台及び望遠鏡システム |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP3052393U patent/JPH0684450U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019191615A (ja) * | 2019-08-07 | 2019-10-31 | 株式会社ビクセン | 経緯台及び望遠鏡システム |
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