JP7290547B2 - 積付支援装置、積付支援方法、及び積付支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送用パレット上への枠、窓、ドア、及びガラス等の複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置、積付支援方法、及び積付支援プログラムに関する。
従来、建築現場で建築中の躯体等に取り付けられる枠、窓、ドア、及びガラス等の複数の荷物は、人手によって搬送用パレット上に積み付けられた状態で、工場から当該建築現場へと直接、搬送される(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-227771号公報
上述したように、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業は、人手によって行われる。そして、積み付け作業の熟練度が低い作業者は、誤った積み付け作業を行った後、当該積み付け作業をやり直す場合があり、当該積み付け作業に長い時間を費やすこととなる。一方、積み付け作業の熟練度が高い作業者は、適切に積み付け作業を行うため、当該積み付け作業をやり直すことがなく、当該積み付け作業を短い時間で完了することができる。すなわち、積み付け作業を行う作業者の熟練度によって、当該積み付け作業の時間が大きく異なるものとなってしまう。また、複数の荷物を積み付けるために必要な搬送用パレット台数も作業者の熟練度に依存するため、結果として搬送用パレットを搬送するトラック台数も変わってくる。このため、トラックを手配する担当者は、トラック台数を作業者の熟練度に応じた、余裕をもった台数を手配しておかなければならず、結果として配送効率は落ちてしまう。すなわち、配車の計画段階で、どの大きさの搬送用パレットを何台使うかが分かれば、配送効率を向上させることができる。
そこで、積み付け作業を行う作業者やドラックを手配する担当者に対して、利便性の高い支援を行うことができる技術が要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利便性の高い支援を行うことができる積付支援装置、積付支援方法、及び積付支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る積付支援装置は、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置であって、積付支援画面を表示する表示部と、ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、前記ユーザ操作に応じて、前記積付支援画面上で前記搬送用パレット上への前記複数の荷物の積み付け作業のシミュレーションを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得部と、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得部と、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得部と、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成部と、前記積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、前記ユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付ける前記シミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る積付支援方法は、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部が実行する積付支援方法であって、前記制御部は、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行することを特徴とする。
本発明に係る積付支援プログラムは、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部に実行させる積付支援プログラムであって、前記積付支援プログラムは、前記制御部に、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明に係る積付支援装置、積付支援方法、及び積付支援プログラムによれば、利便性の高い支援を行うことができる。
実施の形態に係る積付支援装置を示すブロック図である。 手配情報の一例を示す図である。 積付支援方法を示すフローチャートである。 3Dモデル生成ステップS3を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。 積付指示情報の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
〔積付支援装置の概略構成〕
図1は、本実施の形態に係る積付支援装置1を示すブロック図である。
積付支援装置1は、PC(Personal Computer)等を含んで構成され、搬送用パレット上への枠、窓、ドア、及びガラス等の複数の荷物の積み付け作業を支援する装置である。この積付支援装置1は、制御部2と、メモリ3と、表示部4と、操作受付部5と、通信部6と、出力部7とを備える。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等で構成され、メモリ3に記録されたプログラムにしたがって、積付支援装置1全体の動作を制御する。この制御部2は、手配情報取得部21と、ひな形情報取得部22と、搬送用パレット情報取得部23と、3Dモデル生成部24と、シミュレーション実行部25と、積付順序設定部26と、指示情報作成部27とを備える。これら各部21~27は、3D-CADソフトウェアに後から追加した拡張機能(アドオン(積付支援プログラム))である。なお、これら各部21~27の機能については、後述する「積付支援方法」において説明する。
メモリ3は、制御部2が実行するプログラム(3D-CADソフトウェア及び本発明に係る積付支援プログラムを含む)、当該制御部2の処理に必要な情報、及び当該制御部2が処理した情報等を記録する。ここで、当該制御部2の処理に必要な情報としては、以下に示すひな形情報及び搬送用パレット情報を例示することができる。
ひな形情報は、搬送用パレット上に積み付ける荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルである。なお、荷物の種別としては、枠、障子、開き窓、引違い窓、上げ下げ窓、ドア、及びガラス等を例示することができる。当該ひな形の3Dモデルは、3D-CADソフトウェア上で利用することができるデータである。
搬送用パレット情報は、複数種類の搬送用パレットの3Dモデルである。当該複数種類の搬送用パレットの3Dモデルは、3D-CADソフトウェア上でそれぞれ利用することができるデータである。
表示部4は、表示ディスプレイで構成されている。そして、表示部4は、制御部2による制御の下、積付支援画面F1(図5参照)等を表示する。なお、表示部4は、本発明に係る報知部に相当する。
操作受付部5は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、各種スイッチ等の各種入力装置によって構成され、ユーザ操作を受け付ける。そして、操作受付部5は、当該ユーザ操作に応じた操作信号を制御部2に出力する。
通信部6は、制御部2による制御の下、外部のデータベース(図示略)との間でネットワーク(図示略)を介して通信を行うインターフェースである。当該ネットワークとしては、有線または無線を問わず、インターネット、LAN(Local Area Network)、またはVPN(Virtual Private Network)等を例示することができる。また、当該データベースは、例えばサーバ装置やクラウド上に設けられ、手配情報を記録する。
図2は、手配情報の一例を示す図である。
手配情報は、1つの建築現場で建築中の躯体等に取り付け予定(○○邸に搬送予定)とされ、少なくとも1つの搬送用パレット上に積み付けられる複数の荷物に関する情報である。より具体的に、手配情報は、複数の荷物毎に、識別コード、種別情報、寸法情報、及び属性情報が関連付けられた情報である。
識別コードは、荷物毎に設けられた荷物固有の識別コードである。すなわち、荷物の種別が同一であっても、異なる識別コードが付されている。
種別情報は、荷物の種別を示す情報である。当該荷物の種別としては、枠、障子、開き窓、引違い窓、上げ下げ窓、ドア、及びガラス等を例示することができる。なお、図2に示した種別情報では、説明の便宜上、枠、障子、開き窓、及びドアのみを記載している。
寸法情報は、荷物の寸法(幅寸法(W)×高さ寸法(H))を示す情報である。
属性情報は、荷物を積み付ける際の制約条件を示す情報である。当該制約条件としては、他の荷物の上に積むことを規制する第1の制約条件、特定の軸を中心として回転することを規制する第2の制約条件、及び自身の荷物の中に空間があり、当該空間に他の荷物を積むことを規制する第3の制約条件等を例示することができる。
そして、通信部6は、制御部2による制御の下、データベースから上述した手配情報を受信する。
出力部7は、プリンタで構成され、制御部2による制御の下、後述する積付指示情報を書面で出力する。
〔積付支援方法〕
次に、図3を参照しつつ制御部2が実行する積付支援方法について説明する。
図3は、積付支援方法を示すフローチャートである。
先ず、手配情報取得部21は、通信部6の動作を制御し、ネットワークを介してデータベースから上述した手配情報を受信することで取得する(ステップS1:手配情報取得ステップ)。そして、手配情報取得部21は、当該受信した手配情報を3D-CADソフトウェア上で利用することができるデータに変換する。
手配情報取得ステップS1の後、ひな形情報取得部22は、メモリ3に記録された複数のひな形の3Dモデルのうち、当該手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報に含まれる種別情報に基づく種別に対応したひな形の3Dモデルを当該メモリ3から読み出すことで取得する(ステップS2:ひな形情報取得ステップ)。
例えば、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報が図2に示した手配情報であった場合を想定する。この場合には、ひな形情報取得部22は、ひな形情報取得ステップS2において、識別コードが「A」の荷物の種別である「枠」に対応したひな形の3Dモデル、識別コードが「B」の荷物の種別である「障子」に対応したひな形の3Dモデル、識別コードが「C」の荷物の種別である「開き窓」に対応したひな形の3Dモデル、及び識別コードが「D」の荷物の種別である「ドア」に対応したひな形の3Dモデルをメモリ3から読み出す。
ひな形情報取得ステップS2の後、3Dモデル生成部24は、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報を参照し、当該ひな形情報取得ステップS2にて取得されたひな形の3Dモデルを変形して当該手配情報に含まれる全ての荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する(ステップS3:3Dモデル生成ステップ)。
図4は、3Dモデル生成ステップS3を説明する図である。具体的に、図4(a)では、「枠」に対応したひな形の3DモデルMを図示している。また、図4(b)では、図2に示した識別コードが「A」の荷物の3DモデルM´を図示している。
例えば、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報が図2に示した手配情報であった場合を想定する。この場合には、3Dモデル生成部24は、3Dモデル生成ステップS3において、識別コードが「A」の荷物の種別である「枠」に対応したひな形の3DモデルM(図4(a))を当該荷物の寸法情報に基づく寸法(○○×△△)に相当する3Dモデル空間上での寸法(○○´×△△´)に変形することで、当該荷物の3DモデルM´(図4(b))を生成する。また、3Dモデル生成部24は、識別コードが「B」の荷物の種別である「障子」に対応したひな形の3Dモデルを当該荷物の寸法情報に基づく寸法(□□×○△)に相当する3Dモデル空間上での寸法に変形することで、当該荷物の3Dモデルを生成する。さらに、3Dモデル生成部24は、識別コードが「C」の荷物の種別である「開き窓」に対応したひな形の3Dモデルを当該荷物の寸法情報に基づく寸法(△△×□○)に相当する3Dモデル空間上での寸法に変形することで、当該荷物の3Dモデルを生成する。また、3Dモデル生成部24は、識別コードが「D」の荷物の種別である「ドア」に対応したひな形の3Dモデルを当該荷物の寸法情報に基づく寸法(○□×△□)に相当する3Dモデル空間上での寸法に変形することで、当該荷物の3Dモデルを生成する。
3Dモデル生成ステップS3の後、搬送用パレット情報取得部23は、メモリ3に記録された複数種類の搬送用パレットの3Dモデルを読み出すことで取得する(ステップS4:搬送用パレット情報取得ステップ)。なお、複数種類の搬送用パレットの3Dモデルは、当該複数種類の搬送用パレットの実際の寸法に相当する3Dモデル空間上での寸法をそれぞれ有するものである。
搬送用パレット情報取得ステップS4の後、シミュレーション実行部25は、表示部4に積付支援画面F1を表示させるとともに、操作受付部5へのユーザ操作に応じて、搬送用パレットの3Dモデル上に複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行する(ステップS5:シミュレーション実行ステップ)。
以下では、説明の便宜上、操作受付部5がタッチパネルを含んで構成され、操作受付部5(タッチパネル)は、積付支援画面F1上へのユーザによるタッチを検出することで当該タッチの位置に応じたユーザ操作を受け付けるものとする。なお、当該ユーザ操作としては、タッチパネルによるユーザ操作に限らず、マウスを利用したユーザ操作であっても構わない。
図5ないし図12は、シミュレーション実行ステップS5を説明する図である。具体的に、図5は、積付支援画面F1の初期画面を示す図である。なお、図5において、モデル配置領域ARには実際には各種の3Dモデルが配置されているが、説明の便宜上、当該3Dモデルの図示を省略している。図7、図9、図10、及び図12も同様である。図6は、図5に示したモデル配置領域ARに配置される各種の3DモデルMP,MBを示す図である。図7は、図5に示した積付支援画面F1の積付機能タブT1がユーザによってタッチされた後の積付支援画面F1を示す図である。図8は、図6に対応した図であって、積付機能タブT1を利用したユーザ操作が行われた後に、モデル配置領域ARに配置される各種の3DモデルMP,MBを示す図である。図9は、図5に示した積付支援画面F1の移動・回転機能タブT2がユーザによってタッチされた後の積付支援画面F1を示す図である。図10は、図5に示した積付支援画面F1の積付順序指定機能タブT3がユーザによってタッチされた後の積付支援画面F1を示す図である。図11A~図11Hは、図6及び図8に対応した図であって、積付順序指定機能タブT3を利用したユーザ操作によってモデル配置領域ARの表示が切り替わる様子を順次、示した図である。図12は、図5に示した積付支援画面F1のパレット変更機能タブT4がユーザによってタッチされた後の積付支援画面F1を示す図である。
具体的に、シミュレーション実行部25は、以下に示すように、シミュレーション実行ステップS5を実行する。
先ず、シミュレーション実行部25は、表示部4の動作を制御し、当該表示部4に図5に示す積付支援画面F1を表示させる。
積付支援画面F1は、操作パネルPAと、モデル配置領域ARとで構成されている。
操作パネルPAは、ユーザによって各種の操作が実行される領域である。
この操作パネルPAの表示領域には、積付機能タブT1と、移動・回転機能タブT2と、積付順序指定機能タブT3と、パレット変更機能タブT4と、「積付指示書作成」のアイコンA0とが配置されている。なお、各タブT1~T4及びアイコンA0の機能については後述する。
モデル配置領域ARは、各種の3Dモデルが配置される3Dモデル空間である。
なお、図6では、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報が8個の荷物に関する情報であって、3Dモデル生成ステップS3にて当該8個の荷物の3DモデルMBを生成した場合を例示している。当該8個の荷物の3DモデルMBは、当該荷物の種別が「枠」である3DモデルMF1~MF4と、当該荷物の種別が「障子」である3DモデルMS1~MS4とで構成されている。当該3DモデルMF1~MF4,MS1~MS4の荷物の識別コードは、それぞれ「A」~「H」である。当該3DモデルMF1~MF4では、3DモデルMF1の寸法が最も大きく、3DモデルMF4の寸法が最も小さい。また、残りの2つの3DモデルMF2,MF3の寸法は、同一であり、3DモデルMF1の寸法よりも小さく、3DモデルMF4の寸法よりも大きい。また、当該3DモデルMS1~MS4では、3DモデルMS1の寸法が最も大きく、3DモデルMS4の寸法が最も小さい。また、残りの2つの3DモデルMS2,MS3の寸法は、同一であり、3DモデルMS1の寸法よりも小さく、3DモデルMS4の寸法よりも大きい。
そして、シミュレーション実行部25は、図5に示す積付支援画面F1(初期画面)のモデル配置領域ARに、例えば図6に示すように、搬送用パレット情報取得ステップS4にて取得した複数種類の搬送用パレットの3Dモデルの少なくとも1つの3Dモデルと、3Dモデル生成ステップS3にて生成した8個の荷物の3DモデルMBとをそれぞれ配置する。なお、図6では、説明の便宜上、搬送用パレット情報取得ステップS4にて取得した複数種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち、1つの搬送用パレットの3DモデルMPのみを図示している。
ここで、シミュレーション実行部25は、積付支援画面F1(初期画面)のモデル配置領域ARに3Dモデル生成ステップS3にて生成した8個の荷物の3DモデルMBを配置する際、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報を参照し、当該8個の荷物の3DモデルMBを当該荷物の種別毎に区分けして配置する。具体的に、シミュレーション実行部25は、荷物の種別が「枠」である3DモデルMF1~MF4と、荷物の種別が「障子」である3DモデルMS1~MS4とを区分けしてZ軸方向に所定の間隔を空けて配置する。また、シミュレーション実行部25は、荷物の種別が「枠」である3DモデルMF1~MF4を寸法の大きい方から順に+X軸方向にそれぞれ整列して配置する。同様に、シミュレーション実行部25は、荷物の種別が「障子」である3DモデルMS1~MS4を寸法の大きい方から順に+X軸方向にそれぞれ整列して配置する。
図5に示す積付支援画面F1(初期画面)上の積付機能タブT1がユーザによってタッチされた場合には、シミュレーション実行部25は、図7に示す積付支援画面F1に表示を切り替える。
積付機能タブT1がタッチされると、シミュレーション実行部25は、操作パネルPAにおいて、当該積付機能タブT1の表示領域を拡大する。そして、シミュレーション実行部25は、当該積付機能タブT1の表示領域に、「積付実行」のアイコンA1と、「積付パレット選択」のアイコンA2と、識別コード表示領域A3と、「積付オプションオフセット値」のアイコンA4とを配置する。
以下、積付機能タブT1を利用したユーザ操作によって、モデル配置領域ARに配置される3DモデルMBを搬送用パレットの3Dモデル上に積み付けるシミュレーション(以下、第1のシミュレーションと記載)について図6及び図8を参照しつつ説明する。
先ず、ユーザは、「積付パレット選択」のアイコンA2をタッチし、続いて、図6に示すモデル配置領域ARに配置された少なくとも1つの搬送用パレットの3Dモデルのうち、積み付けに用いる1つの搬送用パレットの3Dモデルをタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、タッチされた搬送用パレットの3Dモデルを積み付けに用いる搬送用パレットの3Dモデルとして設定する。以下では、搬送用パレットの3DモデルMPが積み付けに用いる搬送用パレットの3Dモデルとして設定されたものとする。
次に、ユーザは、図6に示すモデル配置領域ARに配置された8個の荷物の3DモデルMBから積付対象とする3DモデルMBをタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、積付対象とする3DモデルMBを認識するとともに、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報を参照し、当該3DモデルMBの荷物の識別コードをタッチされた順に、識別コード表示領域A3の上方から下方に並べて表示させる。なお、当該積付対象とする3DモデルMBは、1つでも複数でも構わない。
次に、ユーザは、「積付実行」のアイコンA1をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、図8に示すように、搬送用パレットの3DモデルMPの積付座面MP1上に積付対象とされた3DモデルMBを積み付ける。なお、図8では、全ての3DモデルMPが積付対象とされた場合を例示している。
ここで、シミュレーション実行部25は、以下に示す第1~第3の積付条件を考慮しつつ、積付座面MP1上に積付対象とされた3DモデルMBを積み付ける。
第1の積付条件は、積付対象とされた3DモデルMBを当該3DモデルMBの荷物の種別毎に区分けして積み付けるとともに、搬送用パレットの3DモデルMPの背板MP2側から+X軸方向に寸法の大きい順に整列して積み付けるという条件である。
すなわち、図6及び図8の例では、シミュレーション実行部25は、第1の積付条件を考慮して積み付ける際、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報を参照する。そして、シミュレーション実行部25は、荷物の種別が「枠」である3DモデルMF1~MF4と、荷物の種別が「障子」である3DモデルMS1~MS4とを区分けしてZ軸方向に所定の間隔を空けて積付座面MP1上に積み付ける。また、シミュレーション実行部25は、積付座面MP1上において、荷物の種別が「枠」である3DモデルMF1~MF4のうち、最も寸法の大きい3DモデルMF1を背板MP2側に積み付け、他の3DモデルMF2~MF4を寸法の大きい方から順に当該積み付けた3DモデルMF1の+X軸方向にそれぞれ整列して積み付ける。同様に、シミュレーション実行部25は、積付座面MP1上において、荷物の種別が「障子」である3DモデルMS1~MS4のうち、最も寸法の大きい3DモデルMS1を背板MP2側に積み付け、他の3DモデルMS2~MS4を寸法の大きい方から順に当該積み付けた3DモデルMS1の+X軸方向にそれぞれ整列して積み付ける。
第2の積付条件は、積付座面MP1内に積付対象とされた3DモデルMBを収めるという条件である。
すなわち、シミュレーション実行部25は、第2の積付条件を考慮して積み付ける際、積付座面MP1の寸法、及び積付対象とされた3DモデルMBの寸法を把握する。そして、シミュレーション実行部25は、積付座面MP1内に積付対象とされた3DモデルMBが収まるように、当該積付座面MP1上に当該積付対象とされた3DモデルMBを積み付ける。
第3の積付条件は、積み付けの高さ制限を表現する面SUに対して積付対象とされた3DモデルMBを干渉させないという条件である。
すなわち、シミュレーション実行部25は、第3の積付条件を考慮して積み付ける際、積付座面MP1からの面SUの高さ寸法、及び積付対象とされた3DモデルMBの寸法を把握する。そして、シミュレーション実行部25は、面SUに対して積付対象とされた3DモデルMBが干渉しないように、積付座面MP1上に当該積付対象とされた3DモデルMBを積み付ける。
図6及び図8の例では、シミュレーション実行部25が第1,第3の積付条件を考慮して8個の荷物の3DモデルMBを積付座面MP1上に積み付けた際、3DモデルMF4は、当該積付座面MP1からはみ出してしまう。すなわち、第2の積付条件を満たさない。このため、シミュレーション実行部25は、X軸を中心として3DモデルMF4を90°回転させた後、3DモデルMF1の枠内に積み付けている。これにより、上述した第1~第3の積付条件を満たすこととなる。
ここで、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報において、3DモデルMF4の荷物の属性情報として、特定の軸(X軸を含む)を中心として回転することを規制する第2の制約条件が含まれている場合を想定する。この場合には、図8に示した状態は、当該第2の制約条件を満たしていない。このため、シミュレーション実行部25は、警告を示すエラー情報を積付支援画面F1上に表示させる。当該エラー情報の表示としては、警告を示すメッセージを表示する、あるいは、3DモデルMF4を他の3DモデルMP,MBと識別する特定の色で表示する等を例示することができる。
また、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報において、3DモデルMF1の荷物の属性情報として、当該荷物の中に空間があり、当該空間に他の荷物を積むことを規制する第3の制約条件が含まれている場合を想定する。この場合には、図8に示した状態は、当該第3の制約条件を満たしていない。このため、シミュレーション実行部25は、警告を示すエラー情報を積付支援画面F1上に表示させる。当該エラー情報の表示としては、警告を示すメッセージを表示する、あるいは、3DモデルMF1を他の3DモデルMP,MBと識別する特定の色で表示する等を例示することができる。
なお、「積付オプションオフセット値」のアイコンA4は、タッチされることによって、数値を入力可能とするアイコンである。そして、操作受付部5へのユーザ操作に応じて当該数値が入力されると、シミュレーション実行部25は、隣接する3DモデルMB間に当該数値に応じた3Dモデル空間上の寸法の隙間を空けた状態で積付座面MP1上に当該3DモデルMBを積み付ける。
図5に示す積付支援画面F1(初期画面)上の移動・回転機能タブT2がユーザによってタッチされた場合には、シミュレーション実行部25は、図9に示す積付支援画面F1に表示を切り替える。
移動・回転機能タブT2がタッチされると、シミュレーション実行部25は、操作パネルPAにおいて、当該移動・回転機能タブT2の表示領域を拡大する。そして、シミュレーション実行部25は、当該移動・回転機能タブT2の表示領域に、「移動実行」のアイコンA5と、「回転実行」のアイコンA6と、「対象軸選択」のアイコンA7と、識別コード表示領域A8とを配置する。
以下、移動・回転機能タブT2を利用したユーザ操作によって、モデル配置領域ARに配置される3DモデルMBを移動または回転するシミュレーション(以下、第2のシミュレーションと記載)について説明する。
なお、第2のシミュレーションは、上述した第1のシミュレーションにおいて、荷物の3DモデルMBの積み付けが全く行われていない状態、全ての荷物の3DモデルMBの積み付けが終了した状態、あるいは、一部のみの荷物の3DモデルMBの積み付けが行われた状態のいずれの状態でも実行可能である。
先ず、ユーザは、モデル配置領域ARに配置された全ての荷物の3DモデルMBから移動・回転対象とする3DモデルMBをタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、移動・回転対象とする3DモデルMBを認識するとともに、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報を参照し、当該3DモデルMBの荷物の識別コードをタッチされた順に、識別コード表示領域A8の上方から下方に並べて表示させる。なお、当該移動・回転対象とする3DモデルMBは、1つでも複数でも構わない。
次に、ユーザは、「対象軸選択」のアイコンA7をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7が1回、タッチされた場合には、「+X軸」を対象軸として設定する。また、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「-X軸」を対象軸として設定する。さらに、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「+Y軸」を対象軸として設定する。また、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「-Y軸」を対象軸として設定する。さらに、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「+Z軸」を対象軸として設定する。また、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「-Z軸」を対象軸として設定する。さらに、シミュレーション実行部25は、「対象軸選択」のアイコンA7がさらに1回、タッチされた場合には、「+X軸」を対象軸として設定する。すなわち、「対称軸選択」のアイコンA7がタッチされる回数に応じて、設定される対象軸は、「+X軸」、「-X軸」、「+Y軸」、「-Y軸」、「+Z軸」、「-Z軸」、「+X軸」、「-X軸」、「+Y軸」、・・・に順次、切り替わる。
なお、積付支援画面F1上に、設定された対象軸をユーザに認識可能とする情報を表示しても構わない。
次に、ユーザは、「移動実行」のアイコンA5、または「回転実行」のアイコンA6をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動または回転する。
ここで、シミュレーション実行部25は、以下に示す第1~第3の移動・回転条件を考慮しつつ、移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動または回転する。
第1の移動・回転条件は、移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動する際、設定された対象軸に沿って移動するという条件である。
すなわち、シミュレーション実行部25は、「移動実行」のアイコンA5がタッチされた場合には、第1の移動・回転条件を考慮し、移動・回転対象とされた3DモデルMBを設定された対象軸に沿って当該タッチされている時間に応じた寸法分、移動する。
当該「設定された対象軸に沿って」とは、設定された対象軸が「+X軸」である場合には、「+X軸方向に」を意味する。同様に、当該「設定された対象軸に沿って」とは、設定された対象軸が「-X軸」、「+Y軸」、「-Y軸」、「+Z軸」、及び「-Z軸」である場合には、それぞれ「-X軸方向に」、「+Y軸方向に」、「-Y軸方向に」、「+Z軸方向に」、及び「-Z軸方向に」を意味する。
第2の移動・回転条件は、移動・回転対象とされた3DモデルMBを回転する際、設定された対象軸を中心として回転するという条件である。
すなわち、シミュレーション実行部25は、「回転実行」のアイコンA6がタッチされた場合には、第2の移動・回転条件を考慮し、移動・回転対象とされた3DモデルMBを設定された対象軸を中心として当該タッチされている時間に応じた角度分、回転する。
当該「設定された対象軸を中心として」とは、設定された対象軸が「+X軸」または「-X軸」である場合には、「X軸を中心として」を意味する。また、当該「設定された対象軸を中心として」とは、設定された対象軸が「+Y軸」または「-Y軸」である場合には、「Y軸を中心として」を意味する。さらに、当該「設定された対象軸を中心として」とは、設定された対象軸が「+Z軸」または「-Z軸」である場合には、「Z軸を中心として」を意味する。
第3の移動・回転条件は、移動・回転対象とされた3DモデルMBの移動や回転時において、当該移動・回転対象とされた3DモデルMBが搬送用パレットの3DモデルMP、面SU、あるいは、他の3DモデルMBに干渉した場合には、そこで移動や回転を停止するという条件である。
すなわち、シミュレーション実行部25は、移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動または回転する際、第3の移動・回転条件を考慮し、3Dモデル空間上での搬送用パレットの3DモデルMPの位置、面SUの位置、及び全ての3DモデルMBの位置を把握する。そして、シミュレーション実行部25は、当該移動・回転対象とされた3DモデルMBの移動や回転時において、当該移動・回転対象とされた3DモデルMBが搬送用パレットの3DモデルMP、面SU、あるいは、他の3DモデルMBに干渉した場合には、そこで移動や回転を停止する。
ここで、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報において、移動・回転対象とされた3DモデルMBの荷物の属性情報として、他の3DモデルMBの上に積むことを規制する第1の制約条件が含まれている場合を想定する。この場合において、シミュレーション実行部25は、移動・回転機能タブT2を利用したユーザ操作によって当該移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動した結果、他の3DモデルMBの上に位置すると、当該第1の制約条件を満たさないため、警告を示すエラー情報を積付支援画面F1上に表示させる。当該エラー情報の表示としては、警告を示すメッセージを表示する、あるいは、当該移動・回転対象とされた3DモデルMBを他の3DモデルMP,MBと識別する特定の色で表示する等を例示することができる。
また、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報において、移動・回転対象とされた3DモデルMBの荷物の属性情報として、特定の軸を中心として回転することを規制する第2の制約条件が含まれている場合を想定する。この場合において、シミュレーション実行部25は、移動・回転機能タブT2を利用したユーザ操作によって特定の軸を中心として当該3DモデルMBを回転すると、当該第2の制約条件を満たさないため、警告を示すエラー情報を積付支援画面F1上に表示させる。当該エラー情報の表示としては、警告を示すメッセージを表示する、あるいは、当該3DモデルMBを他の3DモデルMP,MBと識別する特定の色で表示する等を例示することができる。
さらに、手配情報取得ステップS1にて取得した手配情報において、特定の3DモデルMBの荷物の属性情報として、当該荷物の中に空間があり、当該空間に他の荷物を積むことを規制する第3の制約条件が含まれている場合を想定する。この場合において、シミュレーション実行部25は、移動・回転機能タブT2を利用したユーザ操作によって移動・回転対象とされた3DモデルMBを移動または回転した結果、当該3DモデルMBが上述した空間に入り込むと、当該第3の制約条件を満たさないため、警告を示すエラー情報を積付支援画面F1上に表示させる。当該エラー情報の表示としては、警告を示すメッセージを表示する、あるいは、当該移動・回転対象とされた3DモデルMBを他の3DモデルMP,MBと識別する特定の色で表示する等を例示することができる。
そして、積付順序設定部26は、上述した第1のシミュレーションや第2のシミュレーションが実行されることによって、積付座面MP1上への3DモデルMBの積み付けの順序を積付順序(搬送用パレット上に全ての荷物を積み付ける順序)として設定する。なお、当該積付順序は、積付順序指定機能タブT3を利用したユーザ操作によっても設定可能である。
図5に示す積付支援画面F1(初期画面)上の積付順序指定機能タブT3がユーザによってタッチされた場合には、シミュレーション実行部25は、図10に示す積付支援画面F1に表示を切り替える。
積付順序指定機能タブT3がタッチされると、シミュレーション実行部25は、操作パネルPAにおいて、当該積付順序指定機能タブT3の表示領域を拡大する。そして、シミュレーション実行部25は、当該積付順序指定機能タブT3の表示領域に、「指定開始/終了」のアイコンA9と、識別コード表示領域A10と、「順方向再生」のアイコンA11と、「逆方向再生」のアイコンA12と、「イメージ出力」のアイコンA13とを配置する。
以下、積付順序指定機能タブT3を利用したユーザ操作による積付順序の設定方法について図8及び図11A~図11Hを参照しつつ説明する。
なお、当該積付順序の設定方法は、上述した第1のシミュレーションや第2のシミュレーションによって積付座面MP1上への全ての荷物の3DモデルMBの積み付けが終了した状態で行われるものである。以下では、積付座面MP1上への全ての荷物の3DモデルMBの積み付けが終了した状態を図8に示した状態とする。そして、図10に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARには、図8に示した状態の3DモデルMP,MBが配置されることとなる。
先ず、ユーザは、「指定開始/終了」のアイコンA9をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、積付順序の設定方法を開始する。
次に、ユーザは、モデル配置領域ARに配置された3DモデルMBを確認しつつ、荷物を降ろす順序で当該3DモデルMBを1つずつ順次、タッチしていく。
これにより、シミュレーション実行部25は、タッチされた3DモデルMBを順次、認識するとともに、手配情報取得ステップS1にて取得された手配情報を参照し、当該3DモデルMBの荷物の識別コードをタッチされた順に、識別コード表示領域A10の下方から上方に並べて表示させる。
また、シミュレーション実行部25は、モデル配置領域ARに配置された3DモデルMBをタッチされた順に、削除していく。
図8及び図11A~図11Hの例では、3DモデルMS4、3DモデルMS3、3DモデルMS2、3DモデルMS1、3DモデルMF3、3DモデルMF2、3DモデルMF4、及び3DモデルMF1の順にタッチされた場合を図示している。なお、図11Aは、3DモデルMS4がタッチされた後の状態を示している。図11Bは、3DモデルMS3がタッチされた後の状態を示している。図11Cは、3DモデルMS2がタッチされた後の状態を示している。図11Dは、3DモデルMS1がタッチされた後の状態を示している。図11Eは、3DモデルMF3がタッチされた後の状態を示している。図11Fは、3DモデルMF2がタッチされた後の状態を示している。図11Gは、3DモデルMF4がタッチされた後の状態を示している。図11Hは、3DモデルMF1がタッチされた後の状態を示している。
そして、ユーザは、モデル配置領域ARに配置された全ての3DモデルMBをタッチした後、「指定開始/終了」のアイコンA9を再度、タッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、積付順序の設定方法を終了する。
ここで、積付順序設定部26は、上述した積付順序の設定方法において、モデル配置領域ARに配置された3DモデルMBがユーザによってタッチされた順序とは逆の順序を積付順序として設定する。
また、シミュレーション実行部25は、ユーザによって「順方向再生」のアイコンA11がタッチされると、積付順序設定部26にて設定された積付順序にしたがって、積付座面MP1上への全ての荷物の3DモデルMBの積み付けが行われる過程を荷物単位のコマ送りで再生する。図8及び図11A~図11Hの例では、モデル配置領域ARには、図11Hに示した状態、図11Gに示した状態、図11Fに示した状態、図11Eに示した状態、図11Dに示した状態、図11Cに示した状態、図11Bに示した状態、図11Aに示した状態、及び図8に示した状態の順に表示(荷物単位のコマ送りで再生)される。
さらに、シミュレーション実行部25は、ユーザによって「逆方向再生」のアイコンA12がタッチされると、積付順序設定部26にて設定された積付順序とは逆の順序にしたがって、積付座面MP1上から全ての荷物の3DモデルMBが降ろされる過程を荷物単位のコマ送りで再生する。図8及び図11A~図11Hの例では、モデル配置領域ARには、図8に示した状態、図11Aに示した状態、図11Bに示した状態、図11Cに示した状態、図11Dに示した状態、図11Eに示した状態、図11Fに示した状態、図11Gに示した状態、及び図11Hに示した状態の順に表示(荷物単位のコマ送りで再生)される。
また、制御部2は、ユーザによって「イメージ出力」のアイコンA13がタッチされると、出力部7の動作を制御し、上述したコマ送りで再生する画像(図8及び図11A~図11Hに示した状態の画像)を当該出力部7から書面で出力させる。
図5に示す積付支援画面F1(初期画面)上のパレット変更機能タブT4がユーザによってタッチされた場合には、シミュレーション実行部25は、図12に示す積付支援画面F1に表示を切り替える。
パレット変更機能タブT4がタッチされると、シミュレーション実行部25は、操作パネルPAにおいて、当該パレット変更機能タブT4の表示領域を拡大する。そして、シミュレーション実行部25は、当該パレット変更機能タブT4の表示領域に、「追加」のアイコンA14と、「置換」のアイコンA15と、「削除」のアイコンA16と、「基準パレット」のアイコンA17と、「候補パレット」のアイコンA18と、「配置オフセット値」のアイコンA19とを配置する。
以下、パレット変更機能タブT4を利用したユーザ操作によって、図5、図7、図9、及び図10に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置される搬送用パレットの3Dモデルを変更する方法について説明する。
なお、当該搬送用パレットの3Dモデルを変更する方法は、上述した第1のシミュレーションや第2のシミュレーションを実行する前に行われるものである。そして、図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARには、搬送用パレット情報取得ステップS4にて取得した全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルが配置される。
ユーザは、図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち、基準となる基準パレットを設定する場合には、以下の操作を行う。
すなわち、ユーザは、「基準パレット」のアイコンA17をタッチし、次に図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち基準パレットとして設定したい3Dモデル(1つでも複数でも可)をタッチし、最後に「追加」のアイコンA14をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうちユーザによってタッチされた3Dモデルを基準パレットとして設定する。そして、シミュレーション実行部25は、図5、図7、図9、及び図10に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに、当該基準パレットとして設定した搬送用パレットの3Dモデルのみを配置する。図6、図8、及び図11A~図11Hでは、搬送用パレットの3DモデルMPが基準パレットとして設定されている場合を例示している。また、シミュレーション実行部25は、図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち、基準パレットとして設定した3Dモデルを他の3Dモデルとは異なる色等で表示させる。
また、上述したように基準パレットが設定された後、ユーザは、さらに基準パレットを増加したい場合には、以下の操作を行う。
すなわち、ユーザは、「候補パレット」のアイコンA18をタッチし、次に図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち基準パレットとして追加したい3Dモデル(1つでも複数でも可)をタッチし、最後に「追加」のアイコンA14をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、タッチされた3Dモデルを基準パレットとして追加設定する。
さらに、上述したように基準パレットが設定された後、ユーザは、当該基準パレットから少なくとも一部の3Dモデルを外したい場合には、以下の操作を行う。
すなわち、ユーザは、「基準パレット」のアイコンA17をタッチし、次に図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち基準パレットから外したい3Dモデル(1つでも複数でも可)をタッチし、最後に「削除」のアイコンA16をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、タッチされた3Dモデルを基準パレットから外す。
また、上述したように基準パレットが設定された後、ユーザは、当該基準パレットの一部の3Dモデルを他の3Dモデルに置換したい場合には、以下の操作を行う。
すなわち、ユーザは、「基準パレット」のアイコンA17をタッチし、次に図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち置換したい基準パレットの3Dモデルをタッチする。また、ユーザは、「候補パレット」のアイコンA18をタッチし、次に図12に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに配置された全ての種類の搬送用パレットの3Dモデルのうち新たに追加したい3Dモデルをタッチし、最後に「置換」のアイコンA15をタッチする。
これにより、シミュレーション実行部25は、タッチされた基準パレットの3Dモデルを当該基準パレットから外すとともに、タッチされた他の3Dモデルを基準パレットとして追加設定する。
なお、「配置オフセット値」のアイコンA19は、タッチされることによって、数値を入力可能とするアイコンである。そして、操作受付部5へのユーザ操作に応じて当該数値が入力されると、シミュレーション実行部25は、図5、図7、図9、及び図10に示す積付支援画面F1のモデル配置領域ARに基準パレットとして配置する搬送用パレットの3Dモデル間に当該数値に応じた3Dモデル空間上の寸法の隙間を空ける。
シミュレーション実行ステップS5の後、「積付指示書作成」のアイコンA0がユーザによってタッチされると、指示情報作成部27は、積付指示情報を作成する(ステップS6:指示情報作成ステップ)。
図13は、積付指示情報F2の一例を示す図である。なお、図13では、図6、図8、及び図11A~図11Hに対応させた図としている。
具体的に、積付指示情報F2は、上述した第1のシミュレーションや第2のシミュレーションの結果を示す情報であり、荷姿画像F3と、積付順序情報F4とを含む。
荷姿画像F3は、上述した第1のシミュレーションや第2のシミュレーションによって、積付座面MP1上に全ての3DモデルMBがそれぞれ積み付けられた状態を示す画像である。また、当該荷姿画像F3において、各3DモデルMBには、当該3DモデルMBの荷物の識別コードがそれぞれ付されている。
積付順序情報F4は、全ての荷物毎に、識別コードと、積付順序設定部26にて設定された積付順序と、寸法情報とが関連付けられた表である。
そして、指示情報作成部27は、「積付指示書作成」のアイコンA0がユーザによってタッチされると、積付指示情報F2を作成するとともに、出力部7の動作を制御し、当該積付指示情報F2を当該出力部7から書面で出力させる。
(その他の実施形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態に係る積付支援装置1では、メモリ3にひな形情報や搬送用パレット情報が記録されていたが、これに限らず、手配情報と同様に、外部のデータベースから当該ひな形情報や搬送用パレット情報を取得する構成を採用しても構わない。
上述した実施の形態に係る積付支援装置1では、本発明に係る報知部として、表示部4を採用していたが、これに限らず、スピーカ等を報知部として採用し、当該スピーカからエラー情報を音声にて出力する構成を採用しても構わない。
上述した実施の形態で説明したフローは、図3のフローに限らず、矛盾のない範囲で順序を変更しても構わない。例えば、ひな形情報取得ステップS2を手配情報取得ステップS1の前に実行しても構わない。また、例えば、搬送用パレット情報取得ステップS4を手配情報取得ステップS1の前、手配情報取得ステップS1とひな形情報取得ステップS2との間、あるいは、ひな形情報取得ステップS2と3Dモデル生成ステップS3との間に実行しても構わない。
本発明に係る積付支援装置は、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置であって、積付支援画面を表示する表示部と、ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、前記ユーザ操作に応じて、前記積付支援画面上で前記搬送用パレット上への前記複数の荷物の積み付け作業のシミュレーションを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得部と、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得部と、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得部と、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成部と、前記積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、前記ユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付ける前記シミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成部とを備えることを特徴とする。
以下では、説明の便宜上、実際に搬送用パレット上への複数の積み付け作業を行う作業者と、積付支援装置の操作受付部に対してユーザ操作を行って当該積付支援装置の制御部に上述したシミュレーションを実行させる作業者とを識別するために、前者を単純に作業者と記載し、後者をユーザと記載する。
本発明では、制御部は、上述した手配情報及びひな形の3Dモデルを取得し、当該手配情報及びひな形の3Dモデルを用いて、全ての荷物の3Dモデルを生成する。また、制御部は、搬送用パレットの3Dモデルを取得し、当該搬送用パレットの3Dモデルと生成した全ての荷物の3Dモデルとを用いて、ユーザによる操作受付部へのユーザ操作に応じて、上述したようにシミュレーションを実行する。そして、制御部は、当該シミュレーションの結果として、上述した荷姿画像を含む積付指示情報を作成する。
このため、積付支援装置は、作成した積付指示情報を表示部に表示させる、あるいは、当該積付指示情報をプリンタ等から書面で出力させることで、作業者に対して、荷姿画像を視認させることができる。すなわち、当該作業者は、当該荷姿画像から搬送用パレット上への複数の荷物の最終的な荷姿を把握することができ、実際の積み付け作業を容易に行うことができる。また、搬送用パレットを搬送するトラックを手配する担当者は、当該荷姿画像を確認すれば、配車の計画段階で、どの大きさの搬送用パレットを何台使うかが分かり、配送効率を向上させることができる。したがって、本発明に係る積付支援装置によれば、作業者やトラックを手配する担当者に対して、利便性の高い支援を行うことができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、警告を示すエラー情報を報知する報知部をさらに備え、前記手配情報は、前記複数の荷物毎に、当該荷物を積み付ける際の制約条件を示す属性情報を含み、前記シミュレーション実行部は、前記搬送用パレットの3Dモデル上に積み付けられる前記複数の荷物の3Dモデルのうち、前記制約条件を満たしていない荷物の3Dモデルがある場合には、前記エラー情報を前記報知部に報知させることを特徴とする。
本発明では、制御部(シミュレーション実行部)は、搬送用パレットの3Dモデル上に積み付けられる複数の荷物の3Dモデルのうち、手配情報に含まれる属性情報に基づく制約条件を満たしていない荷物の3Dモデルがある場合に、エラー情報を報知部に報知させる。
このため、ユーザは、当該エラー情報によって、搬送用パレットの3Dモデル上への荷物の3Dモデルの間違った積み付けを容易に認識し、当該搬送用パレットの3Dモデル上への複数の荷物の3Dモデルの積み付けを適切に行うことができる。したがって、作業者は、適切に積み付けが行われた荷姿画像を確認することで、実際の積み付け作業を適切に行うことができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記属性情報は、他の荷物の上に積むことを規制する第1の制約条件と、特定の軸を中心として回転することを規制する第2の制約条件との少なくともいずれかの制約条件を示す情報であることを特徴とする。
本発明によれば、属性情報が上述した制約条件を示す情報であるため、実際の積み付け作業に適合させた制約条件を用いて、搬送用パレットの3Dモデル上への複数の荷物の3Dモデルの積み付けをユーザに適切に行わせることができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記制御部は、前記搬送用パレット上への前記複数の荷物の積付順序を設定する積付順序設定部をさらに備え、前記指示情報作成部は、前記積付順序設定部にて設定された前記積付順序を示す積付順序情報を含む前記積付指示情報を作成することを特徴とする。
本発明によれば、積付指示情報が上述した積付順序情報を含んでいるため、作業者は、荷姿画像から搬送用パレット上への複数の荷物の最終的な荷姿を把握する他、積付順序情報から搬送用パレット上への複数の荷物の積付順序も把握することができる。すなわち、作業者は、実際の積み付け作業をより容易に行うことができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記積付順序設定部は、前記シミュレーションの実行時における前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けの順序を前記積付順序として設定することを特徴とする。
本発明によれば、制御部(積付順序設定部)が上述したように積付順序を設定するため、ユーザは、操作受付部に対して積付順序を設定することを目的としたユーザ操作を行う必要がない。すなわち、ユーザが操作受付部に対して行うユーザ操作を少なくすることができ、使い勝手の良い積付支援装置を構成することができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記積付順序設定部は、前記ユーザ操作に応じて入力された前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けの順序を前記積付順序として設定することを特徴とする。
本発明によれば、制御部(積付順序設定部)が上述したように積付順序を設定するため、ユーザは、実際の積み付け作業を想定しながら、積付順序を適切に設定することができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記シミュレーション実行部は、前記シミュレーションの実行後、前記ユーザ操作に応じて、前記積付支援画面上で、前記積付順序設定部にて設定された前記積付順序で前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けが行われる過程を荷物単位のコマ送りで再生することを特徴とする。
本発明によれば、制御部(シミュレーション実行部)が積付支援画面上で搬送用パレットの3Dモデル上への複数の荷物の3Dモデルの積み付けが行われる過程を荷物単位のコマ送りで再生するため、作業者は、当該過程を把握することで、実際の積み付け作業をより容易に行うことができる。
また、本発明は、上述した積付支援装置において、前記シミュレーション実行部は、前記シミュレーションを実行する前に、前記手配情報に基づいて、前記積付支援画面上に前記複数の荷物の3Dモデルを当該荷物の種別毎に区分けして配置することを特徴とする。
本発明によれば、制御部(シミュレーション実行部)がシミュレーションを実行する前に積付支援画面上に複数の荷物の3Dモデルを上述したように配置するため、ユーザに対して、搬送用パレットの3Dモデル上に複数の荷物の3Dモデルが積み付けられた状態を連想させることができる。したがって、ユーザは、操作受付部へのユーザ操作によって、搬送用パレットの3Dモデル上への複数の荷物の3Dモデルの積み付けを容易に行うことができる。
本発明に係る積付支援方法は、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部が実行する積付支援方法であって、前記制御部は、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行することを特徴とする。
本発明に係る積付支援方法は、上述した積付支援装置の制御部が実行する方法であるため、上述した積付支援装置と同様の作用及び効果を奏する。
本発明に係る積付支援プログラムは、搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部(コンピュータ)に実行させる積付支援プログラムであって、前記積付支援プログラムは、前記制御部に、前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明に係る積付支援プログラムは、上述した積付支援方法を上述した積付支援装置の制御部(コンピュータ)に実行させるプログラムであるため、上述した積付支援装置と同様の作用及び効果を奏する。
1 積付支援装置、2 制御部、4 表示部、5 操作受付部、21 手配情報取得部、22 ひな形情報取得部、23 搬送用パレット情報取得部、24 3Dモデル生成部、25 シミュレーション実行部、26 積付順序設定部、27 指示情報作成部、F1 積付支援画面、F2 積付指示情報、F3 荷姿画像、F4 積付順序情報、M ひな形の3Dモデル、M´,MB,MF1~MF4,MS1~MS4 荷物の3Dモデル、MP 搬送用パレットの3Dモデル

Claims (10)

  1. 搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置であって、
    積付支援画面を表示する表示部と、
    ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、
    前記ユーザ操作に応じて、前記積付支援画面上で前記搬送用パレット上への前記複数の荷物の積み付け作業のシミュレーションを実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得部と、
    前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得部と、
    前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得部と、
    前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成部と、
    前記積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、前記ユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付ける前記シミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、
    前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成部とを備える
    ことを特徴とする積付支援装置。
  2. 警告を示すエラー情報を報知する報知部をさらに備え、
    前記手配情報は、
    前記複数の荷物毎に、当該荷物を積み付ける際の制約条件を示す属性情報を含み、
    前記シミュレーション実行部は、
    前記搬送用パレットの3Dモデル上に積み付けられる前記複数の荷物の3Dモデルのうち、前記制約条件を満たしていない荷物の3Dモデルがある場合には、前記エラー情報を前記報知部に報知させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の積付支援装置。
  3. 前記属性情報は、
    他の荷物の上に積むことを規制する第1の制約条件と、特定の軸を中心として回転することを規制する第2の制約条件との少なくともいずれかの制約条件を示す情報である
    ことを特徴とする請求項2に記載の積付支援装置。
  4. 前記制御部は、
    前記搬送用パレット上への前記複数の荷物の積付順序を設定する積付順序設定部をさらに備え、
    前記指示情報作成部は、
    前記積付順序設定部にて設定された前記積付順序を示す積付順序情報を含む前記積付指示情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の積付支援装置。
  5. 前記積付順序設定部は、
    前記シミュレーションの実行時における前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けの順序を前記積付順序として設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の積付支援装置。
  6. 前記積付順序設定部は、
    前記ユーザ操作に応じて入力された前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けの順序を前記積付順序として設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の積付支援装置。
  7. 前記シミュレーション実行部は、
    前記シミュレーションの実行後、前記ユーザ操作に応じて、前記積付支援画面上で、前記積付順序設定部にて設定された前記積付順序で前記搬送用パレットの3Dモデル上への前記複数の荷物の3Dモデルの積み付けが行われる過程を荷物単位のコマ送りで再生する
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれか一つに記載の積付支援装置。
  8. 前記シミュレーション実行部は、
    前記シミュレーションを実行する前に、前記手配情報に基づいて、前記積付支援画面上に前記複数の荷物の3Dモデルを当該荷物の種別毎に区分けして配置する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の積付支援装置。
  9. 搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部が実行する積付支援方法であって、
    前記制御部は、
    前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、
    前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、
    前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、
    前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、
    表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、
    前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行する
    ことを特徴とする積付支援方法。
  10. 搬送用パレット上への複数の荷物の積み付け作業を支援する積付支援装置の制御部に実行させる積付支援プログラムであって、
    前記積付支援プログラムは、
    前記制御部に、
    前記複数の荷物毎に、当該荷物の種別を示す種別情報と、当該荷物の寸法を示す寸法情報とが関連付けられた手配情報を取得する手配情報取得ステップと、
    前記荷物の種別毎に設けられ、当該種別における形状の特徴を有するひな形の3Dモデルを取得するひな形情報取得ステップと、
    前記搬送用パレットの3Dモデルを取得する搬送用パレット情報取得ステップと、
    前記種別情報に基づく種別に対応する前記ひな形の3Dモデルを当該種別情報に関連付けられた前記寸法情報に応じて変形して前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ生成する3Dモデル生成ステップと、
    表示部の積付支援画面上に前記搬送用パレットの3Dモデルと前記複数の荷物の3Dモデルとをそれぞれ配置した後、操作受付部へのユーザ操作に応じて、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行するシミュレーション実行ステップと、
    前記シミュレーションの結果として、前記搬送用パレットの3Dモデル上に前記複数の荷物の3Dモデルがそれぞれ積み付けられた状態を示す荷姿画像を含む積付指示情報を作成する指示情報作成ステップとを実行させる
    ことを特徴とする積付支援プログラム。
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