JP7290469B2 - 固定具及び音響センサ装置 - Google Patents
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Description
図3及び図4は、本実施形態の固定構造の例である固定構造100の構成を表す概念図である。図3は固定構造100の断面図であり、図4は斜視図である。図4においては、図3に表す部材6は図示が省略されている。
[効果]
本実施形態の固定構造においては、ホルダの傘部が、ブラケットの穴近傍を内側から面で押さえつけることとボルトのネジ山cのホルダのネジ溝への螺合との二段階の作用により、音響センサを固定用の部材に固定する。そして、本実施形態の固定構造においては、ネジ山とネジ溝との螺合が緩むと、ホルダの傘部とブラケットの穴周囲との間に多少の隙間は生じるが、ネジ山のネジ溝への螺合の緩みはそれ以上進行しにくくなる。その理由は、前記螺合が多少は緩んでも、ボルトの頭部は部材の窪みに嵌っている状態が維持されるため、ボルトが回転しないためである。この点は、図1に表す場合のようにネジにより固定する場合が、ネジ山とネジ溝との螺合が緩むと緩みが一層進行しやすくなり、音響センサが部材から外れるのと対照的である。
(付記1)
第一押圧部と連結部と第二押圧部とを備え、
前記連結部は前記第一押圧部と接続された第一接続箇所と前記第二押圧部と接続された第二接続箇所との間隔を縮小することが可能であり、
前記第一押圧部は、前記縮小により、固定用部材に固定される部材である被固定部材を、前記固定用部材の在る側の逆側である第一逆側から前記固定用部材の在る向きに押圧する第一押圧を行い、
前記第二押圧部は、前記縮小により、前記固定用部材を、前記被固定部材が在る側の逆側である第二逆側から、前記被固定部材の在る向きに押圧する第二押圧を行い、前記固定用部材又は前記固定用部材よりも前記第二逆側に在る第二部材の前記第二逆側に設けられた窪みに挿入されることにより回転が妨げられる
固定具。
(付記2)
前記連結部は、前記被固定部材に設けられた第一穴及び前記固定用部材に設けられた第二穴を貫通し、前記第一押圧部は、前記第一押圧を、前記被固定部材の前記第一穴の周囲の部分に対して行い、前記第二押圧部は、前記第二押圧を、前記固定用部材の前記第二穴の周囲の部分に対して行う、付記1に記載された固定具。
(付記3)
前記連結部はネジ穴の設けられた第一連結部材と、前記ネジ穴に螺合し得るネジ軸の設けられた第二連結部材とを備え、前記螺合により前記縮小を行う、付記1又は付記2に記載された固定具。
(付記4)
前記第一連結部材は前記第一押圧部に固定されており、前記第二連結部材は前記第二押圧部に固定されている、付記3に記載された固定具。
(付記5)
前記ネジ穴のネジ溝の少なくとも一部が前記第一接続箇所より前記第二接続箇所の側に設けられている、付記3又は付記4に記載された固定具。
(付記6)
前記ネジ穴のネジ溝の少なくとも一部が前記被固定部材より前記固定用部材の向きに設けられている、付記3乃至付記5のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記7)
前記被固定部材より前記固定用部材の在る側に設置され、前記挿入が行われた状態で前記螺合を行うための前記第一連結部材の回転を可能にする把持部をさらに備える、付記3乃至付記6のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記8)
前記第一連結部材の前記被固定部材より前記固定用部材の在る側の部分の少なくとも一部が、前記把持部が備える窪みの少なくとも一部に嵌合することにより、前記第一連結部材の前記把持部にする回転が妨げられる、付記7に記載された固定具。
(付記9)
前記第一連結部材は、外形が円筒状の円筒部分を備え、前記円筒部分は前記被固定部材の円形の穴へ第二挿入され得る、付記8に記載された固定具。
(付記10)
前記円筒部分は、前記被固定部材の円形の穴に嵌合され得る、付記9に記載された固定具。
(付記11)
前記円筒部分は、前記窪みが備える円筒状の部分である円筒窪み部分に第三挿入され得る、付記9又は付記10に記載された固定具。
(付記12)
前記円筒部分は、前記第一押圧部が在る向きとは逆向きの端部に凸部を備え、前記円筒窪み部分は前記円筒窪み部分の先端からさらに窪んだ凹部を備え、前記凸部は前記凹部に第四挿入され得る、付記11に記載された固定具。
(付記13)
前記把持部と前記固定用部材との間に第一スペーサが設けられる、付記7乃至付記12のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記14)
前記被固定部材に第二被固定部材が固定されることが想定された、付記3乃至付記13のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記15)
前記被固定部材と前記第二被固定部材との隙間の距離が、前記第一押圧部の高さより大きく、前記第一連結部材の高さよりも小さい、付記14に記載された固定具。
(付記16)
前記第二被固定部材は、海中での使用が想定されたものである、付記14又は付記15に記載された固定具。
(付記17)
前記第二被固定部材は、前記固定用部材により移動させられることが想定されたものである、付記14乃至付記16のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記18)
前記第二被固定部材が音響センサであり、前記被固定部材が前記音響センサを固定するブラケットである、付記14乃至付記17のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記19)
前記第一押圧部は、前記第一押圧を前記固定用部材に対し直接行う、付記1乃至付記18のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記20)
前記第一押圧部は、前記第一押圧を前記固定用部材に対し前記第二部材を介して行う、付記1乃至付記18のうちのいずれか一に記載された固定具。
(付記21)
前記第二部材と前記固定用部材との間に第二スペーサが設置される、付記20に記載された固定具。
(付記22)
付記18に記載された固定具と、前記音響センサと前記ブラケットとを備える、音響センサ装置。
(付記23)
前記第二被固定部材は、海中での使用で前記固定用部材により移動させられることが想定されたものである、付記14又は付記15に記載された固定具。
(付記24)
付記14乃至付記17のうちのいずれか一に記載された固定具と、前記第二被固定部材である音響センサと前記被固定部材であるブラケットとを備える、音響センサ装置。
2 ブラケット
2b 空隙
2c ネジ穴
2a、4a、5a、6a、7a、7c、13c、14d 穴
4、5 スペーサ
6、7 部材
6b、7b、14b 窪み
8 ネジ
13 ホルダ
13a 傘部
13b 挿入部
13d ネジ溝
13e、13f 凸部
14 把持部品
14a 把持部
14c 挿入部
14e、14f 直線部
14g、14h 凹部
19 ボルト
19a ネジ軸
19b 頭部
19c ネジ山
91a、91b、98a、98b、98c、98d、98e 矢印
92a 線
100 固定構造
Claims (9)
- 第一押圧部と連結部と第二押圧部とを備え、
前記連結部は前記第一押圧部と接続された第一接続箇所と前記第二押圧部と接続された第二接続箇所との間隔を縮小することが可能であり、
前記第一押圧部は、前記縮小により、固定用部材に固定される部材である被固定部材を、前記固定用部材の在る側の逆側である第一逆側から前記固定用部材の在る向きに押圧する第一押圧を行い、
前記第二押圧部は、前記縮小により、前記固定用部材を、前記被固定部材が在る側の逆側である第二逆側から、前記被固定部材の在る向きに押圧する第二押圧を行い、前記固定用部材又は前記固定用部材よりも前記第二逆側に在る第二部材の前記第二逆側に設けられた窪みに挿入されることにより回転が妨げられる
固定具であって、
前記連結部は、前記被固定部材に設けられた第一穴及び前記固定用部材に設けられた第二穴を貫通し、前記第一押圧部は、前記第一押圧を、前記被固定部材の前記第一穴の周囲の部分に対して行い、前記第二押圧部は、前記第二押圧を、前記固定用部材の前記第二穴の周囲の部分に対して行う固定具。 - 前記連結部はネジ穴の設けられた第一連結部材と、前記ネジ穴に螺合し得るネジ軸の設けられた第二連結部材とを備え、前記螺合により前記縮小を行う、請求項1に記載された固定具。
- 前記被固定部材より前記固定用部材の在る側に設置され、前記挿入が行われた状態で前記螺合を行うための前記第一連結部材の回転を可能にする把持部をさらに備える、請求項2に記載された固定具。
- 前記第一連結部材の前記被固定部材より前記固定用部材の在る側の部分の少なくとも一部が、前記把持部が備える窪みの少なくとも一部に嵌合することにより、前記第一連結部材の前記把持部にする回転が妨げられる、請求項3に記載された固定具。
- 前記被固定部材に第二被固定部材が固定されることが想定された、請求項2乃至請求項4のうちのいずれか一に記載された固定具。
- 前記被固定部材と前記第二被固定部材との隙間の距離が、前記第一押圧部の高さより大きく、前記第一連結部材の高さよりも小さい、請求項5に記載された固定具。
- 前記第二被固定部材は、海中で前記固定用部材により移動させられることが想定されたものである、請求項5又は請求項6に記載された固定具。
- 前記第一押圧部は、前記第一押圧を前記固定用部材に対し前記第二部材を介して行う、請求項1乃至請求項7のうちのいずれか一に記載された固定具。
- 請求項5乃至請求項7のうちのいずれか一に記載された固定具と、前記第二被固定部材である音響センサと前記被固定部材であるブラケットとを備える、音響センサ装置。
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2019
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