JP7290462B2 - 販売情報連携システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、販売情報連携システムに関する。
眼鏡やスーツ、オーダーカーテンなどの受注製作商品の販売店では、従来、購入者の情報や商品の情報を含む前受情報と、支払に関する売上情報とを、関連付けて管理する。また、売上情報は、従来、店舗のPOS端末装置から本部のサーバが吸い上げて蓄積する。
前受情報の電子データ登録に関する先行技術としては、特許文献1に開示されたものがある。しかしながら、当該先行技術は、受注製作商品の販売にかかる次の問題の解決手法を提供していない。
受注製作商品の販売店においては、前受情報の登録から取引完了まで、数時間~数日空く。このような販売形態は、例えば生鮮食料品の小売店における商品登録から取引完了まで空白時間を空けない販売形態と異なり、少なくとも前受登録から取引完了までの間、店舗で保持する情報と本部が管理する情報とに齟齬が生じないようにする必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、受注製作商品の販売において前受登録から取引完了までを含む所定の期間、店舗と本部とで情報を共有しつつ互いに管理可能な販売情報連携システムを提供することである。
実施形態の販売情報連携システムは、オペレータから操作を受け付けオペレータに情報を提示する情報処理装置と、販売情報の登録処理を行う販売データ処理装置と、前記情報処理装置および前記販売データ処理装置と情報の授受が可能なサーバ装置と、前記販売データ処理装置から取得した販売情報を蓄積する管理サーバ装置と、を含んで構成され、前記情報処理装置は、顧客の情報の入力を受け付ける顧客情報取得部と、商品の情報の入力を受け付ける商品情報取得部と、前記顧客の情報と前記商品の情報とを関連付けた前受情報を、前記サーバ装置に記憶させる前受登録部と、を備え、前記前受情報を特定可能にする情報を含んだシンボル画像を表示し、前記販売データ処理装置は、前記シンボル画像を読み取ることにより前記前受情報を特定可能にする情報を得て、前記前受情報を前記サーバ装置から取得する前受取得部を備え、前記前受取得部が取得した前記前受情報に基づいて売上情報を生成する。
図1は、実施形態の販売情報連携システムの構成および情報授受の様子を示す図である。 図2は、携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図3は、POS端末装置の構成を示すブロック図である。 図4は、カルテサーバの構成を示すブロック図である。 図5は、基幹サーバの構成を示すブロック図である。 図6は、中間サーバの構成を示すブロック図である。 図7は、販売情報連携処理の流れを示すシーケンス図である。
実施形態について図面を用いて説明する。なお、本実施形態では、眼鏡販売店での運用を例に説明を行う。図1は、本実施形態の販売情報連携システム100の構成および情報授受の様子を示す図である。販売情報連携システム100は、携帯端末装置200と、POS端末装置300と、カルテサーバ400と、基幹サーバ500と、中間サーバ600と、を含んで構成されている。
携帯端末装置200は、オペレータから操作を受け付けオペレータに情報を提示する情報処理装置の一例であって、本実施形態においては、タブレット型の情報端末装置である。携帯端末装置200は、表示部201および操作部202を備えている。表示部201は、例えば液晶ディスプレイであって、オペレータに情報を提示する。操作部202は、例えば液晶ディスプレイに積層されたタッチパネルであって、オペレータから操作を受け付ける。また、携帯端末装置200は、カメラを備えていてもよく、当該カメラで撮像したバーコードや二次元コードなどのシンボル画像を読み取る(デコードする)アプリケーションを備えていてもよい。
携帯端末装置200は、オペレータから、顧客情報および商品情報の入力を受け付ける。顧客情報の入力の受け付けは、表示部201に表示させた入力用画面に対して行う操作部202を介した手入力や、カメラとアプリケーションを用いた会員証読み取るなどで行われる。商品情報の入力の受け付けは、表示部201に表示させた商品リストに対して行う操作部202を介した選択操作や、カメラとアプリケーションを用いたバーコード読み取りなどで行われる。
POS端末装置300は、販売情報の登録処理を行う販売データ処理装置の一例である。POS端末装置300は、表示部301、操作部302、コードリーダ303(図3参照)、プリンタ304を備えている。
表示部301は、例えば液晶ディスプレイであって、オペレータに情報を提示する。操作部302は、例えば液晶ディスプレイに積層されたタッチパネルであって、オペレータから操作を受け付ける。
コードリーダ303は、商品に付されたバーコードや、携帯端末装置200が表示部201に表示させた二次元コードなどのシンボル画像を読み取るものであって、デコードして得たコード情報を出力する。プリンタ304は、取引の内容を印字したレシートを出力する。
カルテサーバ400は、サーバ装置の一例であって、携帯端末装置200およびPOS端末装置300と、情報の授受が可能である。基幹サーバ500は、管理サーバ装置の一例であって、POS端末装置300から取得した販売情報を蓄積する。中間サーバ600は、いわゆる店舗サーバであって、POS端末装置300から基幹サーバ500への販売情報の送信を仲立ちする。
図2は、携帯端末装置200の構成を示すブロック図である。携帯端末装置200は、制御部210と記憶部220と通信I/F(インタフェイス)230と、をさらに備えている。通信I/F230は、外部装置(POS端末装置300やカルテサーバ400)と制御部210との、ネットワークを介した通信を仲介する。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより構成されており、携帯端末装置200を構成する各部を統括的に制御する。
制御部210は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(顧客情報取得部211、商品情報取得部212、前受登録部213、コード表示処理部214など)として機能する。
顧客情報取得部211は、顧客の情報の入力を受け付ける(図1および図7のステップ1)。なお、図1および図7において、“()”内に示す数値はステップ番号を意味する。例えば、(1)は、ステップ1を意味し、(3-1)は、ステップ3-1を意味する。この入力は、表示部201に表示させた入力用画面に対して行う操作部202を介した手入力や、カメラとアプリケーションを用いた会員証読み取るなどで行われる。
商品情報取得部212は、商品の情報の入力を受け付ける(図1および図7のステップ2)。この入力は、表示部201に表示させた商品リストに対して行う操作部202を介した選択操作や、カメラとアプリケーションを用いたバーコード読み取りなどで行われる。
前受登録部213は、顧客の情報と商品の情報とを関連付けた前受情報を、通信I/F230を介してカルテサーバ400に送信する(図1および図7のステップ3)。前受情報を受信したカルテサーバ400は、前受情報を記憶する。コード表示処理部214は、前受情報を特定可能にするシンボル画像(例えば二次元コード)を、表示部201に表示させる。
記憶部220は、顧客情報221や商品情報222、その他、商品マスタなどの各種マスタデータを記憶する。商品マスタは、店舗で取引可能な商品の情報を例えばテーブルの形式で記憶したもので、レコードは商品ごとに作られ、カラムは例えば商品コード、商品名、価格などである。
顧客情報221は、例えばテーブルの形式で記憶され、顧客一人につき1レコード作られ、カラムは例えば、顧客コード、氏名、連絡先などである。なお、店舗が眼鏡の販売店であれば、顧客情報221は、顧客の視力やレンズの度数などの情報をも含む。
商品情報222は、例えばテーブルの形式で記憶され、顧客が購入した商品一つにつき1レコード作られ、カラムは例えば、顧客コード、商品コード、商品名、価格などである。なお、店舗がスーツやオーダーカーテンの販売店であれば、商品情報222は、寸法や色などの情報をも含む。
図3は、POS端末装置300の構成を示すブロック図である。POS端末装置300は、制御部310と記憶部320と通信I/F330と、をさらに備えている。通信I/F330は、外部装置(携帯端末装置200やカルテサーバ400)と制御部310との、ネットワークを介した通信を仲介する。
記憶部320は、前受情報321や売上情報322、その他、商品マスタなどの各種マスタデータを記憶する。商品マスタは、店舗で取引可能な商品の情報を例えばテーブルの形式で記憶したもので、レコードは商品ごとに作られ、カラムは例えば商品コード、商品名、価格などである。
制御部310は、CPUやROM、RAMなどにより構成されており、POS端末装置300を構成する各部を統括的に制御する。制御部310は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(コード読取制御部311、前受取得部312、排他要求部313、情報送信部314、売上登録部315など)として機能する。
コード読取制御部311は、コードリーダ303を介して、商品に付されたバーコードや、携帯端末装置200が表示する二次元コードなどのシンボル画像を読み取り、デコードして得たコード情報を前受取得部312に出力する。前受取得部312は、コード読取制御部311が読み取ったコード情報により特定される前受情報421(図4参照)を、カルテサーバ400から取得し、記憶部320に記憶させる。排他要求部313は、前受取得部312による前受情報321の取得に伴って、当該前受情報321についての排他制御を要求する電気信号を、カルテサーバ400に対して送信する。
売上登録部315は、前受取得部312が取得した前受情報321に基づいて、売上情報322を生成し、記憶部320に記憶させる。つまり、前受情報321が含む商品情報の売上登録を行う。情報送信部314は、前受情報321や売上情報322を、中間サーバ600に送信する。
図4は、カルテサーバ400の構成を示すブロック図である。カルテサーバ400は、制御部410と記憶部420と通信I/F430と、をさらに備えている。通信I/F430は、外部装置(携帯端末装置200やPOS端末装置300)と制御部410との、ネットワークを介した通信を仲介する。
記憶部420は、携帯端末装置200から受信した前受情報を記憶する。前受情報は、商品を購入する顧客の顧客情報と、購入される商品の商品情報とが関連付けられたものである。
制御部410は、CPUやROM、RAMなどにより構成されており、カルテサーバ400を構成する各部を統括的に制御する。制御部410は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(排他処理部411など)として機能する。
排他処理部411は、POS端末装置300から排他制御を要求する電気信号を受信すると、当該要求にかかる前受情報へのアクセスを、電気信号の送信元であるPOS端末装置300からのみに制限する。また、排他処理部411は、基幹サーバ500から排他解除を要求する電気信号を受信すると、当該要求にかかる前受情報へのアクセス制限を解除する。
図5は、基幹サーバ500の構成を示すブロック図である。基幹サーバ500は、制御部510と記憶部520と通信I/F530と、をさらに備えている。通信I/F530は、外部装置(カルテサーバ400や中間サーバ600)と制御部510との、ネットワークを介した通信を仲介する。
記憶部520は、顧客マスタ521などの各種マスタデータや、販売情報522を記憶する。顧客マスタ521は、例えばテーブルの形式で、顧客情報(顧客コード、氏名、連絡先、度数など)を記憶している。また、顧客マスタ521は、顧客情報に関連付けて、当該顧客の購入履歴情報をも記憶している。販売情報522は、中間サーバ600から受信した前受情報と売上情報とを、関連付けたものである。
制御部510は、CPUやROM、RAMなどにより構成されており、基幹サーバ500を構成する各部を統括的に制御する。制御部510は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(排他解除部511など)として機能する。
排他解除部511は、POS端末装置300から取得された前受情報や売上情報が販売情報522として記憶部520に記憶されるに伴い、カルテサーバ400に対して、販売情報522に対応する前受情報421の排他解除を要求する電気信号を、送信する。
図6は、中間サーバ600の構成を示すブロック図である。中間サーバ600は、制御部610と記憶部620と通信I/F630と、をさらに備えている。通信I/F630は、外部装置(POS端末装置300や基幹サーバ500)と制御部610との、ネットワークを介した通信を仲介する。
記憶部620は、前受情報621や売上情報622、その他、商品マスタなどの各種マスタデータを記憶する。
制御部610は、CPUやROM、RAMなどにより構成されており、中間サーバ600を構成する各部を統括的に制御する。制御部610は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、各種機能部(情報転送部611など)として機能する。情報転送部611は、前受情報321や売上情報322をPOS端末装置300から受信すると、これらを基幹サーバ500に送信する。
このような構成の販売情報連携システム100は、協働して販売情報連携処理を行う。図7は、販売情報連携処理の流れを示すシーケンス図である。
顧客が眼鏡販売店で、購入したい眼鏡を店員に告げると、店員は、携帯端末装置200を操作して、まず顧客の情報と、顧客が購入したい商品の情報とを、入力する。その際、携帯端末装置200の顧客情報取得部211が、顧客情報221を取得し(ステップ1)、商品情報取得部212が、商品情報222を取得する(ステップ2)。この入力作業を店員は、顧客とともに確認しながら行うことができる。
上記入力に続き、前受登録部213が、顧客情報221と商品情報222とを関連付けた前受情報を、カルテサーバ400に送信する(ステップ3)。カルテサーバ400は、受信した前受情報を、前受情報421として記憶部420に記憶させる(ステップ3-1)。
店員は、顧客情報および商品情報の入力を終えると、携帯端末装置200に、前受情報421を特定可能にするシンボル画像(例えば二次元コード)を表示させ(ステップ4)、当該シンボル画像を、POS端末装置300のコードリーダ303に読み取らせる(ステップ5)。するとPOS端末装置300のコード読取制御部311が、シンボル画像をデコードしてコード情報を得て、これを前受取得部312に出力する。
POS端末装置300の前受取得部312は、コード情報により特定される前受情報421をカルテサーバ400から取得し(ステップ6)、前受情報321として記憶部320に記憶させる(ステップ6-1)。
これとともに、POS端末装置300の排他要求部313は、前受情報421についての排他制御を要求する電気信号を、カルテサーバ400に対して送信する(ステップ7)。カルテサーバ400の排他処理部411は、排他制御を要求する電気信号を受信すると、当該要求にかかる前受情報421へのアクセスを、電気信号の送信元であるPOS端末装置300からのみに制限する(ステップ7-1)。
続いてPOS端末装置300の情報送信部314は、前受情報321を中間サーバ600に送信する(ステップ8)。中間サーバ600は、受信した前受情報321を、前受情報621として記憶部620に記憶させる(ステップ8-1)。
またこれに伴い、中間サーバ600の情報転送部611は、前受情報621を基幹サーバ500に転送する(ステップ9)。基幹サーバ500は、前受情報621を受信すると、販売情報522を構成するものとして記憶部520に記憶する(ステップ9-1)。
次に店員は、POS端末装置300で、前受情報321に基づく売上登録を行う。するとPOS端末装置300の売上登録部315が、前受取得部312が取得した前受情報321に基づいて、売上情報322を生成し、記憶部320に記憶させる(ステップ10)。これに続き、情報送信部314は、売上情報322を、中間サーバ600に送信する(ステップ11)。中間サーバ600は、受信した売上情報322を、売上情報622として記憶部620に記憶させる(ステップ11-1)。
またこれに伴い、中間サーバ600の情報転送部611は、売上情報622を基幹サーバ500に転送する(ステップ12)。基幹サーバ500は、売上情報622を受信すると、販売情報522を構成するものとして記憶部520に記憶する(ステップ12-1)。
そしてこの後、基幹サーバ500の排他解除部511は、売上情報622が販売情報522に含められるに伴い、カルテサーバ400に対して、販売情報522に対応する前受情報421の排他解除を要求する電気信号を、送信する(ステップ13)。カルテサーバ400の排他処理部411は、排他解除を要求する電気信号を受信すると、当該要求にかかる前受情報421へのアクセス制限を、解除する(ステップ13-1)。
ここで、本実施形態の適用場面として想定する受注製作商品(例えば眼鏡やスーツ、オーダーカーテンなど)の販売においては、受注(前受登録)から取引完了まで、数時間~数日あくことも多い。さらに、商品が眼鏡であれば、例えば取引完了から所定の期間内はレンズ交換を無償で行うなどのサービスを実施するなどのために、取引が完了してもサービス期間が満了するまでの間、店舗により販売情報が更新されることがあり得る。
このような販売形態であると、例えば生鮮品を小売りする販売形態での情報管理とは異なる。つまり、生鮮品の小売店舗では、取引完了後何日も店舗で情報を管理する必要がないが、受注製作商品の販売店では、少なくとも前受登録から取引完了までを含む所定の期間、販売情報を本部で管理する他に店舗でも最低限の情報を保持する必要がある。また、店舗で保持する情報と本部で管理する情報とに齟齬が生じないようにする必要がある。
上述のような、受注製作商品の販売における管理の必要性に対し、本実施形態は、本部が管理する情報を保持する基幹サーバ500や、店舗内のPOS端末装置300を取りまとめる店舗サーバでもある中間サーバ600の他に、売上登録以前の情報すなわち前受情報(店舗が管理)を保持するカルテサーバ400を採用するようにした。さらに本実施形態では、店舗で保持する情報(ここではカルテサーバ400が記憶する前受情報421)と本部が管理する情報(ここでは基幹サーバ500が記憶する販売情報522)とが連携されるよう構成した。これにより、両者に齟齬は生じない。よって本実施形態によれば、前受登録から取引完了までを含む所定の期間、店舗と本部とで情報を共有しつつ互いに管理することができる。
また、受注製作商品を販売する店舗においては、従来、携帯端末装置200を採用していなく、前受情報は紙媒体のカルテに手書きで記入され、店員は紙カルテを見ながらPOS端末装置300で前受情報の電子データ登録を行っていることも多い。このような登録手法であると、POS端末装置300での手数が多くなり、購入者を端末前で長く待たせてしまうこととなり、不都合である。しかしながら本実施形態によれば、紙カルテに替えて携帯端末装置200を採用し、カルテサーバ400やPOS端末装置300と電子データの送受信を可能にしたので、前受情報の入力の煩雑さを緩和することができる。
さらに本実施形態では、POS端末装置300が前受情報421に関わる売上登録を行う間、カルテサーバ400の前受情報421を排他制御するようにしたので、別の端末装置が前受情報421を更新してしまう不都合を排除することができる。
本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のカルテサーバ400、基幹サーバ500、中間サーバ600で実行されるプログラムは、上述した各機能部を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、各機能部が、主記憶装置上に生成される。
また、本実施形態の携帯端末装置200およびPOS端末装置300で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の携帯端末装置200およびPOS端末装置300で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の携帯端末装置200およびPOS端末装置300で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の携帯端末装置200およびPOS端末装置300で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の携帯端末装置200およびPOS端末装置300で実行されるプログラムは、上述した各機能部を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、各機能部が、主記憶装置上に生成される。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…販売情報連携システム
200…携帯端末装置、201…表示部、202…操作部
210…制御部、211…顧客情報取得部、212…商品情報取得部
213…前受登録部、214…コード表示処理部
220…記憶部、221…顧客情報、222…商品情報
300…POS端末装置
301…表示部、302…操作部、303…コードリーダ、304…プリンタ
310…制御部、311…コード読取制御部、312…前受取得部
313…排他要求部、314…情報送信部、315…売上登録部
320…記憶部、321…前受情報、322…売上情報
400…カルテサーバ
410…制御部、411…排他処理部
420…記憶部、421…前受情報
500…基幹サーバ
510…制御部、511…排他解除部
520…記憶部、521…顧客マスタ、522…販売情報
600…中間サーバ
610…制御部、611…情報転送部
620…記憶部、621…前受情報、622…売上情報
特開2018-169432号公報

Claims (5)

  1. オペレータから操作を受け付けオペレータに情報を提示する情報処理装置と、販売情報の登録処理を行う販売データ処理装置と、前記情報処理装置および前記販売データ処理装置と情報の授受が可能なサーバ装置と、前記販売データ処理装置から取得した販売情報を蓄積する管理サーバ装置と、を含んで構成され、
    前記情報処理装置は、顧客の情報の入力を受け付ける顧客情報取得部と、商品の情報の入力を受け付ける商品情報取得部と、前記顧客の情報と前記商品の情報とを関連付けた前受情報を、前記サーバ装置に記憶させる前受登録部と、を備え、前記前受情報を特定可能にする情報を含んだシンボル画像を表示し、
    前記販売データ処理装置は、前記シンボル画像を読み取ることにより前記前受情報を特定可能にする情報を得て、前記前受情報を前記サーバ装置から取得する前受取得部を備え、前記前受取得部が取得した前記前受情報に基づいて売上情報を生成する
    販売情報連携システム。
  2. 前記情報処理装置は、携帯端末装置である
    請求項1に記載の販売情報連携システム。
  3. 前記販売データ処理装置は、前記前受取得部による前記前受情報の取得に伴い、当該前受情報についての排他制御を前記サーバ装置に対して要求し、
    前記サーバ装置は、前記排他制御の要求があったとき、当該要求にかかる前記前受情報へのアクセスを、前記販売データ処理装置からのみに制限する
    請求項1に記載の販売情報連携システム。
  4. 前記管理サーバ装置は、前記販売データ処理装置から前記販売情報を取得すると、当該販売情報に対応する前記前受情報の排他解除を前記サーバ装置に対して要求し、
    前記サーバ装置は、前記排他解除の要求があったとき、当該要求にかかる前記前受情報へのアクセス制限を解除する
    請求項に記載の販売情報連携システム。
  5. 前記販売データ処理装置から前記管理サーバ装置への前記販売情報の送信を仲立ちする中間サーバをさらに備える
    請求項1~4のいずれか1項に記載の販売情報連携システム。
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Citations (2)

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JP2014174571A (ja) 2013-03-05 2014-09-22 Toshiba Tec Corp 店舗システムおよびプログラム
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