JP7289482B2 - ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌 - Google Patents

ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌 Download PDF

Info

Publication number
JP7289482B2
JP7289482B2 JP2018236876A JP2018236876A JP7289482B2 JP 7289482 B2 JP7289482 B2 JP 7289482B2 JP 2018236876 A JP2018236876 A JP 2018236876A JP 2018236876 A JP2018236876 A JP 2018236876A JP 7289482 B2 JP7289482 B2 JP 7289482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose nanofibers
silkworms
yarn
composite yarn
cnf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018236876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020097807A (ja
Inventor
宸 呉
大樹 栗田
真金 王
史生 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP2018236876A priority Critical patent/JP7289482B2/ja
Publication of JP2020097807A publication Critical patent/JP2020097807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7289482B2 publication Critical patent/JP7289482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

本発明は、ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌に関する。
蚕の繭から取り出された絹繊維(silk fiber)は、フィブロイン(約70%)およびセリシン(約30%)で構成されており、2本のフィブロインがセリシンで覆われた構造を成している。従来、この絹繊維に所定の特性を付与するために、蚕に特定の餌を摂取させ、その蚕が吐出した繭から繊維や糸を取り出す方法が開発されており、例えば、蛍光色を有する絹糸が得られている(例えば、非特許文献1参照)。また、蚕にグラフェンや単層カーボンナノチューブを含む餌を摂取させることにより、頑丈で強靱な生糸が得られている(例えば、非特許文献2参照)。
T. Iizuka, et al., "Colored Fluorescent Silk Made by Transgenic Silkworms", Advanced Functional Materials, 14 November 2013, Vol. 23, Issue 42, p.5218 「カーボンナノチューブを食べた蚕、強靱な生糸を吐く」、[online]、2016年10月12日、人民網日本語版、[平成30年10月22日検索]、インターネット〈http://jp.people.com.cn/n3/2016/1012/c95952-9125978.html〉
しかしながら、非特許文献1や2に記載のような蚕に特定の餌を摂取させる方法では、蚕に与える餌の種類や量と、得られる繊維や糸の特性との関係について、いまだ確立した知見が得られていない。例えば、餌の種類によっては蚕が死んだり、餌に含まれた成分が繊維や糸の特性に反映されなかったりすることもある。このため、様々な特性を有する繊維や糸を得るためには、その都度、新たな餌を開発する必要がある。
近年、優れた特性を有する素材として、ナノセルロースの一種であるセルロースナノファイバーが注目されている。セルロースナノファイバーは、軽量で、高強度・高弾性であり、植物繊維由来であるため、生産や廃棄における環境負荷が小さく、生体適合性に優れている。しかし、セルロースナノファイバーは、非特許文献1や2に記載のような蚕に特定の餌を摂取させる方法では未だ利用されておらず、セルロースナノファイバーを含む餌により、蚕から繊維や糸を得ることができるのか、また繊維や糸が得られたとしても、どのような特性を有しているのかが不明であった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、セルロースナノファイバーを含む餌により、強度が大きい糸を得ることができるナノセルロースを含む複合糸の製造方法、その方法により製造された強度の大きいナノセルロースを含む複合糸、および、その複合糸を得るための蚕用の餌を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るナノセルロースを含む複合糸の製造方法は、セルロースナノファイバーを含む餌を蚕に摂取させ、その蚕が吐出した繭から糸を取り出すことを特徴とする。
本発明に係るナノセルロースを含む複合糸の製造方法によれば、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散した複合糸を製造することができる。製造された複合糸は、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散しているため、セルロースナノファイバーが分散していない従来の生糸等と比べて、強度が大きい。
本発明に係るナノセルロースを含む複合糸は、2本のフィブロインがセリシンで覆われた構造を成す絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散していることを特徴とする。特に、本発明に係るナノセルロースを含む複合糸は、セルロースナノファイバーを含む餌を摂取した蚕が吐出した繭から形成されていることが好ましい。
本発明に係るナノセルロースを含む複合糸は、本発明に係るナノセルロースを含む複合糸の製造方法により好適に製造される。本発明に係るナノセルロースを含む複合糸は、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散しているため、セルロースナノファイバーが分散していない従来の生糸等と比べて、強度が大きい。本発明に係るナノセルロースを含む複合糸は、繊維方向に沿って前記セルロースナノファイバーが配列していることが好ましい。この場合、特に強度が大きい。
本発明に係る蚕用の餌は、セルロースナノファイバーを含んでいることを特徴とする。本発明に係る蚕用の餌は、例えば、市販の蚕用の餌に、セルロースナノファイバーを混ぜたものであってもよく、桑葉とセルロースナノファイバーとを混合したものであってもよい。
本発明に係る蚕用の餌は、本発明に係るナノセルロースを含む複合糸の製造方法の餌として好適に使用され、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散した複合糸を得ることができる。得られた複合糸は、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散しているため、セルロースナノファイバーが分散していない従来の生糸等と比べて、強度が大きい。
本発明に係るナノセルロースを含む複合糸の製造方法で、前記餌は、前記セルロースナノファイバーを3乃至7wt%含んでいることが好ましい。本発明に係る蚕用の餌は、前記セルロースナノファイバーを3乃至7wt%含んでいることが好ましい。このような餌を蚕に摂取させることにより、特に強度が大きい複合糸を得ることができる。
本発明によれば、セルロースナノファイバーを含む餌により、強度が大きい糸を得ることができるナノセルロースを含む複合糸の製造方法、その方法により製造された強度の大きいナノセルロースを含む複合糸、および、その複合糸を得るための蚕用の餌を提供することができる。
セルロースナノファイバーを含まない餌(市販の餌)を与えた蚕から得られた糸(CNF 0 wt%)の、原子間力顕微鏡測定による(a)AFM像(凹凸像)、(b)鳥瞰図である。 本発明の実施の形態のナノセルロースを含む複合糸の製造方法により、セルロースナノファイバーを5wt%含む餌を与えた蚕から得られた糸(CNF 5 wt%)の、原子間力顕微鏡測定による(a)AFM像(凹凸像)、(b)鳥瞰図である。 (a)図2(a)に示すAFM像、(b) (a)中のA-B線、(c)C-D線、(d)E-F線、(e)G-H線の断面図、および、各線中の2つの×印(断面図中の2つの線)の位置の比高(高さ)等を示すグラフである。 本発明の実施の形態のナノセルロースを含む複合糸の製造方法により、セルロースナノファイバーを10wt%含む餌を与えた蚕から得られた糸(CNF 10 wt%)の、原子間力顕微鏡測定による(a)AFM像(凹凸像)、(b)鳥瞰図である。 (a)図4(a)に示すAFM像、(b) (a)中のA-B線、(c)C-D線、(d)E-F線、(e)G-H線の断面図、および、各線中の2つの×印(断面図中の2つの線)の位置の比高(高さ)等を示すグラフである。 (a)図1に示すCNF 0 wt%の糸、(b)図2に示すCNF 5 wt%の糸、(c)図4に示すCNF 10 wt%の糸の、断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 図1に示すCNF 0 wt%の糸、図2に示すCNF 5 wt%の糸、図4に示すCNF 10 wt%の糸の、引張試験による応力(Tensile stress)-ひずみ(Strain)曲線を示すグラフである。 図1に示すCNF 0 wt%の糸、図2に示すCNF 5 wt%の糸、図4に示すCNF 10 wt%の糸の、(a)ヤング率(Young’s modulus)、(b)極限引張強度(Ultimate tensile strength)を示すグラフである。
以下、実施例等に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態のナノセルロースを含む複合糸の製造方法は、セルロースナノファイバーを含む餌を蚕に摂取させ、その蚕が吐出した繭から糸を取り出すことにより、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散した、本発明の実施の形態のナノセルロースを含む複合糸を製造することができる。蚕に摂取させる餌は、例えば、市販の蚕用の餌に、セルロースナノファイバーを混ぜたものや、桑葉とセルロースナノファイバーとを混合したものである。
本発明の実施の形態のナノセルロースを含む複合糸の製造方法によれば、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散した複合糸を製造することができる。製造された複合糸は、絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散しているため、セルロースナノファイバーが分散していない従来の生糸等と比べて、強度が大きい。
セルロースナノファイバーを含む餌を蚕に摂取させ、その蚕が吐出した繭から糸を取り出して、その特性を調べる実験を行った。実験では、蚕を3つのグローブに分け、各グループに、異なる割合でセルロースナノファイバー(長さ約1μm、直径約10nm)を含む餌を与えた。餌は、市販の餌(「シルクメイト2S」;日本農産工業(株)製、栄養成分:水分;72~76%、粗蛋白質;6.1%以上、粗脂肪;1.1%以上、粗繊維;3.9%以下、粗灰分;3.9%以下)にセルロースナノファイバーを混ぜて、直方体形状に成形したものを使用した。蚕の各グループには、それぞれセルロースナノファイバーを含まない餌(市販の餌)、セルロースナノファイバーを5wt%含む餌、セルロースナノファイバーを10wt%含む餌を与えた。なお、セルロースナノファイバーは、餌の内部で均一に混ざっておらず、一部がダマ状に集まった状態になっている。
それぞれの餌を摂取した各グループの蚕が吐出した繭を回収し、それぞれの繭から糸を取り出した。以下では、セルロースナノファイバーを含まない餌を与えた蚕から得られた糸を「CNF 0 wt%」、セルロースナノファイバーを5wt%含む餌を与えた蚕から得られた糸を「CNF 5 wt%」、セルロースナノファイバーを10wt%含む餌を与えた蚕から得られた糸を「CNF 10 wt%」という。なお、セルロースナノファイバーを含む餌を摂取した2つのグループの繭は、セルロースナノファイバーを含まない餌を摂取したグループの繭よりも、若干小さくなっていることが確認された。
各グループの蚕から得られたCNF 0 wt%、CNF 5 wt%、CNF 10 wt%の糸について、原子間力顕微鏡(AFM)による測定、走査型電子顕微鏡(SEM)による断面観察、および、引張試験を行った。CNF 0 wt%、CNF 5 wt%、CNF 10 wt%の糸の、原子間力顕微鏡測定によるAFM像(凹凸像)および鳥瞰図を、それぞれ図1、図2、図4に示す。また、CNF 5 wt%、CNF 10 wt%の糸について、原子間力顕微鏡の測定結果から断面形状解析を行い、その結果をそれぞれ図3、図5に示す。
図1に示すように、CNF 0 wt%の糸では、糸の表面が比較的滑らかであることが確認された。図2に示すように、CNF 5 wt%の糸では、糸の表面に、繊維方向(図2(a)中の白矢印の方向)に沿った線状の盛り上がりが存在しており、その盛り上がり部分が、糸の表面にほぼ均一に分散していることが確認された。盛り上がり部分の長さが1μm程度以下であることから、盛り上がり部分には、セルロースナノファイバーが存在していると考えられる。図3に示すように、この線状の盛り上がり部分を挟むようにして断面形状解析を行ったところ、盛り上がり部分の高さ(比高)は、大きいところでも1nm前後であることが確認された。セルロースナノファイバーの直径が約10nmであることから、セルロースナノファイバーは、糸の表面には突き出ておらず、糸の内部に存在していると考えられる。
図4に示すように、CNF 10 wt%の糸でも、糸の表面に、繊維方向(図4(a)中の白矢印の方向)に沿った線状の盛り上がりが存在していることが確認された。しかし、その盛り上がり部分は、糸の表面に均一に分散しておらず、一部集まっている箇所があることが確認された。盛り上がり部分の長さが1μm程度以下であることから、盛り上がり部分には、セルロースナノファイバーが存在していると考えられる。図5に示すように、この線状の盛り上がり部分を挟むようにして断面形状解析を行ったところ、盛り上がり部分の高さ(比高)は、大きいところで10nm程度であることが確認された。セルロースナノファイバーの直径が約10nmであることから、一部のセルロースナノファイバーは、糸の表面に突き出ていると考えられる。
次に、走査型電子顕微鏡(SEM)により、CNF 0 wt%、CNF 5 wt%、CNF 10 wt%の糸の断面観察を行った。各糸の断面のSEM像を、それぞれ図6(a)~(c)に示す。図6(a)~(c)に示すように、各糸の断面中に、直径が10 μm~15 μm程度のフィブロインが確認できる。また、各糸の断面積は、CNF 0 wt%の糸が393.05 μm2、CNF 5 wt%の糸が271.74 μm2、CNF 10 wt%の糸が356.05 μm2であり、CNF 5 wt%の糸が最も細いことが確認された。なお、各糸の断面積の値は、それぞれ5箇所での測定値の平均値である。また、各糸の密度は、1.33~1.45 g/cm3であり、セルロースナノファイバーの添加量が変わっても、ほとんど変化しないことが確認された。これは、セルロースナノファイバーの添加量が少ないためであると考えられる。
次に、各糸の引張試験の結果を、図7および図8に示す。図7および図8に示すように、CNF 5 wt%およびCNF 10 wt%の糸は、CNF 0 wt%の糸より、比強度やヤング率が大きくなっていることが確認された。このことから、餌にセルロースナノファイバーを加えることにより、得られる糸の強度を高めることができるといえる。特に、CNF 5 wt%の糸は、他の糸と比べて、比強度およびヤング率が顕著に大きく、糸の強度が特に高くなっていることが確認された。以上の試験結果から、餌にセルロースナノファイバーを3乃至7wt%加えることにより、特に強度が大きい糸を得ることができると考えられる。また、図2~5の結果を考慮すると、糸の強度をより高めるためには、セルロースナノファイバーが均一に分散し、糸の表面から突き出さず、糸の内部に存在していることが重要であると考えられる。

Claims (6)

  1. セルロースナノファイバーを含む餌を蚕に摂取させ、その蚕が吐出した繭から糸を取り出すことを特徴とするナノセルロースを含む複合糸の製造方法。
  2. 前記餌は、前記セルロースナノファイバーを3乃至7wt%含んでいることを特徴とする請求項1記載のナノセルロースを含む複合糸の製造方法。
  3. 2本のフィブロインがセリシンで覆われた構造を成す絹繊維中にセルロースナノファイバーが分散していることを特徴とするナノセルロースを含む複合糸。
  4. 繊維方向に沿って前記セルロースナノファイバーが配列していることを特徴とする請求項記載のナノセルロースを含む複合糸。
  5. セルロースナノファイバーを含むことを特徴とする蚕用の餌。
  6. 前記セルロースナノファイバーを3乃至7wt%含んでいることを特徴とする請求項記載の蚕用の餌。
JP2018236876A 2018-12-19 2018-12-19 ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌 Active JP7289482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018236876A JP7289482B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018236876A JP7289482B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020097807A JP2020097807A (ja) 2020-06-25
JP7289482B2 true JP7289482B2 (ja) 2023-06-12

Family

ID=71107023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018236876A Active JP7289482B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7289482B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111357719B (zh) * 2020-02-27 2022-04-01 浙江理工大学 添食纳米粒子生产抗菌蚕丝的方法
WO2024095467A1 (ja) * 2022-11-04 2024-05-10 国立大学法人東北大学 ナノセルロースを含む繊維または糸の製造方法、ナノセルロースを含む繊維または糸、および蚕用の餌

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199121A (ja) 1998-12-28 2000-07-18 Yasuo Sasaki 水不溶性の機能性物質を含有させてなる絹糸とその製造方法
JP2000333618A (ja) 1999-05-27 2000-12-05 Seimei Energy Kogyo Kk 機能性絹繊維及びその製造方法
JP2007110905A (ja) 2005-10-18 2007-05-10 Unitika Ltd ナノコンポジットシルク製品およびその製造方法
JP4218343B2 (ja) 2002-12-27 2009-02-04 澁谷工業株式会社 チャンバーへの物品供給方法および物品供給装置
CN103498210A (zh) 2013-08-21 2014-01-08 浙江理工大学 一种高强度再生蚕丝蛋白纤维的仿生制备方法
CN106626588A (zh) 2016-09-21 2017-05-10 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种导湿快干的微纳米级再生纤维无纺布及其制备方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04218343A (ja) * 1990-03-29 1992-08-07 Sumitomo Chem Co Ltd 無菌平板給餌育用の家蚕用人工飼料

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199121A (ja) 1998-12-28 2000-07-18 Yasuo Sasaki 水不溶性の機能性物質を含有させてなる絹糸とその製造方法
JP2000333618A (ja) 1999-05-27 2000-12-05 Seimei Energy Kogyo Kk 機能性絹繊維及びその製造方法
JP4218343B2 (ja) 2002-12-27 2009-02-04 澁谷工業株式会社 チャンバーへの物品供給方法および物品供給装置
JP2007110905A (ja) 2005-10-18 2007-05-10 Unitika Ltd ナノコンポジットシルク製品およびその製造方法
CN103498210A (zh) 2013-08-21 2014-01-08 浙江理工大学 一种高强度再生蚕丝蛋白纤维的仿生制备方法
CN106626588A (zh) 2016-09-21 2017-05-10 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种导湿快干的微纳米级再生纤维无纺布及其制备方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
QINGFA Peng et al.,The Development of Fibers That Mimic the Core-Sheath and Spindle-Knot Morphology of Artificial Silk Using Microfluidic Devices,Macromolecular Materials and Engineering,2017年,302, 1700102,1-6

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020097807A (ja) 2020-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sarasini et al. A systematic literature review on less common natural fibres and their biocomposites
Hulle et al. Agave Americana leaf fibers
Reddy et al. Structure and properties of cocoons and silk fibers produced by Hyalophora cecropia
Chawla Fibrous materials
JP7289482B2 (ja) ナノセルロースを含む複合糸の製造方法、ナノセルロースを含む複合糸および蚕用の餌
Ramamoorthy et al. A review of natural fibers used in biocomposites: Plant, animal and regenerated cellulose fibers
Blackledge et al. Silken toolkits: biomechanics of silk fibers spun by the orb web spider Argiope argentata (Fabricius 1775)
Vinayaka et al. Ricinus communis plant residues as a source for natural cellulose fibers potentially exploitable in polymer composites
Reddy et al. Morphology and tensile properties of silk fibers produced by uncommon Saturniidae
Simbaña et al. Abaca: Cultivation, obtaining fibre and potential uses
Cheng et al. Quantum dots-reinforced luminescent silkworm silk with superior mechanical properties and highly stable fluorescence
Balasubramanian et al. Experimental investigation of natural fiber reinforced concrete in construction industry
Reddy et al. Structure and properties of cocoons and silk fibers produced by Attacus atlas
WO2020220045A1 (en) Hemp-based char or oils and polymers formed as fibers or films having enhanced properties
Zhang et al. Silkworms with spider silklike fibers using synthetic silkworm chow containing calcium lignosulfonate, carbon nanotubes, and graphene
Sashina et al. The current state and prospects of recycling silk industry waste into nonwoven materials
Reddy et al. Investigation of the structure and properties of silk fibers produced by Actias lunas
Nurhania et al. Fiber-reinforced polymer composite: higher performance with renewable and eco-friendly plant-based fibers
Mushtaq et al. Alternative natural fibers for biocomposites
Satyanarayana et al. Lignocellulosic Materials of Brazil––Their Characterization and Applications in Polymer Composites and Art Works
JP2007110905A (ja) ナノコンポジットシルク製品およびその製造方法
Magarlamov et al. Pseudocnidae of ribbon worms (Nemertea): ultrastructure, maturation, and functional morphology
Sakoshev et al. Morphological and physicomechanical characterization of synthetic and natural fibers
EP0299858B1 (fr) Ligaments artificiels et articles permettant de les réaliser
Jiang et al. Structure, composition and mechanical properties of the silk fibres of the egg case of the Joro spider, Nephila clavata (Araneae, Nephilidae)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7289482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150