JP7289007B1 - 表示装置および計測器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示の向きが変わっても視認性および操作性を維持する。【解決手段】 計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有する表示部と、表示部の画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、(i)表示部において、第1領域に前記計測値を含む第1画像を表示させ、第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii)回転ボタンがタッチまたは選択されたとき、前記第1領域において前記第1画像を回転させたような計測値を含む第2画像を描画する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像表示技術、特に、計測器における画像表示技術に関する。
ダイヤルゲージなどの計測器は、スピンドル、レバーとよばれる物理的に変位可能なセンサ部材を備える。ダイヤルゲージは、センサ部材の変位量を指針により示す。特許文献1は、スピンドルの変位量を画像として表示可能な計測器を示す。
特開2013-185990号公報
計測器は、スピンドルを水平方向に向けて使用する場合もあれば、鉛直方向に向けて使用する場合もある。引用文献1のダイヤルゲージにおいては、切り替え用のボタンをタッチすることで、画像の表示方向を回転させることができる(引用文献1の図1,図2参照)。しかし、引用文献1では、画像全体を回転させる方式であるため、水平向きで使用するときと鉛直向きで使用するときで、ボタンの位置が変わってしまう。このため、計測器の向きによって操作性が大きく変わってしまう。
本発明のある態様における計測値を表示する表示装置は、計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有するタッチパネル付きの表示部と、表示部の画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。
表示制御部は、(i)表示部において、第1領域に前記計測値を含む第1画像を表示させ、第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii)回転ボタンがタッチされたとき、前記第1領域において前記第1画像を回転させたような計測値を含む第2画像を描画する。
そこで、本発明は、特許請求の範囲に記載する表示装置や計測器などを提供するものである。
本発明によれば、表示装置や計測器などの向きを変えたときでも、視認性と操作性を維持できる。
図1(a)は、計測器の上面図である。図1(b)は、計測器の正面図である。図1(c)は、計測器の側面図である。 計測器の斜視図である。 計測器の機能ブロック図である。 第1画面の画面図である。 第2画面の画面図の一例である。 第2画面の画面図の別例である。 計測器を水平方向に向けるときの表示切換を説明するための模式図である。 第3画面の画面図である。 計測器を逆さまにしたときの表示切換を説明するための模式図である。 ワークの平面性を計測するときの2つの計測器の配置例を示す模式図である。 図11(a)は、表示装置の上面図である。図11(b)は、表示装置の正面図である。図11(c)は、表示装置の側面図である。
図1(a)は計測器100の上面図、図1(b)は計測器100の正面図、図1(c)は計測器100の側面図である。図2は、計測器100の斜視図である。
図1(a)から図1(c)、図2に示すように、XYZ軸を設定した上で説明する。Z軸方向は鉛直方向、X方向およびY方向は水平方向であるとする。本実施形態における計測器100は、インジケータゲージであるとして説明する。
計測器100は、伸縮自在のスピンドル104を備える。計測対象物であるワークがスピンドル104に押し当てられると、スピンドル104はZ軸正方向、すなわち、本体への収納方向に変位する。スピンドル104は、物理的な変位量を計測するための「センサ部材」として機能する。
計測器100は、フルカラーLCD(Liquid Crystal Display)としてのモニタ102を搭載する。計測値は、モニタ102に表示される。モニタ102は、図3における表示部110に対応する。また、モニタ102の表面にはタッチパネルが設置されており、ユーザはタッチパネルを介して計測器100を操作できる。このタッチパネルは、図3における入力部112に対応する。
図1(b)においては計測器100の下辺(第2辺)、すなわち、図1(b)におけるモニタ102の下側にスピンドル104が設置され、上辺(第1辺)には接続端子108が設置される。計測器100は、接続端子108によりケーブルを介して外部装置と接続できる。背部106には図示しない二次電池が収納される。
計測器100はBluetooth(登録商標)により外部装置と通信可能である。計測器100は、USB(Universal Serial Bus)端子、マイクロSDカードの挿入口なども備える。計測器100は、マイクロSDカードに計測値を保存できる。また、マイクロSDカードを通してファームウェアの更新等も可能である。計測器100のボディは樹脂製である。背部106は鉄板を内蔵するため、背部106を磁石に取り付けることもできる。
図3は、計測器100の機能ブロック図である。
計測器100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサ(Co-processor)などの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
計測器100は、ユーザインタフェース処理部114、データ処理部116、通信部118およびデータ格納部120を含む。
ユーザインタフェース処理部114は、ユーザからの操作を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインタフェースに関する処理を担当する。通信部118は、Bluetooth(登録商標)あるいは接続端子108と接続されるケーブルを介して外部装置との通信を担当する。データ処理部116は、ユーザインタフェース処理部114および通信部118により取得されたデータおよびデータ格納部120に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部116は、ユーザインタフェース処理部114、通信部118およびデータ格納部120のインタフェースとしても機能する。データ格納部120は、各種プログラムと設定データを格納する。
ユーザインタフェース処理部114は、入力部112および出力部122を含む。
入力部112は、モニタ102上のタッチパネルを介してユーザからの入力を受け付ける。出力部122は、表示部110を含む。表示部110は、各種画像を表示する。
データ処理部116は、計測部124と表示制御部126を含む。
計測部124は、スピンドル104の変位量、いいかえれば、伸縮量を計測する。表示制御部126は、画像を生成し、表示部110に表示させる。
図4は、第1画面130の画面図である。
表示制御部126は、初期状態においては第1画面130をモニタ102に表示させる。図4の下方向がZ軸負方向であり、かつ、スピンドル104の延伸方向であるとする。表示部110が表示する第1画面130には、上部領域132、計測領域134および下部領域136が含まれる。表示部110には、第1領域としての計測領域134と、第2領域としてのアイコン領域138(上部領域132および下部領域136)が形成される。
計測領域134には、計測値を示す画像が表示される。表示制御部126は、画像を画像メモリに展開し、計測領域134に描画する。図4の計測領域134は、目盛りを設定されたメータ500を示す目盛り画像と、その上に表示される指針162を示す指針画像により、スピンドル104の変位量を計測値として表示する。スピンドル104の変位量に応じて、指針画像の位置を変化させて目盛り画像と重なるように表示する。または、指針画像を目盛り画像上に描画するように処理して表示を行う。メータ500には、スピンドル104の上下の変位量を示す目盛りが含まれる。計測領域134には、この目盛り画像と指針画像とを重ねた表示を行うとともに、その下に、計測値を数字で表示している。上部領域132および下部領域136は、計測器100の状態確認および操作のためのアイコン領域138である。
アイコン領域138には、複数のアイコン画像(以下、単に「アイコン」ともよぶ)が表示される。表示制御部126は、画像を画像メモリに展開し、アイコン領域138に描画する。アイコン領域138には、0度、90度、180度、270度の4方向に対応する4種類のアイコン画像のいずれかが表示される。以下、「0度」に対応するアイコン領域138をいうときには、アイコン領域138(0)のように表記する。他の角度についても同様である。また、以下において「表示方向」とは、画像が正しく見えるときの上向きの方向を意味する。たとえば、図4における計測領域134の表示方向はZ軸正方向である。また、第1画面130においては、計測領域134およびアイコン領域138の表示方向もZ軸正方向である。
図4に示すように、第1画面130はZ軸方向を長手方向とする長方形の画像領域として構成される。上部領域132はX軸方向に延伸し、X軸方向に沿って複数のアイコン(拡張ボタン140、バッテリーアイコン142、回転ボタン144、通信状態アイコン146およびメニューボタン148)が配列される。アイコンの一部は「操作ボタン」として機能する。下部領域136も、X軸方向に延伸し、X軸方向に沿って複数のアイコン(保存ボタン150、ホールドボタン152、スタートボタン154およびリセットボタン156)が配列される。
計測領域134は、本実施形態においては、正方形の表示領域として形成される。表示制御部126は、所定の基準点からのスピンドル104の変位量を指針162により視覚的に示す。たとえば、スピンドル104の変位量がK1となる地点を基準点とした場合において、スピンドル104の変位量がK1であるときには、指針162はメータ500の中央である「0」に対応する位置に表示される。スピンドル104の変位量がK1よりも大きいときには指針162は中央よりも右側、K1よりも小さいときには中央よりも左側に表示される。図4においては、指針162は中央よりも左側に表示されているので、スピンドル104の変位量はK1よりも小さい。
基準位置(変位量K1)を中心とした計測精度保証できる範囲として、「有効計測範囲」が設定される。計測範囲メータ158は、基準位置からの距離を示す指針162の単位を示す。計測器100のスピンドル104をワークに押し当てた状態で、ワークを移動させながらユーザは計測値の変化を確認することがある。PP範囲メータ160は、計測値の変化履歴における最低値および最大値の範囲を示す。計測値表示領域164は、現在の計測値を数値で示す。レンジボタン166をタッチすることで、メータ500のレンジ(目盛り)を変更できる。
上部領域132における拡張ボタン140がタッチされたとき、表示制御部126は別の操作ボタン群を表示させる(不図示)。バッテリーアイコン142は、バッテリー残量を表示させる。回転ボタン144がタッチされたとき、表示制御部126は画面の表示方向を変化させる(後述)。通信状態アイコン146は、Bluetooth(登録商標)の接続状態を示す。メニューボタン148がタッチされたとき、メニュー画面(不図示)が表示される。
下部領域136における保存ボタン150がタッチされると、計測値および設定値などの各種データが保存される。ホールドボタン152は、トグルボタンであり、ホールド状態に設定されるときには計測値の更新が止められる。スタートボタン154が選択されると、計測値の最大値および最小値をリアルタイム表示させる。リセットボタン156は、計測値をリセットするための操作ボタンである。図4においてはアイコン領域138(0)に対応する画像が表示されている。
図5は、第2画面の画面図の一例である。
第1画面130において、ユーザが回転ボタン144を1回タッチしたとき、表示制御部126は第1画面130から第2画面170に画面を遷移させる。図6に示す第2画面170においては、計測領域134に表示される画像の表示方向だけを90度右回転している。上部領域132と下部領域136の表示は、そのままを維持している。たとえば、インジケータゲージのスピンドルが水平方向になる姿勢でインジケータゲージが取り付けられた場合、インジケータゲージの計測値が作業者から見にくくなる。そのため、インジケータゲージの計測値が作業者から見やすくなるように、計測領域134に表示されている画像だけを90度右に回転させたように表示させている。たとえば、第1画像から第2画像へ変更することで画像表示を変更してもよい。このような処理により、作業者に対して計測値の視認性を維持できる。
図6は、第2画面170の画面図の別例である。
別例においても、第1画面130において、ユーザが回転ボタン144を1回タッチしたとき、表示制御部126は第1画面130から第2画面170に画面を遷移させる。第2画面170においては、計測領域134の表示方向は90度右回転している。このため、計測領域134の表示方向はX軸正方向となる。
本実施形態では、計測領域134は正方形であるため、回転ボタン144を選択(本実施形態ではタッチすることで選択)する前の第1画像と選択後の第2画像とをあらかじめ用意しておき、回転ボタン144が選択されると、その回転角度に応じた画像を表示する。たとえば、初期画面で指針が目盛りの0を指し計測値も0を表示している第1画像を表示している状態で、回転ボタン144がタッチされて表示を変える場合に、表示されるべき状態が、指針が目盛り0を指し計測値が0を表示するものであれば、第1画像をそのまま回転させて表示してもよい。この場合、第1画像と第2画像とは同じ画像になるが、これを含めて本願明細書では、「第2画像を描画する処理」という。詳細は後述するが、ユーザが計測器100本体を90度左回転させたときには、第1画面130から第2画面170に切り替えることで計測値の視認性を維持できる。
なお、アイコン領域138と同様、計測領域134においても、0度、90度、180度、270度の4方向に対応する4種類の画像を用意し、表示制御部126は回転角度に応じていずれかの画像を選択した上で、計測値に応じて画像を変化させてもよい。
上部領域132および下部領域136の表示位置をモニタ102の短辺側に固定とすることで、第2画面170においても計測領域134のために十分なスペースを確保できる。
図6においてはアイコン領域138(90)に対応する画像が表示されている。上部領域132および下部領域136におけるアイコンの配列方向は第2画面170においてもX軸方向のまま維持される。このように、第1画面130および第2画面170においては、アイコンの配列方向はX軸方向のままなので、回転前後における操作性を維持できる。第2画面170においてはアイコン自体の表示方向は計測領域134と同じく90度回転している。たとえば、バッテリーアイコン142の電池マークは、第1画面130における表示方向はZ軸正方向であるが、第2画面170においてはX軸正方向となっている。なお、回転にともなってアイコン領域138(90)におけるアイコンの表示方向を変更してもよいし、表示方向を維持するとしてもよい。
更に、アイコン領域138(90)においては、一部のアイコンはデザインが変更となっている。たとえば、第1画面130においてリセットボタン156は「Reset」と表示され、第2画面170においては「R」となっている。第2画面170においてリセットボタン156の表示方向をX軸正方向としたとき、リセットボタン156の横幅が狭くなるため、表示制御部126はリセットボタン156のデザインを変更している。このような制御方法により、回転後もアイコンの視認性が維持される。
図7は、計測器100を水平方向に向けるときの表示切換を説明するための模式図である。
まず、スピンドル104の延伸方向が鉛直方向にある状態S1において、モニタ102には第1画面130が表示されているとする。このときの計測領域134の表示方向は、上部領域132を上、下部領域136を下とするZ軸正方向である。
ここで、ユーザが計測器100本体を90度左回転させたとする(状態S2)。計測器100の側方にワークが存在するときには、状態S2のように、スピンドル104を水平方向に向けてワークを計測する。モニタ102には第1画面130が表示されているため、計測領域134の表示方向は水平方向、すなわち、X軸負方向となる。計測器100の本体回転により、計測領域134等の表示方向が不適切となっている。
ユーザは、状態S2において、回転ボタン144を1回タッチする。表示制御部126は、モニタ102における表示画面を第1画面130から第2画面170に変更する。このとき、表示制御部126は、アイコン領域138(180)に対応する画像を表示させる。上述したように、回転ボタン144のタッチにより、計測領域134は90度右回転する(状態S3)。モニタ102には、第2画面170が表示されるため、計測領域134の表示方向は鉛直方向、すなわち、Z軸正方向となる。表示回転操作により、計測領域134等の表示方向は適切となる。このように、表示制御部126は、回転ボタン144がタッチされるごとに、4枚のアイコン領域138に対応する画像のいずれかを表示対象として選択変更することで、アイコン領域138の表示方向を維持する。また、表示制御部126は、回転ボタン144がタッチされるごとに、計測領域134に対応する画像の表示方向を回転させる。
状態S2から状態S3への表示回転操作において、計測領域134の表示方向は変わるが、上部領域132および下部領域136の位置は維持されている。また、アイコンの配列方向も変更されていない。表示回転後も、上部領域132および下部領域136はモニタ102の短辺側にあるので、計測領域134のための十分なスペースを確保できる。
図8は、第3画面180の画面図である。
第2画面170において、ユーザが回転ボタン144を1回タッチしたとき、表示制御部126は第2画面170から第3画面180に画面を遷移させる。第2画面170から第3画面180への表示回転により、計測領域134は90度右回転する。この結果、計測領域134およびアイコン領域138の表示方向はZ軸負方向となる。すなわち、第3画面180における計測領域134の表示方向は、第1画面130における計測領域134の表示方向とは逆方向となる。
第3画面180においてもアイコンの配列方向はX軸方向のまま維持される。なお、図示はしないが、ユーザが第3画面180において回転ボタン144を更にタッチしたときには、表示制御部126は計測領域134を90度右回転させる。ユーザがもう1回回転ボタン144をタッチしたとき、表示制御部126は第1画面130を表示させる。すなわち、ユーザが回転ボタン144を4回タッチすることで、計測領域134は1回転する。
図9は、計測器100を逆さまにしたときの表示切換を説明するための模式図である。
まず、スピンドル104の延伸方向が鉛直方向にある状態S1において、モニタ102には第1画面130が表示されている。
ここで、ユーザが計測器100本体を180度回転させたとする(状態S5)。計測器100の上方向にワークが存在するときには、状態S5のように、計測器100を逆向きにして計測する。モニタ102には第1画面130が表示されるため、計測領域134の表示方向は鉛直下方向、すなわち、Z軸負方向となる。状態S5においては、計測領域134等の表示方向は不適切となっている。
ユーザは、状態S5において、回転ボタン144を1回タッチする。表示制御部126は、第1画面130を第2画面170に変更する。回転ボタン144の1回目のタッチにより、計測領域134は90度右回転する(状態S6)。モニタ102には、第2画面170が表示されるため、計測領域134の表示方向は水平方向、すなわち、X軸負方向となる。状態S5から状態S6に変更されたとき、回転ボタン144の位置は変わっていない。状態S6では、計測領域134等の表示方向は不適切となっている。
ユーザは、状態S6において、更に、回転ボタン144を1回タッチする。表示制御部126は、表示画像を第2画面170から第3画面180に変更する。計測領域134は90度右回転する(状態S7)。モニタ102には、第3画面180が表示され、計測領域134の表示方向は鉛直正方向、すなわち、Z軸正方向となる。2回の表示回転操作により、計測領域134等の表示方向は適切となる。
状態S5から状態S7に至る2回の表示回転操作において、計測領域134の表示方向は変わるが、上部領域132および下部領域136の表示位置は維持されている。また、操作ボタンおよびアイコンの配列も変更されていない。
図10は、ワークの平面性を計測するときの2つの計測器100の配置例を示す模式図である。
図10においては、計測器100Aおよび計測器100Bは、固定されている。計測器100Aのスピンドル104Aと、計測器100Bのスピンドル104Bを対向させ、スピンドル104Aとスピンドル104Bの隙間にワークWを水平方向に移動させる。このとき、ワークWの表面の凹凸に応じてスピンドル104Aおよびスピンドル104BがZ軸方向(鉛直方向)に伸縮するため、計測器100Aおよび計測器100Bの計測値により、ワークWの表面の平面性を計測できる。
計測器100Aは、スピンドル104AがZ軸負方向に延伸するため、第1画面130(状態S1)が表示されていれば、ユーザは計測値を適切に確認できる。また、計測器100Bは、スピンドル104BがZ軸正方向に延伸するため、第3画面180(状態S7)が表示されていれば、ユーザは計測値を適切に確認できる。
<総括>
以上、実施形態に基づいて、計測器100を説明した。
計測器100によれば、スピンドル104の向きに応じて、モニタ102の表示画像をユーザにとって視認しやすい方向、すなわち、計測領域134等の表示方向が鉛直上向きとなるように制御できる。ユーザは、回転ボタン144をタッチするごとに、計測領域134を90度ずつ回転させることができる。また、引用文献1とは異なり、上部領域132には回転ボタン144が常時表示されているので、ユーザは回転ボタン144を連続タッチすることで計測領域134の表示方向を所望の方向に簡単に設定できる。
計測領域134はモニタ102の中央部に表示され、上部領域132および下部領域136はモニタ102の2つの短辺側に沿って延伸する。上部領域132および下部領域136に表示されるアイコンの位置は回転前後で維持される。また、アイコンの表示方向は、計測領域134と同様に回転する。このように、回転ボタン144をタッチすることで画面を回転させることで上部領域132、計測領域134および下部領域136の表示方向を適切に保ちつつ、回転前後におけるアイコンの位置を維持することで、視認性と操作性を両立させることができる。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
<変形例>
図11(a)は表示装置190の上面図、図11(b)は表示装置190の正面図、図11(c)は表示装置190の側面図である。
表示装置190は、計測器100からスピンドル104を取り外した装置である。表示装置190は、インジケータゲージ、レバーゲージなど他の計測器と接続され、その計測結果をモニタ102に表示させる。表示装置190は、スピンドル104および計測部124を含まない以外は、計測器100と基本的に同様である。表示装置190の表示制御部126は、外部計測器から得た計測データに基づいてモニタ102への表示画面を生成する。表示装置190は、任意の方向に取付可能である。ユーザは、モニタ102に表示される回転ボタン144をタッチすることで、計測器100と同様にして計測領域134の表示方向を回転させることができる。
計測器100あるいは表示装置190は、ジャイロセンサを搭載してもよい。表示制御部126は、ジャイロセンサによる検出値に応じて、計測器100の向きを特定し、画像の表示方向を自動的に設定してもよい。たとえば、計測器100が状態S1(図6参照)にあるとき、表示制御部126はモニタ102に第1画面130を表示させる。計測器100が状態S5(図8参照)にあるときには、表示制御部126はモニタ102に第3画面180を表示させるとしてもよい。
100 計測器、102 モニタ、104 スピンドル、106 背部、108 接続端子、110 表示部、112 入力部、114 ユーザインタフェース処理部、116 データ処理部、118 通信部、120 データ格納部、122 出力部、124 計測部、126 表示制御部、130 第1画面、132 上部領域、134 計測領域、136 下部領域、138 アイコン領域、140 拡張ボタン、142 バッテリーアイコン、144 回転ボタン、146 通信状態アイコン、148 メニューボタン、150 保存ボタン、152 ホールドボタン、154 スタートボタン、156 リセットボタン、158 計測範囲メータ、160 PP範囲メータ、162 指針、164 計測値表示領域、166 レンジボタン、170 第2画面、180 第3画面、190 表示装置、500 メータ

Claims (14)

  1. 計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有するタッチパネル付きの表示部と、
    前記表示部に表示する画像の表示を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、(i) 前記表示部において、前記第1領域に前記計測値を表示する第1画像を表示させ、前記第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii) 前記回転ボタンがタッチされたとき、前記第1領域において前記計測値を回転させた状態に対応した計測値の表示を含む第2画像を描画する、計測値を表示する表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記回転ボタンがタッチされたとき、(i)前記第2領域における前記アイコン画像の表示方向を維持するか、(ii)前記第2領域における前記アイコン画像の表示方向を変更するか、(iii)前記第2領域における前記アイコン画像のデザインを変更するか、の少なくともいずれか1つの制御を行う、請求項1に記載の表示装置。
  3. ケーブルの接続端子、を更に備え、
    前記表示制御部は、前記ケーブルを介して接続される外部の計測器から取得された計測値を前記第1領域に表示させる、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記表示部は、長方形形状にて形成され、
    前記第2領域は、前記表示部の短辺側に延伸する形状の領域であり、
    前記複数のアイコンは、前記第2領域の延伸方向に沿って配列される、請求項1に記載の表示装置。
  5. 請求項1に記載の表示装置と、
    ケーブルの接続端子と、
    計測対象物との接触に応じて位置変化するセンサ部材と、を更に備え、
    前記接続端子は、前記表示部の第1辺側に形成され、
    前記センサ部材は、前記表示部の前記第1辺に対向する第2辺側に形成される、計測器。
  6. 前記センサ部材の延伸方向が鉛直方向であり、かつ、前記第1領域および前記第2領域の表示方向がいずれも鉛直方向である状態において、
    ユーザが、前記センサ部材の延伸方向が水平方向となるように当該装置の向きを変えることにより、前記第1領域および前記第2領域の表示方向が水平方向となったときに、前記回転ボタンをタッチしたときには、
    前記表示制御部は、前記第1領域の表示方向を鉛直方向に変更する、請求項5に記載の計測器。
  7. 計測対象物との接触に応じて位置変化するセンサ部材と、
    前記センサ部材の位置を計測値として表示させる表示部と、
    前記センサ部材の位置変化に応じて前記表示部に表示させる画像を変化させる表示制御部と、を備え、
    前記表示部は、前記計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有し、
    前記表示制御部は、前記表示部において、前記第1領域に対応する画像と、回転ボタンを含む複数のアイコンを表示する前記第2領域に対応する画像を表示させ、
    (i) 前記表示部において、前記第1領域に前記計測値を表示する第1画像を表示させ、前記第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii) 前記回転ボタンが選択されたとき、前記第1領域において前記計測値を回転させた状態に対応した計測値の表示を含む第2画像を描画する、計測値を表示する計測器。
  8. 計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有するタッチパネル付きの表示部と、
    前記表示部に表示する画像の表示を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、(i) 前記表示部において、前記第1領域に前記計測値を含む第1画像を表示させ、前記第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii) 前記回転ボタンがタッチされたとき、前記第1画像を回転させた状態に対応する第2画像を前記第1領域に描画する、計測値を表示する表示装置。
  9. 前記表示制御部は、前記回転ボタンがタッチされたとき、(i)前記第2領域における前記アイコン画像の表示方向を維持するか、(ii)前記第2領域における前記アイコン画像の表示方向を変更するか、(iii)前記第2領域における前記アイコン画像のデザインを変更するか、の少なくともいずれか1つの制御を行う、請求項8に記載の表示装置。
  10. ケーブルの接続端子、を更に備え、
    前記表示制御部は、前記ケーブルを介して接続される外部の計測器から取得された計測値を前記第1領域に表示させる、請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記表示部は、長方形形状にて形成され、
    前記第2領域は、前記表示部の短辺側に延伸する形状の領域であり、
    前記複数のアイコンは、前記第2領域の延伸方向に沿って配列される、請求項8に記載の表示装置。
  12. 請求項8に記載の表示装置と、
    ケーブルの接続端子と、
    計測対象物との接触に応じて位置変化するセンサ部材と、を更に備え、
    前記接続端子は、前記表示部の第1辺側に形成され、
    前記センサ部材は、前記表示部の前記第1辺に対向する第2辺側に形成される、計測器。
  13. 前記センサ部材の延伸方向が鉛直方向であり、かつ、前記第1領域および前記第2領域の表示方向がいずれも鉛直方向である状態において、
    ユーザが、前記センサ部材の延伸方向が水平方向となるように当該装置の向きを変えることにより、前記第1領域および前記第2領域の表示方向が水平方向となったときに、前記回転ボタンをタッチしたときには、
    前記表示制御部は、前記第1領域の表示方向を鉛直方向に変更する、請求項12に記載の計測器。
  14. 計測対象物との接触に応じて位置変化するセンサ部材と、
    前記センサ部材の位置を計測値として表示させる表示部と、
    前記センサ部材の位置変化に応じて前記表示部に表示させる画像を変化させる表示制御部と、を備え、
    前記表示部は、前記計測値を表示するための第1領域と複数のアイコンを表示するための第2領域とを有し、
    前記表示制御部は、前記表示部において、前記第1領域に対応する画像と、回転ボタンを含む複数のアイコンを表示する前記第2領域に対応する画像を表示させ、
    (i) 前記表示部において、前記第1領域に前記計測値を含む第1画像を表示させ、前記第2領域に回転ボタンのアイコン画像を表示させ、(ii) 前記回転ボタンが選択されたとき、前記第1画像を回転させた状態に対応する第2画像を前記第1領域に描画する、計測値を表示する計測器。
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