JP7288514B2 - 端末、無線通信方法及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、端末、無線通信方法及び無線通信システムに関する。
Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(Long Term Evolution(LTE))が仕様化された。また、LTEからの更なる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムには、例えば、LTE-Advanced(LTE-A)、Future Radio Access(FRA)、5th generation mobile communication system(5G)、5G plus(5G+)、Radio Access Technology(New-RAT)、New Radio(NR)などと呼ばれるシステムがある。
NRのような無線通信システムでは、例えば、送信データに対して、データの優先順位付け(data prioritization)が設けられることが検討されている。
3GPP RAN2 #107, chairman's note
送信データに対して、データの優先順位付け(data prioritization)が設けられる場合の制御、例えば、スケジューリングについては、検討の余地がある。
本開示の目的の一つは、送信データに対して、データの優先順位付けが設けられる場合に、適切な動作(例えば、スケジューリング)を実現することにある。
本開示の一態様に係る端末は、再スケジューリング情報を受信した場合に、第1の上りデータよりも低優先度の第2の上りデータを生成する制御部と、前記第2の上りデータを、グラントに応じたチャネルにて送信する送信部と、を備える。
本開示によれば、データに対して、データの優先順位付けが設けられる場合に、適切な動作(例えば、スケジューリング)を実現できる。
基地局の構成の一例を示すブロック図である。 端末の構成の一例を示すブロック図である。 基地局及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を適宜参照して、実施の形態について説明する。本明細書の全体を通じて同一要素には、特に断らない限り、同一符号を付す。添付の図面と共に以下に記載される事項は、例示的な実施の形態を説明するためのものであり、唯一の実施の形態を示すためのものではない。例えば、実施の形態において動作の順序が示された場合、動作の順序は、全体的な動作として矛盾が生じない範囲で、適宜に変更されてもよい。
複数の実施形態及び/又は変形例を例示した場合、或る実施形態及び/又は変形例における一部の構成、機能及び/又は動作は、矛盾の生じない範囲で、他の実施形態及び/又は変形例に含まれてもよいし、他の実施形態及び/又は変形例の対応する構成、機能及び/又は動作に置き換えられてもよい。
また、実施の形態において、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、説明が不必要に冗長になること、及び/又は、技術的な事項又は概念が曖昧になることを回避して当業者の理解を容易にするために、公知又は周知の技術的な事項の詳細説明を省略する場合がある。また、実質的に同一の構成、機能及び/又は動作についての重複説明を省略する場合がある。
添付図面および以下の説明は、実施の形態の理解を助けるために提供されるものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。また、以下の説明で使われる用語は、当業者の理解を助けるために他の用語に適宜に読み替えられてもよい。
<本開示に至った知見>
3GPPのRAN2#107では、以下の事項が合意された。
・Protocol Data Unit(PDU)が生成されていない状態で、2つのグラント(grant)の1つが優先度の低い(de-prioritizedである)場合、1つのPDUが生成される。
・RAN2では、グラントの優先順位付け(grant prioritization)におけるMedium Access Control Protocol Data Unit(MAC PDU)のリカバリーの方法は、Physical Uplink Shared Channel(PUSCH)とScheduling Request(SR)と、のコンフリクトに対して再利用される。
・MAC PDUの組み立て(MAC PDU assembly)の前に、SRがトリガされ、SRの送信機会のためのPhysical Uplink Control Channel(PUCCH)が、MAC PDUのUplink-Shared Channel(UL-SCH)とコンフリクトし、そのUL-SCH送信が、PUCCH送信よりも優先度の低い場合(deprioritizeである場合)、MAC PDUは、生成されない。「コンフリクト」が生じることによって、SRの送信機会のためのPUCCHと、MAC PDUのUL-SCHとの両方が送信されない。
上記の合意事項によれば、MAC PDUと称される単位のデータが、例えば、優先度の低い場合に、端末において生成されない。ここで、優先度が低いデータは、低優先度データと称されてよい。低優先度データという用語は、deprioritized data、deprioritized MAC PDU、deprioritized PDU、lower priority data、lower priority MAC PDU、又は、lower priority PDUという用語と置き換えられてよい。
なお、上記の合意事項における、2つのグラントは、Dynamic Grant(DG)と、Configured Grant(CG)と称されてよい。DGによってスケジューリングされたPUSCHは、DG PUSCHと称されてよい。CGによってスケジューリングされたPUSCHは、CG PUSCHと称されてよい。
Rel.15(リリース15)では、DG PUSCHが、CG PUSCHよりも優先されることが規定されている。そのため、例えば、DGとCGとが衝突している場合(例えば、DG PUSCHとCG PUSCHとが衝突している場合)、DGのデータが優先される。
Rel.16(リリース16)では、CG PUSCHとDG PUSCHとの優先順位付けは、例えば、MACによって設定される。そのため、例えば、DGとCGとが衝突している場合、CGのデータが優先される可能性がある。例えば、CG PUSCHによって送信されるデータが、Ultra-Reliable and Low Latency Communications(URLLC)のデータである場合、CGのデータが優先される。
なお、MACにおけるデータの優先順位付けは、Logical Channel Prioritizationによって行われてよい。例えば、MAC processing timelineに余裕がある場合、logical channel priorityに応じて優先付けたデータ(例えば、MAC PDU)が生成される。DGとCGとが衝突している場合であり、MAC PDUが未生成である場合、MACは、DGとCGとのいずれか1つを優先して、1つのMAC PDUを生成する。生成されたMAC PDUは、下位のPhysical layer(PHY)に送られる。1つのMAC PDUが生成された直後に、例えば、優先度の高いデータ(high priority data)が、MACに到達した場合、MACは、優先度の高いデータのMAC PDUを生成できる。この場合、基地局は、端末が1つのMAC PDUを生成したか、又は、端末が2つのMAC PDUを生成したかを把握できないため、基地局と端末との間で認識又は想定の不整合(misalignment)が生じる場合がある。
上記のように、端末が1つのMAC PDUを生成したか、又は、端末が2つのMAC PDUを生成したか、別言すると、例えば、低優先度データ(例えば、deprioritized MAC PDU)が生成されたか否かについて、基地局と端末との間で認識又は想定の不整合(misalignment)が生じる場合がある。この不整合は、基地局におけるスケジューリング(又は、再スケジューリング)の決定に対して影響を及ぼす可能性がある。
本開示の一態様では、低優先度データ(例えば、deprioritized MAC PDU)が生成されたか否かについて、基地局と端末との間で認識又は想定に不整合が生じ得る場合であっても、適切なスケジューリングを実現する技術(例えば、端末及び基地局)について説明する。
<基地局の構成>
図1は、基地局10の構成の一例を示すブロック図である。基地局10は、例えば、送信部101と、受信部102と、制御部103と、を含む。基地局10は、端末20(図2参照)と無線によって通信する。
送信部101は、下り(downlink,DL)信号を端末20へ送信する。例えば、送信部101は、制御部103による制御の下に、DL信号を送信する。DL信号には、例えば、端末20の信号送信に関するスケジューリングを示す情報(例えば、ULグラント)が含まれてよいし、制御情報(例えば、Downlink Control Information(DCI))が含まれてよい。
受信部102は、端末20から送信された上り(uplink, UL信号)を受信する。例えば、受信部102は、制御部103による制御の下に、UL信号を受信する。
制御部103は、送信部101の送信処理、及び、受信部102の受信処理を含む、基地局10の通信動作を制御する。
例えば、制御部103は、上位レイヤからデータおよび制御情報等を受信し、送信部101へ出力する。また、制御部103は、受信部102から受信したデータおよび制御情報等を上位レイヤへ出力する。
<端末の構成>
図2は、端末20の構成の一例を示すブロック図である。端末20は、例えば、受信部201と、送信部202と、制御部203と、を含む。端末20は、例えば、基地局10と無線によって通信する。
受信部201は、基地局10から送信されたDL信号を受信する。例えば、受信部201は、制御部203による制御の下に、DL信号を受信する。
送信部202は、UL信号を基地局10へ送信する。例えば、送信部202は、制御部203による制御の下に、UL信号を送信する。例えば、送信部202は、DG PUSCH及び/又はCG PUSCHを用いて、UL信号を送信する。
制御部203は、受信部201における受信処理、及び、送信部202における送信処理を含む、端末20の通信動作を制御する。例えば、制御部203は、上位レイヤからデータおよび制御情報等を受信し、送信部202へ出力する。また、制御部203は、例えば、受信部201から受信したデータおよび制御情報等を上位レイヤへ出力する。
<DG PUSCHについて>
次に、上述した不整合について、端末20が使用するリソースが、DG PUSCHである場合に生じ得る2つのケースを説明する。
<DG PUSCHのケース1>
ケース1は、端末20が、ULグラントを正しく復号したが、低優先度データを生成せず、かつ、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されたと仮定(あるいは認識又は想定)した場合である。
<DG PUSCHのケース2>
ケース2は、端末20が、低優先度データを生成し、関連付けられたHARQプロセスのためのHARQバッファに記憶(又は保持又はスタック)し、かつ、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されなかったと仮定(あるいは認識又は想定)した場合である。
DG PUSCHのケース1について、端末20は、低優先度データを生成しなかったが、現在の仕様にしたがって、HARQエンティティから受信したULグラントを保持する(例えば、TS 38.321のsection 5.4.2.1参照)。そして、基地局10は、New Data Indicator(NDI)値を変えずに(toggleせずに)、関連付けられたHybrid Automatic Repeat reQuest(HARQ)プロセスに対して、再スケジューリングのためのDCIを送る。このケース1において、例えば、現在の仕様(例えば、TS 38.321のsection 5.4.2.1)に基づいて、ULグラントを受信した端末20の振る舞い(behaviour)(別言すると、動作)について2つのパターンが考えられる。
1つ目のパターンは、端末20がULグラントを無視することである。これは、端末20が、低優先度データを生成しておらず、HARQバッファにデータが保持されていないからである。
2つ目のパターンは、端末20が、識別されたHARQプロセスに、Transport Block(TB)のHARQ情報(例えば、redundancy version)と、ULグラントと、を伝達し、識別されたHARQプロセスに再送のトリガを指示することである。
上述した2つのパターンのうち、2つ目のパターンは、ULグラントのオーバヘッドを抑制できる。ただし、端末20の振る舞いは、2つのパターンのどちらであってもよい。
DG PUSCHのケース2について、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されなかったと仮定した場合、低優先度データは、例えば、関連付けられたHARQバッファにスタック(stuck)される。基地局10が変更された(toggleされた)NDI値(すなわち、新規送信)によって関連付けられたHARQプロセスに対するULグラントを送信するまで、端末20は、バッファをフラッシュ(flush)し、新たな送信データを生成する。したがって、悪影響は少ない。
<CG PUSCHについて>
次に、上述した不整合について、端末20が使用するリソースが、CG PUSCHである場合に生じ得る2つのケースを説明する。
<CG PUSCHのケース1>
CG PUSCHのケース1は、端末20が、低優先度データを生成せず、かつ、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されたと仮定したことである。
<CG PUSCHのケース2>
CG PUSCHのケース2は、端末20が、低優先度データを生成し、関連付けられたHARQプロセスのためのHARQバッファに保持し、かつ、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されなかったと仮定したことである。
CG PUSCHのケース1について、基地局10は、現在の仕様に従って、NDI=1の再送をスケジューリングする。端末20は、識別されたプロセスのHARQバッファが空なので、ULグランドを無視する。これは、大きな悪影響は無いが、ULグラントのオーバヘッドは、増加し得る(又はULグラントが浪費され得る)。
CG PUSCHのケース2について、基地局10は、Configured Scheduling - Radio Network Temporary Identifier(CS-RNTI)によってスクランブルされた、NDI=1の再スケジューリングのULグラントを送信しなくてもよい。DG PUSCHのケース2と同様に、低優先度データは、関連付けられたHARQバッファにスタックされる。
上述したように、DG PUSCHとCG PUSCHの両方において、ケース1では、端末20が、低優先度データを生成しなかった場合であり、基地局10が、端末20において低優先度データが生成されたと認識又は想定している。このようなケースについて、上述した端末20と基地局10との動作に対して、相補的な動作が考えられる。
例えば、端末20が低優先度データを実際に生成したか否かに関わらず、基地局10は、端末20が低優先度データを生成したと仮定する(あるいは、想定する、又は、決定する)。そして、基地局10は、再スケジューリング用のDCIを送信する。例えば、基地局10は、端末20の振る舞いがケース1である場合、すなわち、端末20が低優先度データを生成していない場合に、端末20が低優先度データを実際に生成したか否かに関わらず、基地局10は、端末20が低優先度データを生成したと仮定してよい。
また、例えば、基地局10は、端末20がデータ送信に用いるチャネルがDG PUSCHであるかCG PUSCHであるかに関わらず、常に、端末20が低優先度データを生成した仮定し、再スケジューリング用のDCIを送信してよい。また、例えば、再スケジューリング用のDCIの送信は、盲目的に(blindly)に行われてよい。
この場合、基地局10の制御部103は、端末20において低優先度データが生成されたか否かに関わらず、端末20において低優先度データが生成されたと決定し、再スケジューリング用のDCIを生成する。そして、基地局10の送信部101は、制御部103における決定に応じて生成したDCIを端末20に送信する。また、端末20の制御部203は、再スケジューリング用のDCIを受信した場合に、低優先度データを生成する。そして、端末20の送信部202は、生成した低優先度データを、グラントに応じたチャネル(例えば、DG PUSCH又はCG PUSCH)にて送信する。
なお、低優先度データは、第1の上りデータよりも低優先度の第2の上りデータに該当してよい。また、再スケジューリング用のDCIは、再スケジューリング情報の一例に該当してよい。
また、端末20において低優先度データが生成されたか否かに関わらず、端末20において低優先度データが生成されたと決定することは、端末20において低優先度データが生成された場合と生成されなかった場合との双方について、端末20において低優先度データが生成されたと決定することに相当してよい。
以上のように、上述した実施の形態によれば、端末20は、データに対して、データの優先順位付け(data prioritization)が設けられる場合に、適切な動作(例えば、スケジューリング)が可能である。また、基地局10においても、データに対して、データの優先順位付け(data prioritization)が設けられる場合に、適切な動作(例えば、スケジューリング)が可能である。
なお、上述した実施の形態では、DG PUSCHとCG PUSCHとにおいて、データ送信に関する優先順位(例えば、グラントの優先順位及び/又はデータの優先順位)が設定される例を示したが、本開示はこれに限定されない。例えば、2つのDG PUSCHの間において、データ送信に関する優先順位が設定されてもよい。あるいは、2つのCG PUSCHの間において、データ送信に関する優先順位が設定されてもよい。あるいは、3つ以上のPUSCH(CG PUSCH及び/又はDG PUSCH)の間で、データ送信に関する優先順位が設定されてもよい。
また、上述した実施の形態では、データの優先順位付けを一例に挙げて説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、データと制御情報との間、または、2つ以上の異なる制御情報の間において、優先順位が設けられもよい。
また、上述した実施の形態では、DG PUSCHとCG PUSCHを例に挙げて説明したが、本開示はこれに限定されない。本開示は、DG PUSCHとCG PUSCHと異なるチャネルに対しても適用されてよい。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における基地局、端末などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図4は、本開示の一実施の形態に係る基地局及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局10及び端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局10及び端末20のハードウェア構成は、図4に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局10及び端末20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部103および制御部203などは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局10の制御部103または端末20の制御部203は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送信部101、受信部102、受信部201および送信部202などは、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、基地局10及び端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
(情報の通知、シグナリング)
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
(適用システム)
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(New Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
(処理手順等)
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
(基地局の動作)
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
(入出力の方向)
情報等(※「情報、信号」の項目参照)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
(入出力された情報等の扱い)
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
(判定方法)
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(ソフトウェア)
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(情報、信号)
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
(「システム」、「ネットワーク」)
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(パラメータ、チャネルの名称)
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
(基地局(無線基地局))
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)」、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
(端末)
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
(基地局/移動局)
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局10が有する機能を端末20が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述の端末20が有する機能を基地局10が有する構成としてもよい。
(用語の意味、解釈)
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SCS:SubCarrier Spacing)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
(態様のバリエーション等)
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本開示の一態様は、例えば、無線通信システムに有用である。
10 基地局
20 端末
101,202 送信部
102,201 受信部
103,203 制御部

Claims (4)

  1. Media access control(MAC)の設定に関する上位レイヤパラメータを受信する受信部と、
    MACにおける再送の場合であって、前記上位レイヤパラメータによって優先度に関する設定が行われたuplink(UL)グラントがprioritizeされたULグラントではない場合、前記ULグラントを無視する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記ULグラントがconfigured ULグラントであることに基づいて、前記ULグラントが前記prioritizeされたULグラントである、と判断し、前記ULグラントがconfigured ULグラントとオーバラップする他のconfigured ULグラント又はdynamic UL グラントであることに基づいて、前記ULグラントがde-prioritizeされたULグラントである、と判断する、
    端末。
  2. 前記制御部は、前記ULグラントがdynamic ULグラントであることに基づいて、前記ULグラントが前記prioritizeされたULグラントである、と判断し、前記ULグラントがdynamic ULグラントとオーバラップするconfigured ULグラントであることに基づいて、前記ULグラントがde-prioritizeされたULグラントである、と判断する、
    請求項1に記載の端末。
  3. 端末が、
    Media access control(MAC)の設定に関する上位レイヤパラメータを受信し、
    MACにおける再送の場合であって、前記上位レイヤパラメータによって優先度に関する設定が行われたuplink(UL)グラントがprioritizeされたULグラントではない場合、前記ULグラントを無視
    前記ULグラントがconfigured ULグラントであることに基づいて、前記ULグラントが前記prioritizeされたULグラントである、と判断し、前記ULグラントがconfigured ULグラントとオーバラップする他のconfigured ULグラント又はdynamic UL グラントであることに基づいて、前記ULグラントがde-prioritizeされたULグラントである、と判断する、
    無線通信方法。
  4. 端末と基地局とを有し、
    前記基地局は、
    Media access control(MAC)の設定に関する上位レイヤパラメータを送信する送信部を備え、
    前記端末は、
    前記基地局から前記上位レイヤパラメータを受信する受信部と、
    MACにおける再送の場合であって、前記上位レイヤパラメータによって優先度に関する設定が行われたuplink(UL)グラントがprioritizeされたULグラントではない場合、前記ULグラントを無視する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記ULグラントがconfigured ULグラントであることに基づいて、前記ULグラントが前記prioritizeされたULグラントである、と判断し、前記ULグラントがconfigured ULグラントとオーバラップする他のconfigured ULグラント又はdynamic UL グラントであることに基づいて、前記ULグラントがde-prioritizeされたULグラントである、と判断する、
    無線通信システム。
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