WO2021064972A1 - 端末および通信方法 - Google Patents
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Abstract
端末は、第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、衝突の生じない第2の送信区間における第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定する制御部と、第1の上り送信データ信号、及び、送信が決定された場合の第2の上りデータ信号の送信を行う通信部と、を有する。
Description
本発明は、端末および通信方法に関する。
非特許文献1は、DGとCGとを用いて、高優先度の上り信号と低優先度の上り信号とを送信する場合において、高優先度の上り信号と低優先度の上り信号とがコンフリクトする場合の通信方法を開示している。なお、DGは、Dynamic Grantの略である。CGは、Configured Grantの略である。コンフリクトは、コリジョン、オーバラップ等と言い換えられてもよい。
3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #107 "DRAFT Session Notes NRUP TEI16UP IAB NR-U IIOT eURLLC", Prague, Czech Republic, 26th - 30th August 2019
しかしながら、非特許文献1では、低優先度の上り信号を繰り返し送信する場合のコンフリクトについては開示がない。このため、端末が低優先度の上り信号を繰り返し送信する場合、適切に上り信号を送信できない場合がある。
本開示の目的の1つは、上り信号を適切に送信することにある。
本発明の端末は、第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて前記第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、前記衝突の生じない第2の送信区間における前記第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定する制御部と、前記第1の上り送信データ信号、及び、前記送信が決定された場合の前記第2の上りデータ信号の送信を行う送信部と、を有する。
本発明の通信方法は、端末が、第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて前記第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、前記衝突の生じない第2の送信区間における前記第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定し、前記第1の上り送信データ信号、及び、前記送信が決定された場合の前記第2の上りデータ信号の送信を行う。
本開示によれば、上り信号を適切に送信できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、端末における上り信号の送信の一例を説明する図である。以下において、DG PUSCHは、Dynamic Grant Physical Uplink Shared CHannelの略である。CG PUSCHは、Configured Grant Physical Uplink Shared CHannelの略である。MAC PDUは、Media Access Control Protocol Data Unitの略である。SRは、Scheduling Requestの略である。PUCCHは、Physical Uplink Control CHannelの略である。UL-SCHは、UpLink Shared CHannelの略である。上り信号は、上りデータ信号と称されてもよい。
図1に示すように、端末は、DG PUSCH#1と、CG PUSCH#2とを用いて、上り信号を送信する。DG PUSCH#1およびCG PUSCH#2の一方は、優先度の高い上り信号の送信に用いられ、他方は、優先度の低い上り信号の送信に用いられる。DG PUSCH#1およびCG PUSCH#2の優先度は、固定的に決定されてもよいし、動的に決定されてもよい。図1の例では、DG PUSCH#1が高優先度に設定され、CG PUSCH#2が低優先度に設定される。なお、図1に示すtは、時間と捉えてもよいし、1以上のシンボルと捉えてもよし、1以上のスロットと捉えてもよい。
RAN2#107のミーティングでは、高優先度の上り信号と、低優先度の上り信号とが衝突する場合、端末は、高優先度の上り信号を優先して基地局に送信することが合意された。例えば、端末は、図1の両矢印A2に示す時間において、低優先度の上り信号(PDU)を送信しないことが合意された。これは、グラントの優先順位付けにおけるMAC PDUリカバリ方式を、PUSCHとSRとの競合に再利用できることを想定している。例えば、MAC PDUアセンブリの生成前にSRがトリガーされ、SRの送信時のPUCCHリソースと、MAC PDUのUL-SCHリソースとが競合する。この場合、UL-SCH送信は優先されず、MAC PDUは生成されない。
しかし、RAN2#107のミーティングでは、低優先度の上り信号を基地局に繰り返し送信する送信方法については何ら合意されていない。
例えば、図1において、端末は、基地局からUL grantを受信すると、DG PUSCH#1を用いて高優先度(High priority)の上り信号を基地局に送信する。また、端末は、例えば、基地局に送信する低優先度(Low priority)の上り信号を生成すると(基地局に送信する低優先度の上り信号が発生すると)、低優先度の上り信号を、CG PUSCH#2を用いて繰り返し基地局に送信する。図1の例では、時間tを1単位として上り信号を4回繰り返し、基地局に送信する場合を仮定している。RAN2#107のミーティングでは、端末は、図1の矢印A2に示す時間の低優先度の上り信号を送信しないが、矢印A1,A3,A3に示す時間の低優先度の上り信号における送信方法については何ら合意されていない。
図2は、実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示した図である。図2に示すように、無線通信システムは、端末1と、基地局2と、を有している。
端末1は、2つの上りチャネルを用いて上り信号を基地局2に送信する。例えば、端末1は、DG PUSCHを用いて上り信号を送信する。端末1は、CG PUSCHを用いて上り信号を或る回数繰り返して送信する。
上記したように、DG PUSCHおよびCG PUSCHの優先度は、固定的に決定されてもよいし、動的に決定されてもよい。以下では、DG PUSCHの優先度をCG PUSCHの優先度より高いとする。
基地局2は、UL grantを端末1に通知する。端末1は、基地局2から通知されたUL grantに基づき、DG PUSCHを用いて上り信号を送信する。端末1は、基地局2に送信する上り信号が発生すると、基地局2からUL grantの通知が無くてもCG PUSCHを用いて上り信号を送信する。基地局2は、端末1から送信された上り信号を受信する。
図2では、1台の端末1しか示していないが、複数の端末が存在してもよい。
図3は、端末1の構成の一例を示したブロックである。図3に示すように、端末1は、通信部11と、制御部12と、を有する。
通信部11は、基地局2と通信する。通信部11は、第1の上りチャネルと、第2の上りチャネルとを用いて、上り信号を基地局に送信する。例えば、通信部11は、DG PUSCHを用いて、高優先度の上り信号を基地局2に送信する。通信部11は、CG PUSCHを用いて、低優先度の上り信号を繰り返し基地局2に送信する。
制御部12は、端末1の全体の動作を制御する。例えば、制御部12は、通信部11を制御する。制御部12は、高優先度の上り信号と、低優先度の上り信号との送信タイミングが重なる場合、低優先度の上り信号の非送信を決定する。別言すれば、制御部12は、高優先度の上り信号と、低優先度の上り信号との送信タイミングが重なる場合、低優先度の上り信号を送信しない。
図4は、基地局2の構成の一例を示したブロックである。図4に示すように、基地局2は、通信部21と、制御部22と、を有する。
通信部21は、端末1と通信する。通信部21は、第1のチャネルを用いて送信される上り信号と、第2のチャネルを用いて繰り返し送信される上り信号とを受信する。
制御部22は、端末1の上りの通信をスケジューリングし、端末1にUL grantを送信する。制御部22は、例えば、UCIに基づいて、端末1の上りの通信をスケジュールする。なお、UCIは、Uplink Control Informationの略である。
図5は、端末1における上り信号の送信の一例を説明する図である。RAN2#107ミーティングでの合意は、繰り返し有りと無しとの低優先度PDUに適用される。しかし、RAN2#107では、高優先度の上り信号と、繰り返し送信される低優先度の上り信号とが衝突する場合の、低優先度の上り信号の送信方法については具体的な合意がない。図5では、低優先度の上り信号を基地局に繰り返し送信する場合において、高優先度の上り信号と、繰り返し送信される低優先度の上り信号とが衝突する場合の送信方法について説明する。
端末1は、基地局2からUL grantを受信すると、DG PUSCH#1を用いて、高優先度の上り信号を基地局2に送信する。
端末1は、基地局2に送信する低優先度の上りデータを生成すると、CG PUSCH#1を用いて、上り信号を繰り返し基地局2に送信する。例えば、端末1は、CG PUSCH#1の或る時間領域内において、低優先度の上り信号を或る回数(例えば、4回)繰り返して基地局2に送信する。或る時間領域は、繰り返し送信区間、或る数のシンボル、或る数のスロット、或る領域の無線リソース、または或る領域の時間リソースと言い換えられてもよい。
端末1は、優先度の低いチャネルを用いて繰り返し送信する上り信号が、優先度の高いチャネルを用いて送信する上り信号のタイミングと重なる場合、優先度の低いチャネルを用いて繰り返し送信する上り信号を送信しない。
例えば、端末1は、CG PUSCH#2を用いて繰り返し送信する上り信号が、DG PUSCH#1の上り信号の送信タイミングと重なる場合、CG PUSCH#2を用いて繰り返し送信する上り信号を生成せず、繰り返し送信する上り信号を基地局2に送信しない。
より具体的には、図5の両矢印A2の時間(シンボルまたはスロット)において、DG PUSCH#1を用いて上り信号を送信するタイミングと、CG PUSCH#2を用いて送信する上り信号(2回目の上り信号)のタイミングとが重なる。この場合、端末1は、基地局2に送信する低優先度の上り信号を生成せず、基地局2に送信しない。別言すれば、CG PUSCH#2の2回目の繰り返し送信において上り信号の衝突が発生するが、端末1が低優先度の上り信号(PDU)を生成しないため、他の3つの非衝突CG PUSCH#2の繰り返しはドロップされる。
以上の処理によって、DG PUSCH#1を用いて送信される上り信号と、CG PUSCH#2を用いて送信される上り信号との衝突が回避される。
図6は、端末1における上り信号の送信の一例を説明する図である。RAN2#107ミーティングでの合意では、繰り返しの無い低優先度PDUにのみ適用される。別言すれば、RAN2#107のミーティングでは、低優先度の上り信号を基地局に繰り返し送信する場合については何ら合意されていない。
図6では、端末1は、CG PUSCH#2の或る時間領域内において繰り返し送信される上り信号のうち、DG PUSCH#1を用いて送信される上り信号と送信タイミングが重なる上り信号を送信しない。別言すれば、端末1は、DG PUSCH#1の上り信号と送信タイミングが重なるCG PUSCH#2の上り信号の非送信を決定する。
例えば、CG PUSCH#2の或る時間領域内において繰り返し送信される上り信号のうち、図6の両矢印A2の時間における上り信号が、DG PUSCH#1の上り信号の送信タイミングと重なる。この場合、端末1は、DG PUSCH#1の上り信号と送信タイミングが重なる、図5の両矢印A2の時間の、CG PUSCH#2の上り信号を基地局2に送信しない。別言すれば、端末1は、低優先度の上り信号(PDU)を生成し、4回繰り返し送信する上り信号のうち、DG PUSCH#1の上り信号と非衝突の上り信号を繰り返し基地局2に送信する。
以上の処理によって、DG PUSCH#1を用いて送信される上り信号と、CG PUSCH#2を用いて送信される上り信号との衝突が回避される。
また、端末1は、低優先度の上り信号を再スケジュールするための追加のオーバーヘッドを抑制できる。また、端末1は、衝突を伴わない他の繰り返し送信する上り信号をスケジュール通りに送信できる。
なお、端末1は、例えば、図6において、1番目の時間領域、3番目の時間領域、および4番目の時間領域の全てにおいて、上り信号を送信しなくてもよい。端末1は、高優先度の上り信号と衝突しない1番目の時間領域、3番目の時間領域、および4番目の時間領域の少なくとも1つにおいて、上り信号を送信してもよい。
また、繰り返し送信される上り信号は、CG PUSCHで送信されるとしたが、DG PUSCHで送信されてもよい。
以上説明したように、端末1は、第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、衝突の生じない第2の送信区間における第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定する制御部12と、第1の上り送信データ信号、及び、送信が決定された場合の第2の上りデータ信号の送信を行う通信部11と、を有する。この処理によって、端末1は、上り信号を適切に送信できる。
なお、第1の上りデータチャネルは、例えば、DG PUSCHであってもよい。第2の上りデータチャネルは、例えば、CG PUSCHであってもよい。第1の送信区間は、例えば、高優先度の上り信号を送信する区間であってもよい。第2の送信区間は、例えば、上り信号を繰り返し送信する1ブロック(又は1単位)であってもよい。例えば、第2の送信区間は、図5に示すtの区間であってもよい。
以上、本開示について説明した。
<ハードウェア構成等>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の各実施の形態における端末、基地局などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、端末1及び基地局2のハードウェア構成の一例を示した図である。上述の端末1及び基地局2は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。端末1及び基地局2のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
端末1及び基地局2における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部12,22などは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、端末1の制御部12及び基地局2の制御部22は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、端末1の通信部11及び基地局2の通信部21は、通信装置1004によって実現されてもよい。通信部11,21は、送信部と受信部とで、物理的に、又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、端末1及び基地局2は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
<情報の通知、シグナリング>
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
<適用システム>
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
<処理手順等>
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
<基地局の動作>
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
<入出力の方向>
情報等(※「情報、信号」の項目参照)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
情報等(※「情報、信号」の項目参照)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
<入出力された情報等の扱い>
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
<判定方法>
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
<態様のバリエーション等>
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
<ソフトウェア>
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
<情報、信号>
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
<「システム」、「ネットワーク」>
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
<パラメータ、チャネルの名称>
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
<基地局>
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
<移動局>
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
<基地局/移動局>
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局が有する機能をユーザ端末が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
<用語の意味、解釈>
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
<参照信号>
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
<「に基づいて」の意味>
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
<「第1の」、「第2の」>
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
<「手段」>
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
<オープン形式>
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
<TTI等の時間単位、RBなどの周波数単位、無線フレーム構成>
無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
サブフレームは更に時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SCS:SubCarrier Spacing)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
<最大送信電力>
本開示に記載の「最大送信電力」は、送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
本開示に記載の「最大送信電力」は、送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
<冠詞>
本開示において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
<「異なる」>
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示の一態様は、無線通信システムに有用である。
1 端末
2 基地局
11,21 通信部
12,22 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
2 基地局
11,21 通信部
12,22 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
Claims (5)
- 第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて前記第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、前記衝突の生じない第2の送信区間における前記第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定する制御部と、
前記第1の上り送信データ信号、及び、前記送信が決定された場合の前記第2の上りデータ信号の送信を行う送信部と、
を有する端末。 - 前記制御部は、前記複数の第2の送信区間の全部を前記非送信に決定する、
請求項1に記載の端末。 - 前記制御部は、前記複数の第2の送信区間の少なくとも一部を前記第2の上りデータ信号を送信する区間に決定する、
請求項1に記載の端末。 - 前記第1の上りデータチャネルは、Dynamic grantによってスケジュールされたチャネルであり、前記第2の上りデータチャネルは、Dynamic grant又はConfigured grantによってスケジュールされたチャネルである、
請求項1に記載の端末。 - 端末は、
第1の上りデータチャネルにおける第1の上りデータ信号のための第1の送信区間と、第2の上りデータチャネルにおいて前記第1の上りデータ信号よりも低優先度の第2の上りデータ信号を繰り返し送信するための複数の第2の送信区間のうちの1つと、の衝突が生じる場合に、前記衝突の生じない第2の送信区間における前記第2の上りデータ信号の送信又は非送信を決定し、
前記第1の上り送信データ信号、及び、前記送信が決定された場合の前記第2の上りデータ信号の送信を行う、
通信方法。
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- 2019-10-03 EP EP19948024.5A patent/EP4040897A4/en active Pending
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"DRAFT Session Notes NRUP TEI16UP IAB NR-U HOT eURLLC", 3GPP TSG-RAN WG2 MEETING #107, 26 August 2019 (2019-08-26) |
NTT DOCOMO; INC: "Recovery for deprioritized data transmission", 3GPP TSG RAN WG2 #107BIS R2-1913746, vol. RAN WG2, 4 October 2019 (2019-10-04), XP051791738 * |
See also references of EP4040897A4 |
SONY: "Considerations on UL Intra-UE Tx Multiplexing", 3GPP TSG RAN WG1 #96 R1- 1902182, vol. RAN WG1, 16 February 2019 (2019-02-16), XP051599877 * |
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