JP7288255B2 - 相当ひずみの導入方法 - Google Patents

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本発明は、相当ひずみの導入方法に関する。
従来、金属体に相当ひずみを与えて新たな特性を付与する手法として、HPS(High-Pressure Sliding)法や、HPT(High-Pressure Torsion)法等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えばHPS法では、上下の金型間で金属体を加圧挟持しつつ、加圧方向と略直交する方向に上下の金型を相対的にスライド移動させることにより金属体に相当ひずみを付与する手法である。
またHPT法では、上下金型間で金属体を加圧狭持しつつ、加圧方向を軸として上下金型を相対的に回転移動させることにより金属体に相当ひずみを付与する手法である。
そして、これらHPS法やHPT法によれば、金属体にひずみを多量に導入して高密度な転位を形成することで組織をナノあるいはサブミクロンサイズに微細化し、強度、弾性、延性、剛性等の向上、結晶配向の制御等が実現される。
従って、金属体の加工容易性を向上したり、金属体に新たな機能的特性を付与できるなど、様々な特性の向上が期待される。
特開2009-61499号公報
ところが、加工対象が金属管である場合、上述のHPS法やHPT法を適用して効率的に金属管の管壁に相当ひずみ導入部を形成する技術は未だ提案されていない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、金属管の管壁に対し周方向に全体的又は部分的に効率良く相当ひずみ導入部を形成することが可能な相当ひずみの導入方法を提供する。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る相当ひずみの導入方法では、(1)HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から押圧手段により押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部と前記中子体との位置を相対的に変化させ前記外表面の押圧部を前記押圧手段に追従させ前記金属管の内面を前記中子体に追従させて前記管壁に相当ひずみを形成することとした。
また、本発明に係る相当ひずみの導入方法では、以下の点にも特徴を有する。
(2)前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の伸延方向への変化であること。
(3)前記中子体は略錐台形状であること。
(4)前記中子体は略円柱又は略円錐台形状であり、前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の周方向への変化であること。
また、本発明に係る相当ひずみの導入方法では、更なる態様として、(5)HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から上部金型と下部金型とにより押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部のうち一部である前記上部金型の押圧部と残部である前記下部金型の押圧部との位置を前記金属管の伸延方向へ相対的に変化させ前記上部金型の押圧部を同上部金型に追従させ前記下部金型の押圧部を同下部金型に追従させて前記管壁の押圧部の一部である前記上部金型に追従させた押圧部と残部である前記下部金型に追従させた押圧部との境界部に相当ひずみを部分的に形成する部分ひずみ導入工程を備えることとした。
また、(6)(5)に係る相当ひずみの導入方法に関し、部分ひずみ導入工程と、同部分ひずみ導入工程により前記境界部に相当ひずみが形成された金属管を伸延方向軸線回りに所定角度回転させる工程と、を複数回に亘り繰り返し行って前記金属管の管壁の略全域に亘り相当ひずみの形成を行うことについても特徴を有している。
また、本発明に係る相当ひずみの導入方法では、更に以下の点にも特徴を有する。
(7)前記金属管からの前記中子体の抜去に際し、前記中子体の温度を変化させ体積を収縮させて抜去すること。
(8)前記中子体は前記金属管に比して軟化温度の低い素材よりなり、前記金属管の軟化温度未満の温度で加熱し流動化させて前記金属管から抜去すること。
本発明に係る相当ひずみの導入方法によれば、HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から押圧手段により押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部と前記中子体との位置を相対的に変化させ前記外表面の押圧部を前記押圧手段に追従させ前記金属管の内面を前記中子体に追従させて前記管壁に相当ひずみを形成することとしたため、金属管の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することが可能な相当ひずみの導入方法を提供することができる。
また、前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の伸延方向への変化であることとすれば、金属管の伸延方向に沿って管壁に相当ひずみを導入することができる。
また、前記中子体は略錐台形状であることとすれば、相当ひずみの導入後に中子体を拡径側から引き抜くことで、金属管から中子体を容易に抜去することができる。
また、前記中子体は略円柱又は略円錐台形状であり、前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の周方向への変化であることとすれば、金属管の周方向に沿って管壁に相当ひずみを導入することができ、併せて中子体を略円錐台形状とした場合には、拡径側から引き抜くことで金属管から中子体を容易に抜去することができる。
また、前記金属管からの前記中子体の抜去に際し、前記中子体の温度を変化させ体積を収縮させて抜去することとすれば、更に容易に金属管から中子体を抜去することができる。
また、前記中子体は前記金属管に比して軟化温度の低い素材よりなり、前記金属管の軟化温度未満の温度で加熱し流動化させて前記金属管から抜去することとすれば、更に容易に金属管から中子体を抜去することができる。
また、本発明に係る相当ひずみの導入方法によれば、HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から上部金型と下部金型とにより押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部のうち一部である前記上部金型の押圧部と残部である前記下部金型の押圧部との位置を前記金属管の伸延方向へ相対的に変化させ前記上部金型の押圧部を同上部金型に追従させ前記下部金型の押圧部を同下部金型に追従させて前記管壁の押圧部の一部である前記上部金型に追従させた押圧部と残部である前記下部金型に追従させた押圧部との境界部に相当ひずみを部分的に形成する部分ひずみ導入工程を備えることしたため、金属管の管壁に対し周方向に部分的に効率良く相当ひずみ導入部を形成することができる。
また、前記部分ひずみ導入工程と、同部分ひずみ導入工程により前記境界部に相当ひずみが形成された金属管を伸延方向軸線回りに所定角度回転させる工程と、を複数回に亘り繰り返し行って前記金属管の管壁の略全域に亘り相当ひずみの形成を行うこととすれば、金属管の管壁に対し周方向に全体的に効率良く相当ひずみ導入部を形成することができる。
押圧手段の例を示した説明図である。 相当ひずみの導入過程を示した説明図である。 中子貫装体における力関係を示した説明図である。 管壁での相当ひずみの導入状態を示した説明図である。 略錐台形状の中子による相当ひずみの導入過程を示した説明図である。 相当ひずみの導入過程を示した説明図である。 中子貫装体における力関係を示した説明図である。 中子体の収縮による抜去を示した説明図である。 他の実施形態に係る相当ひずみの導入過程を示した説明図である。 金属管に部分的に導入された相当ひずみの分布を模式的に示した説明図である。 部分ひずみ導入工程を複数回行った際の相当ひずみの分布の変化を模式的に示した説明図である。
本発明は、金属管の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することが可能な相当ひずみの導入方法を提供するものであり、特に、金属管を外表面側から押圧して管内に配した中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧した状態で前記外表面の押圧部と前記中子体との位置を相対的に変化させて前記管壁に相当ひずみ導入部を形成する点において特徴的である。
ここで金属管を構成する素材は特に限定されるものではなく、あらゆる金属材料を採用することが可能である。中でも、アルミニウム合金やマグネシウム合金、チタン合金、ニッケル基合金などの金属材料を加工対象とし、超塑性を発現させることもできる。
また金属管の輪切り方向断面視における形状は特に限定されるものではなく、例えば円形状の丸管であったり、矩形状の角管や、多角形状のものであっても良い。
また、金属管は、直管である方が本実施形態に係る相当ひずみの導入方法を実施するにあたり簡便であって有利であるものの、必ずしも限定されるものではなく、多少湾曲した配管であっても良い。
金属管の外表面側からの押圧は、金属管の管内に配した後述の中子体を管壁を介して圧迫することが可能なあらゆる手段を採用することができる。
このような押圧手段の一例としては、例えば図1(a)に示すように、輪切り方向断面視において金属管10の略上半部外表面と当接する凹部11aを備えた上部金型12Uと、略下半部外表面と当接する凹部11bを備えた下部金型12Dとの2つの金型12で構成される押圧構造を挙げることができる。
このような押圧構造を採用した場合、両金型を所定の加圧装置等により白抜きの矢印で示す方向から力を加えることで、金属管10の上半部や下半部の外表面側からの押圧を実現し中子体15を圧迫することが可能である。
また、別の一例を挙げるならば、図1(b)に示すように、金属管10の外表の四半円弧面とそれぞれ当接する凹部13a~13dを備えた上部金型14U、下部金型14D、左側金型14L、右側金型14Rの4つの金型14で押圧手段としての押圧構造を構築し、金属管10の上下左右の外表面側からの押圧を実現し中子体15を圧迫することも可能である。
すなわち押圧手段は、同押圧手段と金属管10内に配した中子体15との相対的な移動に伴って、押圧手段に追従する金属管外表面の押圧部と中子体15に追従する金属管内面との間に相当ひずみ導入部を形成する導入工程が実施可能な手段であれば特に限定されるものではなく、また、押圧手段として金型を採用した場合には、その金型は金属管10の素材や大きさ、形状等に応じて適宜分割されていても構わない。
また、押圧手段として金型を採用した場合、各金型の凹部表面は粗面としても良い。粗面とすることにより、凹部表面と金属管表面との滑りを抑制することができ、金属管の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することができる。なお、粗面の面粗度は加工対象となる金属管の素材や形状によって適宜変更可能であるが、例えばINCONEL718(INCONELは登録商標)で形成された金属管の場合は、Rz=25μm~60μm程度とすることができる。
金属管の管内には、図1(a)や図1(b)で示すように、中子体15が配置される。この中子体15は、理想的には金属管10の内空形状と同形状を有することが望ましいが、金属管10内への中子体15の挿入を容易とするために、金属管10の内表面と中子体15の外表面との間に数μm~数mm程度の間隙が形成されていても良い。
金属管10の内壁と中子体15の外表面との間に隙間が存在すると、押圧手段による中子体15の圧迫の際に押圧力が中子体15に伝わらず、中子体15から金属管10への抗力の発生を妨げてしまうようにも思えるが、実際上は、押圧手段による押圧力によって金属管10が変形し内表面が中子体15に密着できる程度の隙間であれば相当ひずみ導入部の形成にあたり、大きな問題とはならない。
中子体15の素材は、押圧手段からの押圧力に抗して管壁に相当ひずみを導入可能な程度の抗力を発生させることができる素材であれば特に限定されるものではなく、あらゆる金属材料を採用することができる。
また、前述した各金型の凹部表面と同様に、中子体15の表面は粗面としても良い。このような構成とすることにより、中子体15と金属管10の内表面との滑りを抑制することができ、金属管10の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することができる。この場合、粗面の面粗度は加工対象となる金属管10の素材や形状によって適宜変更可能であるが、例えばINCONEL718(INCONELは登録商標)で形成された金属管10の場合は、Rz=25μm~60μm程度とすることができる。
そして、本実施形態に係る相当ひずみの導入方法では、押圧手段による金属管10の外表面側からの押圧力と中子体15からの抗力とにより管壁を挟圧した状態で、外表面の押圧部と中子体15との位置を相対的に変化させることで、金属管10の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することができる。
この押圧部と中子体15との相対的な位置の変化は、例えば金型(押圧部)を固定して中子体15を移動させたり、逆に中子体15を固定して金型(押圧部)を移動させたり、また双方を移動させても良い。ここでは、相対的な位置変化の一例として、金型を固定し中子体15を金属管10の伸延方向へ移動させることで変化させた場合で説明する。
図2は、押圧手段として図1(a)にて示した上部金型12U及び下部金型12Dを採用した場合の金属管10の管壁への相当ひずみ導入部形成過程の一例を示した説明図である。
図2(a)に示すように、金属管10の管内に中子体15を挿入して中子体15が貫装された状態の金属管10(以下、中子貫装体16ともいう。)を構成し、この中子貫装体16を上部金型12Uと下部金型12Dとの間に配置する。なお、この配置手順の順序は特に限定されるものではなく、まず金属管10を上下金型12U,12Dの間に配し、中子体15を挿通させても良いのは勿論である。
ここでは丸管である金属管10を加工対象例として説明するが、下部金型12Dには金属管10の下半部外形を象った半円柱状の下半部収容空間17aが形成されており、金属管10の下半部を収容可能としている。
また、下部金型12Dの下半部収容空間17aに収容された金属管10の管開口と対向する金型側面17b,17cには、中子体15の下半部外形状と略同形状、ここでは、上下金型12U,12Dの分割面に属する辺を弦とする側面視半円状の中子挿通路下半切欠部17d,17eがそれぞれ形成されている。
また、下半部収容空間17aと、中子挿通路下半切欠部17d,17eとの境界部分には、金属管10の管壁の厚みに相当する段差が形成されている。この段差は、上下金型12U,12Dや中子体15を金属管10の伸延方向へ相対移動させた際に、金属管10全体が中子体15に追従して金型内から逸脱してしまうことを規制するため壁、すなわち規制壁18として機能する。なお、規制壁18は金属管10を金型12内に拘束するために有用ではあるものの、製造上不要である場合には省略することができる。
また、この下部金型12Dと同様の構成が上下反転した状態で上部金型12Uにも形成されており、具体的な説明は割愛するが、上下金型12U,12Dを合わせて金型対を構築した際に、下部金型12Dの下半部収容空間17aと上部金型12Uの上半部収容空間とで中子貫装体16の金属管10の全体を収容する収容空間が形成される。
また、金型対には、下部金型12Dの中子挿通路下半切欠部17d,17eと上部金型12Uの中子挿通路上半切欠部とで中子挿通路が形成され、中子貫装体16のうち金属管10を金型内にて保持しつつ、中子体15をその軸線方向へ向けて移動可能としている。
次いで、図2(b)に示すように、上部金型12U及び下部金型12Dにより中子貫装体16を挟持し、金属管10を外表面側から押圧して管内に配した中子体15を管壁を介して圧迫する。
この状態において、P-P断面における力関係を参照すると、図3に示すように金属管10の外表面に対しては金型からの押圧力F1が作用し、金属管10の内表面に対しては中子体15からの抗力F2が作用することとなる。
この押圧力F1と抗力F2とによる管壁の挟圧状態で、更に中子体15に対し軸線方向への力F3を与え、金属管10の外表面部分、すなわち押圧部と中子体15との相対位置を変化させた場合について考える。
図4は、図3中破線の丸で示した部分における金属管10の管壁の状態を示す説明図である。図4において金属管10の断面部分に示すハッチングは、管壁に導入されたひずみの状態を模式的に示している。
図4(a)は力F3を付与する前の状態を示しており、上部金型12Uに追従する金属管10の外表面Mo(網掛けで示す)と、中子体15に追従する金属管10の内表面Mi(網掛けで示す)との間には、また相当ひずみは導入されていない。
ここで力F3が付与されると、図4(b)にて傾斜湾曲したハッチングで示すように外表面Moと内表面Miとの間に相当ひずみが導入され、管壁の肉厚内部に相当ひずみ導入部Sが形成されることとなる。なお、この動作は中子体15や金型を復路動作させる油圧装置等を配置して、往復加工によって相当ひずみの導入を加速させても良い。
相当ひずみ導入部Sの形成後は、中子貫装体16を構成する金属管10から中子体15を抜去することで相当ひずみ導入部Sが導入された金属管10を得ることができる。なお、中子体15の抜去は、中子貫装体16の状態において中子体15と金属管10とを相対的に移動させることで押し抜いても良いし、引き抜いても良い。
また、中子体15は、略錐台形状としても良い。図5は、略錐台形状の中子体15を用いて相当ひずみ導入部Sの形成を行う過程を示した説明図である。
図5(a)に示すように、まず、上下金型12U,12D内に配された金属管10に対し、略錐台形状の中子体15を相対的に細径の側から挿入する。
このとき、加工対象である金属管10の内空形状は、輪切り断面視において伸延方向に一様な形状であっても良いが、ここでは一例として中子体15の一部である中途部15dと略同形状の漸次狭窄する内空形状としている。
この状態で上下金型12U,12Dにより中子体15を圧迫すると、図5(b)に示すように金属管10の管壁の外表面側には押圧力F1が、また、管壁の内表面側には抗力F2が付与されることとなる。
ここで中子体15に対し力F3を作用させることで、管壁に相当ひずみ導入部Sを形成することができるのであるが、このとき中子体15の略錐台形状により、中子体15から金属管10に対しては抗力F2と同じ方向に拡径する力(拡径力F4)が働くため中子体15の表面と金属管10の内表面とを更に圧着させることができ、柱状の中子体15を用いた場合に比してより効率的に相当ひずみの導入を行うことができる。
次に、中子貫装体16から中子体15を抜去する際、図5(c)に示すように、相対的に細径側の端面をハンマー17等により打撃するなどして、中子体15を移動させる。この場合もまた、中子体15が略錐台形状であることにより、中子体15を僅かに抜去方向へ移動させるだけで中子体15の表面と金属管10の内表面との間に間隙を形成することができるため、極めて円滑に中子体15を金属管10から抜去することができる。
そして、中子体15の抜去後は、図5(d)に示すように上下金型12U,12Dを開き、内部の金属管10を取り出すことで、管壁に相当ひずみ導入部Sが形成された金属管10を得ることができる。なお、中子貫装体16から中子体15を抜去は、上下金型12U,12Dを開き、中子貫装体16を一旦取り出してから行うこともできる。
また、金属管10の輪切り方向断面の形状が円形状である場合、中子体15が円柱状又は略円錐台形状のいずれにおいても、前述の押圧部と中子体15との相対的な位置の変化は、金属管10の周方向への変化であっても良い。
具体的には図6に示すように、中子体15が円柱状である場合、黒矢印で示す円周方向に中子体15を回転させることで金属管10の管壁に相当ひずみを導入することも可能である。なお、このとき中子体15に対し回転方向への移動に加え、金属管10の伸延方向への移動を加えることも可能である。
そして、図7(a)に示すように上下金型12U,12Dで中子体15を圧迫した状態で、図7(b)に示すように回転方向への力F5を付与して中子体15又は上下金型12U,12Dを周方向に位置変化させることで、金属管10の管壁に相当ひずみ導入部Sを形成することができる。
なお、上述してきた実施形態では、金属管10の外表面の押圧部と中子体15との相対的な位置変化の例として、金属管10の伸延方向へ位置が変化する例や、金属管10の内周方向へ位置が変化する例を挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えばこれらを組み合わせて、金属管10の伸延方向へ位置を変化させつつ内周方向へも位置を変化させながら相当ひずみ導入部Sの形成を行っても良い。
ところで、相当ひずみ導入部Sの形成後、金属管10から中子体15を抜去するに際しては、金属管10の輪切り方向断面視の形状に拘わらず、中子体15をそのまま押し抜いたり、中子体15の反対側面側から押圧して抜去したり、また、円錐台形状の中子体15であればハンマーで打撃するなどして抜去することが可能である旨説明したが、例えば、中子体15の温度変化に応じた体積変化を利用して抜去することも可能である。
例えば中子体15を形状記憶合金の如き素材にて形成し、温度を所定の温度以上に加温したり冷却することで体積が収縮するよう構成すれば、相当ひずみ導入部Sの形成後に中子体15を加熱又は冷却して収縮させることで、図8にて破線で示す中子体15が金属管10の内表面に密着した状態から、実線で示す状態のように中子体15の表面と金属管10の内表面との間に間隙を形成することができ、金属管10からの中子体15の抜去を容易に行うことができる。
また、金属管10からの中子体15の抜去に関する更なる一例として、例えば中子体15を金属管10に比して軟化温度の低い素材にて形成し、金属管10の軟化温度未満の温度で中子体15を加熱し流動化させて金属管10から抜去することもできる。
例えば、INCONEL718で形成された金属管10と純アルミニウムで形成された中子体15とを使用して中子貫装体16を構築し、相当ひずみ導入部Sの形成を終えた後に、中子体15を加熱して溶融させることで、金属管10から中子体15を抜去することができる。なお、中子体15の溶融は必ずしも全体について行う必要はなく、例えば、金属管内表面と接触している中子体表面部分のみを溶融させて抜去しても良いのは勿論である。
次に、他の実施形態に係る相当ひずみの導入方法について説明する。ここまで説明してきた相当ひずみの導入方法は、金属管10の輪切り方向断面で見ると、専ら管壁の周方向全体に亘り相当ひずみを導入する例といえるものであるが、他の実施形態に係る相当ひずみの導入方法では、金属管10の管壁の周方向の一部について伸延方向に相当ひずみを導入する例について説明する。
図9は他の実施形態に係る相当ひずみの導入方法により金属管10の管壁の周方向の一部について伸延方向に相当ひずみを導入する例を示した説明図であり、先に図2及び図3を用いて説明したのと同様に、図9(a)では、金属管10の管内に中子体15を貫装して中子貫装体16を構成し、この中子貫装体16を上部金型12Uと下部金型12Dとの間に配置した状態を示している。
この状態において、上部金型12U及び下部金型12Dにより中子貫装体16を挟持し、金属管10を外表面側から押圧して管内に配した中子体15を管壁を介して圧迫すると、金属管10の外表面に対しては両金型12U,12Dからの押圧力F1が作用し、金属管10の内表面に対しては中子体15からの抗力F2が作用する。
ここで、先の図3で示した例では、中子体15に対し金属管10の伸延方向へ力F3を付与することにより金属管10の外表面の押圧部と中子体15との位置を相対的に変化させたのであるが、本他の実施例では、上部金型12Uと中子体15はその位置を保持させつつ、下部金型12Dに対して力F3を金属管10の伸延方向へ付与する。
すなわち、下部金型12Dを、図9(a)に示す如く上部金型12Uと正対した状態から、図9(b)に示すように金属管10(中子体15)の伸延方向に沿って移動させることにより、外表面側からの押圧力F1と中子体15からの抗力F2とにより管壁を挟圧した状態で外表面の押圧部のうち一部の押圧部である下部金型12D内に収容された金属管10の外表面部と、残部である上部金型12U内に収容された金属管10の外表面部との位置を金属管10の伸延方向へ相対的に変化させる。
すると、この動作から生起する2つの作用により金属管10の管壁に相当ひずみの導入が行われる。
まず1つ目は、先に図4を用いて説明したのと同様の作用によるものである。具体的には、図9(b)に示すように、下部金型12Dに追従する金属管10の外表面Moと、中子体15に追従する金属管10の内表面Miとの間の肉厚部分、すなわち、下部金型12Dに収容された金属管10の管壁に相当ひずみの導入が行われる。
また2つ目の作用について、図10を参照して説明する。図10は金型12に収容された中子貫装体16を中子体15の軸線方向から臨んだ断面図であり、金属管10に導入された相当ひずみについて、導入量の多い部分は濃く、導入量の少ない部分は薄く濃淡で示している。
図10に示すように、上部金型12Uと下部金型12Dの分割面を含む仮想の境界平面K(図10において紙面手前-奥方向にも広がる平面)が金属管10の管壁を横断する位置の近傍部分、換言すれば管壁の押圧部の一部と残部との境界部を中心に、相当ひずみ導入部Sが金属管10の管壁の周方向の一部について伸延方向に部分的に形成されることとなる。
このように、金属管10を外表面側から押圧して管内に配した中子体15を管壁を介して圧迫し、外表面側からの押圧力F1と中子体15からの抗力F2とにより管壁を挟圧した状態で外表面の押圧部のうち一部の押圧部と残部の押圧部との位置を金属管10の伸延方向へ相対的に変化させて管壁の押圧部の一部と残部との境界部に相当ひずみ導入部を部分的に形成する工程(以下、部分ひずみ導入工程)を行えば、金属管10の管壁の周方向の任意の位置において伸延方向へ向け部分的に相当ひずみ導入部Sの形成を行うことができる。
なお次に述べるように、部分ひずみ導入工程を繰り返し行うために部分ひずみ導入工程後にこの部分的に相当ひずみが導入された金属管10を再び金型12に納める場合などの如く、金属管10の形状を大凡元の形状に戻す必要があったり、また、より多くの相当ひずみの導入を行いたい場合には、図9(c)に示すように下部金型12Dに対して力F3とは反対方向、すなわち復元方向への力F6を付与するようにしても良い。
ところで、この部分ひずみ導入工程は、同部分ひずみ導入工程を行った後に、前述した境界平面Kが金属管10の管壁を横断する位置が、先の部分ひずみ導入工程でひずみの導入を行った位置と異なるよう、次の部分ひずみ導入工程の実施前に金属管10をその軸線周りに所定角度回転させ位相を違えつつ複数回に亘り繰り返し部分ひずみ導入工程を行うことで、金属管10の管壁の略全体に相当ひずみ導入部Sを形成することも可能である。
図11は、部分ひずみ導入工程と、金属管10を軸線周りに所定角度回転させる工程(以下、位相変更工程ともいう。)とを交互に複数回行うことで、金属管10の管壁略全体に相当ひずみ導入部Sを形成する過程を示した説明図である。なお、図11(a)~図11(d)の各図は金属管10のみを示しており、中子体15や金型12は図示を省略している。
図11(a)は、部分ひずみ導入工程によっては未だ相当ひずみが導入されていない状態の金属管10を示している。このような金属管10に対し金型12の境界平面Kを太実線で示すように配して部分ひずみ導入工程を行うと、太実線で示した境界部を中心に円周方向に沿って部分的に広がる相当ひずみ導入部が金属管10の伸延方向に亘り形成される(図11(b)参照)。
こうして1度目の部分ひずみ導入工程が終了した後、金属管10をその軸線周りに所定角度α(本実施形態では60度)回転させて1度目の位相変更工程を行う。
これにより、図11(c)に示すように境界平面Kが金属管10を横断する位置(太実線で示す)が、先に相当ひずみ導入部Sが形成された際の境界平面Kの横断位置(細実線で示す)と異なる状態で金型12内に配置される。
次に、この状態で2度目の部分ひずみ導入工程を行うと、1度目の部分ひずみ導入工程と同様、図11(d)に示すように境界平面Kの横断位置を中心に金属管10の管壁に相当ひずみ導入部Sが部分的に形成されることとなり、実質的には先に形成した相当ひずみ導入部Sの拡張が行われる。
2度目の位相変更工程を行って図11(e)に示すように金型12内で金属管10を配置し、3度目の部分ひずみ導入工程を行って金属管10の管壁に相当ひずみ導入部Sの形成を部分的に行うと、図11(f)に示すように、実質的には先に形成した相当ひずみ導入部Sの更なる拡張が行われ、結果として金属管10の管壁の略全域に相当ひずみ導入部Sが形成されることとなる。
このように、部分ひずみ導入工程と、同部分ひずみ導入工程により境界部に相当ひずみ導入部Sが形成された金属管10を伸延方向軸線回りに所定角度回転させる位相変更工程と、を複数回に亘り繰り返し行うことによっても、金属管10の管壁の略全域に亘り効率的に相当ひずみ導入部Sを形成することが可能である。
上述してきたように、本実施形態に係る相当ひずみの導入方法によれば、金属管を外表面側から押圧して管内に配した中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧した状態で前記外表面の押圧部と前記中子体との位置を相対的に変化させて前記管壁に相当ひずみ導入部を形成することとしたため、金属管の管壁に効率的に相当ひずみ導入部を形成することが可能な相当ひずみの導入方法を提供することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
10 金属管
12D 下部金型
12U 上部金型
15 中子体
16 中子貫装体
18 規制壁
F1 押圧力
F2 抗力
F3 力
F4 拡径力
F5 力
F6 力
Mi 内表面
Mo 外表面
S 相当ひずみ導入部

Claims (8)

  1. HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から押圧手段により押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部と前記中子体との位置を相対的に変化させ前記外表面の押圧部を前記押圧手段に追従させ前記金属管の内面を前記中子体に追従させて前記管壁に相当ひずみを形成する相当ひずみの導入方法。
  2. 前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の伸延方向への変化であることを特徴とする請求項1に記載の相当ひずみの導入方法。
  3. 前記中子体は略錐台形状であることを特徴とする請求項2に記載の相当
    ひずみの導入方法。
  4. 前記中子体は略円柱又は略円錐台形状であり、前記押圧部と前記中子体との相対的な位置の変化は、前記金属管の周方向への変化であることを特徴とする請求項1に記載の相当ひずみの導入方法。
  5. HPS法による後記挟圧下での相対的な位置変化により相当ひずみを付与できる金属管を外表面側から上部金型と下部金型とにより押圧して管内に配した後記挟圧後に前記金属管から抜去可能な中子体を管壁を介して圧迫し、前記外表面側からの押圧力と前記中子体からの抗力とにより前記管壁を挟圧しHPS法が適用された状態で前記外表面の押圧部のうち一部である前記上部金型の押圧部と残部である前記下部金型の押圧部との位置を前記金属管の伸延方向へ相対的に変化させ前記上部金型の押圧部を同上部金型に追従させ前記下部金型の押圧部を同下部金型に追従させて前記管壁の押圧部の一部である前記上部金型に追従させた押圧部と残部である前記下部金型に追従させた押圧部との境界部に相当ひずみを部分的に形成する部分ひずみ導入工程を備える相当ひずみの導入方法。
  6. 請求項5に記載の部分ひずみ導入工程と、同部分ひずみ導入工程により前記境界部に相当ひずみが形成された金属管を伸延方向軸線回りに所定角度回転させる工程と、を複数回に亘り繰り返し行って前記金属管の管壁の略全域に亘り相当ひずみの形成を行うことを特徴とする相当ひずみの導入方法。
  7. 前記金属管からの前記中子体の抜去に際し、前記中子体の温度を変化させ体積を収縮させて抜去することを特徴とする請求項1~6いずれか1項に記載の相当ひずみの導入方法。
  8. 前記中子体は前記金属管に比して軟化温度の低い素材よりなり、前記金属管の軟化温度未満の温度で加熱し流動化させて前記金属管から抜去することを特徴とする請求項1~6いずれか1項に記載の相当ひずみの導入方法。
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