JP7288007B2 - 内視鏡フードおよび内視鏡 - Google Patents
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Description
図16(a)を参照して、たとえば特許文献1には、硬質樹脂で形成された筒状の本体部200の外周面に、導電性フィルム300が接着された内視鏡フード100が開示されている。導電性フィルム300は、透明フィルム400の上に電極部600と配線部700とが複数形成されたものである。図16(b)を参照して、内視鏡フード100の使用方法を説明する。まず、内視鏡140の挿入部150の先端に、内視鏡フード100を取り付ける。次に、導線(図示せず)を介して、配線部700を高周波発生器(図示せず)に電気的に接続する。電極部600を病変組織に密着させ、高周波発生器のスイッチを入れると、電極部600に電流が流れる。この電流により、病変組織をアブレーションすることができる。つまり、内視鏡フード100を用いると、電極部600同士の隙間から組織を視認しながらアブレーションすることができる。
このように構成すると、内視鏡フード全体が透明であるため、内視鏡からの光が反射されにくく、使用者の視界が電極パターンによって妨げられにくい。したがって、内視鏡検査等における使用者の視認性が向上する。
また、導電性フィルムが本体部に埋設されて一体化されているため、導電性フィルムの端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルムを本体部に接着する場合と比べて、導電性フィルムが本体部から剥がれにくい。
このように構成すると、取付部が本体部よりも柔らかい材料で形成されているため、内視鏡フードを挿入部先端に取り付けやすくなる。
このように構成すると、内視鏡フード全体が透明であるため、内視鏡からの光が反射されにくく、使用者の視界が電極パターンによって妨げられにくい。したがって、内視鏡検査等における使用者の視認性が向上する。また、透明端子部が本体部の外側に向かって、または本体部の端面から露出するため、透明端子部と外部機器とを容易に接続できる。
このように構成すると、内視鏡フード全体が透明であるため、内視鏡からの光が反射されにくく、使用者の視界が電極パターンによって妨げられにくい。したがって、内視鏡検査等における使用者の視認性が向上する。また、既存の内視鏡に予め設けられている鉗子チャンネルを利用して、透明端子部と外部機器とを電気的に接続できるため、特別な内視鏡を利用する必要がない。
図1を参照して、第1実施形態の内視鏡フード1は、両端が開口した筒状の透明な本体部2と、本体部2に埋設されて一体化された導電性フィルム3とを少なくとも備えている。
図2(a)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルム4の片面に透明電極パターン5を有している。透明電極パターン5は、3つの透明電極部6と、透明電極部6の各々から延びる3本の透明配線部7と、各々の透明配線部7の端部に形成された3つの透明端子部8とを含んでいる。透明電極部6および透明配線部7は、絶縁層または腐食防止層で被覆されてもよい。
(1)内視鏡フードを取り付けた内視鏡の挿入部の先端位置、挿入部に加わる圧力、挿入部のねじれ等を検出する機能
(2)挿入部のレンズ等の曇りを防止する機能
(3)病変組織をアブレーションする機能
上記(1)の機能を有する内視鏡フード1は、静電容量式タッチセンサ、圧力センサ、磁気センサ等の各種センサとして用いることができる。上記(2)の機能を有する内視鏡フード1は、防曇用ヒータとして用いることができる。上記(3)の機能を有する内視鏡フード1は、高周波焼灼具として用いることができる。
透明電極パターン5の材料は、80%以上の光線透過率(透光性)および数mΩから数百Ωの表面抵抗値(導電性)を示すことが好ましく、たとえば、酸化インジウム、酸化錫、インジウム錫酸化物(ITO)、錫アンチモン酸等の金属酸化物や、金、銀、銅、白金、パラジウム、アルミニウム、ロジウム、ステンレス等の金属などを用いることができる。透明電極パターン5の材料は、すべて同じにすることが好ましい。このようにすると、透明電極パターン5の形成が容易となる。
このようにして、導電性フィルム3が埋設されて一体化された内視鏡フード1を成形することができる。換言すれば、本体部2の内周面2aと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化された、内視鏡フード1を成形することができる。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。
また、透明端子部8が、本体部2の外周面2bに開口した穴部2cによって、本体部2の外側に向けて露出されている。換言すれば、透明電極パターン5のうち透明端子部8は本体部2に埋設されておらず、穴部2cによって露出されている。そのため、透明端子部8と外部機器とを電気的に接続しやすい。
なお、メッシュ電極パターン10および蒸着電極パターン12は、表面が黒化層でコーティングされてもよい。このようにすると、内視鏡からの光の反射を防止する効果が向上する。したがって、使用者の視認性が向上する。
図4および図5を参照して、第2実施形態の内視鏡フード1は導電性フィルム3の構成が第1実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図5(a)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルム4の一方の面4aに透明電極パターン5を有している。透明電極パターン5は、3つの透明電極部6と、透明電極部6の各々から延びる3本の透明配線部7と、各々の透明配線部7の端部に形成された3つの透明端子部8とを含んでいる。図5(b)を参照して、透明端子部8は、透明フィルム4に形成されたスルーホール4cを介して、透明フィルム4の他方の面4bに取り出されている。
図4(b)を参照して、スルーホール4cは透明フィルム4を貫通している。透明端子部8は、透明フィルム4の一方の面4aから、スルーホール4cの壁面を通って他方の面4bにまで形成されている。透明フィルム4の一方の面4aに形成されている透明端子部8は、透明配線部7に電気的に接続されている。スルーホール4cの中は、本体部2で充填されている。スルーホール4cが充填されていることにより、スルーホール4c内の空隙での空気膨張、変形およびバブルの発生を防止することができる。
図4(b)を参照して、第2実施形態の内視鏡フード1は、導電性フィルム3の透明フィルム4が本体部2の外周面2bに露出し、透明電極パターン5が本体部2の内側を向いて埋設されて一体化されている。したがって、本体部2の外周面2bには、透明フィルム4の他方の面4bに取り出された透明端子部8が露出している。導電性フィルム3は、本体部2の外周面2bと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。
なお、スルーホール4cにピンを配置することで、スルーホール4cに溶融樹脂を充填しないようにすることもできる。このようにすると、外部機器と接続する配線の先端部をスルーホール4cに差し込み、半田などで固定することが容易となる。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。
また、本体部2の外周面2bと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。したがって、内視鏡フード1を内視鏡挿入部に取り付けて人体内を検査するときに、段差によって細胞組織などを傷つけることを防ぐことができる。
図6を参照して、第3実施形態の内視鏡フード1は、透明端子部8の露出する位置が第1・第2実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図6(b)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルム4が本体部2の内周面2aに露出し、透明電極パターン5が本体部2の外側を向いて埋設されて一体化されている。導電性フィルム3は、本体部2の内周面2aと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。そして、透明フィルム4の一部、透明配線部7の一部および透明端子部8が本体部2の端面2dから露出している。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。
図7を参照して、第4実施形態の内視鏡フード1は、露出した透明端子部8の向きが第3実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図7(b)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルム4が本体部2の外周面2bに露出し、透明電極パターン5が本体部2の内側を向いて埋設されて一体化されている。導電性フィルム3は、本体部2の外周面2bと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。そして、透明フィルム4の一部、透明配線部7の一部および透明端子部8が本体部2の端面2dから露出している。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。
図8を参照して、第5実施形態の内視鏡フード1は、透明端子部8が露出されている方向、および透明端子部8に連通する穴部2cが開口する方向が第1実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図8(b)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルムが本体部2の外周面2bに露出し、透明電極パターン5が本体部2の内側を向いて埋設されて一体化されている。導電性フィルム3は、本体部2の外周面2bと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。本体部2は、その内周面2aに開口した穴部2cを有する。穴部2cは、3つの透明端子部8に連通する位置に1つ設けられている。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。
図9を参照して、第6実施形態の内視鏡フード1は、透明端子部8が露出されている面が第2実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図9(b)を参照して、導電性フィルム3は、透明フィルム4が本体部2の内周面2aに露出し、透明電極パターン5が本体部2の外側を向いて埋設されて一体化されている。導電性フィルム3は、本体部2の内周面2aと透明フィルム4との間に段差ができないように一体化されている。
また、導電性フィルム3が本体部2に埋設されて一体化されているため、導電性フィルム3の端面から体液等が侵入しにくい。したがって、導電性フィルム3を本体部2に接着する場合と比べて、導電性フィルム3が本体部2から剥がれにくい。また、導電性フィルム3を後から接着する場合と比べて、本体部2と導電性フィルム3との間に段差が生じにくいため、その段差によるバブルが発生しにくい。
図10を参照して、第7実施形態の内視鏡フード1は、本体部2の一端に一体形成された取付部13を有する点で第1~第6実施形態とは異なり、この点を中心に説明する。図10(b)を参照して、内視鏡フード1は、本体部2と取付部13との間に嵌合部19を有することが好ましい。嵌合部19は、本体部2の一端と取付部13の一端とがかみ合うような形状とすることができる。換言すれば、図10(b)を参照して、本体部2の一端に形成された溝2eに、取付部13の一端に形成された凸部13aがかみ合い、取付部13の一端に形成された溝13bに、本体部2の一端に形成された凸部2fがかみ合っている。
取付部13の材料は、本体部2の材料よりも柔らかい材料を用いる。たとえば、本体部2の材料がポリカーボネート樹脂であれば、取付部13の材料はシリコーン樹脂または熱可塑性エラストマー樹脂を用いることができる。
第7実施形態では、本体部2をインサート成形により得、さらに2色成形により取付部13を成形することにより、本体部2と取付部13とが一体成形された内視鏡フード1を得ることができる。
第7実施形態の内視鏡フード1は、取付部13が本体部2よりも柔らかい材料で形成されているため、内視鏡挿入部の先端に取り付けやすい。また、嵌合部19を有するため、一体成形された本体部2と取付部13との接合力が向上する。
第1~第7実施形態において、内視鏡フード1は導電性フィルム3を1つだけ備えているが、複数備えてもよい。このとき、第1および第5実施形態においては、本体部2は各導電性フィルム3に形成された透明端子部8に連通する穴部2cを有する。図11(a)を参照して、内視鏡フード1が導電性フィルム3を2つ備えていれば、本体部2は穴部2cを2か所有する。
たとえば、2つの導電性フィルム3が対向する位置に設置されていれば、導電性フィルム3によって生体組織を挟むことができ、内視鏡フード1を高周波焼灼具として用いることができる。
第1~第7実施形態において、1つの導電性フィルム3が存在する領域は、本体部2の円周方向に沿って半周に満たない領域であるが、図11(b)を参照して、半周以上1周以下の領域であってもよい。複数の透明端子部8が1か所に集められていてもよい。このとき、第1および第5実施形態においては、透明端子部8に連通する穴部2cも1か所となる。
たとえば、1つの導電性フィルム3が本体部2の円周方向に沿って1周巻かれて設置され、導電性フィルム3が圧力センサとして機能する場合、内視鏡フード1の外周面2b全体に加わる圧力を検出することができる。
第1~第7実施形態において、たとえば図1(b)を参照して、導電性フィルム3は本体部2のほぼ中央に位置しているが、図11(c)を参照して、導電性フィルム3の端部が本体部2の端面2dに沿うようにして一体化されてもよい。この端面2dが、内視鏡フード1を取り付けた内視鏡の挿入部よりも先端にあれば、導電性フィルム3がより先端の方で機能するため、機能精度が向上する。たとえば、内視鏡フード1が磁気センサである場合は、より先端の位置を検知することができる。
第1~第7実施形態において、導電性フィルム3は透明電極パターン5を透明フィルム4の片面に有しているが、図12を参照して、両面に有していてもよい。図12(a)は、透明フィルム4の両面に形状・配置が同じ透明電極パターン5を有し、本体部2の内側を向いている透明電極パターン5がカバーフィルム39で被覆されている。ただし、被覆された透明電極パターン5の透明端子部8は、カバーフィルム39の対応する位置に形成された穴部39aによって、本体部2の内周面2aに露出している。また、カバーフィルム39で被覆されていない透明電極パターン5の透明端子部8は、本体部2の穴部2cによって外周面2bに露出している。
図12(b)は、透明フィルム4の両面に形状・配置が同じ透明電極パターン5を有し、本体部2の外側を向いている透明電極部6および透明配線部7が、カバーフィルム35で被覆されている。つまり、両面の透明端子部8が、本体部2の端面2dから露出している。
図12(c)は、透明フィルム4の両面に形状・配置が異なる透明電極パターン5,35を有し、本体部2の外側を向いている透明電極パターン35がカバーフィルム39で被覆されている。ただし、被覆された透明電極パターン35の透明端子部38および透明フィルム4の他方の面4bに取り出された透明端子部8は、カバーフィルム39の対応する位置に形成された穴部39aによって本体部の外周面2bに露出している。
なお、カバーフィルム39の代わりに、たとえば絶縁層または腐食防止層を形成してもよい。また、図12(a)(b)において、両面の透明電極パターンは異なる形状・配置であってもよい。
図14の(b)(c)(d)に示す内視鏡14は、それぞれ第2、第3、第4実施形態の内視鏡フード1が挿入部15の先端に取り付けられたものである。これらの内視鏡14は、図14(a)と同様、内視鏡フード1の透明端子部8が本体部2の外に露出しているため、導線16を接続しやすい。
図15(b)に示す内視鏡14は、第6実施形態の内視鏡フード1が挿入部15の先端に取り付けられたものである。この内視鏡14は、図15(a)と同様、鉗子チャンネル17を有する市販の内視鏡を利用できるため、特別な内視鏡を利用する必要がなく、容易に得ることができる。
2 :本体部
2a:内周面
2b:外周面
2c:穴部
2d:端面
2e:溝
2f:凸部
3 :導電性フィルム
4 :透明フィルム
4a:一方の面
4b:他方の面
4c:スルーホール
5 :透明電極パターン
6 :透明電極部
7 :透明配線部
8 :透明端子部
9 :細線
10 :メッシュ電極パターン
11 :蒸着層
12 :蒸着電極パターン
13 :取付部
13a:凸部
13b:溝
14 :内視鏡
15 :挿入部
16 :導線
17 :鉗子チャンネル
18 :内視鏡フード
19 :嵌合部
20 :外部機器
30 :固定型
31 :成形面
32 :可動型
33 :ピン
34 :溶融樹脂
35 :透明電極パターン
36 :透明電極部
37 :透明配線部
38 :透明端子部
39 :カバーフィルム
39a:穴部
100:内視鏡フード
200:本体部
300:導電性フィルム
400:透明フィルム
140:内視鏡
150:挿入部
Claims (10)
- 両端が開口した筒状の透明な本体部と、
前記本体部にインサート成形によって埋設されて一体化された導電性フィルムとを少なくとも備え、
前記導電性フィルムは、透明フィルムと、前記透明フィルムに形成された透明電極パターンとを含み、
前記透明電極パターンは、透明電極部と、前記透明電極部から延びる透明配線部と、前記透明配線部の端部に形成された透明端子部とを含み、前記透明端子部が前記本体部から露出している、内視鏡フード。 - 前記透明電極パターンが、複数の細線で構成されたメッシュ電極パターン、または蒸着層で構成された蒸着電極パターンである、請求項1に記載の内視鏡フード。
- 前記導電性フィルムは、前記透明フィルムの片面に前記透明電極パターンを有し、前記透明フィルムが前記本体部の内周面に露出し、前記透明電極パターンが前記本体部の外側を向いて埋設されて一体化されており、
前記本体部は、前記本体部の外周面に開口した、前記透明端子部に連通する穴部を有する、請求項1または2に記載の内視鏡フード。 - 前記導電性フィルムは、前記透明フィルムの一方の面に前記透明電極パターンを有し、 前記透明フィルムが前記本体部の外周面に露出し、前記透明電極パターンが前記本体部の内側を向いて埋設されて一体化されており、
前記透明端子部は、前記透明フィルムに形成されたスルーホールを介して前記透明フィルムの他方の面に取り出され、取り出された前記透明端子部が前記本体部の外周面に露出された、請求項1または2に記載の内視鏡フード。 - 前記導電性フィルムは、前記透明フィルムの片面に前記透明電極パターンを有し、前記透明フィルムが前記本体部の内周面または外周面に露出し、前記透明電極パターンが前記本体部の外側または内側を向いて、前記透明電極部が埋設されて一体化されており、
前記透明フィルムの一部及びその上に形成された前記透明端子部が前記本体部の外に突出された、請求項1または2に記載の内視鏡フード。 - 前記導電性フィルムは、前記透明フィルムの片面に前記透明電極パターンを有し、前記透明フィルムが前記本体部の外周面に露出し、前記透明電極パターンが前記本体部の内側を向いて埋設されて一体化されており、
前記本体部は、前記本体部の内周面に開口した、前記透明端子部に連通する穴部を有する、請求項1または2に記載の内視鏡フード。 - 前記導電性フィルムは、前記透明フィルムの一方の面に前記透明電極パターンを有し、
前記透明フィルムが前記本体部の内周面に露出し、前記透明電極パターンが前記本体部の外側を向いて埋設されて一体化されており、
前記透明端子部は、前記透明フィルムに形成されたスルーホールを介して前記透明フィルムの他方の面に取り出され、取り出された前記透明端子部が前記本体部の内周面に露出された、請求項1または2に記載の内視鏡フード。 - 前記本体部の材料よりも柔らかい材料で前記本体部の一端に一体形成された、内視鏡の挿入部の先端に取り付けられる取付部を有する、請求項1または2に記載の内視鏡フード。
- 被検体の体内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の先端に取り付けられた、請求項3から5のいずれかに記載の内視鏡フードと、
一端が前記透明端子部に電気的に接続され、他端が外部機器に電気的に接続された、少なくとも1本の導線とを備えた、内視鏡。 - 被検体の体内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の内部に設けられた鉗子チャンネルと、
前記挿入部の先端に取り付けられた、請求項6または7に記載の内視鏡フードと、
前記鉗子チャンネルに挿通され、一端が前記透明端子部に電気的に接続され、他端が外部機器に電気的に接続された、少なくとも1本の導線とを備えた、内視鏡。
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