JP7287975B2 - 医療用注射器のためのカバースリーブとしての保護スリーブ - Google Patents

医療用注射器のためのカバースリーブとしての保護スリーブ Download PDF

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    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/60Devices specially adapted for pressing or mixing capping or filling materials, e.g. amalgam presses
    • A61C5/62Applicators, e.g. syringes or guns

Description

近位の注射器出口を有する注射器本体と注射器ピストンまたは注射器プランジャとを備えた注射器用の保護スリーブであって、保護スリーブは、注射器本体の外周に取付け可能なカバースリーブであり、カバースリーブの近位には別の出口が設けられており、別の出口は、a)アタッチメント、b)コネクタまたはコネクタシステム、c)外周面が弾性材料から成る管腔またはd)カニューレを有している。
日常的な医療手段には、一般に歯科用組成物等の試料、例えば裂溝封鎖材またはリトラクションペースト等の作用物質が充填された、複数回使用可能な注射器が存在する。裂溝封鎖材等の、ペースト状または液状の配合物の投与は、複数回使用可能な注射器を介してカニューレを用いて行われることが多い。カニューレはその都度交換される。カニューレは、注射器出口に被せ嵌められるか、または注射器出口を形成するルアーロッククロージャを介して確実に係止される。
口腔内に投与する場合には、カニューレならびに注射器本体に対する患者の唾液、血液または溝液等の別の体液の接触が不可避であることが多い。投与チップまたはカニューレは、1回使用した後に廃棄処分される。配合物を内蔵する注射器は、一般に複数の異なる患者に複数回使用される。したがって、注射器本体、とりわけカニューレが嵌め込まれる注射器出口は慎重に消毒されねばならない。とりわけこの、一般に差込みクロージャまたはルアーロッククロージャ等として形成されている、注射器と注射器出口とカニューレとの間の移行領域および接触領域では、完全な消毒を常に保証できるわけではない。なぜなら、ここには毛管力に基づき唾液、血液または別の口腔分泌物が侵入する恐れがあるからである。注射器本体内の配合物は、消毒手段と接触してはならないため、カニューレ/アプリケータチップの取外し後に移行箇所を消毒液に浸漬させることも禁止されている。
本発明の課題は、上記の汚染問題を回避すると共に、配合物を含む注射器の複数回の使用を可能にし、さらに、微生物、ウイルスまたは先行患者の体液による後続患者の汚染/交差感染を阻止することにある。
この課題は、請求項1記載の保護スリーブならびに請求項10記載のキットによって解決される。
本発明の対象は、注射器本体と近位の注射器出口とを有する注射器、特に注射器本体に液状またはペースト状の薬剤組成物または歯科用組成物が充填された注射器用の、使い捨ての保護スリーブである。保護スリーブは、好適には近位に一体の別の出口を有しており、別の出口は一体のアタッチメント、コネクタまたは一体のカニューレを有している。一体のアタッチメント、コネクタまたはカニューレを備えた保護スリーブは、使用前、特に口腔内での使用前に、複数回使用可能な注射器に覆い被せられ、アタッチメントが注射器出口に接続される。一体のアタッチメントを備えた保護スリーブは、好適には気密にかつ細菌を封止するように近位の注射器出口に取り付けられ、好適には、保護スリーブは注射器本体、特に注射器本体の近位領域を気密にかつ細菌を封止するように包囲する。この場合、保護スリーブは注射器本体の翼部または把持部まで到達しており、かつ複数回使用可能な注射器の、口腔との接触領域内に位置する注射器本体の領域との間の移行領域を覆っている。1回使用した後で、一体のアタッチメントまたは外周面が弾性材料から成っていてよい管腔を有する保護スリーブは廃棄処分される。必要な場合には、注射器本体の移行領域を消毒してもよい。
つまり、本発明による保護スリーブは、注射器本体の出口から注射器本体の把持部または翼部の下までの移行領域における汚染を効率的に回避する。非保護領域は、後で消毒することができる。注射器本体の注射器出口および場合によりコネクタまたはコネクタシステムは、例えば栓等の清潔なクロージャによって閉鎖することができる。
本発明の対象は、近位の注射器出口を有する注射器本体を備えた注射器用の保護スリーブであって、保護スリーブは、注射器の注射器本体の外周に取付け可能なカバースリーブであり、カバースリーブの近位には別の出口が形成されており、別の出口は、a)例えばアプリケータチップ等のアタッチメント、b)特に内部に位置するフィルタ、好適にはバクテリア、ウイルス、菌類の侵入に抗する滅菌フィルタが装備されたコネクタまたはコネクタシステム、c)外周面が剛性または弾性の材料、例えばゴムリングまたはシリコーンリングから成る管腔、またはd)カニューレを有しており、カバースリーブは、近位にアタッチメントを有しており、アタッチメントはカバースリーブ内の近位に、1)雌ねじ山および任意には、i)注射器本体の近位端部に設けられた溝に係合する少なくとも1つの突起またはii)注射器本体の近位端部に設けられた少なくとも1つの突起が係合する少なくとも1つの溝等の、注射器本体の近位端部に設けられた対応ストッパに対する機械的なストッパ、または2)遠位に向かって広がる円錐部を有しており、カバースリーブのアタッチメントの雌ねじ山は、注射器本体の雄ねじ山にねじ被せることができるようになっている。
この場合、1つの代替手段において特に好適なのは、カバースリーブに、a)例えばアプリケータチップ等のアタッチメント、b)コネクタまたはコネクタシステム、c)外周面が剛性または弾性の材料から成る管腔としての出口が統合されて、つまり材料一体式に設けられている場合である。
1つの特に好適な代替手段に相当して、カバースリーブは、近位にアタッチメントを有しており、アタッチメントはカバースリーブ内の近位に1)雌ねじ山および任意には、注射器本体の近位端部に設けられた対応ストッパに対する機械的なストッパ、特に注射器本体の近位端部に設けられた溝に係合する少なくとも1つの突起または成形部、または注射器本体の少なくとも1つの突起または成形部が係合する少なくとも1つの溝を備えている、または2)遠位に向かって広がる円錐部を有しており、アタッチメントの雌ねじ山は、注射器本体の雄ねじ山に、特にコネクタでもってねじ被せることができる。機械的なストッパに適合するように、雄ねじ山を有する注射器本体は、機械的な対応ストッパを有していてよい。
注射器本体は、好適には近位に注射器出口を有しかつ遠位において注射器プランジャを受容するように形成されたシースの形態で存在している。注射器、特に医療用注射器は、近位の注射器出口を有する注射器本体を備えており、注射器本体は特に、注射器ピストンまたは注射器プランジャを有している。さらに、注射器には、特に複数回投与するための、好適には液状またはペースト状の薬剤組成物または歯科用組成物が充填されている。本発明による注射器は、筒状の中空室を備えた注射器本体と、中空室内を移動する注射器ピストンまたは注射器プランジャとを有している。1つの好適な代替手段では、注射器本体は、近位端部に雄ねじ山を有しておりかつ/または近位に向かって延びる少なくとも1つの溝または近位に向かって狭まる円錐部を有している。この場合、近位の注射器出口が、雄ねじ山と共に任意には溝または突起等のストッパを有していることが有利であってよい。さらに注射器本体は、ノズルとして筒状または円錐状に形成されていてよい、近位の筒状または円錐状の注射器出口を有していてもよい。注射器ピストンまたは注射器プランジャには、近位にフレキシブルなシール部材が設けられていてよい。
アタッチメント、コネクタまたはカニューレを有するカバースリーブの出口には、好適には微生物に対して非透過性の膜またはフィルタが設けられていてよく、膜またはフィルタは、好適には6マイクロメートル以下、好適にはちょうど5マイクロメートルの、複数の開口を有している。
1つの特に好適な実施形態では、保護スリーブは、近位に少なくとも1つのコネクタ、好適にはコネクタシステムを有するカバースリーブであり、特に
(i)カバースリーブは近位に、カニューレまたはホース等の別のアタッチメントの第2のコネクタと接続可能な第1のコネクタを有しており、第1のコネクタは、好適には注射器本体の注射器出口に接続可能、特に差込み可能かつ/または係止可能である、または
(ii)カバースリーブは近位にコネクタシステムを有しており、コネクタシステムは、カバースリーブの外側に設けられた第1のコネクタと、カバースリーブ内に設けられた別のコネクタとを有しており、第1のコネクタと別のコネクタとは、特に互いに接続されており、好適には第1のコネクタと別のコネクタとは差込み接続部を形成しているか、または材料一体式に形成されており、第1のコネクタはカニューレに接続可能であり、別のコネクタは注射器本体の注射器出口に接続可能である。好適には、各コネクタはコネクタシステム、特に接続可能かつ解除可能なコネクタシステムの一部である、または
(iii)カバースリーブは近位に、カニューレ、特に一体のカニューレを備えた、好適にはプラスチックから成る第1のコネクタを有しており、コネクタは、注射器本体の注射器出口と接続可能である。1つの代替手段では、コネクタはプラスチック製であり、カニューレは金属製または合金製である。
1つの代替手段(iv)では、カバースリーブは近位にアタッチメントを有しており、アタッチメントはカバースリーブ内の近位に雌ねじ山、注射器本体の近位端部に設けられた溝に係合する少なくとも1つの突起または遠位に向かって広がる円錐部を有しており、カバースリーブは特に近位の外側に、アタッチメント、投与チップまたはカニューレを有している。
第1のコネクタは、内側が雌のルアーロックコネクタとしてかつ外側が雄のルアーロックコネクタとして形成されていてよい。雌のルアーロックコネクタは、注射器本体の注射器出口の雄のルアーロックコネクタに固定、特に接続することができる。第2のまたは別のコネクタは、第1のコネクタの雄のルアーロックコネクタと接続するために、雌のルアーロックコネクタとして形成されていてよい。1つの代替手段では、コネクタまたはコネクタシステムには雌および雄のコネクタが含まれていてよく、この場合、これらのコネクタのうちの一方にはJ字形の溝が設けられかつ一方には対応する係止突起が設けられていてよい。
接続可能とは、本発明の枠内では液体流出部に対して密に接続し合い、この接続が再び解除可能な、2つの部材の接続を意味する。接続部は、差込み接続部、係止部、回転接続部、回転/係止接続部、あらゆるルアーシステムまたはバヨネット接続部として形成されていてよい。
カバースリーブの第1のコネクタは、注射器本体の注射器出口に被せ嵌め可能な、内側に位置する接続幾何学形状を有している、または第1のコネクタは、注射器本体の注射器出口の差込みシステム部分に対応する、差込みシステム部分として形成されている。1つの実施形態では、コネクタシステムは差込みシステムであり、特に、2つの中空円錐部を有していてよい差込みシステム、ルアーシステム、ルアーロックシステム、回転式のルアーロックシステム、バヨネットクロージャ、ねじ締結手段、または係止突起を備えた差込みシステムが含まれる。よって各コネクタは、中空円錐部、ルアーシステム部分、ルアーロックシステム部分、回転式のルアーロックシステム部分、バヨネットクロージャ部分、ねじ締結部分、または係止突起を備えた差込みシステム部分として形成されていてよい。
カバースリーブに取り付けられたカニューレまたはカバースリーブに取付け可能なカニューレは、まっすぐである、まっすぐで先が尖っている、まっすぐで先が丸くなっている、曲がっていて先が尖っている、または曲がっていて先が丸くなっていてよい。カニューレは、近位に向かって先細になっていてよく、特に近位に向かって円錐状に狭まるように形成されていてよい(=ルアー/ルアーロッククロージャの雌)。さらに、アタッチメントまたはカニューレは、例えば保護キャップまたは栓等のクロージャにより閉鎖されてよい。
さらに、カバースリーブは別の出口、特にコネクタまたはコネクタシステムと材料一体式に形成されていてよい、またはカバースリーブは、コネクタまたはコネクタシステムと接着、溶接されていてよく、かつ/または相接して収縮されていてよい。代替的に、コネクタまたはコネクタシステムは、カバースリーブ内、特に外周面が弾性材料、特に粘弾性材料から成る管腔内に差し込まれてよい。カバースリーブの材料には、または管腔の外周面の材料のみに、抗菌性が装備されていてよい。材料の抗菌性装備には特に、二塩化水素化物等のオクテニジン塩および/またはデクアリニウム塩が適している。オクテニジン塩は、CAS番号70775-75-6によるジカチオン性ビピリジニウム基本構造を有する化合物を意味する。これには化学的な基本構造における僅かな変異、例えば中央のアルキル鎖の変化(n=7~13)、末端のアルキル鎖の変化(n=4~12)およびアニオンの変化も含まれることが望ましい。塩の形成には、例えば(メタ)アクリレート等の重合可能な基を有するオクテニジンのアニオンまたは誘導体、ならびにその脂肪酸アニオンまたはこれらの、材料中に共重合させることができる混合物も考慮される。同様に、材料には銀イオン、酸化亜鉛が与えられていてもよい。別の代替手段では、材料にグルタルアルデヒドまたはホルムアルデヒド等のアルデヒドを与える可能性がある。同様に、材料には少なくとも1つのタンニン、サポニン、フラボノイド、アルカロイド、イリドイドグリコシド、エーテル油および/またはポリサッカリドまたは前記化合物のうちの少なくとも1つを含む混合物が与えられていてもよい。例として、メリッサから生成されるタンニン、ヒナギクから生成されるサポニン、シラカバから生成されるフラボノイド、キナ皮から生成されるアルカロイド、クワガタソウから生成されるイリドイドグリコシド、ユーカリのエーテル油、エキナセア等のポリサッカリド、およびまたはヒペリシン等の化合物が含まれる。
特に少なくとも1つのコネクタまたはコネクタシステムを含む別の出口を有するカバースリーブを含む保護スリーブ、および/または管腔および/またはカニューレの外周面の材料は、好適にはそれぞれ互いに独立して次の材料、すなわちプラスチック、特に弾性プラスチックまたは形状安定性プラスチックのうちの1つから選択されている。プラスチックは、好適には透明または不透明である。プラスチックには、好適にはポリマ、コポリマ、ポリマブレンドが含まれ、これらはそれぞれ充填されていても、充填されていなくてもよい。材料、特に各プラスチックには、好適には抗菌性、抗ウイルス性、殺菌性および/または殺カビ性が装備されていてよい。好適なプラスチックには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリレート、ポリラクチド、ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシバリレート)(PHBV)、ならびにポリアクリレートのポリマ、シアノアクリレート、ポリアミド、BPT、ビスフェノール-1,2,3-トリアゾールまたはこれらの誘導体、ビスフェノール-1,2,3-トリアゾールシアネートエステル(BPTCE)、ラテックス、天然ラテックス、ニトリル、ビニルまたはPVCが含まれる。基本的に好適なのは、医療技術分野に用いる包装材料として認可されており、したがって当業者に周知のあらゆるポリマまたはポリマブレンドである。さらに、カバースリーブはポリマフィルム、特に伸長可能なもしくは弾性的なポリマフィルムまたはポリマから成る弾性的なホースから製造されていてよい。特に好適なプラスチックには、細菌により分解可能なプラスチック等の、あらゆる生分解性プラスチックが含まれる。ここでは特に、ポリラクチドまたはPHBVが挙げられる。
さらに、カバースリーブは遠位領域に環状のシールリップ、特にカバースリーブの内側に形成されたシールリップまたはOリング等のシールリングの形態のシールリップを有しており、この場合、シールリップは
a)注射器本体の注射器把持部の下側領域に密着している、または
b)特に注射器本体または注射器本体用のホルダの外周にカバースリーブが取り付けられている場合には、少なくとも1つの注射器本体を支持するための注射器ホルダの把持部の下側領域に密着している、または
c)注射器本体の把持部または注射器ホルダの把持部を包囲している。
カバースリーブは、それぞれ長さおよび直径において、受容すべき注射器の注射器本体または受容すべき注射器ホルダに適合されているかまたは適合可能である。
1つの別の特に好適な実施形態では、カバースリーブは遠位領域に、環状のシールリップを有している。シールリップは、好適にはカバースリーブの内側に環状に形成されており、かつ/またはカバースリーブの遠位端部に環状に形成されている。シールリップは、好適には注射器本体の把持部の下側に密着するように位置していてよい。シールリップを形成するためには、前記領域においてカバースリーブの材料が補強されて形成されていてもよいし、または別個のシールリップがカバースリーブに一体成形されていてもよい。シールリップは、好適には医学的に適した弾性材料、好適にはシリコーンゴム等である。
同様に、本発明によるカバースリーブは、好適には1つの注射器ホルダ内に配置された2つの注射器本体を受容するように形成されていてもよい。さらにカバースリーブは、好適には遠位領域に環状のシールリップを有しており、カバースリーブが2つの注射器本体および注射器ホルダを覆うように引き上げられると、シールリップは2つの注射器本体の把持部の下側または注射器ホルダの把持部の下側に密着するように位置することになる。
同様に、本発明の対象は、少なくとも1つの保護スリーブ、特に1~100個の保護スリーブ、好適には1~20個の保護スリーブと、少なくとも1つの注射器とを含むキットであり、各保護スリーブは、注射器の注射器本体の外周に取付け可能なカバースリーブである。1つの好適な代替的な実施形態では、注射器の注射器本体は、近位端部に雄ねじ山または近位に向かって延びる少なくとも1つの溝、好適には少なくとも2つの溝または近位に向かって狭まる円錐部を有していてよく、この場合、好適なのは雄ねじ山である。
複数の好適な実施形態では、注射器、特に注射器の注射器本体には、液状またはペースト状の薬剤組成物または歯科用組成物、特に歯科用のペースト状で流動性の組成物、歯科用の裂溝封鎖材、歯肉リトラクションペースト、収斂剤、歯科用接着剤、セルフエッチング接着剤、組織接着剤、特にシアノアクリレート皮膚用接着剤、接着剤用タンパク質溶液、塩化カルシウムを含むトロンビン溶液、麻酔薬、好適にはリドカインまたはプロカイン等の薬剤有効成分、または抗生物質が含まれている。歯科用のペースト状で流動性の組成物としては、特に歯科分野で使用される、いわゆる流動性の歯科材料の組成物であるビーナスフロー(登録商標)、ビーナスダイヤモンドフローが当てはまる。
注射器本体を備える注射器は、好適には近位端部に雄ねじ山を有しているか、または近位に向かって延びる少なくとも1つの溝、好適には少なくとも2つの溝または近位に向かって狭まる円錐部を有していてよい。
好適には、注射器本体は近位にまたは近位端部に注射器出口として、カニューレまたは投与導管または採取導管を固定または取り付けるための専用のコネクタを有している。
保護スリーブ、特にカバースリーブは、好適には個別に滅菌包装されている。別の代替手段では、保護スリーブは多重供給容器内に貯蔵されていてもよく、そこから保護スリーブを、好適には個別に滅菌された状態で取り出すことができる。別の代替手段では、本発明の対象は、1~25個の保護スリーブと少なくとも1つの注射器とを含む、滅菌包装されたキットである。
注射器または保護スリーブはそれぞれ独立して、保護キャップの形態のカニューレ保護手段を有していてよい。代替的に、カニューレはマトリックスに差し込まれていてもよい。
以下の図面は、本発明を実施例に限定すること無しに本発明をより詳しく説明するものである。
図1aおよび図1bは、従来技術による、翼部6と、注射器ピストン7と、カニューレ2aの形態のアタッチメント2が設けられた注射器出口11とを有する注射器本体5を備えた注射器1を示す図である。 図2aおよび図2bは、コネクタ4またはコネクタシステム4aの形態の別の出口14を有する保護スリーブ3を備えた注射器1を示す図である。 コネクタシステム4aを有する保護スリーブ3を備えた注射器1を示す図である。 図4a、図4b、図4c、図4dおよび図4eは、コネクタ4,4bおよびシールリップ8(図4bおよび図4c)を備えた保護スリーブ3を示す図である。 図5aおよび図5bは、図5bに示す保護スリーブ3とカニューレ2aとを備えた注射器1を支持するための注射器ホルダ9を示す図である。 図6aおよび図6bは、コネクタシステム4a(図6a)または管腔10の形態の別の出口14を有するカバースリーブの形態の保護スリーブ3を示す図である。
図1aおよび図1bに、従来技術に基づく注射器1を開示する。注射器1は、翼部6と注射器ピストンまたは注射器プランジャ7とを備えた注射器本体5を有している。注射器本体の注射器出口11には、アタッチメント2としてカニューレ2aが被せ嵌められていてよい。図2aおよび図2bに、近位の別の出口14を有するカバースリーブ3の形態の、本発明による保護スリーブ3を示す。別の出口14は、特にコネクタシステム4aとして設けられてもよい近位のコネクタ4として形成されている。カバースリーブ3は、近位から注射器本体5を覆うように引き上げられており、カバースリーブの遠位端部に取り付けられたシールリップ8により、注射器本体に密接するように保持される。
図3および図4aには、保護スリーブ3、特に注射器プランジャ7を備えた注射器1の注射器本体5用の、別の出口14を有するカバースリーブ3の2つの変化態様が示されている。カバースリーブ3は、遠位のシールリップ8とコネクタシステム4aとを有している。コネクタシステムを覆って、一方では注射器本体5の注射器出口11にカバースリーブが取り付けられてよく、他方ではコネクタシステム4aの外側の近位にカニューレ2aまたは投与チップが別個に取り付けられてよい。コネクタシステム4aを備えたこの構成は後で、まっすぐなまたは曲がったカニューレ2a、またはマルチセル容器用の採取/注入スパイク、安全フローバルブ、投与/採取導管または単一経路/複数経路栓を含んでいてよい、様々なアタッチメントの選択を可能にする。図4aにはさらに、近位の雌ねじ山17と、コネクタ4と、カニューレ2aの形態の別の出口14とを有するカバースリーブが示されており、この場合、雌ねじ山17は、コネクタ4でもって注射器本体5の雄ねじ山16にねじ被せられてよく、これにより、カバースリーブ3を注射器本体5と固く結合することができる。シールリップ8は、図4bではシリコーンシールリングとして形成されている。図4bおよび図4cには、別の保護スリーブ3が、シールリップ8を備えたカバースリーブ3として示されている。図4bには、カバースリーブの近位にコネクタ4として、近位の内向きの雄ねじ山が示されており、この雄ねじ山を介して、カバースリーブを注射器本体に取り付けることができる。図4cでは、カバースリーブ3は第1のコネクタ4bを備えており、この場合、コネクタ4bはその遠位側において注射器出口(図示せず)に接続可能であり、かつその近位側において、カニューレ2aのコネクタ4c等の、別のアタッチメント15の別のコネクタ4cに接続可能な、別の出口14を形成している。図4dおよび図4eには、保護スリーブ、特にアタッチメント2、特にカニューレ2aを備えたカバースリーブ3が示されている。
図5aおよび図5bには、注射器1を支持するための注射器ホルダ9が示されており、注射器ホルダ9は、図5bでは保護スリーブ3と共に示されている。カバースリーブ3の形態の保護スリーブ3にはカニューレ2aが設けられている。注射器1とカバースリーブ3とは、本発明によるキット12を形成している。カバースリーブ3には、アタッチメント、コネクタ、コネクタシステム、管腔またはカニューレ2aとして形成された出口14(図6a)が一体的に設けられていてよい。図6aおよび図6bには、シールリップ8を備えたカバースリーブ3が示されており、この場合、カバースリーブ3の出口14は、図6aでは内側に位置する近位のコネクタ4dと、外向きの近位のコネクタ4bとを備えたコネクタシステム4aの形態で示されている。図6bでは、出口14は、カバースリーブの近位に設けられた管腔10であり、管腔10は、その外周面にフレキシブルな材料13を有している。
1 注射器
2 アタッチメント、特にカニューレ2a
3 注射機用の保護スリーブ、特にカバースリーブ3
4 コネクタまたはコネクタシステム4a、第1のコネクタ4b、別のアタッチメントの第2のコネクタ4c、別のコネクタ4d
5 注射器本体
6 注射器本体の翼部または把持部
7 注射器ピストン/注射器プランジャ
8 シールリップ
9 注射器ホルダ
10 管腔
11 注射器出口
12 キット
13 管腔の外周面の材料
14 別の出口
15 別のアタッチメント、例えばカニューレ
16 注射器本体の近位端部に設けられた雄ねじ山
17 カバースリーブ内のアタッチメントの近位に設けられた雌ねじ山

Claims (17)

  1. 注射器本体(5)と近位の注射器出口(11)とを有する注射器(1)用の保護スリーブ(3)であって、当該保護スリーブ(3)は、前記注射器本体(5)の外周に取付け可能なカバースリーブ(3)であり、
    前記カバースリーブ(3)の近位には別の出口(14)が形成されており、該別の出口(14)は、a)アタッチメント(2)、b)コネクタ(4)またはコネクタシステム(4a)、c)外周面(13)が弾性材料から成る管腔(10)、またはd)カニューレ(2a)を有しており、
    前記カバースリーブは、近位にアタッチメント(2)を有しており、該アタッチメントはカバースリーブ内の近位に、
    1)雌ねじ山(17)および前記注射器本体の近位端部に設けられた対応ストッパに対する機械的なストッパを有している、または
    2)遠位に向かって広がる円錐部を有しており、
    前記雌ねじ山(17)は、前記注射器本体(5)の雄ねじ山(16)にねじ被せることができるようになっている、保護スリーブ(3)において、
    前記カバースリーブ(3)は遠位領域に、環状のシールリップを有していることを特徴とする、保護スリーブ(3)。
  2. a)前記カバースリーブ(3)は、近位に少なくとも1つのコネクタ(4)を有しており、
    (i)前記カバースリーブは近位に、別のアタッチメント(15)の第2のコネクタ(4c)と接続可能な第1のコネクタ(4b)を有しており、該第1のコネクタ(4b)は、前記注射器本体の前記注射器出口(11)に被せ嵌め可能であるかまたは前記注射器出口(11)に接続可能である、または
    (ii)前記カバースリーブは近位に、カニューレ(2a)を備えた第1のコネクタ(4b)を有しており、該コネクタ(4b)は、前記注射器本体の前記注射器出口(11)と接続可能である、または
    b)前記カバースリーブは近位にアタッチメント(2)を有しており、該アタッチメントは前記カバースリーブ内の近位に雌ねじ山(17)、前記注射器本体の近位端部に設けられた溝に係合する少なくとも1つの突起または遠位に向かって広がる円錐部を有しており、前記カバースリーブは近位の外側に、コネクタ、管腔またはカニューレ(2a)を有している、請求項1記載の保護スリーブ。
  3. 前記カバースリーブ(3)は、近位に少なくとも1つのコネクタシステム(4a)を有しており、該コネクタシステム(4a)は、前記カバースリーブの外側に設けられた第1のコネクタ(4b)と、前記カバースリーブの内側に設けられた別のコネクタ(4d)とを有しており、前記第1のコネクタ(4b)はカニューレ(2a)に接続可能であり、前記別のコネクタ(4d)は前記注射器本体(5)の前記注射器出口(11)に接続可能である、請求項1記載の保護スリーブ。
  4. 各前記コネクタ(4)は、コネクタシステム(4a)の一部である、請求項1または3記載の保護スリーブ。
  5. 前記コネクタシステムは差込みシステムである、または前記コネクタは差込みシステムの一部である、請求項1または3記載の保護スリーブ。
  6. 前記差込みシステムには2つの中空円錐部、ルアーシステム、ルアーロックシステム、回転式のルアーロックシステム、バヨネットクロージャ、ねじ締結手段、または係止突起を備えた差込みシステムが含まれる、請求項5記載の保護スリーブ。
  7. 前記カバースリーブは、前記コネクタ(4)または前記コネクタシステム(4a)と材料一体式に形成されている、または前記カバースリーブは、前記コネクタ(4)または前記コネクタシステム(4a)と接着、溶接されておりかつ/または相接して収縮されている、あるいは前記コネクタまたは前記コネクタシステムは、前記カバースリーブ内に差し込まれるようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載の保護スリーブ。
  8. 前記カバースリーブ、前記コネクタ、前記コネクタシステムの材料および/または前記管腔(10)の前記外周面(13)の材料は、プラスチックである、請求項1から7までのいずれか1項記載の保護スリーブ。
  9. 前記カバースリーブは、1つの注射器ホルダ内に配置された2つの注射器本体を受容するように形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の保護スリーブ。
  10. 前記カバースリーブ(3)は遠位領域に環状のシールリップを有しており、該シールリップは
    a)前記注射器本体(5)の注射器把持部の下側領域に密着している、または
    b)少なくとも1つの前記注射器本体(5)を支持するための注射器ホルダの把持部の下側領域に密着している、または
    c)前記注射器本体(5)の把持部または前記注射器ホルダの把持部を包囲している、請求項1から7までのいずれか1項記載の保護スリーブ。
  11. 前記カバースリーブ(3)は遠位領域に環状のシールリップを有しており、該シールリップは
    b)前記カバースリーブ(3)が前記注射器本体(5)または該注射器本体用のホルダの外周に取り付けられている場合には、少なくとも1つの前記注射器本体(5)を支持するための注射器ホルダの把持部の下側領域に密着している、請求項10記載の保護スリーブ。
  12. 前記カバースリーブおよび近位の前記出口(14)を有する当該保護スリーブの材料には、少なくとも複数の部分領域に抗菌性および/または抗ウイルス性が装備されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の保護スリーブ。
  13. 前記カバースリーブおよび/または近位の前記出口(14)には、抗菌性および/または抗ウイルス性が装備されており、前記カバースリーブおよび/または近位の前記出口(14)に抗菌性および/または抗ウイルス性を装備するための化合物には、二塩化水素化物等の少なくとも1つのオクテニジン塩および/またはデクアリニウム塩ならびにこれらの脂肪酸アニオンまたはこれらの混合物、銀イオンまたは酸化亜鉛、タンニン、サポニン、フラボノイド、アルカロイド、イリドイドグリコシド、エーテル油および/またはポリサッカリドまたは前記化合物のうちの少なくとも1つを含む混合物が含まれる、請求項12記載の保護スリーブ。
  14. 少なくとも1つの、請求項1から13までのいずれか1項記載の保護スリーブと、少なくとも1つの注射器(1)とを含む、キット(12)。
  15. 前記注射器の注射器本体は、近位端部に雄ねじ山(16)、近位に向かって延びる少なくとも1つの溝、または近位に向かって狭まる円錐部を有している、請求項14記載のキット(12)。
  16. 前記注射器には、歯科用のペースト状で流動性の組成物、裂溝封鎖材、歯肉リトラクションペースト、収斂剤、歯科用接着剤、セルフエッチング接着剤、シアノアクリレート皮膚用接着剤等の組織接着剤、接着剤用タンパク質溶液、塩化カルシウムを含むトロンビン溶液、麻酔薬等の薬剤有効成分または抗生物質を含む、液状またはペースト状の薬剤組成物または歯科用組成物が含まれており、当該キットには少なくとも1つの、請求項1から10までのいずれか1項記載の保護スリーブ(3)が含まれている、請求項14記載のキット(12)。
  17. 請求項1から13までのいずれか1項記載の保護スリーブを備えた注射器本体を有する注射器であって、前記保護スリーブ(3)は、前記注射器本体(5)の外周に取付け可能なカバースリーブ(3)であり、
    前記カバースリーブ(3)の近位には別の出口(14)が形成されており、該別の出口(14)は、a)アタッチメント(2)、b)コネクタ(4)またはコネクタシステム(4a)、c)外周面(13)が弾性材料から成る管腔(10)、またはd)カニューレ(2a)を有しており、
    前記カバースリーブは、近位にアタッチメント(2)を有しており、該アタッチメントはカバースリーブ内の近位に、
    1)雌ねじ山(17)および前記注射器本体の近位端部に設けられた対応ストッパに対する機械的なストッパを有している、または
    2)遠位に向かって広がる円錐部を有しており、
    前記雌ねじ山(17)は、前記注射器本体(5)の雄ねじ山(16)にねじ被せることができるようになっている、注射器において、
    前記カバースリーブ(3)は遠位領域に、環状のシールリップを有しており、前記注射器本体は、近位端部に雄ねじ山(16)、近位に向かって延びる少なくとも1つの溝または突起、または近位に向かって狭まる円錐部を有していることを特徴とする、注射器。
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