JP7287848B2 - ホームドア装置 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、保持構造体の回転部によって、扉の厚み方向を軸として回転することができるのでレールの上下方向の歪みを吸収することができる。このため、保持構造体の転動体に局所的な荷重が掛かることを更に抑制することができ、扉をスムーズに移動させることができる。
上記構成によれば、スライド機構を扉の厚み方向に移動させるための部材を回転軸が兼ねるため、部品点数を低減することができる。
上記構成によれば、複数のレールを設置したときには扉のたわみによって扉の厚み方向の歪みがレールに発生するため、保持構造体によって扉の厚み方向の歪みを吸収することができる。
以下、図1~図7を参照して、ホームドア装置の第1の実施形態について説明する。このホームドア装置は、鉄道等のプラットホームに設置される。
図1に示すように、ホームドア装置10は、略矩形状の戸袋部11を備えている。戸袋部11は、プラットホーム1に固定されている。戸袋部11は、戸袋部11から図中左側へ進出する扉12を移動可能に支持しているとともに、扉12を駆動する駆動装置が収納されている。
次に、図2及び図3(a)、図3(b)を参照して、保持構造体20の構成について説明する。
まず、図4を参照して、レール13が鉛直方向Zにおいて歪んだときの動作について説明する。図4では、レール13の図中左側が下がり、レール13の図中右側が上がった状態にレール13が歪んでいる。
(1)保持構造体20のスライド機構30によって、扉12の厚み方向Yに移動することができるので扉12の厚み方向Yのレール13の歪みを吸収することができる。このため、保持構造体20の転動体に局所的な荷重が掛かることを抑制することができ、扉12をスムーズに移動させることができる。
(4)ボルト25の頭部25Bと第1固定部22との保持構造体20を固定する部分に隙間Gを設けることで、保持構造体20が扉12の移動方向X及び扉12の厚み方向Yに傾くことができるのでレール13の歪みを吸収することができる。
以下、図8及び図9を参照して、ホームドア装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態のホームドア装置は、スライド機構の構成が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図8及び図9に示すように、保持構造体20は、固定板21に固定される第1固定部122と、第1固定部122に取り付けられる第2固定部123と、第2固定部123に固定されるガイドブロック24とを備えている。
第2固定部123は、直方体から一対の腕が下方へ延出した形状である。第2固定部123は、下部取付部123Aと上部取付部123Bとからなる。下部取付部123Aには、回転軸123Cが固定されている。回転軸123Cには、第1固定部122が取り付けられる。下部取付部123Aは、第1固定部122の縮小部122Bを挟むように装着されて、回転軸123Cが挿通されることで、第1固定部122に取り付けられる。第2固定部123は、扉12の厚み方向に延出する回転軸123Cを中心に転動体を回転させる回転部に相当する。ここで、第2固定部123は回転軸123Cを中心に回転した際に、第2固定部123の上部取付部123Bの下面の角部が第1固定部122の上面に当接することで、第2固定部123の過度な回転が規制されている。このため、第2固定部123の上部取付部123Bの下面の角部の位置や第1固定部122の上面の高さを変更することで、第2固定部123を所望の回転範囲に設定することが可能である。
レール13が鉛直方向Zにおいて歪んだときには、ガイドブロック24がレール13の歪みに追従するため、第2固定部123もガイドブロック24とともにレール13に追従する。すなわち、第2固定部123が回転軸123Cを回転中心として回転することで、ガイドブロック24及び第2固定部123が一体となって、レール13の鉛直方向Zにおける歪みに合わせて追従する。よって、レール13が鉛直方向Zにおいて歪んだとしても、ガイドブロック24の転動体に局所的な荷重が掛かることがなく、扉12をスムーズに移動させることができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記各実施形態では、1本のレール13に2個の保持構造体20を設置したが、1本のレール13に1個の保持構造体20を設置してもよい。
・上記各実施形態では、扉12にレール13を設け、戸袋部11に保持構造体20を設けたが、戸袋部11にレールを設け、扉12にこのレールを保持する保持構造体を設けてもよい。
Claims (4)
- 戸袋部に対して扉が移動するホームドア装置であって、
前記戸袋部又は前記扉に設けられ、前記扉の移動方向に延出するレールと、
前記レールを移動可能に保持する転動体を有する保持構造体と、を備え、
前記保持構造体は、前記扉の移動方向と直交する方向である前記扉の厚み方向に延出する軸を中心に前記転動体を回転させる回転軸と、
前記回転軸に案内されて前記扉の厚み方向に前記転動体を移動可能なスライド機構と、を備え、
前記スライド機構は、前記回転軸が収容される収容部が設けられる第1固定部と、
前記回転軸を回転するとともに、前記転動体に固定される第2固定部と、を備え、
前記第2固定部の幅は、前記収容部の幅よりも小さく、
前記第2固定部が前記回転軸に案内されて前記収容部内を前記扉の厚み方向に移動可能である
ホームドア装置。 - 戸袋部に対して扉が移動するホームドア装置であって、
前記戸袋部又は前記扉に設けられ、前記扉の移動方向に延出するレールと、
前記レールを移動可能に保持する転動体を有する保持構造体と、を備え、
前記保持構造体は、前記扉の移動方向と直交する方向である前記扉の厚み方向に延出する軸を中心に前記転動体を回転させる回転軸と、
前記回転軸に案内されて前記扉の厚み方向に前記転動体を移動可能なスライド機構と、を備え、
前記スライド機構は、前記回転軸を回転する第1固定部と、
前記回転軸が固定される一対の取付部が設けられるとともに、前記転動体に固定される第2固定部と、を備え、
前記第1固定部の前記回転軸に取り付けられる縮小部の幅は、前記一対の取付部の間の幅よりも小さく、
前記第1固定部が前記回転軸に案内されて前記取付部の間を前記扉の厚み方向に移動可能である
ホームドア装置。 - 前記保持構造体は、前記保持構造体を固定するボルトを備え、
前記ボルトを挿通させる挿通孔が前記第1固定部に設けられ、
前記挿通孔の内径は、前記ボルトの外径よりも大きく、
前記ボルトの頭部と前記第1固定部との間に隙間が設けられ、
前記第1固定部は、前記ボルトに対して鉛直方向に前記隙間だけ移動可能であるとともに、前記ボルトに対して傾くことが可能である
請求項1又は2に記載のホームドア装置。 - 前記レールは、鉛直方向において並んで複数備えられ、
前記保持構造体は、前記複数のレールのそれぞれに設置される
請求項1~3のいずれか一項に記載のホームドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019123658A JP7287848B2 (ja) | 2019-07-02 | 2019-07-02 | ホームドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019123658A JP7287848B2 (ja) | 2019-07-02 | 2019-07-02 | ホームドア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021008228A JP2021008228A (ja) | 2021-01-28 |
JP7287848B2 true JP7287848B2 (ja) | 2023-06-06 |
Family
ID=74198466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019123658A Active JP7287848B2 (ja) | 2019-07-02 | 2019-07-02 | ホームドア装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7287848B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196294A (ja) | 2016-07-04 | 2016-11-24 | 三菱電機株式会社 | 可動式ホーム柵 |
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2019
- 2019-07-02 JP JP2019123658A patent/JP7287848B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016196294A (ja) | 2016-07-04 | 2016-11-24 | 三菱電機株式会社 | 可動式ホーム柵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021008228A (ja) | 2021-01-28 |
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