JP7285999B1 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】多様なニーズに応える販売戦略の策定に資する商品のランキングを行うことが可能な技術を実現する。【解決手段】情報処理システム(1)は、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値を取得する第1取得部(11)、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得する第2取得部(12)、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記複数の属性値及び前記加重値セットに基づいて算出する算出部(13)、及び、前記ランクに関する情報を出力する出力部(14)を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
商品の販売戦略を策定するために、販売実績に基づいて商品のランキングを行う技術が広く用いられている。例えば、特許文献1には、売上に基づいて各商品のランクを決定し、その結果に基づいて販売機会損失度合の高い商品を特定する技術が開示されている。
特開2005-148839号公報
商品の販売実績は、販売数量、割引販売率、粗利率、廃棄率など、商品の属性値に基づいて多面的に判断するべきところ、特許文献1に記載の技術では、各商品の売上のみに基づいて各商品のランクが決定される。したがって、このようなランクに基づいて策定された販売戦略では、販売機会損失を減らしたいというニーズには応えられても、その他のニーズに応えられない場合がある。例えば、企業には、数量を増やしたい、注目度を高めたい、利益を増やしたい、環境に配慮したいといった多様なニーズが存在するが、特許文献1に記載の技術では、これらのニーズに応えることができない。
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多様なニーズに応える販売戦略の策定に資する、商品のランクに関する情報を出力することが可能な技術を実現することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に係る情報処理システムは、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、前記ランクに関する情報を出力する。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に係る情報処理方法は、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、前記ランクに関する情報を出力する。
本発明の一態様によれば、複数の属性値を加味した、各商品のランクに関する情報を出力することができる。しかも、取得する加重値セット応じた、各商品のランクに関する情報を出力することができる。その結果、多様なニーズに応える販売戦略の策定に資する商品のランキングを行うことができる。
(a)は、本発明の一実施形態に係るランキング装置(情報処理システム)の機能的構成を示すブロック図である。(b)は、そのランキング装置が参照する属性値セットのデータ構造を示すテーブルである。(c)は、そのランキング装置が参照する加重値セットのデータ構造を示すテーブルである。 図1に示すランキング装置が参照する属性値セットの具体例を示すテーブルである。 図1に示すランキング装置が参照する加重値セット群の具体例を示すテーブルである。 (a)及び(b)は、それぞれ、図1に示すランキング装置がユーザに提示するランク一覧画面の具体例を示す図である。 図1に示すランキング装置を含むランキングシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示すランキング装置の物理的構成を示すブロック図である。
本発明に係る情報処理システムは、単体の装置として実現することもできるし、互いに通信可能に構成された複数の装置として実現することもできる。以下、本発明に係る情報処理システムを、単体の装置として実現した実施形態について説明する。以下では、単体の装置として実現された情報処理システムのことを、その用途に即して「ランキング装置」と呼称する。
(ランキング装置の機能的構成)
本発明の一実施形態に係るランキング装置1の機能的構成について、図1を参照して説明する。図1において、(a)は、ランキング装置1の機能的構成を示すブロック図であり、(b)は、ランキング装置1が参照する属性値セットのデータ構造を示すテーブルであり、(c)は、ランキング装置1が参照する加重値セットのデータ構造を示すテーブルである。
なお、以下の説明において、商品群Iとは、予め定められた複数の商品(本実施形態においてはn個の商品)の集合のことを指す。商品群Iに含まれる各商品を、商品1、商品2、…、商品i、…、商品nとも記載する。ここで、iは、1以上n以下の自然数である。また、属性群Jとは、予め定められた複数の属性(本実施形態においてはm個の属性)の集合のことを指す。属性群Jに含まれる各属性を、属性1、属性2、…、属性j、…、属性mとも記載する。ここで、jは、1以上m以下の自然数である。商品群I及び属性群Jの具体例については、参照する図面を代えて後述する。
ランキング装置1は、図1の(a)に示すように、第1取得部11と、第2取得部12と、算出部13と、出力部14と、を備えている。
第1取得部11は、商品群Iに含まれる各商品iに関する属性値セットXiを取得する取得処理を実行する。ここで、商品iに関する属性値セットXiは、図1の(b)に示すように、属性群Jに含まれる各属性jに対応する属性値xijを要素とする集合(xi1,…,xij,…,xim)である。商品iに関する属性値セットXiには、図1の(b)に示すように、商品iを他の商品i’から識別するための商品IDが含まれていてもよい。
第2取得部12は、算出部13により参照される加重値セットWを取得する取得処理を実行する。本実施形態において、第2取得部12は、算出部13により参照される加重値セットWを加重値セット群から選択する選択処理を行うことによって、この取得処理を実現する。ここで、加重値セットWは、図1の(c)に示すように、属性群Jに含まれる各属性jに対応する加重値wを要素とする集合(w,w,…,w,…,w)である。加重値セット群は、例えば、重視する属性の異なる複数の加重値セットであって、重視する属性に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値セットにより構成される。加重値セット群の具体例については、参照する図面を代えて後述する。本実施形態において、この選択処理は、第1の権限(後述する本部権限)を有する第1のユーザ(例えば、後述するユーザUB)からのリクエストにより実行される。
算出部13は、各商品iに関する属性値セットXiと加重値セットWとに基いて、各商品iのランクに関する情報を算出する算出処理を実行する。本実施形態において、算出部13は、各商品iに関する属性値セットXiと加重値セットWとに基いて、各商品iの総合ランクRiを算出することによって、この算出処理を実現する。一例として、この算出処理は、(1)各商品iのスコアSiとして、商品iに関する属性値セットXiの各要素xijの加重平均であって、加重値セットWの各要素wを加重値とする加重平均を算出する処理と、(2)各商品iの総合ランクRiとして、商品群IをスコアSiの昇順又は降順にソートしたときの商品iの順位を算出する処理と、により構成される。前者の処理により算出される商品iのスコアSiは、Si=w・xi1+w・xi2+…+w・ximと表現することができる。
なお、算出部13は、各商品iに関する属性値セットXiに基づいて、各属性jに関する商品群Iにおける各商品iの属性別ランクRjiを算出する算出処理を更に実行してもよい。一例として、この算出処理は、各属性jに関する各商品iの属性別ランクRjiとして、商品群Iを属性値xijの昇順又は降順にソートしたときの商品iの順位を算出する処理により構成される。この場合、各商品iについて、1個の総合ランクRiと、m個の属性別ランクR1i,R2i,…,Rmiと、が算出されることになる。
出力部14は、算出部13にて算出された各商品iのランクに関する情報を出力する出力処理を実行する。本実施形態において、出力部14は、各商品iの総合ランクRiをユーザに提示する提示処理を行うことによって、この出力処理を実現する。一例として、この提示処理は、各商品iの総合ランクRi及び属性別ランクR1i,R2i,…,Rmiを含むランク一覧画面Pを表すデータ(例えば、HTMLデータ)を生成する処理と、そのデータをユーザが利用する端末に提供する処理と、により構成される本実施形態において、この提示処理は、第1の権限(後述する本部権限)を有する第1のユーザ(例えば、後述するユーザUB)からのリクエスト、及び、第1の権限とは異なる第2の権限(後述する店舗権限)を有する第2のユーザ(例えば、後述するユーザUA)からのリクエストによって実行される。提示処理が第1の権限を有する第1のユーザからのリクエストにより実行される場合、ランク一覧画面Pを表すデータはそのユーザが利用する端末(例えば、後述する本部端末)に提供される。一方、提示処理が第2の権限を有する第2のユーザからのリクエストに応じて実行される場合、ランク一覧画面Pを表すデータをそのユーザが利用する端末(例えば、後述する店舗端末)に提供される。ランク一覧画面Pの具体例については、参照する図面を代えて後述する。
なお、上述した出力処理は、ランクに関する情報のユーザへ提示する提示処理に限定されない。出力部14は、ランクに関する情報を他の装置(例えば、後述する店舗端末22)へ送信する送信処理を行うことによって、或いは、ランクに関する情報に基づき商品を自動発注する自動発注する発注処理を行うことによって、上述した出力処理を実現してもよい。
(商品群及び属性群の具体例)
商品群及び属性群の具体例について、図2を参照して説明する。図2は、属性値セットの一例を示す図である。図2においては、商品群I={豚カツ弁当,のり弁当,幕内弁当,焼肉弁当}であり、属性群J={販売数量,定価販売数量,定価販売率,粗利率,廃棄率,滞留者数}である場合の属性値セットを例示している。
商品群Iに含まれる商品の例としては、特定の店舗において販売されている商品が挙げられる。特定の店舗において販売されている特定のカテゴリに属する商品の集合を商品群Iとしてもよい。例えば、特定のコンビニエンスストアにおいて販売されている弁当カテゴリに属する商品の集合を商品群Iとしてもよい。
また、属性群Jに含まれる属性の例としては、商品群Iを販売する店舗における販売実績に関する属性が挙げられる。販売数量、定価販売数量、定価販売率、割引販売数量、割引販売率、粗利率、廃棄数量、及び廃棄率は、特定の店舗における販売実績に関する属性の一例である。これらの属性に対応する属性値は、例えば、その店舗に設置されたPOS(Point Of Sale)レジスタ又はストアコンピュータから取得したPOSデータを解析することによって、導出することができる。また、これらの属性に対応する属性値は、POSデータの代わりに、例えば、その店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって、導出してもよい。
ある商品の属性値としての販売数量は、その商品が販売された個数を表す。
ある商品の属性値としての定価販売数量は、その商品が定価販売された個数を表す。ある商品の属性値としての定価販売率は、その商品の販売数量に対するその商品の定価販売数量の割合を表す。定価販売率は、例えば、定価販売率=定価販売数量/販売数量×100により算出される。
ある商品の属性値としての割引販売数量は、その商品が割引販売された個数を表す。ある商品の属性値としての割引販売率は、その商品の販売数量に対するその商品の割引販売数量の割合を表す。割引販売率は、例えば、割引販売率=割引販売数量/販売数量×100により算出される。
ある商品の属性値としての粗利率は、その商品の売上総額に対するその商品の利益総額の割合を表す。粗利率は、例えば、粗利率={(定価販売数量×定価+割引販売数量×割引価格)-販売数量×商品コスト額}/(定価販売数量×定価+割引販売数量×割引価格)×100により算出される。
ある商品の属性値としての廃棄数量は、その商品が売れずに廃棄された個数を表す。ある商品の属性値としての廃棄率は、その商品の仕入数量に対する廃棄数量の割合を表す。廃棄率は、例えば、廃棄率=廃棄数量/仕入れ数量×100により算出される。
なお、これらの属性値の集計期間は、任意である。すなわち、これらの属性値は、例えば、時毎の値であってもよいし、日毎の値であってもよいし、週毎の値であってもよいし、月毎の値であってもよい。
また、属性群J含まれる属性の別の例としては、商品群Iを販売する店舗における来店者の行動に関する属性が挙げられる。滞留者数、及び、滞留者購入率は、来店者の行動に関する属性の一例である。これらの属性に対応する属性値は、例えば、その店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって、導出することができる。
ある商品の属性値としての滞留者数は、その商品に対応する所定エリア内に所定時間T以上滞留した来店者の人数を表す。ここで、商品に対応するエリアは、特に限定されないが、例えば、その商品の陳列位置を中心とする予め定められた形状及び予め定められたサイズの領域(例えば、半径1mの円や一辺1mの正方形など)である。また、閾値として用いる所定時間Tは、特に限定されないが、例えば5秒である。
ある商品の属性値としての滞留者購入率は、その商品に対応するエリア内に所定時間T以上滞留した来店者(以下、「滞留者」とも記載する)のうち、その商品を購入した来店者(以下、「購入者」とも記載する)の割合を表す。滞在者購入率は、例えば、滞留者購入率=購入者数/滞留者数により算出される。
なお、これらの属性値の集計期間は、任意である。すなわち、これらの属性値は、例えば、時毎の値であってもよいし、日毎の値であってもよいし、週毎の値であってもよいし、月毎の値であってもよい。
(加重値セット群の具体例)
加重値セット群の具体例について、図3を参照して説明する。加重値セット群は、商品群のランキングに際して重視する属性が異なる複数の加重値セットにより構成され得る。図3においては、属性群J={販売数量,定価販売数量,定価販売率,粗利率,廃棄率,滞留者数}である場合の加重値セット群を例示している。なお、図3の各加重セットにおいて、各加重値は合計が1となるように(各属性値を対応する各加重値と乗算して和をとった場合に加重平均が算出されるように)設定されているが、比率が同様であれば必ずしも合計が1でなくてもよい。
図3に示す加重値セット群は、重視する属性が異なる4つの加重値セットW1~W4により構成されている。
加重値セットW1は、数量重視型の加重値セットである。加重値セットW1は、販売数量及び定価販売数量に対応する加重値が他の加重値に比べて大きくなっている点に特徴がある。上述した選択処理において加重値セットW1が選択された場合、各商品iの総合ランクRiとして、販売数量及び定価販売数量を重視したランクを得ることができる。このようなランキングは、数量を増やしたいという企業ニーズに応える販売戦略の策定に資する。
加重値セットW2は、注目度重視型の加重値セットである。加重値セットW2は、滞在者数に対応する加重値が他の加重値と比べて大きくなっている点に特徴がある。上述した選択処理において加重値セットW2が選択された場合、各商品iの総合ランクRiとして、滞在者数を重視したランクを得ることができる。このようなランキングは、注目度を高めたいという企業ニーズに応える販売戦略の策定に資する。
加重値セットW3は、利益重視型の加重値セットである。加重値セットW3は、粗利率に対応する加重値が他の加重値と比べて大きくなっている点に特徴がある。上述した選択処理において加重値セットW3が選択された場合、各商品iの総合ランクRiとして、粗利率を重視したランクを得ることができる。このようなランキングは、利益を増やしたいという企業ニーズに応える販売戦略の策定に資する。
加重値セットW4は、環境配慮型の加重値セットである。加重値セットW4は、廃棄率に対応する加重値が他の加重値と比べて大きくなっている点に特徴がある。上述した選択処理において加重値セットW4が選択された場合、各商品iの総合ランクRiとして、廃棄率を重視したランクを得ることができる。このようなランキングは、環境に配慮したいという企業ニーズに応える販売戦略の策定に資する。
(ランク一覧画面の具体例)
ランク一覧画面の具体例について、図4を参照して説明する。図4においては、商品群I={豚カツ弁当,のり弁当,幕内弁当,焼肉弁当}であり、属性群J={販売数量,定価販売数量,定価販売率,粗利率,廃棄率,滞留者数}である場合のランク一覧画面Pを例示している。
図4の(a)に示すランク一覧画面Pには、豚かつ弁当、のり弁当、幕内弁当、及び焼肉弁当の各々について、スコア、総合ランク、並びに、個別ランクとして、販売数量、定価販売数量、定価販売率、粗利率、廃棄率、及び滞留者数に関する属性別ランクが示されている。なお、販売数量、定価販売数量、定価販売率、粗利率、及び滞留者数に関する属性別ランクは、属性値の大きい方から順に商品群をソートした場合の順位であるのに対して、廃棄率に関する属性別ランクは、属性値の小さい方から順に商品群をソートした場合の順位である。
図4の(a)に示すランク一覧画面Pにおいて、各商品のスコアは、図3に示す利益重視型の加重値セットW3を用いて算出されたものであり、各商品の総合ランクは、このスコアを用いて算出されたものである。このため、販売数量においてランクが1位である豚カツ弁当が総合ランクでは3位となり、販売数量においてランクが4位である幕内弁当が総合ランクでは1位となっている。これは、利益重視型の加重値セットW3において大きい加重値が与えられる粗利率に関して、幕内弁当の属性値(45.2)が豚カツ弁当の属性値(28.1)を大きく上回っているためである。
なお、ランク一覧画面Pには、図4の(b)に示すように、各商品の総合ランクを参照して生成されたメッセージMが含まれていてもよい。図4の(b)においては、メッセージMとして、販売戦略を示すメッセージ、具体的には、「総合ランク一位の豚カツ弁当の粗利率が…調整しましょう」というメッセージが例示されている。
(ランキングシステムの構成)
ランキング装置1を含むランキングシステム2の構成について、図5を参照して説明する。図5は、ランキングシステム2の構成を示すブロック図である。
ランキングシステム2は、本部Bにより管理される店舗Aにて販売されている各商品iのランキングを行うためのシステムであり、ランキング装置1の他に、カメラ群21と、店舗端末22と、本部端末23と、を含んでいる。
カメラ群21は、店舗Aに設置される少なくとも1台のカメラの集合である。カメラ群21に含まれる各カメラは、店舗Aにおいて各商品iに対応するエリアが何れかのカメラの画角に収まるよう、分散して配置されている。カメラ群21に含まれる各カメラは、ネットワークを介してランキング装置1と通信可能に構成されている。カメラ群21に含まれるカメラの具体例としては、通信機能付きの防犯カメラが挙げられる。
本実施形態に係るランキングシステム2において、ランキング装置1の第1取得部11は、来店者の行動に関する属性に対応する属性値を、各商品iに対応するエリアを撮像することにより得られた映像を解析することによって特定する。カメラ群21は、これらの映像を撮影し、これらの映像をランキング装置1に送信(アップロード)するために利用される。なお、来店者の行動に関する属性としては、上述したように、滞留者数、滞留者購入率などが挙げられる。
店舗端末22は、店舗Aに設置される端末装置である。店舗端末22は、ネットワークを介してランキング装置1と通信可能に構成されている。店舗端末22の具体例としては、PC(Personal Computer)が挙げられる。店舗権限(前述した第2の権限)を有するユーザUAが携帯する携帯端末(スマートフォンやタブレットPCなど)を、店舗端末22として利用してもよい。
本実施形態に係るランキングシステム2において、ランキング装置1の第1取得部11は、商品の販売実績に関する属性に対応する属性値を、各商品の販売実績が記録されたPOSデータを解析することによって特定する。店舗端末22は、このPOSデータをPOSレジスタ又はストアコンピュータから取得し、ランキング装置1に提供(アップロード)するために利用される。なお、商品の販売実績に関する属性としては、上述したように、販売数量、定価販売数量、定価販売率、割引販売数量、割引販売率、粗利率、廃棄数量、廃棄率などが挙げられる。また、これらの属性値は、POSデータの代わりに、例えば、カメラ群21により撮影された映像を解析することによって、導出してもよい。
また、本実施形態に係るランキングシステム2において、ランキング装置1の出力部14は、店舗端末22からのリクエストに応じて、ランク一覧画面Pを表すデータを店舗端末22に送信する。店舗端末22は、このリクエストをランキング装置1に通知すると共に、このデータを受信(ダウンロード)し、このデータに基づいてランク一覧画面Pを表示する(ユーザUAに提示する)ために利用される。
本部端末23は、店舗Aを管理する本部Bに設置される端末装置である。本部端末23は、ネットワークを介してランキング装置1と通信可能に構成されている。本部端末23の具体例としては、例えば、PCが挙げられる。本部権限(前述した第1の権限)を有するユーザUBが携帯する携帯端末を、本部端末23として利用してもよい。
本実施形態に係るランキングシステム2において、ランキング装置1の第2取得部12は、本部端末23からの本部権限を伴うリクエストに応じて、上述した選択処理を実行する。本部端末23は、このリクエストをランキング装置1に通知するために利用される。このリクエストには、加重値セットWを指定する情報が含まれている。ランキング装置1の第2取得部12は、この情報に基づいて加重値セットWを選択する。
また、本実施形態に係るランキングシステム2において、ランキング装置1の出力部14は、本部端末23からのリクエストに応じて、ランク一覧画面Pを表すデータを本部端末23に提供する。本部端末23は、このリクエストをランキング装置1に通知すると共に、このデータを取得(ダウンロード)し、このデータに基づいてランク一覧画面Pを表示する(ユーザUBに提示する)ために利用される。
なお、ランキング装置1の各機能を店舗端末22に担わせることによって、すなわち、店舗端末22をランキング装置1として機能させることによって、店舗端末22と本部端末23との二装置によるランキングシステム2を実現してもよい。また、ランキング装置1の各機能を本部端末23に担わせることによって、すなわち、本部端末23をランキング装置1として機能させることによって、店舗端末22と本部端末23によるランキングシステム2を実現してもよい。
(ランキング装置の物理的構成)
本実施形態に係るランキング装置1の物理的構成について、図6を参照して説明する。図6は、ランキング装置1の物理的構成を示すブロック図である。
ランキング装置1は、図2に示すように、プロセッサ101と、一次メモリ102と、二次メモリ103と、通信インタフェース104と、バス105と、を備えている。プロセッサ101、一次メモリ102、二次メモリ103、及び通信インタフェース104は、バス105を介して相互に接続されている。任意のコンピュータをランキング装置1として利用することができるが、特に好適なコンピュータとして、例えば、クラウドサーバを構成するワークステーションを挙げることができる。
二次メモリ103には、ランキングプログラムP1が格納されている。プロセッサ101は、二次メモリ103に格納されているランキングプログラムP1を一次メモリ102上に展開する。そして、プロセッサ101は、一次メモリ102上に展開されたランキングプログラムP1に含まれる命令に従って、上述した第1取得部11、第2取得部12、算出部13、及び出力部14として機能する。すなわち、ランキングプログラムP1は、コンピュータをランキング装置1として動作させるためのプログラムであって、そのコンピュータが備えるプロセッサ101に、上述した第1取得処理、第2取得処理(選択処理)、算出処理、及び出力処理(提示処理)を実行させるプログラムである。また、二次メモリ103には、上述した属性値セットXi、加重値セットW、総合ランクRi、属性別ランクRjiも格納される。
プロセッサ101として利用可能なデバイスとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。また、一次メモリ102として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAM(Random Access Memory)を挙げることができる。また、二次メモリ103として利用可能なデバイスとしては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)を挙げることができる。
通信インタフェース104は、ネットワークを介して上述したカメラ群21、店舗端末22、及び本部端末23と通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース104として利用可能なインタフェースとしては、例えば、イーサネット(登録商標)インタフェースが挙げられる。また、利用可能なネットワークとしては、PAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、CAN(Campus Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、GAN(Global Area Network)、又は、これらのネットワークを含むインターネットワークが挙げられる。インターネットワークは、イントラネットであってもよいし、エクストラネットであってもよいし、インターネットであってもよい。
なお、プロセッサ101をランキング装置1の各部として機能させるランキングプログラムP1は、コンピュータ読み取り可能な一時的でない有形の記録媒体に記録され得る。この記録媒体は、二次メモリ103であってもよいし、その他の記録媒体であってもよい。例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路などが、その他の記録媒体として利用可能である。
また、本実施形態においては、単一のプロセッサ(プロセッサ101)をランキング装置1の各部として機能させる構成を採用しているが、本発明は、これに限定されない。すなわち、複数のプロセッサをランキング装置1の各部として機能させる構成を採用してもよい。この場合、これら複数のプロセッサは、単一のコンピュータに設けられ、バスを介して相互に通信可能に構成されていてもよいし、複数のコンピュータに分散して設けられ、ネットワークを介して相互に通信可能に構成されていてもよい。
(まとめ)
態様1に係る情報処理システムは、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、前記ランクに関する情報を出力する。
上記のシステムによれば、複数の属性値を加味した、各商品のランクに関する情報を出力することができる。しかも、取得する加重値セット応じた、各商品のランクに関する情報を出力することができる。その結果、多様なニーズに応える販売戦略の策定に資する商品のランキングを行うことができる。
態様2に係る情報処理システムは、態様1に係る情報処理システムの構成に加え、前記算出は、前記属性値セットに含まれる複数の属性値のそれぞれと、前記加重値セットに含まれる加重値のうち当該属性値に対応する加重値との乗算を含む、という構成を有している。
上記の構成によれば、複数の属性値の加重平均に応じた、各商品のランクに関する情報を出力することができる。
態様3に係る情報処理システムは、態様1又は2に係る情報処理システムの構成に加え、複数を加重値セットの中から前記加重値セットを選択し、選択した前記加重セットに基づいて前記算出を行う、という構成が採用されている。
上記の構成によれば、複数の加重値セットの中から選択された加重値セット応じた、各商品のランクに関する情報を出力することができる。
態様4に係る情報処理システムは、態様3に係る情報処理システムに加えて、第1の権限を有する第1のユーザからのリクエストに応じて前記選択を行い、前記第1の権限とは異なる第2権限を有する第2のユーザからのリクエストに応じて前記出力を行う、という構成を有している。
上記の構成によれば、第1のユーザからのリクエストに応じて、参照する加重値セットを変更することができる。また、上記の構成によれば、第2のユーザからのリクエストに応じて、各商品のランクに関する情報を出力することができる。したがって、第2のユーザによってどの加重値セットを参照して算出したランクに関する情報が出力されるかを、第1のユーザがコントロールすることができる。例えば、商品群が本部の管理下にある店舗において販売されている商品の集合である場合、店舗権限を有する第2のユーザにどの加重値セットを参照して算出した各商品のランクに関する情報を提示するかを、本部権限を有する第1のユーザがコントロールすることができる。
態様5に係る情報処理システムは、態様1~4の何れかに係る情報処理システムの構成に加え、前記加重値セットは、重視する属性に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、という構成を有している。
上記の構成によれば、選択する加重値セットを変更することで、各商品のランクに関する情報を算出する際に重視する属性値を切り替えることができる。
態様6、7、8、又は9に情報処理システムは、態様5に係る情報処理システムの構成に加え、商品の販売数量(態様6)、注目度(態様7)、販売利益(態様8)、又は廃棄率(態様9)に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、という構成を有している。
上記の構成によれば、選択する加重値セットを変更することで、各商品のランクに関する情報を算出する際に重視する属性値を商品の販売数量(態様6)、注目度(態様7)、販売利益(態様8)、又は廃棄率(態様9)に切り替えることができる。
態様10に係る情報処理システムは、態様1~9の何れか一態様に係る情報処理システムの構成に加え、前記複数の商品のそれぞれについて、前記複数の属性値のそれぞれに対応する属性別ランクに関する情報を算出し、前記属性別ランクに関する情報を出力する、という構成を有している。
上記の構成によれば、個別の属性に対応しない、ランクに関する情報に加え、個別の属性に対応する、属性別ランクに関する情報を出力することができる。
態様11に係る情報処理システムは、態様1~10の何れか一態様に係る情報処理システムの構成に加え、前記複数の属性値には、前記複数の商品を販売する店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって導出された、前記店舗における来店者の行動に関する情報が含まれている、という構成を有している。
上記の構成によれば、来店者の行動を加味した各商品のランクに関する情報を出力することができる。
態様12に係る情報処理システムは、態様11に係る情報処理システムの構成に加え、前記店舗における来店者の行動に関する情報は、前記店舗の所定エリア内に所定時間以上滞留した来店者の人数である、という構成を有している。
上記の構成によれば、所定エリア内に所定時間以上滞留した来店者の人数を加味した各商品のランクに関する情報を出力することができる。
態様13に係る情報処理システムは、態様1~12の何れか一態様に係る情報処理システムの構成に加え、前記複数の商品のそれぞれの前記ランクに関する情報は、前記属性値セット及び前記加重値セットに応じたスコア、又は、当該スコアに応じた総合ランクの少なくとも何れかを含む、という構成を有している。
上記の構成によれば、属性値セット及び加重値セットに応じたスコア、又は、そのようなスコアに応じた総合ランクを出力することができる。
態様14に係る情報処理システムは、態様1~13の何れか一態様に係る情報処理システムの構成に加え、前記出力は、前記ランクに関する情報のユーザへの提示、前記ランクに関する情報の他の装置への送信、又は、前記ランクに関する情報に基づく商品の自動発注の少なくとも何れかを含む、という構成を有している。
上記の構成によれば、ランクに関する情報をユーザへ提示すること、ランクに関する情報を他の装置に送信すること、又は、ランクに関する情報に基づく商品の自動発注を行うことができる。
態様15に係る情報処理方法は、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、前記ランクに関する情報を出力する。
上記の方法によれば、複数の属性値を加味した、各商品のランクに関する情報を出力することができる。しかも、取得する加重値セット応じた、各商品のランクに関する情報を出力することができる。その結果、多様なニーズに応える販売戦略の策定に資する商品のランキングを行うことができる。
本発明の態様16に係るプログラムは、少なくとも1つのプロセッサを備えたコンピュータを情報処理システムとして動作させるためのプログラムであって、複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、前記ランクに関する情報を出力する、ことを前記プロセッサに指示する命令を含む。
上記のプログラムによれば、コンピュータを用いて上記の情報処理システムを実現することができる。
更なる態様1に係る情報処理システムは、商品群に含まれる各商品に関する属性値セットであって、属性群に含まれる各属性に対応する属性値を要素とする属性値セットを取得する取得処理と、前記各商品に関する前記属性値セットと前記各属性に対応する加重を要素とする加重値セットとに基づいて、前記商品群における前記各商品の総合ランクを算出する算出する算出処理と、前記各商品の前記総合ランクを参照してユーザに提示するメッセージを生成する生成処理と、前記メッセージをユーザに提示するための提示処理と、を実行する少なくとも1つのプロセッサを備えている。
上記のシステムによれば、各属性に対応する属性値を加味した各商品の総合ランクを参照して生成されたメッセージをユーザに提示することができる。
更なる態様2に係る情報処理方法は、少なくとも1つのプロセッサが、商品群に含まれる各商品に関する属性値セットであって、属性群に含まれる各属性に対応する属性値を要素とする属性値セットを取得する取得処理と、前記プロセッサが、前記各商品に関する前記属性値セットと前記各属性に対応する加重を要素とする加重値セットとに基づいて、前記商品群における前記各商品の総合ランクを算出する算出する算出処理と、前記プロセッサが、前記各商品の前記総合ランクを参照してユーザに提示するメッセージを生成する生成処理と、前記プロセッサが、前記メッセージをユーザに提示するための提示処理と、を含んでいる。
上記の方法によれば、各属性に対応する属性値を加味した各商品の総合ランクを参照して生成されたメッセージをユーザに提示することができる。
更なる態様3に係る情報処理プログラムは、更なる態様1に係る情報処理システムとして前記プロセッサを備えたコンピュータを動作させるためのランキングプログラムであって、前記取得処理、前記算出処理、前記生成処理、及び前記提示処理を前記プロセッサに実行させる情報処理プログラムである。
上記のプログラムによれば、コンピュータを用いて上記の情報処理システムを実現することができる。
(付記事項)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した実施形態に開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 ランキング装置(情報処理システム)
11 第1取得部
12 第2取得部
13 算出部
14 出力部
2 ランキングシステム
21 カメラ群
22 店舗端末
23 本部端末

Claims (15)

  1. 複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、
    前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、
    前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、
    前記ランクに関する情報を出力し、
    前記複数の属性値には、前記複数の商品を販売する店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって導出された、前記店舗における来店者の行動に関する情報が含まれている、
    情報処理システム。
  2. 前記算出は、前記属性値セットに含まれる複数の属性値のそれぞれと、前記加重値セットに含まれる加重値のうち当該属性値に対応する加重値との乗算を含む、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 複数の加重値セットの中から前記加重値セットを選択し、
    選択した前記加重値セットに基づいて前記算出を行う、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 第1の権限を有する第1のユーザからのリクエストに応じて前記選択を行い、
    前記第1の権限とは異なる第2権限を有する第2のユーザからのリクエストに応じて前記出力を行う、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記加重値セットは、重視する属性に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記加重値セットは、商品の販売数量に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記加重値セットは、商品の注目度に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  8. 前記加重値セットは、商品の販売利益に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  9. 前記加重値セットは、商品の廃棄率に対応する加重値が他の加重値よりも大きい複数の加重値により構成される、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  10. 前記複数の商品のそれぞれについて、前記複数の属性値のそれぞれに対応する属性別ランクに関する情報を算出し、
    前記属性別ランクに関する情報を出力する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記店舗における来店者の行動に関する情報は、前記店舗の所定エリア内に所定時間以上滞留した来店者の人数である、
    請求項に記載の情報処理システム。
  12. 前記複数の商品のそれぞれの前記ランクに関する情報は、前記属性値セット及び前記加重値セットに応じたスコア、又は、当該スコアに応じた総合ランクの少なくとも何れかを含む、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  13. 前記出力は、前記ランクに関する情報のユーザへの提示、前記ランクに関する情報の他の装置への送信、又は、前記ランクに関する情報に基づく商品の自動発注の少なくとも何れかを含む、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  14. 少なくとも1つのプロセッサが、
    複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、
    前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、
    前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、
    前記ランクに関する情報を出力する、情報処理方法であって、
    前記複数の属性値には、前記複数の商品を販売する店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって導出された、前記店舗における来店者の行動に関する情報が含まれている、
    情報処理方法。
  15. 少なくとも1つのプロセッサを備えたコンピュータを情報処理システムとして動作させるためのプログラムであって、
    複数の商品のそれぞれについて、当該商品に関する複数の属性値により構成される属性値セットを取得し、
    前記複数の属性値のそれぞれに対応する加重値により構成される加重値セットを取得し、
    前記複数の商品のそれぞれのランクに関する情報を、前記属性値セット及び前記加重値セットに基づいて算出し、
    前記ランクに関する情報を出力する、ことを前記プロセッサに指示する命令を含むプログラムであって、
    前記複数の属性値には、前記複数の商品を販売する店舗に設置されたカメラにより撮影された映像を解析することによって導出された、前記店舗における来店者の行動に関する情報が含まれている、
    プログラム。
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