JP7285721B2 - 表示データ生成装置、表示装置および表示データ生成方法 - Google Patents

表示データ生成装置、表示装置および表示データ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力設備の位置などを含む電力設備情報を表示するための表示データを生成する表示データ生成装置、電力設備情報を表示する表示装置および表示データ生成方法に関する。
近年、送配電事業者は、託送原価低減に向けた更なる業務効率化、保有技術力を活かした新たなサービスの提供、事業領域拡大といった方針を打ち出している。その一環として、送配電事業者が保有する電力設備の位置などを示す電力設備情報を、道路、建物といった図形を含む地図に重ね合わせて表示するための表示データを作成し、該表示データ、または該表示データの印刷物を、社内業務に活用したり、社外に販売したりする事業を展開している。
道路、建物といった図形を含む地図に電力設備情報を重ね合わせるにあたっては、視認性の高さが求められている。例えば、電柱の位置を示す図形、電柱番号などの文字列が、道路、建物といった図形と重なると視認性が悪くなる。このため、従来は、電柱の位置を示す図形、電柱番号などの文字列といった電力設備情報を表示するための図形を、いったん自動的に地図上に配置し、オペレータが、電力設備情報を表示するための図形を1つずつ選択して、他の図形と重ならないように配置を修正している。しかしながら、送配電事業者が保持する電柱数は膨大であり、オペレータによる配置の修正のために要する工数が課題となっている。
視認性を向上させつつ、オペレータの手間を抑制して地図上に文字列を重ねて表示する技術が、下記特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の技術では、クリックにより指定された新たに配置する文字列が、配置済みの文字列と重なる場合には、新たに配置する文字列の配置位置を変更することで、文字列の重なりを抑制している。
特開2009-230075号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、新たな配置対象の文字列ごとに、すでに配置された文字列と重ならないように配置している。このため、文字列ごとに、どちらにずらすかが個別に決定されることになる。この技術を、電柱番号などの表示に適用した場合、同一の道路に沿った電柱であっても電柱番号の電柱に対する配置位置が個別にばらつくことになる。このように、電力設備においては、配置位置をまとめて変更することは望ましい図形が存在するが、特許文献1に記載の技術では、文字列ごとに、配置位置がばらついてしまい地図に電力設備情報を重ね合わせた表示図の視認性が低くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視認性の高い表示図を表示するための表示データを、工数を抑制して生成することができる表示データ生成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる表示データ生成装置は、複数の第1の図形を含む第1の地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる第2の地図を表示するための表示データを生成する表示データ生成装置であって、複数の第2の図形を1つのグループにグループ化し、グループに属する第2の図形のそれぞれが、複数の第1の図形および、第2の地図に配置される第2の図形のうち当該グループに属さない第2の図形である他の第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、グループに属する第2の図形のうち重なりのある第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する重なり判定部、を備える。また、表示データ生成装置は、重なり判定部によって、重なりのある第2の図形が定められた個数以下でないと判定された場合、対応するグループに属する第2の図形の第2の地図における配置位置を一括して変更する位置変更部、を備える。また、表示データ生成装置は、重なり判定部によって、重なりのある第2の図形が定められた個数以下であると判定された場合、対応するグループに属する第2の図形の第2の地図における配置位置を確定させる。
本発明によれば、視認性の高い表示図を表示するための表示データを、工数を抑制して生成することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる表示データ生成装置の構成例を示す図 下図となる地図に電力設備情報が重ねて配置された配電線路図の一例を示す図 電力設備情報の一例を示す図 電力設備情報の一例を示す図 グループ情報の一例を示す図 表示データ生成装置を実現する計算機システムの構成例を示す図 表示データ生成装置における表示データ生成処理手順の一例を示すフローチャート 電柱番号のグループ化の一例を示す図 表示データ生成装置による図形の配置位置の変更の一例を示す図 渦巻きを示す数式を利用して対象図形の位置を変更する概念を示す図 電力設備の図形の別の配置例の一例を示す図 配置位置変更後の配電線路図の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる表示データ生成装置、表示装置および表示データ生成方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる表示データ生成装置の構成例を示す図である。表示データ生成装置1は、複数の第1の図形を含む第1の地図である地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる表示図である第2の地図を表示するための表示データを生成する。第2の地図の一例は、配電設備の情報を地図に重ねた配電線路図である。表示データ生成装置1は、配電線路図を表示するための表示データである配電線路図データを生成する。
なお、ここでは、表示データ生成装置1が、表示データとして配電設備の情報を地図に重ねた配電線路図を表示するための配電線路図データを生成する例を説明するが、配電設備以外の電力設備を地図に重ねた表示データを生成してもよい。なお、配電線路図は電力設備の工事、点検に用いられるだけでなく、他の事業者、一般の購入者により、電力設備を含む地図として用いられる。後者の場合には、正確な電力設備の配置位置より視認性など意匠性が重要視される。図1に示すように本実施の形態の表示データ生成装置1は、選択部11、重なり判定部12、位置変更部13、表示データ生成部14、出力部15、表示部16、および記憶部17を備える。ここでは、本実施の形態の表示データ生成装置1は、送配電事業者により設置され運用されることを想定するが、送配電事業者から電力設備情報を取得することができる他の事業者などにより設置され運用されてもよい。
記憶部17には、道路、建物などの図形である第1の図形含む地図を表示するための地図情報が格納されている。地図情報は、例えば、地図情報を提供する事業者などから提供され、表示データ生成装置1は、地図情報を図示しない通信ネットワーク経由で取得してもよいし図示しない記録媒体などを介して取得してもよく、地図情報の取得方法に特に制約はない。また、記憶部17には、電柱、変圧器、電線といった電力設備の位置などを含む電力設備情報と、グループ情報と、がさらに格納されている。グループ情報は、電力設備情報を表示する際に表示位置を一括して変更する単位を示す情報である。グループ情報の詳細については後述する。
選択部11は、表示データに対応する表示領域を指定する情報に基づいて、記憶部17に格納されている地図情報から対応する領域の情報を抽出し、抽出した情報を表示データ生成部14および重なり判定部12へ出力する。なお、このとき、選択部11は、地図情報から抽出した情報自体を出力するかわりに、記憶部17の地図情報のうちどの領域を読み出せばよいかを示す情報を表示データ生成部14および重なり判定部12へ出力してもよい。表示領域は、1つの配電線路図に表示される領域であり、例えば、緯度経度など位置を示す情報で指定される。表示領域は、図示しない入力手段を介してオペレータから指定されてもよいし、あらかじめ定められていてもよい。
また、選択部11は、電力設備情報から表示領域に対応する電力設備を選択し、選択した電力設備に対応する電力設備情報に基づいて、表示する図形を選択する。このとき、表示する図形がグループ情報によりグループが定義されているものである場合には、選択部11は、グループ単位で図形を選択する。電力設備情報に基づく図形は第2の地図に配置される第2の図形であり、電力設備を示すシンボルを示す図形、電柱番号などの情報を示す文字列を含む。電力設備を示すシンボルを示す図形の大きさは種別ごとに予め定められている。文字列については、表示する情報の種別によって、文字の大きさ、文字数などが定められておりこれらに基づいて表示される文字列の図形の大きさがあらかじめ定められている。文字の大きさ、文字数などが変更された場合にはこの変更にともなって図形の大きさも変更される。また、選択部11は、選択した図形の配電線路図における配置位置の初期値を、電力設備情報とあらかじめ定められた規則とに基づいて判定し、判定した配置位置の初期値を図形の配置位置として重なり判定部12へ通知する。
このように、電力設備に対応する図形の配置位置の初期値は、電力設備情報により定められる該図形に対応する位置とあらかじめ定められた規則とに基づいて決定される。あらかじめ定められた規則は、例えば、電柱を示す図形の場合には、該図形の中心が電力設備情報に格納されているこの電柱の位置の中心となるように配置するという規則である。また、例えば、電柱番号、電線番号、属性情報などの文字列を示す図形の配置位置の初期値は、対応する電力設備を示す図形に対する相対位置により定められる。この場合、相対位置を示す情報が、あらかじめ定められた規則となる。例えば、電柱番号の配置位置の初期値は、対応する電柱を示す図形から定められた方向に定められた距離だけ離間して配置される。また、付属設備を示す図形の配置位置の初期値については、上述した文字列と同様に、対応する電力設備を示す図形に対する相対位置で決められている。このとき、付属設備を示す図形、文字列を示す図形については、対応する図形から引き出し線により示されていてもよい。この場合も、引き出し線を示す方向と対応する図形からの距離を予め定めておく。一般には、電柱番号は、引き出し線を用いずに示され、電線の属性情報は引き出し線を用いて示されるが、これらの規則はあらかじめ定めておけばよく、どのように定められていてもよい。また、初期値としては引き出し線を用いずに表示されることとし、位置変更部13により配置位置が変更されて、対応する図形との距離が閾値以上となった場合に、引き出し線を用いるようにしてもよい。
また、選択部11は、後述する重なり判定部12における判定により、重なりがないことを通知されると、選択対象の図形を変更し、電力設備情報に基づく図形のうち表示領域に対応するすべての図形がすでに選択済みである場合には、表示データ生成部14へ表示データの生成を指示する。
重なり判定部12は、電力設備を示す図形と他の図形との間に重なりがあるか否かを判定する。他の図形とは、下図となる地図における道路、建物といった図形、およびすでに配置された電力設備情報に基づく図形のうちすでに配置された図形である。具体的には、重なり判定部12は、選択部11により抽出された地図情報と、選択部11により選択された図形と、該図形の配置位置とに基づいて、選択された図形が他の図形と重なるか否かを判断する。例えば、重なり判定部12は、選択部11により選択された図形が、下図となる地図における道路、建物といった図形の輪郭を示す線、または、すでに配置された他の電力設備に対応する図形の輪郭を示す線と重なるか否かを判断する。なお、後述するように、選択部11により選択された図形の配置位置は、重なり判定部12により重なるがあると判定された場合、位置変更部13により変更される。重なり判定部12は、判定結果を選択部11および位置変更部13へ通知する。
位置変更部13は、重なり判定部12により、重なりがあると判定された場合、選択部11により選択された図形の配置位置を変更し保持する。なお、本実施の形態の表示データ生成装置1が生成する配電線路図データが示す配電線路図の用途によっては、配電線路図における配置位置を変更できないものも含まれる場合がある。例えば、配電線路図が電柱の設置の工事で用いられる場合には、電柱の配置位置を変更できない。したがって、用途および図形の種別によって、配置位置の変更の可否をあらかじめ設定しておいてもよい。位置変更部13における位置変更の詳細については後述する。位置変更部13は、図形の配置位置を変更すると、変更後の配置位置を重なり判定部12へ通知する。位置変更部13は、重なり判定部12により重なりがないと判定された場合には、当該図形の配置位置を保持している配置位置に確定させ、確定した配置位置を表示データ生成部14へ通知する。位置変更部13は、重なり判定部12により重なりがないと判定され、かつ保持している配置位置がない場合には、対応する図形の配置位置の初期値を表示データ生成部14へ出力する。重なり判定部12は、位置変更部13から変更後の配置位置を通知されると、変更後の図形の配置位置を用いて、重なりがあるか否かを判定する。
表示データ生成部14は、選択部11により地図情報から抽出された情報を選択部11から受け取るとこの情報を表示地図情報として保持し、位置変更部13から各図形の配置位置を受け取ると配置位置を保持する。表示データ生成部14は、表示データの生成を選択部11から指示されると、保持している表示地図情報と、保持している各図形の配置位置とを用いて表示データである配電線路図データを生成して、記憶部17へ格納する。表示部16は、記憶部17に格納されている配電線路図データを画面表示する。出力部15は、記憶部17に格納されている配電線路図データを印刷したり、外部へ送信したり、外部記憶媒体に格納したりすることにより、配電線路図データを出力する。
なお、図1に示した構成例では、表示データ生成装置1が、配電線路図データを表示する表示部16を備えている。このため、図1に示した表示データ生成装置1は、複数の第1の図形を含む第1の地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる第2の地図を表示する表示装置としても機能する。
図2は、下図となる地図に電力設備情報が重ねて配置された配電線路図の一例を示す図である。図2では、道路図形21、建物図形22と、電力設備情報として電柱図形23-1~23-5と、電柱番号図形24-1~24-5とが表示されている。なお、符号は省略しているが、建物図形22として符号が付されている図形と同様の矩形も建物図形22を示している。図中に表示されている道路図形21、建物図形22は、それぞれ道路、建物を示す図形である。電柱図形23-1~23-5は、電柱を示すシンボルの図形である。道路図形21、建物図形22は、下図となる地図の一部であり地図情報に基づいて表示される。地図を構成する道路、建物などに対応する図形は地図情報において、例えばポリゴンデータなどによって定義されている。なお、地図情報については、特に制約はなく、一般的なものを使用することができるため詳細な説明は省略する。図2では、建物図形22の内部に建物名などを示す文字列の図形が表示されることもある。なお、図2に示した符号21,22,23-1~23-5および24-1~24-5は説明のために付したものであり、配電線路図としては表示されない。また、電柱番号図形24-1~24-5において、文字列を囲む破線の矩形についても文字列の図形の領域を示すものであり配電線路図としては表示されない。
図2に示した例では、電柱番号図形24-1~24-3は、建物図形22、道路図形21と重ならず、また電力設備に対応する他の図形とも重なっていない。一方、電柱図形23-2は建物図形22の輪郭を示す線と重なり、電柱番号図形24-4は道路図形21の輪郭を示す線と重なっている。このため、電柱図形23-2および電柱番号図形24-4は、視認性が悪くなっている。
本実施の形態では、重なり判定部12が、選択部11により選択された図形が、他の図形と重なると判定した場合に、位置変更部13が図形の配置位置を変更する。そして、変更後の配置位置に基づいて、再度、重なり判定部12が、重なりがあるか否かを判定する。本実施の形態では、これらの動作を繰り返すことにより、重なりがなくなるまで図形の位置の変更が行われ、視認性の高い配電線路図を表示するための配電線路図データを生成することができる。
また、図2に示した電柱図形23-1~23-4は、同一の道路図形21に沿って配置されるため、電柱図形23-1~23-4にそれぞれ対応する電柱番号図形24-1~24-4は、道路図形21に対してそれぞれ同じ方向に表示される方が、工事、点検などの作業を行う際に、作業者にとってわかりやすい。本実施の形態では、このように同一の方向に移動させることが望ましい図形が同一グループに属するように、各図形をグループ化し、グループ単位で配置位置を変更する。これにより、表示データの作成のための工数を抑制して視認性の高い表示データを生成することができる。
次に、記憶部17に格納される情報について説明する。記憶部17には、地図情報、電力設備情報およびグループ情報があらかじめ格納される。図3および図4は、電力設備情報の一例を示す図である。電力設備情報を構成する項目は、電力設備の種別すなわち設備種別によって異なる場合があるので、ここでは電力設備ごとの電力設備情報を示している。図3は、電柱に関する電力設備情報であり、図4は電線に関する電力設備情報である。記憶部17には、設備種別ごとの電力設備情報が格納される。
図3に示すように、設備種別が電柱の場合には、電力設備情報は、電柱の位置と、電柱の識別番号である電柱番号と、付属設備情報と、を含む。電柱の位置は、電柱が設置される地理的な位置を示す情報であり、例えば、緯度経度で示されるが、地理的な位置は緯度経度以外で示されていてもよい。付属設備情報は、電柱に設置される、変圧器、開閉器といった付属設備に関する情報である。図3に示した例では、付属設備#1、付属設備#2、・・・として示されている項目が付属設備情報に対応する。付属設備情報は、例えば、図3に示したように、付属設備ごとの、種別(付属設備の種別)と表示情報を含む。表示情報は、対応する付属設備を示す図形とともに配電線路図に表示されるべき情報であり、例えば、付属設備の名称、付属設備の製品名のうちの1つ以上を含む。
図4に示すように、設備種別が電線の場合には、電力設備情報は、電線の位置と、電線の識別番号である電線番号と、属性情報と、を含む。属性情報は、電線の太さ、材質などを示す情報である。属性情報は、一般には、対応する電線を示す図形から引き出された引き出し線を用いて表示される。なお、図3および図4は電柱、電線の電力設備情報の一例を示したが、これら以外の設備種別の電力設備を地図上に表示する場合には、同様に設備種別ごとに、地理的な位置を示す情報と表示すべき情報とが電力設備情報として記憶部17に格納される。また、図3および図4は一例であり、電力設備情報を構成する情報の内容、形式などは図3および図4に示した例に限定されない。
電力設備情報は、上述したように、地図上に電力設備に対応する図形を表示する際に用いられる。電力設備に対応する図形の地図上の配置位置の初期値は、下図となる地図における、電力設備情報に格納されている位置すなわち地理的な位置に相当する位置である。
次に、グループ情報について説明する。図5は、グループ情報の一例を示す図である。図5に示すように、グループ情報は、グループを識別するための識別情報と、電力設備の番号と、グループ化対象と、を含む。電力設備の番号は、電柱番号、電線番号など、電力設備を識別するための番号である。グループ化対象は、グループ化される対象の図形を示す。例えば、電柱番号図形がグループ化される場合にはグループ化対象は電柱番号となる。なお、図5では、グループ情報が電力設備情報と別に設けられる例を示しているが、電力設備情報に所属するグループを示す情報を追加し、グループ情報を電力設備情報のなかに含めてもよい。本実施の形態では、上述したとおり、表示データ生成装置1は、表示される図形に重なりが有る場合には、グループ単位で図形の配置位置を変更する。したがって、グループ化したい図形の種別に応じてグループ情報の形式を定めておけばよい。図5では、電柱番号をグループ単位で配置位置を決定することを想定して、電柱番号をグループ化する例を示しているが、電柱番号以外もグループ単位で配置位置を決定したい図形が有る場合には、これらの図形がグループ化されていることがわかるようにグループ情報を作成する。例えば、電線の属性情報についてもグループ化する場合には、グループ情報に、電線に関するグループの情報も含めておけばよい。
次に、本実施の形態の表示データ生成装置1のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の表示データ生成装置1は、計算機システムすなわちコンピュータにより実現される。本実施の形態の表示データ生成装置1は、計算機上で、表示データ生成装置1における処理が記述されたプログラムである表示データ生成プログラムが実行されることにより、計算機システムが表示データ生成装置1として機能する。図6は、表示データ生成装置1を実現する計算機システムの構成例を示す図である。図6に示すように、この計算機システムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。
図6において、制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等であり、本実施の形態の表示データ生成装置1における処理が記述された表示データ生成プログラムを実行する。入力部102は、たとえばキーボード、マウスなどで構成され、計算機システムのオペレータが、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ、などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、LCD(液晶表示パネル)などで構成され、計算機システムのオペレータに対して各種画面を表示する。通信部105は、通信処理を実施する受信機および送信機である。出力部106は、プリンタなどであってもよいし、外部記憶媒体にデータを書き込む装置であってもよい。なお、図6は、一例であり、計算機システムの構成は図6の例に限定されない。
ここで、本実施の形態の表示データ生成プログラムが実行可能な状態になるまでの計算機システムの動作例について説明する。上述した構成をとる計算機システムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)-ROMまたはDVD(Digital Versatile Disc)-ROMドライブにセットされたCD-ROMまたはDVD-ROMから、表示データ生成プログラムが記憶部103にインストールされる。そして、表示データ生成プログラムの実行時に、記憶部103から読み出された表示データ生成プログラムが記憶部103の主記憶領域に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、本実施の形態の表示データ生成装置1としての処理を実行する。
なお、上記の説明においては、CD-ROMまたはDVD-ROMを記録媒体として、表示データ生成装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、計算機システムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、通信部105を経由してインターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
図1に示した選択部11、重なり判定部12、位置変更部13および表示データ生成部14は、図6に示した制御部101により実現される。また、選択部11、重なり判定部12、位置変更部13および表示データ生成部14の実現には、記憶部103も用いられる。図1に示した記憶部17は、図6に示した記憶部103により実現される。図1に示した表示部16は、図6に示した表示部104により実現される。図1に示した出力部15は、図6に示した出力部106および通信部105のうちの少なくとも1つにより実現される。
次に、本実施の形態の表示データ生成装置1の動作について説明する。図7は、表示データ生成装置1における表示データ生成処理手順の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、選択部11が、地図上に重ねて配置される対象となる図形である対象図形を選択する(ステップS1)。詳細には、まず、選択部11が、作成する配電線路図により表示される表示領域内に存在する電力設備を、電力設備情報の各電力設備の位置に基づいて選択し、選択した電力設備に対応する図形を対象図形として選択する。このとき、上述したとおり、グループ情報によりグループが定義されている対象図形については、グループ単位で対象図形を選択する。
図8は、電柱番号のグループ化の一例を示す図である。すなわち、図8に示した例では、第2の図形は、電柱を示す電柱図形と、電柱番号を示す電柱番号図形とを含み、複数の電柱に対応する複数の電柱番号図形を1つのグループにグループ化している。また、図8は、地図上に電力設備に対応する図形が仮に配置された状態を示している。例えば、図8における電力設備に対応する各図形の配置位置は初期値に設定されている。図8に示した例では、電柱番号図形24-1~24-4に対応する電柱番号が第1のグループ31に属し、電柱番号図形24-5,24-6に対応する電柱番号が第2のグループ32に属し、電柱番号図形24-7,24-8に対応する電柱番号が第3のグループ33に属する。図8に示す例では、道路に沿ってこの道路の同一側に配置される電柱番号図形が同じグループになるようにグループ化しているが、グループ化の方法はこの例に限定されない。
図8に示したグループ化がなされていて、選択部11が、電柱番号図形24-1~24-6のなかから選択図形を選択する場合、例えば、第1のグループ31に属する電柱番号図形24-1~24-4を一括して選択する。
なお、選択部11における対象図形の選択順はどのような順序でもよく、例えば、電力設備情報に登録されている順であってもよいし、地図上における初期値としての配置位置の順であってもよいし、これら以外の順であってもよい。
図7の説明に戻り、ステップS1の後、選択部11は、選択した図形の配置位置である対象位置を判定する(ステップS2)。具体的には、選択部11は、前述したように、選択した図形の配置位置の初期値を、電力設備情報とあらかじめ定められた規則とに基づいて算出する。
次に、重なり判定部12が、対象図形と他の図形との間に重なりがあるか否かを判定する(ステップS3)。重なり判定部12は、重なりがあるか否かの判定結果を選択部11および位置変更部13へ通知する。重なり判定部12は、グループ単位で対象図形が選択されている場合には、グループ内の全ての図形が他の図形と重ならない場合に、重なりがないと判断する。重なりがある場合(ステップS3 Yes)、位置変更部13は対象図形の位置をずらす(ステップS4)。すなわち、位置変更部13は対象図形の配置位置を変更する。配置位置の変更方向はどのような方法であってもよく、例えば、あらかじめ定められた方向に一定距離だけずらしてもよいし、ランダムな方向に一定距離だけずらしてもよいし、螺旋状にずらしてもよい。螺旋状にずらす場合、重なり判定部12は、例えば、渦巻きを示す数式を利用して対象図形の位置を変更する。
ステップS4の後、ステップS3へ戻り、再び、重なり判定部12が、重なりがあるか否かを判定する。ステップS3で重なりがないと判断された場合(ステップS3 No)、位置変更部13は、対象図形の配置位置を、確定させる(ステップS5)。次に、選択部11は、全図形の配置が終了したか否かを判断し(ステップS6)、全図形の配置が終了した場合(ステップS6 Yes)、表示データ生成部14へ表示データの生成を指示し、処理を終了する。また、全図形の配置が終了していない場合(ステップS6 No)、選択部11は、ステップS1からの処理を繰り返す。2回目以降のステップS1では、配置位置が確定しない対象図形が選択される。
なお、以上説明した例では、重なり判定部12は、対象図形が他の図形と重なるか否かを判断する際に、グループを構成する全ての図形が他の図形と重ならない場合に対象図形と他の図形が重ならないと判断した。これに限らず、ステップS3の判定において、重なり判定部12は、グループ単位で対象図形が選択されている場合、他の図形と重なりがある対象図形の数が、あらかじめ定めた個数以下であるか否かを判断してもよい。すなわち、グループを構成する一部の図形が他の図形と重なっていても、重なりがある対象図形の数が、あらかじめ定めた個数以下であれば重なりを許容する。なお、この場合も、あらかじめ定めた個数を0とすれば、図7に示した例と同様に、グループを構成する全ての図形が他の図形と重ならない場合に対象図形と他の図形が重ならないと判断することになる。重なりのある対象図形については、重なりのあるままとしてもよいし、後で、オペレータによって個別に配置位置が変更されてもよい。
すなわち、重なり判定部12は、電力設備に関する図形である複数の第2の図形を1つのグループにグループ化し、グループに属する第2の図形のそれぞれが、複数の第1の図形および他の第2の図形と重なりがあるか否かを判定する。また、重なり判定部12は、グループに属する第2の図形のうち重なりのある第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する。そして、位置変更部13は、重なり判定部12によって、重なりのある第2の図形が定められた個数以下でないと判定された場合、対応するグループに属する第2の図形の第2の地図における配置位置を一括して変更する。そして、表示データ生成装置1は、重なり判定部12によって、重なりのある第2の図形が定められた個数以下であると判定された場合、対応するグループに属する第2の図形の第2の地図における配置位置を確定させる。また、重なり判定部12は、位置変更部13によって配置位置が変更されたグループに属する第2の図形のそれぞれが、複数の第1の図形および他の第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、グループに属する第2の図形のうち重なりのある第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する位置変更後判定を実施する。表示データ生成装置1は、重なり判定部12によって、重なりのある第2の図形が定められた個数以下であると判定されるまで、位置変更部13の処理および位置変更後判定を繰り返す。
以上の処理により、対象図形が他の図形と重なる場合には、配置位置が変更される。図9は、表示データ生成装置1による図形の配置位置の変更の一例を示す図である。図9に示した例では、図8に示した状態を初期値とした場合に、第2のグループ32に対応する電柱番号図形24-5,24-6の配置位置が変更された状態を示している。図8に示した状態では、下図の地図と第2のグループ32に対応する電柱番号図形24-5,24-6が重なっているが、図9に示した状態では下図の地図と電柱番号図形24-5,24-6が重なっていない。また、図9に示すように、グループ単位で配置位置を変更しているので、グループごとに、電柱図形に対する電柱番号図形の相対的位置は揃っている。
ここで、位置変更部13における位置変更の一例として、渦巻きを示す数式を利用する例について説明する。図10は、渦巻きを示す数式を利用して対象図形の位置を変更する概念を示す図である。なお、図10では、わかりやすくするために1つの対象図形の配置位置を変更する例を示しているが、グループ単位で配置位置を変更する場合には、グループに属する図形の配置位置が全て同じように変更される。すなわち、位置変更部13が、第2の図形の第2の地図における配置位置を一括して変更する際に、螺旋状に第2の図形の第2の地図における配置位置を変更する。図10に示した矢印は、渦巻きの形状を模式的に示している。図10では、1300と記載された電柱番号を、初期位置を中心とした渦巻き形状で順次位置を移動させる例を示している。なお、図10に示した矢印は、渦巻きの方向を模式的に示しており、実際の移動位置に対応する渦巻きを示すものではない。渦巻きを示す数式としては、r=a+bθ(アルキメデスの螺旋)、r=aθ(フェルマーの螺旋)、r=a/θ(双曲螺旋)をはじめとして様々なものがあるが、どの公式を用いてもよい。なお、r,θは、それぞれ極座標における距離、角度(偏角)を示す。a,bは定数である。
ここでは、アルキメデスの螺旋を用いる例を説明する。アルキメデスの螺旋を示す、r=a+bθの式において、aは中心からのずれを表すため、ここでは螺旋の中心が対象図形の中心位置の初期値と一致するとして、a=0とする。また、bと、1回の位置変更で変更する角度の変化量であるΔθと、を指定しておく。これにより、初期値の配置位置で重なりがあると判定された場合、1回目の位置変更では、対象図形の中心は、極座標で(r(=bΔθ),θ(=Δθ))となる位置に変更される。また、1回目の位置変更の後にも重なりがあると判定された場合、2回目の位置変更では、対象図形の中心は、極座標で(r(=2bΔθ),θ(=2Δθ))となる位置に変更される。このように、bとΔθを定めておき、位置変更の都度、偏角をΔθ分変化させる。bとΔθは、固定で定めておいてもよいし、オペレータにより変更可能であってもよい。また、bとΔθを、地図における建物などの密集具合に応じて、すなわち地理的な位置に応じてあらかじめ定めておいてもよい。あらかじめ定めた方向に配置位置を変更することを続けて行うと、初期値となる配置位置から遠い箇所に配置される可能性が高くなるが、螺旋状に配置位置をすることで、初期値となる配置位置からの距離を抑制しつつ配置位置を変更することができる。
図11は、電力設備の図形の別の配置例の一例を示す図である。図11に示した例では、電柱の付属設備として変圧器が図示される例を示している。変圧器図形51は、変圧器を示す図形であり、表示情報図形52は変圧器図形51とともに表示される表示情報を示す図形である。また、図11に示す例では、電線を示す電線図形41から引き出されている引き出し線42を用いて属性情報を示す属性情報図形43が表示されている。図11に示した例では、電力設備に関する複数の図形が下図の地図と重なっている。例えば、引き出し線42を用いて示される属性情報図形43が下図の地図と重なっている。
図12は、配置位置変更後の配電線路図の一例を示す図である。図12は、図11に示した電力設備の図形の配置から、上述した本実施の形態の表示データ生成装置1により配置位置が変更されて得られる表示データを表示した配電線路図である。図12では、各図形の符号に付した省略している。図12に示すように、本実施の形態では、電力設備に関する各図形が下図となる地図と重なっていないことがわかる。
以上のように、本実施の形態では、地図上に電力設備に関する図形を配置する際に、配置位置をまとめて変更することは望ましい図形が同一グループに属するようにグループ化し、グループ単位で図形の配置位置を変更するようにした。このため、視認性の高い表示図を表示するための表示データを、工数を抑制して生成することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 表示データ生成装置、11 選択部、12 重なり判定部、13 位置変更部、14 表示データ生成部、15 出力部、16 表示部、17 記憶部、21 道路図形、22 建物図形、23-1~23-8 電柱図形、24-1~24-8 電柱番号図形、31 第1のグループ、32 第2のグループ、33 第3のグループ、41 電線図形、42 引き出し線、43 属性情報図形、51 変圧器図形、52 表示情報図形。

Claims (7)

  1. 複数の第1の図形を含む第1の地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる第2の地図を表示するための表示データを生成する表示データ生成装置であって、
    複数の前記第2の図形を1つのグループにグループ化し、前記グループに属する前記第2の図形のそれぞれが、前記複数の第1の図形および、前記第2の地図に配置される前記第2の図形のうち当該グループに属さない前記第2の図形である他の前記第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、前記グループに属する前記第2の図形のうち重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する重なり判定部と、
    前記重なり判定部によって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下でないと判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を一括して変更する位置変更部と、
    を備え、
    前記重なり判定部によって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であると判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を確定させることを特徴とする表示データ生成装置。
  2. 前記重なり判定部は、前記位置変更部によって配置位置が変更された前記グループに属する前記第2の図形のそれぞれが、前記複数の第1の図形および他の前記第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、前記グループに属する前記第2の図形のうち重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する位置変更後判定を実施し、
    前記重なり判定部によって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であると判定されるまで、前記位置変更部の処理および前記位置変更後判定を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の表示データ生成装置。
  3. 前記第2の図形は、電柱を示す電柱図形と、電柱番号を示す電柱番号図形とを含み、
    複数の前記電柱に対応する複数の前記電柱番号図形を1つの前記グループにグループ化することを特徴とする請求項1または2に記載の表示データ生成装置。
  4. 道路に沿って前記道路の同一側に配置される前記複数の前記電柱番号図形を1つの前記グループにグループ化することを特徴とする請求項3に記載の表示データ生成装置。
  5. 前記位置変更部は、前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を一括して変更する際に、螺旋状に前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の表示データ生成装置。
  6. 複数の第1の図形を含む第1の地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる第2の地図を表示する表示装置であって、
    複数の前記第2の図形を1つのグループにグループ化し、前記グループに属する前記第2の図形のそれぞれが、前記複数の第1の図形および、前記第2の地図に配置される前記第2の図形のうち当該グループに属さない前記第2の図形である他の前記第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、前記グループに属する前記第2の図形のうち重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する重なり判定部と、
    前記重なり判定部によって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下でないと判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を一括して変更する位置変更部と、
    を備え、
    前記重なり判定部によって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であると判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を確定させることを特徴とする表示装置。
  7. 複数の第1の図形を含む第1の地図に、電力設備情報に関する図形である第2の図形を重ねて配置することにより得られる第2の地図を表示するための表示データを生成する表示データ生成装置における表示データ生成方法であって、
    前記表示データ生成装置が、
    複数の前記第2の図形を1つのグループにグループ化し、前記グループに属する前記第2の図形のそれぞれが、前記複数の第1の図形および、前記第2の地図に配置される前記第2の図形のうち当該グループに属さない前記第2の図形である他の前記第2の図形と重なりがあるか否かを判定し、前記グループに属する前記第2の図形のうち重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であるか否かを判定する重なり判定ステップと、
    前記重なり判定ステップによって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下でないと判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を一括して変更する位置変更ステップと、
    前記重なり判定ステップによって、重なりのある前記第2の図形が定められた個数以下であると判定された場合、対応する前記グループに属する前記第2の図形の前記第2の地図における配置位置を確定させる確定ステップと、
    を含むことを特徴とする表示データ生成方法。
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