JP7285714B2 - 支障物検知装置および支障物検知システム - Google Patents

支障物検知装置および支障物検知システム Download PDF

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Description

本発明は、支障物検知装置および支障物検知システムに関する。
従来、鉄道車両の乗降場所であるプラットホームには、車両軌道への利用客の進入を防止するホームドアが設けられている。ホームドアは開閉するドアパネルを有しており、このドアパネルは、鉄道車両のドアと対応するように配置される。
ホームドアは、鉄道車両がプラットホームに停車して利用客が鉄道車両へ乗降する時には、ドアパネルが開き、鉄道車両の走行中又は鉄道車両がプラットホームに停車していない時には、ドアパネルを閉じる。
ホームドアには、ホームドア近傍の利用客又は障害物等の支障物を検知するセンサが配置される。センサの検知結果に基づいて、ドアパネルの開閉又は車両の運行が制御されて、利用客の安全が確保される。
ホームドアのセンサとして、3次元距離画像センサが用いられており、この三次元距離画像センサが検知エリアを走査することにより3次元距離画像が取得されて、検知エリア内の支障物の有無が判断される。検知エリアは、ドアパネルと車両との間の空間を含むように生成される。
特開2011-16421号公報
ホームドアには、ドアパネルを通った利用客が、さらにドアパネル側からホームドアと車両軌道との間に空間に侵入することを防止する侵入防止柵が配置されている。しかし、ホームドアの車両軌道側は開放された空間となっているので、利用客は、侵入防止柵を超えてホームドアと車両軌道との間に空間に侵入することが可能であった。
このように利用客がドアパネルの横以外の領域に侵入すると、この領域は検知エリア外となって、支障物検知装置は利用客を検知することができなかった。
そこで、本明細書では、ドアパネルの側方及びドアパネルの側方以外の領域に侵入した利用客を検知可能な支障物検知装置を提供することを課題とする。
本明細書に開示する支障物検知装置によれば、車両が停車するプラットホームのホームドアに設置され、ホームドアと車両との間の空間において支障物を検知するために設定された検知エリアを走査する3次元距離画像センサを備え、検知エリアは、ホームドアの開閉するドアパネルと車両との間の空間において、ドアパネルが開閉する開閉方向に沿って、3次元距離画像センサ側から当該3次元距離画像センサとは反対側の方向に向かって伸びる第1検知エリアと、第1検知エリアにおける3次元距離画像センサとは反対側の境界から、当該境界における開閉方向と交差する高さ方向の上側及び下側のオフセットを除いた中央の領域から、3次元距離画像センサとは反対側の方向に向かってへ突出する第2検知エリアとを有する。
また、本明細書に開示する支障物検知システムによれば、プラットホームの長手方向に連設された複数のホームドアと、当該複数のホームドアのそれぞれに設置される請求項1に記載の支障物検知装置を備えたシステムであって、一のホームドアに配置される支障物検知装置の第2検知エリアは、隣接する他のホームドアの側方まで突出している。
上述した本明細書に開示する支障物検知装置によれば、ドアパネルの側方及びドアパネルの側方以外の領域に侵入した利用客を検知可能である。
また、上述した本明細書に開示する支障物検知システムによれば、プラットホームの長手方向にわたって、ドアパネルの側方及びドアパネルの側方以外の領域に侵入した利用客を検知可能である。
本明細書に開示する支障物検知システムの一実施形態の構成を示す図である。 支障物検知装置およびホームドアの構成を示す図である。 ホームドアに設定される検知エリアを説明する斜視図である。 ホームドアに設定される検知エリアを説明する正面図である。 ホームドアに設定される検知エリアを説明する上面図である。 ホームドアに設定される検知エリアを説明する側面図である。 侵入防止柵を示す図である。
以下、図を参照しつつ、支障物検知装置について説明する。この支障物検知装置は、車両が停車するプラットホームのホームドアに設置される。支障物検知装置は、ホームドアと鉄道などの車両との間の空間において支障物を検知するために設定された検知エリアを走査する3次元距離画像センサを備える。この検知エリアは、ホームドアの開閉するドアパネルと車両との間の空間において、ドアパネルの開閉する開閉方向に沿って、3次元距離画像センサ側から3次元距離画像センサとは反対側の方向に向かって伸びる第1検知エリアを有する。また、検知エリアは、第1検知エリアにおける3次元距離画像センサとは反対側の境界から、この境界における上記開閉方向と交差する高さ方向の上側及び下側のオフセットを除いた中央の領域から、3次元距離画像センサとは反対側の方向に向かってへ突出する第2検知エリアとを有する。これにより、支障物検知装置は、ドアパネルの横以外の空間に侵入した利用客を検知可能である。
以下では、支障物検知装置を、支障物検知システムに適用した例について説明する。この例では、支障物検知装置は、車両軌道が伸びる方向に連接するようにプラットホーム上に配置された複数のホームドアのそれぞれに配置される。一のホームドアに配置される支障物検知装置の第2検知エリアは、隣接する他のホームドアの側方まで突出している。本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する支障物検知システムの一実施形態の構成を示す図である。図2は、支障物検知装置およびホームドアの構成を示す図である。
本実施形態の支障物検知システム1(以下、単にシステム1ともいう)は、プラットホーム2の長手方向に連設された複数のホームドア20と、複数のホームドア20のそれぞれに配置される支障物検知装置10とを備える。
図1に示すように、プラットホーム2の両側には車両軌道3が敷設されており、車両軌道3上を鉄道車両4が走行する。プラットホーム2における車両軌道3側のそれぞれには、複数のホームドア20が、プラットホーム2の長手方向に沿って連設される。隣り合うホームドア20同士は、間に隙間ができないように配置される。
図2に示すように、ホームドア20は、支障物検知装置10と通信する通信部21と、ドアパネル22と、ドアパネル22を駆動して開閉させる駆動部23と、これらを制御する制御部24とを有する。本明細書では、ドアパネル22が開閉する方向をX軸方向とし、鉛直方向(高さ方向)をY軸方向とし(図4参照)。X軸方向およびY軸方向と直交する方向をZ軸方向という(図5参照)。
ドアパネル22は、鉄道車両4のドアと対応するように配置される。ホームドア20は、鉄道車両4がプラットホーム2に停車して、利用客が鉄道車両4へ乗降する時には、ドアパネル22を開き、鉄道車両4の走行中又は鉄道車両4がプラットホーム2に停車していない時には、ドアパネル22を閉じる。
鉄道車両4がプラットホーム2に停車して、利用客が鉄道車両4へ乗降する時を除いては、ホームドア20のドアパネル22は閉じており、プラットホーム2上の利用客が車両軌道3へ進入することを防止する。
また、図3~図5に示すように、ホームドア20は、ドアパネル22を収納する2つの戸袋パネル25を有する。支障物検知装置10は、一の戸袋パネル25における車両軌道3側の面に配置される。
さらに、ホームドア20は、侵入防止柵26を有する。侵入防止柵26は、支障物検知装置10が配置されていない他方の戸袋パネル25における車両軌道3側の面に配置される。侵入防止柵26は、利用客がドアパネル22側からこのドアパネル22とは反対の方向に向かってホームドア20と鉄道車両4との間の空間へ侵入することを防止する。侵入防止柵26は、図4に示すように、Y軸方向に伸びる形状を有する。また、図7に示すように、侵入防止柵26は、Y軸方向において、間隔を開けて、上方部25aと下方部25cを有する。上方部25aと下方部25cは、弾性を有し、変形可能であることが好ましい。これにより、例えば、鉄道車両4のドアに挟まれた鞄などの物体が侵入防止柵26と接触しても、侵入防止柵26が変形することにより、侵入防止柵26および物体に加えられるダメージが低減する。また、侵入防止柵26は、上方部25aと下方部25cとの間に、開口部25bを有する。
また、支障物検知装置10も、利用客がドアパネル22側からこのドアパネル22とは反対の方向に向かってホームドア20と鉄道車両4との間の空間へ侵入することを防止する役目を有する。
支障物検知装置10は、ホームドア20近傍の利用客又は障害物等の支障物を検知する。支障物検知装置10の検知結果に基づいて、ホームドア20の動作又は鉄道車両4の運行が制御されて、利用客の安全が確保される。
支障物検知装置10は、通信部11と、三次元距離画像センサ12と、制御部13とを備える。
通信部11は、ホームドア20と通信するためのインターフェース回路を有する。通信部11は、ドアパネルの開くことを要求する信号を、ホームドア20へ送信する。また、通信部11は、鉄道車両4と通信するための有線または無線回路を有していてもよい。
三次元距離画像センサ12(以下、単にセンサ12ともいう)は、ホームドア20と鉄道車両4との間に設定される所定の検知エリア50を走査して、三次元距離画像を取得する。センサ12は、例えば、所定の画角の範囲内で、パルス状のレーザ光を照射して走査し、反射した光が戻るのに要する時間を計測することにより、画素毎の距離を測定して、三次元距離画像を取得する。
制御部13は、プロセッサ、メモリ及び周辺回路(図示せず)を有する。このメモリは、検知エリア50の設定ファイルを記憶する。制御部13のプロセッサは、メモリに記憶された設定ファイルに基づいて、センサ12を制御する。制御部13のプロセッサは、センサ12から三次元距離画像を入力する度に、検知エリア50内の支障物の有無を判定し、支障物が有ると判定した場合、ドアパネル22を開放する要求を表す開放信号を、通信部11を介してホームドア20へ送信する。ホームドア20は、この開放信号を受信すると、ドアパネル22を開く。これにより、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間にある支障物を移動させることができる。また、制御部13のプロセッサは、支障物が有ると判定した場合、鉄道車両4が停止することを要求する停止信号を、通信部11を介して鉄道車両4へ送信する。鉄道車両4の運転士は、この信号を受信すると、鉄道車両4を停止させる。これにより、利用客の安全を図ることができる。制御部13のプロセッサは、センサ12により検知される反射した光の強度が、所定の閾値以下の場合には、支障物ではないと判定することにより、雨または雪などの物体を支障物として検知しないようにすることが好ましい。制御部13のプロセッサが有するこれらの機能は、例えば、プロセッサ上で動作するコンピュータプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、制御部13のプロセッサが有するこれらの各部は、プロセッサに設けられる、専用の演算回路であってもよい。
図3~6に示すように、検知エリア50は、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間に設定される三次元領域である。センサ12が検知エリア50を走査することにより、検知エリア50内の支障物が検知される。なお、センサ12は、鉄道車両4の有無に関わらず、検知エリア50を走査可能である。
検知エリア50は、ドアパネル22と鉄道車両4との間の空間に設定される第1検知エリア30を有する。この第1検知エリア30は、センサ12が取得する三次元距離画像の各画素に対して、X軸方向においてセンサ12に近い方の境界30bと、センサ12から遠い方の境界30aとを有する。また、第1検知エリア30は、境界30aと、境界30bとの間の第1検知エリア30を囲む境界30cを有する。
支障物検知装置10の制御部13は、センサ12が測定した三次元距離画像を用いて、各画素から得られた距離が、第1検知エリア30内に存在すること、即ち、センサ12に近い方の境界30bと、センサ12から遠い方の境界30aとの間に存在し、かつ境界30c内に存在する場合、第1検知エリア30内に支障物が存在すると判断する。
第1検知エリア30は、全体として、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間の形状に対応した扁平な形状を有し、鉄道車両4側の領域である第1外側エリア31と、ホームドア20側の領域である第1内側エリア32とを有する。第1検知エリア30は、第1外側エリア31および第1内側エリア32を有することにより、支障物を検知して利用客の安全を確保すると共に、過剰な検知を行わないように境界が設定される。
第1外側エリア31および第1内側エリア32は、扁平なほぼ直方体形状を有する。第1内側エリア32のY軸方向の寸法は、第1外側エリア31よりも短い。第1内側エリア32のY軸方向の位置は、ドアパネル22の上側の部分に利用客が手を乗せている場合、又は、ドアパネル22の下側の部分に利用客が足先を置いている場合には、利用客の手又は足先を検知しないように決定されている。
第1外側エリア31の鉄道車両4側の形状は、鉄道車両4の輪郭と対応するように決定され得る。同様に、第1内側エリア32のホームドア20側の形状は、ドアパネル22などの形状と対応するように決定され得る。これにより、第1検知エリア30の形状と、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間の形状との一致度が高められるので、支障物の検知精度が向上する。なお、第1検知エリア30を、第1外側エリア31と第1内側エリア32とに分けなくてもよい。
また、検知エリア50は、第1検知エリア30におけるセンサ12とは反対側の境界30aから、境界30aの高さ方向(Y軸方向)における上側および下側のオフセットを除いた中央の領域から、センサ12とは反対側の方向に向かってへ突出する第2検知エリア40を有する。
第2検知エリア40は、侵入防止柵26の開口部26bを通して、X軸方向において、センサ12側からセンサ12とは反対側へ向かって突出している。図4に示すように、ホームドア20に配置される支障物検知装置10の第2検知エリア40は、隣接する他のホームドア20’の側方の空間まで突出している。具体的には、支障物検知装置10の第2検知エリア40は、隣接する他のホームドア20’に配置された支障物検知装置10の側方の空間まで突出している。これにより、プラットホーム2の長手方向のほぼ全体にわって、プラットホーム2の車両軌道3側の空間には、各支障物検知装置10の検知エリア50がとぎれることなく配置されるので、プラットホーム2と鉄道車両4との間の支障物を確実に検知できる。
第2検知エリア40は、センサ12が取得する三次元距離画像の各画素に対して、X軸方向においてセンサ12に近い方の境界40bと、センサ12から遠い方の境界40aと、を有する。また、第2検知エリア40は、境界40aと、境界40bとの間の第2検知エリア40を囲む境界40cを有する。境界40bは、縦長の矩形の形状を有する。図4に示すように、第2検知エリア40は、センサ12側からセンサ12の反対側に向かって領域が増大する形状を有する。支障物検知装置10の制御部13は、センサ12が測定した三次元距離画像を用いて、各画素から得られた距離が、第2検知エリア40内に存在すること、即ち、センサ12に近い方の境界40bと、センサ12から遠い方の境界40aとの間に存在し、かつ境界40c内に存在する場合、第2検知エリア40内に支障物が存在すると判断する。
第2検知エリア40は、全体として、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間の形状に対応した扁平な形状を有する。第2検知エリア40は、ホームドア20の高さ方向(Y軸方向)に対して、上側および下側の領域がオフセットされており、ホームドア20における高さ方向の中央の空間に形成される。これにより、ホームドア20における車両軌道3側に空間にいる利用客を確実に検知すると共に、ドアパネル22の上側の部分に利用客が手を乗せている場合、又は、プラットホーム2上に空き缶などの物体が落ちている場合には、利用客の手又は空き缶などの物体を検知しないようにできる。
第2検知エリア40は、鉄道車両4側の領域である第2外側エリア41と、ホームドア20側の領域である第2内側エリア42とを有する。第2検知エリア40は、第2外側エリア41および第2内側エリア42を有することにより、支障物を検知して利用客の安全を確保すると共に、過剰な検知を行わないように境界が設定される。
第2外側エリア41の鉄道車両4側の形状は、鉄道車両4の輪郭と対応するように決定され得る。同様に、第2内側エリア42のホームドア20側の形状は、ホームドア20および支障物検知装置10などの形状と対応するように決定され得る。具体的には、図5に示すように、第2外側エリア41は、X軸方向において、境界40bから隣接する他のホームドア20’に配置された支障物検知装置10の側方の空間まで伸びている。また、第2内側エリア42は、X軸方向において、境界40bから隣接する他のホームドア20’に配置された支障物検知装置10の手前まで伸びている。これにより、第2検知エリア40の形状と、ホームドア20および支障物検知装置10と鉄道車両4との間の空間の形状との一致度が高められるので、支障物の検知精度が向上する。なお、第2検知エリア40を、第2外側エリア41と第2内側エリア42とに分けなくてもよい。
次に、第1検知エリア30および第2検知エリア40を設定する方法について、以下に説明する。
まず、第1検知エリア30は、ホームドア20の形状、および、ホームドア20と鉄道車両4との間の空間の形状に応じて設定されることが好ましい。例えば、第1検知エリア30を設定する方法として、特開2017-19380号公報に記載の技術を用いることができる。
次に、第2検知エリア40は、第1検知エリア30に基づいて設定することができる。第2検知エリア40におけるセンサ12に近い方の境界40bのX軸方向の位置、および、センサ12から遠い方の境界40aのX軸方向の位置は、第1検知エリア30の形状および位置、並びに、ホームドア20の寸法及び隣接するホームドア20’の位置などに基づいて決定される。そして、第2検知エリア40におけるZ方向(図5参照)の領域などと規定する境界40cは、鉄道車両4の輪郭を模擬した車両治具を車両軌道3上に走行させて決定することができる。
上述した本実施形態のシステムによれば、ドアパネルと鉄道車両との間の空間の支障物を検知すると共に、ドアパネルの側方以外の領域に侵入した利用客を検知可能である。
本発明では、上述した実施形態の支障物検知装置および支障物検知システムは、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、検知エリアは、第1検知エリア及び第2検知エリアを有していたが、検知エリアは、さらに第3検知エリアを有していてもよい。第3検知エリアは、第1検知エリア及び第2検知エリアにより検知されていない領域を検知するように設定され得る。
1 システム
2 プラットホーム
3 車両軌道
4 車両
10 支障物検知装置
11 通信部
12 3次元距離画像センサ
13 制御部
20 ホームドア
21 通信部
22 ドアパネル
23 駆動部
24 制御部
25 戸袋パネル
26 侵入防止柵
25a 上方部
26b 開口部
26c 下方部
30 第1検知エリア
31 第1外側エリア
32 第1内側エリア
40 第2検知エリア
41 第2外側エリア
42 第2内側エリア

Claims (4)

  1. 車両が停車するプラットホームのホームドアに設置される支障物検知装置であって、
    ホームドアと車両との間の空間において支障物を検知するために設定された検知エリアを走査する3次元距離画像センサを備え、
    前記検知エリアは、
    ホームドアの開閉するドアパネルと車両との間の空間において、前記ドアパネルが開閉する開閉方向に沿って、前記3次元距離画像センサ側から前記ドアパネル側に向かって伸びる第1検知エリアと、
    前記第1検知エリアにおける前記3次元距離画像センサとは反対側の境界における、当該境界における前記開閉方向と交差する高さ方向の上側及び下側のオフセットを除いた中央の領域から、前記3次元距離画像センサ側から前記ドアパネル側に向かう方向へ突出する第2検知エリアとを有する支障物検知装置。
  2. ホームドアは、前記ドアパネル側から当該ドアパネルとは反対の方向に向かってホームドアと車両との間の空間へ利用者が侵入することを防止する侵入防止柵を有し、
    前記侵入防止柵は、前記高さ方向に伸びる形状を有し、かつ、当該高さ方向の途中に開口部を有し、
    前記第2検知エリアは、前記開口部を通して、前記3次元距離画像センサ側から前記ドアパネル側に向かう方向へ突出している請求項1に記載の支障物検知装置。
  3. 前記侵入防止柵は、変形可能である請求項2に記載の支障物検知装置。
  4. プラットホームの長手方向に連設された複数のホームドアと、当該複数のホームドアのそれぞれに設置される請求項1に記載の支障物検知装置を備えたシステムであって、
    一のホームドアに配置される前記支障物検知装置の前記第2検知エリアは、隣接する他のホームドアの側方まで突出している支障物検知システム。
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