JP7284894B2 - 髪留め結束バンド - Google Patents

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片手で簡単に髪を結束することができる伸縮構造部のある髪留め結束バンド。
従来から髪を結束する際には環状ヘアゴムなどの結束具が用いられてきた。ただ環状ヘアゴムの結束具は当初から無端の輪状に形成されているため、髪の束に巻き付ける場合は容易だが、環状の長さが決まっているので髪を束ねた分量に対して調節ができないという問題があった。またゴム紐などの結束具も従来より知られているがゴム紐は長い紐をその都度必要な長さにカットする。そして結束時、カットされたゴム紐を髪の束に2、3回巻き付け、片手で髪の束を持ち、もう片方の手でゴム紐両先端部を結ぶという作業を行ってきた。一方、電線等を結束するものとして、特許文献1がある。特許文献1の結束具は弾性部が蛇行形状で山部と谷部が備えてある。
特開2007-238126号公報
環状ヘアゴムの課題:
従来からある環状ヘアゴムは全体が伸縮構造であり、簡単に髪を留めることができるが環状の長さが決まっていて髪の束の分量に対して丁度いいところで留めるのは難しい。(1)課題は調節機能を付与することである。
ゴム紐の課題:
また従来からあるゴム紐も全体が伸縮構造であるので髪を留めることはできるが、その都度必要な長さにゴム紐をカットしなければならないため、面倒で時間がかかる。効率的に作業をするためには、(2)予め髪の束に対応できる長さになっていることが課題である。
さらにカットしたゴム紐を髪の束に2、3回巻き付けたあと、片手で髪の束を持ち、もう片方の手でゴム紐を結ぶ。これは不慣れな人や初心者には難しい作業である。(3)片手で簡単に髪を留めることが課題である。
環状ヘアゴム及びゴム紐の利点:
しかし環状ヘアゴム及びゴム紐は、全体が伸縮構造であるので、環状ヘアゴム及びゴム紐が髪に引っかかる違和感はなく、また髪の束から抜け落ちることもなく留まる。
工業用、園芸用結束バンドの課題:
そこで簡単に止めることができる従来からある結束バンドを髪に使用してみたが、従来のものは工業用(特許文献1)、園芸用結束バンドであり、その弾性構造は髪には適さず、非常に1本1本が細くしなやかな髪が結束バンドに引っかかったり乱れたり、結束バンドが髪の束から抜け落ち留まらないという問題があった。(4)結束バンドが髪の束から抜け落ちず、引っかからないよう結束する事が課題である。
さらに、片手で髪の束を持ち、もう片方の手で結束バンド足部を持ちながら留めるには、工業用、園芸用結束バンドの止具が足部先端部末端にあるので不安定で結束するのに時間がかかるという問題があった。(5)不慣れな人や初心者でも効率的に作業ができるよう簡単に足部末端部が止具の孔に挿入できるようにすることが課題である。
工業用、園芸用結束バンドの利点:
しかし工業用、園芸用結束バンドの止具は、両手なら簡単に留まり利便性はある。さらに工業用、園芸用結束バンドは調節機能が付与されていて、被結束体の分量に対して調整できる。結束バンド全体の長さも予め設定されている。
以上の事から、結束バンド足部の一部に伸縮構造部を備える事で課題が解決できる。また髪留め結束バンドのヘッド部の一部に把持部を備える事もできる。
つまり、環状ヘアゴム及びゴム紐のような伸縮構造を持ち、結束バンドの利便性を維持しつつ、片手で簡単に髪の束を留めることができる、全く新しい髪留め結束バンドを考案する。
(1)課題は調節機能を付与することである。
(2)予め髪の束に対応できる長さになっていることが課題である。
(3)片手で簡単に髪を留めることが課題である。
上記、(1)(2)(3)の課題の解決するため本発明の髪留め結束バンドは以下の技術的手段を講じている。
髪留め結束バンドの伸縮構造部L2に関する技術手段。
髪留め結束バンドのヘッド部L3が2cm以上、かつ、足部L1全体に対して4分の1以上の長さにする理由として、まず、片手で髪の束を持ち、もう片方の手で結束する際、髪留め結束バンドの伸縮構造部L2がヘッド部L3まであると、ヘッド部L3が不安定で足部末端部L5をヘッド部L3の止具A1の孔A2に入れづらく具合が悪かった。
よって、片手でヘッド部L3を持ち安定させるには、ヘッド部L3は2cm以上、かつ、足部L1全体に対して4分の1以上の長さが好ましい。
髪留め結束バンドの伸縮構造部L2に関する技術手段。
髪留め結束バンドの足部末端部L5が2cm以上、かつ、足部L1全体に対して4分の1以上の長さにする理由として、まずヘッド部L3の止具A1に設けられた孔A2に足部末端部L5を入れ,引き締める際、足部末端部L5が2cm以下の場合は、長さが足らず止まらないというおそれがある。いろいろな髪の分量に対応するには、ある程度の長さが必要である。
よって、髪を束の分量に対して丁度いい所で止めるには、足部末端部L5は2cm以、かつ、足部L1全体に対して4分の1以上の長さが好ましい。
髪留め結束バンドの伸縮構造部L2に関する技術手段。
髪留め結束バンドの伸縮構造部L2が足部L1全体に対して4分の1以上、2分の1以下の長さにする理由として、まず足部末端部L5が非伸縮構造部になっていないとヘッド部L3の止具A1の孔A2には入らないおそれがある。またヘッド部L3も非伸縮構造部でないと不安定な場合がある。以上のことから、足部L1全体が伸縮構造部L2では、解決できない。つまりヘッド部L3及び足部末端部L5の構造は非伸縮構造部であり、足部L1の一部には伸縮構造部L2を持たせることが重要である。また伸縮構造部L2は短すぎると結束力に欠け、長すぎるとはかどらなかった。
よって伸縮構造部L2は、ヘッド部L3及び足部末端部L5以外で足部L1全体の4分の1以上2分の1以下の長さが好ましい。
(4)の髪留め結束バンドが髪の束から抜け落ちず、引っかからないよう結束する事を解決するには、ヘッド部L3及び足部末端部L5と伸縮構造部L2の連接の工夫をこらすことが好ましい。
髪の束の周囲に結束バンドを配置する際、結束バンドは引っかかりやすい問題があったが、髪留め結束バンドのヘッド部L3と足部末端部L5の延長線上に伸縮構造部L2を備え、ヘッド部L3及び足部末端部L5と伸縮構造部L2の連接部Bは平面に連接することで抜け落ちず引っかかりがなく、結束力も阻害しないような形にする。ヘッド部L3及び足部末端部L5と伸縮構造部L2の連接部Bの段差のない平面とは、0.1mm以下が好ましい。
足部L1全体の面を揃えて連接部Bの段差をなくし、異なる素材を連接させるには二色成形やインサート成形などが良い。
結束バンドは工業用、園芸用でその被結束体は髪より太いので従来のものでよいが、1本1本が細くしなやかな髪の束を留めるには、引っかかりのないよう、髪留め結束バンドのヘッド部L3及び足部末端部L5の延長線上に伸縮構造部L2を備える配慮をする。
(5)の不慣れな人や初心者でも効率的に作業ができるよう、簡単に足部末端部L5がヘッド部L3の止具A1の孔A2に挿入できるようにする。そのためには、止具A1の位置を改善し、ヘッド部L3の一部に把持部L4を備える。止具A1の位置はヘッド部L3の先端から少なくとも2cm以上離れたヘッド部L3の上面C1に設ける。また髪の束の周囲に髪留め結束バンドの足部L1を配置して足部末端部L5を止具A1に挿入し引き締める際、ヘッド部L3が不安定で足部末端部L5を止具A1の孔A2に挿入するのに時間がかかるという問題があったが、ヘッド部L3の一部に把持部L4を備えることにより安定し解決する。
さらに(5)の不慣れな人や初心者でも効率的に作業ができるよう、簡単に足部末端部L5がヘッド部L3の止具A1の孔A2に挿入できるようにする。そのためには、髪留め結束バンドの長手方向と止具A1の孔A2のバンド挿通方向とを非垂直に備える。
つまり、ヘッド部L3の止具A1の方向を改良して髪を留める結束機能を向上することで解決し、足部末端部L5がヘッド部L3の止具A1の孔A2に簡単に挿入できる。
以上の技術的手段が(1)から(5)の課題を全て解決し、非伸縮構造部であるヘッド部L3及び足部末端部L5と、足部L1の一部にある伸縮構造部L2と、さらに把持部L4を備える、全く新しい髪留め結束バンドを考案した。
調節機能を付与することで髪の束の分量に対して丁度いいところで留めることができた。
いろんな髪の束に対応できる長さになり効率的に作業できるようになった。
片手で髪を留めることができる簡単な作業になった。
髪留め結束バンドが髪の束から抜け落ちず、引っかからないよう結束する事ができたので、美しい仕事ができるようになった。
不慣れな人や初心者でも、効率的に作業ができるよう、足部末端部L5が簡単に止具A1の孔A2に挿入できるよう対応できた。
本発明の実施形態に関わる髪留め結束バンドの正面図 図1の髪留め結束バンドの側面図 髪留め結束バンドの使用状態を示す斜視図
髪留め結束バンドとは、伸縮構造部L2を備えた、束ねた髪を留める結束バンドである。
本発明の実施形態を図面参照にて詳細に説明する。図1は本実施形態に関わる髪留め結束バンドの正面構造、図2はその側面構造を示す。図3は髪留め結束バンドで髪を留めた状態を示す。
図1、図2に示すように本実施形態は、止具A1、孔A2、連接部B、足部L1、伸縮構造部L2、ヘッド部L3、把持部L4、足部末端部L5、上面C1、下面C2、からなる。
次に髪留め結束バンドの使い方を説明する。
髪の束を留めるには、まず、束ねた髪の束の根元に把持部L4を親指で固定しながら伸縮構造部L2を髪に添わせ、弧を描きながらひっぱる。次に足部L1を髪の束に2、3回巻き付ける。そして足部末端部L5を孔A2に挿入する。髪の束がしっかり拘束されるまで足部末端部L5を引っ張ることにより髪の束が強く拘束され、自動的に留まる。残った足部末端部L5はハサミで切断すると見た目も美しくなる。
使い勝手が良いので、幅広く使用できる。
A1 止具
A2 孔
B 連接部
L1 足部
L2 伸縮構造部
L3 ヘッド部
L4 把持部
L5 足部末端部
C1 上面
C2 下面

Claims (4)

  1. 結束バンドの一端側のヘッド部の止具A1に設けられた孔に足部を挿通して片手で髪を締め付けて結束できるようにしてある結束具において、ヘッド部L3と足部L1からなり、足部L1における足部全体の長さに対して4分の1以上2分の1以下の部分が伸縮構造部L2に置き換えられ、止具A1はヘッド部L3の先端から少なくとも2cm以上離れたヘッド部L3上面に設け、ヘッド部L3の先端の側に把持部L4を備え、髪留め結束バンドの長手方向と止具A1の孔A2のバンド挿通方向とが非垂直である片手用髪留め結束バンド。
  2. ヘッド部L3及び足部末端部L5が、2cm以上の長さである請求項1記載の片手用髪留め結束バンド。
  3. ヘッド部L3及び足部末端部L5は、非伸縮構造部であり、非伸縮構造部以外の部分が伸縮構造部L2であり、ヘッド部L3及び足部末端部L5の非伸縮構造部と伸縮構造部L2とは異なる材料からなる請求項1記載の片手用髪留め結束バンド。
  4. 足部L1全体の上面及び下面は、ヘッド部L3及び足部末端部L5と伸縮構造部L2に0.1mm以上の段差がないよう、連接部Bは平面に連接する請求項1記載の片手用髪留め結束バンド。
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