JP2596721Y2 - テープ結束器 - Google Patents
テープ結束器Info
- Publication number
- JP2596721Y2 JP2596721Y2 JP1993074287U JP7428793U JP2596721Y2 JP 2596721 Y2 JP2596721 Y2 JP 2596721Y2 JP 1993074287 U JP1993074287 U JP 1993074287U JP 7428793 U JP7428793 U JP 7428793U JP 2596721 Y2 JP2596721 Y2 JP 2596721Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- adhesive tape
- section
- cutting
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports For Plants (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はテープ結束器に関する
もので、更に詳細には、例えば果樹園や園芸農園等にお
いて植物の茎や枝と支柱とを結束するテープ結束器の改
良に係わるものである。
もので、更に詳細には、例えば果樹園や園芸農園等にお
いて植物の茎や枝と支柱とを結束するテープ結束器の改
良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リンゴ,梨,ブドウ,イチジク
等の果樹園、キュウリ,トマト,ナス等の野菜農園、洋
蘭,菊,バラ等の園芸農園などでは、樹木の順調な生育
と収穫のし易さを考慮して、植物の茎や枝の支柱への結
束・誘引作業が行われている。
等の果樹園、キュウリ,トマト,ナス等の野菜農園、洋
蘭,菊,バラ等の園芸農園などでは、樹木の順調な生育
と収穫のし易さを考慮して、植物の茎や枝の支柱への結
束・誘引作業が行われている。
【0003】従来のこの種の結束作業としては、ワラ,
紐,プラスチック製の紐を結び付けたり、ビニル針金,
ゴムバンドで巻き付ける方法が主に行われている。ま
た、ステープルを使用してテープ端を止める結束機械に
よる結束方式(特公昭41−8000号公報参照)やハ
ンドル部を片手で挾持して被結束物に粘着テープを包囲
した後、粘着テープを合掌貼りする粘着テープを用いた
誘引結束方式(特公昭52−42689号公報、実開昭
61−178851号公報参照)も採用されている。
紐,プラスチック製の紐を結び付けたり、ビニル針金,
ゴムバンドで巻き付ける方法が主に行われている。ま
た、ステープルを使用してテープ端を止める結束機械に
よる結束方式(特公昭41−8000号公報参照)やハ
ンドル部を片手で挾持して被結束物に粘着テープを包囲
した後、粘着テープを合掌貼りする粘着テープを用いた
誘引結束方式(特公昭52−42689号公報、実開昭
61−178851号公報参照)も採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわち紐等を巻き付ける方法においては、結束作業に多
くの時間がかかるため、作業性が悪く、しかも、不規則
な姿勢で作業を行うため、大変厳しい労働となるという
問題があった。これに対して、後者すなわちステープル
によってテープ端を止める結束方式や粘着テープを用い
た誘引結束方式においては、作業者がテープ結束器を片
手に把持して結束作業を行うことができるが、この種の
ものは構造が複雑で重量が重く女性が長時間片手で保持
して結束作業をするには負担が大きいという問題があっ
た。これら問題を解決する方法として、粘着テープを巻
き付ける方法が考えられが、この方法では粘着テープを
所定長さに切断して茎や枝と支柱を巻き付ける作業は面
倒であるため、必ずしも大幅な改善には至らないという
のが現状である。
なわち紐等を巻き付ける方法においては、結束作業に多
くの時間がかかるため、作業性が悪く、しかも、不規則
な姿勢で作業を行うため、大変厳しい労働となるという
問題があった。これに対して、後者すなわちステープル
によってテープ端を止める結束方式や粘着テープを用い
た誘引結束方式においては、作業者がテープ結束器を片
手に把持して結束作業を行うことができるが、この種の
ものは構造が複雑で重量が重く女性が長時間片手で保持
して結束作業をするには負担が大きいという問題があっ
た。これら問題を解決する方法として、粘着テープを巻
き付ける方法が考えられが、この方法では粘着テープを
所定長さに切断して茎や枝と支柱を巻き付ける作業は面
倒であるため、必ずしも大幅な改善には至らないという
のが現状である。
【0005】この考案は上記事情に鑑みなされたもの
で、簡単な方式で誰でも手軽に使用でき、長時間の結束
作業でも疲れない軽量で安全なテープ結束器を提供する
ことを目的とするものである。
で、簡単な方式で誰でも手軽に使用でき、長時間の結束
作業でも疲れない軽量で安全なテープ結束器を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案のテープ結束器は、ロール状の粘着テープ
を収容する収納部と、この収納部に収納される粘着テー
プの繰出し側に配設されるテープ案内部と、被結束物を
巻き付け結束した粘着テープの両端粘着面同士を押圧合
掌貼りするための押圧部と、合掌貼りされた粘着テープ
を切断する切断部と、上記収納部の下方側に位置する握
り部と、この握り部を把持する指の表面を保護する保護
部とを具備することを特徴とするものである。
に、この考案のテープ結束器は、ロール状の粘着テープ
を収容する収納部と、この収納部に収納される粘着テー
プの繰出し側に配設されるテープ案内部と、被結束物を
巻き付け結束した粘着テープの両端粘着面同士を押圧合
掌貼りするための押圧部と、合掌貼りされた粘着テープ
を切断する切断部と、上記収納部の下方側に位置する握
り部と、この握り部を把持する指の表面を保護する保護
部とを具備することを特徴とするものである。
【0007】この考案において、上記収納部、テープ案
内部、押圧部及び切断部を有するケース本体に、被結束
物を誘引するための湾曲状の凹部を形成する方が好まし
い。
内部、押圧部及び切断部を有するケース本体に、被結束
物を誘引するための湾曲状の凹部を形成する方が好まし
い。
【0008】また、上記収納部、テープ案内部、押圧部
及び切断部を有するケース本体に、上記収納部に連通す
る粘着テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内
部に渡って開設されるテープ案内用開口部とを形成する
方が好ましい。
及び切断部を有するケース本体に、上記収納部に連通す
る粘着テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内
部に渡って開設されるテープ案内用開口部とを形成する
方が好ましい。
【0009】また、上記ケース本体の材質は耐食性を有
するものであれば金属等であってもよいが、好ましくは
例えばポリスチレン,ポリプロピレン,ABS樹脂等の
合成樹脂製のものである方がよい。
するものであれば金属等であってもよいが、好ましくは
例えばポリスチレン,ポリプロピレン,ABS樹脂等の
合成樹脂製のものである方がよい。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの考案のテープ結束
器によれば、収納部に収納されたロール状の粘着テープ
をテープ案内部を介して所定の長さ繰り出して被結束物
に巻き付け、粘着テープの粘着面同士を押圧部で接着し
て合掌貼りした後、合掌貼りの先端部を切断部に押し当
てて切断して結束作業を行うことができる。
器によれば、収納部に収納されたロール状の粘着テープ
をテープ案内部を介して所定の長さ繰り出して被結束物
に巻き付け、粘着テープの粘着面同士を押圧部で接着し
て合掌貼りした後、合掌貼りの先端部を切断部に押し当
てて切断して結束作業を行うことができる。
【0011】この場合、ケース本体に湾曲状の凹部を設
けることにより、凹部内に被結束物を誘引することがで
き、その後、粘着テープを上記のように繰り出して結束
を行うことができる。
けることにより、凹部内に被結束物を誘引することがで
き、その後、粘着テープを上記のように繰り出して結束
を行うことができる。
【0012】また、ケース本体に、収納部に連通する粘
着テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内部に
渡って開設されるテープ案内用開口部とを形成すること
により、装着用開口部から収納部への粘着テープの着脱
を行うことができ、また、テープ案内用開口部を介して
粘着テープの先端をテープ案内部へ案内することができ
る。
着テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内部に
渡って開設されるテープ案内用開口部とを形成すること
により、装着用開口部から収納部への粘着テープの着脱
を行うことができ、また、テープ案内用開口部を介して
粘着テープの先端をテープ案内部へ案内することができ
る。
【0013】
【実施例】以下にこの考案の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。図1及び図2はこの考案のテープ結束器の
別の角度からみた斜視図が示されている。
に説明する。図1及び図2はこの考案のテープ結束器の
別の角度からみた斜視図が示されている。
【0014】この考案のテープ結束器は、略逆L字状に
形成されたケース本体1の上部に、ロール状の粘着テー
プ20を収容する収納部2と、この収納部2に収納され
る粘着テープ20の繰出し側に配設されるテープ案内部
3と、被結束物を巻き付け結束した粘着テープ20の両
端粘着面22同士を押圧合掌貼りするための押圧部5
と、合掌貼りされた粘着テープ20を切断する切断部4
とを設け、ケース本体1の下部には、収納部2の下方側
に位置する握り部8と、この握り部8を把持する指の表
面を保護する保護部9が設けられている。
形成されたケース本体1の上部に、ロール状の粘着テー
プ20を収容する収納部2と、この収納部2に収納され
る粘着テープ20の繰出し側に配設されるテープ案内部
3と、被結束物を巻き付け結束した粘着テープ20の両
端粘着面22同士を押圧合掌貼りするための押圧部5
と、合掌貼りされた粘着テープ20を切断する切断部4
とを設け、ケース本体1の下部には、収納部2の下方側
に位置する握り部8と、この握り部8を把持する指の表
面を保護する保護部9が設けられている。
【0015】上記ケース本体1は、板状の第1のケース
半体1aと、縁部に側壁1cを有する第2のケース半体
1bとを重合せてねじ30にて結合した構造となってい
る。この場合、第1及び第2のケース半体1a,1b
は、例えばポリスチレン,ポリプロピレン,ABS樹脂
等の熱可塑性プラスチックの射出成形品にて形成され、
必要に応じて赤,青,黒等の顔料を混入した色彩が施さ
れている。
半体1aと、縁部に側壁1cを有する第2のケース半体
1bとを重合せてねじ30にて結合した構造となってい
る。この場合、第1及び第2のケース半体1a,1b
は、例えばポリスチレン,ポリプロピレン,ABS樹脂
等の熱可塑性プラスチックの射出成形品にて形成され、
必要に応じて赤,青,黒等の顔料を混入した色彩が施さ
れている。
【0016】また、ケース本体1の上部には下向きに湾
曲状に開口する凹部10が形成されている。このように
凹部10を形成することによって結束しようとする被結
束物を凹部10内に入れて誘引することができる。ま
た、作業時に両手が必要なときには、凹部10を利用し
て胸のポケットなどにテープ結束器を引っ掛けることが
できる。この凹部10の大きさは、対象となる被結束物
の大きさによって多少異なるが、ここでは、通常の樹木
の茎や支柱を収納できる寸法、例えば幅:30〜40m
m、奥行き:50〜60mm程度としてある。また、ケ
ース本体1の下部に設けられる握り部8の一側面には握
り易くするために指の形状に沿った波形面が形成されて
おり、この波形面を形成した面の外側に、指の表面を保
護するアーチ状の保護部9形成されている。したがっ
て、テープ結束器を片手で容易に把持することができ、
指の表面を植物の棘やささくれから保護することができ
る。
曲状に開口する凹部10が形成されている。このように
凹部10を形成することによって結束しようとする被結
束物を凹部10内に入れて誘引することができる。ま
た、作業時に両手が必要なときには、凹部10を利用し
て胸のポケットなどにテープ結束器を引っ掛けることが
できる。この凹部10の大きさは、対象となる被結束物
の大きさによって多少異なるが、ここでは、通常の樹木
の茎や支柱を収納できる寸法、例えば幅:30〜40m
m、奥行き:50〜60mm程度としてある。また、ケ
ース本体1の下部に設けられる握り部8の一側面には握
り易くするために指の形状に沿った波形面が形成されて
おり、この波形面を形成した面の外側に、指の表面を保
護するアーチ状の保護部9形成されている。したがっ
て、テープ結束器を片手で容易に把持することができ、
指の表面を植物の棘やささくれから保護することができ
る。
【0017】上記収納部2は、図3に示すように、第1
のケース半体1aと、第2のケース半体1bに設けられ
た円筒状垂下壁1dと、第1のケース半体1aから起立
する筒状のテープホルダー部1eとで構成されており、
円筒状垂下壁1dの開口部にてテープ装着用開口部6が
形成されている。したがって、テープ装着用開口部6を
介して収納部2内にロール状の粘着テープ20を挿入
し、粘着テープ20の巻芯23をテープホルダー部1e
に嵌装してセットすることができる。使用済みの巻芯2
3はテープホルダー部1eから取り外す。
のケース半体1aと、第2のケース半体1bに設けられ
た円筒状垂下壁1dと、第1のケース半体1aから起立
する筒状のテープホルダー部1eとで構成されており、
円筒状垂下壁1dの開口部にてテープ装着用開口部6が
形成されている。したがって、テープ装着用開口部6を
介して収納部2内にロール状の粘着テープ20を挿入
し、粘着テープ20の巻芯23をテープホルダー部1e
に嵌装してセットすることができる。使用済みの巻芯2
3はテープホルダー部1eから取り外す。
【0018】上記テープ案内部3は、収納部2に収納さ
れた粘着テープ20から繰り出された粘着テープ20の
先端部21を案内する複数の回転可能なガイドローラ3
aにて形成されている。この場合、ガイドローラ3a
は、図4に示すように、第1のケース半体1aから起立
する支軸1fに回転可能に嵌合されている。なお、支軸
1fに第2のケース半体1bを貫通するねじ30をねじ
結合して第1のケース半体1aと第2のケース半体1b
とが連結される。このように構成されるガイドローラ3
aは収納部2から凹部10の上方側の2箇所と、凹部1
0の側方に位置する先端側に対をなす1箇所に取付けら
れている。また、凹部10の上方側のケース本体1の側
壁1cにはテープ案内用開口部7が開設されており、こ
のテープ案内用開口部7に指を入れて収納部2に収納さ
れた粘着テープ20の先端部21を凹部10の上方の2
箇所のガイドローラ3aから先端部のガイドローラ3a
にセットできるようにしてある。
れた粘着テープ20から繰り出された粘着テープ20の
先端部21を案内する複数の回転可能なガイドローラ3
aにて形成されている。この場合、ガイドローラ3a
は、図4に示すように、第1のケース半体1aから起立
する支軸1fに回転可能に嵌合されている。なお、支軸
1fに第2のケース半体1bを貫通するねじ30をねじ
結合して第1のケース半体1aと第2のケース半体1b
とが連結される。このように構成されるガイドローラ3
aは収納部2から凹部10の上方側の2箇所と、凹部1
0の側方に位置する先端側に対をなす1箇所に取付けら
れている。また、凹部10の上方側のケース本体1の側
壁1cにはテープ案内用開口部7が開設されており、こ
のテープ案内用開口部7に指を入れて収納部2に収納さ
れた粘着テープ20の先端部21を凹部10の上方の2
箇所のガイドローラ3aから先端部のガイドローラ3a
にセットできるようにしてある。
【0019】上記押圧部5は、ケース本体1の凹部10
の側方の外表面の側壁1cの一部に設けられている。こ
の押圧部5の上方側近傍位置に、両側に対峙する一対の
波形状カッター刃4aにて形成される切断部4が設けら
れている。
の側方の外表面の側壁1cの一部に設けられている。こ
の押圧部5の上方側近傍位置に、両側に対峙する一対の
波形状カッター刃4aにて形成される切断部4が設けら
れている。
【0020】上記のように構成されるこの考案のテープ
結束器の総重量は約150g程度とすることができるの
で、片手で長時間保持していても疲れることはない。
結束器の総重量は約150g程度とすることができるの
で、片手で長時間保持していても疲れることはない。
【0021】次に、この考案のテープ結束器を用いて被
結束物である支柱40と樹木の枝又は茎41とを結束す
る手順について、図5ないし図8を参照して説明する。
結束物である支柱40と樹木の枝又は茎41とを結束す
る手順について、図5ないし図8を参照して説明する。
【0022】まず、図5に示すように、結束すべき支柱
40と茎41を挟み込むようにした後、粘着テープ20
の先端部を指先で摘むと共に、図5に矢印で示すように
ケース本体1を被結束物すなわち支柱40と茎41から
外しながら粘着テープ20を繰り出し、支柱40と茎4
1とを適当な長さ、強さで包む(図6参照)。この時、
粘着テープ20の先端部21の粘着面22をケース本体
1の押圧部5の上のテープ粘着面22に押し当てて、粘
着テープ20の粘着面22同士を合掌貼りする(図7参
照)。その後、少し粘着テープ20を繰り出し合掌貼り
の先端部付近に切断部4のカッター刃4aを押し当て粘
着テープ20を切断することで結束は完了する(図8参
照)。なお、合掌貼り部分がはみ出してはならない場合
はエッジの片側を少しずらしてテープ切断後に結束部分
の背面に巻き付けると目立たなくすることができる。
40と茎41を挟み込むようにした後、粘着テープ20
の先端部を指先で摘むと共に、図5に矢印で示すように
ケース本体1を被結束物すなわち支柱40と茎41から
外しながら粘着テープ20を繰り出し、支柱40と茎4
1とを適当な長さ、強さで包む(図6参照)。この時、
粘着テープ20の先端部21の粘着面22をケース本体
1の押圧部5の上のテープ粘着面22に押し当てて、粘
着テープ20の粘着面22同士を合掌貼りする(図7参
照)。その後、少し粘着テープ20を繰り出し合掌貼り
の先端部付近に切断部4のカッター刃4aを押し当て粘
着テープ20を切断することで結束は完了する(図8参
照)。なお、合掌貼り部分がはみ出してはならない場合
はエッジの片側を少しずらしてテープ切断後に結束部分
の背面に巻き付けると目立たなくすることができる。
【0023】上記のようにして結束作業を行った場合と
従来の紐類で結束する場合とを比較したところ、この考
案の結束器を使用するものにおいては従来の約5倍以上
の時間の短縮が可能となり、その結果、実際の作業量は
大幅に軽減することができる。
従来の紐類で結束する場合とを比較したところ、この考
案の結束器を使用するものにおいては従来の約5倍以上
の時間の短縮が可能となり、その結果、実際の作業量は
大幅に軽減することができる。
【0024】また、この考案のテープ結束器によれば、
軽量であるので、例えばブドウ棚の誘引・結束等の頭上
作業の場合でも、女性による連続的な作業となっても、
腕が疲れることはない。更に、粘着テープ20の装着が
簡単で誰でも容易に操作できる簡単な構造であるので、
特別なメンテナンスの必要もなく、取扱いが容易であ
る。
軽量であるので、例えばブドウ棚の誘引・結束等の頭上
作業の場合でも、女性による連続的な作業となっても、
腕が疲れることはない。更に、粘着テープ20の装着が
簡単で誰でも容易に操作できる簡単な構造であるので、
特別なメンテナンスの必要もなく、取扱いが容易であ
る。
【0025】なお、上記実施例では、押圧部5と切断部
4が凹部10の外側に設けられているが、押圧部5と切
断部4は必ずしもこのような位置に設ける必要はなく、
凹部10の内側に設けることも可能である。
4が凹部10の外側に設けられているが、押圧部5と切
断部4は必ずしもこのような位置に設ける必要はなく、
凹部10の内側に設けることも可能である。
【0026】
【考案の効果】以上に説明したように、この考案によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0027】1)収納部に収納された粘着テープをテー
プ案内部を介して所定の長さ繰り出して被結束物に巻き
付け、粘着テープの粘着面同士を押圧部で接着して合掌
貼りした後、合掌貼りの先端部を切断部で切断して結束
作業を行うことができるので、結束作業を容易に行うこ
とができ、作業の能率化を図ることができる。また、作
業時に指の表面を保護部で保護することができるので、
安全である。
プ案内部を介して所定の長さ繰り出して被結束物に巻き
付け、粘着テープの粘着面同士を押圧部で接着して合掌
貼りした後、合掌貼りの先端部を切断部で切断して結束
作業を行うことができるので、結束作業を容易に行うこ
とができ、作業の能率化を図ることができる。また、作
業時に指の表面を保護部で保護することができるので、
安全である。
【0028】2)ケース本体に湾曲状の凹部を設けるこ
とにより、凹部内に被結束物を誘引することができるの
で、結束作業を更に迅速に行うことができる。
とにより、凹部内に被結束物を誘引することができるの
で、結束作業を更に迅速に行うことができる。
【0029】3)ケース本体に、収納部に連通する粘着
テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内部に渡
って開設されるテープ案内用開口部とを形成することに
より、粘着テープの着脱が容易となると共に、使用前の
セットを容易に行うことができる。
テープの装着用開口部と、収納部からテープ案内部に渡
って開設されるテープ案内用開口部とを形成することに
より、粘着テープの着脱が容易となると共に、使用前の
セットを容易に行うことができる。
【図1】この考案のテープ結束器を下方側から見た状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】テープ結束器を上方側から見た状態の斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】結束前に被結束物を誘引した状態の側面図であ
る。
る。
【図6】被結束物を粘着テープで包囲した状態の斜視図
である。
である。
【図7】被結束物を包囲した粘着テープの合掌貼りの状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図8】粘着テープの合掌貼りの部分を切断する状態の
斜視図である。
斜視図である。
1 ケース本体 2 収納部 3 テープ案内部 4 切断部 5 押圧部 6 テープ装着用開口部 7 テープ案内用開口部 8 握り部 9 保護部 10 凹部 20 粘着テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 ロール状の粘着テープを収容する収納部
と、この収納部に収納される粘着テープの繰出し側に配
設されるテープ案内部と、被結束物を巻き付け結束した
粘着テープの両端粘着面同士を押圧合掌貼りするための
押圧部と、合掌貼りされた粘着テープを切断する切断部
と、上記収納部の下方側に位置する握り部と、この握り
部を把持する指の表面を保護する保護部とを具備するこ
とを特徴とするテープ結束器。 - 【請求項2】 収納部、テープ案内部、押圧部及び切断
部を有するケース本体に、被結束物を誘引するための湾
曲状の凹部を形成してなることを特徴とする請求項1記
載のテープ結束器。 - 【請求項3】 収納部、テープ案内部、押圧部及び切断
部を有するケース本体に、上記収納部に連通する粘着テ
ープの装着用開口部と、収納部からテープ案内部に渡っ
て開設されるテープ案内用開口部とを形成してなること
を特徴とする請求項1記載のテープ結束器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074287U JP2596721Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | テープ結束器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074287U JP2596721Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | テープ結束器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739382U JPH0739382U (ja) | 1995-07-18 |
JP2596721Y2 true JP2596721Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13542768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993074287U Expired - Lifetime JP2596721Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | テープ結束器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596721Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550397B2 (ja) * | 2003-11-05 | 2010-09-22 | 積水樹脂株式会社 | テープカッター |
KR102225600B1 (ko) * | 2018-12-31 | 2021-03-15 | 조남선 | 경량화 된 원예용 결속기 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993074287U patent/JP2596721Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739382U (ja) | 1995-07-18 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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