JP7284495B2 - 開閉装置及びスクリューフィーダ - Google Patents

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Description

本発明は、開閉装置及びスクリューフィーダに関する。
従来から、粉状物や粒状物を搬送するスクリューフィーダが提案されている。例えば、特許文献1には、粒状物を搬送するスクリューフィーダが開示されている。このスクリューフィーダは、円筒状のケーシング内に配置され、モータで回転するスクリューを備えている。
特開2002-282674号公報
上述のスクリューフィーダでは、ケーシング内に供給される材料を交換するメンテナンスの際等において、スクリューをケーシング内からモータ側へ引き抜いて着脱作業等を行う場合がある。このとき、モータ側の蓋体とスクリュー側のケーシングとの開閉構造を、作業性を確保しつつ安全なものとすることが望ましい。
本発明は、安全な開閉装置及びスクリューフィーダを提供することを目的とする。
本発明に係る開閉装置は、ハウジングと、前記ハウジングに対して第一回動軸により回動可能に接続される主蓋と、前記主蓋に対して第二回動軸により回動可能に接続され、前記ハウジングに対して摺動可能に案内されるバリア部材と、を備え、前記バリア部材は、前記主蓋の開方向への回動により前記第一回動軸側へ移動し、前記主蓋の閉方向への回動により前記第一回動軸と反対側へ移動する、ことを特徴とする。
本発明に係るスクリューフィーダは、スクリューを収容して供給物を搬送させる供給路を収容するハウジングと、前記ハウジングに対して第一回動軸により回動可能に接続され、前記スクリューを駆動するモータを収容する主蓋と、一端側が前記第一回動軸と同方向の第二回動軸により前記主蓋に対して回動可能に接続され、他端側が前記ハウジングに対して摺動可能に案内されるバリア部材と、を備え、前記バリア部材は、前記主蓋の開方向への回動により前記第一回動軸側へ移動し、前記主蓋の閉方向への回動により前記第一回動軸と反対側へ移動し、前記主蓋の閉状態では前記スクリューと前記モータの伝達機構が接続され、前記主蓋の開状態では前記スクリューと前記モータの伝達機構の接続が解除される、ことを特徴とする。
本発明によれば、安全な開閉装置及びスクリューフィーダを提供することができる。
本発明の実施形態に係るスクリューフィーダの平面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る図1のスクリューフィーダのII-II断面図である。 本発明の実施形態に係る図2のスクリューフィーダのIII-III断面図である。 本発明の実施形態に係る開状態のスクリューフィーダを裏面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るスクリューフィーダの開閉操作を示す図であり、(a)は主蓋を閉状態として副蓋を開いた状態を示し、(b)は主蓋を閉状態と開状態との間に配置した状態を示す。 本発明の実施形態に係るスクリューフィーダの開閉操作を示す図であり、主蓋を開状態とした様子を示す。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、スクリューフィーダ1の平面側から見た斜視図である。また、図2は図1のスクリューフィーダ1のII-II断面図であり、図3は図2のスクリューフィーダ1のIII-III断面図である。なお、図2においてモータ5a及びスクリュー9は側面視を示している。
スクリューフィーダ1は、供給物の流路P及びスクリュー9を収容するハウジング2と、スクリューフィーダ1をホッパ等に固定する固定部材3と、ハウジング2と回動可能に接続される主蓋4と、主蓋4及びハウジング2の左右両側へ配置されたバリア部材6とを備える。スクリューフィーダ1は、図1の二点鎖線の矢印で示すように、上方に設けられた図示しない供給元から右方の供給先へ、粉体、ペレット、顆粒、粉砕再生材、繊維やフレーク等の供給物を流路Pに沿って搬送させることができる(図2も参照)。なお、以下のスクリューフィーダ1の説明において、図1のモータ5a側を後、その反対側を前とし、後方から前方を見た右側を右、その反対側を左とする。また、図1のスクリューフィーダ1の上方を上、その反対側を下とする。
ハウジング2は、前枠部材2aと、前枠部材2aに固定された後枠部材2bとを含む。前枠部材2aは、上板21と、上板21の後端から略90度下方に延設される後板22(図2も参照)と、後板の左右の端部から略90度前方に延設される左右の側板23,24とを有する。後板22には、円形の開口部221が形成される。また、左右の側板23,24には、長孔状に貫通したスリット231,241が形成される。スリット231,241は、後側上方から前側下方へ回動軸29に対して直交するとともに、回動軸29に対して遠近方向に直線状に形成される(図2及び図4参照)。なお、スリット231,241は曲線状に形成したり、直線部と曲線部を組み合わせたその他の形状に形成してもよい。
図2で、上板21の前端側には略矩形筒状の供給路81が設けられる。供給路81は、略円筒状の供給路82の上面側と接続される。供給路82の上方の外周面の一部には、供給側開口部821が形成される。また、供給路82の前方側には開口面が略楕円形となるように供給路82の筒体を軸心方向斜めに開口させた排出側開口部822が形成される。供給路82の内部には、供給路82と略同軸となるようにスクリュー9が配置される。スクリュー9にはスクリュー9の外周に巻回するように配置された螺旋歯91が形成される。螺旋歯91と、供給路82の内周面との間には、間隙が設けられる。スクリュー9の後端側には、モータ5aの軸端部に設けられた駆動歯5a2と歯合して接続される従動歯92が形成される。駆動歯5a2と従動歯92とによりモータ5aとスクリュー9の伝達機構が形成される。主蓋4の閉状態においてモータ5aが駆動すると、スクリュー9は回転して供給物を流路Pに沿って搬送させることができる。
固定部材3は、略円形の開口部311を有した上板31と、上板31の左右の両縁から下方へ延設された側板32,33と、側板32,33の両前端に亘って形成された前板34とを有する。前板34には供給路82を挿通させる略円形の開口部341が形成される。上板31の前端側は、前板34よりも前方へ延設された鍔状に形成される。上板31は、供給路81の上側開口部811の外周縁に形成されたフランジ部812と接続される。また、図1に示すように、上板31には複数の螺子用孔や前端切欠部が形成される。
図4は、開状態のスクリューフィーダを裏面側から見た斜視図であり、カバー71,72の図示を省略している。後枠部材2bは、図2及び図4に示すように、前枠部材2aの後板22と略面当接して固定される前板25と、前板25の上端縁から後方へ延設されて上板21と略同一平面状に配置される上板26と、前板25の左右両縁から後方へ延設される側板27,28とを有する。前板25には、開口部221と対応する位置に略円形の開口部251が形成される(図1も参照)。供給路82の後端側は、開口部221及び開口部251に挿通されて、後板22及び前板25に対して固定される。図4に示すように、前板25は、スクリュー9の右上側の位置に、前後に貫通するスリット252を有する。スリット252は上下方向に延設される。
また、側板27,28の上端側には、側板27,28間を懸架するように回動軸29(第一回動軸)が設けられる。回動軸29の左右両端は、図3に示すように、各側板27,28から外側へ突出して、主蓋4(外蓋4a及び内蓋4b)の一部である側板43,44を軸支している。また、回動軸29の左右両端は、バリア部材6よりも内側に配置される。回動軸29の位置は、ハウジング2及び主蓋4方向(前後方向)における、スリット231,241と回動軸521,531との間に配置される。
前板25の下端からは、前板25と略同幅で長矩形板状の副蓋253がヒンジ部254を介して接続される。副蓋253の先端縁には湾曲板状の係止突起253aが形成される。係止突起253aは、図2に示す主蓋4の閉状態において、副蓋253の板面に対して下方外側へ立設している。
主蓋4は、略相似形状で板面同士が重なるように配置された外蓋4aと内蓋4bとを有する。主蓋4は、上板41と、上板41の後端から略90度の角度で下方へ延設される後板42と、上板41及び後板42の左右端と接続される左右の側板43,44とを有する。後板42の右方側には、上下方向に延設されたスリット421が設けられる。また、図4において、側板43,44には、側板43,44間を懸架するように円柱棒状の支持軸45が設けられる。支持軸45は、内蓋4bの側板43,44を貫通し、外蓋4aの側板43,44同士の内側に配置される。
後板42側にはモータ5aの収容部材5が接続される。収容部材5は、図2及び図4に示すように、下板51と、下板51の左右両端から上方に延設される側板52,53とを有する。モータ5aは、ギア部5a1により主蓋4の後板42に対して固定される。
モータ5aは、収容部材5の下板51と各側板52,53とにより囲われて保護される。下板51の後端縁には、主蓋4の開閉操作に使用される操作突起511が形成される。操作突起511は、側面視において鈍角略L字状に屈曲して、下板51の後端縁から下方前方側へ延設される。また、下板51の前端側にはキャッチクリップ512が設けられる。キャッチクリップ512は、副蓋253の係止突起253aと係止して副蓋253を閉状態に固定することができる(図2も参照)。これにより、主蓋4とハウジング2との間に形成された空間を、下方の開口端側から閉塞させることができる。
バリア部材6は、ハウジング2、主蓋4及び収容部材5の側板23,24,27,28,43,44,52,53の左右の各外側に配置される(図3も参照)。バリア部材6は、図4に示すように、前後に長尺な平板状に形成される。バリア部材6の上縁61a及び下縁61bの前後方向の略中央側は、略平行に形成される。バリア部材6のハウジング2側の一端部62は、前方へ向かって短尺方向の幅が徐々に狭くなるように略台形状に形成される。一端部62の上縁61aと下縁61b(開口側縁)は、それぞれ略直線状に傾斜している。
バリア部材6の前端側の板面からは、ハウジング2の側板23,24側へ向けて摺動突起621が立設している(図3のA部拡大図も参照)。摺動突起621は、ハウジング2の各スリット231,241内に挿通されて、スリット231,241の長尺方向に沿ってバリア部材6の一端部62側を摺動させることができる。
バリア部材6の後端側には、扇状部63が形成される。扇状部63は、上縁61aから上方に突出した突出部631内に形成された円形の回動軸受632を中心とした円弧部分に相当する、円弧縁63bを有する。突出部631と円弧縁63bとは、上縁61aに対して傾斜した略直線状の傾斜縁63aと接続される。本実施形態の円弧縁63bは、略67°の角度に設定される。また、回動軸受632には、収容部材5の側板52,53から外側へ立設した回動軸521,531(第二回動軸)が回動可能に挿通される(図3のB部拡大図も参照)。回動軸521,531は、回動軸29と同方向である左右方向に形成される。
また、図1等に示すように、バリア部材6の左右の外側には、バリア部材6の前端の一端部62側を覆うよう配置された第一カバー71と、バリア部材6の後端の他端部側である扇状部63側を覆うように配置された後端側の第二カバー72とが設けられる。第一カバー71は、上下に長尺の略矩形板状に形成され、主にハウジング2を左右の側方外側から覆うよう配置される。また、第二カバー72は、板状に形成されて収容部材5を左右の側方外側から覆うように配置される。図1に示す主蓋4の閉状態では扇状部63の略全体が第二カバー72に覆われ、図6に示す主蓋4の開状態では扇状部63の傾斜縁63a側が第二カバー72に覆われる。
また、図4に示すように、主蓋4には、長尺板状のストッパ73が配置される。ストッパ73は、軸受731に挿通された支持軸45により回動可能に支持されており、ストッパ73の下端縁に複数形成された矩形状の切欠部732をスリット252の内縁に係止させることにより、主蓋4の開状態を維持させることができる。また、スリット252と係止させる切欠部732を選択することにより、主蓋4の開状態の開角度を選択的に設定することができる。主蓋4を回動軸29により開方向へ回動させると、ストッパ73の切欠部732側が自重で下がり切欠部732とスリット252とを係止させることができる。そのため、主蓋4を開状態に自動的に固定させることができる。また、ストッパ73の端部には操作片733が延設される。操作片733は、主蓋4のスリット421に挿通されて、主蓋4の外方へ突出している。主蓋4が開状態で固定されているときに、操作片733を下方に操作すると、切欠部732とスリット252との係止が解除されて主蓋4を閉方向に回動させることができる。このようにストッパ73を用いて主蓋4の開状態の固定又は解除を容易に切り替えることができる。
次に、主蓋4の開閉動作について主に図5(a)、図5(b)及び図6を用いて説明する。まず、主蓋4を閉状態から開状態へ操作するには、図5(a)に示すようにキャッチクリップ512と係止突起253aの係止を解除して副蓋253の固定を解除する。副蓋253は自重によりヒンジ部254を中心に開方向へ回動する。副蓋253の固定が解除されると、主蓋4の閉状態の固定も解除される。
操作突起511を把持して主蓋4を開方向へ操作すると、主蓋4は自重による閉方向への閉じ力に抗して回動軸29を中心に開方向へ回動する(図5(b)参照)。このとき、モータ5aの回転軸の駆動歯5a2と、スクリュー9の従動歯92とにより構成される伝達機構の接続が離間して解除される。また、バリア部材6の回動軸受632には、主蓋4に対して固定された収容部材5の回動軸521,531が挿通されているため、バリア部材6の後端側は主蓋4の開方向への移動とともに上方へ引き上げられるように移動する。バリア部材6の前端側は、摺動突起621がスリット231,241に案内されながら上方へ移動する。従って、バリア部材6は、主蓋4の開方向へ回動とともに主蓋4のヒンジ部である回動軸29側へ移動する。
主蓋4をさらに開方向へ操作すると、図6の側面視において、バリア部材6は上縁61aが回動軸29よりも上方に位置する程度にさらに上昇し、主蓋4やバリア部材6がスクリュー9の後方から上方側へ移動する(図4も参照)。したがって、スクリュー9の後方側の空間を広く確保することができる。また、図4に示すように、ストッパ73の切欠部732を、スリット252に係止させることにより、主蓋4が閉方向へ回動しないように支持させておくことができる。よって、スクリュー9の挿抜などの作業を安全で容易に行うことができる。
一方、図6の状態から図5(b)の状態へ遷移するように、ストッパ73を解除して、主蓋4を閉じていくと、摺動突起621がスリット231,241に案内されてバリア部材6が回動軸29とは反対側の方向である下方へ下降する。したがって、主蓋4側の側板44(43)の前縁44a(43a)と、第一カバー71の後縁71a又は側板28(27)の後縁28a(27a)との間に、指等の障害物を入れても、下降するバリア部材6によりその障害物が下方へ排除されて、主蓋4とハウジング2の間に障害物が挟まれることを防止することができる。
また、バリア部材6の下縁61b(開口側の縁部)と、第一カバー71の後縁71a又はハウジング2の後縁28a(27a)(主蓋4側の縁部)との角度θを、略直角又は鈍角となるように設定することができる。したがって、バリア部材6の下縁61bと、後縁71a又は後縁28a(27a)と間により障害物を挟んでしまうことも防止できる。なお、バリア部材6の下縁61bと、後縁71a又は後縁28a(27a)の傾斜角度を適宜変更して、角度θを図5(b)よりもさらに広角となるように設定できる。角度θは、主蓋4の開閉動作の移動中は常時鈍角となるよう設定することができる。
主蓋4をさらに閉方向へ回動させると、側板43,44の回動軸29側の前縁43b,44bと、後板22の左右端側の一部とが当接して(図3参照)、主蓋4がハウジング2に対して閉じられる。このとき、モータ5aの駆動歯5a2と、スクリュー9の従動歯92とが歯合する。そして、副蓋253を閉じてキャッチクリップ512により固定することにより、主蓋4を閉状態に固定するとともに、駆動歯5a2と従動歯92の駆動部の周囲の空間を外部から囲うように閉塞させることができ、スクリューフィーダ1を安全に使用することができる。
以上、本実施形態によると、ハウジング2と、ハウジング2に対して回動軸29により回動可能に接続される主蓋4と、一端側が主蓋4に対して回動軸521,531により回動可能に接続され、他端側がハウジング2に対して摺動可能に案内されるバリア部材6と、を備えたスクリューフィーダ1について説明した。バリア部材6は、主蓋4の開方向への回動により主蓋4及びハウジング2の回動軸29側へ移動し、主蓋4の閉方向への回動により回動軸29と反対側へ移動するように形成される。
ボックス構造の蓋の部分にヒンジ旋回型の開閉構造を用いた開閉装置の場合、蓋を閉じる際、蓋と本体との間で手を挟む等の事故を防止するために、ストッパ等によって蓋が閉まることを抑制する方法もあるが、誤った操作や、複数人で作業をする場合などでは、危険部位に手を入れたまま他の人が蓋を閉じてしまうなどの可能性も想定される。一方で、蓋の左右両側をバリア部材で覆うことによって危険部位に手が入らないようにする方法もあるが、開閉装置が小さい場合は作業スペースが十分に確保できず作業性が悪くなる。
しかし本実施形態では、主蓋4やハウジング2を側方から覆う可動式のバリア部材6を設けたため、危険リスクを下げつつ作業性を低下させない構成とすることができる。そして、主蓋4を閉じる際はバリア部材6により指等の障害物をワイピング動作で押しのけて、事故を防ぐことができる。
また、副蓋253は、主蓋4が開状態のときには主蓋4とは反対方向に開いて開状態となるため、作業性を低下させないように構成される。また、副蓋253は、主蓋4を閉じた後に、主蓋4に対してロックされるため主蓋4とハウジング2との間の隙間を埋めて指等の挿入を防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は実施形態により限定されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、本実施形態では、スクリュー9や流路Pを収容するハウジング2と、このハウジング2に対して回動軸29により開閉する主蓋4と、を備えたスクリューフィーダ1について説明したが、主蓋4とハウジング2には、本実施形態で説明したスクリューフィーダ1とは異なる機能や構造を設けて他の用途に用いられる開閉装置を構成してもよい。
例えば、主蓋4、ハウジング2及びバリア部材6を開閉扉に適用させてもよい。この場合、ハウジング2は扉の枠体とし、主蓋4をハウジング2対してヒンジ部を介して回動可能な扉として配置して、扉の閉状態では枠体内の空間を遮蔽して人や物の出入りを規制し、扉の開状態では枠体内の空間を開口させて人や物の出入りを可能とするように切り替えることができる。また、扉と枠体とのヒンジ部を覆うように、本実施形態で説明したバリア部材6と同様にヒンジ部に対して遠近移動可能なバリア部材を設けることができる。
また、本実施形態において、バリア部材6は主蓋4の閉方向への移動のときに自重によりヒンジ部である回動軸29とは反対側へ移動したが、バリア部材6はコイルばね等の弾性部材により回動軸29とは反対側へ付勢されており主蓋4の閉方向への移動のときにその弾性部材の弾発力により回動軸29とは反対側へ移動する構成としてもよい。従って、主蓋4の開方向は、本実施形態とは逆の下方向や水平方向等の他の方向となるように開閉装置の機能に応じて適宜構成することができる。
また、バリア部材6の一端側を、ハウジング2に対して回動軸により回動可能に接続され、バリア部材6の他端側を、主蓋4に対して摺動可能に案内させる構成としてもよい。
1 スクリューフィーダ 2 ハウジング
2a 前枠部材 2b 後枠部材
3 固定部材 4 主蓋
4a 外蓋 4b 内蓋
5 収容部材 5a モータ
5a1 ギア部 5a2 駆動歯
6 バリア部材 9 スクリュー
21 上板 22 後板
23 側板 24 側板
25 前板 26 上板
27 側板 27a 後縁
28 側板 28a 後縁
29 回動軸 31 上板
32 側板 33 側板
34 前板 41 上板
42 後板 43 側板
43a 前縁 43b 前縁
44 側板 44a 前縁
44b 前縁 45 支持軸
51 下板 52 側板
53 側板 61a 上縁
61b 下縁 62 一端部
63 扇状部 63a 傾斜縁
63b 円弧縁 71 第一カバー
71a 後縁 72 第二カバー
73 ストッパ 81 供給路
82 供給路 91 螺旋歯
92 従動歯 221 開口部
231 スリット 241 スリット
251 開口部 252 スリット
253 副蓋 253a 係止突起
254 ヒンジ部 311 開口部
341 開口部 421 スリット
511 操作突起 512 キャッチクリップ
521 回動軸 531 回動軸
621 摺動突起 631 突出部
632 回動軸受 731 軸受
732 切欠部 733 操作片
811 上側開口部 812 フランジ部
821 供給側開口部 822 排出側開口部
P 流路

Claims (7)

  1. スクリューフィーダに適用される開閉装置であって、
    スクリューを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに対して第一回動軸により回動可能に接続され、モータを収容する主蓋と、
    一端側が前記主蓋に対して第二回動軸により回動可能に接続され、他端側が前記ハウジングに対して摺動可能に案内されるバリア部材と、
    を備え、
    前記バリア部材は、前記主蓋の左右の各外側に配置され、前記主蓋の開方向への回動により前記第一回動軸側へ移動し、前記主蓋の閉方向への回動により前記第一回動軸と反対側へ移動する、
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記ハウジングは、前記第一回動軸に対して直交するとともに前記第一回動軸に対して遠近方向に延設されたスリットを有し、
    前記バリア部材は、前記スリットに摺動可能に挿通する摺動突起を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記ハウジング及び前記主蓋方向における前記第一回動軸の位置は、前記スリットと前記第二回動軸との間に配置されることを特徴とする請求項2に記載の開閉装置。
  4. 前記ハウジングは、前記第一回動軸の反対側において、前記主蓋と前記ハウジングとの空間を閉塞させる副蓋を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の開閉装置。
  5. 前記バリア部材の縁部と、前記ハウジングの前記主蓋側の縁部とは、前記バリア部材の移動中は鈍角であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の開閉装置。
  6. 前記ハウジング側には前記バリア部材の一端部を覆う第一カバーが配置され、
    前記主蓋側には前記バリア部材の他端部を覆う第二カバーが配置される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の開閉装置。
  7. スクリューを収容して供給物を搬送させる供給路を収容するハウジングと、
    前記ハウジングに対して第一回動軸により回動可能に接続され、前記スクリューを駆動するモータを収容する主蓋と、
    一端側が前記第一回動軸と同方向の第二回動軸により前記主蓋に対して回動可能に接続され、他端側が前記ハウジングに対して摺動可能に案内されるバリア部材と、
    を備え、
    前記バリア部材は、前記主蓋の開方向への回動により前記第一回動軸側へ移動し、前記主蓋の閉方向への回動により前記第一回動軸と反対側へ移動し、
    前記主蓋の閉状態では前記スクリューと前記モータの伝達機構が接続され、前記主蓋の開状態では前記スクリューと前記モータの伝達機構の接続が解除される、
    ことを特徴とするスクリューフィーダ。
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