JP7283342B2 - 電力バッファ回路及び電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力バッファ回路及び電力変換装置に関する。
従来のサーボモータのドライバは、商用電源を受電し、サーボモータの回転数に合せた周波数の交流電力に変換してサーボモータに給電していた。
この方式では、それぞれのサーボモータとドライバを三相線でつなぐため、配線が複雑になっていた。また、ドライバとサーボモータを接続する動力線に大電流を流すため、配線が太くなり取り回しが悪く、動力線に流れる電流によってノイズが発生していた。
これらの課題を解決するとともに装置の小型化を図るために、サーボモータに一体化したドライバにDC給電するシステムが検討及び製品化されている。
交流電力を直流電力に変換する直流変換部と、サーボモータ駆動用のインバータとを直流バスで接続する電力変換装置では、直流変換部の出力側に平滑コンデンサを並列に接続している。装置をより小型化するためには、フィルムコンデンサ等の小容量かつ寿命レスのコンデンサが望ましい。しかし、直流バスを含む系に生じる不安定による異常発振(数kHz程度)や、サーボモータ回生時における直流バス電圧の上昇(数十Hz程度)を考慮すると、有寿命であり大容量の電解コンデンサを使用せざるを得なかった。
そのため、直流バスに直流電力を供給する電力変換装置の小型化が阻害されるという不都合が生じる場合があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、小型化を阻害することなく、系の不安定対策と直流バス電圧の上昇抑制を行うことが可能な電力バッファ回路を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明は、
モータを駆動するための交流電力に変換するインバータに直流電力を入力する直流バスに接続され、該直流バスとの間で電力の入出力を行う電力バッファ回路であって、
前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数に応じて、該周波数がより低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が大きく、かつ、等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数がより高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が小さく、かつ、等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作することを特徴とする電力バッファ回路である。
本発明によれば、系の不安定により直流バスに発振が生じる場合には、電力バッファ回路から逆相の電力を直流バスに入力することにより、発振による過電圧を抑制することができる。また、モータの回生動作による電力を電力バッファ回路で吸収することにより、直流バスの過電圧を抑制することができる。そしてこのような電力バッファ回路によれば、大容量の電解コンデンサを用いる必要がないので小型化が可能となり、コンデンサの寿命を考慮する必要もなくなる。
また、本発明においては、前記電力バッファ回路は、
前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数が、所定の閾値より低い前記変動に
対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が大きく、かつ、等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数が前記閾値より高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が小さく、かつ等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作するようにしてもよい。
また、本発明においては、前記電力バッファ回路は、
前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数に応じて、該周波数がより低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、より静電容量が大きく、かつ、より等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数がより高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、より静電容量が小さく、かつ、より等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作するようにしてもよい。
また、本発明は、
前記電力バッファ回路と、
前記直流バスに、交流電源から供給される交流電力から変換された直流電力を供給する直流変換部と、
を備えた電力変換装置として構成することができる。
また、本発明は、
前記電力バッファ回路と、
前記直流バスに直流電力を供給する直流電源と、
を備えた電力変換装置として構成することができる。
本発明によれば、小型化を阻害することなく、系の不安定対策と直流バス電圧の上昇抑制を行うことが可能な電力バッファ回路を提供することを目的とする。
本発明の実施例1のアクティブバッファ回路を含む電力変換装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1のアクティブバッファ回路の詳細構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施例1のアクティブバッファ制御における周波数特性を説明するグラフである。 従来例における電力変換装置を示すブロック図である。
〔適用例〕
以下、本発明の適用例について、図面を参照しつつ説明する。
図4は、直流バス4を介して、複数のモータ21,22,23をそれぞれ駆動するモータ駆動用インバータ31,32,33に直流電力を供給する電力変換装置を含むモータ制御システムを示すブロック図である。
交流電力を直流電力に変換する直流変換部10と、第1モータ21に駆動電力を供給する第1モータ駆動用インバータ31とを接続する第1直流バス41,42には、第1コンデンサ61が並列で接続されている。また、直流変換部10と、第2モータ22に駆動電力を供給するモータ駆動用インバータ32とを接続する第2直流バス43,44には、第2コンデンサ62が並列で接続されている。同様に、直流変換部10と、第3モータ23に駆動電力を供給するモータ駆動用インバータ33とを接続する第3直流バス45,46には、第3コンデンサ63が並列で接続されている。
このような、従来の構成では、直流バス41~46の配線のインピーダンスと第1~第3モータ駆動用インバータ31~33の干渉による系の不安定により、直流バス41~46の電圧が発振する場合がある。このような直流バス41~46の電圧の発振による過電圧で第1~第3モータ駆動用インバータ31~33が損傷する可能性があった。また、第1~第3モータ21~23の回生動作に伴い電流の逆流によって、直流バス電圧が上昇し、その過電圧で第1~第3モータ駆動用インバータ31~33が損傷する可能性があった。
これらの対策として、直流バス41~46に並列に第1~第3コンデンサ61~63として大容量のアルミ電解コンデンサを設けていたため、装置の小型化が妨げられるとともに、アルミ電解コンデンサの寿命も考慮しなければならなかった。
そこで、本発明では、図1に示すように、直流バス4との間で電力の入出力を行うことができるアクティブバッファ回路11,12,13を設けた。後述するように、直流バス4に系の不安定により直流バス電圧に発振が生じる場合には、アクティブバッファ回路11,12,13から逆相の電力を直流バスに入力することにより、発振による過電圧を抑制する。また、モータの回生動作による電力をアクティブバッファ回路11,12,13のコンデンサに吸い込むことにより、直流バス4の過電圧を抑制する。本発明では、系の不安定による発振や回生電流の逆流等の発生原因に応じて、直流バス電圧又は電流に生じる変動の周波数が異なることに着目し、アクティブバッファ回路11~13が、周波数に応じて異なる静電量及び等価直列抵抗を有するコンデンサのように動作させる。
このような、アクティブバッファ回路11,12,13は、より小容量のフィルムコンデンサを含んで構成することができるので、小型化が可能となり、コンデンサの寿命を考慮する必要もなくなる。
このように動作するアクティブバッファ回路11,12,13は、直流変換部10に複数のモータ及びモータ駆動用インバータを接続する構成に限られず、直流変換部10に一つのモータ及びモータ駆動用インバータを接続する構成においても同様の効果を奏することができる。
〔実施例1〕
以下では、本発明の実施例1に係るアクティブバッファ回路11,12,13を含む電力変換装置1について、図面を用いて、より詳細に説明する。
図1は、本実施例1に係るアクティブバッファ回路11,12,13を含む電力変換装置1の一例を示すブロック図である。
図1に示すように交流電源5から供給される交流電力を直流電力に変換する直流変換部10と、第1モータ21を駆動する第1モータ駆動用インバータ31とを接続する直流バス4に並列に第1アクティブバッファ回路11が接続されている。直流バス4の一方の電路41の直流変換部10側には第1インダクタンス15が直列に接続されている。そして、第1インダクタンス15の第1モータ駆動用インバータ31側の電路41が分岐し、第2インダクタンス16を介して、第2モータ駆動用インバータ32の入力側に接続され、直流変換部10と第2モータ駆動用インバータ32を接続する直流バスの一方の電路43を形成する。直流バス4の他方の電路42は、直流変換部10と第1アクティブバッファ回路11との間から分岐して、第2モータ駆動用インバータ32の入力側に接続され、直流変換部10と第2モータ駆動用インバータ32を接続する直流バスの他方の電路44を形成する。そして、第2インダクタンス16と第2モータ駆動用インバータ32との間には、直流バス43,44に並列に第2アクティブバッファ回路12が接続されている。第2インダクタンス16の第2モータ駆動用インバータ32側の電路43が分岐し、第3インダクタンス17を介して、第3モータ駆動用インバータ33の入力側に接続され、直流
変換部10と第3モータ駆動用インバータ33を接続する直流バスの一方の電路45を形成する。直流バス4の他方の電路42は、第2アクティブバッファ回路12との間でさらに分岐して、第3モータ駆動用インバータ33の入力側に接続され、直流変換部10と第3モータ駆動用インバータ33を接続する直流バスの他方の電路46を形成する。そして、第3インダクタンス17と第3モータ駆動用インバータ13との間には、直流バス45,46に並列に第3アクティブバッファ回路13が接続されている。ここでは、アクティブバッファ回路11,12,13が電力バッファ回路に対応する。
図1(A)では、直流バス4は、交流電源5から供給される交流電力を直流電力に変換する直流変換部10の出力側に接続する構成を示しているが、図1(B)に示すように、直流電源としての電池51の両端に直流バス4の電路41,42を接続するように構成することもできる。第1~第3インダクタンス15,16,17は、配線のインダクタンスを含めたインダクタンスを表現している。
また、図1(A)では、直流変換部10に対して、直流バス41~46を介して、複数のモータ21~23及びモータ駆動用インバータ31~33が並列に接続されているが、本実施例は、直流バス4を介して一つのモータ及びモータ駆動用インバータが接続される構成に適用することもできるし、4組以上のモータ及びモータ駆動用インバータが接続される構成に適用することもできる。
図2は、アクティブバッファ回路11の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図2では、併せてモータ駆動用インバータ31の具体的な構成の一例を示している。直流バス4の直流変換部10側はダイオード整流器101を介して交流電源に接続されている。図2では、第2アクティブバッファ回路12及び第3アクティバッファ回路を含む構成は省略しているが、第2アクティブバッファ回路12及び第3アクティブバッファ回路13も第1アクティブバッファ回路11と同様に構成することができる。また、第2モータ駆動用インバータ32及び第3モータ駆動用インバータ33も、第1モータ駆動用インバータ31と同様に構成することができる。
本実施例に係る第1アクティブバッファ回路11では、コンデンサ111と、直列に接続された二つのトランジスタ二組112,113,114,115とが並列に接続されている。一組のトランジスタ112,113の一方のトランジスタ112のソース端子と他方のトランジスタ113のドレイン端子が接続されている。トランジスタ112のソース端子とトランジスタ113のドレイン端子は、コンデンサ117の一方の端子を介して直流バス4の他方の電路42に接続される。また、他の一組のトランジスタ114,115の一方のトランジスタ114のソース端子と他方のトランジスタ115のドレイン端子が接続されている。トランジスタ114のソース端子とトランジスタ115のドレイン端子は、直列に接続されるリアクタンス116と、コンデンサ117の他方の端子を介して、直流バス4の一方の電路41に接続される。そして、アクティブバッファ回路11は、トランジスタ112,113,114,115のスイッチングを制御するバッファ制御部110を含む。アクティブバッファ回路11は、バッファ制御部110によって、トランジスタ112,113,114,115をスイッチングすることにより、直流バス4との間での電力の入出力を制御する。
モータ駆動用インバータ31は、六つのトランジスタからなるブリッジ311を含むPWMインバータである。モータ駆動用インバータ31の入力側には直流バス4と並列に接続される小容量のデカップリングコンデンサ312が接続されている。このデカップリングコンデンサ312は、モータ駆動用インバータ31のPWM制御に伴う高周波のリップルを吸収するために内蔵されているものである。
図3(A)は周波数(Hz)とコンデンサ容量(μF)との関係をログスケールによっ
て示したグラフである。そして、図3(B)は周波数(Hz)と等価直列抵抗(Ω)との関係をログスケールによって示したグラフである。
図3(A)において、セラミックコンデンサの静電容量を一点鎖線で示し、アルミ電解コンデンサの静電容量を二点鎖線で示す。アルミ電解コンデンサの静電容量が1000μF程度であるのに対して、セラミックコンデンサの静電容量は10μF程度であり、アルミ電解コンデンサの静電容量の1/100程度である。
図3(B)において、セラミックコンデンサの等価直列抵抗を一点鎖線で示し、アルミ電解コンデンサの等価直列抵抗を二点鎖線で示す。アルミ電解コンデンサの等価直列抵抗が100mΩであるのに対して、セラミックコンデンサの等価直列抵抗は1mΩ程度であり、アルミ電解コンデンサの等価直列抵抗の1/100程度である。
直流バス4の配線のインピーダンスとモータ駆動用インバータ31の干渉による系の不安定で発生する直流バスの電圧(以下「直流バス電圧」という。)の変動としての発振は電気的発振であるため、通常その発振周波数は数kHz以上と比較的高い周波数である。一方、モータ21の回生動作という機械的な動作に伴う直流バス電圧の変動としての上昇は、数Hzから数十Hzという比較的低い周波数である。このように直流バス電圧上昇の周波数が原因によって異なることに着目し、アクティブバッファ回路11の制御を調整する。すなわち、系の不安定で発生する直流バス電圧の発振を抑制するために、比較的高い周波数では、系のダンピングを目的として、セラミックコンデンサに比べて静電容量を少しだけ大きく見せ、かつ、等価直列抵抗を積極的に大きく見せるようにアクティブバッファ回路11の動作を設定する。一方で、モータ21の回生動作に伴う直流バス電圧の上昇を抑制するために、比較的低い周波数では、回生エネルギーを吸収できるように、セラミックコンデンサに比べて静電容量を積極的に大きく見せ、かつ、等価直列抵抗を少しだけ大きく見せるようにアクティブバッファ回路11の動作を設定する。
このようなアクティブバッファ回路の制御の周波数特性の例を、図3(A)及び図3(B)において実線及び点線で示す。図3(A)及び図3(B)に実線で示したのは、アクティブバッファ回路11が、1kHzを所定の閾値として、直流バス電圧の変動の周波数が1kHzより小さい場合には、静電容量が大きい100μF程度であり、かつ、等価直列抵抗が小さい数mΩ程度の一定値であるコンデンサのように動作する例である。このとき、アクティブバッファ回路11は、直流バス電圧の変動の周波数が1kHzより大きい場合には、静電容量が小さい数十μF程度であり、かつ、等価直列抵抗が大きい100mΩ程度の一定値であるコンデンサのように動作し、閾値を境として特性が段階的に変化する。また、図3(A)及び図3(B)に点線で示したのは、アクティブバッファ回路11が、直流バス電圧の変動の周波数がより小さい場合には、静電容量がより大きく、かつ、等価直列抵抗がより小さいコンデンサであるように、周波数が小さくなるのに応じて徐々に特性を変化させる例である。このとき、アクティブバッファ回路11は、直流バス電圧の変動の周波数がより大きい場合には、静電容量がより小さく、かつ、等価直列抵抗がより大きいコンデンサであるように、周波数が大きくなるのに応じて徐々に特性を変化させる。
バッファ制御部110によって、トランジスタ112,113,114,115をスイッチングすることにより、直流バス4の電路41及び電路42との間で電力の入出力を行う。例えば、アクティブバッファ回路11が接続されている電路41及び電路42との間の電圧(直流バス電圧)を制御量として、PI制御又はPID制御を行うことにより、アクティブバッファ回路11が図3(A)及び図3(B)において実線又は点線で示した周波数特性を有する回路のように振る舞うように制御を行う。具体的には、系の不安定により直流バスに発振が生じる場合には、アクティブバッファ回路11から逆相の電力を直流バス4に入力することにより、発振による過電圧を抑制する。また、モータ21の回生動
作による電力をアクティブバッファ回路11のコンデンサ111に吸い込むことにより、直流バス4の過電圧を抑制する。
このようなアクティブバッファ回路11によれば、大容量の電解コンデンサを用いる必要がないので小型化が可能となり、コンデンサの寿命を考慮する必要もなくなる。
なお、以下には本発明の構成要件と実施例の構成とを対比可能とするために、本発明の構成要件を図面の符号付きで記載しておく。
<発明1>
モータ(21,22,23)を駆動するための交流電力に変換するインバータ(31,32,33)に直流電力を入力する直流バス(41,42,43,44,45,46)に接続され、該直流バス(41,42,43,44,45,46)との間で電力の入出力を行う電力バッファ回路(11,12,13)であって、
前記直流バス(41,42,43,44,45,46)の電圧又は電流に生じる変動の周波数に応じて、該周波数がより低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路(11,12,13)は、静電容量が大きく、かつ、等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数がより高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が小さく、かつ、等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作することを特徴とする電力バッファ回路(11,12,13)。
1 :電力変換装置
11,12,13 :アクティブバッファ回路
4,41,41,42,43,44,45,46 :直流バス
21 :第1モータ
22 :第2モータ
23 :第3モータ
31 :第1モータ駆動用インバータ
32 :第2モータ駆動用インバータ
33 :第3モータ駆動用インバータ

Claims (5)

  1. モータを駆動するための交流電力に変換するインバータに直流電力を入力する直流バスに接続され、該直流バスとの間で電力の入出力を行う電力バッファ回路であって、
    前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数に応じて、該周波数がより低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が大きく、かつ、等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数がより高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が小さく、かつ、等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作することを特徴とする電力バッファ回路。
  2. 前記電力バッファ回路は、
    前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数が、所定の閾値より低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が大きく、かつ、等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数が前記閾値より高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、静電容量が小さく、かつ等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作することを特徴とする請求項1に記載の電力バッファ回路。
  3. 前記電力バッファ回路は、
    前記直流バスの電圧又は電流に生じる変動の周波数に応じて、該周波数がより低い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、より静電容量が大きく、かつ、より等価直列抵抗が小さいコンデンサのように動作し、該周波数がより高い前記変動に対して、前記電力バッファ回路は、より静電容量が小さく、かつ、より等価直列抵抗が大きいコンデンサのように動作することを特徴とする請求項2に記載の電力バッファ回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力バッファ回路と、
    前記直流バスに、交流電源から供給される交流電力から変換された直流電力を供給する直流変換部と、
    を備えた電力変換装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力バッファ回路と、
    前記直流バスに直流電力を供給する直流電源と、
    を備えた電力変換装置。
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