JP7283303B2 - 収納トレイ及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る収納トレイを示す斜視図である。収納トレイ1のトレイ本体2は複数のポケット3を有する。ポケット3の一方向の端面が開放された開放面4となっている。分離土手5は2列に並んだポケット3を分離する。複数の滑り台6が複数のポケット3の開放面4に設けられ、複数のポケット3の底面にそれぞれ連結されている。複数のポケット3の開放面4と滑り台6は、分離土手5を挟んでトレイ本体2の両側に配置されている。分離土手5の上面にはトレイ本体2の両側のポケット3にそれぞれ繋がった切り欠き7が設けられている。
図11は、実施の形態2に係る収納トレイの製造段階を示す斜視図である。隣接するポケット3の境界部にミシン目22を加工する。短冊状の立上分離壁23,24を、隣接するポケット3の底面からそれぞれ切り出す。ポケット3の底面の中央部は収納された半導体チップ16を支持するため、底面の中央部以外から立上分離壁23,24を切り出す必要がある。立上分離壁23は開放面4に近い側であり、立上分離壁24は分離土手5に近い側である。
図15は、実施の形態3に係る収納トレイを示す斜視図である。トレイフタ29がトレイ本体2とベローズ(蛇腹)又はミシン目の連結部30を介して接続されている。連結部30をトレイ本体2側へ折り曲げてトレイフタ29を複数のポケット3全体に被せる。連結部30を反対側へ折り曲げることでトレイフタ29を開ける。樹脂シートが弾性体であることを利用してトレイ本体2とトレイフタ29の連結部30をベローズ又はミシン目にすることで、トレイフタ29の開閉を容易にすることができる。連結部30がベローズの場合は、樹脂シートを真空成形する時にパターン成形し、繰返し開閉しても破損することの無い耐久性を有する。連結部30がミシン目の場合は、真空成形後に切断型で成形するが、連結部が部分的に切断されているので繰返し開閉すると破損し易い。
Claims (11)
- 端面が開放された開放面となっている複数のポケットを有するトレイ本体と、
前記複数のポケットの前記開放面に設けられ、前記複数のポケットの底面にそれぞれ連結された複数の滑り台とを備え、
前記複数のポケットに収納された複数の半導体チップをそれぞれ前記複数の滑り台から滑らせ、
前記トレイ本体は、2列に並んだ前記複数のポケットを分離する分離土手を有し、
前記複数のポケットの前記開放面と前記滑り台が前記分離土手を挟んで前記トレイ本体の両側に配置され、
前記分離土手の上面には前記トレイ本体の両側の前記ポケットにそれぞれ繋がった切り欠きが設けられていることを特徴とする収納トレイ。 - 前記複数のポケットの前記底面は、前記開放面から前記分離土手に向かって下がる傾斜を有することを特徴とする請求項1に記載の収納トレイ。
- 隣接する前記ポケットを分離する分離用シートを備え、
前記トレイ本体と前記滑り台は一体成形した樹脂シートからなり、
前記分離用シートは前記樹脂シートとは一体成形されていないことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納トレイ。 - 前記分離用シートは、シート本体と、前記シート本体の下部に設けられた差込部と、前記シート本体の両端部に設けられたフックとを有し、
前記差込部が、隣接する前記ポケットの間に設けられたポケット溝に差し込まれ、
前記シート本体が前記分離土手の隙間に差し込まれ、
前記フックが、隣接する前記滑り台の間の切れ目に引っ掛けられていることを特徴とする請求項3に記載の収納トレイ。 - 前記樹脂シートは、帯電防止もしくは静電防止の特性を持つ熱可塑性樹脂又はエンジニアリング樹脂のシートであり、
前記分離用シートは、前記樹脂シートと同じ又は異なる樹脂材料、金属薄膜、又は金属を基材として樹脂をラミネートした材料からなることを特徴とする請求項3又は4に記載の収納トレイ。 - 端面が開放された開放面となっている複数のポケットを有するトレイ本体と、
前記複数のポケットの前記開放面に設けられ、前記複数のポケットの底面にそれぞれ連結された複数の滑り台とを備え、
前記複数のポケットに収納された複数の半導体チップをそれぞれ前記複数の滑り台から滑らせ、
前記トレイ本体は、隣接する前記ポケットの前記底面からそれぞれ切り出して立ち上げられた第1及び第2の立上分離壁を有し、
前記第1及び第2の立上分離壁は、互いに対向する交差鍵を有し、
前記第1及び第2の立上分離壁の前記交差鍵を咬み合わせて前記第1及び第2の立上分離壁が立ち上がった状態を保持して、隣接する前記ポケットを分離する壁を構成することを特徴とする収納トレイ。 - 前記ポケットの前記底面の中央部は、前記第1及び第2の立上分離壁を切り出した部分に対して底上げされていることを特徴とする請求項6に記載の収納トレイ。
- 端面が開放された開放面となっている複数のポケットを有するトレイ本体と、
前記複数のポケットの前記開放面に設けられ、前記複数のポケットの底面にそれぞれ連結された複数の滑り台とを備え、
前記複数のポケットに収納された複数の半導体チップをそれぞれ前記複数の滑り台から滑らせ、
前記トレイ本体とベローズ又はミシン目を介して接続されたトレイフタを更に備え、
前記トレイフタを前記複数のポケットに被せた状態で前記トレイフタの上面に凸部が設けられ、
前記トレイ本体の下面には前記凸部に対応する形状の凹部が設けられていることを特徴とする収納トレイ。 - 請求項1~8の何れか1項に記載の収納トレイを用いたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
- 端面が開放された開放面となっている複数のポケットを有するトレイ本体と、前記複数のポケットの前記開放面に設けられ、前記複数のポケットの底面にそれぞれ連結された複数の滑り台とを備えた収納トレイを用いた半導体装置の製造方法であって、
前記収納トレイの前記複数のポケットにそれぞれ複数の半導体チップを収納するステップと、
半導体ウエハに形成された複数の半導体装置に対応する位置にそれぞれ複数の治工具ポケットを有する専用組立治工具を準備し、前記複数のポケットに収納された前記複数の半導体チップをそれぞれ前記複数の滑り台から滑らせて前記複数の治工具ポケットに移し替えるステップと、
前記専用組立治工具と前記半導体ウエハを対向させ、前記複数の治工具ポケットの前記複数の半導体チップを前記半導体ウエハの前記複数の半導体装置にそれぞれ載せるステップとを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の収納トレイの前記複数のポケットにそれぞれ複数の半導体チップを収納するステップと、
前記分離土手の前記切り欠きに入れた押出櫛で前記複数の半導体チップを前記複数のポケットから一括して押し出して前記複数の滑り台から滑らせて移し替えるステップとを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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