JP7282869B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents

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Description

本発明は、鉛蓄電池に関する。
鉛蓄電池は、信頼性、価格の安さから産業用、民生用に広く用いられており、特に自動車用鉛蓄電池(いわゆるバッテリー)の需要が多い。
特許文献1には、正極板及び負極板を備えた鉛蓄電池が記載されている。このような鉛蓄電池では、正極板と負極板とがセパレータを介して交互に積層され、正極板及び負極板の集電部が極性毎にストラップに集合溶接され、ストラップにセル間接続部又は極柱が接続されて、極板群が構成されている。セパレータとして袋状に形成されたものを用いる場合は、袋状のセパレータに正極板又は負極板を収容することで、正極板と負極板との間にセパレータを配置している。そして、このように構成される極板群が電槽に収容されている。
特開2012-079609号公報
ところで、鉛蓄電池の製造においては、ロボットアーム等の産業用機械によって、電槽の上面に形成された開口から極板群を電槽内に挿入するため、極板群が電槽の底部に衝突することがある。袋状のセパレータを用いていた場合、セパレータは、電極と電槽の底部とに挟まれるため、極板群と電槽の底部との衝突により破損する可能性がある。
特に、アイドリングストップシステム車(ISS車)に用いられる鉛蓄電池では、高性能化が求められているため、極板枚数の増加等により極板群の重量が増加する傾向にある。このため、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損する可能性がさらに高まる。
そこで、本発明の一側面は、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損するのを抑制することを課題とする。
本発明の一側面に係る鉛蓄電池は、正極板と負極板とがセパレータを介して積層された極板群と、極板群を収容する電槽と、を備え、正極板又は負極板の何れか一方である対象極板を介して隣り合うセパレータは、対象極板の電槽の底部側で繋がっており、セパレータは、基部と、基部から突出するリブと、を有し、リブは、基部と底部との間に配置される底リブ部を有し、電槽は、極板群を電槽に挿入した際に基部が底部につかない形状である。
この鉛蓄電池では、電槽が、極板群を電槽に挿入した際にセパレータの基部が電槽の底部につかない形状であるため、極板群を電槽内に挿入する際に極板群と電槽の底部とが衝突しても、当該衝突によりセパレータの基部が破損するのを抑制することができる。これにより、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損するのを抑制することができる。
電槽は、底部から電槽の内側に突出して、平面視において対象極板と交差する方向に延びる凸部を有し、凸部の高さは、底リブ部の高さより低くてもよい。この鉛蓄電池では、電槽の底部に凸部が形成されているが、この凸部の高さがセパレータの底リブ部の高さより低いため、底リブ部が凸部に載置されずに底部まで落ちた場合も、基部が凸部に接触するのを抑制することができる。これにより、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損するのを抑制することができる。
セパレータは、複数の前記底リブ部を有しており、電槽は、底部から電槽の内側に突出して平面視において対象極板と交差する方向に延びる凸部を有し、凸部の幅は、底リブ部の間隔よりも広くてもよい。この鉛蓄電池では、電槽の底部に凸部が形成されているが、この凸部の幅がセパレータの複数の底リブ部の間隔よりも広いため、底リブ部が凸部から底部まで落ちるのを抑制して、基部が凸部に接触するのを抑制することができる。これにより、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損するのを抑制することができる。
凸部は、等間隔に複数形成されていてもよい。この鉛蓄電池では、凸部が等間隔に複数形成されている。このため、例えば、凸部の高さが底リブ部の高さより低い場合は、底リブ部が凸部に載置されやすくなる。また、例えば、凸部の幅が底リブ部の間隔よりも広い場合は、底リブ部が凸部から落ちるのを抑制することができる。
凸部は、凸部の延在方向と直交する断面において、角丸に形成されていてもよい。この鉛蓄電池では、凸部が角丸に形成されているため、たとえ基部が凸部に接触しても、セパレータが破損するのを抑制することができる。
凸部の角丸の半径(凸部の角の丸み半径)は、0.5mm以上1.0mm以下であってもよい。この鉛蓄電池では、凸部の角丸の半径が0.5mm以上1.0mm以下であるため、凸部が大きくなりすぎるのを抑制しつつ、基部が凸部に接触した際にセパレータが破損するのを抑制することができる。
凸部の表面は、凸部の延在方向と直交する断面において、下端から上端まで曲線状に形成されていてもよい。この鉛蓄電池では、凸部の表面が下端から上端まで曲線状に形成されているため、たとえ基部が凸部に接触しても、セパレータが破損するのを抑制することができる。
底部は、凸部に対応する位置において電槽の外側から窪む凹部を有してもよい。この鉛蓄電池では、電槽の底部が、凸部に対応する位置において電槽の外側から窪む凹部を有するため、凸部により電槽の底部が局部的に厚くなるのを抑制することができる。これにより、電槽の材料が増大するのを抑制することができる。
底部は、均一な厚さであってもよい。この鉛蓄電池では、電槽の底部が均一な厚さであるため、電槽の底部に凸部を形成しても、電槽の材料が増大するのを抑制することができる。
底部は、底部の端部において電槽の内側から窪む溝部を有してもよい。この鉛蓄電池では、電槽の底部が、底部の端部において電槽の内側から窪む溝部を有するため、例えば、極板群に対して電槽の外形が大きい場合に、電槽を底上げすることができる。これにより、電槽の材料の増大を抑制しつつ、極板群を電槽内に適切に収容することができる。
溝部は、底部の全周縁部に形成されていてもよい。この鉛蓄電池では、溝部が電槽の底部の全周縁部に形成されているため、例えば、極板群に対して電槽の外形が大きい場合に、電槽の材料の増大を更に抑制することができる。
平面視において、溝部の面積は、底部の面積の6.0%以上10%以下であってもよい。この鉛蓄電池では、平面視において、溝部の面積が電槽の底部の面積の6.0%以上10%以下であるため、セパレータの底リブ部が溝部に落ちるのを抑制することができる。
本発明によれば、極板群と電槽の底部との衝突によりセパレータが破損するのを抑制することができる。
一実施形態に係る鉛蓄電池の全体構造及び内部構造を示す斜視図である。 図1に示した鉛蓄電池の極板群を示す斜視図である。 袋状のセパレータと、袋状のセパレータに収容される対象極板と、を示す図である。 図1に示した集電体を示す正面図である。 袋状のセパレータの作製に用いる長尺のセパレータを示す平面図である。 図5に示すVI-VI線における断面図である。 図1に示した電槽の一部を示す斜視図である。 図1に示した電槽の一部を示す平面図である。 図7及び図8に示すIX-IX線における断面図である。 袋状のセパレータと電槽の底部との関係を示す図である。 袋状のセパレータと電槽の底部との関係を示す図である。 電槽の底部の変形例を示す断面図である。 電槽の底部の変形例の一部を示す断面図である。 電槽の底部の変形例を示す断面図である。 電槽の底部の変形例を示す平面図である。 セパレータに変形例のリブが形成された集電体を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一側面に係る鉛蓄電池の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。また、上下の方向は、鉛蓄電池における上下の方向をいう。また、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。また、「A又はB」とは、A及びBのどちらか一方を含んでいればよく、両方とも含んでいてもよい。
<鉛蓄電池>
図1に示すように、鉛蓄電池1は、上面が開口している電槽2と、電槽2の開口を閉じる蓋3とを備えている。電槽2及び蓋3は、例えばポリプロピレンで形成されている。蓋3には、正極端子4と、負極端子5と、蓋3に設けられた注液口を閉塞する液口栓6と、が設けられている。
電槽2の内部には、極板群7と、極板群7を正極端子4に接続する正極柱(図示せず)と、極板群7を負極端子5に接続する負極柱8と、希硫酸等の電解液とが収容されている。
<極板群>
図2に示すように、極板群7は、複数の正極板9と複数の負極板10とがセパレータ11を介して積層されて構成されている。
正極板9は、正極格子体(正極集電体)12と、正極活物質(正極材)13と、を有している。正極格子体12は、正極板9の格子体であり、格子部12aと、格子部12aと一体で構成され、格子部12aの一端から突出した耳部12bと、を有している。正極活物質13は、正極板9の活物質であり、正極格子体12に保持されている。負極板10は、負極格子体(負極集電体)14と、負極活物質(負極材)15と、を有している。負極格子体14は、負極板10の格子体であり、格子部14aと、格子部14aと一体で構成され、格子部14aの一端から突出した耳部14bと、を有している。負極活物質15は、負極板10の活物質であり、負極格子体14に保持されている。正極格子体12及び負極格子体14は、鉛合金で形成されている。鉛合金は、鉛に加えて、スズ、カルシウム、アンチモン、セレン、銀、ビスマス等を含有する合金であってよく、具体的には、例えば、鉛、スズ及びカルシウムを含有する合金(Pb-Sn-Ca系合金)である。
極板群7は、複数の正極板9と複数の負極板10とが、セパレータ11を介して、電槽2の開口面と略平行方向に交互に積層された構造を有している。すなわち、正極板9及び負極板10は、それらの主面が電槽2の開口面と垂直方向に広がるように配置されている。極板群7において、複数の正極板9における各正極格子体12が有する耳部12b同士は、正極側ストラップ16で集合溶接されている。同様に、複数の負極板10における各負極格子体14が有する耳部14b同士は、負極側ストラップ17で集合溶接されている。正極側ストラップ16及び負極側ストラップ17は、それぞれ、正極柱及び負極柱8を介して正極端子4及び負極端子5に接続されている。
<セパレータ>
セパレータ11は、正極板9と負極板10とを分離する機能を有する。セパレータ11は、電解液(希硫酸)が通過できるように微多孔性を有する。セパレータ11は、微多孔性の樹脂製シートにより作製される。セパレータ11に用いられる樹脂としては、例えば、ポリオレフィンが挙げられる。
図2及び図3に示すように、正極板9及び負極板10の少なくとも一方である対象極板を介して隣り合うセパレータ11は、対象極板の電槽2の底部31側で繋がっている。本実施形態では、セパレータ11は、袋状に形成されて、対象極板を収容している。正極板9が袋状のセパレータ11に収容されている場合、正極格子体12の伸びにより正極板9がセパレータ11を貫通する可能性があることから、負極板10が袋状のセパレータ11に収容されていることが好ましい。対象極板は、正極板9であってもよく、負極板10であってもよく、正極板9及び負極板10の双方であってもよい。本実施形態では、一例として、負極板10が、袋状のセパレータ11に収容される対象極板であるものとして説明する。
図5に示すように、セパレータ11は、長尺のシート状に形成されたセパレータ20から作製される。セパレータ20は、セパレータ20の本体を成す長尺のシート状に形成された基部21と、基部21の幅方向中央部に形成された複数のリブ22と、基部21の幅方向における複数のリブ22の両側に形成された複数のミニリブ23と、を有している。リブ22は、基部21の一方の面である第一面21aから突出する凸状の部位であり、基部21の長手方向に延びている。複数のリブ22は、互いに等間隔に形成されている。ミニリブ23は、基部21の第一面21aから突出する凸状の部位であり、基部21の長手方向に延びている。複数のミニリブ23は、互いに等間隔に形成されている。なお、基部21の他方の面である第二面21bには、リブ22及びミニリブ23は形成されていない。そして、セパレータ20は、適切な長さに切断され、第一面21aが外側(第二面21bが内側)となるようにセパレータ20の長手方向に二つ折りにして重ね合わされ、その両側部をメカニカルシール、圧着又は熱溶着等により接合される。これにより、袋状のセパレータ11が得られる。なお、セパレータ11は、セパレータ20の長手方向に二つ折りにして重ね合わされただけのもので、その両側部が接合されていないものであってもよい。
図2~図4に示すように、セパレータ11は、袋状の基部21と、凸状(例えば線状)の複数のリブ22と、凸状(例えば線状)の複数のミニリブ23とを備える。
基部21は、二つ折りにして重ね合わされており、その両端部に、重ね合わされた基部21を接合する接合部24が形成されている。接合部24は、複数のミニリブ23の両側に形成されている。そして、基部21の上端に、対象極板を挿入する開口25が形成されている。
リブ22は、基部21の外表面である第一面21a側に形成されている。基部21の第一面21aは、袋の外側の面であって、基部21に対する対象極板とは反対側の面である。基部21の第二面21bは、袋の内側の面であって、基部21に対する対象極板側の面である。リブ22は、基部21と電槽2の底部31との間に配置される底リブ部22aを有する。具体的に説明すると、リブ22は、対象極板の底を跨ぐように形成されて、基部21の下端から基部21の上端まで上下方向に延びている。このため、図4に示すように、基部21の下端からリブ22が下方に突出している。そして、リブ22の、基部21の下端から下方に突出している部分が、底リブ部22aとなる。このため、セパレータ11は、複数のリブ22を有するため、複数の底リブ部22aも有している。なお、リブ22は、対象極板の底を跨ぐように基部21の外表面である第一面21a側に形成されていれば、その形状、位置、数等は適宜変更してもよい。
複数のリブ22は、互いに略平行に配置されている。リブ22の間隔は、例えば3~15mmである。リブ22の高さ方向の一端は基部21に一体化しており、リブ22の高さ方向の他端は、セパレータ11に収容されない極板、本実施形態では正極板9に接している。リブ22の高さは、基部21に対してリブ22が突出する方向における高さをいう。
ミニリブ23は、鉛蓄電池1が横方向に振動した際に、電極の角がセパレータ11を突き破って短絡することを防止するためにセパレータ11の強度を向上させる機能を有する。なお、ミニリブ23の高さ、幅及び間隔は、何れもリブ22よりも小さいことが好ましい。また、ミニリブ23の断面形状は、リブ22と同一であってもよく、異なっていてもよい。ミニリブ23の断面形状は、半円型であることが好ましい。また、セパレータ11においてミニリブ23は形成されていなくてもよい。
図6に示すように、基部21の厚さTの上限は、優れた充電受入性及び放電特性を得る観点から、例えば、0.25mmである。厚さTが0.25mm以下であると、充電受入性及び放電特性が向上する傾向がある。基部21の厚さTの上限は、更に優れた充電受入性及び放電特性を得る観点から、0.2mmが好ましく、0.15mmがより好ましい。基部21の厚さTの下限は、特に制限はないが、短絡の抑制効果に優れる観点から、0.05mm又は0.1mmとすることができる。
リブ22の高さH1の上限は、優れた充電受入性を得る観点から、1.25mmが好ましく、1.0mmがより好ましく、0.75mmが更に好ましい。リブ22の高さH1の下限は、正極での酸化劣化を抑制する観点から、例えば、0.3mmであり、0.4mm又は0.5mmであってもよい。
リブ22が設けられた部分のセパレータの厚さ(基部21の厚さTとリブ22の高さH1の合計)は、例えば0.4~0.75mmであり、0.4~0.7mm、0.4~0.65mm、0.4~0.6mm、0.5~0.75mm、0.55~0.75mm、0.6~0.75mm、又は0.6~0.7mmであってもよい。
基部21の厚さTに対するリブ22の高さH1の比率H1/Tの下限は、セパレータの耐酸化性に優れる観点から、2以上であってよい。比率H1/Tが2以上であると、電極(例えば正極板9)と接触しない部分を充分に確保できるため、セパレータの耐酸化性が向上すると推察される。
比率H1/Tの下限は、セパレータの耐酸化性及び生産性に優れる観点から、2.4が好ましく、3がより好ましい。比率H1/Tの上限は、リブの形状保持性に優れる観点、及び、短絡の抑制効果に優れる観点から、6であってよい。比率H1/Tが6以下であると、正極板9と負極板10との間の距離が充分であることから短絡が抑制されると推察される。また、比率H1/Tが6以下であると、鉛蓄電池1を組み立てた際にリブが破損することなく、充電受入性等の電池特性が良好に維持されると推察される。比率H1/Tの上限は、短絡の抑制効果に優れる観点、及び、リブの形状保持性に優れる観点から、5が好ましく、4.5がより好ましく、4が更に好ましい。
また、リブ22の上底幅Bは、リブの形状保持性及び耐酸化性に優れる観点から、0.1~2mmが好ましく、0.2~1mmがより好ましく、0.2~0.8mmが更に好ましい。リブ22の下底幅Aは、リブの形状保持性に優れる観点から、0.2~4mmが好ましく、0.3~2mmがより好ましく、0.4~1mmが更に好ましい。上底幅Bと下底幅Aの比率B/Aは、リブの形状保持性に優れる観点から、0.1~1が好ましく、0.2~0.8がより好ましく、0.3~0.6が更に好ましい。
<電槽>
電槽2は、極板群7を収容する容器である。電槽2の内部は、複数の隔壁(不図示)によって複数の区画に分割されて、複数のセル室(不図示)が形成されている。セル室は、極板群7が挿入される空間である。極板群7は、単電池とも呼ばれており、起電力は2Vである。自動車用の電装品は、直流電圧12Vを昇圧又は降圧して駆動するため、6個の極板群7を直列に接続して、2V×6=12Vとしている。そのため、鉛蓄電池1を自動車用の電装品として用いる場合、セル室は6個必要となる。なお、鉛蓄電池1を他の用途で用いる場合は、セル室は6個に限定されるものではない。
図7~図9に示すように、電槽2は、略矩形の底部31と、底部31の四辺(周端縁)から立ち上がる側部32と、を備える。側部32の上端縁は、極板群7を電槽2内に挿入するための開口を形成する。そして、電槽2は、セパレータ11の基部21が電槽2の底につかない形状となっている。
詳しく説明すると、電槽2は、底部31から電槽2の内側に突出する凸部34を有する。凸部34は、底部31と一体で形成されていていることが好ましいが、底部31と別に形成されて底部31に接合されてもよい。
凸部34は、平面視において対象極板(本実施形態では負極板10)と交差する方向に延びている。この場合、凸部34は、平面視において対象極板と略直交する方向に延びていてもよい。
凸部34の表面形状は、特に限定されるものではない。例えば、凸部34の表面は、凸部34の延在方向に直交する断面(図9に示す断面)において、矩形状に形成されていてもよく、台形状に形成されていてもよく、円形状に形成されていてもよい。セパレータ11の基部21の破損を抑制できる観点から、凸部34は、凸部34の延在方向と直交する断面において、角丸に形成されていることが好ましい。つまり、凸部34の角が丸まっていることが好ましい。この場合、凸部34の角丸の半径(凸部34の角の丸み半径)は、例えば、0.5mm以上1.0mm以下とすることができる。また、凸部34の表面は、凸部34の延在方向と直交する断面において、下端から上端まで曲線状に形成されていることが好ましい。
凸部34は、電槽2の底部31に複数形成されていてもよく、一つのみ形成されていてもよい。凸部34が電槽2の底部31に複数形成されている場合、複数の凸部34は、互いに等間隔に配置されていてもよく、等間隔に配置されていなくてもよい。
そして、セパレータ11の基部21が電槽2の底につかない観点から、図10に示すように、凸部34の高さH2(図9参照)は、セパレータ11の底リブ部22aの高さH1(図6参照)より低いことが好ましい。つまり、H2<H1であることが好ましい。この場合、凸部34の高さH2は、例えば、底リブ部22aの高さH1よりも0.25mm以上低くすることができる。
また、セパレータ11の基部21が電槽2の底部31につかない観点から、図11に示すように、凸部34の幅W2(図9参照)は、セパレータ11の複数の底リブ部22aの間隔W1(図4参照)よりも広いことが好ましい。つまり、W2>W1であることが好ましい。
凸部34の幅W2が底リブ部22aの間隔W1よりも広い場合、凸部34は、少なくとも隣り合う一対の底リブ部22aに対応する位置に形成されていることが好ましい。また、凸部34は、電槽2の底部31に複数形成されるとともに、互いに等間隔に配置されていることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る鉛蓄電池1では、電槽2が、極板群7を電槽2に挿入した際にセパレータ11の基部21が電槽2の底部31につかない形状であるため、極板群7を電槽2内に挿入する際に極板群7と電槽2の底部31とが衝突しても、当該衝突によりセパレータ11の基部21が破損するのを抑制することができる。これにより、極板群7と電槽2の底部31との衝突によりセパレータ11が破損するのを抑制することができる。
また、電槽2の底部31に凸部34が形成されている場合に、この凸部34の高さH2が底リブ部22aの高さH1より低いことで、底リブ部22aが凸部34に載置されずに底部31まで落ちた場合も、基部21が凸部34に接触するのを抑制することができる。これにより、極板群7と電槽2の底部31との衝突によりセパレータ11が破損するのを抑制することができる。
そして、凸部34の高さH2が底リブ部22aの高さH1より低い場合に、凸部34が等間隔に複数形成されていることで、底リブ部22aが凸部34に更に載置されやすくなる。
また、電槽2の底部31に凸部34が形成されている場合に、この凸部34の幅W2がセパレータ11の底リブ部22aの間隔W1よりも広いことで、底リブ部22aが凸部34から底部31まで落ちるのを抑制して、基部21が凸部34に接触するのを抑制することができる。これにより、極板群7と電槽2の底部31との衝突によりセパレータ11が破損するのを抑制することができる。
そして、凸部34の幅W2が底リブ部22aの間隔W1よりも広い場合に、凸部34が等間隔に複数形成されていることで、底リブ部22aが凸部34から落ちるのを更に抑制することができる。
また、凸部34が角丸に形成されていることで、たとえ基部21が凸部34に接触しても、セパレータ11が破損するのを抑制することができる。
また、凸部34の角丸の半径が0.5mm以上1.0mm以下であることで、凸部34が大きくなりすぎるのを抑制しつつ、基部21が凸部34に接触した際にセパレータ11が破損するのを抑制することができる。
また、凸部34の表面が下端から上端まで曲線状に形成されていることで、たとえ基部21が凸部34に接触しても、セパレータ11が破損するのを抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、図12~図14に示すように、電槽2の底部31は、凸部34に対応する位置において電槽2の外側から窪む凹部35を有してもよく、また、均一な厚さであってもよい。なお、凸部34及び凹部35の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、図12に示すように矩形状であってもよく、図13に示すように曲面状であってもよい。このように、電槽2の底部31が、凸部34に対応する位置において電槽2の外側から窪む凹部35を有することで、凸部34により電槽2の底部31が局部的に厚くなるのを抑制することができる。これにより、電槽2の材料が増大するのを抑制することができる。また、電槽2の底部31が均一な厚さであることで、電槽2の底部31に凸部34を形成しても、電槽2の材料が増大するのを抑制することができる。
例えば、図14に示すように、電槽2の底部31は、底部31の端部において電槽2の内側から窪む溝部37を有してもよい。電槽2の底部31が、底部31の端部において電槽2の内側から窪む溝部37を有することで、例えば、極板群7に対して電槽2の外形が大きい場合に、電槽2を底上げすることができる。これにより、電槽2の材料の増大を抑制しつつ、極板群7を電槽2内に適切に収容することができる。
底部31が溝部37を有することにより、底部31の下方に空間が形成される場合は、底部31から下方に延びる支持リブ39を備えてもよい。この場合、底部31には、複数の直線状に延びる支持リブ39が、互いに平行に配置されるように設けられてもよい。
溝部37は、底部31の端部の一部にのみ形成されてもよいが、図15に示すように、底部31の全周端部に形成されていることが好ましい。溝部37が電槽2の底部31の全周縁部に形成されていることで、例えば、極板群7に対して電槽2の外形が大きい場合に、電槽2の材料の増大を更に抑制することができる。
平面視において、溝部37の面積は、例えば、電槽2の底部31の面積の6.0%以上10%以下であってもよい。平面視において、溝部37の面積を、電槽2の底部31の面積の6.0%以上10%以下とすることで、電槽2の材料の増大を抑制しつつ、セパレータ11の底リブ部22aが溝部37に落ちるのを抑制することができる。
例えば、図16に示すように、リブは、ドット状に形成されていてもよい。図16に示すリブ42は、基部21の下端から基部21の上端まで上下方向に所定の間隔に配置されている。この場合、基部21と電槽2の底部31との間に配置されるリブ42が、底リブ部42aとなる。
1…鉛蓄電池、2…電槽、3…蓋、4…正極端子、5…負極端子、6…液口栓、7…極板群、8…負極柱、9…正極板、10…負極板(対象極板)、11…セパレータ、12…正極格子体、12a…格子部、12b…耳部、13…正極活物質、14…負極格子体、14a…格子部、14b…耳部、15…負極活物質、16…正極側ストラップ、17…負極側ストラップ、20…セパレータ、21…基部、21a…第一面(外表面)、21b…第二面、22…リブ、23…ミニリブ、24…接合部、25…開口、31…底部、32…側部、34…凸部、35…凹部、37…溝部、39…支持リブ。

Claims (5)

  1. 正極板と負極板とがセパレータを介して積層された極板群と、
    前記極板群を収容する電槽と、を備え、
    前記正極板又は前記負極板の何れか一方である対象極板を介して隣り合う前記セパレータは、前記対象極板の前記電槽の底部側で繋がっており、
    前記セパレータは、基部と、前記基部から突出するリブと、を有し、
    前記リブは、前記基部と前記底部との間に配置される底リブ部を有し、
    前記電槽は、前記極板群を前記電槽に挿入した際に前記基部が前記底部につかない形状であり、前記底部から前記電槽の内側に突出して、平面視において前記対象極板と交差する方向に延びる凸部を有し、
    前記凸部の高さは、前記底リブ部の高さより低い、
    鉛蓄電池。
  2. 正極板と負極板とがセパレータを介して積層された極板群と、
    前記極板群を収容する電槽と、を備え、
    前記正極板又は前記負極板の何れか一方である対象極板を介して隣り合う前記セパレータは、前記対象極板の前記電槽の底部側で繋がっており、
    前記セパレータは、基部と、前記基部から突出するリブと、を有し、
    前記リブは、前記基部の幅方向における前記負極板の内側に位置する第一リブと、前記基部の幅方向における前記負極板の外側に位置する第二リブと、を有し、
    前記第一リブは、前記基部と前記底部との間に配置される複数の底リブ部を有し、
    前記電槽は、前記極板群を前記電槽に挿入した際に前記基部が前記底部につかない形状であり、前記底部から前記電槽の内側に突出して、平面視において前記対象極板と交差する方向に延びる凸部を有し、
    前記凸部の幅は、前記底リブ部の間隔よりも広く、
    前記凸部の上に、複数の前記底リブ部が乗っており、
    前記第一リブの高さは、前記第二リブの高さよりも高い
    鉛蓄電池。
  3. 前記凸部の高さは、前記底リブ部の高さより低い、
    請求項2に記載の鉛蓄電池。
  4. 前記リブは、ドット状に形成されており、
    前記基部と前記底部との間に配置される前記リブが、前記底リブ部となる、
    請求項1~3の何れか一項に記載の鉛蓄電池。
  5. 正極板と負極板とがセパレータを介して積層された極板群と、
    前記極板群を収容する電槽と、を備え、
    前記正極板又は前記負極板の何れか一方である対象極板を介して隣り合う前記セパレータは、前記対象極板の前記電槽の底部側で繋がっており、
    前記セパレータは、基部と、前記基部から突出するリブと、を有し、
    前記リブは、前記基部と前記底部との間に配置される複数の底リブ部を有し、
    前記電槽は、前記極板群を前記電槽に挿入した際に前記基部が前記底部につかない形状であり、前記底部から前記電槽の内側に突出して、平面視において前記対象極板と交差する方向に延びる凸部を有し、
    前記凸部の幅は、前記底リブ部の間隔よりも広く、
    前記凸部の上に、複数の前記底リブ部が乗っており、
    前記リブは、ドット状に形成されており、
    前記基部と前記底部との間に配置される前記リブが、前記底リブ部となる、
    鉛蓄電池。
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