JP7281932B2 - 増幅装置 - Google Patents

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本発明は、信号を増幅する増幅装置に関する。
無線通信において、多数の事業者の信号を同時に取り扱う場合、より広帯域にて送受信を行う必要がある。そのため、増幅器に対する出力電力および入力電力のダイナミックレンジが広いことが要求される。たとえば、2GHz帯で帯域幅が60MHzの場合、要求されるダイナミックレンジは10dB以上となる場合がある。
また、近年、無線通信において、ピーク対アベレージ電力比(PAPR)の高い信号を取り扱うことが多い。通常の送信機に使用されている高出力増幅器で高PAPR信号を増幅する場合、増幅の線形性を維持しようとすると消費電力が大きくなる。
特に、基地局では高出力増幅器の数が多く、システムの消費電力の大部分を占める場合がある。そこで、ドハティ(Doherty)、エンベロープトラッキング、アウトフェージング(Outphasing)等、増幅器の高効率化に関する様々な手法が研究されている。
アウトフェージングは、入力信号を振幅一定で位相が異なる2つの信号に分離し、それぞれ別個の増幅器にて増幅した後に合成を行う。詳細には、入力信号が分離したときの位相の関係性が保たれるように、2つの信号を合成する。このとき、所望のバックオフ値で負荷変調が起きるように、2つの増幅器間で生じるリアクタンス成分を打ち消すための素子が実装された、シレー(Chireix)合成器で合成するのが一般的である。
アウトフェージングは、設計した所望のバックオフ値で高効率化が可能であるが、設計値より低いバックオフ値では効率低下が著しい。そのため、出力電力や入力電力のダイナミックレンジが大きいシステムでは、全体として効率低下につながるという問題があった。
これに対して、入力電力に応じて、アウトフェージング増幅とドハティ増幅とを切り替える技術が開示されている(特許文献1)。この技術によれば、入力電力のダイナミックレンジが比較的大きいときでも、高効率が維持できるとされている。
特表2018-521592号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、少なくとも2組、4個の増幅器が必要であるため、回路規模が大きいという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率であり、かつ回路規模が小さい増幅装置を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る増幅装置は、入力される信号を増幅して出力する第1増幅器、第2増幅器、および第3増幅器と、前記第1乃至第3増幅器の前段において、入力信号の振幅レベルを検出する検出部と、前記検出部で検出された前記入力信号の振幅レベルに応じて、前記入力信号を前記第1および第2増幅器により構成されるアウトフェーズ増幅部で増幅して出力する、または前記第2および第3増幅器より構成されるドハティ増幅部で増幅して出力するかを選択する選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る増幅装置は、前記アウトフェーズ増幅部により増幅されて出力された第1信号群を合成する第1合成点と、前記ドハティ増幅部により増幅されて出力された第2信号群を合成する第2合成点と、を有し、前記第2合成点は前記第2増幅器と前記第1合成点との間に配置され、かつ増幅器間で生じるリアクタンス成分を補償するリアクタンス補償素子が前記第3増幅器と前記第2合成点との間に配置される合成器をさらに備える、ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る増幅装置は、前記信号生成器は、前記入力信号の振幅レベルが閾値より高い場合は、前記第1信号群を生成して前記アウトフェーズ増幅部に出力し、前記入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合は、前記第2信号群を生成して前記ドハティ増幅部に出力することを特徴とする。
本発明の一態様に係る増幅装置は、記第1増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、第1バイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値より低い場合、前記第1バイアス電圧とは異なる第2バイアス電圧が供給され、前記第2増幅器は、前記第1バイアス電圧が供給され、前記第3増幅器は、前記第2バイアス電圧が供給されることを特徴とする。
本発明の一態様に係る増幅装置は、前記第1増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、第1バイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値より低い場合、前記第1バイアス電圧とは異なる第2バイアス電圧が供給され、前記第2増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、前記第1バイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値より低い場合、前記第2バイアス電圧が供給され、前記第3増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、前記第1バイアス電圧とは異なる第2バイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値より低い場合、前記第1バイアス電圧が供給されることを特徴とする。
本発明によれば、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率であり、かつ回路規模が小さい増幅装置を実現できるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る増幅装置の模式的な構成図である。 図2は、バックオフ値に対する電力効率の例を示す図である。 図3は、実施形態2に係る増幅装置の模式的な構成図である。 図4は、バックオフ値に対する電力効率の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る増幅装置の模式的な構成図である。増幅装置100は、信号生成器10と、第1増幅器1と、第2増幅器2と、第3増幅器3と、合成器の一形態であるシレー合成器20と、を備えている。増幅装置100の出力側は負荷Lに接続されている。なお、増幅装置100の出力側は負荷Lではなく、アンテナが接続される構成でもよい。
信号生成器10は、信号処理部11としてのFPGA(Field Programmable Gate Array)と、DAコンバータ12、13、14と、を備えている。信号処理部11は、検出部として機能する入力電力振幅判定部11aと、選択部として機能する制御部11bと、アウトフェーズ信号生成部11cと、ドハティ信号生成部11dと、を備えている。
第1増幅器1と、第2増幅器2と、第3増幅器3とは、それぞれFET(Field Effect Transistor)を用いて構成されている。第1増幅器1と、第2増幅器2と、第3増幅器3とは、いずれも、入力される信号を増幅して出力する。第1増幅器1および第2増幅器2を組み合わせて利用することにより、アウトフェーズ増幅部30を実現している。また、第2増幅器2および第3増幅器3を組み合わせて利用することにより、ドハティ増幅部40を実現している。なお、第1増幅器1と、第2増幅器2と、第3増幅器3とは、駆動電力として、電源回路Sから電源電圧(ドレイン電圧)が印加される。
シレー合成器20は、第1合成点21と、第2合成点22と、リアクタンス補償素子23、24と、調整部25、26と、を備えている。
つぎに、各構成要素の構成や機能について具体的に説明する。信号生成器10において、信号処理部11は、入力信号S0を受け付ける。信号処理部11において、入力電力振幅判定部11aは、第1増幅器1、第2増幅器2、第3増幅器3の前段において、入力信号S0の振幅レベル(本実施形態では入力信号S0の電力の振幅レベル)を検出し、判定する。入力電力振幅判定部11aは、入力信号S0の電力の振幅レベルに応じて、制御部11bに指令信号を出力する。
制御部11bは、第1増幅器1、第2増幅器2、第3増幅器3のそれぞれの動作を制御する制御信号として、ゲート電圧(バイアス電圧)信号Vg1、Vg2、Vg3を生成し、第1増幅器1、第2増幅器2、第3増幅器3のそれぞれのゲート端子に出力する。また、入力電力振幅判定部11aは、入力信号S0の電力の振幅レベルに応じて、アウトフェーズ信号生成部11cまたはドハティ信号生成部11dに指令信号を出力する。
本実施形態では、入力電力振幅判定部11aは、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高いか、閾値以下かを判定することとする。
以下に詳述するように、選択部として機能する制御部11bは、検出部として機能する入力電力振幅判定部11aで検出された入力信号S0の振幅レベルに応じて、アウトフェーズ増幅部30で増幅して出力する、またはドハティ増幅部40で増幅して出力するかを選択する。
(入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合)
入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg1として、第1増幅器1がAB級またはC級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第1増幅器1に出力する。また、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg2として、第2増幅器2が第1増幅器1と同級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第2増幅器2に出力する。また、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg3として、第3増幅器3がC級以下の増幅器となるようにバイアスする、または動作をオフする値の電圧信号(0Vである場合もある)を第3増幅器3に出力する。すなわち、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、第1増幅器1は、AB級に相当する電圧である第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg1が供給される。第2増幅器2は、第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg2が供給される。第3増幅器3は、第1バイアス電圧とは異なり、C級に相当する電圧(ゼロを含む)である第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg3が供給される。
さらに、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、制御部11bは、アウトフェーズ信号生成部11cに指令信号を出力する。アウトフェーズ信号生成部11cは、入力信号S0に基づいて、アウトフェーズ信号S11、S12を生成する。ここで、アウトフェーズ信号S11、S12は、周知のように、入力信号S0を、一定振幅であって位相が異なる2つの信号に分離した信号である。アウトフェーズ信号S11、S12は、アウトフェーズ増幅部30で増幅させる2つの信号であり、第1信号群を構成している。アウトフェーズ信号生成部11cは、アウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれを、DAコンバータ12、13のそれぞれに出力する。
DAコンバータ12、13は、それぞれ、第1信号群であるアウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれをDA変換して、アウトフェーズ増幅部30の第1増幅器1、第2増幅器2のそれぞれに出力する。
第1増幅器1、第2増幅器2は、それぞれ、DA変換されたアウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれを増幅してシレー合成器20に出力する。このとき、第1増幅器1、第2増幅器2は、それぞれ飽和状態で動作している。
シレー合成器20は、増幅されて出力された第1信号群であるアウトフェーズ信号S11、S12を、第1合成点21において合成し、負荷Lに出力する。なお、調整部25は、第1増幅器1から第1合成点21までの伝送路の電気長がλ/4の奇数倍となるように調整する機能を有する。調整部26は、第2増幅器2から第1合成点21までの伝送路の電気長がλ/4の奇数倍となるように調整する機能を有する。また、リアクタンス補償素子23、24は、それぞれ、第1増幅器1および第2増幅器2から第1合成点21までの伝送路のそれぞれにシャント接続されている。リアクタンス補償素子23、24は、互いに極性が逆であるキャパシタまたはインダクタであり、第1増幅器1と第2増幅器2との増幅器間で生じるリアクタンス成分を打ち消し合って補償し、効率の低下を抑制する。
(入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合)
入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg1として、第1増幅器1がC級以下の増幅器となるようにバイアスする、または動作をオフする値の電圧信号(0Vである場合もある)を第1増幅器1に出力する。また、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg2として、第2増幅器2がA級、AB級、またはB級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第2増幅器2に出力する。また、制御部11bは、ゲート電圧信号Vg3として、第3増幅器3がC級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第3増幅器3に出力する。これにより、第2増幅器2はキャリア増幅器として動作し、第3増幅器3はピーク増幅器として動作する。すなわち、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より低い場合、第1増幅器1は、第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg1が供給される。第2増幅器2は、第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg2が供給される。第3増幅器3は、第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg3が供給される。
さらに、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合、制御部11bは、ドハティ信号生成部11dに指令信号を出力する。ドハティ信号生成部11dは、入力信号S0に基づいて、ドハティ信号S21、S22を生成する。ここで、ドハティ信号S21、S22は、周知のように、入力信号S0を2つの信号に分離した信号である。ただし、ドハティ信号S22はドハティ信号S21に対して位相が90°遅れている。ドハティ信号S21、S22は、ドハティ増幅部40で増幅させる2つの信号であり、第2信号群を構成している。ドハティ信号生成部11dは、ドハティ信号S21、S22のそれぞれを、DAコンバータ13、14のそれぞれに出力する。
DAコンバータ13、14は、それぞれ、第2信号群であるドハティ信号S21、S22のそれぞれをDA変換して、ドハティ増幅部40の第2増幅器2、第3増幅器3のそれぞれに出力する。
第2増幅器2、第3増幅器3は、それぞれ、DA変換されたドハティ信号S21、S22のそれぞれを増幅してシレー合成器20に出力する。
シレー合成器20は、増幅されて出力された第2信号群であるドハティ信号S21、S22を、第2合成点22において合成し、第1合成点21を経由して負荷Lに出力する。ここで、第2合成点22は第2増幅器2と第1合成点21との間の伝送路に配置されている。また、リアクタンス補償素子24は第3増幅器3と第2合成点22との間の伝送路に配置されている。なお、第2増幅器2から第2合成点22までの伝送路の電気長は、λ/4の奇数倍となるように調整されている。また、第3増幅器3から第2合成点22までの、リアクタンス補償素子24も含む伝送路の電気長は、第2合成点22においてドハティ信号S21、S22が同位相で合成されるように調整されている。
入力信号S0の電力の振幅レベルと閾値との関係に対するゲート電圧信号Vg1、Vg2、Vg3を表1に例示する。
Figure 0007281932000001
上記のように構成された増幅装置100では、第1増幅器1、第2増幅器2、および第3増幅器3の3つの増幅器を用い、アウトフェーズ増幅部30とドハティ増幅部40とで第2増幅器2を共有した構成としている。そして、増幅装置100では、入力信号の電力の振幅レベルに応じてアウトフェーズ増幅とドハティ増幅とを切り替えている。これにより、増幅装置100は、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率であり、かつ回路規模が小さいものとなる。また、特許文献1の構成と比較して、アウトフェーズ増幅を行う際の合成点を削減できるので、合成損失を低減でき、より高効率となる。
上記のように構成された増幅装置100における、入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの例を、図2を参照して説明する。図2において、バックオフ値は、設計された最大入力信号電力(ピーク電力)を基準とした、入力信号電力の平均レベルを示している。すなわち、バックオフ値は、(平均電力/ピーク電力)である。バックオフ値は、図2(a)では線形単位で真値を表示しており、図2(b)ではdB単位で表示している。実線はアウトフェーズ増幅部30で増幅した場合の入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの関係を示す曲線である。実線はアウトフェーズ増幅部30で増幅した場合のバックオフ点が-6dBdBとなるように設計した場合である。バックオフ点は、アウトフェーズ増幅部30が飽和動作するバックオフ値の最小値である。また、破線はドハティ増幅部40で増幅した場合の入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの関係を示す曲線である。ドハティ増幅部40においてキャリア増幅器としての第2増幅器2のみが動作するバックオフ値の領域をバックオフ動作領域とすると、バックオフ動作領域はバックオフ値が-6dB以下の領域である。また、図2に示す例では、閾値Thは実線と破線とが交差する点としている。
図2に示す例では、閾値Thとなるバックオフ値を、アウトフェーズ増幅部30で増幅した場合のバックオフ点以下、かつドハティ増幅部40で増幅した場合のバックオフ動作領域の値であって、かつ実線と破線との交差点としている。これにより、増幅装置100は、実線の太線および破線の太線で示すような特性となるので、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率という特性を、より好適に実現できる。
なお、図2に示す例では、第1増幅器1、第2増幅器2、および第3増幅器3に印加されているドレイン電圧比(供給されている電力比に相当)は、1:1:1である。
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係る増幅装置の模式的な構成図である。増幅装置100Aは、信号生成器10Aと、第1増幅器1Aと、第2増幅器2Aと、第3増幅器3Aと、シレー合成器20と、ゲート電圧信号生成回路50とを備えている。増幅装置100Aの出力側は負荷Lに接続されている。なお、増幅装置100Aの出力側は負荷Lではなく、アンテナが接続される構成でもよい。
信号生成器10Aは、実施形態1における信号生成器10の構成において、信号処理部11を信号処理部11Aに置き換えた構成を有する。信号処理部11Aは、実施形態1における信号処理部11の構成において、選択部として機能する制御部11bを制御部11Abに置き換えた構成を有する。
第1増幅器1Aと、第2増幅器2Aと、第3増幅器3Aとは、それぞれFETを用いて構成されている。第1増幅器1Aと、第2増幅器2Aと、第3増幅器3Aとは、いずれも、入力される信号を増幅して出力する。第1増幅器1Aおよび第2増幅器2Aを組み合わせて利用することにより、アウトフェーズ増幅部30Aを実現している。第2増幅器2Aおよび第3増幅器3Aを組み合わせて利用することにより、ドハティ増幅部40Aを実現している。なお、第1増幅器1Aと、第2増幅器2Aと、第3増幅器3Aとは、駆動電力として、電源回路Sから電源電圧(ドレイン電圧)が印加される。
ゲート電圧信号生成回路50は、入力された指示信号に基づいてゲート電圧信号Vg1A、Vg2A、Vg3Aを生成し、第1増幅器1A、第2増幅器2A、第3増幅器3Aのそれぞれのゲートに出力する。
つぎに、各構成要素の構成や機能について具体的に説明する。信号生成器10Aにおいて、信号処理部11Aは、入力信号S0を受け付ける。信号処理部11Aにおいて、入力電力振幅判定部11aは、第1増幅器1A、第2増幅器2A、第3増幅器3Aの前段において、入力信号S0の電力の振幅レベルを検出し、判定する。入力電力振幅判定部11aは、入力信号S0の電力の振幅レベルに応じて、制御部11Abに指令信号を出力する。
制御部11Abは、第1増幅器1A、第2増幅器2A、第3増幅器3Aのそれぞれの動作を制御するために、ゲート電圧信号生成回路50に対する指令信号を生成し、ゲート電圧信号生成回路50に出力する。また、入力電力振幅判定部11Aaは、入力信号S0の電力の振幅レベルに応じて、アウトフェーズ信号生成部11cまたはドハティ信号生成部11dに指令信号を出力する。
本実施形態では、入力電力振幅判定部11Aaは、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高いか、閾値以下かを判定することとする。
(入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合)
入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、制御部11Abは、ゲート電圧信号生成回路50に対して指令信号を出力する。ゲート電圧信号生成回路50は、入力された指示信号に基づいて、ゲート電圧信号Vg1Aとして、第1増幅器1AがAB級またはC級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第1増幅器1Aに出力する。また、ゲート電圧信号生成回路50は、ゲート電圧信号Vg2Aとして、第2増幅器2Aが第1増幅器1Aと同級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第2増幅器2Aに出力する。また、ゲート電圧信号生成回路50は、ゲート電圧信号Vg3Aとして、第3増幅器3AがC級以下の増幅器となるようにバイアスする、または動作をオフする値の電圧信号を第3増幅器3Aに出力する。すなわち、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、第1増幅器1Aは、第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg1Aが供給される。第2増幅器2Aは、第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg2Aが供給される。第3増幅器3Aは、第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg3Aが供給される。
さらに、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値より高い場合、制御部11Abは、アウトフェーズ信号生成部11cに指令信号を出力する。アウトフェーズ信号生成部11cは、入力信号S0に基づいて、第1信号群であるアウトフェーズ信号S11、S12を生成する。アウトフェーズ信号生成部11cは、アウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれを、DAコンバータ12、13のそれぞれに出力する。
DAコンバータ12、13は、それぞれ、第1信号群であるアウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれをDA変換して、アウトフェーズ増幅部30Aの第1増幅器1A、第2増幅器2Aのそれぞれに出力する。
第1増幅器1A、第2増幅器2Aは、それぞれ、DA変換されたアウトフェーズ信号S11、S12のそれぞれを増幅してシレー合成器20に出力する。このとき、第1増幅器1A、第2増幅器2Aは、それぞれ飽和状態で動作している。
シレー合成器20は、増幅されて出力された第1信号群であるアウトフェーズ信号S11、S12を、第1合成点21において合成し、負荷Lに出力する。
(入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合)
入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合、制御部11Abは、ゲート電圧信号生成回路50に対して指令信号を出力する。ゲート電圧信号生成回路50は、入力された指示信号に基づいて、ゲート電圧信号Vg1Aとして、第1増幅器1AがC級以下の増幅器となるようにバイアスする、または動作をオフする値の電圧信号を第1増幅器1Aに出力する。また、ゲート電圧信号生成回路50は、ゲート電圧信号Vg2Aとして、第2増幅器2AがC級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第2増幅器2Aに出力する。また、ゲート電圧信号生成回路50は、ゲート電圧信号Vg3Aとして、第3増幅器3AがA級、AB級、またはB級の増幅器となるようにバイアスする値の電圧信号を第3増幅器3Aに出力する。これにより、第2増幅器2Aはピーク増幅器として動作し、第3増幅器3Aはキャリア増幅器として動作する。すなわち、入力信号の電力の振幅レベルが閾値より低い場合、第1増幅器1Aは、第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg1Aが供給される。第2増幅器2Aは、第2バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg2Aが供給される。第3増幅器3Aは、第1バイアス電圧に対応するゲート電圧信号Vg3Aが供給される。
さらに、入力信号S0の電力の振幅レベルが閾値以下の場合、制御部11Abは、ドハティ信号生成部11dに指令信号を出力する。ドハティ信号生成部11dは、入力信号S0に基づいて、第2信号群であるドハティ信号S21、S22を生成する。実施形態1の場合と同様に、ドハティ信号S22はドハティ信号S21に対して位相が90°遅れている。ただし、本実施形態では、実施形態1の場合とは異なり、ドハティ信号生成部11dは、ドハティ信号S21をDAコンバータ14に出力し、ドハティ信号S22をDAコンバータ13に出力する。
DAコンバータ13、14は、それぞれ、第2信号群であるドハティ信号S22、S21のそれぞれをDA変換して、ドハティ増幅部40Aの第2増幅器2A、第3増幅器3Aのそれぞれに出力する。
第2増幅器2A、第3増幅器3Aは、それぞれ、DA変換されたドハティ信号S22、S21のそれぞれを増幅してシレー合成器20に出力する。
シレー合成器20は、増幅されたドハティ信号S22、S21を、第2合成点22において合成し、第1合成点21を経由して負荷Lに出力する。ここで、第2増幅器2Aから第2合成点22までの伝送路の電気長は、λ/4の奇数倍となるように調整されている。また、第3増幅器3Aから第2合成点22までの、リアクタンス補償素子24も含む伝送路の電気長は、第2合成点22においてドハティ信号S22、S21が同位相で合成されるように調整されている。
入力信号S0の電力の振幅レベルと閾値との関係に対するゲート電圧信号Vg1A、Vg2A、Vg3Aを表2に例示する。
Figure 0007281932000002
上記のように構成された増幅装置100Aでは、実施形態1と同様に、第1増幅器1A、第2増幅器2A、および第3増幅器3Aの3つの増幅器を用い、アウトフェーズ増幅部30Aとドハティ増幅部40Aとで第2増幅器2Aを共有した構成とし、入力信号の電力の振幅レベルに応じてアウトフェーズ増幅とドハティ増幅とを切り替えている。これにより、増幅装置100Aは、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率であり、かつ回路規模が小さいものとなる。また、アウトフェーズ増幅を行う際の合成点を削減できるので、合成損失を低減でき、より高効率となる。
上記のように構成された増幅装置100Aにおける、入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの例を、図4を参照して説明する。バックオフ値は、図2の場合と同様に、(平均電力/ピーク電力)である。バックオフ値は、図4(a)では線形単位で真値を表示しており、図4(b)ではdB単位で表示している。実線はアウトフェーズ増幅部30Aで増幅した場合の入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの関係を示す曲線である。実線はアウトフェーズ増幅部30で増幅した場合のバックオフ点が-6dBとなるように設計した場合である。また、破線はドハティ増幅部40Aで増幅した場合の入力信号のバックオフ値に対する電力効率ηの関係を示す曲線である。ドハティ増幅部40Aのバックオフ動作領域はバックオフ値が-12.2dB以下の領域である。また、閾値Thは実線と破線とが交差する点としている。
図4に示す例では、閾値Thとなるバックオフ値を、アウトフェーズ増幅部30で増幅した場合のバックオフ点以下、かつドハティ増幅部40で増幅した場合のバックオフ動作領域の値としている。これにより、増幅装置100Aは、実線の太線および破線の太線で示すような特性となるので、ダイナミックレンジが広い場合でも高効率という特性を、より好適に実現できる。
なお、図4に示す例では、第1増幅器1A、第2増幅器2A、および第3増幅器3Aに印加されているドレイン電圧比(供給されている電力比に相当)は、1:0.5:1である。
なお、実施形態1、2では、第1増幅器、第2増幅器、および第3増幅器に供給する電源電圧が等しい場合について説明したが、電源電圧は異なる値としてもよい。たとえば、増幅器の等級に応じて各増幅器に供給する電力を設定したり、増幅装置全体としての消費電力が小さくなるように各増幅器に供給する電力を設定してもよい。また、実施形態1、2において、第1増幅器、第2増幅器、および第3増幅器は、最大出力電力が等しくてもよいし、異なっていてもよい。たとえば、実施形態2において、ピーク増幅器である第2増幅器2Aとして、キャリア増幅器である第3増幅器3Aよりも最大出力電力が大きい増幅器を使用すると、非対称ドハティ構成を実現できる。非対称ドハティ構成とすることによって、バックオフ動作領域を、より自由度高く設計できる。
また、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各実施形態の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。たとえば、実施形態1において、ゲート電圧信号生成回路を用いる構成としてもよいし、実施形態2において、制御部がゲート電圧信号を生成する構成としてもよい。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1、1A 第1増幅器
2、2A 第2増幅器
3、3A 第3増幅器
10、10A 信号生成器
11、11A 信号処理部
11a 入力電力振幅判定部
11b、11Ab 制御部
11c アウトフェーズ信号生成部
11d ドハティ信号生成部
12、13、14 DAコンバータ
20 シレー合成器
21 第1合成点
22 第2合成点
23、24 リアクタンス補償素子
25、26 調整部
30、30A アウトフェーズ増幅部
40、40A ドハティ増幅部
50 ゲート電圧信号生成回路
100、100A 増幅装置
L 負荷
S 電源回路
S0 入力信号
S11、S12 アウトフェーズ信号
S21、S22 ドハティ信号
Th 閾値
Vg1、Vg2、Vg3、Vg1A、Vg2A、Vg3A ゲート電圧信号

Claims (5)

  1. 入力される信号を増幅して出力する第1増幅器、第2増幅器、および第3増幅器と、
    前記第1乃至第3増幅器の前段において、入力信号の振幅レベルを検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記入力信号の振幅レベルが閾値よりも高い場合、前記入力信号を前記第1および第2増幅器により構成されるアウトフェーズ増幅部で増幅して出力することを選択し前記入力信号の振幅レベルが閾値以下の場合は、前記第2および第3増幅器より構成されるドハティ増幅部で増幅して出力することを選択する選択部と
    を備えることを特徴とする増幅装置。
  2. 前記アウトフェーズ増幅部により増幅されて出力された第1信号群を合成する第1合成点と、前記ドハティ増幅部により増幅されて出力された第2信号群を合成する第2合成点とを有し、前記第2合成点は前記第2増幅器と前記第1合成点との間に配置され、かつ前記第1増幅器と前記第2増幅器との増幅器間で生じるリアクタンス成分を補償するリアクタンス補償素子が前記第3増幅器と前記第2合成点との間に配置される合成器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の増幅装置。
  3. 信号生成器を備え、
    前記信号生成器は、前記入力信号の振幅レベルが閾値より高い場合は、前記第1信号群を生成して前記アウトフェーズ増幅部に出力し、前記入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合は、前記第2信号群を生成して前記ドハティ増幅部に出力することを特徴とする請求項2に記載の増幅装置。
  4. 前記第1増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第1増幅器がAB級またはC級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第1増幅器がC級以下の増幅器となるようにまたは動作オフするようにバイアス電圧が供給され、
    前記第2増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第2増幅器が前記第1増幅器と同級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第2増幅器がA級、AB級、またはB級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、
    前記第3増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第3増幅器がC級以下の増幅器となるようにまたは動作オフするようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第3増幅器がC級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給される
    ことを特徴とする請求項3に記載の増幅装置。
  5. 前記第1増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第1増幅器がAB級またはC級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第1増幅器がC級以下の増幅器となるようにまたは動作オフするようにバイアス電圧が供給され、
    前記第2増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第2増幅器が前記第1増幅器と同級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第2増幅器がC級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給され、
    前記第3増幅器は、入力信号の振幅レベルが前記閾値より高い場合、ゲート電圧信号として、前記第3増幅器がC級以下の増幅器となるようにまたは動作オフするようにバイアス電圧が供給され、入力信号の振幅レベルが前記閾値以下の場合、ゲート電圧信号として、前記第3増幅器がA級、AB級、またはB級の増幅器となるようにバイアス電圧が供給される
    ことを特徴とする請求項3に記載の増幅装置。
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