JP7279630B2 - 気相成長装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エピタキシャルウェーハの製造などに用いられる気相成長装置に関するものである。
気相成長装置において、サセプタのウェーハ載置面に、計算から求められた気相成長中のウェーハの反りと一致する曲率半径の凹形状ザグリを形成することで、ウェーハとウェーハ載置面とが均一に接触して良好なウェーハの温度分布が得られ、それにより高品質のエピタキシャルウェーハを効率よく生産できることが知られている(特許文献1)。
特開2008-186944号明細書
しかしながら、上記従来技術は、エピタキシャル膜を形成するときに、ウェーハを支持するキャリアを用いるような気相成長装置におけるサセプタのザグリ形状について、何ら開示していない。
本発明が解決しようとする課題は、ウェーハを支持するキャリアをサセプタに搭載してエピタキシャル膜を形成するときに、キャリアに支持されたウェーハと、キャリアが搭載されたサセプタとの接触を抑制する気相成長装置を提供することである。
本発明は、ウェーハの外周部を支持するリング状のキャリアを用いて、前記ウェーハにCVD膜を形成するための反応室を備えた気相成長装置であって、
前記反応室は、前記ウェーハを支持したキャリアを搭載するサセプタを備え、
前記キャリアの、前記ウェーハの前記外周部を支持する上面と、前記サセプタの、前記ウェーハの裏面と対向する対向面とには、前記CVD膜を形成する間に前記ウェーハに生じる反りに応じた曲率のザグリ面が形成され、
前記ザグリ面は、前記キャリアの上面と前記サセプタの対向面とに沿って一連の面として形成されている、気相成長装置である。
本発明において、前記キャリアの上面に形成されたザグリは、前記ウェーハに前記CVD膜を形成する間において前記ウェーハの前記外周部と面当たりする曲率を有することがより好ましい。
本発明において、前記CVD膜は、シリコンエピタキシャル膜であることがより好ましい。
本発明において、複数の処理前のウェーハを、ウェーハ収納容器から、ファクトリインターフェース、ロードロック室及びウェーハ移載室を介して前記ウェーハに前記CVD膜を形成する前記反応室へ順次搬送するとともに、
複数の処理後のウェーハを、前記反応室から、前記ウェーハ移載室、前記ロードロック室及び前記ファクトリインターフェースを介して前記ウェーハ収納容器へ順次搬送し、
前記ロードロック室は、第1ドアを介して前記ファクトリインターフェースと連通するとともに、第2ドアを介して前記ウェーハ移載室と連通し、
前記ウェーハ移載室は、ゲートバルブを介して前記反応室と連通し、
前記ウェーハ移載室には、前記ロードロック室に搬送されてきた処理前のウェーハをキャリアに支持された状態で前記反応室に投入するとともに、前記反応室において処理を終えた処理後の前記ウェーハをキャリアに支持された状態で前記反応室から取り出して前記ロードロック室に搬送する第1ロボットが設けられ、
前記ファクトリインターフェースには、処理前の前記ウェーハを前記ウェーハ収納容器から取り出し、前記ロードロック室にて待機するキャリアにて支持するとともに、前記ロードロック室に搬送されてきた、キャリアに支持された処理後のウェーハを、前記ウェーハ収納容器に収納する第2ロボットが設けられ、
前記ロードロック室には、キャリアを支持するホルダが設けられていることがより好ましい。
本発明によれば、ウェーハを支持するキャリアをサセプタに搭載してエピタキシャル膜を形成するときに、キャリアに支持されたウェーハと、キャリアが搭載されたサセプタとの接触を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る気相成長装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るキャリアを示す平面図である。 図1の気相成長装置におけるウェーハ及び反応炉のサセプタを含めたキャリアの断面図である。 図1の気相成長装置におけるロードロック室に設けられたホルダを示す平面図である。 図1の気相成長装置におけるウェーハおよびキャリアを含めたホルダの断面図である。 図1の気相成長装置におけるロードロック室におけるウェーハ及びキャリアの移載手順を示す平面図及び断面図である。 図1の気相成長装置における反応室内におけるウェーハ及びキャリアの移載手順を示す平面図及び断面図である。 図1の気相成長装置の反応室内におけるウェーハ(加熱前)、キャリア及びサセプタの位置関係の一例(比較例)を示す断面図である。 図1の気相成長装置の反応室内におけるウェーハ(加熱中)、キャリア及びサセプタの位置関係の一例(比較例)を示す断面図である。 図1の気相成長装置の反応室内におけるウェーハ(加熱前)、キャリア及びサセプタの位置関係の一例(実施例)を示す断面図である。 図1の気相成長装置の反応室内におけるウェーハ(加熱中)、キャリア及びサセプタの位置関係の一例(実施例)を示す断面図である。 図7Bの右側部分を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態に係るキャリアの変形例を拡大して示す断面図である。 図9(A)は、図1の気相成長装置における第1ロボットのハンドの先端に装着された第1ブレードの一例を示す平面図、図9(B)は、図1の気相成長装置におけるキャリア及びウェーハを含めた第1ブレードの断面図である。 図1の気相成長装置におけるウェーハ及びキャリアの取り廻し手順を示す図(その1)である。 図1の気相成長装置におけるウェーハ及びキャリアの取り廻し手順を示す図(その2)である。 図1の気相成長装置におけるウェーハ及びキャリアの取り廻し手順を示す図(その3)である。 図1の気相成長装置におけるウェーハ及びキャリアの取り廻し手順を示す図(その4)である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る気相成長装置1を示すブロック図である。図1の中央に示す気相成長装置1の本体は、平面図により示したものである。本実施形態の気相成長装置1は、いわゆるCVD装置である。本実施形態の気相成長装置1は、一対の反応炉11,11と、単結晶シリコンウェーハなどのウェーハWFをハンドリングする第1ロボット121が設置されたウェーハ移載室12と、一対のロードロック室13と、ウェーハWFをハンドリングする第2ロボット141が設置されたファクトリインターフェース14と、複数枚のウェーハWFを収納したウェーハ収納容器15(カセットケース)を設置するロードポートと、を備える。
ファクトリインターフェース14は、ウェーハ収納容器15が載置されるクリーンルームと同じ大気雰囲気とされた領域である。このファクトリインターフェース14には、ウェーハ収納容器15に収納された処理前のウェーハWFを取り出してロードロック室13へ投入する一方、ロードロック室13へ搬送されてきた処理後のウェーハWFをウェーハ収納容器15へ収納する第2ロボット141が設けられている。第2ロボット141は、第2ロボットコントローラ142により制御され、ロボットハンドの先端に装着された第2ブレード143が、予めティーチングされた所定の軌跡に沿って移動する。
ロードロック室13は、不活性ガス雰囲気とされたウェーハ移載室12と、大気雰囲気とされたファクトリインターフェース14との間で、雰囲気ガスを置換するスペースである。ロードロック室13とファクトリインターフェース14との間には、気密性を有する開閉可能な第1ドア131が設けられ、ロードロック室13とウェーハ移載室12との間には、同じく気密性を有する開閉可能な第2ドア132が設けられている。大気雰囲気を不活性ガスで置換するために、ロードロック室13には、ロードロック室13の内部を真空排気する排気装置と、ロードロック室13に不活性ガスを供給する供給装置とが設けられている。
たとえば、ウェーハ収納容器15から処理前のウェーハWFをウェーハ移載室12に搬送する場合には、ファクトリインターフェース14側の第1ドア131を閉じ、ウェーハ移載室12側の第2ドア132を閉じ、ロードロック室13を不活性ガス雰囲気とした状態で、第2ロボット141を用いて、ウェーハ収納容器15のウェーハWFを取り出し、ファクトリインターフェース14側の第1ドア131を開け、ウェーハWFをロードロック室13に搬送する。次いで、ファクトリインターフェース14側の第1ドア131を閉じて当該ロードロック室13を再び不活性ガス雰囲気にしたのち、ウェーハ移載室12側の第2ドア132を開き、第1ロボット121を用いて、当該ウェーハWFをウェーハ移載室12に搬送する。
逆に、ウェーハ移載室12から処理後のウェーハWFをウェーハ収納容器15へ搬送する場合には、ファクトリインターフェース14側の第1ドア131を閉じ、ウェーハ移載室12側の第2ドア132を閉じ、ロードロック室13を不活性ガス雰囲気とした状態で、ウェーハ移載室12側の第2ドア132を開き、第1ロボット121を用いて、ウェーハ移載室12のウェーハWFをロードロック室13に搬送する。次いで、ウェーハ移載室12側の第2ドア132を閉じて当該ロードロック室13を再び不活性ガス雰囲気にしたのち、ファクトリインターフェース14側の第1ドア131を開き、第2ロボット141を用いて、当該ウェーハWFをウェーハ収納容器15に搬送する。
ウェーハ移載室12は、密閉されたチャンバからなる。ウェーハ移載室12の一方はロードロック室13と開閉可能な気密性を有する第2ドア132を介して接続され、他方は気密性を有する開閉可能なゲートバルブ114を介して接続されている。ウェーハ移載室12には、処理前のウェーハWFをロードロック室13から反応室111へ搬送するとともに、処理後のウェーハWFを反応室111からロードロック室13へ搬送する第1ロボット121が設置されている。第1ロボット121は、第1ロボットコントローラ122により制御され、ロボットハンドの先端に装着された第1ブレード123が、予めティーチングされた動作軌跡に沿って移動する。
気相成長装置1の全体の制御を統括する統括コントローラ16と、第1ロボットコントローラ122と、第2ロボットコントローラ142とは、相互に制御信号を送受信する。そして、統括コントローラ16からの動作指令信号が第1ロボットコントローラ122に送信されると、第1ロボットコントローラ122は、第1ロボット121の動作を制御し、当該第1ロボット121の動作結果が第1ロボットコントローラ122から統括コントローラ16へ送信される。これにより、統括コントローラ16は、第1ロボット121の動作状態を認識する。同様に、統括コントローラ16からの動作指令信号が第2ロボットコントローラ142に送信されると、第2ロボットコントローラ142は第2ロボット141の動作を制御し、当該第2ロボット141の動作結果が第2ロボットコントローラ142から統括コントローラ16へ送信される。これにより、統括コントローラ16は、第2ロボット141の動作状態を認識する。
ウェーハ移載室12には、図示しない不活性ガス供給装置から不活性ガスが供給され、排気口に接続されたスクラバ(洗浄集塵装置)によってウェーハ移載室12のガスが浄化されたのち、系外へ放出される。この種のスクラバは、詳細な図示は省略するが、たとえば従来公知の加圧水式スクラバを用いることができる。
反応炉11は、CVD法によりウェーハWFの表面にエピタキシャル膜を生成するための装置である。反応炉11は、反応室111を備え、当該反応室111内にウェーハWFを載置して回転するサセプタ112が設けられ、また反応室111に水素ガス及びCVD膜を生成するための原料ガス(CVD膜がシリコンエピタキシャル膜の場合は、たとえばジクロロシランSiHCLやトリクロロシランSiHClなど)を供給するガス供給装置113が設けられている。また、反応室111の周囲には、ウェーハWFを所定温度に昇温するための加熱ランプが設けられている(図示は省略)。さらに、反応室111とウェーハ移載室12との間には、ゲートバルブ114が設けられ、ゲートバルブ114を閉塞することで反応室111のウェーハ移載室12との気密性が確保される。これら反応炉11のサセプタ112の駆動、ガス供給装置113によるガスの供給・停止、加熱ランプのON/OFF、ゲートバルブ114の開閉動作の各制御は、統括コントローラ16からの指令信号により制御される。なお、図1に示す気相成長装置1は、一対の反応炉11,11を設けた例を示したが、一つの反応炉11でもよく、3つ以上の反応炉でもよい。
反応炉11にも、ウェーハ移載室12と同様の構成を有するスクラバ(洗浄集塵装置)が設けられている。すなわち、ガス供給装置113から供給された水素ガス又は原料ガスは、反応室111に設けられた排気口に接続されたスクラバによって浄化されたのち、系外へ放出される。このスクラバについても、たとえば従来公知の加圧水式スクラバを用いることができる。
本実施形態の気相成長装置1では、ウェーハWFを、当該ウェーハWFの外周部を支持するリング状のキャリアCを用いて、ロードロック室13と反応室111との間を搬送する。図2Aは、キャリアCを示す平面図、図2Bは、ウェーハWF及び反応炉11のサセプタ112を含めたキャリアCの断面図、図5は、反応室111内におけるウェーハWF及びキャリアCの移載手順を示す平面図及び断面図である。
本実施形態のキャリアCは、たとえばSiC、SiOのようなセラミックスやガラス状炭素などの材料からなり、無端のリング状に形成され、図2Bに示すサセプタ112の上面に載置される底面C11と、ウェーハWFの裏面の外周部全周に接触して支持する上面C12と、外周側壁面C13と、内周側壁面C14とを有する。そして、キャリアCに支持されたウェーハWFが、反応室111内に搬入される場合には、図5(A)の平面図に示すように、第1ロボット121の第1ブレード123にキャリアCを載置した状態で、同図(B)に示すようにサセプタ112の上部まで搬送し、同図(C)に示すようにサセプタ112に対して相対的に上下移動可能に設けられた3つ以上のキャリアリフトピン115により、一旦キャリアCを持ち上げ、同図(D)に示すように第1ブレード123を後退させたのち、同図(E)に示すようにサセプタ112を上昇させることで、サセプタ112の上面にキャリアCを載置する。
逆に、反応室111において処理を終了したウェーハWFをキャリアCに搭載した状態で取り出す場合は、図5(E)に示す状態から、同図(D)に示すようにサセプタ112を下降させてキャリアリフトピン115のみによってキャリアCを支持し、同図(C)に示すように、キャリアCとサセプタ112との間に第1ブレード123を前進させたのち、同図(B)に示すように3つのキャリアリフトピン115を下降させて第1ブレード123にキャリアCを載置し、第1ロボット121のハンドを動作させる。これにより、処理を終了したウェーハWFをキャリアCに搭載した状態で取り出すことができる。
ところで、シリコンエピタキシャル膜のようなCVD膜をウェーハWFの表面に形成する際には、ウェーハWFの表面と裏面の温度差、ウェーハWFの自重、形成されるCVD膜とウェーハWFの不純物原子の結晶格子定数の差、その他の要因によって、ウェーハWFに反りが生じる。図6Aは、本実施形態の気相成長装置1の反応炉11において、ウェーハWFを搭載したキャリアCをサセプタ112に載置したときの、加熱前のウェーハWF、キャリアC、及びサセプタ112を示す縦断面図であり、図6Bは、加熱中の縦断面図である。ウェーハWFは、加熱されると、たとえば図6Bに示すように、下に凸の形状に反る。このとき、キャリアCとサセプタ112に形成されたザグリが、ウェーハWFの反りに対して小さな曲率を有し、十分な隙間が存在しない場合には、図6Bに示すように、ウェーハWFはサセプタ112に接触することがある。このようにウェーハWFとサセプタ112とが接触すると、ウェーハWFのサセプタ112に接触した部分に傷がつき、ウェーハWFの結晶にスリップ欠陥が生じることがある。
そのため、本実施形態のキャリアC及びサセプタ112には、キャリアCの上面C12と、サセプタ112のウェーハと対向する対向面112aとにザグリ面Fc,Fsが形成されている。そして、キャリアCの上面C12と、サセプタ112のウェーハとの対向面112aとに形成されたザグリ面Fc,Fsの曲率は、CVD膜をウェーハWFに形成する際にウェーハWFに生じる反りに応じた曲率とされている。
図7Aは、本実施形態の気相成長装置1の反応炉11において、ウェーハWFを搭載したキャリアCをサセプタ112に載置したときの、加熱前のウェーハWF、キャリアC、及びサセプタ112を示す縦断面図であり、図7Bは、加熱中の縦断面図である。本実施形態のザグリ面Fc,Fsは、たとえば、図7Aに示すような、キャリアCの上面C12に形成されたザグリ面Fcと、サセプタ112のウェーハWFの裏面と対向する対向面112aに形成されたザグリ面Fsとを含んで構成されている。すなわち、図7Aに示すように、サセプタ112の上面には、平面視において円形とされた対向面(底面)112aを有する凹部112bが形成され、この凹部112bに、キャリアCが載置される。そして、図7Aに示すように、キャリアCの上面C12とサセプタ112の対向面112aとに、一連の面となるザグリ面Fc,Fsが形成されている。これらザグリ面Fc,Fsの曲率を、CVD膜を形成する間にウェーハWFに生じる反りに応じて大きくすると(曲率半径を小さくすると)、ウェーハWFが加熱されて図7Bに示すように下に凸の形状に反ったとしても、ウェーハWFとサセプタ112との接触を抑制することができる。
本実施形態のキャリアCのザグリ面Fcとサセプタ112のザグリ面Fsとは、図7Aに示すように、キャリアCとサセプタ112とにおいて、曲率中心点と曲率が共通する一連の面として形成されている。すなわち、本実施形態のキャリアCのザグリ面Fcとサセプタ112のザグリ面Fsとは、サセプタ112を正面視又は側面視で見た場合(図7Aのような縦断面図)に、曲率中心点と曲率が共通する面となる。
ザグリ面Fc,Fsの曲率は、CVD膜をウェーハWFに形成する際にウェーハWFに生じる反りに応じた曲率とすることが好ましい。ここで、この反りに応じた曲率とは、少なくとも、ウェーハWFが、CVD処理中に、サセプタ112の対向面112aに接触しない値とすることが必要である。ただし、ウェーハWFがサセプタの対向面112aに接触しない値であれば、その曲率はウェーハWFの反りと同じである必要はない。図8Aは、図7Aの右側部分を拡大して示す断面図、図8Bは、図7Bの右側部分を拡大して示す断面図である。図8A及び図8Bに示すキャリアCのザグリ面Fcは、ウェーハWFが加熱されて下に凸の形状に反ったときに、ウェーハWFの外周部と面当たりする曲率となるように形成されている。これにより、キャリアCは、ウェーハWFをより一層安定して支持することができる。ただし図8Bに示すようにキャリアCのザグリ面Fcの曲率をウェーハWFの反りの曲率に一致させる必要はなく、キャリアCのザグリ面Fcの曲率をウェーハWFの反りの曲率より大きい曲率にして、ザグリ面FcとウェーハWFの外縁とを線当たりするようにしてもよい。
また本実施形態の気相成長装置1では、キャリアCを、ロードロック室13から反応室111までの工程間を搬送するため、ロードロック室13において、処理前のウェーハWFをキャリアCに載置し、処理後のウェーハWFをキャリアCから取り出す。そのため、ロードロック室13には、キャリアCを上下2段に支持するホルダ17が設けられている。図3Aは、ロードロック室13に設けられたホルダ17を示す平面図、図3Bは、ウェーハWFを含めたホルダ17の断面図である。本実施形態のホルダ17は、固定されたホルダベース171と、当該ホルダベース171に対して上下に昇降可能に設けられた、2つのキャリアCを上下2段に支持する第1ホルダ172及び第2ホルダ173と、ホルダベース171に対して上下に昇降可能に設けられた3つのウェーハリフトピン174と、が設けられている。
第1ホルダ172及び第2ホルダ173(図3Aの平面図では、第2ホルダ173が第1ホルダ172により隠れているため、第1ホルダ172のみを図示する。)は、キャリアCを4点で支持するための突起を有し、第1ホルダ172には1つのキャリアCが載置され、第2ホルダ173にも1つのキャリアCが載置される。なお、第2ホルダ173に載置されるキャリアCは、第1ホルダ172と第2ホルダ173との間の隙間に挿入される。
図4は、ロードロック室13におけるウェーハWF及びキャリアCの移載手順を示す平面図及び断面図であり、同図(B)に示すように第1ホルダ172にキャリアCが支持されている状態で、当該キャリアCに処理前のウェーハWFを搭載する手順を示す。すなわち、ファクトリインターフェース14に設けられた第2ロボット141は、ウェーハ収納容器15に収納された1枚のウェーハWFを第2ブレード143に載せ、ロードロック室13の第1ドア131を介して、同図(B)に示すようにホルダ17の上部まで搬送する。次いで、同図(C)に示すように、ホルダベース171に対して3つのウェーハリフトピン174を上昇させ、ウェーハWFを一旦持ち上げ、同図(D)に示すように第2ブレード143を後退させる。なお、3つのウェーハリフトピン174は、同図(A)の平面図に示すように、第2ブレード143と干渉しない位置に設けられている。次いで、同図(D)及び(E)に示すように、3つのウェーハリフトピン174を下降させるとともに第1ホルダ172及び第2ホルダ173を上昇させることで、キャリアCにウェーハWFを搭載する。
逆に、キャリアCに載置された状態でロードロック室13に搬送されてきた処理後のウェーハWFを、ウェーハ収納容器15へ搬送する場合には、図4(E)に示す状態から、同図(D)に示すように3つのウェーハリフトピン174を上昇させるとともに第1ホルダ172及び第2ホルダ173を下降させ、ウェーハリフトピン174のみによってウェーハWFを支持し、同図(C)に示すようにキャリアCとウェーハWFとの間に第2ブレード143を前進させたのち、同図(B)に示すように3つのウェーハリフトピン174を下降させて第2ブレード143にウェーハWFを載せ、第2ロボット141のハンドを動作させる。これにより、処理を終了したウェーハWFをキャリアCからウェーハ収納容器15へ取り出すことができる。なお、図4(E)に示す状態は、処理を終了したウェーハWFがキャリアCの搭載された状態で第1ホルダ172に搬送されているが、第2ホルダ173に搬送された場合も同様の手順で、ウェーハWFをキャリアCからウェーハ収納容器15へ取り出すことができる。
図9(A)は、第1ロボット121のハンドの先端に装着された第1ブレード123の一例を示す平面図、図9(B)は、キャリアC及びウェーハWFを含めた第1ブレード123の断面図である。本実施形態の第1ブレード123は、短冊板状の本体の一面に、キャリアCの外周側壁面C13に対応した径の第1凹部124が形成されている。第1凹部124の径は、キャリアCの外周側壁面C13の径よりわずかに大きく形成されている。そして、第1ロボット121は、ウェーハWFを載せた又は空のキャリアCを搬送する場合には、キャリアCを第1凹部124に載せる。
次に、本実施形態の気相成長装置1における、エピタキシャル膜の生成前(以下、単に処理前ともいう)及びエピタキシャル膜の生成後(以下、単に処理後ともいう)のウェーハWFと、キャリアCとを、取り廻す手順を説明する。図10A~図10Dは、本実施形態の気相成長装置におけるウェーハ及びキャリアの取り廻し手順を示す模式図であり、図1の一方側のウェーハ収納容器15、ロードロック室13及び反応炉11に対応し、ウェーハ収納容器15には、複数枚のウェーハW1,W2,W3…(たとえば合計25枚)が収納され、この順で処理を開始するものとする。
図10Aの工程S0は、これから気相成長装置1を用いて処理を開始するスタンバイ状態を示し、ウェーハ収納容器15には、複数枚のウェーハW1,W2,W3…(たとえば合計25枚)が収納され、ロードロック室13の第1ホルダ172には空のキャリアC1が支持され、第2ホルダ173には空のキャリアC2が支持され、ロードロック室13は不活性ガス雰囲気になっているものとする。
次の工程S1において、第2ロボット141は、ウェーハ収納容器15に収納されたウェーハW1を第2ブレード143に載せ、ロードロック室13の第1ドア131を開け、第1ホルダ172に支持されたキャリアC1に移載する。この移載の手順は、図4を参照して説明したとおりである。
次の工程S2において、ロードロック室13の第1ドア131を閉め、第2ドア132も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を再び不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第2ドア132を開け、第1ロボット121の第1ブレード123にキャリアC1を載せ、反応炉11のゲートバルブ114を開き、当該ゲートバルブ114を介してウェーハW1が搭載されたキャリアC1をサセプタ112に移載する。この移載の手順は、図4を参照して説明したとおりである。工程S2~S4において、反応炉11では、ウェーハW1に対するCVD膜の生成処理が行われる。
すなわち、処理前のウェーハW1が搭載されたキャリアC1を反応室111のサセプタ112に移載してゲートバルブ114を閉じ、所定時間だけ待機したのち、ガス供給装置113により反応室111に水素ガスを供給して反応室111を水素ガス雰囲気とする。次いで加熱ランプにて反応室111のウェーハW1を所定温度に昇温し、必要に応じてエッチングや熱処理などの前処理を施したのち、ガス供給装置113により原料ガスやドーパントガスの流量および/又は供給時間を制御しながら供給する。これにより、ウェーハW1の表面にCVD膜が生成される。CVD膜が形成されたら、ガス供給装置113により反応室111に再び水素ガスを供給して反応室111を水素ガス雰囲気に置換したのち、所定時間だけ待機する。
このように工程S2~S4において、反応炉11によりウェーハW1に処理を行っている間、第2ロボット141は、ウェーハ収納容器15から次のウェーハW2を取り出し、次の処理の準備をする。その前に、本実施形態では、工程S3において、ロードロック室13の第2ドア132を閉め、第1ドア131も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第2ドア132を開け、第1ロボット121により、第2ホルダ173に支持されているキャリアC2を第1ホルダ172に移載し、第2ドア132を閉じる。これに続いて、工程S4において、第2ロボット141は、ウェーハ収納容器15に収納されたウェーハW2を第2ブレード143に載せ、第1ドア131を開けて、ロードロック室13の第1ホルダ172に支持されたキャリアC2に移載する。
このように本実施形態では、工程S3を追加し、ウェーハ収納容器15に収納された処理前のウェーハWFは、ロードロック室13のホルダ17の最上段のホルダである第1ホルダ172に搭載する。これは以下の理由による。すなわち、工程S2に示すように、次のウェーハW2を搭載する空のキャリアC2が第2ホルダ173に支持されている場合、これにウェーハW2を搭載すると、処理後のウェーハW1を搭載したキャリアC1が第1ホルダ172に移載される可能性がある。本実施形態の気相成長装置1のキャリアCは、反応室111にまで搬送されるため、キャリアCがパーティクルの発生要因となり、処理前のウェーハW2の上部にキャリアC1が支持されると、処理前のウェーハW2に塵埃が落下するおそれがある。そのため、処理前のウェーハWFは、ロードロック室13のホルダ17の最上段のホルダ(第1ホルダ172)に搭載するように、工程S3を追加して、空のキャリアC2を第1ホルダ172に移載する。
工程S5において、ロードロック室13の第1ドア131を閉め、第2ドア132も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、反応炉11のゲートバルブ114を開き、第1ロボット121の第1ブレード123を反応室111に挿入して、処理後のウェーハW1を搭載したキャリアC1を載せ、反応室111から取り出し、ゲートバルブ114を閉じた後、第2ドア132を開いて、ロードロック室13の第2ホルダ173に移載する。これに続いて、第1ロボット121の第1ブレード123に、第1ホルダ172に支持されたキャリアC2を載せ、この処理前のウェーハW2を搭載したキャリアC2を、工程S6に示すように、ウェーハ移載室12を介して、ゲートバルブ114を開けて反応炉11のサセプタ112に移載する。
工程S6~S9において、反応炉11では、ウェーハW2に対するCVD膜の生成処理が行われる。すなわち、処理前のウェーハW2が搭載されたキャリアC2を反応室111のサセプタ112に移載してゲートバルブ114を閉じ、所定時間だけ待機したのち、ガス供給装置113により反応室111に水素ガスを供給して反応室111を水素ガス雰囲気とする。次いで加熱ランプにて反応室111のウェーハW2を所定温度に昇温し、必要に応じてエッチングや熱処理などの前処理を施したのち、ガス供給装置113により原料ガスやドーパントガスの流量および/又は供給時間を制御しながら供給する。これにより、ウェーハW2の表面にCVD膜が生成される。CVD膜が形成されたら、ガス供給装置113により反応室111に再び水素ガスを供給して反応室111を水素ガス雰囲気に置換したのち、所定時間だけ待機する。
このように工程S6~S9において、反応炉11によりウェーハW2に処理を行っている間、第2ロボット141は、処理後のウェーハW1をウェーハ収納容器15に収納するとともに、ウェーハ収納容器15から次のウェーハW3を取り出し、次の処理の準備をする。すなわち、工程S7において、ロードロック室13の第2ドア132を閉め、第1ドア131も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第1ドア131を開け、第2ロボット141により、第2ホルダ173に支持されているキャリアC1から処理後のウェーハW1を第2ブレード143に載せ、工程S8に示すように当該処理後のウェーハW1をウェーハ収納容器15に収納する。これに続いて、上述した工程S3と同様に、工程S8において、ロードロック室13の第1ドア131を閉め、第2ドア132も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第2ドア132を開け、第1ロボット121により、第2ホルダ173に支持されているキャリアC1を第1ホルダ172に移載する。
これに続いて、工程S9において、ロードロック室13の第2ドア132を閉め、第1ドア131も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第2ロボット141により、ウェーハ収納容器15に収納されたウェーハW3を第2ブレード143に載せ、工程S9に示すように、第1ドア131を開け、ロードロック室13の第1ホルダ172に支持されたキャリアC1に移載する。
工程S10においては、上述した工程S5と同様に、ロードロック室13の第1ドア131を閉め、第2ドア132も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、反応炉11のゲートバルブ114を開き、第1ロボット121の第1ブレード123を反応室111に挿入して、処理後のウェーハW2を搭載したキャリアC2を載せ、ゲートバルブ114を閉じた後、第2ドア132を開いて、反応室111からロードロック室13の第2ホルダ173に移載する。これに続いて、第1ロボット121の第1ブレード123に、第1ホルダ172に支持されたキャリアC1を載せ、この処理前のウェーハW3を搭載したキャリアC1を、工程S11に示すように、ウェーハ移載室12を介して、反応炉11のサセプタ112に移載する。
工程S10において、上述した工程S7と同様に、ロードロック室13の第2ドア132を閉め、第1ドア131も閉めた状態で、ロードロック室13の内部を不活性ガス雰囲気に置換する。そして、第1ドア131を開け、第2ロボット141により、第2ホルダ173に支持されているキャリアC2から処理後のウェーハW2を第2ブレード143に載せ、工程S11に示すように当該処理後のウェーハW2をウェーハ収納容器15に収納する。以下、ウェーハ収納容器15に収納された全ての処理前のウェーハWFの処理が終了するまで、以上の工程を繰り返す。
以上のとおり、本実施形態の気相成長装置1では、キャリアCのウェーハWFの外周部を支持する上面C12と、サセプタ112のウェーハWFと対向する対向面112aとに、CVD膜を形成する間にウェーハWFに生じる反りに応じた曲率のザグリ面Fc,Fsが形成され、これらのザグリ面Fc及びザグリ面Fsは、キャリアCの上面C12と、サセプタ112の対向面112aに沿って一連の面として形成されている。これにより、ウェーハWFを支持するキャリアCをサセプタ112に搭載してCVD膜を形成するときに、キャリアCに支持されたウェーハWFと、キャリアCが搭載されたサセプタ112との接触を抑制することができる。この場合、キャリアCの上面C12に形成されたザグリ面Fcが、ウェーハWFにCVD膜を形成する間にウェーハWFの外周部と面当たりする曲率を有すると、より一層安定して支持することができる。
1…気相成長装置
11…反応炉
111…反応室
112…サセプタ
112a…対向面
112b…凹部
113…ガス供給装置
114…ゲートバルブ
115…キャリアリフトピン
12…ウェーハ移載室
121…第1ロボット
122…第1ロボットコントローラ
123…第1ブレード
124…第1凹部
13…ロードロック室
131…第1ドア
132…第2ドア
14…ファクトリインターフェース
141…第2ロボット
142…第2ロボットコントローラ
143…第2ブレード
15…ウェーハ収納容器
16…統括コントローラ
17…ホルダ
171…ホルダベース
172…第1ホルダ
173…第2ホルダ
174…ウェーハリフトピン
C…キャリア
C11…底面
C12…上面
C12a…ザグリ(キャリア)
C13…外周側壁面
C14…内周側壁面
WF…ウェーハ
Fc,Fs…ザグリ面

Claims (4)

  1. ウェーハの外周部を支持するリング状のキャリアを用いて、前記ウェーハにCVD膜を形成するための反応室を備えた気相成長装置であって、
    前記反応室は、前記ウェーハを支持したキャリアを搭載するサセプタを備え、
    前記キャリアの、前記ウェーハの前記外周部を支持する上面と、前記サセプタの、前記ウェーハの裏面と対向する対向面とには、前記CVD膜を形成する間に前記ウェーハに生じる反りに応じた曲率のザグリ面が形成され、
    前記ザグリ面は、前記キャリアの上面と前記サセプタの対向面とに沿って、曲率中心点と曲率が共通する一連の面として形成されている、気相成長装置。
  2. 前記キャリアの上面に形成されたザグリは、前記ウェーハに前記CVD膜を形成する間において前記ウェーハの前記外周部と面当たりする曲率を有する、請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 前記CVD膜は、シリコンエピタキシャル膜である、請求項1または2に記載の気相成長装置。
  4. 複数の処理前のウェーハを、ウェーハ収納容器から、ファクトリインターフェース、ロードロック室及びウェーハ移載室を介して前記ウェーハに前記CVD膜を形成する前記反応室へ順次搬送するとともに、
    複数の処理後のウェーハを、前記反応室から、前記ウェーハ移載室、前記ロードロック室及び前記ファクトリインターフェースを介して前記ウェーハ収納容器へ順次搬送し、
    前記ロードロック室は、第1ドアを介して前記ファクトリインターフェースと連通するとともに、第2ドアを介して前記ウェーハ移載室と連通し、
    前記ウェーハ移載室は、ゲートバルブを介して前記反応室と連通し、
    前記ウェーハ移載室には、前記ロードロック室に搬送されてきた処理前のウェーハをキャリアに支持された状態で前記反応室に投入するとともに、前記反応室において処理を終えた処理後のウェーハをキャリアに支持された状態で前記反応室から取り出して前記ロードロック室に搬送する第1ロボットが設けられ、
    前記ファクトリインターフェースには、処理前のウェーハを前記ウェーハ収納容器から取り出し、前記ロードロック室にて待機するキャリアにて支持するとともに、前記ロードロック室に搬送されてきた、キャリアに支持された処理後のウェーハを、前記ウェーハ収納容器に収納する第2ロボットが設けられ、
    前記ロードロック室には、キャリアを支持するホルダが設けられている、請求項1~3のいずれか一項に記載の気相成長装置。
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