JP7279224B2 - 電子機器 - Google Patents

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JP7279224B2
JP7279224B2 JP2022028170A JP2022028170A JP7279224B2 JP 7279224 B2 JP7279224 B2 JP 7279224B2 JP 2022028170 A JP2022028170 A JP 2022028170A JP 2022028170 A JP2022028170 A JP 2022028170A JP 7279224 B2 JP7279224 B2 JP 7279224B2
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Description

表示装置及びその作製方法及び表示装置を用いた屋内の環境管理システムに関する。
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書などで開示する発明
の一態様の技術分野は、物、方法、製造方法、またはシステムに関するものである。また
は、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポ
ジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示
する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装
置、照明装置、蓄電装置、記憶装置、撮像装置、それらの動作方法、または、それらの製
造方法、またはそれらのシステムを一例として挙げることができる。
なお、本明細書などにおいて半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装
置全般を指す。トランジスタ、半導体回路は半導体装置の一態様である。また、記憶装置
、表示装置、撮像装置、電子機器は、半導体装置を有する場合がある。
液晶表示装置や電子ペーパーなどの表示装置が普及し、多くの人々が携帯して表示装置を
色々な目的で使用している。
また、屋内においてもテレビの薄型化が進み、壁掛けのできる表示サイズであれば、高精
細な表示を家庭で視聴することができるようになっている。
これらの表示装置は、表示部にガラス基板を用いていることが多く、破損する恐れがあっ
た。特許文献1には、破損しにくい表示装置、電子機器、または照明装置として、可撓性
を有する基板(ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド樹脂など)を用いた表示装
置を作製し、さらにその基板に接して、その基板よりもやわらかい材料、具体的にはヤン
グ率が小さい材料(シリコーンゴム、フッ素ゴムなど)で形成された基板を設ける構成が
開示されている。
特開2015-62060
使用者が携帯する表示装置としては、小型であり、軽量であることが望まれるため、ガラ
ス基板を用いる表示装置ではなく、プラスチックフィルムを用いることが望まれる。プラ
スチックフィルムを用いれば、ガラス基板のように割れることも軽減される。
また、タッチ入力が可能であることも使用者にとって望まれるため、手の指や肌が触れて
も違和感のない表面を有する表示装置であることが好ましい。
しかしながら、表示装置にプラスチックフィルムを用いる場合、表示部の表面が傷つきや
すい欠点を有している。また、ガラス基板を用いる場合と比較して、プラスチックフィル
ムは、水分などのブロック性が低いため、表示装置の信頼性が低下する欠点を有している
また、プラスチックフィルムを用いる表示装置の応用として、曲面を有する表示部とする
こともできる。
使用者が携帯する表示装置としては、小型であり、軽量なものが望まれるため、材料がガ
ラス基板であるか、プラスチックフィルムであるか、を問わず表示面積が小さくなってし
まう。消費電力においても小型であるほうが表示に関係する電力が小さくできる。しかし
、使用者がタッチ入力や、視聴する上では表示面積が大きいことが望まれる。これらのこ
とを勘案すると、一つのデバイスで使用者が求める上記二つの要望を満たすことは困難で
ある。
そこで、本明細書では、いろいろな場所、例えば曲面、凸部、凹部、エッジ部などに配置
可能な信頼性の高いフレキシブルな表示装置を提供し、同期させることのできる複数の電
子機器を自由な位置に配置させることを課題とする。
また、物品の任意の場所にフレキシブルな表示装置が配置され、フレキシブルな表示装置
を有する物品も提供することを課題とする。例えば、その物品とは、椅子、ソファ、ベッ
ド、タンスなどの家具、または室内装飾品、台所用品などである。
また、新規なデバイスを提供することを課題の一つとする。
また、製造コストを低減することも課題の一つとする。表示パネルの設計にあたり、表示
エリアのサイズに合わせて設計する場合、そのサイズの製造マスク(例えばフォトマスク
)を用意し、マスク費用が高価なものとなってしまう。コストを低減するため、大面積基
板を用い、一枚の基板に複数の表示パネルを作製することが一般的になされている。しか
し、表示パネルのエリアごとに作製する場合、表示エリアのサイズが少しでも違うと、別
のマスクを用意することとなってしまう。
また、物品の任意の場所にフレキシブルな表示装置が配置され、フレキシブルな表示装置
を有する物品が屋内に設置されると、例えば、一つの部屋に表示サイズの異なる複数の表
示装置が存在することとなる。一人の使用者が複数のデバイスをトータルの電力を考慮し
て管理することは困難であり、個人または一つの家庭で保有される複数の表示装置に使用
される電力を効率よく制御する管理システムが望まれる。また、一つの部屋の明るさは複
数の照明や、テレビからの光や、窓からの光によって左右されるため、明るさなどの屋内
環境を管理するシステムが望まれている。特にテレビの輝度性能が向上し、テレビの表示
画面自身が部屋の照明となりうるため、屋内の照明の輝度などとのバランスや、テレビの
配置(照明器具との位置関係や窓との位置関係)によって必要のない電力消費が生じる問
題がある。
テレビの画質調整機能は標準的に備えられ、使用者が自由に設定可能にしてあるが、高性
能のテレビは画質調整が複雑であり、使用者のほとんどは、テレビメーカーが予め用意し
てあるモード(映画などの高画質モード、省電力モードなど)を選択するだけにとどまっ
ている。従って、今後もテレビがさらに高画質化しても、使用者が見る環境や好みに合わ
せてテレビの最適な表示ができているとは言いにくい。
曲げることのできる電子機器または曲げられた状態で固定された電子機器の構成において
、少なくとも外力が加えられることによって曲げられる部分には樹脂を含む配線、または
金属ナノ粒子を含む配線を用いる。これらの配線は、印刷法、液滴吐出法(インクジェッ
ト法など)を用いて形成する。
フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルにおいて、曲げなどの変形により、クラック
が形成されることが表示パネルの破壊につながる。クラックが形成される領域は、無機絶
縁膜や、金属配線などの無機材料で形成されている領域である。有機材料膜に比べて無機
絶縁膜や金属配線は伸縮性が小さいため、クラックが形成されやすい。
フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルは、全体を均一な構成とすると、どこでも曲
げられる表示装置となる。また、フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルだけでは独
立して形状を維持することが困難であるため、構造体によって保持する。例えば曲面を有
する構造体に保持する場合は、曲面に沿ってフレキシブルなフィルムを用いた表示パネル
も曲げられる。電子機器において、フレキシブルなフィルムを曲げた状態で固定される場
合には、製造時に曲げられた後は固定される。また、電子機器において、使用者の操作に
より変形する部分を有する場合には、特定の部分のみが繰りかえし曲げられる。このよう
な場所は、フィルム上の絶縁層に複数の開口を一方向に並べておけば並べた方向が折り目
となり、曲げやすくすることができる。また、複数の開口には粘弾性を有する高分子材料
層、例えば、シリコーン樹脂などで覆う構成とするとフィルムの保護にもなる。
本明細書で開示する発明の構成は、フィルム上に配線と、配線上に絶縁層と、絶縁層上に
粘弾性を有する高分子材料層とを有し、絶縁層は開口を有し、開口と重なる配線の上面及
び側面は、高分子材料層と接している表示装置である。
また、他の発明の構成は、フィルム上に部分的に金属ナノ粒子を用いる配線を形成する。
部分的に金属ナノ粒子を用いる配線とすることで伸縮性を有する配線を実現する。金属ナ
ノ粒子は、水素雰囲気中でアーク溶解することによって形成することができ、金属ナノ粒
子に用いる金属は、Cu、Ag、Au、Zn、Al、Mg、Sc、Ti、Zr、V、Nb
、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Co、Ni、Pd、Ptなどが挙げられる。また
、これらの金属を組み合わせた合金も金属ナノ粒子にすることができる。
さらに、金属ナノ粒子を用いる配線の周囲は有機樹脂膜となるようにする。また、曲げる
領域に配置される配線の一部を露出させた後、インクジェットなどの塗布法を用い、粘弾
性を有する高分子材料層、例えば、シリコーン樹脂などで覆う構成としてもよい。
本明細書で開示する他の発明の構成は、フィルム上に配線と、配線上に絶縁層と、絶縁層
上に粘弾性を有する高分子材料層とを有し、絶縁層は開口を有し、開口と重なる配線の上
面及び側面は、金属ナノ粒子を含む導電層と接し、導電層は、高分子材料層と接している
表示装置である。
また、下地の絶縁層に凹凸を持たせ、実質的な配線の長さを長くさせることが好ましい。
表示パネルを大きく曲げた場合においても断線が生じないようにすることができる。
フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルは、曲面に沿って配置することができる。急
峻に曲がる箇所には、樹脂を含む配線、または金属ナノ粒子を含む配線を用いる。
フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルは、絶縁層の開口の部分でフィルムが曲げら
れ、曲げた状態で加熱して金属ナノ粒子を含む配線を変形させてもよい。
また、上記各構成において、配線は、フィルム上に設けられたトランジスタと電気的に接
続している構成としてアクティブマトリクス型の表示装置とする。トランジスタは、酸化
物半導体、または14族の元素を含む半導体を用いることができる。また、トランジスタ
は、14族の元素を含む半導体の一種である1μm未満の結晶粒サイズを有するダイヤモ
ンドの集合体からなる半導体を用いてもよい。
また、一つの表示部を複数のパネルで構成する。さらに、一つの表示部を構成する複数枚
のパネルを曲面に沿って配置する。複数枚のパネルを利用することで製造コストを低減で
きる。2枚の表示パネルの一部を重ねることで表示エリアを2倍にすることができる。1
枚の表示パネルを1単位として、2枚、4枚、6枚、9枚とそれぞれを重ね合わせること
で1つの表示パネルを用意する。こうすることで共通の製造マスクを用いて、複数種類の
エリアを有する表示パネルを作製できるため、コスト低減ができる。即ち、作製した表示
パネルを無駄なく使用することが可能となる。また、プロセスもほぼ同じままで問題ない
ため、歩留まり向上にも貢献できる。従来では、一つ一つの製品ごとにそれぞれのマスク
を製造し、それらを用いて作製していたが、共通のマスクのみでいろいろな製品の表示パ
ネルを用意できる。
また、表示部として限定されず、照明としても機能する。照明として用いる場合は、パッ
シブ型の発光装置としてもよく、その場合にはフィルム上にトランジスタを設けない。
また、上記各構成において、フィルムは、衝撃吸収材からなる部材に固定する。
また、車両の一例である自動車の座席や、自動車のダッシュボードなどの移動体に装備さ
れる部品にフレキシブルな表示部を設けることができる。自動車の座席や、車のダッシュ
ボードなどは、衝撃吸収材からなる部材を有している。具体的には、一つの表示部を複数
の表示パネルで構成する。車種によって内部の部品サイズが異なるが、そのサイズに合わ
せて表示パネルの枚数を増減させて組み合わせればよい。共通の表示パネルを用いるため
、表示部の製造コストを低減することができる。
また、椅子や、ソファなどの家具の表面、具体的には曲面にフレキシブルな表示部を設け
ることができる。例えば、上述したフィルムを椅子の背もたれ部または着座部に固定する
ことで電子機器を実現する。椅子や、ソファなどは衝撃吸収材からなる部材を有している
。椅子や、ソファなどは、使用者と接する部分があるため、その部分に表示部を設けるこ
とが困難であったが、本明細書に開示する表示部であれば、可能である。
また、他の発明の構成は、フィルムを有する表示パネルを複数有し、複数の表示パネルが
一方向に並べられて一つの表示画面を構成し、隣り合う表示パネルのフィルムは一部重な
り、フィルムの重なる部分は、曲面を有する電子機器である。
具体的には、一つの表示部を複数の表示パネルで構成する。表示パネルのフィルムは、椅
子の背もたれ部または着座部に固定する。使用者と接触して押された場合に複数の表示パ
ネルの隙間が広がり、一時的に表示画面が分割されるが、押し戻されて元の状態になった
時には元通りとなる。即ち、椅子やソファの背もたれ部に表示部を配置して、使用者の背
中に接触して押された場合には、つなぎ目部分で1つの表示部が2つの表示部に画面が分
割されるが、背中が接しているため分割部分が隠れる。そして背中を表示部から離せば元
通りになる。また、つなぎ目があることで外力を分散でき、表示部へのダメージを低減で
きる。
フレキシブルなフィルムを用いた表示パネルは、高画質の画面とすることも可能であるが
、メリットとしては持ち運びができる点、省スペースで済む点、設置箇所を問わない点、
落としてもガラスを用いていないので画面が割れない点、ガラス基板で作製されるパネル
サイズを越える大画面を実現できる点で特徴を出すことができる。従って、個人がフレキ
シブルな表示パネルを所有する需要を考慮すると、サブディスプレイとしての用途が有望
である。例えば、スマートフォンなどの情報端末と、そのスマートフォンから画像データ
を出力できるフレキシブルな表示パネルを利用すれば、スマートフォンよりも大画面のフ
レキシブルな表示パネルが活用できる。例えば、据え置きのテレビを所有せず、背もたれ
部に表示部を有する椅子や、背もたれ部に表示部を有するソファを部屋に設置し、その表
示部での視聴と、スマートフォンの画面での視聴で使い分けるといったことが考えられる
また、据え置きのテレビを含む複数の表示装置や照明装置などが混在した屋内において、
複数のデバイスを制御し、それらの環境を管理する管理システムを提供する。そのために
、ネットに接続させ、クラウドコンピューティングシステム(以下、クラウドと呼ぶ)を
利用する。複数の表示装置を所有することによりトータルの消費電力の増加は避けにくい
が、クラウドを用いて複数の表示装置の使い分けを制御し、電力消費を分散させることで
増加分を縮小することを目的としている。
クラウドはサーバコンピュータと、データベースを記憶した記憶装置とを少なくとも有す
る。サーバコンピュータは一つでも複数でもよい。データベースは一つのサーバコンピュ
ータに記憶させていてもよいし、複数のサーバコンピュータに分けて記憶させていてもよ
い。
または、複数のデバイスをネットに接続させ、webを介したAPI(Applicat
ion Program Interface)を利用する。APIはオペレーティング
システムやミドルウェアが提供するプログラミングのためのインターフェースであり、イ
ンターフェース仕様を決めておくことでアプリケーション開発者がこれらの機能を利用で
きるようにしたものである。
表示装置の一つである据え置きテレビに光センサが設けられ、テレビの周囲の明るさを認
識する製品もあるが、そのテレビが発する光を含めて測定する光センサが設置されないの
で、テレビ中心に画質調整が行われる。従ってテレビ以外のデバイスで屋内の明るさをセ
ンシングして、テレビ画面からの発光を考慮して、使用者中心に画質調整が行われ、且つ
、屋内の照明調整も行われることが好ましい。また、最適な表示に調節できても、停電な
どがあると設定が全て初期設定になってしまい、一からやり直しとなってしまうため、画
質調整は、サーバコンピュータに記憶させておくことが好ましい。
また、高性能なテレビに高画質の表示をさせ続けると、画像によっては部分的に高い輝度
を維持するため、その部分の画素が劣化し、部分的に表示品質が落ち、表示装置の寿命を
短縮することに繋がる恐れがある。また、同じ画像を長時間表示すると液晶表示装置や有
機EL表示装置において表示の焼き付き現象が生じる恐れがある。特に液晶表示装置より
も有機EL表示装置においては赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子でそれぞれ発
光材料が異なるため、発光色の材料ごとに寿命が異なり、局所的な画素の劣化は生じやす
い。また、有機EL表示装置においては赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子でそ
れぞれ発光面積が異なっている場合もある。そこで、テレビの表示部に表示される画像デ
ータを随時取得し、膨大なデータをサーバコンピュータに蓄積し、局所的な画素の劣化が
生じないように画像データを作成(または加工)して表示する劣化防止モードを設けるこ
とで、表示部の品質を維持する。なお、画像データを作成するためにはCPUなどを用い
て画像データを作製する必要があるため、クラウドを利用する、またはwebを介したA
PIを利用する。例えば、ドラマの表示時には高画質モードとし、ドラマの間のコマーシ
ャル画像表示時には劣化防止モードにする、或いはニュース番組の表示時には劣化防止モ
ードとすると、高画質な表示を長期間にわたり維持することができる。劣化防止モード時
の画像データはクラウドやwebを介したAPIを利用して作製し、テレビに配信される
。劣化防止モードの表示は、鑑賞者にとっては目を休憩する時間を設けるタイミングにす
ることができ、目の疲れを緩和できる。
また、屋内にテレビ以外の表示装置がある場合、テレビの表示部でドラマを鑑賞し、コマ
ーシャル画像の時にテレビは劣化防止モードに切り替わり、その劣化防止モードの間のコ
マーシャル画像は他の表示装置(テレビよりも画面サイズの小さいスマートフォン、スマ
ートウオッチなど)で表示させ、コマーシャルが終わってドラマに切り替われば、再度、
テレビが表示モードに切り替わりドラマを鑑賞できるように制御するシステムとする。特
に有機EL表示装置においては黒色表示の場合にその黒表示部分において発光素子がオフ
状態となり、その部分での消費電力が削減される。また、スマートフォンでの表示はテレ
ビに比べれば、小さい画面面積であるため、同じ画質であってもテレビで表示される電力
よりもはるかに小さい。
また、バックライトにLEDを用いて部分的に消光できる液晶表示装置(ローカルディミ
ング方式)においては、黒表示部分においてLED素子をオフ状態となり、その部分での
消費電力が削減される。ただし、ローカルディミング方式以外の液晶表示装置においては
、バックライトを使用しているため、全面黒表示においてバックライトをオフにすること
で消費電力が削減される。このように表示装置には液晶表示装置や有機EL表示装置とい
う大きな分類だけでなく、同じ分類の表示装置であっても製造メーカや製品によって様々
な方式が存在し、それぞれ最適な表示方法や使用方法が異なっている。従って、使用者が
保有する複数の表示装置のうち、屋内の使用環境や使用状況に合わせて、最適な表示方法
や使用方法を選択し、最適な表示データを作製し、最適な表示部に出力することをクラウ
ドコンピューティングシステムで制御することで使用者が行おうとする電力管理を補助す
る。
また、照明装置においても劣化があり、窓からの光量も画像表示に影響があるため、それ
らを含めて劣化防止モードの画像データを用意することが好ましい。
本明細書で開示する複数の表示装置を有するシステムは、照明の光量を制御する機能を有
する照明装置と、表示データを送信する機能を有する第1の表示装置と、第1の表示装置
の表示部からの発光と、照明の発光とを少なくとも含む光量を取得するセンサ部を有する
第2の表示装置と、第2の表示装置は、第1の表示装置の表示部よりも表示面積が小さい
表示部を有し、第1の表示装置で表示された表示データを取得する取得部と、取得された
表示データの情報に基づき、第1の表示装置の表示部の劣化位置を予測する予測部と、セ
ンサ部で取得された光量データに基づき、第1の表示装置の表示部の劣化を緩和させる表
示データを作成する表示データ作成部と、作成した表示データを出力する表示装置を選択
し、照明装置の光量を決定する制御部と、作成された表示データを選択した表示装置に送
信し、決定された光量にするための信号を照明装置に送信する送信部とを有し、取得部と
、予測部と、表示データ作成部と、制御部と、送信部との少なくともいずれか一は、クラ
ウドコンピューティングシステムに配置される機能オブジェクトである複数の表示装置を
有するシステムである。
上記システムにおいて、第2の表示装置は、センサ部を有する携帯情報端末を用いてもよ
い。センサ部は、波長400nm以上700nm以下の可視光線領域に感度を持つものは
特に可視光センサとも呼ばれる。センサ部は、光電変換素子、制御部及びAD変換回路と
して機能する部分を有する。センサ部は、光を検知する機能を有している。制御部は、セ
ンサ部が光を検知するタイミングを制御する機能を有する。AD変換回路は、センサ部が
検出した光に応じた電流又は電圧をアナログ値からデジタル値に変換する機能を有する。
上記システムにおいて、第2の表示装置の表示部の面積は、第1の表示装置の表示部の面
積よりも小さく、第1の表示装置の表示を第2の表示装置の表示部に切り替え、操作を行
うことで省電力化が図れる。
上記システムにおいて、第2の表示装置は、ソファや椅子などの家具に接して設けられて
いる。ソファや椅子などの曲面を有する箇所にフレキシブルな表示装置を設け、さらにフ
レキシブルなフィルム上にセンサ部を設けることで、多方向の光量を検出することができ
、その光量に基づいて第1の表示装置の表示データや照明の輝度調整をすることで快適な
視聴環境を提供することもできる。
表示部にフレキシブルな部分を有する電子機器に対して外部からの力が加わり、表示部が
変形してダメージを受けることを低減することができる。
新規な電子機器を実現できる。
また、電子機器の一つの表示部を同じフォトマスクを用いて作製された複数の表示パネル
で構成することで製造コストを低減することができる。
また、据え置きのテレビを含む複数の表示装置や照明装置などが混在した屋内において、
複数のデバイスを制御し、それらの環境をクラウドを利用して管理する管理システムを実
現する。複数の表示装置を所有することによりトータルの消費電力の増加は避けにくいが
、クラウドを用いて複数の表示装置の使い分けを制御し、電力消費を分散させることで増
加分を縮小することができる。
本発明の一態様を示す断面図である。 本発明の一態様を示す断面図である。 本発明の一態様を示す上面図である。 本発明の一態様を示す断面図である。 本発明の一態様を示す断面図である。 本発明の一態様を示す斜視図および断面図である。 本発明の一態様を示す斜視図である。 電子機器の一例を説明する図である。 電子機器の一例を説明する図である。 電子機器および照明装置の一例を説明する図である。 本発明の一態様を示す斜視図及び断面図である。 本発明の一態様を示すブロック図及び断面図である。 本発明の一態様を示すブロック図である。 本発明の例示的なステップを示すフローチャートである。 本発明の一態様を示す半導体装置の作製工程断面図である。 本発明の一態様を示す半導体装置の作製工程断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は
以下の説明に限定されず、その形態および詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれ
ば容易に理解される。また、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈さ
れるものではない。
(実施の形態1)図1(A)に簡略化した表示装置の断面構造図の一例を示す。なお、簡
略化のため、表示素子である有機EL素子は図示していない。従来ではフィルム上の端子
電極に接続されたFPCを折り曲げて収納するが、本実施の形態ではフィルム10を折り
曲げる構成としており、収納するスペースが少ない筐体内に表示パネルを配置する場合に
有効である。
図1(A)において、表示装置は、フィルム10上に、絶縁層11と、配線12と、絶縁
層13と、金属ナノ粒子を含む導電層14と、封止層15とを有している。なお、配線1
6は、金属ナノ粒子を含む導電層14を介して配線12と電気的に接続されている。
表示装置の曲げる箇所において、曲げが急峻である場合や、繰り返し曲げが行われる場合
には、その箇所における配線の一部が断線する恐れがある。
曲がる箇所においては、配線の一部を金属ナノ粒子を含む導電層14を用いて構成する。
図1(B)に曲げる箇所を曲げた状態の断面構造図を示す。図1(B)に示すように曲げ
た後に配線加熱処理を行って金属ナノ粒子を含む導電層14を安定化させる。フィルム1
0を曲げることによって、上方の構成物が引っ張られ、配線が伸ばされる方向に力が加わ
り断線することを緩和するため、絶縁層13に開口を形成し、断面において蛇行させて配
線が実質的に長くなるようにしている。また、開口を複数設けて開口の位置を並べると、
並べたラインに沿って曲がりやすくなる箇所が形成できる。
絶縁層11は、バリア層であり、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜などの積層を用いる。
有機EL素子への不純物混入を防ぐためのバリア層である。
また、絶縁層13、封止層15は有機樹脂材料で構成することが好ましい。封止層15も
有機EL素子への不純物混入を防ぐためのバリア層として機能する。
このような構成とすることで配線の断線を防止する。
また、図2(A)は対向側にもフィルム17を設けた例である。封止としてのフィルム1
7だけでなく、光学フィルム(円偏光板、カラーフィルム)をさらに設けてもよい。また
、タッチ入力パネルを設けてもよい。
図1(A)では曲がる箇所の配線をエッチングで除去してから金属ナノ粒子を含む導電層
14で電気的な接続を行う例を示したが特に限定されず、図2(B)に示すように曲がる
箇所の配線上に重ねて金属ナノ粒子を含む導電層14を形成してもよい。
図2(C)は、さらに表示装置の曲がる箇所に柔軟性を持たせるため、ヤング率の小さい
材料層18を用いる。具体的には、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどの粘弾性を有する高
分子材料を用いる。
図1(C)は、表示装置と構造体20の位置関係を示す断面図である。表示装置を厚さの
薄い構造体20に合わせて固定する例である。図1(C)に示すように表示装置自体が構
造体20に引っ掛ける構成となっている。図中の矢印21が有機EL素子の発光される方
向を指している。図1(C)では表示部が曲がっているのではなく、周縁部が曲げられて
いる例を示している。また、構造体20が椅子の背もたれ部である場合、使用者が背もた
れ部に背中を押しつけたときに構造体20も曲がるため、追随して表示部も緩やかに曲が
る。
図3(A)は表示パネル160の上面概略図である。鎖線X1-X2で切断した断面図が
図1(A)に相当する。
表示パネル160は、表示領域101と、表示領域101に隣接して、可視光を透過す
る領域110と、可視光を遮光する部分を有する領域120と、を備える。図3(A)で
は、表示パネル160にFPC(Flexible Printed Circuit)
112が設けられている例を示す。
表示領域101は、第1の領域102と、第2の領域103と、を有する。また表示領
域101は、マトリクス状に配置された複数の画素を含み、画像を表示することが可能で
ある。各画素には一つ以上の表示素子が設けられている。表示素子としては、代表的には
有機ELなどの発光素子、または液晶素子等を用いることができる。
領域110には、例えば表示パネル160を構成する一対の基板、及び当該一対の基板
に挟持された表示素子を封止するための封止材などが設けられていてもよい。このとき、
領域110に設けられる部材には、可視光に対して透光性を有する材料を用いる。
領域120には、例えば表示領域101に含まれる画素に電気的に接続する配線が設け
られている。また、このような配線に加え、画素を駆動するための駆動回路(走査線駆動
回路、信号線駆動回路等)や、保護回路等の回路が設けられていてもよい。また、領域1
20は、FPC112と電気的に接続する端子(接続端子ともいう)や、当該端子と電気
的に接続する配線等が設けられている領域も含む。
領域120の絶縁層に開口を設けて曲がりやすくする構成とする。図1(A)に示した
金属ナノ粒子を含む導電層14は、領域120に配置される配線の一部に用いる。
図1(C)では1枚の表示パネル160を曲げる例を示したが、特に限定されず、複数の
表示パネルを用いて一つの画面を構成し、構造体に曲げて配置してもよい。例えば、3枚
の表示モジュールを用いる場合、図3(B)に上面概略図を示す。
なお、以降では各々の表示パネル同士、各々の表示パネルに含まれる構成要素同士、ま
たは各々の表示パネルに関連する構成要素同士を区別して説明する場合、これらの符号の
後にアルファベットを付記する。また特に説明のない場合には、一部が互いに重ねて設け
られた複数の表示パネルのうち、最も下側(表示面側とは反対側)に配置される表示パネ
ル及びその構成要素等に対して「a」の符号を付記し、その上側に順に配置される一以上
の表示パネル及びその構成要素等に対しては、符号の後にアルファベットをアルファベッ
ト順に付記することとする。また、特に説明のない限り、複数の表示パネルを備える構成
を説明する場合であっても、各々の表示パネルまたは構成要素等に共通する事項を説明す
る場合には、アルファベットを省略して説明する。
図3(B)に示す表示装置は、表示パネル160a、表示パネル160b、及び表示パ
ネル160cを備える。また図3(B)には、表示領域101a、表示領域101b、表
示領域101c、領域110a、領域110b、領域110c、領域120a、領域12
0b、領域120c、第1の領域102a、第1の領域102b、第1の領域102c、
第2の領域103a、第2の領域103b、FPC112c等を示している。
表示パネル160bは、その一部が表示パネル160aの上側(表示面側)に重ねて配
置されている。具体的には、表示パネル160aの表示領域101a内の第2の領域10
3aと、表示パネル160bの可視光を透過する領域110bとが互いに重畳し、且つ、
表示パネル160aの表示領域101aと、表示パネル160bの可視光を遮光する領域
120bとが互いに重畳しないように配置されている。
また、表示パネル160cは、その一部が表示パネル160bの上側(表示面側)に重
ねて配置されている。具体的には、表示パネル160bの表示領域101b内の第2の領
域103bと、表示パネル160cの可視光を透過する領域110cとが互いに重畳し、
且つ、表示パネル160bの表示領域101bと、表示パネル160cの可視光を遮光す
る領域120cとが互いに重畳しないように配置されている。
表示領域101aの第2の領域103a上には、可視光を透過する領域110bが重畳
するため、表示領域101aの全体を表示面側から視認することが可能となる。同様に、
表示領域101bの第2の領域103bも、領域110cが重畳するため、表示領域10
1bの全体を表示面側から視認することができる。したがって、表示領域101a、表示
領域101bおよび表示領域101cが継ぎ目なく配置された領域を一つの表示領域とす
ることが可能となる。
ここで、図3(A)に示す領域110の幅Wは、0.1mm以上200mm以下、好ま
しくは0.5mm以上150mm以下、より好ましくは1mm以上100mm以下、より
好ましくは2mm以上50mm以下とすることが好ましい。領域110は封止領域として
の機能を有するため、領域110の幅Wが大きいほど表示パネル160の端面と表示領域
101との距離を長くすることができ、外部から水などの不純物が表示領域101にまで
侵入することを効果的に抑制することができる。
特に、本構成例では、表示領域101に隣接して領域110が設けられるため、領域1
10の幅Wを適切な値に設定することが重要である。例えば、表示素子として有機EL素
子を用いた場合や、画素にトランジスタ(特に酸化物半導体を用いたトランジスタ)を用
いた場合などでは、領域110の幅Wを1mm以上とすることで、有機EL素子やトラン
ジスタの劣化を効果的に抑制することができ、信頼性を高めることができる。酸化物半導
体のバンドギャップは3.0eV以上であるため、活性層または活性領域を酸化物半導体
で形成したトランジスタ(以下、OSトランジスタと呼ぶ)は熱励起によるリーク電流が
小さく、また、オフ電流が極めて小さい。OSトランジスタのチャネル形成領域は、イン
ジウム(In)および亜鉛(Zn)の少なくとも一方を含む酸化物半導体であることが好
ましい。酸化物半導体としては、In-Ga酸化物、In-M-Zn酸化物(Mは、アル
ミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ラ
ンタン(La)、セリウム(Ce)、錫(Sn)、ハフニウム(Hf)、またはネオジム
(Nd)を表す)等が挙げられる。また、酸化物半導体に限定されず、14族の元素を含
む半導体を半導体膜に用いるトランジスタを利用することができる。具体的には、シリコ
ンを含む半導体や炭素を含む半導体を半導体膜に用いることができる。例えば、単結晶シ
リコン、ポリシリコン、微結晶シリコンまたはアモルファスシリコンなどを半導体膜に用
いたトランジスタを用いることができる。例えば、1μm未満の結晶粒サイズを有するダ
イヤモンドの集合体からなる半導体を半導体膜に用いることができる。透光性を有する基
板上にアルゴンガス、メタンガス、及び水素ガスを材料ガスとしてマイクロ波CVD装置
で成膜される微結晶のダイヤモンド薄膜に対してリンなどのn型の不純物元素をドープす
ることでn型の半導体が得られ、ボロン、リチウム、水素などのp型の不純物元素をドー
プすることでp型の半導体が得られる。微結晶のダイヤモンド薄膜を用いたトランジスタ
の電界効果移動度は高いため、チャネルサイズを小さくすることができ、フレキフィルム
上に転写してフレキフィルムを曲げてもトランジスタの電気特性に悪影響がほとんどない
という利点がある。なお、領域110ではない他の部分においても、表示領域101の端
部と表示パネル160の端面との距離が上述の範囲になるように設定することが好ましい
図3(B)では、3つの表示パネルに全て同じ表示パネル160を用いた場合を示して
いる。したがって、最も上部に位置する表示パネル160cには、開口率の高い第2の領
域103が視認される。したがって、表示装置の表示領域に画像等を表示したときに、輝
度の高い部分が生じてしまう場合がある。
そこで、開口率の高い第2の領域103上に、他の表示パネル160の領域110が重
ねて設けられない場合には、第2の領域103の輝度を低くすることが好ましい。例えば
、第2の領域103の表示面側に、領域110と同等の透過率を有する透光性の部材を重
ねて配置することができる。このとき、透光性の部材としてはフィルム形状または板状の
形状のいずれかの形状とすればよい。例えば、表示パネル160の作製時に、領域110
と同様の積層構造を有する部材を同一基板上に同様の工程を経て形成し、これを切り離し
たものを用いることが好ましい。
また、第2の領域103の輝度を低くする他の方法として、第2の領域103のみ表示
させる画像の階調を補正する画像処理を施してもよい。特に第1の領域102が表示でき
る最大輝度よりも、第2の領域103が表示できる最大輝度の方が高いため、階調を低く
する画像処理を行うことで、第1の領域102と第2の領域103とで、表示される画像
の輝度が等しくなるように補正することができる。
または、第2の領域103に遮光性を有する部材を重ねて設け、第2の領域103に表
示される画像が視認されないようにする、または第2の領域103に画像を表示しないな
ど、最も表示面側に位置する表示パネル160の第2の領域103を除く部分を表示装置
の表示領域としてもよい。
上記では、一方向に複数の表示パネルを並べる場合について示したが、縦方向、及び横
方向の両方に複数の表示パネルを配置する構成としてもよい。
3つの表示パネルを電子機器の曲がる部分、或いは曲げられる部分に配置する場合を以下
に示す。図4に曲面を有する構造体20に配置する一例を示す。複数の表示パネルを用い
る場合は図4に示すように構造体の内部にFPCを引出し、ここでは図示しないが、FP
Cへの映像信号などを形成する駆動回路は、構造体内部、または構造体内部に配置した配
線を介して駆動回路や電源回路や無線通信回路などを設ける。
電子機器の曲がる部分、或いは曲げられる部分には、ある程度伸縮できる材料、例えば、
金属ナノ粒子を用いる配線とする。
または、断面において蛇行するような配線構造とする。蛇行させておくことで外部からの
引っ張りがあっても断線しにくい構造とすることができる。断面に配線を蛇行させること
に限定されず、上面から見て蛇行させた配線配置にしてもよい。また、蛇行させたパター
ンを利用してアンテナとしても機能させてもよい。
また、金属ナノ粒子を含む配線は、有機樹脂で囲まれるような構成とする。スパッタ法で
得られる金属層と金属ナノ粒子を含む層との積層構成としてもよい。
また、図5(A)は、2つの表示パネル160を貼り合せた際の断面概略図である。図5
(A)では、FPC112aが表示パネル160aの表示面側に、またFPC112bが
表示パネル160bの表示面側に、それぞれ接続されている例を示している。表示パネル
160aおよび表示パネル160bの上面を覆って、透光性を有する樹脂層131を設け
る構成としている。透光性を有する樹脂層131は、粘弾性を有する高分子材料を用いて
もよい。図5(A)に示すように一つの表示領域31は、2つの表示パネル160a、1
60bで構成され、継ぎ目が目立たないようにされている。
また、図5(B)に示すように、樹脂層131を介して表示装置上に保護基板132を
設けることが好ましい。このとき、樹脂層131は表示装置と保護基板132とを接着す
る接着層としての機能を有していてもよい。保護基板132により、表示装置の表面を保
護するだけでなく、表示装置の機械的強度を高めることができる。保護基板132として
は、少なくとも表示領域31と重なる領域に透光性を有する材料を用いる。また、保護基
板132は表示領域31と重なる領域以外の領域が視認されないように、遮光性を備えて
いてもよい。
保護基板132は、タッチパネルとしての機能を有していてもよい。また表示パネル1
60が可撓性を有し、湾曲可能な場合には、保護基板132も同様に可撓性を有している
ことが好ましい。
また、保護基板132は、表示パネル160の表示面側に用いる基板、または樹脂層1
31との屈折率の差が20%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下であ
ることが好ましい。
保護基板132としては、フィルム状のプラスチック基板、例えば、ポリイミド(PI
)、アラミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES
)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン、ポリ
エーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルイミド(
PEI)、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、シリコ
ーン樹脂などのプラスチック基板を用いることができる。また、保護基板132は、可撓
性を有することが好ましい。また、保護基板132は、繊維なども含み、例えばプリプレ
グなども含むものとする。また、基材は、樹脂フィルムに限定されず、パルプを連続シー
ト加工した透明な不織布や、フィブロインと呼ばれるたんぱく質を含む人工くも糸繊維を
含むシートや、これらと樹脂とを混合させた複合体、繊維幅が4nm以上100nm以下
のセルロース繊維からなる不織布と樹脂膜の積層体、人工くも糸繊維を含むシートと樹脂
膜の積層体を用いてもよい。
また、図5(C)に示すように、表示パネル160aおよび表示パネル160bの表示
面側とは反対側の面にも樹脂層131を設ける構成としてもよい。この構成の作製におい
ては、表示パネル160aおよび表示パネル160bを重ねた状態で型に入れ、型に粘弾
性を有する高分子材料を流しこんで硬化させて作製すればよい。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態2)家具の一例として椅子に表示部を設ける例を図6示す。表示部には実施
の形態1に示した一つの表示パネル160、或いは複数の表示パネル160a、160b
、160cを用いる。
図6(A)は椅子の斜視図の一例を示しており、椅子は、脚部61、着座部62、背もた
れ部63とで構成され、背もたれ部に表示装置64が組み込まれている。なお、図6(B
)は椅子の断面図を示している。
椅子の背もたれ部63に表示装置64を配置する。
表示装置64として、一つの表示パネル160を用いる場合は、背もたれ部の最上部に対
応する部分には表示されない構成としている。図1(C)に示した構造体20が背もたれ
部63に対応しており、表示装置64の断面図に相当する。
また、表示装置64として、複数の表示パネル160a、160b、160cの一部を重
ねて用いる場合は、背もたれ部63の高さ方向に複数の表示パネルを並べて一つの映像表
示を表示装置64に映し出すことができる。この場合は、図4に示した構造体20が背も
たれ部63に対応しており、表示装置64の断面図に相当する。
椅子の背もたれ部63に衝撃吸収材を設けてもよく、その場合には、使用者の背中によっ
て押される。使用者の背中に押されたとしても表示装置64はフレキシブルなフィルムを
用いた表示パネルで形成されているため、使用上の問題はない。
椅子の背もたれ部に表示装置64を形成する場合、駆動回路や電源装置は、椅子の重量バ
ランスを考慮して配置することが好ましく、着座部62の下面部分または脚部に配置する
ことが好ましい。また、表示装置64に表示する画像データが単純なデータでない場合、
画像データを作成するためのCPUやその他の信号生成回路などが必要となり、椅子全体
としての重量がかさむ恐れがある。そのような場合には、webAPI(Applica
tion Program Interface)を利用することで軽量化を図ることが
できる。webAPIとはWebブラウザを介したAPIである。APIとは、命令や関
数の集合を利用するためのプログラム上の手続きを定めた規定の集合である。椅子に外部
のサーバとの通信回路(信号受信回路または信号送信回路)などやインターフェースデバ
イスを設けることで、外部のサーバへアクセスし、Webアプリケーションをサーバに実
行させ、その結果を利用することができる。例えば、椅子に設けられたセンサなどから得
られる環境情報を基に表示装置64に表示する画像データをサーバで作成し、作成された
画像データを受信し、表示させることができる。
ブラウン管のテレビとは異なり、大画面のテレビが薄型化して部屋の壁に沿って配置でき
るようになってきている。壁掛けテレビや、持ち運べるテレビをテーブルや台所に配置す
ることなども一般的になりつつある。しかしながら、依然としてテレビは薄型化しても倒
れないように台座が大きくスペースを取る必要がある。また、薄型になってもその上には
物を載せることが困難なため、上の空間はデッドスペースとなってしまう。また、上のス
ペースを利用するため、薄型テレビを収納できる棚もあるが、テレビの買い替えがある毎
に棚まで変更する手間がかかる。
そこで、部屋に配置するソファや椅子を表示部として使用できるようにすることでスペー
スの有効利用を図ることができる。従って、狭い部屋に特に有効である。また、折りたた
み収納が可能な椅子に表示部を設けることもでき、その場合、折りたたんだ状態であって
も広げた状態であっても表示部を有する構成とでき、持ち運びに便利である。また、ソフ
ァの脚部や椅子の脚部にキャスターなどの移動部を設け、移動を容易な構成としてもよい
図6(C)は、応用例を示しており、テーブル65を挟んで二脚の椅子を図示した断面図
を示している。一方の椅子が表示装置64を有しており、もう一方の椅子にも表示部67
が背もたれ部66に設けられている。
図6(C)に示すように表示装置を有する椅子を2つ向かい合わせて配置することにより
、使用者が一方の椅子に座れば、その使用者がもう一方の椅子の表示画面をみることがで
きる。
さらに、椅子に光センサなどを設ければ、その使用者が一方の椅子に着座時に表示をオフ
状態にすることができる。光センサとしては、光電変換素子を用いればよく、例えば、セ
レン系材料を用いた光電変換素子は、可視光に対する外部量子効率が高い特性を有する。
当該光電変換素子では、アバランシェ現象により入射される光量に対する電子の増幅が大
きい高感度のセンサとすることができる。また、セレン系材料は光吸収係数が高いため、
光電変換層を薄くしやすい利点を有する。セレン系材料としては、非晶質セレンまたは結
晶セレンを用いることができる。結晶セレンは、一例として、非晶質セレンを成膜後、熱
処理することで得ることができる。なお、結晶セレンの結晶粒径を画素ピッチより小さく
することで、画素ごとの特性ばらつきを低減させることができる。また、結晶セレンは、
非晶質セレンよりも可視光に対する分光感度や光吸収係数が高い特性を有する。
また、車の車内においてもテレビの画面の位置は限られているが、後部座席を表示部とし
て使用できるようにすることで同様のことが言え、例えば、後部座席を向い合せて配置し
、一方に座って他方の表示部を見ることができる。
図6(A)では椅子を例に示したがソファに表示装置を組み込んだ例を図7に示す。
図7はソファ70の斜視図の一例を示しており、ソファ70は、脚部71、着座部72、
背もたれ部73とで構成され、背もたれ部73に表示装置74が組み込まれている。
ソファの背もたれ部73に表示装置74を配置する。背もたれ部73の幅方向に複数の表
示パネルを並べて一つの映像表示を表示装置74に映し出すことができる。また、使用者
の使用している情報端末の一部の表示をソファに設けている表示装置で表示させてもよい
。例えば、屋内で映画を見る場合、字幕があり、字幕を大きく表示してしまうと映像の邪
魔になってしまうため、テレビとソファを並べ、テレビは映画の映像を流し、字幕だけを
拡大してソファに同期させて表示させると便利である。このようにソファに設ける表示部
を他の表示装置のサブディスプレイとして利用することもできる。
さらに、ソファ70の曲面部分に光センサなどを設ければ、その使用者がソファに着座時
に表示をオフ状態にすることができる。また、家においても人がソファなどに座っている
かどうかをソファの周辺に設けた光センサで確認できる。このシステムを利用することで
ソファに座っただけでテレビの電源やエアコンの電源を入れることができる。さらに、テ
レビにモーションセンサやカメラなどを有している場合には、ソファに座った状態でチャ
ンネル変更や音量調整を使用者のジェスチャーによって操作することもでき、ソファから
立った状態を感知できれば画面をスクリーンセーバー画面に切り替えることもできる。
ここでは、背もたれ部73に表示装置74を組みこんだ例を示したが、場所は特に限定さ
れず、着座部72に表示装置を組み込むこともできる。
表示装置74の取り付けは、ソファの背もたれ部73に直接縫い付けてもよい。また、接
着材によって表示装置74をソファの背もたれ部73に接着して貼り付けてもよい。また
、表示装置74をソファの背もたれ部73にテープで取り外しができるようにしてもよい
ソファの背もたれ部には衝撃吸収材が設けられており、使用者の背中によって押しこむこ
とができる。
3枚の表示パネルで1つの表示部を構成する場合、人が着席してクッションやソファが変
形しても3枚の表示パネルを固定していなければ、追随し、席から使用者が立ち上がれば
元に戻る。
フレキシブルな表示パネルは、押す方向が一方向、即ちパネルの平面に垂直な方向には衝
撃に耐える。しかしながら、スライドする方向のほうが弱い。従って表面は摩擦係数μの
少ないフィルムを用いることが好ましい。
平面精度が高い物体同士であれば接触面が真空状態となるため、貼りついて動かなくなる
。表面粗さが大きいと接触面が点接触になるため摩擦係数が小さくなる。しかしながら、
表面粗さが大きい場合、表示に悪影響である。
図6や図7に示したように、ソファや椅子の背もたれ部や着座部に表示部を設ける場合、
表示部の基板としてガラス基板を用いると割れる恐れがある。表示部の基板としてプラス
チックフィルムを用いることでクッションと人体の間に表示装置を設けても、ある程度の
伸縮性を持たせることができ、しわができたとしても壊れない信頼性を確保することがで
きる。例えば人が座ってクッションが沈みこんだとしてもそれに合わせて表示部が変形で
きれば、座った状態では表示部にしわを有した状態となり、人がたった場合には、元の状
態に表示部を戻すことができる。
また、デザイン上クッションの形状などを維持しつつ、その表面形状に合わせた表示装置
を形成するため、クッションの表面と同じ素材を一方の基板に用いてもよい。また、クッ
ションと表示装置は同じ製造装置、または同じ工場で作製されることが困難であるため、
クッションが形成された後、形成された表示装置とを組み合わせる製造工程となる。また
、クッションの形状も個体差がでる場合があるため、その個体差にも調整できるように表
示部の外側のマージン部分を大きくしておけば、取り付け後にハサミやカッターで表示部
の外側を切断できるのもプラスチックフィルムの利点である。
また、少なからず素子は電流を流すと発熱する。プラスチックフィルムは熱によって伸び
縮みの量が変わりやすい材料であるため、表示素子を駆動させて発熱した表示部を放熱す
ることが好ましい。そこで、表示装置のフィルムに接して放熱シートを設けることが好ま
しい。例えば、熱伝導率1.2W/mK以上5W/mK以下の放熱シリコーンゴムシート
を用いる。放熱シリコーンゴムシートは厚さが薄く、曲げることができる。
ソファの表示部に画像表示させていない待機画面において、季節に合わせてソファの一部
の色を変化させることができる。夏の暑い時期には、表示部の画面全面を青色にすること
で見た目の涼しさを表現し、冬の寒い時期には表示部の画面全面をオレンジ色にすること
で見た目の暖かさを表現することができる。ソファの表示装置の表示画面を使用者の好き
な色にすることもできることはもちろんである。
本実施の形態では、実施の形態1と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態3)本実施の形態では、実施の形態1に示した表示パネルを車両の内装の一
部に設ける例を示す。
図8(A)に自動車9700の外観を示す。図8(B)に自動車9700の運転席を示す
。自動車9700は、車体9701、車輪9702、ダッシュボード9703、ライト9
704等を有する。本発明の一態様にかかる表示装置は、自動車9700の表示部などに
用いることができる。例えば、図8(B)に示す表示部9710、表示部9711、表示
部9712、表示部9713、表示部9714、表示部9715に本発明の一態様にかか
る表示装置を設けることができる。
表示部9710は、自動車のフロントガラスに設けられた表示装置である。表示部971
0は、複数の表示パネルを並べて一つの表示装置としている。表示部9710は車内の照
明として用いることもできる。
表示部9711は座席の背もたれ部に設けられた表示装置である。表示部9711も、複
数の表示パネルを並べて一つの表示装置としている。
表示部9712はピラー部分に設けられた表示装置である。例えば、車体に設けられた撮
像手段からの映像を表示部9712に映し出すことによって、ピラーで遮られた視界を補
完することができる。表示部9713はダッシュボード部分に設けられた表示装置である
。例えば、車体に設けられた撮像手段からの映像を表示部9713に映し出すことによっ
て、ダッシュボードで遮られた視界を補完することができる。すなわち、自動車の外側に
設けられた撮像手段からの映像を映し出すことによって、死角を補い、安全性を高めるこ
とができる。また、見えない部分を補完する映像を映すことによって、より自然に違和感
なく安全確認を行うことができる。
また、図9は、運転席と助手席にベンチシートを採用した自動車の室内を示している。表
示部9721は、ドア部に設けられた表示装置である。例えば、車体に設けられた撮像手
段からの映像を表示部9721に映し出すことによって、ドアで遮られた視界を補完する
ことができる。また、実施の形態1に示した表示パネルの曲がる部分をウィンドウとドア
のすき間に配置することで、ドアの基本フレームを変更することなく表示部9721を設
けることができる。また、表示部9722は、ハンドルに設けられた表示装置である。ハ
ンドル部分は設置できる画面面積が限られているため、実施の形態1に示した表示パネル
を用いて開口部分で折り曲げることで表示面積を最大限利用し、表示パネルの表示領域以
外の面積を小さくしてハンドル部分に組み込むことができる。表示部9723は、ベンチ
シートの着座に設けられた表示装置である。なお、表示装置を座面や、背もたれ部分の使
用者の背中との接触面などに設置して、当該表示装置を、当該表示装置の発熱を熱源とし
たシートヒーターとして利用することもできる。
表示部9714、表示部9715、または表示部9722はナビゲーション情報、スピー
ドメーターやタコメーター、走行距離、給油量、ギア状態、エアコンの設定など、その他
様々な情報を提供することができる。また、表示部に表示される表示項目やレイアウトな
どは、使用者の好みに合わせて適宜変更することができる。なお、上記情報は、表示部9
710、表示部9711、表示部9712、表示部9713、表示部9721、表示部9
723にも表示することができる。また、表示部9710、表示部9711、表示部97
12、表示部9713、表示部9714、表示部9715、表示部9721、表示部97
22、表示部9723は照明装置として用いることも可能である。また、表示部9710
、表示部9711、表示部9712、表示部9713、表示部9714、表示部9715
、表示部9721、表示部9722、表示部9723は加熱装置として用いることも可能
である。
車内に表示領域を配置する場合、場所によって様々な画面サイズとなる。同じフォトマス
クを用いて製造された共通の表示パネルを用い、面積に合わせて複数用意して重ね合わせ
ることで画面サイズを決定することができるため、製造コストを削減できる。
また、表示装置を他のセンサと組み合わせて利用することもできる。例えば、車の中で運
転者が座っているかどうかを判断する場合、光センサでは光のほとんどない暗い場所では
光の検知が困難であるため、着座状態を確認することが困難であり、誤動作が発生する。
背もたれや、着座部に表示部があれば、それを照明として光らせて運転手の影を光センサ
で撮像することができる。また、表示部を利用して着座の正確な位置も確認できる。
車に限定されず、飛行機、電車などの椅子に適用することもできる。
例えば、新幹線の自由席などにおいては一時的に席を離れる場合には、手荷物を置く以外
に席を確保することが困難である。しかし、手荷物には盗難の恐れのある貴重品を残して
おけない。従って、携帯情報端末と連携させて短時間の制限時間であれば、着座部または
背もたれ部に設けられた表示装置に情報を入力し、座席が確保されていることを座ろうと
している相手になんらかの表示をすることで防ぎ、一時的な席の離れを可能とする。また
、映画館、パチンコ店などのアミューズメント施設の座席でも同様に利用できる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態4)本実施の形態では、本発明の一態様の表示装置が適用された電子機器や
照明装置の例について、図面を参照して説明する。
フレキシブルな形状を備える表示装置を適用した電子機器として、例えば、テレビジョン
装置(テレビ、又はテレビジョン受信機ともいう)、コンピュータ用などのモニタ、デジ
タルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレーム、携帯電話機(携帯電話、
携帯電話装置ともいう)、携帯型ゲーム機、携帯情報端末、音響再生装置、パチンコ機な
どの大型ゲーム機などが挙げられる。
また、照明装置や表示装置を、家屋やビルの内壁または外壁や、自動車の内装または外装
の曲面に沿って組み込むことも可能である。
図10(A)は、携帯電話機の一例を示している。携帯電話機7400は、筐体7401
に組み込まれた表示部7402の他、操作ボタン7403、外部接続ポート7404、ス
ピーカ7405、マイク7406などを備えている。なお、携帯電話機7400は、表示
装置を表示部7402に用いることにより作製される。
図10(A)に示す携帯電話機7400は、表示部7402を指などで触れることで、情
報を入力することができる。また、電話を掛ける、或いは文字を入力するなどのあらゆる
操作は、表示部7402を指などで触れることにより行うことができる。
また操作ボタン7403の操作により、電源のON、OFFや、表示部7402に表示さ
れる画像の種類を切り替えることができる。例えば、メール作成画面から、メインメニュ
ー画面に切り替えることができる。
ここで、表示部7402には、本発明の一態様の表示装置が組み込まれている。本実施の
形態では、実施の形態2に示す表示パネルの一部を携帯電話機内部で折れ曲げて収納させ
ている。したがって、湾曲した表示部を備え、且つ信頼性の高い携帯電話機とすることが
できる。
図10(B)は、リストバンド型の表示装置の一例を示している。携帯表示装置7100
は、筐体7101、表示部7102、操作ボタン7103、及び送受信装置7104を備
える。
携帯表示装置7100は、送受信装置7104によって映像信号を受信可能で、受信した
映像を表示部7102に表示することができる。また、音声信号を他の受信機器に送信す
ることもできる。
また、操作ボタン7103によって、電源のON、OFF動作や表示する映像の切り替え
、または音声のボリュームの調整などを行うことができる。
ここで、表示部7102には、本発明の一態様の表示装置が組み込まれている。したがっ
て、湾曲した表示部を備え、且つ信頼性の高い携帯表示装置とすることができる。
図10(C)、図10(D)、図10(E)は、照明装置の一例を示している。照明装置
7200、照明装置7210、照明装置7220はそれぞれ、操作スイッチ7203を備
える台部7201と、台部7201に支持される発光部を有する。
図10(C)に示す照明装置7200は、波状の発光面を有する発光部7202を備える
。したがってデザイン性の高い照明装置となっている。また、構造体を挟んで両面が発光
面となっており、実施の形態2に示す構成が用いられている。
図10(D)に示す照明装置7210の備える発光部7212は、凸状に湾曲した2つの
発光部が対称的に配置された構成となっている。したがって照明装置7210を中心に全
方位を照らすことができる。
図10(E)に示す照明装置7220は、凹状に湾曲した発光部7222を備える。した
がって、発光部7222からの発光を、照明装置7220の前面に集光するため、特定の
範囲を明るく照らす場合に適している。
また、照明装置7200、照明装置7210及び照明装置7220が備える各々の発光部
はフレキシブル性を有しているため、当該発光部を可塑性の部材やフレームなどの部材で
固定し、用途に合わせて発光部の発光面を自在に湾曲可能な構成としてもよい。
ここで、照明装置7200、照明装置7210及び照明装置7220が備える各々の発光
部には、本発明の一態様の表示装置が組み込まれている。したがって、表示部を任意の形
状に湾曲可能であり、且つ信頼性の高い照明装置とすることができる。
なお、本発明の一態様の表示装置を具備していれば、上記で示した電子機器や照明装置に
特に限定されないことは言うまでもない。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態5)本実施の形態では、実施の形態2で示した図7のソファの構成の変形例
を示す。
図11(A)は、ソファ90の斜視図の一例を示しており、ソファ90は、脚部71、着
座部72、背もたれ部73とで構成され、背もたれ部73に表示装置74が組み込まれて
いる。図11において、図7と同一の箇所には同一の符号を用いる。
ソファ90の背もたれ部73に表示装置74を配置する。背もたれ部73の幅方向に複数
の表示パネルを並べて一つの映像表示を表示装置74に映し出すことができる。
さらに、ソファ90は入出力部76、入出力部77を有する。入出力部76、入出力部7
7に光センサなどを設けて光量を測定し、その光量に基づき、その使用者がソファに着座
時に表示をオフ状態にすることができる。入出力部77はフレキシブルなフィルムを用い
た表示装置を用いてもよく、同一基板上に光センサを複数設けることで曲面に測定領域の
異なる複数の光センサを設けることができ多方向の光量の検出ができる。入出力部76、
入出力部77は操作ができるように、タッチ入力パネルとしてもよい。
図11(C)にフレキシブルなフィルム83上に複数の光センサ84a、84b、84c
及び表示部85を設けた入出力部76の断面構造の一例を示す。矢印はそれぞれの光セン
サ84a、84b、84cで測定される光の方向86を示しており、フレキシブルフィル
ム83を脚部71の曲面に沿って曲げて設置することで、光センサの受光方向を異ならせ
ることで、多方向の光量が検出できる。
図12(A)を用いて、光センサである光電変換装置2000の構成の一例を説明する。
光電変換装置2000は、センサ素子群2001、制御部2002及びAD変換回路20
03として機能する部分を有する。センサ素子群2001は、光を検知する機能を有して
いる。制御部2002は、センサ素子群2001が光を検知するタイミングを制御する機
能を有する。AD変換回路2003は、センサ素子群2001が検出した光に応じた電流
又は電圧をアナログ値からデジタル値に変換する機能を有する。なお、光電変換装置20
00の構成はこれに限定されず、様々な構成を用いることができる。
センサ素子群2001としては、CMOSセンサと呼ばれる、MOSトランジスタの増幅
機能を用いたフォトセンサが代表的に用いることができる。CMOSセンサは、汎用のC
MOSプロセスを用いて製造できる。そのため、CMOSセンサを各画素に有する固体撮
像装置の製造コストを低くできる上に、フォトセンサと表示素子を同一基板上に作り込ん
だ半導体装置を実現することができる。また、CMOSセンサはCCDセンサに比べて駆
動電圧が低いため、固体撮像装置の消費電力を低く抑えることができる。
CMOSセンサを用いた固体撮像装置では、撮像の際に、フォトダイオードにおける電荷
の蓄積動作と、上記電荷の読み出し動作とを、行ごとに順次行うローリングシャッタ方式
が用いられている。
図12(B)は、光センサの断面図の一例を示す。フレキシブル基板300上に設けられ
たトランジスタ301、トランジスタ304、および光電変換素子320を有する。図1
2(B)に例示するトランジスタは、ゲート電極層、ゲート絶縁膜、半導体層、ソース電
極層およびドレイン電極層を基本構成としたボトムゲート型トランジスタである。
また、トランジスタ301、トランジスタ304の半導体層として酸化物半導体を用いる
場合はフレキシブル基板300上に直接成膜して作製することができる。また、トランジ
スタ301、トランジスタ304の半導体層としてポリシリコン薄膜やダイヤモンド薄膜
を用いる場合には、支持基板上に剥離層を形成し、剥離層上にトランジスタを形成した後
、支持基板を除去してフレキシブル基板300を貼り付けることで作製することができる
。図15に剥離層を用いる場合の作製工程の一例を示す。
図15(A)には、石英基板またはガラス基板などの耐熱性が高く、透光性を有する基板
400上に剥離層401を形成し、トランジスタ411、トランジスタ414、および光
電変換素子320を作製した段階での断面図を示している。剥離層401としてはタング
ステン膜、或いは水素を含むアモルファスシリコン膜を用いる。なお、トランジスタ41
1は、n型またはp型の不純物元素がドープされたダイヤモンド薄膜420を有しており
、トランジスタ414は、n型またはp型の不純物元素がドープされたダイヤモンド薄膜
421を有している例である。ダイヤモンド薄膜をトランジスタに用いる場合、600℃
程度の加熱処理を行う場合があるため、剥離層401としてはタングステン膜を用いるこ
とが好ましい。なお、水素を含むアモルファスシリコン膜を用いる場合はレーザー光を照
射して剥離を生じさせるため、基板400は透光性を有する基板を用いる。
次いで、図15(B)に示すように基板400及び剥離層401を分離する。
分離した後、接着層402を用いてフレキシブル基板300を貼り付ける。この段階の断
面図が図15(C)に相当する。
また、図15に示した剥離層を用いた作製方法に限定されず、他の公知の方法によって剥
離を行ってもよい。例えば、図16(A)に示すように剥離層401としてポリイミドな
どの樹脂層を用いる場合もある。その場合には、図16(B)に示すようにレーザー光が
照射される剥離層面、即ち透光性を有する基板400と剥離層401の界面で分離される
ため、図16(C)に示すように基板400を除去した後に、剥離層401をそのままフ
レキシブル基板として用いることもできる。
光電変換素子320は、導電層325上に設けられた半導体層を有する。当該半導体層は
、導電層325側からp型半導体層321、i型半導体層322、n型半導体層323の
構成とすることができる。なお、導電層325は光電変換素子320のアノード電極とし
て機能させることができる。なお、n型半導体層323の上面にカソード電極としての機
能を有する透光性導電膜を設ける構成としてもよい。半導体層としては、非晶質シリコン
や微結晶シリコンや多結晶シリコンなどを用いる。
ここで、トランジスタ301、トランジスタ304、および導電層325の一部の領域上
には絶縁層335が設けられる。絶縁層335はトランジスタのチャネル領域と接する膜
であり、トランジスタの半導体層との界面に欠陥を生成しにくい膜であることが好ましい
。例えば、絶縁層335には、酸化シリコン膜や酸化窒化シリコン膜などを用いることが
できる。
また、図12(B)に示すように、光電変換素子320は、導電層325と半導体層の端
部近傍との間に絶縁層335が設けられた領域を有する。このような構成にすることで、
半導体層の加工工程において導電層325がエッチングされることによる断線防止、およ
び導電層325成分による半導体層の汚染を防止する効果がある。
また、絶縁層336は、絶縁層335上および光電変換素子320の半導体層にも接して
設けることができる。例えば、絶縁層336には、窒化シリコン膜や酸化アルミニウム膜
などを用いることができる。または、窒化アルミニウム膜、酸化窒化アルミニウム膜、窒
化酸化アルミニウム膜、酸化ガリウム膜、酸化窒化ガリウム膜、酸化イットリウム膜、酸
化窒化イットリウム膜、酸化ハフニウム膜、酸化窒化ハフニウム膜、イットリア安定化ジ
ルコニア(YSZ)膜等を用いてもよい。
また、絶縁層336上には絶縁層337が形成される。絶縁層337としては、例えば、
酸化シリコン膜などの無機膜のほか、アクリル樹脂やポリイミド樹脂などの有機樹脂を用
いることができる。また、絶縁層337にコンタクトホールを形成し、当該コンタクトホ
ールに設けた導電層339によってトランジスタ301と光電変換素子320との電気的
な接続を行うことができる。
導電層339には透光性導電膜を用いることができる。すなわち、光電変換素子320は
導電層339を設ける面が受光面となる。透光性導電膜としては、例えば、インジウム錫
酸化物、シリコンを含むインジウム錫酸化物、亜鉛を含む酸化インジウム、酸化亜鉛、ガ
リウムを含む酸化亜鉛、アルミニウムを含む酸化亜鉛、酸化錫、フッ素を含む酸化錫、ア
ンチモンを含む酸化錫、またはグラフェン等を用いることができる。また、導電層339
は単層に限らず、上記の透光性導電膜の積層であっても良い。
トランジスタ301、トランジスタ304が有する半導体層は、酸化物半導体や非晶質シ
リコン膜や、微結晶シリコンや多結晶シリコンを用いる構成であってもよい。
導電層325には、代表的にはチタン、アルミニウム、タングステン、モリブデン、タン
タルなどの金属、または導電層339に用いることのできる透光性導電膜を用いることが
できる。
なお、図12(B)では、光電変換素子320として上述のようにシリコンを用いたpi
n型フォトダイオードを例として説明するが、単結晶シリコンを用いたpn型フォトダイ
オードであってもよい。また、セレンや、銅、インジウム、セレンの化合物(CIS)を
含む層を有する素子であってもよい。または、銅、インジウム、ガリウム、セレンの化合
物(CIGS)を含む層を有する素子であってもよい。
また、図12(C)に入出力部700として表示部とタッチ入力部とを可撓性を有する第
1の基板701上に形成する例を示す。
可撓性を有する第1の基板701上に設けられた画素部702と、可撓性を有する第1の
基板701に設けられたソースドライバ回路部704及びゲートドライバ回路部と、画素
部702、ソースドライバ回路部704、及びゲートドライバ回路部を囲むように配置さ
れるシール材712と、可撓性を有する第1の基板701に対向するように設けられる可
撓性を有する第2の基板705と、を有する。
また、入出力部700が有する画素部702、ソースドライバ回路部704及びゲート
ドライバ回路部は、複数のトランジスタを有している。
また、表示部となる画素部702には、様々な素子を有することが出来る。該素子の一
例としては、例えば、エレクトロルミネッセンス(EL)素子(有機物及び無機物を含む
EL素子、有機EL素子、無機EL素子、LEDなど)、発光トランジスタ素子(電流に
応じて発光するトランジスタ)、電子放出素子、液晶素子、電子インク素子、電気泳動素
子、エレクトロウェッティング素子、プラズマディスプレイパネル(PDP)、MEMS
(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)ディスプレイ(例えば、グレーティン
グライトバルブ(GLV)、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、デジタル・マ
イクロ・シャッター(DMS)素子、インターフェロメトリック・モジュレーション(I
MOD)素子など)、圧電セラミックディスプレイなどが挙げられる。
また、バックライト(有機EL素子、無機EL素子、LED、蛍光灯など)に白色発光
(W)を用いて表示装置をフルカラー表示させるために、着色層(カラーフィルタともい
う。)を用いてもよい。着色層は、例えば、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B
)、イエロー(Y)などを適宜組み合わせて用いることができる。
トランジスタ750及びトランジスタ752は、酸化物半導体を用いたトランジスタま
たはポリシリコンを用いたトランジスタを用いる。
容量素子790は、トランジスタ750が有する第1のゲート電極として機能する導電
膜と同一の導電膜を加工する工程を経て形成される下部電極と、トランジスタ750が有
するソース電極及びドレイン電極として機能する導電膜と同一の導電膜を加工する工程を
経て形成される上部電極と、を有する。また、下部電極と上部電極との間には、トランジ
スタ750が有する第1のゲート絶縁膜として機能する絶縁膜と同一の絶縁膜を形成する
工程を経て形成される絶縁膜と、トランジスタ750の保護絶縁膜として機能する絶縁膜
と同一の絶縁膜を形成する工程を経て形成される絶縁膜とが設けられる。すなわち、容量
素子790は、一対の電極間に誘電体膜として機能する絶縁膜が挟持された積層型の構造
である。
また、図12(C)において、トランジスタ750、トランジスタ752、及び容量素
子790上に平坦化絶縁膜770が設けられている。
また、図11及び図12においては、画素部702が有するトランジスタ750と、ソ
ースドライバ回路部704が有するトランジスタ752と、を同じ構造のトランジスタを
用いる構成について例示したが、これに限定されない。例えば、画素部702と、ソース
ドライバ回路部704とは、異なるトランジスタを用いてもよい。具体的には、画素部7
02にトップゲート型のトランジスタを用い、ソースドライバ回路部704にボトムゲー
ト型のトランジスタを用いる構成、あるいは画素部702にボトムゲート型のトランジス
タを用い、ソースドライバ回路部704にトップゲート型のトランジスタを用いる構成な
どが挙げられる。なお、上記のソースドライバ回路部704を、ゲートドライバ回路部と
読み替えてもよい。
また、信号線710は、トランジスタ750、752のソース電極及びドレイン電極と
して機能する導電膜と同じ工程を経て形成される。信号線710として、例えば、銅元素
を含む材料を用いた場合、配線抵抗に起因する信号遅延等が少なく、大画面での表示が可
能となる。
また、FPC端子部708は、接続電極760、異方性導電膜780、及びFPC71
6を有する。なお、接続電極760は、トランジスタ750、752のソース電極及びド
レイン電極として機能する導電膜と同じ工程を経て形成される。また、接続電極760は
、FPC716が有する端子と異方性導電膜780を介して、電気的に接続される。
また、可撓性を有する第1の基板701及び可撓性を有する第2の基板705は、フレ
キシブルフィルムを用いればよい。
また、可撓性を有する第1の基板701と可撓性を有する第2の基板705の間には、
構造体778が設けられる。構造体778は、絶縁膜を選択的にエッチングすることで得
られる柱状のスペーサであり、可撓性を有する第1の基板701と可撓性を有する第2の
基板705の間の距離(セルギャップ)を制御するために設けられる。なお、構造体77
8として、球状のスペーサを用いていても良い。
また、可撓性を有する第2の基板705側には、ブラックマトリクスとして機能する遮
光膜738と、カラーフィルタとして機能する着色膜736と、遮光膜738及び着色膜
736に接する絶縁膜734が設けられる。
入出力部700は、発光素子782を有する。発光素子782は、導電膜772、EL層
786、及び導電膜788を有する。図12(C)に示す入出力部700は、発光素子7
82が有するEL層786が発光することによって、画像を表示することができる。なお
、EL層786は、有機化合物、または量子ドットなどの無機化合物を有する。
有機化合物に用いることのできる材料としては、蛍光性材料または燐光性材料などが挙
げられる。また、量子ドットに用いることのできる材料としては、コロイド状量子ドット
材料、合金型量子ドット材料、コア・シェル型量子ドット材料、コア型量子ドット材料、
などが挙げられる。また、12族と16族、13族と15族、または14族と16族の元
素グループを含む材料を用いてもよい。または、カドミウム(Cd)、セレン(Se)、
亜鉛(Zn)、硫黄(S)、リン(P)、インジウム(In)、テルル(Te)、鉛(P
b)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)、アルミニウム(Al)、等の元素を有する量子
ドット材料を用いてもよい。
また、EL層786は、上述の有機化合物、及び無機化合物を用いて、例えば、蒸着法
(真空蒸着法を含む)、液滴吐出法(インクジェット法ともいう)、塗布法、グラビア印
刷法等の方法を用いて形成することができる。また、EL層786としては、低分子材料
、中分子材料(オリゴマー、デンドリマーを含む)、または高分子材料を含んでも良い。
また、図12(C)に示す入出力部700には、平坦化絶縁膜770及び導電膜772
上に絶縁膜730が設けられる。絶縁膜730は、導電膜772の一部を覆う。なお、発
光素子782はトップエミッション構造である。したがって、導電膜788は透光性を有
し、EL層786が発する光を透過する。なお、本実施の形態においては、トップエミッ
ション構造について、例示するが、これに限定されない。例えば、導電膜772側に光を
射出するボトムエミッション構造や、導電膜772及び導電膜788の双方に光を射出す
るデュアルエミッション構造にも適用することができる。
また、発光素子782と重なる位置に、着色膜736が設けられ、絶縁膜730と重な
る位置、引き回し配線部711、及びソースドライバ回路部704に遮光膜738が設け
られている。また、着色膜736及び遮光膜738は、絶縁膜734で覆われている。ま
た、発光素子782と絶縁膜734の間は封止膜732で充填されている。なお、図12
(C)に示す入出力部700においては、着色膜736を設ける構成について例示したが
、これに限定されない。例えば、EL層786を塗り分けにより形成する場合においては
、着色膜736を設けない構成としてもよい。
また、図12(C)に示す入出力部700はタッチパネル791を設ける構成を示して
いる。
タッチパネル791は、基板705と着色膜736との間に設けられる、所謂インセル型
のタッチパネルである。タッチパネル791は、遮光膜738、及び着色膜736を形成
する前に、基板705側に形成すればよい。
なお、タッチパネル791は、遮光膜738と、絶縁膜792と、電極793と、電極
794と、絶縁膜795と、電極796と、絶縁膜797と、を有する。例えば、指やス
タイラスなどの被検知体が近接することで、電極793と、電極794との相互容量の変
化を検知することができる。
また、図12(C)に示すトランジスタ750の上方においては、電極793と、電極
794との交差部を明示している。電極796は、絶縁膜795に設けられた開口部を介
して、電極794を挟む2つの電極793と電気的に接続されている。なお、図12(C
)においては、電極796が設けられる領域を画素部702に設ける構成を例示したが、
これに限定されず、例えば、ソースドライバ回路部704に形成してもよい。
電極793及び電極794は、遮光膜738と重なる領域に設けられる。また、図12
(C)に示すように、電極793は、発光素子782と重ならないように設けられると好
ましい。別言すると、電極793は、発光素子782と重なる領域に開口部を有する。す
なわち、電極793はメッシュ形状を有する。このような構成とすることで、電極793
は、発光素子782が射出する光を遮らない構成とすることができる。したがって、タッ
チパネル791を配置することによる輝度の低下が極めて少ないため、視認性が高く、且
つ消費電力が低減された表示装置を実現できる。なお、電極794も同様の構成とすれば
よい。
また、電極793及び電極794が発光素子782と重ならないため、電極793及び
電極794には、可視光の透過率が低い金属材料を用いることができる。
そのため、可視光の透過率が高い酸化物材料を用いた電極と比較して、電極793及び
電極794の抵抗を低くすることが可能となり、タッチパネルのセンサ感度を向上させる
ことができる。
例えば、電極793、794、796には、導電性のナノワイヤを用いてもよい。当該
ナノワイヤは、直径の平均値が1nm以上100nm以下、好ましくは5nm以上50n
m以下、より好ましくは5nm以上25nm以下の大きさとすればよい。また、上記ナノ
ワイヤとしては、Agナノワイヤ、Cuナノワイヤ、またはAlナノワイヤ等の金属ナノ
ワイヤ、あるいは、カーボンナノチューブなどを用いればよい。例えば、電極793、7
94、796のいずれか一つあるいは全部にAgナノワイヤを用いる場合、可視光におけ
る光透過率を89%以上、シート抵抗値を40Ω/□以上100Ω/□以下とすることが
できる。
また、図12(C)に示す入出力部700においては、インセル型のタッチパネルの構
成について例示したが、これに限定されない。
また、作製工程数が増加するが、図12(B)の構成と図12(C)の構成とを同一基板
上に形成することもできる。例えば、フレキシブル基板上に、発光素子と、該発光素子を
駆動するトランジスタと、光電変換素子と、該光電変換素子を駆動するトランジスタとを
形成し、集積化を図ってもよい。
入出力部76、入出力部77の上にスマートフォンなどの携帯情報端末を載せて携帯情報
端末の充電が可能な場所としてもよい。入出力部76、入出力部77は、近づけることで
スマートフォンなどの携帯情報端末と無線通信できる場所としてアンテナを有していても
よい。また、入出力部76、入出力部77は、他の電子機器と有線で接続するコネクタを
有していてもよい。入出力部76に撮像デバイスを設け、画像を取り込み、その画像を解
析することで屋内にいる人物の臥位、座位、立位を判断することもできる。
ソファ90には、フレキシブルな表示装置74の他に、スピーカ75や、それらをコント
ロールするための制御装置、およびそれらの操作に必要な電源装置などを有する。ソファ
90に制御装置としてCPUなども内蔵させることで情報処理端末の一種とすることがで
きる。
図11(B)は、屋内の天井には照明装置80を有し、中央付近に一対のソファの断面構
造、壁には窓81がある様子を示している。入出力部76の制御部78は、入出力部76
の光センサと電気的に接続され、光量を測定することができる。また、通信部79は、無
線または有線で他のデバイスと通信可能としている。
また、入出力部76として、温度センサや時計機能、ネット接続インターフェイスなどを
ソファに内蔵すれば、ネットに接続させ、クラウドを利用することで日時や使用者のスケ
ジュールを取り込むことができ、表示部に画像表示させていない待機画面において、日時
やその日のスケジュールを表示させて情報画面として機能させることができる。また、待
機画面において、簡単な文字を表示させたニュースなどもテロップとして流すことができ
る。
ゲストルームや待合室などでは、一対のソファや椅子が設置されることが多い。この場合
、表示装置をさらに設置する場所は、ソファから離れた箇所且つ、高い位置となり大画面
が必要となってくる。或いは、ソファに座って横向きで表示装置を見る配置が考えられる
。一対のソファにそれぞれ一人ずつ座ると、向かい合うソファが視界を妨げることとなる
ため、ソファから離れた箇所且つ、高い位置となり大画面が必要となってくる。
ソファの背もたれ部に表示装置があると、座っていない領域は表示画面として利用でき、
見やすい姿勢で視聴することができる。
図11(B)に示す屋内において照明装置の光量調節とソファの表示調節とを行うことも
できる。例えば、使用者が屋内に入った段階でソファの入出力部76で感知して照明装置
80をオン状態とする。そして、一対のソファのうち、どちらか一方のソファに腰掛ける
ことによって、もう一方のソファの表示装置をオン状態にすることができる。
また、窓80からの光量に応じて照明装置の光量や、ソファの表示装置の映像を制御して
もよい。例えば、映画を視聴する場合には、画面周辺を暗くしてコントラストを強調する
環境にしてもよい。
また、ソファの電源装置82は、二次電池などの電源の他に表示装置74への映像出力部
も有している。ソファ内部の電源に供給するための電源コードを設けてもよいが、無接点
電力で供給する構成としてもよい。
また、ソファ内部に複数の二次電池を有する大容量の蓄電装置を設けてもよく、一度蓄電
された電力を他の電子機器に配分するシステムとしてもよい。停電時にソファに設けられ
た表示部を内部の蓄電装置に蓄えられた電力を用いて発光させれば、非常用の照明にする
こともできる。従来の家庭用電源は屋外に設けられることが多いが、ソファ内部であれば
屋内であり、外部環境の影響を小さくし、送電距離も短くできる。また、ソファに内蔵さ
せれば設置スペースにも困らない。ソファにおいては重量も必要であるため、蓄電装置の
重量を利用することもできる。
また、各家庭には電力の設定値(契約アンペアとも呼ぶ)が変更できるようになっている
が、その設定値を超えるとブレーカが落ち、停電状態となる。従って、ブレーカーが落ち
ないように電力管理できるデバイス、もしくは、そのような管理システムがあると便利で
ある。ソファに二次電池を備えていれば、停電時には表示装置が照明替わりとなる。
本実施の形態は他の実施の形態と自由に組み合わせることができる。本実施の形態は実施
の形態6と自由に組み合わせることができ、例えば、ソファの入出力部76、入出力部7
7などに光量を検出するセンサを設ければ、実施の形態6に示す第2の表示装置として図
11のデバイスを用いることができる。
図11(B)では一対のソファを例に示したが、屋内において一つのソファと、一つの表
示装置とする場合においても適用することもできる。
また、第2の表示装置をスマートフォンなどの携帯情報端末として第3の表示装置として
図11のデバイスを用いることもできる。
また、一対のソファはそれぞれが第1の表示装置、第2の表示装置とみなすことができ、
実施の形態6に示す管理システムを応用することもできる。
サーバコンピュータと送受信可能とし、スマートフォンなどの携帯情報端末と連携させる
ことができる。ソファや椅子のような家具も家庭電化製品として扱い、スマートフォンな
どの携帯情報端末で管理または操作をすることができる。
また、図11(A)に示すように、ソファなどの家具を家庭電化製品の一種とすることで
、家庭電化製品(例えばテレビ、スピーカ、照明など)の置くスペースを縮小し、居住空
間をより効率よく使用することができる。
また、図11(A)、図11(B)に示すソファは、複数人用の幅の広い形状の例を示し
たが、映画館などのようなアミューズメント施設に列で並べられた折り畳み椅子として設
置することでも有効に利用できる。
図11(A)、図11(B)に示すソファに限定されず、背もたれを倒すことでベッドと
なるソファベッドに適用してもよい。
(実施の形態6)図13に管理システムを構成するブロックを図示する。
図13は屋内における表示装置の管理システムの例であるので、電力設備から分配された
電力が変圧器や電力量計(スマートメータ)などを介して供給された分電盤201からの
説明とする。
分電盤201は、分電盤には配電線などを介して電気的に接続される電気機器(照明装置
202、第1の表示装置203など)に電力を供給する。なお、電気機器は、コンセント
などを介して配電線に着脱可能に接続される。
また、屋内には有線LANや無線LANなどのホームネットワークが構成される。屋内に
ある第2の表示装置204、第3の表示装置205は、直接または間接的にIPネットワ
ーク(Internet Protocol)や無線LANなどによって着脱可能に他の
デバイスと接続される。屋内または屋外にある通信部206はサーバーコンピュータSV
と通信する、またはデータベースDVからデータの受け取る、またはデータベースDVに
データを保存するなどができる。
クラウド207は、一つまたは複数のサーバーコンピュータSVを少なくとも含み、一つ
または複数のデータベースDVを有する。
クラウド207は、第1の表示装置で表示された表示データを取得する取得部と、取得さ
れた表示データの情報に基づき、第1の表示装置の表示部の劣化を予測する予測部と、取
得部で取得された光量データに基づき、第1の表示装置の表示部の劣化を緩和させる表示
データを作成する表示データ作成部と、作成した表示データを出力する表示装置を選択し
、照明装置の光量を決定する制御部と、を少なくとも備える。
例えば、取得部、予測部、表示データ作成部、及び制御部はクラウド207に分散配置さ
れる機能オブジェクトである。取得部、予測部、表示データ作成部、及び制御部は、クラ
ウド207に分散配置されているうちの一つのサーバーコンピュータSVにより実行され
るプログラムとして実現される。
第1の表示装置の表示部の表示環境の最適化演算の流れの一例を図14のフローチャート
を用いて説明する。
屋内の電気機器(照明装置202、第1の表示装置203)を制御するため、第2の表示
装置204が有しているセンサ部211を用いる。第1の表示装置203は、屋内に設置
された据え置き型のテレビであり、第2の表示装置204は使用者が所有している携帯情
報端末(スマートフォンなど)を例に説明する。
まず、電源がオンになっている電気機器の光量を使用者が身に着けている携帯情報端末で
ある第2の表示装置204のセンサ部211で測定し、使用者の周囲のトータルの光量を
取得する。(ステップS1-1)具体的には、トータルの光量は、照明装置202から受
ける光量と、第1の表示装置からの光量と、その他の光源からの光量と、屋外からの太陽
光との合計値となる。センサ部211の測定方向によっては、数値がかわるため、使用者
が第2の表示装置203の位置を決定する。具体的には第1の表示装置を視聴する位置に
座って第1の表示装置の表示からの光を測定できる方向にセンサ部211を向けて設置す
る。第2の表示装置204がヘッドマウントディスプレイであれば、顔の向きを第1の表
示装置に向けることで、第1の表示装置からの光を正確に測定することができる。
第2の表示装置204は、センサ部211の他に表示部を含む入出力部212と、制御部
213と、電源部215を有する。電源部215は二次電池214を有する。第2の表示
装置204に含まれている制御部213に設置されたCPUによって、上記取得された光
量に基づき、照明輝度の変更の有無を判断する。(ステップS1-2)或いは、光量デー
タをクラウドに送信し、取得された光量に基づき、クラウド207に分散配置されている
うちの一つのサーバーコンピュータSVが照明輝度の変更の有無を判断する。なお、セン
サ部211の光量の取得タイミングは、定期的に行う自動であってもよいし、使用者が決
定してもよい。
照明輝度の変更が必要有りと判断された場合には、照明装置の光量を決定する制御信号を
作成する。(ステップS1-3)照明輝度の変更が必要なければ、光量の測定をし、定期
的に有無の判断を繰り返す。制御信号の作成は、第2の表示装置204に含まれているC
PU、或いはクラウド207に分散配置されているうちの一つのサーバーコンピュータS
Vが行う。
通信部206を介して、照明装置202に決定された光量にするための信号を送信する。
(ステップS1-4)この制御信号に基づき、照明装置202の入出力部208を介して
光量の制御部209によって照明装置の光量調整が行われる。なお、通信部206と照明
装置202の入出力部208は有線または無線で接続される。
なお、照明装置の光量をゼロにすることが望ましいと判断された場合には、照明装置の電
源をオフ状態とする。図14の左側に示したフローチャートは、第1の表示装置の電源が
オフであった場合でも機能させることができ、第2の表示装置を利用した屋内の照明装置
の制御システムを示しているとも言える。
また、図14の右側に示したフローチャートは、第1の表示装置の表示画面における局所
的な劣化位置を予測し、劣化を緩和する表示データ作成を行う管理システムである。
第1の表示装置の表示画面に表示されたデータを入出力部230から通信部206を介し
てクラウド207に送信し、表示データを取得する。(ステップS2-1)なお、通信部
206と第1の表示装置203の入出力部230は有線または無線で接続される。
取得され、蓄積された表示データに基づき、クラウド207に分散配置されているうちの
一つのサーバーコンピュータSVが第1の表示装置の表示部の劣化位置を予測する。(ス
テップS2-2)予測する劣化位置は1画素毎に行うことが望ましいが、表示面積を分割
し、その領域における劣化予測を行ってもよい。
そして、蓄積された表示データに基づき、クラウド207に分散配置されているうちの一
つのサーバーコンピュータSVが表示データの変更の有無を判断する。(ステップS2-
3)
表示データの変更が必要有りと判断された場合には、第1の表示装置の表示部の劣化を緩
和する表示データを作成する。(ステップS2-4)表示データの変更が必要なければ、
表示データの蓄積を引き続き行い、定期的に有無の判断を繰り返す。表示データの作成は
、クラウド207に分散配置されているうちの一つまたは複数のサーバーコンピュータS
Vが行う。
通信部206を介して、第1の表示装置に劣化を緩和する表示データを送信する。(ステ
ップS2-5)この表示データに基づき、第1の表示装置203の入出力部230を介し
て第1の表示装置203の表示調整が行われる。
表示データの作成は、膨大なデータを基に作成されるため、クラウド207を用いること
が有効である。また、図14に示すように照明装置と第1の表示装置の両方を互いに考慮
しながらそれぞれ照明装置の光量設定と、第1の表示装置の劣化緩和を行うことができる
。使用者が第1の表示装置を視聴する場合には、照明装置の光量設定と第1の表示装置の
表示は密接な関係があるため、効果的なメリットが生じる。
また、表示データの変更を必要とされる場合、放送されている映像情報をリアルタイムで
第1の表示装置の表示画面に反映することは困難である。従って、第1の表示装置の劣化
緩和させる表示モードにするタイミングは、第1の表示装置の記録媒体などに記録されて
いる再生画像である場合に本システムが有効である。
劣化を緩和する表示データで表示を行う場合、画質が標準と異なってしまうため、使用者
が画質を気にしない映像について行うことが好ましい。例えば、コマーシャル映像の間や
、ニュース、番組表や、スクリーンセーバー時に自動で行うように設定すればよい。上記
システムにより、表示画像の焼き付きなどを低減することができる。
上記フローチャートではわかり易くするため第1の表示装置203及び照明装置202を
用いて説明したが、図13に示す第3の表示装置205をさらに追加し、新たな表示環境
の最適化を行うこともできる。第3の表示装置205は、センサ部221の他に表示部を
含む入出力部222と、制御部223と、電源部225を有する。電源部225は二次電
池224を含む。
例えば、第1の表示装置に表示のオンオフを映像表示データに合わせて切り替えることで
、第1の表示装置の使用時間を短縮し、長持ちさせることができる。第1の表示装置が据
え置き型のテレビであり、第2の表示装置がスマートフォンなどの携帯情報端末であり、
第3の表示装置がタブレットデバイスである場合、高解像度の映像を使用者が視聴する場
合には第1の表示装置を用い、コマーシャル映像表示、ニュース表示、番組表表示などの
高解像度の必要がない表示時は、第1の表示装置の表示をオフとし、第3の表示装置で表
示させるという切り替えを自動的に行うこともできる。なお、高解像度の映像を第1の表
示装置で視聴する場合には照明装置の光量は少なくし、第3の表示装置で表示する場合に
は、照明装置の光量を多くする。
特に第1の表示装置が有機EL表示装置であれば、発光素子を発光させない黒表示とする
ことで大幅な消費電力の削減とすることができるため有効である。
また、本実施の形態では、照明装置の光量調整と、表示装置の表示の切り替えとをクラウ
ドを利用して表示装置の管理システムを構成する例を示したが、特に限定されず、クラウ
ドに代えてwebを介したAPIを用いても表示装置の管理システムを実現できる。
10 フィルム
11 絶縁層
12 配線
13 絶縁層
14 導電層
15 封止層
16 配線
17 フィルム
18 材料層
20 構造体
21 矢印
31 表示領域
61 脚部
62 着座部
63 背もたれ部
64 表示装置
65 テーブル
66 背もたれ部
67 表示部
70 ソファ
71 脚部
72 着座部
73 背もたれ部
74 表示装置
75 スピーカ
76 入出力部
77 入出力部
78 制御部
79 通信部
80 照明装置
81 窓
82 電源装置
90 ソファ
101 表示領域
101a 表示領域
101b 表示領域
101c 表示領域
102 領域
102a 領域
102c 領域
103 領域
103a 領域
103b 領域
103c 領域
110 領域
110a 領域
110b 領域
110c 領域
112 FPC
112a FPC
112b FPC
112c FPC
120 領域
120a 領域
120b 領域
120c 領域
131 樹脂層
132 保護基板
160 表示パネル
160a 表示パネル
160b 表示パネル
160c 表示パネル
7100 携帯表示装置
7101 筐体
7102 表示部
7103 操作ボタン
7104 送受信装置
7200 照明装置
7201 台部
7202 発光部
7203 操作スイッチ
7210 照明装置
7212 発光部
7220 照明装置
7222 発光部
7400 携帯電話機
7401 筐体
7402 表示部
7403 操作ボタン
7404 外部接続ポート
7405 スピーカ
7406 マイク
9700 自動車
9701 車体
9702 車輪
9703 ダッシュボード
9704 ライト
9710 表示部
9711 表示部
9712 表示部
9713 表示部
9714 表示部
9715 表示部
9721 表示部
9722 表示部
9723 表示部

Claims (4)

  1. 複数の表示パネルと、
    前記複数の表示パネルを覆う領域を有する、粘弾性を有する高分子材料層と、を有し、
    前記複数の表示パネルの各々は、
    可撓性を有する膜上に設けられた、第1の配線及び第2の配線と、
    前記第1の配線上及び前記第2の配線上に設けられ、且つ、複数の開口を有する絶縁層と、
    前記複数の開口を覆う領域を有する、金属ナノ粒子を含む導電層と、を有し、
    前記第1の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記第2の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記金属ナノ粒子を含む導電層は、前記粘弾性を有する高分子材料層と接する領域を有し、
    前記第1の配線は、前記金属ナノ粒子を含む導電層を介して、前記第2の配線と電気的に接続され、
    前記可撓性を有する膜は、前記絶縁層に前記複数の開口が設けられた箇所で曲げられており
    前記粘弾性を有する高分子材料層は、樹脂を有し、
    前記複数の表示パネルは、一方向に並べられて一つの表示部を構成しており、
    前記複数の表示パネルのうち、隣接する表示パネルの前記可撓性を有する膜は互いに重なる領域を有し、
    前記可撓性を有する膜が重なる前記領域は、曲面を有する、電子機器。
  2. 第1の表示パネルと、
    第2の表示パネルと、
    前記第1の表示パネルと重なる領域と、前記第2の表示パネルと重なる領域とを有する樹脂層と、を有し、
    前記第1の表示パネル及び前記第2の表示パネルの各々は、
    可撓性を有する膜上に設けられた、第1の配線及び第2の配線と、
    前記第1の配線上及び前記第2の配線上に設けられ、且つ、複数の開口を有する絶縁層と、
    前記複数の開口を覆う領域を有する、金属ナノ粒子を含む導電層と、を有し、
    前記第1の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記第2の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記金属ナノ粒子を含む導電層は、前記樹脂層と接する領域を有し、
    前記第1の配線は、前記金属ナノ粒子を含む導電層を介して、前記第2の配線と電気的に接続され、
    前記第1の表示パネルの前記可撓性を有する膜は、前記絶縁層に前記複数の開口が設けられた箇所で曲げられており
    前記第1の表示パネル及び前記第2の表示パネルは、一方向に並べられて一つの表示部を構成しており、
    前記第1の表示パネルの前記可撓性を有する膜と、前記第2の表示パネルの前記可撓性を有する膜とは、互いに重なる領域を有する、電子機器。
  3. 第1の表示パネルと、
    第2の表示パネルと、
    前記第1の表示パネルと重なる領域と、前記第2の表示パネルと重なる領域とを有する樹脂層と、を有し、
    前記第1の表示パネル及び前記第2の表示パネルの各々は、
    可撓性を有する膜上に設けられた、第1の配線及び第2の配線と、
    前記第1の配線上及び前記第2の配線上に設けられ、且つ、複数の開口を有する絶縁層と、
    前記複数の開口を覆う領域を有する、金属ナノ粒子を含む導電層と、を有し、
    前記第1の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記第2の配線の上面及び側面は、前記複数の開口の少なくとも一と重なりを有し、且つ、前記金属ナノ粒子を含む導電層と接する領域を有し、
    前記金属ナノ粒子を含む導電層は、前記樹脂層と接する領域を有し、
    前記第1の配線は、前記金属ナノ粒子を含む導電層を介して、前記第2の配線と電気的に接続され、
    前記第1の表示パネルの前記可撓性を有する膜は、前記絶縁層に前記複数の開口が設けられた箇所で曲げられており、
    前記第1の表示パネル及び前記第2の表示パネルは、一方向に並べられて一つの表示部を構成しており、
    前記第1の表示パネルの前記可撓性を有する膜と、前記第2の表示パネルの前記可撓性を有する膜とは、互いに重なる領域を有し、
    前記可撓性を有する膜が重なる前記領域は、曲面を有する、電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一において、
    前記可撓性を有する膜は、衝撃吸収材からなる部材に固定されている、電子機器。
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