JP7277555B2 - 仕掛けキーパ付き釣竿 - Google Patents
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Description
図1から図5は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1は、釣竿の主要部を示す図、図2は、仕掛けキーパの構成を示す斜視図、図3は、図2に示す仕掛けキーパの側面図、図4は、図2に示す仕掛けキーパの平面図、そして、図5は、図2に示す仕掛けキーパを竿尻側から見た図である。
なお、竿杆の外周面には、魚釣用リールから繰り出される釣糸を挿通させる複数の釣糸ガイド(図示せず)が固定されている。また、魚釣用リールとして、スピニングリールを装着する釣竿の場合、リールシート2は、下面側に設けられる。
ダウンショット仕掛け100は、ライン101に結束部102aを介して、ソフトルアー110等の疑似餌を取り付ける釣針(フック)102が締結されており、結束部102aの下側は、15~20cm程度の釣糸S(針下104)が締結され、その先に錘(シンカー)105が取り付けられている。取り付けられる錘105は、図に示すような球状、それ以外にも、円柱状、ナス形状等のものが用いられる。
以下、本実施形態の仕掛けキーパ10の構成について説明する。
このため、当接部13は、竿杆の外周面から立ち上げられた湾曲フレーム13Aの部分に釣針を掛けることが可能となるようなリング状(平面視した際、固定部11と通過部12との間に閉じた空間が形成された二股のブリッジ形状)となっている。
これにより、釣糸Sを湾曲フレーム13Aと竿杆1Aとの間に入れやすく、また、湾曲フレーム13Aから外れ難くすることが可能となる。この場合、通過部12の先端側12aは、図3に示すように、竿尻側に向けて次第に上昇するように形成するのが好ましく、これにより、釣糸Sを容易に通過させることができる。
本実施形態では、左右方向に膨らんだ湾曲フレーム13Aが規制部としての機能を果たしており、特に、穂先側の湾曲部13bの領域が規制部としての機能を発揮するようになっている。すなわち、図8(a)(b)に示すように、仕掛けを保持する場合、釣糸Sは、穂先側から竿杆に沿った状態となっており、錘105は、穂先側から引張力を受けた状態で保持され、湾曲フレーム13Aの側面領域、特に、穂先側の湾曲部13bに当て付いた状態となる。したがって、この状態で釣糸Sの引張力が緩んだとしても、錘105は竿尻側に変位する(図8の矢印D1方向の変位)ことが規制されることから、錘105が湾曲フレーム13Aから外れることが防止され、安定した保持状態を維持することができる。
ダウンショット仕掛け100を保持する場合、釣糸Sを摘まんで通過部12を介して湾曲フレーム13Aと竿杆表面との間に入れ込んでリールを巻き取れば良い(図7,図8参照)。この状態で釣糸Sは、湾曲フレーム13Aの内部空間から外れることはなく、錘105は、釣糸Sの引張力によって湾曲フレーム13Aの側面領域(穂先側の湾曲部13b)に当て付いた状態で安定して保持される。この場合、釣糸Sが緩んだとしても、上記したように、錘105は、竿尻側への移動が規制されることから、錘105が湾曲フレーム13Aから外れることが防止され、安定した保持状態が維持される。
本実施形態の仕掛けキーパ30は、屈曲した板状体として構成されており、錘105が当接する当接部33は、固定部31から竿杆1Aの表面に対して立ち上げられた形状となっている。すなわち、図9(b)に示すように、当接部33は、固定部31から次第に立ち上げられ、一定量立ち上がった位置(屈曲部33a)で水平方向に延出し、その端部側が竿杆表面との間に釣糸Sが通過する空隙となった通過部32を構成している。
このような開口を形成しておくことで、上記した実施形態と同様、ダウンショット仕掛け以外の仕掛けに対応することも可能となる。
本実施形態の仕掛けキーパ40は、第2実施形態と同様、屈曲した板状体として構成されており、錘105が当接する当接部43は、固定部41から竿杆1Aの表面に対して僅かに立ち上げられ、屈曲部43aでそのまま竿尻側に向けて略水平に延出するように形成されている。前記当接部43には、左右両側が竿杆1Aの側面を覆う(竿杆の外径に対して左右方向に膨出する)ように膨出部43Aが形成されており、この膨出部43Aは、最下点となる下端部43bまで湾曲状に垂れ下がり、下端部43bから先(竿尻側)は、幅方向に狭くなりながら、竿杆1Aの上面の中央に向けて湾曲状に僅かに上昇する形状となっている。そして、当接部43には、竿杆1Aの中央部で釣糸Sが挿通できるように、弾性的に点当たりする通過部42が形成されている。
このような開口46を形成しておくことで、上記した実施形態と同様、ダウンショット仕掛け以外の仕掛けに対応することも可能となる。
本実施形態の仕掛けキーパ50は、第3実施形態の板状体を、フレーム構造としたものである。すなわち、錘が当接する当接部53は、固定部51から竿杆1Aの表面に対して僅かに立ち上げられて左右方向に分岐する二股のブリッジ形状(一対の湾曲フレーム53A)となっており、各湾曲フレーム53Aには、竿杆1Aの外径に対して左右方向に膨出し、竿杆1Aの側面を覆うように下降する屈曲部53aが形成されている。
本実施形態の仕掛けキーパ60は、第4実施形態と同様、フレーム構造としたものであり、錘105が当接する当接部63は、固定部61から竿杆1Aの表面に沿って延出し左右方向に分岐する二股の形状(一対の湾曲フレーム63A)で構成されている。各湾曲フレーム63Aには、竿杆1Aの外径に対して左右方向に膨出し、竿杆1Aの側面を覆うように下降する屈曲部63aが形成されている。各屈曲部の最下点となる下端部63bから先は、竿尻側に向けて略水平に延出しており、その先端は、竿杆1Aの側面に弾性的に点当たりする通過部62を形成している。
例えば、釣竿は、リールシートが装着されていない構成であっても良く、グリップの形状、配設位置などは限定されることはない。また、仕掛けキーパが設置される位置については、限定されることはなく、図1において、下面側に配設しても良いし、側面側に配設しても良い。
1A 竿杆(元竿杆)
10,30,40,50,60 仕掛けキーパ
11,31,41,51,61 固定部
12,32,42,52,62 通過部
13,33,43,53,63 当接部
13A 湾曲フレーム
13b 湾曲部(規制部)
33b 側面(規制部)
100 ダウンショット仕掛け
105 錘
S 釣糸
Claims (3)
- 釣針及び錘を具備した仕掛けの少なくとも錘を係止する仕掛けキーパを装着した仕掛けキーパ付き釣竿であって、
前記仕掛けキーパは、穂先側に形成され竿杆の外周面に対して固定される固定部と、竿尻側に形成され竿杆表面との間で釣糸を通過させる通過部と、前記固定部と通過部との間に形成され、錘が当接する当接部と、を有し、
前記当接部には、穂先側から引張力が作用した状態の釣糸の引張力が緩んだ際、前記錘が竿尻側に変位するのを規制する規制部が設けられており、
前記当接部は、前記固定部から竿杆表面に対して立ち上げられており、前記竿尻側が閉じた状態の一対の湾曲フレームを有し、
前記一対の湾曲フレームは、装着される竿杆の外径よりも左右方向に膨出し、前記釣糸の引張力が緩んだ際、前記湾曲フレームの膨出した側面領域に、前記錘を当て付けて前記規制を行なうことを特徴とする仕掛けキーパ付き釣竿。 - 前記通過部は、竿杆表面に対して当て付いており、釣糸を通過させる際、竿杆表面から離間するように変位して釣糸の通過を許容し、通過部の先端側は、竿尻側に向けて次第に上昇するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の仕掛けキーパ付き釣竿。
- 前記竿杆には、握持、保持される複数のグリップが設けられており、
前記仕掛けキーパは、複数のグリップ間に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仕掛けキーパ付き釣竿。
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