JP7276801B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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本発明は、基台の周囲に設けた複数の差込孔の内、特定の差込孔に差込部材を差し込んだとき、基台の上部に取り付けた飛出し部材を上方に飛び上がらせるゲーム装置である。
今日、円筒状の基台における周囲側壁に複数の差込孔を有し、この差込孔に差込部材を挿入可能とするゲーム装置がある。このゲーム装置は、基台の周囲側壁に複数の差込孔を有するものであり、何れか特定の1個の差込孔に差込部材を挿入したとき、基台の上端等基台上部に取り付けた人形等の部材が上方に飛び出す様に発射されるものである(例えば特許文献1)。
この様なゲーム装置では、人形等の部材を発射する複数の差込孔の内の特定の差込孔の位置をゲーム毎に変更可能としている。従って、ゲームを行うに際して、人形等の基台上部に取り付けた部材が発射される特定の差込孔が、ゲームを繰り返して行う遊戯者にわからないようにすることができるものである。
そして、多くの場合、基台に取り付ける人形等の部材を基台に取り付け、この取り付けられた部材を基台に対して捻じるように水平方向に回転させることにより、取り付けた部材を発射する特定の差込孔を複数の差込孔から選択し、特定の差込孔の位置を変更できるようにしている。
特開2009-297452号公報
前述の様に、基台に取り付けた部材を捻じって特定の差込孔を変更するに際し、取り付けた部材の回転量によっては、特定の差込孔が特定されず、基台に設けた複数の差込孔の全てに差込部材を挿入しても、基台上部に取り付けた部材が基台から飛び上がらないことが生じることがあった。
又、差込部材を特定の差込孔に挿入したときに基台上部に取り付けた部材が基台から飛び上がるだけでは、ゲームの変化性が乏しく、何度かゲームを行うと飽きてくることもあった。
本発明は、この様な欠点を排し、特定の差込孔の決定変更に際し、確実に1個の差込孔を特定しつつ、特定の差込孔を変更可能とするものである。
本発明に係るゲーム装置は、基台部に複数の差込孔を有し、何れか1つの特定の差込孔に差込部材を差し込んだとき、前記基台部に取り付けた飛出し部材を発射するゲーム装置であって、前記飛出し部材を前記基台部に取り付けて回転させることにより、前記複数の差込孔の内の前記特定の差込孔を変更可能とするゲーム装置において、前記基台部の内部に解除装置を備えた円筒状の外筒体を有し、前記外筒体の内部に前記飛出し部材を発射する支柱体を備え、前記外筒体はその中心軸を中心に回転可能に前記基台部の内部に取り付けられ、前記外筒体の上端を回転可能に支持する保護筒を前記基台部の内部に有し、前記保護筒の下端に等間隔の切欠き部を有すると共に、前記外筒体の上端板上面の前記保護筒と接する箇所に突起体を有し、前記外筒体は前記支柱体と一体に底板と平行な平面方向に回転可能であって、前記支柱体の上端に前記飛出し部材の下端面との係合部を有して前記支柱体は前記飛出し部材の回転に従って回転可能とされ、前記支柱体の回転に合わせて前記解除装置を備えた前記外筒体も回転するものであり、前記保護筒の下端に設けられる前記切欠き部は、前記差込孔の個数と同数とされ、前記突起体を前記切欠き部に位置させたとき、前記解除装置の接触板を前記差込孔の内側に位置させるゲーム装置とするものである。
また、このゲーム装置において、前記外筒体は、前記支柱体を押し上げる押出しバネにより前記支柱体と共に上方に付勢され、前記上端板を前記保護筒の下端に圧接させているゲーム装置とすることがある。
また、前記基台部は、前記支柱体の上下移動に合わせて作動する可動体を有するゲーム装置とすることがある。
そして、前記可動体は、前記基台部から突出する棒状体とされ、前記棒状体の内側端部近傍で外側端部近傍を上下移動可能に前記基台部に取り付けられ、前記支柱体は前記外筒体の外周に位置させる制御環を備え、前記飛出し部材を前記基台部にセットして前記支柱体を降下させたとき、前記制御環により前記棒状体の前記内側端部を押し下げるゲーム装置とすることがある。
本発明に係るゲーム装置は、解除装置を備えた外筒体の上端を回転可能に支持する保護筒の下端に等間隔に切欠き部を設け、外筒体上端の上端板の上面に突起体を設けるものである。従って、飛出し部材を回転させるとき、突起体が切欠き部に嵌る間隔を感じさせることができ、解除装置を停止させる位置を決定することを容易とすることができる。
そして、飛出し部材と一体的に支柱体、外筒体及び解除装置が回転するものであって、切欠き部の個数を差込孔の個数と同数とし、突起体が切欠き部に位置するときに解除装置の接触板を差込孔の内側に位置させるものとしているため、常に接触板を差込孔の内側に位置させるように外筒体の回転位置を決定することが極めて容易に可能となる。
また、外筒体を押出しバネにより上方に付勢し、上端板を保護筒に圧接させることにより、突起体が切欠き部に嵌る感覚を確実に生じさせることができる。
また、飛出し部材を発射する支柱体の上下移動に合わせて作動する可動体を設ければ、飛出し部材を発射するとき、可動体も作動させてゲーム装置の外観的変化を大きくし、一層の楽しみを遊戯者に与えることができる。
そして、可動体を棒状体として内側端部近傍で作動可能に基台部に取り付け、可動体の内側端部を支柱体に設ける制御環で上から押えるようにすれば、単純な構造で大きく作動する可動体とすることができる。
本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例を示す外観斜視図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例の側面断面図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例の分解斜視図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例の要部を示す斜視図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例の飛出し部材を放出した状態の側面断面図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における飛出し部材の一例を示す下方斜視図。 本発明に係るゲーム装置の実施の形態における一例の解除装置の解除状態を示す平面図。
本発明に係るゲーム装置の実施の形態は、図1に示す様に、基台部120における下方部分である基部151の周壁に複数の差込孔167を有するものである。また、この基部151の上端部153の上方に上部基台121を有し、この上部基台121の上端に飛出し部材110を取り付け可能とするものである。
そして、差込孔167に差込部材190を挿入し、特定の差込孔167に差込部材190を差し込んだとき、基台部120から飛出し部材110が発射されるように上方に飛び出すゲーム装置100である。
この差込部材190は、平板状の把持部195を有して指先で摘むことができるようにされている。そして、把持部195から突出する平板状の挿入部191を有し、この挿入部191は、差込孔167の幅よりも僅かに薄い厚さとされ、上下方向幅を差込孔167の上下方向長さよりも僅かに狭くされている。また、挿入部191の中央付近には弾性部199が形成され、挿入部191が差込孔167に挿入された状態で、容易に差込部材190が差込孔167から抜け落ちないようにしているものである。
更に、この差込部材190は、挿入基部197において挿入部191の厚みを厚く、又は、上下方向長さを長くし、挿入基部197の所定位置で挿入部191がそれ以上差込孔167に押し込まれないようにしている。従って、差込部材190の先端193を、差込孔167へ所定量だけ挿入することが容易に可能とされるものである。
また、この基台部120の基部151は、略円錐台形状とされ、上方の直径よりも下方の直径を大きくしている。従って、ゲーム装置100を安定的にテーブル等に載置可能とされるものである。そして、基部151の外壁部155の上半分を上部外壁161とし、この上部外壁161に等間隔に複数の差込孔167を有する。また、基部151の外壁部155の下半分を下部外壁163とし、この下部外壁163にも上部外壁161に設けた差込孔167と同数の差込孔167を等間隔に有する。尚、上部外壁161に設ける差込孔167と下部外壁163に設ける差込孔167とは、基部151の外壁部155の周囲で交互に配置されるようにしている。
更に、基台部120は、略円錐台形状の基部151の上方に上部基台121を有する。上部基台121は円筒状の中間部123の上方に球形状の基台上端部125を有する。そして、基台上端部125の頂点に開口127を有し、中間部123から左右に突出する可動体141を有するものである。
そして、この上部基台121の開口127に飛出し部材110を取り付けることを可能としている。この飛出し部材110は、図2に示す様に、円柱状の挿入本体部113の上方に球形状の頭部111を有し、人形等を模した形状とされるものである。そして、挿入本体部113が上部基台121の保護筒135に挿入されて基台部120の上部基台121に取り付けられるものである。
この上部基台121は、図3に示す様に、前方カバー131と後方カバー133とを合わせて球形状の基台上端部125と円筒状の中間部123を形成している。そして、基台上端部125の頂点に飛出し部材110の挿入本体部113を差し込み可能とする開口127を形成しているものである。更に、開口127の周縁から下方に垂下する円筒状の保護筒135を収納するものである。
また、中間部123からは左右に突出する可動体141を有している(図2参照)。この可動体141は、可動体141の内側端部147を接触部とし、内側端部147の近くに支持部143を有して前方カバー131及び後方カバー133へ取り付けられ、支持部143よりも外側を装飾部として中間部123から突出させている棒状体である。
そして、装飾部の端部である外側端部145は支持部143を中心として上下に揺動可能とされ、飛出し部材110がセットされた状態のとき、接触部である内側端部147の上方を制御環301に接触させて外側端部145を支持部143よりも上方に位置させるものである。
また、図2に示したように、保護筒135の下方には外筒体210を有し、外筒体210の内部には支柱体280を有するものである。そして、外筒体210の上端板211を保護筒135の下端に接触させている。
この外筒体210は、図4に示す様に、円筒状の筒体であって、下端が下端部材241により底板171の中央で支持される。また、上端板211の上面に形成した係合環213を保護筒135の下端外周に接触させている。この様に、外筒体210は、下端部材241及び保護筒135によって上端及び下端がゲーム装置100の中央に支持固定されるものである。
そして、この外筒体210は、基台部120や底板171に対して底板171と平行な平面方向に回転可能に支持されるものである。また、この外筒体210は、上部リブ221を上部基台121における中間部123の下端近傍に有する。更に、上部リブ221の上方には外筒体210の軸方向に沿って所定長さとされた摺動溝223を有する。この摺動溝223は、外筒体210の内側から外側に貫通するものである。
また、外筒体210の略中央高さ位置に外筒体210の内側から外側に貫通するストッパー穴225を有する。そして、このストッパー穴225と約90度ずれた位置でストッパー穴225よりも上方に上支持板231を、ストッパー穴225よりも下方に下支持板233を突出させている。
この上支持板231及び下支持板233は、水平方向に平板状とされて外筒体210の外周面から突出し、解除装置250の支持棒251を回動自在に支持するものである。
この解除装置250は、外筒体210の中心軸と平行な中心軸を有する支持棒251の上端及び下端が上支持板231と下支持板233とに支持されるものである。そして、この支持棒251へ円弧状の接触部支持アーム261により接触板265が取り付けられ、係止部支持アーム253により係止体255が取り付けられる。この接触板265は、外筒体210の中心軸を中心として係止体255と対称の位置に配置されるものである。
また、この係止体255は、係止部支持アーム253の先端から内側に突出する板状体である。そして、内側とした先端部256の上面を傾斜面257として先端部256の上面を外端部258等の上面よりも下方に位置させるように傾斜させている(図5、図7参照)。また、この先端部256を外筒体210の内部に位置させるように、係止体255はストッパー穴225を貫通可能とされるものである。
そして、この係止体255は、通常は弾性体271により先端部256を外筒体210の内部に位置させている。そして、接触板265が差込孔167から挿入される差込部材190の先端に接触して接触板265が外筒体210側に押し込まれるように接近したとき、図7に示す様に、係止体255の先端部256は外筒体210の外部に位置するように係止体255がストッパー穴225から抜き出されるものである。
また、接触板265は、基台部120の上部外壁161に設けた差込孔167よりも上方から下部外壁163に設けた差込孔167の下方までの長さとされるように上下方向に延びる板状体である。そして、中間から上方で上部外壁161の内側とされる上部接触部266と中間から下方で下部外壁163の内側とされる下部接触部267とが形成されている。そして、上部接触部266よりも下部接触部267を僅かに外方に位置させることにより、上部接触部266と上部外壁161に設けた差込孔167との距離と、下部接触部267と下部外壁163に設けた差込孔167との距離と、が等しくなるようにされている。
そして、外筒体210の下端は、下端部材241を介して底板171に取り付けられるものである。この下端部材241は、外筒体210の下端を収納する周壁部243と底板171の上面に載置される円板状の底部247を有する。更に、この底部247の中央には係合穴249を有し、この係合穴249に底板171の保持突起173を挿入し、且つ、周壁部243の下端及び底部247を底板171の保持環175の内側に位置させている。従って、下端部材241ひいては外筒体210の下端が底板171の中心位置からずれることなく底板171の上で回転可能に底板171に配置される。
また、この下端部材241の内部には支柱体280を上方に付勢する押出しバネ311が収納される。そして、周壁部243において上下方向に設けた係止溝245に、外筒体210の下端に設けた係止突起235の先端が係止される。このため、下端部材241が外筒体210から外れないように、且つ、下端部材241が外筒体210の下端で僅かに外筒体210の軸方向に移動することを可能としているものである。
そして、この外筒体210の上端板211の上面に設けた係合環213の内側には、上端板211の上面から僅かに突出する突起体215を設けている。また突起体215よりも内側の上端板211の中心部は、載置板283及び係合凹部285を収納可能な凹部収納部217として窪ませている。更に、保護筒135の下端には、等間隔に差込孔167と同数の切欠き部143を設けている。
また、支柱体280は、外筒体210に収納される長尺の棒状体であって、支柱本体281の上端に飛出し部材110を載置する載置部とする載置板283を有する。更に、外筒体210の外周に配置する制御環301を取り付ける固定環305や係止体255の先端部256と接触可能とされる下部摺動部295等を有する。
そして載置部は、円形平板状の載置板283の中央に後述する飛出し部材110の下端面に設けられた突出部115が挿入される係合凹部285を有する。この係合凹部285は、図6に示す様に、四角柱形状とされた突出部115が挿入可能とされる八角形星形等の窪み(図4参照)とされ、飛出し部材110を捻じるように回転させたとき、飛出し部材110と一体的に支柱体280も回転するようにしているものである。
そして、支柱本体281の上端近くには上部摺動部291を有する。この上部摺動部291は、外筒体210の内周に外周縁を摺接させて支柱本体281が外筒体210の中心軸からずれないように外筒体210の内部で上下移動可能とするものである。同様の摺動部として、支柱本体281の中間部に中間摺動部293を、支柱本体281の下端近くに下部摺動部295を有する。更に支柱体280は、支柱本体281の下端に下端板297を有して押出しバネ311の上端を押し下げるようにしている。
また、上部摺動部291の下方には、固定環305を有し、外筒体210の外周に配置する制御環301の接続部303が挿入される固定孔307を有している。この接続部303は外筒体210の摺動溝223を貫通して制御環301を固定環305に取り付け、制御環301を支柱本体281へ一体的に固定するものである。
そして、この支柱体280は、図2に示したように、載置部とする載置板283を上端板211の凹部収納部217に位置させたとき、接続部303を摺動溝223の下端近傍に位置させるものである。このとき、制御環301は可動体141の内側端部147を押し下げて装飾部を上方に位置させる。また、このとき、下部摺動部295は解除装置250の係止体255の下面に上面を接触可能とする高さとされるものである。
従って、飛出し部材110の挿入本体部113を開口127から挿入して載置板283ひいては支柱体280を押し下げるように飛出し部材110を押し込むと、下部摺動部295が係止体255よりも下方まで押し下げられる。そして、下部摺動部295が係止体255の先端部256で係止される。このとき、押出しバネ311は強く圧縮され、下部摺動部295ひいては支柱体280の上昇が阻止される。このため、押出しバネ311の圧縮状態が維持されることになる。
この状態で、何れかの差込孔167に挿入された差込部材190の先端が接触板265に接触して接触板265が外筒体210の方向に押圧されると、係止体255がストッパー穴225から抜き出される。このため、係止体255の先端部256と下部摺動部295との係合が外れ、押出しバネ311の弾性力により支柱体280が上方に押し出される。
そして、図5に示したように、接続部303が摺動溝223の上端に達した位置で支柱体280の上昇は停止し、載置部を保護筒135の内部で停止させ、載置板283に載置した飛出し部材110を開口127から放出するように飛び出させる。このとき、上部摺動部291も上端板211の下面に接触し、支柱体280の上昇を阻止している。そして、制御環301も支柱体280の上昇により上昇し、可動部材の内側端部147は解放されて上昇し、装飾部とした外側端部145を自重で降下させるように可動部材を作動させ、装飾部を基部151の上端部153に載せるようにする。
また、飛出し部材110の挿入本体部113を開口127から挿入し、突出部115を係合凹部285に挿入して飛出し部材110を捻じるように回転させると、支柱体280が回転し、摺動溝223に挿入された接続部303の回転により外筒体210が回転する。従って、解除装置250の接触板265を基部151の内側で回転移動させることができる。
このとき、制御環301の接続部303が摺動溝223の上端に接触し、上部摺動部291も上端板211の下面に接触しており、支柱体280が押出しバネ311により押し上げられているため、外筒体210は接続部303や上部摺動部291により持ち上げられて上端板211の上面を保護筒135の下端に圧接させている。
また、飛出し部材110の挿入本体部113を基台部120の上端に設けた開口127から挿入して強く押し下げ、下部摺動部295を係止体255の先端部256の傾斜面257に接触させ、傾斜面257により係止体255を後退させて下部摺動部295を係止体255よりも下方に移動させた後、飛出し部材110への押圧力を緩めると押出しバネ311により支柱体280が押し上げられる。このとき、下部摺動部295を係止する係止体255により、支柱体280の載置板283を上端板211の凹部収納部217に位置させて外筒体210も押し上げられ、上端板211の上面を保護筒135の下端に圧接させることになる。
この保護筒135の下端には等間隔に切欠き部143が設けられ、上端板211の係合環213の内側上面には突起体215を設けているため、突起体215が切欠き部143に位置する毎に飛出し部材110を回転させる際の抵抗感が変化する。この抵抗感の変化であるノッチ効果によって、支柱体280や外筒体210の回転位置が円周を等分した所定回転量だけ回転したことを指先で感じることができる。
また、差込孔167の数と同数とされた各切欠き部143に突起体215が位置したとき、解除装置250の接触板265が各差込孔167の内側に位置するようにしている。このため、飛出し部材110を回転させ、外筒体210に設けた解除装置250を回転移動させて飛出し部材110を飛び出させる特定の差込孔167の位置を変更するに際し、解除装置250の接触板265を常に何れかの差込孔167の内側の位置に停止させることができる。
従って、全ての差込孔167に差込部材190を差し込んでも飛出し部材110は発射されないという誤動作を確実に防止することができる。
また、飛出し部材110を基台部120の上方に発射したとき、制御環301の上昇により可動体141の外側端部145が降下し、飛出し部材110を発射するのみでなく、基台部120における可動体141の動作によって基台部120の変化を大きくして飽きにくい楽しみを遊戯者に対して与えることができる。
この可動体141は、内側端部147の近くを支持部143とし、支持部143よりも外側端部145側を装飾部として基台部120の上部基台121における中間部123から外方に突出させる棒状体である。そして、この棒状体の内側端部147を上方から制御環301により押し下げているものである。
このため、支柱体280と一体とした制御環301が支柱体280の上昇により上昇すると、接触部とした内側端部147への制御環301からの押圧力が開放されることになる。従って、内側端部147の近傍で揺動可能に支持された可動体141は、装飾部とする外側端部145側の自重により外側端部145を降下させるように作動する。
また、この可動体141は、内側端部147の近傍を支持部143として作動するため、装飾部とした外側端部145側の動作として作動幅を大きくすることができる。
そして、制御環301による上方からの押圧力が開放されたときに自重で作動する装飾部を有する可動体141は、構造を単純として容易に基台部120に組み込むことができるものである。
本発明の実施の形態としたゲーム装置100は、飛出し部材110を発射させる特定の差込孔167を変更した場合でも、常に何れか1つの差込孔167を特定の差込孔167とし、全ての差込孔167に差込部材190を差し込んでも飛出し部材110が発射されないという事態が生じることを確実に防止して、常に楽しくゲームを行うことができるゲーム装置100である。
また、基台部120から飛出し部材110を発射させる際、基台部120に設ける可動体141も作動させることにより基台部120を大きく変化させることができ、より一層楽しく遊ぶことができるゲーム装置100である。
100 ゲーム装置 110 飛出し部材
111 頭部 113 挿入本体部
115 突出部 120 基台部
121 上部基台 123 中間部
125 基台上端部 127 開口
131 前方カバー 133 後方カバー
135 保護筒 143 切欠き部
141 可動体 143 支持部
145 外側端部(装飾部) 147 内側端部(接触部)
151 基部
153 上端部 155 外壁部
161 上部外壁 163 下部外壁
167 差込孔 171 底板
173 保持突起 175 保持環
190 差込部材
191 挿入部 193 先端
195 把持部 197 挿入基部
199 弾性部
210 外筒体
211 上端板 213 係合環
215 突起体 217 凹部収納部
221 上部リブ 223 摺動溝
225 ストッパー穴 231 上支持板
233 下支持板 235 係止突起
241 下端部材 243 周壁部
245 係止溝 247 底部
249 係合穴
250 解除装置
251 支持棒 253 係止部支持アーム
255 係止体 256 先端部
257 傾斜面 258 外端部
261 接触部支持アーム 265 接触板
266 上部接触部 267 下部接触部
271 弾性体
280 支柱体
281 支柱本体 283 載置板(載置部)
285 係合凹部 291 上部摺動部
293 中間摺動部 295 下部摺動部(係合部)
297 下端板 301 制御環
303 接続部 305 固定環
307 固定孔 311 押出しバネ

Claims (4)

  1. 基台部に複数の差込孔を有し、何れか1つの特定の差込孔に差込部材を差し込んだとき、前記基台部に取り付けた飛出し部材を発射するゲーム装置であって、前記飛出し部材を前記基台部に取り付けて回転させることにより、前記複数の差込孔の内の前記特定の差込孔を変更可能とするゲーム装置において、
    前記基台部の内部に解除装置を備えた円筒状の外筒体を有し、前記外筒体の内部に前記飛出し部材を発射する支柱体を備え、前記外筒体はその中心軸を中心に回転可能に前記基台部の内部に取り付けられ、前記外筒体の上端を回転可能に支持する保護筒を前記基台部の内部に有し、前記保護筒の下端に等間隔の切欠き部を有すると共に、前記外筒体の上端板上面の前記保護筒と接する箇所に突起体を有し、
    前記外筒体は前記支柱体と一体に底板と平行な平面方向に回転可能であって、前記支柱体の上端に前記飛出し部材の下端面との係合部を有して前記支柱体は前記飛出し部材の回転に従って回転可能とされ、前記支柱体の回転に合わせて前記解除装置を備えた前記外筒体も回転するものであり、
    前記保護筒の下端に設けられる前記切欠き部は、前記差込孔の個数と同数とされ、前記突起体を前記切欠き部に位置させたとき、前記解除装置の接触板を前記差込孔の内側に位置させることを特徴とするゲーム装置。
  2. 前記外筒体は、前記支柱体を押し上げる押出しバネにより前記支柱体と共に上方に付勢され、前記上端板を前記保護筒の下端に圧接させていることを特徴とする請求項1に記載したゲーム装置。
  3. 前記基台部は、前記支柱体の上下移動に合わせて作動する可動体を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したゲーム装置。
  4. 前記可動体は、前記基台部から突出する棒状体とされ、前記棒状体の内側端部近傍で外側端部近傍を上下移動可能に前記基台部に取り付けられ、前記支柱体は前記外筒体の外周に位置させる制御環を備え、前記飛出し部材を前記基台部にセットして前記支柱体を降下させたとき、前記制御環により前記棒状体の前記内側端部を押し下げることを特徴とする請求項3に記載したゲーム装置。
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